JP2000269439A - 半導体集積回路の入力保護回路とその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路の入力保護回路とその製造方法Info
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- JP2000269439A JP2000269439A JP11072350A JP7235099A JP2000269439A JP 2000269439 A JP2000269439 A JP 2000269439A JP 11072350 A JP11072350 A JP 11072350A JP 7235099 A JP7235099 A JP 7235099A JP 2000269439 A JP2000269439 A JP 2000269439A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセス変更せずにブレークダウン電圧の低
い入力保護用バイポーラ型トランジスタを提供する。 【解決手段】 本発明の半導体集積回路の入力保護回路
は、P型の半導体基板1内に形成されエミッタ領域を構
成するN型ウエル3と、このN型ウエル3内に形成され
ベース領域を構成するP型拡散層10と、このP型拡散
層10内に形成されコレクタ領域を構成するN型拡散層
15とを有するものである。
い入力保護用バイポーラ型トランジスタを提供する。 【解決手段】 本発明の半導体集積回路の入力保護回路
は、P型の半導体基板1内に形成されエミッタ領域を構
成するN型ウエル3と、このN型ウエル3内に形成され
ベース領域を構成するP型拡散層10と、このP型拡散
層10内に形成されコレクタ領域を構成するN型拡散層
15とを有するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
入力保護回路とその製造方法に関し、更に言えば入力保
護用バイポーラ型トランジスタとその製造方法に関す
る。
入力保護回路とその製造方法に関し、更に言えば入力保
護用バイポーラ型トランジスタとその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路等には、外部入
力端子にサージ電圧が印加された時に入力回路のゲート
絶縁膜が破壊しないように保護するための入力保護回路
が設けられている。
力端子にサージ電圧が印加された時に入力回路のゲート
絶縁膜が破壊しないように保護するための入力保護回路
が設けられている。
【0003】図7(a)及び図7(b)は上記入力保護
回路の一例を示す等価回路図及び断面図である。
回路の一例を示す等価回路図及び断面図である。
【0004】51は入力端子に接続された入力パッド、
52は入力パッド51と入力回路(図示せず)との間の
入力配線、53は入力配線52と接地電位ノードとの間
に形成され、P型の半導体基板55のP型ウエル56が
ベース領域となる入力保護用バイポーラ型トランジスタ
である。本構成では、P型ウエル56上に形成された入
力保護用バイポーラ型トランジスタは、NPN型トラン
ジスタであり、そのコレクタ領域57が入力配線52に
接続され、そのエミッタ領域58が接地電位ノードに接
続され、P型ウエル56に接地電位が与えられている。
尚、59は素子分離膜である。
52は入力パッド51と入力回路(図示せず)との間の
入力配線、53は入力配線52と接地電位ノードとの間
に形成され、P型の半導体基板55のP型ウエル56が
ベース領域となる入力保護用バイポーラ型トランジスタ
である。本構成では、P型ウエル56上に形成された入
力保護用バイポーラ型トランジスタは、NPN型トラン
ジスタであり、そのコレクタ領域57が入力配線52に
接続され、そのエミッタ領域58が接地電位ノードに接
続され、P型ウエル56に接地電位が与えられている。
尚、59は素子分離膜である。
【0005】ここで、上記入力保護用のNPN型トラン
ジスタ53の動作について説明する。
ジスタ53の動作について説明する。
【0006】入力パッド51にサージ電圧のような過大
の電圧が印加された時に、NPN型トランジスタ53の
PN接合部でブレークダウンが生じ、大きな電流が半導
体基板55を通して接地電位に流れる。このとき、上記
基板55の抵抗成分による電圧降下により基板電位が上
