JP4075167B2 - ディジタル信号再生装置及び処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ΔΣ変調により得られる量子化1ビットデータからなるディジタルル信号が記録された記録媒体を再生するディジタル信号再生装置及び上記ディジタル信号に信号処理を施すディジタル信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトディスク(CD)におけるPCM信号は、22KHzに帯域制限されたディジタル信号である。図10には、ディジタル信号が記録されたCD50からRF信号を取り出し、アナログ信号に変換して出力端子56から出力するCD再生装置の基本的な構成を示す。CD50から光学ピックアップ51が取り出したRF信号は、信号処理部52によりPCM信号とされ、ディジタルフィルタ53で22KHz以上のサンプリングノイズが急峻に除去される。そして、D/A変換器54でアナログ信号とされ、その後軽いアナログのローパスフィルタ55に通される。
【0003】
一方、近年、オリジナルのアナログオーディオ信号にデルタシグマ(ΔΣ)変調処理を施して得た1ビットデータからなるディジタルオーディオ信号が注目されるようになった。このディジタルオーディオ信号を、以後、ダイレクトストリームディジタル(DSD)信号と呼ぶ。このDSD信号は、例えばサンプリング周波数44.1kHz、データ語長16ビットといったフォーマットの従来のPCMオーディオデータに比べて、例えばサンプリング周波数が44.1kHzの64倍でデータ語長が1ビットというように、非常に高いサンプリング周波数と短いデータ語長といった形をしており、広い伝送可能周波数帯域を特長にしている。また、ΔΣ変調処理により1ビットデータであっても、64倍というオーバーサンプリング周波数に対して低域であるオーディオ帯域において、高いダイナミックレンジをも確保できる。この特徴を生かして高音質のレコーダーやデータ伝送に応用することができる。
【0004】
また、このDSD信号は、1.4MHzにおよぶ信号成分をもった1ビットのパルス列であり、これを単純にローパスフィルタに通すことでアナログオーディオ信号とすることができる。例えば、図11に示すように、DSD信号が記録された光ディスク60から光学ピックアップ61によりRF信号を取り出し、信号処理部62によりDSD信号とする。そして、このDSD信号をローパスフィルタ63に通すことでアナログオーディオ信号を出力端子64から得ることができる。
【0005】
なお、図12には、上記1ビット量子化データを得るためのΔΣ変調器の構成を示す。このΔΣ変調器は、加算器71と、積分器72と、量子化器73と、遅延器75とを備えてなる。加算器71の加算出力は積分器72に供給され、積分器72からの積分出力は量子化器73に供給される。量子化器73の量子化出力は出力端子74から導出される一方、遅延器75を介して負符号とされて加算器71にフィードバックされ、入力端子70から供給されるアナログオーディオ信号に加算される。この加算器71からの加算出力は、積分器72で積分される。そして、この積分器72からの積分出力を量子化器73で1サンプル期間毎に量子化しているので、出力端子74から1ビット量子化データを出力することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記PCM信号の場合には、ディジタルフィルタ53により22KHz以上の成分が急峻に除去されるため不要な高域成分が後段に接続される装置に漏れ出す心配はないが、DSD信号ではアナログのローパスフィルタ63による遮断が充分でない場合、不要な高域成分が、後段に接続される例えば増幅装置やスピーカに入力され、混変調歪みを発生させて音質を劣化させる虞がある。また、高域、例えば100KHzまでの音を忠実に再生する能力のあるスピーカに、上記不要な高域成分が大振幅で入力したときにはそのスピーカを破損してしまう。
【0007】
不要な高域成分としては、DSD信号を光ディスク,ハードディスク,磁気テープ等の記録媒体に録音するときにノイズシェーパにより高域側に移されるノイズ成分がある。現在、DSD信号を生成するノイズシェーパの次数は3〜7次が主流であり、ローパスフィルタはこの場合の高域成分を除去する必要がある。しかし、DSD信号では、ノイズシェーパの特性は録音系で自由に設定できるため、どのような帯域にノイズがどれくらいあるかは不明である。例えば、図13に示す3次のノイズシェーパによるノイズ特性と、図14に示す7次のノイズシェーパによるノイズ特性では明らかに不要な高域成分の量が違うが、この違いを再生装置側のローパスフィルタでは把握できない。さらに、今後、高性能化のため、高次のノイズシェーパが開発されたとき、現在のローパスフィルタでは不要な高域成分の遮断が不充分となる。
