JP4812854B2 - 受信機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る受信機の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の受信機1は、無線部2と、復調・復号部3と、制御部4とを備えている。無線部2は、入力されたRF信号を増幅する低雑音増幅器(以下、“LNA”と呼ぶ)21と、LNA21で増幅されたRF信号を増幅するRF増幅回路22と、RF増幅回路22で増幅されたRF信号を中間周波に変換する混合器23Aおよび局部発振器23Bからなる周波数変換回路23と、周波数変換回路23からの中間周波信号を増幅するIF増幅回路24と、中間周波信号の帯域を制限する帯域制限回路25と、帯域制限された中間周波信号をディジタル変換するアナログ・ディジタル変換回路26とを備えている。
上述した実施の形態1の受信機1では、受信品質を計るものとしてBERを用いたが、実施の形態2の受信機ではBERに加えてCNを用いている。実施の形態2の受信機の構成は実施の形態1の受信機1と同一であるので図1を援用することとし、また本実施の形態の受信機には符号1Aを付与する。
どのようなフェージング環境下でも成り立つような制御段数が必要であり、制御段数設計はBER傾きで決まる。
(静特性の感度CN)+ydB=(動特性の感度CN)とするとき、静特性の感度CN+xdBをCN閾値とした場合、(動特性の感度CN)+(動特性のBER特性の傾きの逆数)−(CN閾値)=(静特性の感度CN+ydB)+(動特性のBER特性の傾きの逆数)−(静特性の感度CN+xdB)=(動特性のBER特性の傾きの逆数)+(y−x)>0となるように、xを設定することで、動特性におけるBER閾値BER1を満足するCNよりもCN閾値(静特性の感度CN+xdB)は大きくなることになり、a〜a1、a1〜a2、a2〜a3ではCN閾値は満足できており、BER閾値BER1を満足できれば、次の段階に移行するという動作になる。
図13は、本発明の実施の形態3に係る受信機の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の受信機1Bは、利得を可変できるRF増幅回路22Aを有し、制御部4がLNA21の電流制御の他にRF増幅回路22Aの電流制御を行う。RF増幅回路22Aは、LNA21が通常モード(第1の状態)と省電力モード(第2の状態)をとるのと同様に、LNA21の通常モードに相当する第3の状態と、LNA21の省電力モードに相当する第4の状態をとる。なお、モード制御処理については、実施の形態1、実施の形態2と同様のため説明を省略する。
図14は、本発明の実施の形態4に係る受信機の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の受信機1Cは、位相調整回路27と振幅調整回路28を備えた無線部2Cを有している。位相調整回路27と振幅調整回路28はLNA21とRF増幅回路22との間に介挿される。位相調整回路27と振幅調整回路28を設けた理由は次の通りである。すなわち、アナログ回路部分に利得可変増幅器であるLNAを有する場合、その可変利得増幅器の利得変化により生ずる位相変化のため、パイロット信号に基づく基準位相の検出に誤差が生じ、誤りが生ずるという問題が発生、つまり、利得変化が生じたときに可変利得増幅器の入出力信号間で相対位相差、および相対振幅差が崩れるので、この問題を解決するために位相調整回路27と振幅調整回路28を設けた。
図23は、本発明の実施の形態5に係る受信機の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の受信機1Dは、直交周波数分割多重方式の無線信号を受信、復調する受信機であって、復調回路31の復調結果を元に制御タイミング生成回路43でLNA21を制御するタイミングを生成し、制御回路42からLNA21を制御する構成をとる。
2、2A、2C 無線部
3 復調・復号部
4 制御部
21 LNA
22、22A RF増幅回路
23 周波数変換回路
23A 混合器
23B 局部発振器
24、24A IF増幅回路
25 帯域制限回路
26 アナログ・ディジタル変換回路
27 位相調整回路
28 振幅調整回路
31 復調回路
32 復号回路
33 受信品質計算回路
41 LNA・ON/OFF判定回路
42 制御回路
43 制御タイミング生成回路
Claims (4)
- 無線信号を受信する受信機の一部を構成し、電流値の異なる第1および第2の状態を備えた低雑音増幅回路と、
前記低雑音増幅回路に入力される入力信号についてBERとCNを含む受信品質を計算する受信品質計算部と、
前記低雑音増幅回路の前記第1の状態および第2の状態を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
所定時間内において前記低雑音増幅回路の前記第1の状態と前記第2の状態を所定の動作比率で動作させる中間状態をその動作比率の違いにより複数設定するとともに、BERについて第1のBER閾値および第2のBER閾値を設定し、CNについて第1のCN閾値を設定し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第1のBER閾値に対して小さく、かつCNの値が前記第1のCN閾値に対して大きい場合、前記所定の動作比率の前記第2の状態がより多い中間状態へ移行し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第2のBER閾値に対して大きい場合、前記第1の状態へ移行するよう制御することを特徴とする受信機。 - 無線信号を受信する受信機の一部を構成し、電流値の異なる第1および第2の状態を備えた低雑音増幅回路、および電流値の異なる第3および第4の状態を備えた無線増幅回路と、
前記低雑音増幅回路、前記無線増幅回路に入力される入力信号についてBERを含む受信品質を計算する受信品質計算部と、
前記低雑音増幅回路の前記第1の状態および第2の状態、前記無線増幅回路の前記第3の状態および第4の状態を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
所定時間内において前記低雑音増幅回路の前記第1の状態と前記第2の状態を所定の動作比率で動作させる中間状態をその動作比率の違いにより複数設定するとともに、BERについて第1のBER閾値および第2のBER閾値を設定し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第1のBER閾値に対して小さい場合、前記所定の動作比率の前記第2の状態がより多い中間状態へ移行し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第2のBER閾値に対して大きい場合、前記第1の状態へ移行し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第1のBER閾値に対して大きく、かつ前記第2のBER閾値に対して小さい場合、現在の中間状態を維持するよう制御する第1の制御動作と、
所定時間内において前記無線増幅回路の前記第3の状態と前記第4の状態を所定の動作比率で動作させる中間状態をその動作比率の違いにより複数設定するとともに、BERについて第3のBER閾値および第4のBER閾値を設定し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第3のBER閾値に対して小さい場合、前記所定の動作比率の前記第4の状態がより多い中間状態へ移行し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第2のBER閾値に対して大きい場合、前記所定の動作比率の前記第4の状態がより少ない中間状態へ移行し、
前記受信品質計算部で計算されたBERの値が前記第3のBER閾値に対して大きく、かつ前記第2のBER閾値に対して小さい場合、現在の中間状態を維持するよう制御する第2の制御動作に関して、
前記第1の制御動作および前記第2の制御動作を同時に、或いは順番に制御することを特徴とする受信機。 - 前記低雑音増幅回路の第1の状態から第2の状態、或いは第2の状態から第1の状態へ移行する際に発生する振幅、位相の補正を状態変化するタイミングで各状態変化に応じた振幅・位相補正を行う振幅位相補正部と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の受信機。 - 直交周波数分割多重方式信号を受信する受信機であって、
前記低雑音増幅回路の第1の状態から第2の状態、或いは第2の状態から第1の状態へ移行する際に、前記直交周波数分割多重方式信号のガードインターバルタイミングで各状態の変化を行う制御タイミング生成部と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の受信機。
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