昇し、NPN型トランジスタ53のベース電位も上昇す
る。これにより、NPN型トランジスタ53がオン状態
になり、その増幅作用により大きな電流を接地電位に流
すようになる。従って、過大の電圧が、入力回路のMO
Sトランジスタのゲートに直接印加されることはなく、
半導体集積回路の静電破壊に対処していた。
の電圧が印加された時に、NPN型トランジスタ53の
PN接合部でブレークダウンが生じ、大きな電流が半導
体基板55を通して接地電位に流れる。このとき、上記
基板55の抵抗成分による電圧降下により基板電位が上
昇し、NPN型トランジスタ53のベース電位も上昇す
る。これにより、NPN型トランジスタ53がオン状態
になり、その増幅作用により大きな電流を接地電位に流
すようになる。従って、過大の電圧が、入力回路のMO
Sトランジスタのゲートに直接印加されることはなく、
半導体集積回路の静電破壊に対処していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記NPN型
トランジスタ53を通常のCMOSプロセスで形成した
場合のブレークダウン電圧はV2(=およそ8.4V程
度)と高く、このときのゲート絶縁膜が破壊されるゲー
ト破壊電圧V3(=およそ10V程度)であるため、マ
ージンが少ないという問題があった(図2参照)。尚、
P型ウエル56濃度を高くすれば、ブレークダウン電圧
を下げることができるが、通常のMOSトランジスタ側
のトランジスタ特性が変動してしまうため、特性評価を
し直す必要が生じる。
トランジスタ53を通常のCMOSプロセスで形成した
場合のブレークダウン電圧はV2(=およそ8.4V程
度)と高く、このときのゲート絶縁膜が破壊されるゲー
ト破壊電圧V3(=およそ10V程度)であるため、マ
ージンが少ないという問題があった(図2参照)。尚、
P型ウエル56濃度を高くすれば、ブレークダウン電圧
を下げることができるが、通常のMOSトランジスタ側
のトランジスタ特性が変動してしまうため、特性評価を
し直す必要が生じる。
【0008】そのため、本発明者はプロセス変更するこ
となしに、ブレークダウン電圧の低い入力保護用バイポ
ーラ型トランジスタの製造方法について検討した。そし
て、通常のMOSトランジスタの製造工程におけるポケ
ット領域の形成工程に着目した。このポケット領域と
は、CMOSトランジスタにおいて、ゲート下近傍にポ
ケット領域(一導電型)を形成することで、ソース・ド
レイン領域(逆導電型)のチャネル方向への拡散を抑止
すると共に、短チャネル効果の防止を図るものである。
尚、このような技術は、特開平8−130251号公報
等に開示されている。
となしに、ブレークダウン電圧の低い入力保護用バイポ
ーラ型トランジスタの製造方法について検討した。そし
て、通常のMOSトランジスタの製造工程におけるポケ
ット領域の形成工程に着目した。このポケット領域と
は、CMOSトランジスタにおいて、ゲート下近傍にポ
ケット領域(一導電型)を形成することで、ソース・ド
レイン領域(逆導電型)のチャネル方向への拡散を抑止
すると共に、短チャネル効果の防止を図るものである。
尚、このような技術は、特開平8−130251号公報
等に開示されている。
【0009】従って、本発明では上記ポケット領域の形
成工程を利用することで、プロセス変更せずにブレーク
ダウン電圧の低い入力保護用バイポーラ型トランジスタ
とその製造方法を提供することを目的とする。
成工程を利用することで、プロセス変更せずにブレーク
ダウン電圧の低い入力保護用バイポーラ型トランジスタ
とその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の半導体
集積回路の入力保護回路は、図1に示すようにP型の半
導体基板1内に形成されエミッタ領域を構成するN型ウ
エル3と、このN型ウエル3内に形成されベース領域を
構成するP型拡散層10と、このP型拡散層10内に形
成されコレクタ領域を構成するN型拡散層15とを有す
るもので、前記コレクタ領域下の前記ベース領域幅が、
およそ0.2μm乃至0.3μm程度であることを特徴
とする。
集積回路の入力保護回路は、図1に示すようにP型の半
導体基板1内に形成されエミッタ領域を構成するN型ウ
エル3と、このN型ウエル3内に形成されベース領域を
構成するP型拡散層10と、このP型拡散層10内に形
成されコレクタ領域を構成するN型拡散層15とを有す
