JP5217968B2 - 送信装置 - Google Patents

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本発明は、無線信号を送信する送信装置に関する。
移動しながら通信が可能である移動体通信においては、無線基地局がカバーするセル内で効率的な端末収容を可能とするために、端末自体のパワーを無線基地局からの指定値通りに保つ自動送信制御(APC:Automatic Power Control)が重要である。
LTE(Long Term Evolution)システムにおいて、端末は15kHzの比較的低速なシンボル速度と、16QAMに及ぶ多値変調を用いて送信動作を行う。またこの時の送信帯域は、最小で180kHz、最大で18MHz幅までの可変帯域となっている。
LTEシステムにおいて送信制御の単位は1sub−frame(1ms)であり、この単位時間内に、正確な出力制御を行う必要がある。
一般的に、APCのための送信出力測定には、端末の出力端から分岐してダイオード等の検波器および電圧の平滑化を行う低域フィルタ(LPF:Low Pass Filter)を設置し、これらの出力である電圧値をある区間、例えば1スロット内で平均化するなどして、求めた値を出力電力として用いている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−318747号公報
ここで、16QAM等の多値変調方式においては、送出するシンボルによってベースバンド信号の振幅が変動する。
図7は、IQ(In Phase−Quadrature Phase)平面上の16QAMのシンボル配置を示す図である。
図7より明らかなように、これらのシンボルは、平均出力振幅と同一、すなわち平均出力電力と同一の電力を持つ8つのシンボル点と、平均出力電力よりも大きな電力を持つ4つのシンボル点と、平均出力電力よりも小さな電力を持つ4つのシンボル点とから形成される。これらの内、最大振幅をもつシンボルと、最小振幅を持つシンボルとの間には9.5dBの電力差が存在する。
WCDMA等、シンボル遷移速度の速い(3.84MHz)システムにおいては、出力電力計測時間の中で多くのシンボルを計測し、これらを平均化処理することによって、概ね平均電力に近い出力電力値を算定することが可能である。
しかし、LTEシステムでは、そのシンボル速度が15kHzと低速であることから、1msの無線subframeにおいて1搬送キャリアあたりの送信シンボルは7個(ノーマルCP時)あるいは6個(拡張CP時)しか存在しない。これは、搬送キャリアは12本を1単位としたリソース・ブロック単位で送信されるため、例えば、最も狭い帯域を出力する条件である1リソース・ブロックの送信時において、subframe内の送出シンボルは84個(ノーマルCP時)あるいは72個(拡張CP時)となる。
このため、送出データの偏在によって、例えば平均電力を上回るシンボルの偏在したデータ、または平均電力を下回るシンボルの偏在したデータを送出することによって、計測する出力電力が誤差を持つ可能性が高くなってしまうという問題点がある。
つまり、特に狭帯域送信時において、測定のタイミングと、測定時の送信データシンボルによっては、出力検波に基づいて算定した出力電力値に大きな誤差を生じてしまうおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決する送信装置を提供することを目的とする。
本発明の送信装置は、
無線信号を送信する送信装置であって、
前記無線信号の送信電力の利得値を決定する送信出力決定手段と、
前記無線信号の送信波形を生成する送信波形生成手段と、
前記送信波形生成手段が生成した送信波形の振幅を計算して、該送信波形を平均化する振幅計算・平均化手段と、
前記送信出力決定手段が決定した利得値を用いて、前記送信波形生成手段が生成した送信波形を、当該送信装置が有するアンテナから送信するため無線送信周波数の送信波形へ変換して出力するRFICと、
前記RFICが出力した送信波形を、前記アンテナと当該送信装置内に帰還するための帰還パスとへ分岐して出力する結合器と、
前記帰還パスへ出力された送信波形を包絡線成分を持つ正の電圧波形へ変換する検波器と、
