JP2000269749A - デジタルスイッチング増幅器 - Google Patents
デジタルスイッチング増幅器Info
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Abstract
ル信号に応答して定電圧スイッチ3がスイッチングを行
い、得られた大振幅のスイッチングパルスをローパスフ
ィルタ4によってアナログ復調および高調波成分を除去
してスピーカ8へ出力することによって、アナログ原信
号を高効率に電力増幅するデジタルスイッチング増幅器
1において、スピーカ8や音源の種類などに対応可能と
する。 【解決手段】 ローパスフィルタ4を、複数のフィルタ
回路F11,F12,…,Fnjと、スイッS11〜S
22とを備えて構成し、電圧検出器5および電流検出器
6の検出結果からインピーダンス計測回路7が計測した
スピーカ8のインピーダンス情報や、ΔΣ変調のアルゴ
リズムなどの遮断周波数情報および音楽の種類などの入
力ソース情報に応答して、前記スイッチS11〜S22
を切換える。これによって、常に初期の周波数特性を確
保し、忠実度の高い音響再生が行える。
Description
好適に実施され、該音響信号などを高効率で増幅するこ
とができるデジタルスイッチング増幅器に関する。
波数帯域よりも充分高い周波数でサンプリングすること
によって、PWM(パルス幅変調)やΔΣ変調し、得ら
れたデジタル信号をスイッチング回路に与え、該スイッ
チング回路が定電圧源からの予め定める定電圧をスイッ
チングし、そのスイッチング出力をローパスフィルタに
よってアナログ変換および高調波除去して負荷へ出力す
ることによって、前記アナログ原信号を電力増幅するよ
うにしたデジタルスイッチング増幅器が従来から用いら
れている。
スイッチング回路内の半導体電力増幅素子が、従来の増
幅器のように、線形域(不飽和域)で使用されるのでは
なく、非線形域(飽和域)で使用されるので、極めて高
効率に電力増幅を行うことができるという特徴を有して
いる。
ット信号は、積分器や加算器の係数を適宜選択すること
によって、有効周波数帯域を広くしたり、またはダイナ
ミックレンジを広くしたりするなどの、音源等に合わせ
た周波数特性を設定できるという優れた特徴を有してい
る。このため、CD(コンパクトディスク)やDVD
(デジタルビデオディスク)の新しい規格では、この1
ビット信号が採用され、間もなく製品化が始まろうとし
ている。このΔΣ変調によって得られた1ビット信号
を、デジタルスイッチング増幅器に入力してアナログ復
調するように構成すると、媒体から、その再生装置を介
して、アンプまでが全デジタル伝送となり、忠実度の高
い音響再生が可能になる。
調は、前記有効周波数帯域やダイナミックレンジなどの
周波数特性を任意に設定することが可能である。しかし
ながら、前記ローパスフィルタの特性が、ΔΣ変調特性
に対してずれがあると、前記忠実度の高い音響再生は困
難である。
て決定される量子化ノイズ分布が、図5(a)において
参照符α1で示される特性である場合には、前記ローパ
スフィルタには、遮断周波数を20〔kHz〕とする参
照符β1で示すような特性が要求される。これに対し
て、前記ΔΣ変調のアルゴリズムによる量子化ノイズ分
布が、図5(b)において参照符α2で示されるような
特性である場合には、前記ローパスフィルタには、遮断
周波数を16〔kHz〕とする参照符β2で示すような
特性が望まれる。なお、前記参照符α1,α2で示す量
子化ノイズ分布は、ΔΣ変調回路への入力信号を、1
〔kHz〕の正弦波で、入力信号レベルを−60〔d
B〕として測定したものである。
終段に前記ローパスフィルタを有しており、そのローパ
スフィルタは、たとえば図6で示されるように、多段の
LC積分器またはLRC積分器によって構成されてい
る。この、LRCの定数に、たとえば1〔%〕の誤差が
あると、再生音響信号に、聴感上明らかな歪みが発生す
るという問題がある。
ング増幅器も通常のオーディオアンプと同様に、ユーザ
は、所望する定格容量や価格などを考慮して選択を行
い、また同様に負荷であるスピーカも、定格容量や価格
