JP4644823B2 - 自動利得制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタル無線受信装置において平均受信信号パワーが一定になるように制御する自動利得制御回路に関する。
図9は、ディジタル無線受信装置の従来の構成例を示す。
図において、アンテナ11に受信する無線信号は、LNA(低雑音増幅器)12、MIX(中間周波数変換器)13を介して中間周波数信号に変換された後にIFA(中間周波数増幅器)14で増幅され、直交検波器15で直交検波により水平成分のベースバンドI信号および直交成分のベースバンドQ信号に変換される。このベースバンドI信号およびベースバンドQ信号は、A/D(アナログ/ディジタル)変換器16−1,16−2でそれぞれディジタル信号に変換して復調部17に入力され、同期処理、復調処理、誤り訂正処理などが行われる。一方、ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号は分岐してAGC(自動利得制御)回路18に入力され、平均化部180で受信信号パワーの平均値を算出し、制御部186でこの平均受信信号パワーが一定になるようにLNA12およびIFA14の利得を制御する自動利得制御が行われる。
図10は、従来のAGC回路18における平均化部180の構成例を示す。
図において、ベースバンドI信号は、絶対値演算部181−1および二乗演算部182−1を介して、ベースバンドQ信号は、絶対値演算部181−2および二乗演算部182−2を介して、それぞれの信号パワー|I2 |,|Q2 |が算出され、さらに加算部183を介して受信信号パワー|I2 +Q2 |が算出される。この受信信号パワーは、累積加算部184および除算部185を介して受信信号パワーの平均値が算出される。以上の構成からなる平均化部180で算出された平均受信信号パワーは制御部186に入力され、制御部186は平均受信信号パワーが一定になるようにLNA12およびIFA14の利得を制御する制御信号を出力する。
西村芳一、「無線によるデータ変復調技術」、CQ出版、ISBN:4-7898-3349-6
従来のAGC回路18では、平均受信信号パワーを算出するのに、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号のそれぞれの信号パワー|I2 |,|Q2 |を算出し、加算して平均化処理を行う構成であった。そのために、絶対値演算部181および二乗演算部182が2系統必要になり、さらに受信信号パワー|I2 +Q2 |を算出する加算部183が必要になっていた。また、受信信号パワー|I2 +Q2 |を算出中は、I信号およびQ信号にそれぞれ対応するA/D変換器16−1,16−2も同時に動作していた。
ところで、ベースバンドI信号またはベースバンドQ信号のどちらか一方を使用し、AGCに必要な平均受信信号パワーを算出することができればAGC回路自体の構成が簡単になり、またそのとき使用しないA/D変換器を停止させることにより、ディジタル無線受信装置における消費電力の低減を図ることができる。
本発明は、回路構成を簡単にできるとともに、ディジタル無線受信装置の消費電力を低減することができる自動利得制御回路を提供することを目的とする。
第1の発明は、利得の制御が可能な増幅器を介して受信信号を入力する直交検波器でベースバンドI信号およびベースバンドQ信号に変換し、2系統のA/D変換器を介してそれぞれディジタル信号に変換して復調部に入力するディジタル無線受信装置に備えられ、ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号から受信信号パワーの平均値を算出し、その平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御する自動利得制御回路において、ベースバンドI信号またはベースバンドQ信号の一方を入力し、その平均受信信号パワーを算出する平均化部と、平均化部で算出された平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御するとともに、平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御している間だけ、平均化部に入力しない他方のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させる制御を行う制御部とを備える。
第2の発明は、利得の制御が可能な増幅器を介して受信信号を入力する直交検波器でベースバンドI信号およびベースバンドQ信号に変換し、2系統のA/D変換器を介してそれぞれディジタル信号に変換して復調部に入力するディジタル無線受信装置に備えられ、ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号から受信信号パワーの平均値を算出し、その平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御する自動利得制御回路において、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を入力し、その一方のベースバンド信号を選択する選択回路と、選択回路で選択された一方のベースバンド信号を入力し、その平均受信信号パワーを算出する平均化部と、平均化部で算出された平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御するとともに、平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御している間だけ、選択回路で選択されなかった他方のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させる制御を行う制御部とを備える。