前記検波器が変換した電圧波形を平均化する平均化手段と、
前記振幅計算・平均化手段が平均化した送信波形と、前記平均化手段が平均化した電圧波形とを比較する比較器と、
前記比較器が比較した結果に基づいて、前記振幅計算・平均化手段が平均化した送信波形と前記平均化手段が平均化した電圧波形との差分をオフセット値として前記送信出力決定手段へ出力する演算器とを有し、
前記送信出力決定手段は、前記演算器から出力されたオフセット値に基づいて前記利得値を決定する。
以上説明したように本発明においては、無線信号の送信電力の利得値を決定する送信出力決定手段と、無線信号の送信波形を生成する送信波形生成手段と、送信波形生成手段が生成した送信波形の振幅を計算して、送信波形を平均化する振幅計算・平均化手段と、送信出力決定手段が決定した利得値を用いて、送信波形生成手段が生成した送信波形を、アンテナから送信するため無線送信周波数の送信波形へ変換して出力するRFICと、RFICが出力した送信波形を、アンテナと帰還パスとへ分岐して出力する結合器と、帰還パスへ出力された送信波形を包絡線成分を持つ正の電圧波形へ変換する検波器と、検波器が変換した電圧波形を平均化する平均化手段と、振幅計算・平均化手段が平均化した送信波形と、平均化手段が平均化した電圧波形とを比較する比較器と、比較器が比較した結果に基づいて、振幅計算・平均化手段が平均化した送信波形と平均化手段が平均化した電圧波形との差分をオフセット値として送信出力決定手段へ出力する演算器とを有し、送信出力決定手段は、演算器から出力されたオフセット値に基づいて利得値を決定する構成としたため、送信シンボル配置の偏りにとらわれない高精度かつ安定した送信出力を維持することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の送信装置の第1の実施の形態を示す図である。
本形態における送信装置には図1に示すように、デジタルベースバンド処理部101と、RFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)102と、受信部110と、共用器111と、アンテナ112と、パワーアンプ103と、結合器104と、検波器105と、低域フィルタ106とが設けられている。
デジタルベースバンド処理部101は、本送信装置から送信される信号のデジタルベースバンド処理を行う。デジタルベースバンド処理部101には、さらに、A/D変換器121と、比較器123と、演算器124と、送信波形生成手段125と、送信出力決定手段126と、振幅計算・平均化手段127と、平均化手段128とが設けられている。
送信出力決定手段126は、上位レイヤから送信されてきた要求141で要求される送信電力を元に平均送信電力を決定する。この時点で、サンプル分布の不均一による電力変化は考慮されていない。決定した平均送信電力と、演算器124から出力されたオフセット値とを加算する。この結果、上記を考慮した最適な送信出力を決定する。また、この送信出力を元にRFIC102の送信利得(利得値)を計算する。そして、計算した送信利得(利得値)を手段131によってRFIC102へ出力する。
送信波形生成手段125は、通信上位層からの要求142に従い、デジタル信号あるいはアナログ信号のIQ振幅波形(ベースバンド信号)を生成する。また、生成したIQ振幅波形を手段132を用いてRFIC102へ出力する。また、生成したIQ振幅波形を振幅計算・平均化手段127とへ出力する。
振幅計算・平均化手段127は、送信波形生成手段125から出力されたIQ振幅波形に基づいて、送信波形の振幅を計算し、適宜平均化する。平均化した波形を比較器123へ出力する。
A/D変換器121は、低域フィルタ106から出力されたアナログ信号をデジタル信号(電圧波形)へ変換して平均化手段128へ出力する。
平均化手段128は、A/D変換器121から出力された電圧波形について、低域フィルタ106で落としきれない高調波成分を平均化によって除去する。そして高周波成分を除去した電圧波形を比較器123へ出力する。