などを考慮して選択を行う。このため、ローパスフィル
タの前記LRC定数の合込みを高精度に行っても、組合
わせられるスピーカの特性によっては、前記忠実度の高
い初期の特性を発揮できないという問題がある。
ーダンスを8〔Ω〕で設計したローパスフィルタに対し
て、設計通りの8〔Ω〕のインピーダンスのスピーカを
接続した場合には、図7(a)で示すように、20〔k
Hz〕の有効周波数帯域の上限まで平坦な初期の周波数
特性で音響再生を行うことができるけれども、前記イン
ピーダンスが4〔Ω〕のスピーカを接続した場合には、
図7(b)で示すように、高域側が低下した特性でしか
音響再生を行うことができなくなってしまう。特に、マ
ルチウェイスピーカでは、ネットワークの影響もあっ
て、上記問題が顕著である。さらにまた、上述のような
聴感上のノイズの増加だけでなく、設計とは異なるイン
ピーダンスのスピーカを接続すると、該スピーカの破損
や、高周波の不要輻射が生じるという問題がある。
実度の高い電力増幅を行うことかできるデジタルスイッ
チング増幅器を提供することである。
ジタルスイッチング増幅器は、アナログ原信号を、該ア
ナログ原信号の有効周波数帯域よりも充分高い周波数で
サンプリングして得られた入力デジタル信号に応答し
て、スイッチング回路が定電圧源からの予め定める定電
圧をスイッチングし、そのスイッチング出力をローパス
フィルタによってアナログ変換および高調波除去して負
荷へ出力し、前記アナログ原信号を高効率に電力増幅す
るようにしたデジタルスイッチング増幅器において、前
記ローパスフィルタを、相互に異なる周波数特性で複数
種類設け、前記アナログ原信号を該デジタルスイッチン
グ増幅器への入力デジタル信号に変調する変調回路の遮
断周波数特性に応答して、前記ローパスフィルタの周波
数特性を選択するフィルタ切換え手段を含むことを特徴
とする。
ログ原信号を該デジタルスイッチング増幅器の入力デジ
タル信号に変調する変調回路において、たとえば前記Δ
Σ変調回路では、積分器や加算器の係数等のアルゴリズ
ムによって決定される遮断周波数特性に応答して、すな
わち前記図5(a)で示す特性と図5(b)とに対応し
て、フィルタ切換え手段は、複数種類のローパスフィル
タの内、周波数特性の適応するものを選択する。
率だけでなく、高い忠実度で電力増幅して、スピーカな
どの負荷へ出力することができる。
ッチング増幅器は、アナログ原信号を、該アナログ原信
号の有効周波数帯域よりも充分高い周波数でサンプリン
グして得られた入力デジタル信号に応答して、スイッチ
ング回路が定電圧源からの予め定める定電圧をスイッチ
ングし、そのスイッチング出力をローパスフィルタによ
ってアナログ変換および高調波除去して負荷へ出力し、
前記アナログ原信号を高効率に電力増幅するようにした
デジタルスイッチング増幅器において、前記ローパスフ
ィルタを、相互に異なる周波数特性で複数種類設け、前
記アナログ原信号の周波数特性に応答して、前記ローパ
スフィルタの周波数特性を選択するフィルタ切換え手段
を含むことを特徴とする。
は、たとえば前記アナログ原信号が音響信号である場合
に、たとえば図5(a)で示す特性と、図5(b)で示
す特性とのように、音楽の種類や楽器の種類などによっ
て決定される周波数特性に適合するローパスフィルタの
周波数特性を選択する。
率だけでなく、高い忠実度で電力増幅して、スピーカな
どの負荷へ出力することができる。
ルスイッチング増幅器は、アナログ原信号を、該アナロ
グ原信号の有効周波数帯域よりも充分高い周波数でサン
プリングして得られた入力デジタル信号に応答して、ス
イッチング回路が定電圧源からの予め定める定電圧をス
イッチングし、そのスイッチング出力をローパスフィル
タによってアナログ変換および高調波除去して負荷へ出
力し、前記アナログ原信号を高効率に電力増幅するよう
にしたデジタルスイッチング増幅器において、前記ロー
パスフィルタを、相互に異なる周波数特性で複数種類設
け、前記負荷のインピーダンスに応答して、前記ローパ
スフィルタの周波数特性を選択するフィルタ切換え手段
を含むことを特徴とする。
は、負荷のインピーダンス、たとえば前記アナログ原信