るもので、前記コレクタ領域下の前記ベース領域幅が、
およそ0.2μm乃至0.3μm程度であることを特徴
とする。
【0011】また、その製造方法は、図3に示すように
P型の半導体基板1内にN型ウエル(エミッタ領域)3
及びP型ウエル2を形成する。次に、図4に示すように
このP型ウエル2上にゲート絶縁膜5を介してゲート電
極6を形成し、このゲート電極6の両側及び前記N型ウ
エル3上に形成するベース領域形成領域上に開口7a,
7b及び7cを有するレジスト膜7を形成した後に、こ
のレジスト膜7をマスクにしてP型不純物をイオン注入
してP型ウエル2内のゲート電極6下の両側にP型のポ
ケット領域8,9を形成すると共に、N型ウエル3内に
ベース領域を構成するP型拡散層10を形成する。更
に、図5に示すように前記N型ウエル3上に形成したP
型拡散層(ベース領域)10上にこの拡散層10よりも
狭い開口11aを有するレジスト膜11を形成した後
に、このレジスト膜11をマスクにしてN型不純物をイ
オン注入して前記ゲート電極6に隣接するようにN型の
ソース・ドレイン領域12,13を形成し、N型ウエル
3内のP型拡散層10内にコレクタ領域を構成するN型
拡散層15を形成すると共に、N型ウエル3を接地電位
に接続するためのN型拡散層14,16を形成する工程
とを有することを特徴とする。
P型の半導体基板1内にN型ウエル(エミッタ領域)3
及びP型ウエル2を形成する。次に、図4に示すように
このP型ウエル2上にゲート絶縁膜5を介してゲート電
極6を形成し、このゲート電極6の両側及び前記N型ウ
エル3上に形成するベース領域形成領域上に開口7a,
7b及び7cを有するレジスト膜7を形成した後に、こ
のレジスト膜7をマスクにしてP型不純物をイオン注入
してP型ウエル2内のゲート電極6下の両側にP型のポ
ケット領域8,9を形成すると共に、N型ウエル3内に
ベース領域を構成するP型拡散層10を形成する。更
に、図5に示すように前記N型ウエル3上に形成したP
型拡散層(ベース領域)10上にこの拡散層10よりも
狭い開口11aを有するレジスト膜11を形成した後
に、このレジスト膜11をマスクにしてN型不純物をイ
オン注入して前記ゲート電極6に隣接するようにN型の
ソース・ドレイン領域12,13を形成し、N型ウエル
3内のP型拡散層10内にコレクタ領域を構成するN型
拡散層15を形成すると共に、N型ウエル3を接地電位
に接続するためのN型拡散層14,16を形成する工程
とを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体集積回路の
入力保護回路とその製造方法に係る一実施形態について
図面を参照しながら説明する。
入力保護回路とその製造方法に係る一実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の入力保護回路の一例を示す
断面図である。尚、等価回路図は、従来構成と同様であ
り、重複した説明を避けるために省略する。
断面図である。尚、等価回路図は、従来構成と同様であ
り、重複した説明を避けるために省略する。
【0014】18は入力端子に接続された入力パッド、
17は入力パッド18と入力回路(図示せず)との間の
入力配線、20は入力配線17と接地電位ノードとの間
に形成され、P型の半導体基板1のN型ウエル3内に形
成されたP型拡散層10がベース領域となる入力保護用
バイポーラ型トランジスタである。本構成では、N型ウ
エル3上に形成された入力保護用バイポーラ型トランジ
スタ20は、NPN型トランジスタであり、そのコレク
タ領域(N型拡散層15)が入力配線17に接続され、
そのエミッタ領域(N型ウエル3)が接地電位ノードに
接続されている。尚、4は素子分離膜であり、14,1
6はN型ウエル3を接地電位に接続するためのN型拡散
層である。
17は入力パッド18と入力回路(図示せず)との間の
入力配線、20は入力配線17と接地電位ノードとの間
に形成され、P型の半導体基板1のN型ウエル3内に形
成されたP型拡散層10がベース領域となる入力保護用
バイポーラ型トランジスタである。本構成では、N型ウ
エル3上に形成された入力保護用バイポーラ型トランジ
スタ20は、NPN型トランジスタであり、そのコレク
タ領域(N型拡散層15)が入力配線17に接続され、
そのエミッタ領域(N型ウエル3)が接地電位ノードに
接続されている。尚、4は素子分離膜であり、14,1