【0008】
また、DSD信号は1.4MHzに及ぶ広帯域な信号を持つため、単純にローパスフィルタのカットオフ周波数fcを下げるだけでは、その性能を充分に発揮できるとはいえない。したがって、DSD信号の再生をPCM信号の再生と同じように一つのローパスフィルタだけで行おうとするのには無理がある。
【0009】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、後段に接続される装置の構成や、再生される1ビット量子化データからなるディジタル信号の高域成分に応じて、適当なローパスフィルタを選択できるので、不充分な遮断による後段への不要な高域成分の漏れだしを防ぐことができ、後段における混変調歪みの発生を抑えることができるディジタル信号再生装置の提供を目的とする。
【0010】
また、本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、1ビットディジタル信号の高域成分に応じて適当なローパスフィルタを選択し、混変調歪みの発生を抑えた信号を増幅装置に供給できるディジタル信号処理装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
発明に係るディジタル信号再生装置は、上述の課題を解決するために、オーディオ帯域より充分大きいサンプリング周波数fs(Hz)でサンプリングされた量子化1ビットデータからなるディジタル信号が記録された記録媒体を再生するディジタル信号再生装置において、上記記録媒体から上記ディジタル信号を再生する再生手段と、上記再生手段にて再生されたディジタル信号に所定の信号処理を施す信号処理手段と、カットオフ周波数がオーディオ帯域以上で、かつ複数の互いに異なる周波数特性を有するローパスフィルタ手段と、上記信号処理手段にて所定の信号処理が施されたディジタルオーディオ信号に含まれる高域成分を測定する高域成分測定手段と、上記高域成分測定手段からの出力信号に基づいて上記ローパスフィルタ手段の互いに異なる周波数特性の内の任意の周波数特性を自動的に選択する選択手段とを備え、上記選択手段が自動的に選択した上記ローパスフィルタの周波数特性で上記信号処理手段からのディジタル信号をフィルタリングする。
【0013】
また、本発明に係るディジタル信号処理装置は、上記課題を解決するために、オーディオ帯域より充分大きいサンプリング周波数fs(Hz)でサンプリングされた量子化1ビットデータからなるディジタル信号に信号処理を施すディジタル信号処理装置において、カットオフ周波数がオーディオ帯域以上で、かつ複数の互いに異なる周波数特性を有するローパスフィルタ手段と、上記ディジタル信号に含まれる高域成分を測定する高域成分測定手段と、上記高域成分測定手段からの出力信号に基づいて上記ローパスフィルタ手段の互いに異なる周波数特性の内の任意の周波数特性を自動的に選択する選択手段とを備え、上記選択手段が自動的に選択した上記ローパスフィルタの周波数特性で上記ディジタル信号をフィルタリングする。
【0014】
また、上記信号処理装置は、上記ディジタル信号に施されたボリューム操作を検出する検出手段を備え、上記選択手段は上記高域成分測定手段からの出力信号と上記検出手段からの検出信号とに基づいて上記ローパスフィルタ手段の複数の互いに異なる周波数特性の内の任意の周波数特性を自動的に選択する。そして、上記フィルタリング手段からの出力は、増幅手段に供給されて増幅されるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るディジタル信号再生装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0016】
先ず、アナログオーディオ信号にデルタシグマ(ΔΣ)変調処理を施して得た1ビット量子化データからなるディジタルオーディオ信号を光ディスクから再生する再生装置において、上記ディジタルオーディオ信号に対するローパスフィルタの複数の互いに異なる周波数特性を、ユーザによる手動の切り替え設定機能に応じて切り替えるディジタル信号再生装置について説明する。上記ディジタルオーディオ信号を以後、ダイレクトストリームディジタル(DSD)信号と記す。