号が音響信号である場合にはスピーカのインピーダンス
に対応して、これらのスピーカとローパスフィルタとを
合わせたアナログ復調特性が初期の特性となるように、
ローパスフィルタを切換える。
率だけでなく、高い忠実度で電力増幅して、スピーカな
どの負荷へ出力することができる。
ッチング増幅器は、負荷端に印加される電圧を検出する
電圧検出手段と、負荷電流を検出する電流検出手段と、
前記電圧検出手段および電流検出手段の検出結果に応答
して前記負荷のインピーダンスを計測する計測手段とを
さらに備えることを特徴とする。
負荷電流から、負荷のインピーダンスが自動的に計測さ
れるので、その負荷のインピーダンスに対応したフィル
タ特性の切換え作業をなくすことができる。
なく、広く一般のユーザが使用しても、スイッチング増
幅器および負荷の任意の組合わせ間で、初期の特性を発
揮させることができる。
ルスイッチング増幅器では、前記アナログ原信号は音響
信号であり、前記負荷はスピーカであり、前記入力デジ
タル信号は前記アナログ原信号をΔΣ変調して得られた
低ビット信号であることを特徴とする。
ユーザは所望とする定格出力や価格などを考慮して製品
を選択するので、これに適応するために、スイッチング
増幅器およびスピーカのそれぞれに、複数種類の製品を
ラインアップしても、任意の製品の組合わせ間で、初期
の特性を発揮させることができる。特に、前記請求項4
の場合には、計測手段がスピーカのインピーダンスを自
動計測してフィルタ特性を選択するので、一部の専門的
なユーザだけでなく、広く一般のユーザが使用しても、
初期の特性を発揮させることができる。
図1〜図4および図6に基づいて説明すれば以下のとお
りである。
スイッチング増幅器1の電気的構成を示すブロック図で
ある。1ビット信号源2は、アナログの音響信号をΔΣ
変調して、または1ビットの音響信号が記録された媒体
を再生して、1ビット信号「+1」「−1」を作成し、
該デジタルスイッチング増幅器1に入力する。デジタル
スイッチング増幅器1は、大略的に、定電圧スイッチ3
と、ローパスフィルタ4と、電圧検出器5と、電流検出
器6と、インピーダンス計測回路7とを備えて構成され
る。
ット信号「+1」「−1」に応答して、図示しない定電
圧源からの所定の定電圧+E0 ,−E0 をスイッチング
し、得られた大振幅のパルス信号は、ローパスフィルタ
4において、アナログ音響信号に復調されるとともに、
前記スイッチングによる高調波成分が除去された後出力
され、負荷であるスピーカ8によって音響化される。
ルタ4内には、複数のフィルタ回路F11,F12,
…,F1m;F21,F22,…,F2i;Fn1,F
n2,…,Fnj(総称するときは、以下参照符Fで示
す)が設けられていることである。フィルタ回路Fは、
複数のグループF1,F2,…,Fnのグループに区分
されている。これらのグループF1〜Fnは、後述する
ように、接続されるスピーカ8のインピーダンスに対応
して選択される。そして、各グループF1〜Fn内に、
さらにそれぞれ複数のフィルタ回路F11,F12,
…,F1m;F21,F22,…,F2i;Fn1,F
n2,…,Fnjが設けられている。このため、ローパ
スフィルタ4内には、それらのフィルタ回路Fを選択す
るためのスイッチS11,S12;S21,S22(以
下、総称するときは参照符Sで示す)が設けられてい
る。
記グループ設定がインピーダンス計測回路7によって行
われる。スピーカ8が接続される負荷端の電圧は電圧検
出器5によって検出されており、スピーカ8への負荷電
流は電流検出器6によって検出されている。前記インピ
ーダンス計測回路7は、これらの検出結果に応答して、
前記グループF1〜Fnの切換えを行う。
的構成を示すブロック図である。
E(↑はベクトルであることを表す。以下同じ)および
前記電流検出器6からの負荷電流信号↑Iに基づいて、
伝達関数測定部11は、下式から伝達関数H(x)を測
定する。
において、抽出部12は、測定に使用されたフィルタ回
路Fの遮断周波数fcにおける伝達関数H(fc)を抽
出し、その抽出結果からインピーダンス換算部13は、