第1の発明および第2の発明において、平均化部は、外部から設定されるサンプル数に応じたピーク検出周期で、入力する一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、そのピーク値から平均受信信号パワーを算出する構成である。
第1の発明および第2の発明において、平均化部は、復調部の周波数誤差検出器から入力する周波数誤差情報に対応するピーク発生周期で、入力する一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、そのピーク値から平均受信信号パワーを算出する構成である。
第1の発明および第2の発明において、平均化部は、入力する一方のベースバンド信号から周波数誤差を検出する周波数誤差検出部を備え、その周波数誤差情報に対応するピーク発生周期で、入力する一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、そのピーク値から平均受信信号パワーを算出する構成である。
第2の発明において、選択回路は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を同時に入力し、各サンプルデータごとに受信レベルの大小を判定して所定のサンプル数で「大」と判定されたサンプル数が大きい方、あるいは所定数のサンプルデータの受信レベルの総和を比較して受信レベルの総和の大きい方、あるいは所定数のサンプルデータの受信レベルの最大値を比較して受信レベルの最大値の大きい方、あるいは所定数のサンプルデータの受信レベルの平均値を比較して受信レベルの平均値の大きい方のベースバンド信号を選択する構成である。
第2の発明において、選択回路は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を所定数のサンプルずつ交互に入力して所定数のサンプルデータの受信レベルを交互に計測し、それぞれの総和を比較して受信レベルの総和の大きい方、あるいはそれぞれの最大値を比較して受信レベルの最大値の大きい方、あるいはそれぞれの平均値を比較して受信レベルの平均値の大きい方のベースバンド信号を選択する構成である。
第3の発明は、利得の制御が可能な増幅器を介して受信信号を入力する直交検波器でベースバンドI信号およびベースバンドQ信号に変換し、2系統のA/D変換器を介してそれぞれディジタル信号に変換して復調部に入力するディジタル無線受信装置に備えられ、ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号から受信信号パワーの平均値を算出し、その平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御する自動利得制御回路において、ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号のうち一方のベースバンド信号を入力し、その周波数誤差情報に対応するピーク発生周期および最小値発生周期を出力する周波数誤差検出部と、ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を入力し、周波数誤差検出部から最小値発生周期を入力し、最小値発生周期のタイミング以外で一方のベースバンド信号を出力し、最小値発生周期のタイミングで他方のベースバンド信号を出力する選択回路と、選択回路を介して一方のベースバンド信号または他方のベースバンド信号を入力し、周波数誤差検出部からピーク発生周期および最小値発生周期を入力し、ピーク発生周期で一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、最小値発生周期で他方のベースバンド信号のピーク値を検出し、それらのピーク値から平均受信信号パワーを算出する平均化部と、平均化部から平均受信信号パワーを入力し、周波数誤差検出部からピーク発生周期を入力し、平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御するとともに、平均受信信号パワーが一定になるように増幅器の利得を制御している間でかつピーク発生周期ごとに他方のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させる制御を行う制御部とを備える。
また、ディジタル無線受信装置は、受信信号を中間周波数信号に変換する中間周波数変換器を含み、制御部は、中間周波数変換器のクロック周波数を制御する機能を付加し、受信信号の周波数誤差が小さい場合に中間周波数変換器で使用するクロック周波数を切り換える構成としてもよい。
本発明の自動利得制御回路は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号のいずれかのピーク値をモニタして平均受信信号パワーを検出し、自動利得制御に供することができるので、信号パワーの検出系を1系統にして回路構成を簡単にすることができる。また、自動利得制御中はモニタしない系統のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させることにより、ディジタル無線受信装置の消費電力の低減を図ることができる。
(AGC回路の第1の実施形態)
図1は、本発明のAGC回路の第1の実施形態を示す。ここに示すディジタル無線受信装置のLNA(低雑音増幅器)12、MIX(中間周波数変換器)13、IFA(中間周波数増幅器)14、直交検波器15、A/D(アナログ/ディジタル)変換器16−1,16−2および復調部17は、図9に示す従来のものと同様の機能を有する。