【0017】
図1に示すディジタル信号再生装置が再生する光ディスク10には、ΔΣ変調処理により得られる1ビット量子化データからなる上記DSD信号が記録されている。このディジタル信号再生装置は、光ディスク10からDSD信号をRF信号として読み出す光学ピックアップ11と、光学ピックアップ11が読み出したRF信号に所定の信号処理を施してDSD信号に変換する信号処理部12と、カットオフ周波数が20KHzのオーティオ帯域以上で二つの互いに異なる周波数特性を有するローパスフィルタ13と、ユーザによる手動のローパスフィルタ切り替え設定操作を受け付ける切り替え設定回路16と、この切り替え設定回路16からの切り替え設定信号に応じてローパスフィルタ13の互いに異なる周波数特性を切り替える切り替え回路15とを備えてなる。
【0018】
ローパスフィルタ13は、カットオフ周波数fcがオーディオ帯域以上で互いに異なる二つの周波数特性を有する。例えば、図2に示すように、カットオフ周波数fc=50KHzの周波数特性と、カットオフ周波数fc=100KHzの周波数特性とを備え、ユーザの所望によりこれら二つの周波数特性を選択可能とする。
【0019】
なお、ローパスフィルタ13は、20KHzのオーディオ帯域以上で減衰特性の次数を異ならせる二つ以上の互いに異なる周波数特性を有してもよい。例えば、図3に示すような、減衰特性の次数が3次、5次、7次というように異なる周波数特性である。このときの周波数特性は、減衰のスロープをフィルタの次数により異ならせている。
【0020】
切り替え設定回路16で行われる切り替え設定の考え方について説明しておく。DSD信号の再生においては、後段に接続されるシステム、例えば増幅器,スピーカの能力に応じて、ローパスフィルタ13の特性が切り替えられることが重要である。増幅器,スピーカの中には再生可能帯域にかかわらず大きな高域ノイズを受けると混変調を起こしやすいものと、起こしにくいもの、あるいはまったく大丈夫なものがある。このうち、不要な高域成分の混変調歪みを発生させて音質を劣化させる増幅器,スピーカに対してはローパスフィルタ13の特性を切り替えることが重要なのである。一般に上記図13と図14を比較しても明らかなようにノイズシェーパの次数が高いほど高域成分が大きくなるが、この高域成分が大きくなるほど混変調の虞も大きくなる。
【0021】
そこで、録音時にノイズシェーピングされた高域成分が大きく、また後段の増幅器,スピーカが混変調に弱いことが分かれば、あるいは現に混変調歪みが発生していれば、カットオフ周波数fcを低めに設定して通過許可帯域を狭めるようにするのが望ましい。逆に後段のシステムが混変調に強い場合は、ローパスフィルタのカットオフ周波数fcを高めに設定して通過許可帯域を広げるようにするのが望ましい。
【0022】
ユーザが、後段のシステムは混変調に弱い、つまり非常に高い周波数まで増幅、再生できる能力を備え、ノイズシェーピングされた高域成分に影響されると判断すれば、切り替え設定回路16につながるスイッチでローパスフィルタ13の周波数特性をカットオフ周波数fcが図2に示す50KHzのものに所望する。すると、切り替え設定回路16は、カットオフ周波数fc=50KHzの周波数特性への切り替え設定信号を生成し、切り替え回路15に供給する。切り替え回路15は、ローパスフィルタ13にカットオフ周波数fc=50KHzの周波数特性への切り替え制御信号を送る。このため、ローパスフィルタ13ではカットオフ周波数fcが50KHzの周波数特性が選択され、信号処理部12からのDSD信号を図2に示す周波数特性でフィルタリングしたアナログオーディオ信号を出力端子14から出力する。
【0023】
一方、録音時のノイズシェーピングにより後段のシステムで混変調による歪みが発生しないと判断すれば、切り替え設定回路16、切り替え回路15を介してローパスフィルタ13の周波数特性をカットオフ周波数fcが100KHzのものに換える。このため、DSD信号の1.4MHzに及び広帯域な再生信号を楽しむことができる。
【0024】
また、上記図3に示した減衰特性の次数の異なる周波数特性についても後段のシステムの録音時のノイズシェーピングに対する相性によって3次、5次、7次のように選択してもよい。
【0025】