6はN型ウエル3を接地電位に接続するためのN型拡散
層である。
【0015】ここで、本発明の特徴は、NPN型トラン
ジスタ20のベース領域を構成するP型拡散層10が、
通常のMOSトランジスタの製造工程におけるポケット
領域の形成工程と同一工程で形成されていることであ
る。このような構成のNPN型トランジスタ20のブレ
ークダウン電圧はV1(=およそ7.4V程度)とな
り、従来構成のNPN型トランジスタ53のブレークダ
ウン電圧であるV2(=およそ8.4V程度)より、V
2−V1(=1V程度)下げることができた。図2は、
従来構成のNPN型トランジスタと本発明構成のNPN
型トランジスタにおけるブレークダウン電圧を比較する
ための特性図であり、本発明構成では、ゲート絶縁膜が
破壊されるゲート破壊電圧V3(=およそ10V程度)
に対して、従来構成よりもマージンを広く取ることがで
きる。
ジスタ20のベース領域を構成するP型拡散層10が、
通常のMOSトランジスタの製造工程におけるポケット
領域の形成工程と同一工程で形成されていることであ
る。このような構成のNPN型トランジスタ20のブレ
ークダウン電圧はV1(=およそ7.4V程度)とな
り、従来構成のNPN型トランジスタ53のブレークダ
ウン電圧であるV2(=およそ8.4V程度)より、V
2−V1(=1V程度)下げることができた。図2は、
従来構成のNPN型トランジスタと本発明構成のNPN
型トランジスタにおけるブレークダウン電圧を比較する
ための特性図であり、本発明構成では、ゲート絶縁膜が
破壊されるゲート破壊電圧V3(=およそ10V程度)
に対して、従来構成よりもマージンを広く取ることがで
きる。
【0016】また、本発明構成では、上記のP型拡散層
10の幅(即ち、コレクタ領域を構成するN型拡散層1
5下からの距離)が、従来のP型ウエル56(ウエル拡
散形成しているために深くなる。およそ3〜4μm程
度)から成るベース領域と比較して狭く(およそ0.1
〜0.2μm程度)形成されているため、電流増幅率β
が高くなり、従って入力パッド18に入力されたノイズ
を効率よくN型ウエル3に逃がすことができる。
10の幅(即ち、コレクタ領域を構成するN型拡散層1
5下からの距離)が、従来のP型ウエル56(ウエル拡
散形成しているために深くなる。およそ3〜4μm程
度)から成るベース領域と比較して狭く(およそ0.1
〜0.2μm程度)形成されているため、電流増幅率β
が高くなり、従って入力パッド18に入力されたノイズ
を効率よくN型ウエル3に逃がすことができる。
【0017】以下、本発明の入力保護回路の製造方法の
一例を、上記NPN型トランジスタ20をCMOSプロ
セス(特に、Nチャネル型MOSトランジスタの形成工
程)と合わせ込み形成する製造方法に基づき説明する。
一例を、上記NPN型トランジスタ20をCMOSプロ
セス(特に、Nチャネル型MOSトランジスタの形成工
程)と合わせ込み形成する製造方法に基づき説明する。
【0018】先ず、図3において、P型の半導体基板1
上にP型ウエル2及びN型ウエル3が形成されており、
P型ウエル2及びN型ウエル3の拡散深さは、それぞれ
およそ3〜4μm程度で、その濃度は、それぞれおよそ
1×1016/cm3程度である。4は周知のLOCOS
(Local Oxidation Of Sil icon)法により形成された
素子分離膜である。尚、上記N型ウエル3上には本発明
のNPN型トランジスタ20が形成され(形成領域
A),P型ウエル2上にはNチャネル型MOSトランジ
スタが形成される(形成領域B)と共に、Pチャネル型
MOSトランジスタ(不図示)が形成される。尚、説明
の便宜上、Pチャネル型MOSトランジスタの製造方法
については説明を省略する。
上にP型ウエル2及びN型ウエル3が形成されており、
P型ウエル2及びN型ウエル3の拡散深さは、それぞれ
およそ3〜4μm程度で、その濃度は、それぞれおよそ
1×1016/cm3程度である。4は周知のLOCOS
(Local Oxidation Of Sil icon)法により形成された
素子分離膜である。尚、上記N型ウエル3上には本発明
のNPN型トランジスタ20が形成され(形成領域
A),P型ウエル2上にはNチャネル型MOSトランジ
スタが形成される(形成領域B)と共に、Pチャネル型
MOSトランジスタ(不図示)が形成される。尚、説明