遮断周波数fcにおけるスピーカ8のインピーダンスを
求める。こうして求められたインピーダンスに対応し
て、グループ切換え制御部14は、前記ローパスフィル
タ4内のグループF1〜Fnを選択するためのインピー
ダンス情報を出力する。
で示されているように構成され、たとえば前記1ビット
信号「+1」「−1」のサンプリング周波数を2.8
〔MHz〕とし、前記遮断周波数fcを22〔kHz〕
とし、スピーカ8のインピーダンスをそれぞれ8
〔Ω〕,6〔Ω〕,4〔Ω〕とした場合のフィルタ回路
Fの定数選択例を表1に示す。
ら、遮断周波数情報および入力ソース情報が前記ローパ
スフィルタ4に与えられている。前記遮断周波数情報
は、1ビット信号源2内のΔΣ変調回路や、1ビット信
号を前記媒体に記録するにあたってΔΣ変調に用いられ
た変調回路の遮断周波数特性を表すものであり、ΔΣ変
調の積分器や乗算器の係数等のアルゴリズムなどによっ
て決定される。この遮断周波数情報に応答して、前記各
グループF1〜Fn内でのフィルタ回路Fの詳細な選択
が行われ、たとえば前記図5(a)で示す特性と図5
(b)で示す特性とに対応して、ローパスフィルタ4の
特性を切換えることができる。
クラシックなどの音楽の種類、ならびに使用されている
楽器などを表すものであり、これも前記遮断周波数情報
と同様に、周波数特性を表すものである。
路Fの切換えは、前記インピーダンス情報と遮断周波数
情報と入力ソース情報との何れか1つまたは任意の2つ
を用いて行われても良いけれども、特にスピーカ8のイ
ンピーダンスに対応させることは、聴感上のノイズの抑
制とともに、前述のようなスピーカ8の破損や高周波の
不要輻射を抑制する点で特に有利である。
は、上述のような自動検出ではなく、スイッチなどによ
るユーザの設定によって行うようにしてもよい。しかし
ながら、上記のように自動検出することによって、普及
価格機を購入する専門的な知識を持たないユーザーが使
用しても、初期の特性を発揮することができ、有利であ
る。またこの場合、インピーダンスの計測は、電源投入
の検知やスピーカ8の接続検知などに応答して行われる
ようにしてもよく、または定期的に行われるようにして
もよい。前記電源投入時や、接続検知時には、1ビット
信号源2からの1ビット信号〔+1〕が入力されていな
い場合もあるので、ダミーの信号を定電圧スイッチ3に
入力するような構成を設けていてもよい。
を示す電気回路図である。この定電圧スイッチ3は、高
電圧+E0 の電源と低電圧−E0 の電源との間に、半導
体スイッチング素子Q11,Q12の直列回路と、半導
体スイッチング素子Q13,Q14の直列回路とが相互
に並列に配置されて構成されている。半導体スイッチン
グ素子Q11,Q12間の接続点が一方の出力端子P2
1となり、半導体スイッチング素子Q13,Q14間の
接続点が他方の出力端子P22となる。
端子P11には、前記1ビット信号「+1」が与えら
れ、半導体スイッチング素子Q12の制御入力端子P1
2には、前記1ビット信号「+1」の反転信号が与えら
れる。また、半導体スイッチング素子Q13の制御入力
端子P13には、前記1ビット信号「−1」が与えら
れ、半導体スイッチング素子Q14の制御入力端子P1
4には、前記1ビット信号「−1」の反転信号が与えら
れる。
示す。図4から明らかなように、出力端子P21,P2
2間には、+E0 または−E0 の電圧が印加されるだけ
でなく、両出力端子P21,P22間が短絡状態となる
0電圧の印加タイミングを有する3値のΔΣ変調出力と
なる。このようにして、小信号時には0電圧を印加する
期間が長くなり、電力効率の向上を図ることができる。
定電圧スイッチ3は、上記図3および図4で示す構成に
限らず、他の構成であってもよいことは言うまでもな
い。また、デジタルスイッチング増幅器1への入力デジ
タル信号も、上記の3値ΔΣ変調信号に限らず、2値Δ
Σ変調信号やPWM信号であってもよい。
ッチング増幅器1は、ローパスフィルタ4を、相互に異
なる周波数特性の複数のフィルタ回路Fで構成し、まず
スピーカ8のインピーダンスを表すインピーダンス情報
に対応して、これらのスピーカ8とローパスフィルタ4