なお、上記図1に示した再生装置は、一つのローパスフィルタ13にて、二つのカットオフ周波数fcの異なる周波数特性や、三つの減衰特性の次数が異なる周波数特性を選択的に切り替えているが、カットオフ周波数fcの異なる各周波数特性を備えた二つのローパスフィルタ、あるいは三つの減衰特性の次数が異なる周波数特性を備えた三つのローパスフィルタを用意して、ローパスフィルタ毎切り替え選択してもよい。
【0026】
また、切替の対象とするローパスフィルタの周波数特性としては、カットオフ周波数fc、減衰特性のスロープの異なるものの他、減衰特性の関数、例えばバタワース、ベッセル、チェビシェフ等が異なるものでもよい。
【0027】
以上、上記図1のディジタル信号再生装置によれば、再生されるDSD信号の高域成分に応じて適当なローパスフィルタの特性が選択されるため、不充分な遮断による後段への不要な高域成分の漏れだしが起こらない。このため、後段のアンプやスピーカにおける混変調歪みの発生を抑えることができる。
【0028】
次に、本発明に係るディジタル信号再生装置の他の実施の形態について説明する。
【0029】
この他の実施の形態は、アナログオーディオ信号にデルタシグマ(ΔΣ)変調処理を施して得た1ビット量子化データからなるディジタルオーディオ信号を光ディスクから再生する再生装置において、上記ディジタルオーディオ信号に対するローパスフィルタの複数の互いに異なる周波数特性を、自動的に切り替えるディジタル信号再生装置である。
【0030】
図4に示すディジタル信号再生装置が再生する光ディスク10にも、ΔΣ変調処理により得られる1ビット量子化データからなる上記DSD信号が記録されている。このディジタル信号再生装置は、光ディスク10からDSD信号をRF信号として読み出す光学ピックアップ11と、光学ピックアップ11が読み出したRF信号に所定の信号処理を施してDSD信号に変換する信号処理部12と、カットオフ周波数が20KHzのオーティオ帯域以上で二つの互いに異なる周波数特性を有するローパスフィルタ13と、信号処理部12からのディジタルオーディオ信号に含まれる高域成分を測定する高域成分測定回路17と、高域成分測定回路17からの測定結果に基づいてローパスフィルタ部13の互いに異なる二つの周波数特性の内の一の周波数特性を自動的に切り替えるための切り替え設定回路16と、この切り替え設定回路16からの切り替え設定信号に応じてローパスフィルタ13の周波数特性を切り替える切り替え回路15とを備えてなる。
【0031】
ローパスフィルタ13は、図2に示すように、カットオフ周波数fc=50KHzの周波数特性と、カットオフ周波数fc=100KHzの周波数特性とを備え、自動的にこれら二つの周波数特性を選択可能とする。
【0032】
また、ローパスフィルタ13は、図3に示すような、減衰特性の次数が3次、5次、7次というように異なる周波数特性を有してもよい。
【0033】
図4に示したディジタル信号再生装置が上記図1に示したディジタル信号再生装置と大きく異ならせるのは、ローパスフィルタ13の特性を自動的に切り替える点である。このため、高域成分測定回路17で信号処理部12からのディジタルオーディオ信号に含まれる高域成分を測定している。測定結果は切り替え設定回路16に入力され、ローパスフィルタ13の切り替え設定を決定する。切り替え回路15は切り替え設定回路16からの切り替え設定信号に基づいて切り替え制御信号をローパスフィルタ13に供給し、例えばカットオフ周波数fcの異なる周波数特性を切り替える。
【0034】
高域成分測定回路17は、図5に示すように、オーディオ帯域以上で所定の周波数近傍を抽出するバンドパスフィルタ21と、バンドパスフィルタ21にて抽出した信号を整流する整流回路22と、整流回路22にて整流した直流成分と固定直流成分を比較する比較器23とから構成され、比較器23の結果を出力信号として出力する。
【0035】
バンドパスフィルタ21は、20KHz以上の一つの特定した周波数で急峻なバンドパスフィルタである。入力端子20を介して信号処理部12から供給されたDSD信号に対するバンドパスフィルタ21を通過した信号を整流回路22で整流することでDCレベルを発生し、これを端子24からの例えばツェナーダイオードによる基準電圧と比較器23で比較し、その比較結果を出力端子25から切り替え設定回路16に出力する。切り替え設定回路16は上記比較結果に基づいて切り替え設定信号を生成する。例えばDCレベルが基準電圧より大であるとき、すなわち一つの特定周波数で高域成分が大であるときには、後段のシステムに混変調歪みを起こさせないために、ローパスフィルタ13の周波数特性をカットオフ周波数fcが50KHzのものとする。ここでバンドパスフィルタ21は、20KHz以上の一つの特定した周波数帯を抜き出してもよい。