比較器123は、振幅計算・平均化手段127から出力された波形(ベースバンド送信波形)と、平均化手段128から出力された電圧波形(検波電圧波形)とを比較する。このとき、振幅計算・平均化手段127から出力された波形の振幅成分の絶対値と、平均化手段128から出力された電圧波形の値とを、時間方向に比較する。そして、それらの出力誤差を比較結果として、演算器124へ出力する。
演算器124は、比較器123から出力された比較結果である出力誤差を平均化し、当該平均化した出力誤差を送信出力決定手段126に対するオフセット値として、送信出力決定手段126へ出力する。このオフセット値は、送信出力決定手段126に対して出力指定値(固定デジタル値)に対するものである。
また、RFIC102は、デジタルベースバンド処理部101から出力されたIQ振幅波形を、内部のアップコンバートミキサを用いて無線送信周波数の送信波形へ変換する。この変換には、送信出力決定手段126から出力された送信利得が用いられる。このとき、デジタルベースバンド処理部101から出力されたIQ振幅波形がデジタル波形である場合、これに先立って当該デジタル波形をアナログ波形へ変換する。そして、無線送信周波数の送信波形へ変換された信号をパワーアンプ103へ出力する。
受信部130は、共用器111から出力された信号を受信する。また、受信した信号をRFIC102へ出力する。
共用器111は、アンテナ112にて受信した信号を受信部110へ出力する。また、結合器104から出力された信号をアンテナ112へ出力する。
アンテナ112は、共用器111から出力された送信信号を無線信号として送信する。また、無線信号を受信し、受信した信号を共用器111へ出力する。
パワーアンプ103は、RFIC102から出力された送信波形を所定の利得で増幅する。また、増幅した送信波形を結合器104へ出力する。
結合器104は、パワーアンプ103から出力された送信波形を共用器111と検波器105とへ分岐して出力する。
検波器105は、結合器104を介して無線信号波形そのもの(高周波)を受け取り、当該無線信号波形を、内部のダイオード等を用いてこれを信号電圧の包絡線成分を持つ、正の電圧波形へ変換する。そして、変換された電圧波形を低域フィルタ106へ出力する。
低域フィルタ106は、検波器105から出力されてきた電圧波形のうち、あらかじめ設定された低周波の帯域の波形のみをA/D変換器121へ出力する。ここで、低域フィルタ106の帯域は、信号電力から搬送波周波数の寄与を取り除き(平滑化し)つつ、ベースバンド信号の周波数成分が残るような(平滑化されない)帯域に設定しておく。また、低域フィルタ106から出力される波形は、原信号の包絡線成分を持つ電圧波形となる。原信号の包絡線成分(送信出力の包絡線電圧)とは、無線送信周波数(0.7〜2.6GHz)で高速に動く信号に、例えばダイオード検波器105と低域フィルタ106とを用い、ピーク成分を残しながら信号の包絡線状の波形を得た出力電圧のことである。
図2は、無線信号と包絡線検波出力波形との振幅の時間的変化の一例を示す図である。
図2に示すように、包絡線検波出力(検波器105と低域フィルタ106とから構成される包絡線検波器の出力)702は、無線信号701のピーク成分を残しながら信号の包絡線状の波形を得た低帯域成分のみからなる波形となる。
また、この結合器104から、検波器105、低域フィルタ106、A/D変換器121および平均化手段128を介した比較器123までのルートは、帰還パスである。
出力電力の帰還パスによる遅延は、低速なシンボル速度に対しては充分短く設計可能である。そのため、適切なタイミングで比較を行うことによって、これらの信号の両者は同一の送信シンボル点について行われることとなる。
図3は、LTEシステムにおける送信波形と検波出力波形との振幅の時間的変化の一例を示す図である。ここでは、送信スロットの1〜7番目のシンボル501〜507について示している。
図3に示すように、LTEシステムにおける送信波形(送信波形生成手段125の出力あるいはパワーアンプ103の出力)511と、低域フィルタ106の出力512とを比較すると、シンボル配置の偏りにより、スロット内各シンボル毎の平均出力が異なる。また原信号に比べ、低域フィルタ206の出力は少し波形がなまっている。