ここで、本実施形態のAGC回路20Aは、平均化部200および制御部210により構成される。平均化部200は、ベースバンドI信号またはベースバンドQ信号のどちらか一方を入力し、AGCに必要な平均受信信号パワーを算出する。制御部210は、平均化部200で算出された平均受信信号パワーが一定になるようにLNA12およびIFA14の利得を制御する制御信号を出力するとともに、その制御中にA/D変換器16−1,16−2の一方の動作を停止させる制御を行う。なお、以下の説明では、ベースバンドI信号の受信信号パワーをモニタし、動作を停止させるA/D変換器はベースバンドQ信号を出力するA/D変換器16−2とするが、ベースバンドQ信号をモニタする構成に入れ替えても同様である。
(AGC回路20Aにおける平均化部200の第1の構成例)
図2は、第1の実施形態のAGC回路20Aにおける平均化部200の第1の構成例を示す。
図2(1) において、平均化部200は、ピーク検出部201、絶対値演算部202、二乗演算部203、累積加算部204および除算部205により構成される。ピーク検出部201は、外部から設定されるサンプル数に応じて、そのサンプル数ごとのベースバンドI信号のピーク値を検出する。サンプル数は、ディジタル無線受信装置で使用する基準周波数発生器の誤差から算出する。または、1シンボルを基準にオーバーサンプリングする値を使用する。絶対値演算部202および二乗演算部203は、ピーク検出部201で検出されるベースバンドI信号のピーク値の受信信号パワー|I2 |を算出し、累積加算部204および除算部205は受信信号パワー|I2 |の平均値を算出する。ベースバンドI信号とそのピーク値と受信信号パワー|I2 |の関係を図2(2) に示す。黒点はサンプル数ごとのピーク値を示す。
制御部210は、ベースバンドI信号の平均受信信号パワー|I2 |が一定になるようにLNA12およびIFA14の利得を制御する制御信号を出力するとともに、平均受信信号パワー|I2 |の算出中と、LNA12およびIFA14の制御中は、ベースバンドQ信号に対応するA/D変換器16−2の動作を停止させる。これにより、AGC回路20Aは、ベースバンドQ信号の受信信号パワー|Q2 |を算出する系統が不要になって構成が簡単になるとともに、ベースバンドQ信号に対応するA/D変換器16−2の動作停止により消費電力を低減させることができる。
(AGC回路20Aにおける平均化部200の第2の構成例)
図3は、第1の実施形態のAGC回路20Aにおける平均化部200の第2の構成例を示す。
図3(1) において、平均化部200は、ピーク検出部201、絶対値演算部202、二乗演算部203、累積加算部204および除算部205により構成される。ピーク検出部201は、復調部17の周波数誤差検出器171からピーク発生周期(周波数誤差)情報を入力し、その1周期ごとのベースバンドI信号のピーク値を検出する。絶対値演算部202および二乗演算部203は、ピーク検出部201で検出されるベースバンドI信号のピーク値の受信信号パワー|I2 |を算出し、累積加算部204および除算部205は受信信号パワー|I2 |の平均値を算出する。ベースバンドI信号とそのピーク値と受信信号パワー|I2 |の関係を図3(2) に示す。黒点はピーク発生周期ごとのピーク値を示す。
制御部210の動作および作用・効果は第1の構成例と同様である。ただし、復調部17の周波数誤差検出器171で受信データ(I信号およびQ信号)から周波数誤差を検出するまではA/D変換器16−1,16−2を動作させる。ピーク検出部201がその周波数誤差情報に基づいて、ベースバンドI信号のピーク値の受信信号パワー|I2 |を検出することにより、第1の構成例と同様にベースバンドQ信号に対応するA/D変換器16−2の動作を停止させながらAGC動作を開始することになる。なお、周波数誤差情報はピーク発生周期に対応しており、第1の構成例に比べて正確にピーク検出が可能となる。
(AGC回路20Aにおける平均化部200の第3の構成例)
図4は、第1の実施形態のAGC回路20Aにおける平均化部200の第3の構成例を示す。本実施形態の特徴は、平均化部200に、ベースバンドI信号のピーク発生周期(周波数誤差)を検出するための周波数誤差検出器206を備えるところにある。したがって、第2の構成例と異なり、周波数誤差検出中もベースバンドQ信号に対応するA/D変換器16−2の動作を停止させることができる。その他の動作および作用・効果は第2の構成例と同様である。また、周波数誤差検出器206で検出された周波数誤差情報により受信データの周波数補正制御(AFC)を行う周波数補正回路207を備えてもよい。
(AGC回路の第2の実施形態)
図5は、本発明のAGC回路の第2の実施形態を示す。本実施形態のAGC回路20Bは、平均化部200に入力するベースバンドI信号またはベースバンドQ信号を選択する選択回路220を備えたことを特徴とする。なお、選択回路220で選択されたベースバンドI信号またはベースバンドQ信号を入力する平均化部200の構成は、図2〜図4に示す第1の実施形態のAGC回路20Aの平均化部200の各構成例が対応し、制御部210は次の制御動作を除いて第1の実施形態と同様である。
第1の実施形態は、予めベースバンドI信号の受信信号パワーをモニタする例を示し、制御部210が動作停止するA/D変換器はベースバンドQ信号を出力するA/D変換器16−2としていたが、本実施形態の制御部210は選択回路220から選択情報を取得し、ベースバンドI信号またはベースバンドQ信号のうち非選択となった側のA/D変換器を動作停止とする。
(AGC回路20Bにおける選択回路220の構成例)