【0036】
また、高域成分測定回路17は、図6に示すように、オーディオ帯域以上で所定の周波数近傍を抽出するバンドパスフィルタ27と、バンドパスフィルタ27にて抽出した信号を整流する整流回路28と、整流回路28にて整流した直流成分に基づいて切り替え設定回路16に切り替え設定信号を生成させるマイクロコンピュータ29とから構成されてもよい。
【0037】
バンドパスフィルタ27は、20KHz以上の複数の特定した周波数で急峻なバンドパスフィルタである。入力端子26を介して信号処理部12から供給されたDSD信号のうちバンドパスフィルタ27を通過した信号は整流回路28で整流されてDCレベルが検出される。このDCレベルはマイクロコンピュータ29でディジタル信号とされる。マイクロコンピュータ29は、ディジタル信号を基に切り替え設定回路16に切り替え設定信号を生成させる。例えばDCレベルが高いとマイクロコンピュータ29が判断したとき、すなわちいくつかの特定周波数で高域成分が大であるときには、後段のシステムに混変調歪みを起こさせないために、ローパスフィルタ13の周波数特性をカットオフ周波数fcが50KHzのものとする。ここでバンドパスフィルタ21は、20KHz以上の一つの特定した周波数帯を抜き出してもよい。
【0038】
さらに、高域成分測定回路17は、図7に示すように、オーディオ帯域以上で複数の周波数近傍を抽出する複数のバンドパスフィルタ321・・・32nと、複数のバンドパスフィルタ321・・・32nにて抽出した信号を整流する複数の整流回路331・・・33nと、複数の整流回路331・・・33nにて整流した直流成分に基づいて所定の演算を施すマイクロコンピュータ34とを備え、マイクロコンピュータ34にて演算した結果を出力信号として出力する。
【0039】
バンドパスフィルタ321・・・32nは、20KHz以上の一つの特定した周波数で急峻なバンドパスフィルタである。入力端子311・・・31nを介して信号処理部12から供給されたDSD信号のうちバンドパスフィルタ321・・・32nを通過した信号は整流回路331・・・33nで整流されてDCレベルが検出される。このDCレベルはマイクロコンピュータ34でディジタル信号とされる。マイクロコンピュータ34は、複数のDCレベルのディジタル信号を基に切り替え設定回路16に切り替え設定信号を生成させる。例えばDCレベルが高いとマイクロコンピュータ34が判断したとき、すなわち一つの特定周波数で高域成分が大であるときには、後段のシステムに混変調歪みを起こさせないために、ローパスフィルタ13の周波数特性をカットオフ周波数fcが50KHzのものとする。ここでバンドパスフィルタ321・・・32nは、20KHz以上の一つの特定した周波数帯を抜き出してもよい。
【0040】
図8には、ノイズシェーパによる3つのノイズ特性に対する、ローパスフィルタ手段での異なる周波数特性の切り替え選択の具体例を示す。ノイズシェーパのノイズ特性は図8のBに示す3通り、a,b,cである。
【0041】
先ず、高域成分測定回路17を図5又は図6に示す回路とし、通過帯域を50KHzとした急峻なバンドパスフィルタを用いるときを考慮する。aのノイズ特性は50KHzという比較的低い周波数でノイズレベルが大きい。これに対しcのノイズ特性は低い周波数ではノイズレベルが小さい。そこで、aのノイズ特性に対してはローパスフィルタ13の周波数特性を図8のAに示すようにカットオフ周波数fcが40KHzの周波数特性(for a)とする。また、cのノイズ特性に対してはローパスフィルタ13の周波数特性を図8のAに示すようにカットオフ周波数fcが70KHzの周波数特性(for c)とする。
【0042】
次に、高域成分測定回路17を図7に示す回路とし、50KHzと100KHzの二つの点で急峻なバンドパスフィルタを用いるときを考慮する。図8のBに示すbのノイズ特性は二つの周波数で差が大きい。このときには図8のCに示すように減衰特性の次数を5に上げて減衰のスロープを急にした周波数特性(for b)とする。二つの周波数でノイズレベルが小さいcに対しては次数を3に下げて減衰のスロープを比較的に穏やかにした周波数特性(for c)を選択する。