図4は、図1に示した振幅計算・平均化手段127の出力波形と、平均化手段128の出力波形との振幅の時間的変化の一例を示す図である。ここでは、送信スロットの1〜7番目のシンボル601〜607について示している。
図4には、検波器105等が入力電力に対し非線形性を持たない理想的な状態における、送信出力の平均値(振幅計算・平均化手段127の出力611)と、検波出力(平均化手段128の出力612)との比較を示す。原信号は、スロット内各シンボルごとに、シンボル配置の偏りに基く平均電力の偏差を持つが、送信出力と検波出力とでシンボル毎に平均化処理を行い、同じシンボル同士を比較することで、シンボル配置の偏りによる偏差をキャンセルすることができる。つまり、シンボル配置偏差に拠らない出力誤差613のみを得ることができる。
このように、送信出力決定手段126によって決定された送信電力を送信シンボル毎、あるいはそれ以下の間隔で平均化した振幅計算・平均化手段127の出力値と、検波器105の出力をシンボル毎、あるいはそれ以下の間隔で平均化した平均化手段128の出力値とを比較する。それにより、同一のシンボル同士の平均化出力が比較されるため、シンボル配置に拠らない出力誤差(本送信系全体の変動によるもの)が観測される。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の送信装置の第2の実施の形態を示す図である。
本形態における送信装置は図5に示すように、図1に示した第1の実施の形態の平均化手段128に替えて、帯域補正フィルタ129が設けられている。このように、低域フィルタ106に対して、ベースバンド帯域を強調するような、特定の帯域を補正する帯域補正フィルタ129を追加することで、一層、ベースバンド帯域の変化を大きく捉えることができる。これにより、比較器123の中で、送信波形の振幅と、検波器出力との間のシンボル毎の比較が可能となる。つまり、比較器123における比較精度を高めることができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の送信装置の第3の実施の形態を示す図である。
本形態における送信装置は図6に示すように、図1に示した第1の実施の形態の平均化手段128を削除し、また、振幅計算・平均化手段127と比較器123との間に非線形補正フィルタ130が設けられている。
上述した第1および第2の実施の形態においては、比較器123の出力としての誤差の中には、原則的にはシンボル配置に拠らない出力誤差のみが残るが、検波器105の出力や、A/D変換器121の出力が、例えば入力電力(電圧)に対する非線形性を持つ場合、比較器123による比較のみで、純粋なシンボル配置に拠らない出力誤差のみの誤差成分を求めることは困難である。
そこで、例えば図6に示す非線形補正フィルタ130のような前置補正器を用いて、振幅計算・平均化手段127の出力、あるいはA/D変換器121の出力を補正するか、演算器124内で差分情報に対する補正処理を行なう必要がある。図6に示すように、送信波形の振幅計算・平均化手段127の出力に、非線形補正フィルタ130を設置することによって、演算器124の計算負荷を減じながら、検波器105やA/D変換器121の非線形性を補正し、比較器123における比較のみで、シンボル配置に拠らない誤差を出力することを可能と
する。
このように、デジタルベースバンド処理部101は、送信出力決定手段126によって決定された送信電力の平均値と、出力電力を検波して得られたA/D変換器121の出力波形との電力の差異が、本送信系全体の出力変動によるものなのか、それとも送信シンボル配置の偏りによる見かけ上の出力電力変動なのかを知ることができる。
この結果を基に、演算器124を用いて最適な送信出力を演算し、これを用いて送信出力決定手段126を再設定することによって、送信シンボル配置の偏りにとらわれない高精度かつ安定した送信し出力の維持が可能となる。本送信装置は、特に、シンボル速度が比較的低速である(例えば、あらかじめ設定された閾値よりも低い)システムへの適用が有効である。