の便宜上、Pチャネル型MOSトランジスタの製造方法
については説明を省略する。
【0019】次に、図4において、全面にレジスト膜7
を形成し、このレジスト膜7内の上記P型ウエル2上に
ゲート絶縁膜5を介して形成したゲート電極6の両側に
開口7a,7bを形成すると共に、N型ウエル3内のベ
ース領域形成領域に対応する位置に開口7cを形成した
後に、レジスト膜7をマスクにしてP型不純物をイオン
注入して、開口7a,7b下にP型のポケット領域8,
9を形成すると共に、開口7c下にP型拡散層10を形
成する。尚、実際には、後工程でのアニール工程により
イオン注入された不純物が拡散されてなるが、便宜的に
拡散された状態を図示してある。また、本工程では、例
えばボロンイオンをおよそ100KeVの加速電圧で、
1.5×1013/cm2の注入量でイオン注入してお
り、アニール処理後のP型拡散層10の濃度は、およそ
1×1018/cm3程度で、その濃度ピークの深さは、
およそ0.4μm程度である。そして、このP型拡散層
10はベース領域を構成する。
を形成し、このレジスト膜7内の上記P型ウエル2上に
ゲート絶縁膜5を介して形成したゲート電極6の両側に
開口7a,7bを形成すると共に、N型ウエル3内のベ
ース領域形成領域に対応する位置に開口7cを形成した
後に、レジスト膜7をマスクにしてP型不純物をイオン
注入して、開口7a,7b下にP型のポケット領域8,
9を形成すると共に、開口7c下にP型拡散層10を形
成する。尚、実際には、後工程でのアニール工程により
イオン注入された不純物が拡散されてなるが、便宜的に
拡散された状態を図示してある。また、本工程では、例
えばボロンイオンをおよそ100KeVの加速電圧で、
1.5×1013/cm2の注入量でイオン注入してお
り、アニール処理後のP型拡散層10の濃度は、およそ
1×1018/cm3程度で、その濃度ピークの深さは、
およそ0.4μm程度である。そして、このP型拡散層
10はベース領域を構成する。
【0020】更に、図5において、上記レジスト膜7を
除去し、上記N型ウエル3上のP拡散層10上にその拡
散層10よりも狭い開口11aを有するレジスト膜11
を形成した後に、このレジスト膜11及びゲート電極6
をマスクにしてN型不純物をイオン注入して、上記ゲー
ト電極6に隣接するように基板表層にソース・ドレイン
領域12,13を形成すると共に、N型ウエル3上にN
型拡散層14,15,16を形成する。尚、N型拡散層
14,16はエミッタ領域を構成するN型ウエル3を接
地電位に接続するためのものである。また、N型拡散層
15はコレクタ領域となり、入力配線17を介して入力
パッド18が接続されている。
除去し、上記N型ウエル3上のP拡散層10上にその拡
散層10よりも狭い開口11aを有するレジスト膜11
を形成した後に、このレジスト膜11及びゲート電極6
をマスクにしてN型不純物をイオン注入して、上記ゲー
ト電極6に隣接するように基板表層にソース・ドレイン
領域12,13を形成すると共に、N型ウエル3上にN
型拡散層14,15,16を形成する。尚、N型拡散層
14,16はエミッタ領域を構成するN型ウエル3を接
地電位に接続するためのものである。また、N型拡散層
15はコレクタ領域となり、入力配線17を介して入力
パッド18が接続されている。
【0021】更に、本工程では、いわゆるLDD構造の
ソース・ドレイン領域を形成しているため、例えばリン
イオンをおよそ40KeVの加速電圧で、2×1013/
cm 2の注入量でイオン注入し、ゲート電極6の側壁部
を被覆するように不図示の側壁絶縁膜を形成した後に、
例えばヒ素イオンをおよそ60KeVの加速電圧で、5
×101 5/cm2の注入量でイオン注入している。この
ときのN型拡散層14,15,16の拡散深さは、およ
そ0.25μm程度である。従って、上記N型拡散層1
5下のP型拡散層10(ベース領域)の幅は、およそ
0.1〜0.2μm程度となり、従来構成のP型ウエル
から成るベース領域に比べて、ベース幅を小さくできる
ため、電流増幅率が増加し、入力パッド18にノイズが
入ったとしても、N型ウエル3に効率よく逃がすことが
できる。
ソース・ドレイン領域を形成しているため、例えばリン
イオンをおよそ40KeVの加速電圧で、2×1013/
cm 2の注入量でイオン注入し、ゲート電極6の側壁部
を被覆するように不図示の側壁絶縁膜を形成した後に、
例えばヒ素イオンをおよそ60KeVの加速電圧で、5