【0043】
なお、上記図4に示した再生装置でも、一つのローパスフィルタ13にて、二つのカットオフ周波数fcの異なる周波数特性や、三つの減衰特性の次数が異なる周波数特性を選択的に切り替えているが、カットオフ周波数fcの異なる各周波数特性を備えた二つのローパスフィルタ、あるいは三つの減衰特性の次数が異なる周波数特性を備えた三つのローパスフィルタを用意して、ローパスフィルタ毎自動的に切り替え選択してもよい。
【0044】
また、切替の対象とするローパスフィルタの周波数特性としては、カットオフ周波数fc、減衰特性のスロープの異なるものの他、減衰特性の関数、例えばバタワース、ベッセル、チェビシェフ等が異なるものでもよい。
【0045】
以上より、上記ディジタル信号再生装置によれば、再生されるDSD信号の高域成分に応じて適当なローパスフィルタの特性が自動的に選択されるため、不充分な遮断による後段への不要な高域成分の漏れだしが起こらない。このため、後段のアンプやスピーカにおける混変調歪みの発生を自動的に抑えることができる。
【0046】
次に、本発明に係るディジタル信号処理装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。この実施の形態は、上記DSD信号を増幅する図9に示すような増幅部46の前段に設けられるディジタル信号処理装置であり、混変調歪みを防止するための保護装置として機能する。したがって、増幅部46は、本発明のディジタル信号処理装置によって混変調歪みの発生が自動的に抑えられたアナログオーディオ信号を増幅できる。
【0047】
ディジタル信号処理装置としては、カットオフ周波数がオーディオ帯域以上で周波数特性を異ならせるローパスフィルタ41と、入力端子40からのDSD信号に含まれる高域成分を測定する高域成分測定回路42と、上記DSD信号に施されたボリューム操作を検出するボリューム操作検出部44と、高域成分測定回路42からの出力信号とボリューム操作検出部44からの検出信号とに基づいて上記ローパスフィルタ41の互いに異なる周波数特性の内の任意の周波数特性を自動的に選択する切り替え制御部45とを備え、切り替え制御部45で自動的に選択した上記ローパスフィルタ41の周波数特性により上記DSD信号をフィルタリングする。
【0048】
このディジタル信号処理装置からのフィルタリング出力となるアナログオーディオ信号は、ボリューム操作検出部44からの検出信号に基づいて入力信号を増幅する増幅部46に供給される。増幅部46で増幅されたアナログオーディオ信号は出力端子47に供給される。
【0049】
ローパスフィルタ41は、図2に示すように、カットオフ周波数fcが50KHzの周波数特性と、カットオフ周波数fcが100KHzの周波数特性とを備え、自動的にこれら二つの周波数特性を切り替えることができる。
【0050】
また、ローパスフィルタ41は、カットオフ周波数が20KHzのオーディオ帯域以上で、図3に示したように、減衰特性の次数を異ならせる二つ以上の互いに異なる周波数特性を有してもよい。
【0051】
上記ディジタル信号増幅装置でもローパスフィルタ41の特性を自動的に切り替える。このため、高域成分測定回路42でDSD信号に含まれる高域成分を測定している。高域成分測定回路42は、上記図5〜図7に示したのと同様の構成である。測定結果は切り替え制御部45に供給される。切り替え制御部45にはボリューム操作検出部44が増幅した後の出力信号から検出した出力レベルに関する検出結果も供給される。そして、切り替え制御部45は、これらの情報に基づいてローパスフィルタ41の周波数特性を切り替える。
【0052】
したがって、上記ディジタル信号処理装置は、DSD信号の高域成分に応じて適当なローパスフィルタの特性を自動的に選択できるため、不要な高域成分漏れだしを抑えることができる。このため混変調歪みの発生を自動的に抑え、増幅部46の破損を防ぐことができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のディジタル信号再生装置によれば、後段に接続される装置の構成や再生される1ビット量子化データからなるディジタル信号の高域成分に応じて、適当なローパスフィルタを手動又は自動で選択できるので、不充分な遮断による後段への不要な高域成分の漏れだしを手動又は自動で防ぐことができ、後段における混変調歪みの発生を抑えることができる。