とを合わせたアナログ復調特性が初期の特性となるよう
に、前記フィルタ回路FのグループF1〜Fnを選択
し、さらにΔΣ変調回路のアルゴリズムなどによって決
定される遮断周波数特性を表す遮断周波数情報および音
楽の種類や楽器などを表す入力ソース情報に応答して、
前記グループF1〜Fn内で、最適なフィルタ回路Fを
選択するので、アナログ原信号を、高効率だけでなく、
高い忠実度で電力増幅して、スピーカ8へ出力すること
ができる。また、スピーカ8の破損や高周波の不要輻射
を抑制することもできる。
スピーカ8のインピーダンスを自動的に測定するので、
定格出力や価格などの異なる複数種類の製品をラインア
ップしても、一部の専門的なユーザだけでなく、広く一
般のユーザに関しても、該デジタルスイッチング増幅器
1およびスピーカ8の任意の組合わせ間で、初期の特性
を発揮させることができる。
ング増幅器は、以上のように、アナログ原信号をサンプ
リングして得られた入力デジタル信号に応答して予め定
める定電圧をスイッチングし、そのスイッチング出力を
ローパスフィルタを介して負荷へ出力するようにしたデ
ジタルスイッチング増幅器において、ΔΣ変調などのア
ナログ原信号を該デジタルスイッチング増幅器の入力デ
ジタル信号に変調する変調回路の遮断周波数特性に応答
して、複数種類のローパスフィルタの内、周波数特性の
適応するものを選択する。
だけでなく、高い忠実度で電力増幅して、スピーカなど
の負荷へ出力することができる。
ッチング増幅器は、以上のように、アナログ原信号をサ
ンプリングして得られた入力デジタル信号に応答して予
め定める定電圧をスイッチングし、そのスイッチング出
力をローパスフィルタを介して負荷へ出力するようにし
たデジタルスイッチング増幅器において、音楽の種類や
楽器の種類などによって決定されるアナログ原信号の周
波数特性に応答して、複数種類のローパスフィルタの
内、周波数特性の適応するものを選択する。
だけでなく、高い忠実度で電力増幅して、スピーカなど
の負荷へ出力することができる。
ルスイッチング増幅器は、以上のように、アナログ原信
号をサンプリングして得られた入力デジタル信号に応答
して予め定める定電圧をスイッチングし、そのスイッチ
ング出力をローパスフィルタを介して負荷へ出力するよ
うにしたデジタルスイッチング増幅器において、スピー
カなどの負荷のインピーダンスに対応して、これらの負
荷とローパスフィルタとを合わせたアナログ復調特性が
初期の特性となるように、複数種類のローパスフィルタ
の内、周波数特性の適応するものを選択する。
だけでなく、高い忠実度で電力増幅して、スピーカなど
の負荷へ出力することができる。
ッチング増幅器は、以上のように、負荷端の電圧および
負荷電流から、負荷のインピーダンスを自動的に計測す
る。
たフィルタ特性の切換え作業をなくすことができ、一部
の専門的なユーザだけでなく、広く一般のユーザが使用
しても、スイッチング増幅器および負荷の任意の組合わ
せ間で、初期の特性を発揮させることができる。
ルスイッチング増幅器は、以上のように、前記アナログ
原信号を音響信号とし、前記負荷をスピーカとし、前記
入力デジタル信号をΔΣ変調による低ビット信号とす
る。
望とする定格出力や価格などを考慮して製品を選択する
ので、これに適応するために、スイッチング増幅器およ
びスピーカのそれぞれに、複数種類の製品をラインアッ
プしても、任意の製品の組合わせ間で、初期の特性を発
揮させることができる。特に、前記請求項4の場合に
は、計測手段がスピーカのインピーダンスを自動計測し
てフィルタ特性を選択するので、一部の専門的なユーザ
だけでなく、広く一般のユーザが使用しても、初期の特
性を発揮させることができる。
増幅器の電気的構成を示すブロック図である。
るインピーダンス計測回路の一構成例を示すブロック図
である。
定電圧スイッチの一構成例を示す電気回路図である。
めの波形図である。
るΔΣ変調信号のアルゴリズム変化による周波数特性の
変化を示すグラフである。
パスフィルタの一構成例を示す電気回路図である。
ピーカインピーダンスずれによる周波数特性の変化を示
すグラフである。