本発明の送信装置の第1の実施の形態を示す図である。 無線信号と包絡線検波出力波形との振幅の時間的変化の一例を示す図である。 LTEシステムにおける送信波形と検波出力波形との振幅の時間的変化の一例を示す図である。 図1に示した振幅計算・平均化手段の出力波形と、平均化手段の出力波形との振幅の時間的変化の一例を示す図である。 本発明の送信装置の第2の実施の形態を示す図である。 本発明の送信装置の第3の実施の形態を示す図である。 IQ(In Phase−Quadrature Phase)平面上の16QAMのシンボル配置を示す図である。
符号の説明
101 デジタルベースバンド処理部
102 RFIC
103 パワーアンプ
104 結合器
105 検波器
106 低域フィルタ
110 受信部
111 共用器
112 アンテナ
121 A/D変換器
123 比較器
124 演算器
125 送信波形生成手段
126 送信出力決定手段
127 振幅計算・平均化手段
128 平均化手段
129 帯域補正フィルタ
130 非線形補正フィルタ
131,132 手段
141,142 要求
501,601 スロットの1番目のシンボル
502,602 スロットの2番目のシンボル
503,603 スロットの3番目のシンボル
504,604 スロットの4番目のシンボル
505,605 スロットの5番目のシンボル
506,606 スロットの6番目のシンボル
507,607 スロットの7番目のシンボル
511 送信出力波形
512 低域フィルタ通過後の検波器出力波形
611 振幅計算・平均化手段の出力
612 平均化手段の出力
613 シンボル配置偏差に拠らない出力誤差
701 無線信号
702 包絡線検波出力

Claims (4)

  1. 無線信号を送信する送信装置であって、
    前記無線信号の送信電力の利得値を決定する送信出力決定手段と、
    前記無線信号の送信波形を生成する送信波形生成手段と、
    前記送信波形生成手段が生成した送信波形の振幅を計算して、該送信波形を平均化する振幅計算・平均化手段と、
    前記送信出力決定手段が決定した利得値を用いて、前記送信波形生成手段が生成した送信波形を、当該送信装置が有するアンテナから送信するため無線送信周波数の送信波形へ変換して出力するRFICと、
    前記RFICが出力した送信波形を、前記アンテナと当該送信装置内に帰還するための帰還パスとへ分岐して出力する結合器と、
    前記帰還パスへ出力された送信波形を包絡線成分を持つ正の電圧波形へ変換する検波器と、
    前記検波器が変換した電圧波形について、ベースバンド帯域を強調するような特定の帯域を補正する帯域補正フィルタと、
    前記振幅計算・平均化手段が平均化した送信波形と、前記帯域補正フィルタ補正した電圧波形とを比較する比較器と、
    前記比較器が比較した結果に基づいて、前記振幅計算・平均化手段が平均化した送信波形と前記帯域補正フィルタ補正した電圧波形との差分をオフセット値として前記送信出力決定手段へ出力する演算器とを有し、
    前記送信出力決定手段は、前記演算器から出力されたオフセット値に基づいて前記利得値を決定する送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置において、
    前記検波器が変換した電圧波形を平滑化する低域フィルタと、
    前記低域フィルタが平滑化した電圧波形についてアナログ−デジタル変換を行うA/D変換器とを有し、
    前記帯域補正フィルタは、前記A/D変換器がアナログ−デジタル変換した電圧波形について、前記補正を行うことを特徴とする送信装置。
  3. 請求項2に記載の送信装置において、
    前記振幅計算・平均化手段が平均化した送信波形の非線形性を補正する非線形補正フィルタを有し、
    前記比較器は、前記非線形補正フィルタが補正した送信波形と、前記A/D変換器がアナログ−デジタル変換した電圧波形とを比較することを特徴とする送信装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の送信装置において、
    LTE(Long Term Evolution)システムに用いられることを特徴とする送信装置。
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