図6は、第2の実施形態のAGC回路20Bにおける選択回路220の構成例を示す。 図6(1) に示す選択回路220は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を同時に入力し、各サンプルデータごとに受信レベルを比較して大小を判定し、所定のサンプル数で「大」と判定されたサンプル数が大きい方の受信データを選択する構成である。
図6(2) に示す選択回路220は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を同時に入力し、所定数のサンプルデータの受信レベルの総和を比較し、受信レベルの総和の大きい方の受信データを選択する構成である。
図6(3) に示す選択回路220は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を同時に入力し、所定数のサンプルデータの受信レベルの最大値を比較し、受信レベルの最大値の大きい方の受信データを選択する構成である。
図6(4) に示す選択回路220は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を同時に入力し、所定数のサンプルデータの受信レベルの平均値を比較し、受信レベルの平均値の大きい方の受信データを選択する構成である。
図6(5) に示す選択回路220は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を所定数のサンプルずつ交互に入力し、所定数のサンプルデータの受信レベルを交互に計測してそれぞれの総和を比較し、受信レベルの総和の大きい方の受信データを選択する構成である。
図6(6) に示す選択回路220は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を所定数のサンプルずつ交互に入力し、所定数のサンプルデータの受信レベルを交互に計測してそれぞれの最大値を比較し、受信レベルの最大値の大きい方の受信データを選択する構成である。
図6(7) に示す選択回路220は、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を所定数のサンプルずつ交互に入力し、所定数のサンプルデータの受信レベルを交互に計測してそれぞれの平均値を比較し、受信レベルの平均値の大きい方の受信データを選択する構成である。
図6(5) 〜(7) に示す選択回路220では、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号の受信レベルを交互に計測するため、その計測に要する回路を2系統備える必要がなくなり、図6(1) 〜(4) に示す選択回路220に比べて消費電力を低減することができる。
(AGC回路の第3の実施形態)
図7は、本発明のAGC回路の第3の実施形態を示す。第2の実施形態のAGC回路20Bは、受信レベルを比較してベースバンドI信号またはベースバンドQ信号の一方を選択して平均受信信号パワーを算出するとともに、非選択側のA/D変換器の動作を停止させる制御を行う構成であった。本実施形態のAGC回路20Cは、通常はベースバンドI信号またはベースバンドQ信号の一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、その一方のベースバンド信号の最小値発生周期で他方のベースバンド信号のピーク値を検出し、各ピーク値から平均受信信号パワーを算出するとともに、一方のベースバンド信号のピーク発生周期で他方のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させる制御を行うことを特徴とする。
図7において、ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を入力する選択回路240は、通常は例えばベースバンドI信号を選択して平均化部230に出力する。一方、周波数誤差検出部206は、ベースバンドI信号の周波数誤差を検出してピーク発生周期および最小値発生周期を検出する。選択回路240は、ベースバンドI信号の最小値発生周期でベースバンドQ信号を平均化部230に出力する。平均化部230は、ベースバンドI信号のピーク発生周期および最小値発生周期で、選択回路240を介して入力するベースバンドI信号のピーク値およびベースバンドQ信号のピーク値を検出し、各ピーク値から平均受信信号パワーを算出する。制御部250は、その平均受信信号パワーが一定になるようにLNA12およびIFA14の利得を制御するとともに、その制御中にベースバンドI信号のピーク発生周期で、ベースバンドQ信号を出力するA/D変換器16−2の動作を停止させる制御を行う。
なお、周波数誤差検出部206は、ベースバンドI信号のピーク発生周期および最小値発生周期を検出した後は、ベースバンドI信号の周波数誤差検出を停止しても、選択回路240、平均化部230および制御部250は、そのピーク発生周期および最小値発生周期を維持する構成としてもよい。
以下、図7および図8を参照して第3の実施形態のAGC回路20Cの平均化部230の構成および動作例について説明する。図8(1) において、平均化部230は、ピーク検出部201、絶対値演算部202、二乗演算部203、累積加算部204および除算部205により構成される。ピーク検出部201には、まず選択回路240の選択によりベースバンドI信号が入力され、周波数誤差検出部206には常時、ベースバンドI信号が入力されるものとする。周波数誤差検出器206は、ベースバンドI信号の周波数誤差情報に基づきピーク発生周期および最小値発生周期を出力し、選択回路240はこの最小値発生周期ごとにベースバンドI信号からベースバンドQ信号に切り換えて出力する。また、制御部250は、このピーク発生周期ごとにベースバンドQ信号に対応するA/D変換器16−2の動作を停止させる。すなわち、A/D変換器16−2は、ベースバンドI信号の最小値発生周期ごとに動作してベースバンドQ信号を出力し、選択回路240を介してピーク検出部201に入力される。