×101 5/cm2の注入量でイオン注入している。この
ときのN型拡散層14,15,16の拡散深さは、およ
そ0.25μm程度である。従って、上記N型拡散層1
5下のP型拡散層10(ベース領域)の幅は、およそ
0.1〜0.2μm程度となり、従来構成のP型ウエル
から成るベース領域に比べて、ベース幅を小さくできる
ため、電流増幅率が増加し、入力パッド18にノイズが
入ったとしても、N型ウエル3に効率よく逃がすことが
できる。
【0022】尚、P型拡散層10とN型拡散層15を形
成するためのイオン注入工程の順序は、本実施形態のよ
うにP型拡散層10形成用のイオン注入を行った後に、
N型拡散層15形成用のイオン注入を行うものであって
も、その逆のN型拡散層15形成用のイオン注入を行っ
た後に、P型拡散層10形成用のイオン注入を行うもの
であっても良い。
成するためのイオン注入工程の順序は、本実施形態のよ
うにP型拡散層10形成用のイオン注入を行った後に、
N型拡散層15形成用のイオン注入を行うものであって
も、その逆のN型拡散層15形成用のイオン注入を行っ
た後に、P型拡散層10形成用のイオン注入を行うもの
であっても良い。
【0023】以上説明したように本発明の半導体装置で
は、通常のMOSトランジスタにおけるソース・ドレイ
ン領域のチャネル方向への拡散を抑止すると共に、短チ
ャネル効果の防止を図るためのポケット領域の形成工程
を利用することで、CMOSプロセスを変更せずに、ブ
レークダウン電圧の低いバイポーラ型入力保護回路を形
成することができる。また、上述したようにゲート破壊
電圧よりも耐圧が低いため、静電破壊に強い構造であ
る。
は、通常のMOSトランジスタにおけるソース・ドレイ
ン領域のチャネル方向への拡散を抑止すると共に、短チ
ャネル効果の防止を図るためのポケット領域の形成工程
を利用することで、CMOSプロセスを変更せずに、ブ
レークダウン電圧の低いバイポーラ型入力保護回路を形
成することができる。また、上述したようにゲート破壊
電圧よりも耐圧が低いため、静電破壊に強い構造であ
る。
【0024】尚、本実施形態の説明では、NPN型バイ
ポーラトランジスタ構造について説明したが、本発明は
N型基板におけるPNP型バイポーラトランジスタ構造
の入力保護回路にも適用できるものであり、この場合で
もCMOSプロセスを慣用する(必要に応じてイオン注
入時の加速電圧を調整する)だけで良くなり、煩わしい
特性評価等の作業が不要となる。
ポーラトランジスタ構造について説明したが、本発明は
N型基板におけるPNP型バイポーラトランジスタ構造
の入力保護回路にも適用できるものであり、この場合で
もCMOSプロセスを慣用する(必要に応じてイオン注
入時の加速電圧を調整する)だけで良くなり、煩わしい
特性評価等の作業が不要となる。
【0025】以下、このようなPNP型バイポーラトラ
ンジスタ構造の入力保護回路について説明する。
ンジスタ構造の入力保護回路について説明する。
【0026】図6(a)は上記入力保護回路の等価回路
図で、図6(b)はCMOSプロセス(特に、Pチャネ
ル型MOSトランジスタの形成工程)と合わせ込み形成
される入力保護回路の断面図である。
図で、図6(b)はCMOSプロセス(特に、Pチャネ
ル型MOSトランジスタの形成工程)と合わせ込み形成
される入力保護回路の断面図である。
【0027】図6において、38は入力端子に接続され
た入力パッド、37は入力パッド38と入力回路(図示
せず)との間の入力配線、40は入力配線37と接地電
位ノードとの間に形成され、P型の半導体基板21のP
型ウエル23内に形成されたN型拡散層30がベース領
域となる入力保護用バイポーラ型トランジスタである。
本構成では、P型ウエル23上に形成された入力保護用
バイポーラ型トランジスタ40は、PNP型トランジス
タであり、そのコレクタ領域(P型拡散層35)が入力
配線37に接続され、そのエミッタ領域(P型ウエル2
3)が電源電位(VDD)ノードに接続されている。尚、
24は素子分離膜であり、34,36はP型ウエル23
を電源電位(VDD)に接続するためのP型拡散層であ
る。
た入力パッド、37は入力パッド38と入力回路(図示
せず)との間の入力配線、40は入力配線37と接地電
位ノードとの間に形成され、P型の半導体基板21のP
型ウエル23内に形成されたN型拡散層30がベース領