2i;Fn1,Fn2,…,Fnj フィルタ回路 F1〜Fn グループ S11,S12;S21,S22 スイッチ(フィル
タ切換え手段)
Claims (5)
- 【請求項1】アナログ原信号を、該アナログ原信号の有
効周波数帯域よりも充分高い周波数でサンプリングして
得られた入力デジタル信号に応答して、スイッチング回
路が定電圧源からの予め定める定電圧をスイッチング
し、そのスイッチング出力をローパスフィルタによって
アナログ変換および高調波除去して負荷へ出力し、前記
アナログ原信号を高効率に電力増幅するようにしたデジ
タルスイッチング増幅器において、 前記ローパスフィルタを、相互に異なる周波数特性で複
数種類設け、 前記アナログ原信号を該デジタルスイッチング増幅器へ
の入力デジタル信号に変調する変調回路の遮断周波数特
性に応答して、前記ローパスフィルタの周波数特性を選
択するフィルタ切換え手段を含むことを特徴とするデジ
タルスイッチング増幅器。 - 【請求項2】アナログ原信号を、該アナログ原信号の有
効周波数帯域よりも充分高い周波数でサンプリングして
得られた入力デジタル信号に応答して、スイッチング回
路が定電圧源からの予め定める定電圧をスイッチング
し、そのスイッチング出力をローパスフィルタによって
アナログ変換および高調波除去して負荷へ出力し、前記
アナログ原信号を高効率に電力増幅するようにしたデジ
タルスイッチング増幅器において、 前記ローパスフィルタを、相互に異なる周波数特性で複
数種類設け、 前記アナログ原信号の周波数特性に応答して、前記ロー
パスフィルタの周波数特性を選択するフィルタ切換え手
段を含むことを特徴とするデジタルスイッチング増幅
器。 - 【請求項3】アナログ原信号を、該アナログ原信号の有
効周波数帯域よりも充分高い周波数でサンプリングして
得られた入力デジタル信号に応答して、スイッチング回
路が定電圧源からの予め定める定電圧をスイッチング
し、そのスイッチング出力をローパスフィルタによって
アナログ変換および高調波除去して負荷へ出力し、前記
アナログ原信号を高効率に電力増幅するようにしたデジ
タルスイッチング増幅器において、 前記ローパスフィルタを、相互に異なる周波数特性で複
数種類設け、 前記負荷のインピーダンスに応答して、前記ローパスフ
ィルタの周波数特性を選択するフィルタ切換え手段を含
むことを特徴とするデジタルスイッチング増幅器。 - 【請求項4】負荷端に印加される電圧を検出する電圧検
出手段と、負荷電流を検出する電流検出手段と、前記電
圧検出手段および電流検出手段の検出結果に応答して前
記負荷のインピーダンスを計測する計測手段とをさらに
備えることを特徴とする請求項3記載のデジタルスイッ
チング増幅器。 - 【請求項5】前記アナログ原信号は音響信号であり、前
記負荷はスピーカであり、前記入力デジタル信号は前記
アナログ原信号をΔΣ変調して得られた低ビット信号で
あることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のデ
ジタルスイッチング増幅器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06970599A JP3348036B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | デジタルスイッチング増幅器 |
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JP06970599A JP3348036B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | デジタルスイッチング増幅器 |
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- 1999-03-16 JP JP06970599A patent/JP3348036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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