ピーク検出部201は、周波数誤差検出器206からピーク発生周期および最小値発生周期を入力し、ピーク発生周期ごとにベースバンドI信号のピーク値を検出し、最小値発生周期ごとにベースバンドQ信号のピーク値を検出する。絶対値演算部202および二乗演算部203は、ピーク検出部201で検出されるベースバンドI信号およびベースバンドQ信号のピーク値から、ベースバンドI信号の受信信号パワー|I2 |として算出し、累積加算部204および除算部205は受信信号パワー|I2 |の平均値を算出する。ベースバンドI信号(実線)およびベースバンドQ信号(破線)とそのピーク値と受信信号パワー|I2 |の関係を図8(2) に示す。黒点はベースバンドI信号のピーク発生周期ごとのピーク値およびベースバンドI信号の最小値周期発生周期ごとのベースバンドQ信号のピーク値を示す。
(AGC回路の他の実施形態)
図1,図5,図7に示すAGC回路の各実施形態で、周波数誤差検出によるピーク発生周期を利用する構成において、制御部210に、MIX(中間周波数変換器)13のクロック周波数を制御する機能を付加し、受信信号の周波数誤差が小さい場合にMIX13で使用するクロック周波数を切り換えるようにしてもよい。これにより、周波数誤差が非常に小さい場合にピーク検出を容易にすることができる。
本発明のAGC回路の第1の実施形態を示す図。 第1の実施形態のAGC回路20Aにおける平均化部200の第1の構成例を示す図。 第1の実施形態のAGC回路20Aにおける平均化部200の第2の構成例を示す図。 第1の実施形態のAGC回路20Aにおける平均化部200の第3の構成例を示す図。 本発明のAGC回路の第2の実施形態を示す図。 第2の実施形態のAGC回路20Bにおける選択回路220の構成例を示す図。 本発明のAGC回路の第3の実施形態を示す図。 第3の実施形態のAGC回路20Cにおける平均化部230の構成例を示す図。 ディジタル無線受信装置の従来の構成例を示す図。 従来のAGC回路18における平均化部180の構成例を示す図。
符号の説明
11 アンテナ
12 LNA(低雑音増幅器)
13 MIX(中間周波数変換器)
14 IFA(中間周波数増幅器)
15 直交検波器
16−1,16−2 A/D(アナログ/ディジタル)変換器
17 復調部
171 周波数誤差検出部
18,20A,20B,20C AGC(自動利得制御)回路
200,230 平均化部
201 ピーク検出部
202 絶対値演算部
203 二乗演算部
204 累積加算部
205 除算部
206 周波数誤差検出部
207 周波数補正回路
210,250 制御部
220,240 選択回路

Claims (9)

  1. 利得の制御が可能な増幅器を介して受信信号を入力する直交検波器でベースバンドI信号およびベースバンドQ信号に変換し、2系統のA/D変換器を介してそれぞれディジタル信号に変換して復調部に入力するディジタル無線受信装置に備えられ、前記ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号から受信信号パワーの平均値を算出し、その平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御する自動利得制御回路において、
    前記ベースバンドI信号またはベースバンドQ信号の一方を入力し、その平均受信信号パワーを算出する平均化部と、
    前記平均化部で算出された平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御するとともに、前記平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御している間だけ、前記平均化部に入力しない他方のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させる制御を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする自動利得制御回路。
  2. 利得の制御が可能な増幅器を介して受信信号を入力する直交検波器でベースバンドI信号およびベースバンドQ信号に変換し、2系統のA/D変換器を介してそれぞれディジタル信号に変換して復調部に入力するディジタル無線受信装置に備えられ、前記ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号から受信信号パワーの平均値を算出し、その平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御する自動利得制御回路において、
    前記ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を入力し、その一方のベースバンド信号を選択する選択回路と、
    前記選択回路で選択された一方のベースバンド信号を入力し、その平均受信信号パワーを算出する平均化部と、
    前記平均化部で算出された平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御するとともに、前記平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御している間だけ、前記選択回路で選択されなかった他方のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させる制御を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする自動利得制御回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動利得制御回路において、