【0054】
また、本発明のディジタル信号処理装置によれば入力される1ビットディジタル信号の高域成分に応じて適当なローパスフィルタを選択し、混変調歪みの発生を抑えることができるので、増幅部を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル信号再生装置の実施の形態のブロック図である。
【図2】上記図1に示したディジタル信号再生装置に使われるローパスフィルタの異なる周波数特性として、カットオフ周波数の異なる周波数特性を示す特性図である。
【図3】上記図1に示したディジタル信号再生装置に使われるローパスフィルタの異なる周波数特性として、減衰特性のスロープの異なる周波数特性を示す特性図である。
【図4】本発明のディジタル信号再生装置の他の実施の形態のブロック図である。
【図5】上記図4に示したディジタル信号装置に使われる高域成分測定回路の第1の具体例を示すブロック図である。
【図6】上記図4に示したディジタル信号装置に使われる高域成分測定回路の第2の具体例を示すブロック図である。
【図7】上記図4に示したディジタル信号装置に使われる高域成分測定回路の第3の具体例を示すブロック図である。
【図8】ノイズシェーパによる3つのノイズ特性に対する、ローパスフィルタ手段の周波数特性の切り替えの具体例を説明するための図である。
【図9】本発明に係るディジタル信号処理装置の実施の形態のブロック図である。
【図10】コンパクトディスクからディジタルオーディオ信号を再生する再生装置のブロック図である。
【図11】DSD信号が記録されたディスクからDSD信号を再生する再生装置のブロック図である。
【図12】上記DSD信号の元になる1ビットディジタル信号を生成するΔΣ変調器のブロック図である。
【図13】3次のノイズシェーパによるノイズ特性を示す特性図である。
【図14】7次のノイズシェーパによるノイズ特性を示す特性図である。
【符号の説明】
10 光ディスク、11 光学ピックアップ、12 信号処理部、13 ローパスフィルタ、15 切り替え回路、16 切り替え設定回路、17 高域成分測定回路

Claims (16)

  1. オーディオ帯域より充分大きいサンプリング周波数fs(Hz)でサンプリングされた量子化1ビットデータからなるディジタル信号が記録された記録媒体を再生するディジタル信号再生装置において、
    上記記録媒体から上記ディジタル信号を再生する再生手段と、
    上記再生手段にて再生されたディジタル信号に所定の信号処理を施す信号処理手段と、
    カットオフ周波数がオーディオ帯域以上で、かつ複数の互いに異なる周波数特性を有するローパスフィルタ手段と、
    上記信号処理手段にて所定の信号処理が施されたディジタルオーディオ信号に含まれる高域成分を測定する高域成分測定手段と、
    上記高域成分測定手段からの出力信号に基づいて上記ローパスフィルタ手段の互いに異なる周波数特性の内の任意の周波数特性を自動的に選択する選択手段とを備え、
    上記選択手段が自動的に選択した上記ローパスフィルタの周波数特性で上記信号処理手段からのディジタル信号をフィルタリングする
    ことを特徴とするディジタル信号再生装置。
  2. 上記ローパスフィルタ手段は、複数の互いに異なる周波数特性を選択可能とするものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号再生装置。
  3. 上記ローパスフィルタ手段は、複数の互いに異なる周波数特性毎に複数の互いに異なるローパスフィルタを有し、上記選択手段によりその内の一つのローパスフィルタが選択可能とされるものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号再生装置。
  4. 上記複数の互いに異なる周波数特性は、カットオフ周波数が互いに異なるものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号再生装置。
  5. 上記複数の互いに異なる周波数特性は、減衰特性の減衰量又は関数が互いに異なるものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号再生装置。
  6. 上記高域成分測定手段は、
    上記オーディオ帯域以上で所定の周波数近傍を抽出するバンドパスフィルタ手段と、