域となる入力保護用バイポーラ型トランジスタである。
本構成では、P型ウエル23上に形成された入力保護用
バイポーラ型トランジスタ40は、PNP型トランジス
タであり、そのコレクタ領域(P型拡散層35)が入力
配線37に接続され、そのエミッタ領域(P型ウエル2
3)が電源電位(VDD)ノードに接続されている。尚、
24は素子分離膜であり、34,36はP型ウエル23
を電源電位(VDD)に接続するためのP型拡散層であ
る。
【0028】ここで、本発明の特徴は、PNP型トラン
ジスタ40のベース領域を構成するN型拡散層30が、
通常のMOSトランジスタの製造工程におけるP型のソ
ース・ドレイン領域32,33のチャネル方向への拡散
を抑止すると共に、短チャネル効果の防止を図るための
N型のポケット領域28,29の形成工程と同一工程で
形成されていることである。そして、このような構成の
PNP型トランジスタにおいても、一実施形態と同様に
ブレークダウン電圧の低いバイポーラ型入力保護回路を
提供することができる。
ジスタ40のベース領域を構成するN型拡散層30が、
通常のMOSトランジスタの製造工程におけるP型のソ
ース・ドレイン領域32,33のチャネル方向への拡散
を抑止すると共に、短チャネル効果の防止を図るための
N型のポケット領域28,29の形成工程と同一工程で
形成されていることである。そして、このような構成の
PNP型トランジスタにおいても、一実施形態と同様に
ブレークダウン電圧の低いバイポーラ型入力保護回路を
提供することができる。
【0029】尚、本発明は半導体基板が、N型である
か、あるいはP型であるかに応じてNPN型あるいはP
NP型トランジスタ構造の入力保護回路を形成できるも
のであり、更に言えば、N型基板でNPN型トランジス
タ構造やP型基板でPNP型トランジスタ構造の入力保
護回路も形成できるものである。
か、あるいはP型であるかに応じてNPN型あるいはP
NP型トランジスタ構造の入力保護回路を形成できるも
のであり、更に言えば、N型基板でNPN型トランジス
タ構造やP型基板でPNP型トランジスタ構造の入力保
護回路も形成できるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、CMOSプロセスに用
いられているソース・ドレイン領域のチャネル方向への
拡散を抑止すると共に、短チャネル効果の防止を図るた
めのポケット領域の形成工程を利用することで、大幅な
プロセス変更をすることなしに、ブレークダウン電圧の
低いバイポーラ型入力保護回路を形成することができ
る。
いられているソース・ドレイン領域のチャネル方向への
拡散を抑止すると共に、短チャネル効果の防止を図るた
めのポケット領域の形成工程を利用することで、大幅な
プロセス変更をすることなしに、ブレークダウン電圧の
低いバイポーラ型入力保護回路を形成することができ
る。
【0031】また、本発明構造は、ゲート破壊電圧より
も耐圧が低いため、静電破壊に強く、更に、P型拡散層
でベース領域を構成したため、従来構成のP型ウエルか
ら成るベース領域に比べてベース幅を小さくでき、電流
増幅率が増加し、入力パッドに入力されたノイズ効率よ
く逃がすことができる。
も耐圧が低いため、静電破壊に強く、更に、P型拡散層
でベース領域を構成したため、従来構成のP型ウエルか
ら成るベース領域に比べてベース幅を小さくでき、電流
増幅率が増加し、入力パッドに入力されたノイズ効率よ
く逃がすことができる。
【図1】本発明の一実施形態の半導体集積回路の入力保
護回路を説明するための断面図である。
護回路を説明するための断面図である。
【図2】従来構成のNPN型トランジスタと本発明構成
のNPN型トランジスタにおけるブレークダウン電圧を
比較するための特性図である。
のNPN型トランジスタにおけるブレークダウン電圧を
比較するための特性図である。
【図3】本発明の一実施形態の半導体集積回路の入力保
護回路の製造方法を示す断面図である。
護回路の製造方法を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の半導体集積回路の入力保
護回路の製造方法を示す断面図である。
護回路の製造方法を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の半導体集積回路の入力保
護回路の製造方法を示す断面図である。