    前記平均化部は、外部から設定されるサンプル数に応じたピーク検出周期で、入力する一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、そのピーク値から平均受信信号パワーを算出する構成である
    ことを特徴とする自動利得制御回路。
  4. 請求項1または請求項2に記載の自動利得制御回路において、
    前記平均化部は、前記復調部の周波数誤差検出器から入力する周波数誤差情報に対応するピーク発生周期で、入力する一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、そのピーク値から平均受信信号パワーを算出する構成である
    ことを特徴とする自動利得制御回路。
  5. 請求項1または請求項2に記載の自動利得制御回路において、
    前記平均化部は、入力する一方のベースバンド信号から周波数誤差を検出する周波数誤差検出部を備え、その周波数誤差情報に対応するピーク発生周期で、入力する一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、そのピーク値から平均受信信号パワーを算出する構成である
    ことを特徴とする自動利得制御回路。
  6. 請求項2に記載の自動利得制御回路において、
    前記選択回路は、前記ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を同時に入力し、各サンプルデータごとに受信レベルの大小を判定して所定のサンプル数で「大」と判定されたサンプル数が大きい方、あるいは所定数のサンプルデータの受信レベルの総和を比較して受信レベルの総和の大きい方、あるいは所定数のサンプルデータの受信レベルの最大値を比較して受信レベルの最大値の大きい方、あるいは所定数のサンプルデータの受信レベルの平均値を比較して受信レベルの平均値の大きい方のベースバンド信号を選択する構成である
    ことを特徴とする自動利得制御回路。
  7. 請求項2に記載の自動利得制御回路において、
    前記選択回路は、前記ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を所定数のサンプルずつ交互に入力して所定数のサンプルデータの受信レベルを交互に計測し、それぞれの総和を比較して受信レベルの総和の大きい方、あるいはそれぞれの最大値を比較して受信レベルの最大値の大きい方、あるいはそれぞれの平均値を比較して受信レベルの平均値の大きい方のベースバンド信号を選択する構成である
    ことを特徴とする自動利得制御回路。
  8. 利得の制御が可能な増幅器を介して受信信号を入力する直交検波器でベースバンドI信号およびベースバンドQ信号に変換し、2系統のA/D変換器を介してそれぞれディジタル信号に変換して復調部に入力するディジタル無線受信装置に備えられ、前記ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号から受信信号パワーの平均値を算出し、その平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御する自動利得制御回路において、
    前記ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号のうち一方のベースバンド信号を入力し、その周波数誤差情報に対応するピーク発生周期および最小値発生周期を出力する周波数誤差検出部と、
    前記ディジタル信号に変換されたベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を入力し、前記周波数誤差検出部から前記最小値発生周期を入力し、前記最小値発生周期のタイミング以外で前記一方のベースバンド信号を出力し、前記最小値発生周期のタイミングで他方のベースバンド信号を出力する選択回路と、
    前記選択回路を介して前記一方のベースバンド信号または前記他方のベースバンド信号を入力し、前記周波数誤差検出部から前記ピーク発生周期および最小値発生周期を入力し、前記ピーク発生周期で前記一方のベースバンド信号のピーク値を検出し、前記最小値発生周期で前記他方のベースバンド信号のピーク値を検出し、それらのピーク値から平均受信信号パワーを算出する平均化部と、
    前記平均化部から前記平均受信信号パワーを入力し、前記周波数誤差検出部から前記ピーク発生周期を入力し、前記平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御するとともに、前記平均受信信号パワーが一定になるように前記増幅器の利得を制御している間でかつ前記ピーク発生周期ごとに前記他方のベースバンド信号に対応するA/D変換器の動作を停止させる制御を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする自動利得制御回路。
  9. 請求項4または請求項5または請求項8に記載の自動利得制御回路において、
    前記ディジタル無線受信装置は、前記受信信号を中間周波数信号に変換する中間周波数変換器を含み、
    前記制御部は、前記中間周波数変換器のクロック周波数を制御する機能を付加し、受信信号の周波数誤差が小さい場合に中間周波数変換器で使用するクロック周波数を切り換える構成である
    ことを特徴とする自動利得制御回路。
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