    上記バンドパスフィルタ手段にて抽出した信号を整流する整流手段と、
    上記整流手段にて整流した直流成分と固定直流成分を比較する比較手段とから構成され、
    上記比較手段の結果を出力信号として出力することを特徴とする請求項記載のディジタル信号再生装置。
  7. 上記高域成分測定手段は、
    上記オーディオ帯域以上で複数の周波数近傍を抽出する複数のバンドパスフィルタ手段と、
    上記複数のバンドパスフィルタ手段にて抽出した信号を整流する複数の整流手段と、
    上記複数の整流手段にて整流した直流成分に基づき所定の演算を施す演算手段とを備え、
    上記演算手段にて演算した結果を出力信号として出力することを特徴とする請求項記載のディジタル信号再生装置。
  8. オーディオ帯域より充分大きいサンプリング周波数fs(Hz)でサンプリングされた量子化1ビットデータからなるディジタル信号に信号処理を施すディジタル信号処理装置において、
    カットオフ周波数がオーディオ帯域以上で、かつ複数の互いに異なる周波数特性を有するローパスフィルタ手段と、
    上記ディジタル信号に含まれる高域成分を測定する高域成分測定手段と、
    上記高域成分測定手段からの出力信号に基づいて上記ローパスフィルタ手段の互いに異なる周波数特性の内の任意の周波数特性を自動的に選択する選択手段とを備え、
    上記選択手段が自動的に選択した上記ローパスフィルタの周波数特性で上記ディジタル信号をフィルタリングする
    ことを特徴とするディジタル信号処理装置。
  9. 上記ディジタル信号に施されたボリューム操作を検出するための検出手段を備え、上記選択手段は上記高域成分測定手段からの出力信号と上記検出手段からの検出信号とに基づいて上記ローパスフィルタ手段の複数の互いに異なる周波数特性の内の任意の周波数特性を自動的に選択することを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
  10. 上記ローパスフィルタ手段の出力は、後段に接続される増幅手段によって増幅されることを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
  11. 上記ローパスフィルタ手段は、複数の互いに異なる周波数特性を選択可能とするものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
  12. 上記ローパスフィルタ手段は、複数の互いに異なる周波数特性毎に複数の互いに異なるローパスフィルタを有し、上記選択手段によりその内の一つのローパスフィルタが選択可能とされるものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
  13. 上記複数の互いに異なる周波数特性は、カットオフ周波数が互いに異なるものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
  14. 上記複数の互いに異なる周波数特性は、減衰特性の減衰量又は関数が互いに異なるものであることを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
  15. 上記高域成分測定手段は、
    上記オーディオ帯域以上で所定の周波数近傍を抽出するバンドパスフィルタ手段と、
    上記バンドパスフィルタ手段にて抽出した信号を整流する整流手段と、
    上記整流手段にて整流した直流成分と固定直流成分を比較する比較手段とから構成され、
    上記比較手段の結果を出力信号として出力することを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
  16. 上記高域成分測定手段は、
    上記オーディオ帯域以上で複数の周波数近傍を抽出する複数のバンドパスフィルタ手段と、
    上記複数のバンドパスフィルタ手段にて抽出した信号を整流する複数の整流手段と、
    上記複数の整流手段にて整流した直流成分に基づき所定の演算を施す演算手段とを備え、
    上記演算手段にて演算した結果を出力信号として出力することを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理装置。
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