護回路の製造方法を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の半導体集積回路の入力
保護回路の製造方法を示す断面図である。
保護回路の製造方法を示す断面図である。
【図7】従来の半導体集積回路の入力保護回路を説明す
る図である。
る図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/331 29/73 29/78 Fターム(参考) 5F003 BA97 BJ15 BN02 BP04 BP21 5F038 BH05 BH06 BH13 BH19 EZ12 EZ13 EZ16 EZ20 5F040 DA23 DB03 EF02 EK01 EM01 FB01 FC11 5F048 AA02 AC03 AC07 BA02 BC05 BC06 BE03 BG12 CA12 CC10 CC15 CC19 DA06 DA10 DA15 5F082 AA33 BA04 BA41 BC01 BC09 FA16
Claims (5)
- 【請求項1】 一導電型の半導体基板内に形成されエミ
ッタ領域を構成する逆導電型ウエルと、 前記逆導電型ウエル内に形成されベース領域を構成する
一導電型拡散層と、 前記一導電型拡散層内に形成されコレクタ領域を構成す
る逆導電型拡散層とを有する半導体集積回路の入力保護
回路。 - 【請求項2】 前記コレクタ領域下の前記ベース領域
幅が、およそ0.2μm乃至0.3μm程度であること
を特徴とする半導体集積回路の入力保護回路。 - 【請求項3】 一導電型の半導体基板内にエミッタ領
域を構成する逆導電型ウエルを形成する工程と、 前記逆導電型ウエル内にベース領域を構成する一導電型
拡散層を形成する工程と、 前記一導電型拡散層内にコレクタ領域を構成する逆導電
型拡散層を形成する工程とを有する半導体集積回路の入
力保護回路の製造方法。 - 【請求項4】 MOS型トランジスタとバイポーラ型
入力保護回路とを合わせ込み形成する半導体集積回路の
入力保護回路の製造方法において、 一導電型の半導体基板内のバイポーラ型入力保護回路形
成領域上に逆導電型ウエル(エミッタ領域)を形成する
と共にMOS型トランジスタ形成領域上に一導電型ウエ
ルを形成する工程と、 前記一導電型ウエル上にゲート絶縁膜を介してゲート電
極を形成する工程と、 前記一導電型ウエル上に形成したゲート電極の両側及び
前記逆導電型ウエル上に形成するベース領域形成領域上
に開口を有するレジスト膜をマスクにして一導電型不純
物をイオン注入して一導電型ウエル内のゲート電極下の
両側に一導電型のポケット領域を形成すると共に逆導電
型ウエル内にベース領域を構成する一導電型拡散層を形
成する工程と、 前記逆導電型ウエル上に形成した一導電型拡散層(ベー
ス領域)上にこの拡散層よりも狭い開口を有するレジス
ト膜をマスクにして逆導電型不純物をイオン注入して前
記ゲート電極に隣接するように逆導電型のソース・ドレ
イン領域を形成し、逆導電型ウエル内の一導電型拡散層
内にコレクタ領域を構成する逆導電型拡散層を形成する
と共に逆導電型ウエルを所定電位に接続するための逆導
電型拡散層を形成する工程とを有する半導体集積回路の
入力保護回路の製造方法。 - 【請求項5】 MOS型トランジスタとバイポーラ型
入力保護回路とを合わせ込み形成する半導体集積回路の
入力保護回路の製造方法において、 一導電型の半導体基板内のバイポーラ型入力保護回路形
成領域上に一導電型ウエル(エミッタ領域)を形成する
と共にMOS型トランジスタ形成領域上に逆導電型ウエ
ルを形成する工程と、 前記逆導電型ウエル上にゲート絶縁膜を介してゲート電
極を形成する工程と、 前記逆導電型ウエル上に形成したゲート電極の両側及び
前記一導電型ウエル上に形成するベース領域形成領域上
に開口を有するレジスト膜をマスクにして逆導電型不純
物をイオン注入して逆導電型ウエル内のゲート電極下の
両側に逆導電型のポケット領域を形成すると共に一導電
型ウエル内にベース領域を構成する逆導電型拡散層を形
成する工程と、 前記一導電型ウエル上に形成した逆導電型拡散層(ベー
ス領域)上にこの拡散層よりも狭い開口を有するレジス
ト膜をマスクにして一導電型不純物をイオン注入して前
記ゲート電極に隣接するように一導電型のソース・ドレ
イン領域を形成し、一導電型ウエル内の逆導電型拡散層
内にコレクタ領域を構成する一導電型拡散層を形成する
と共に一導電型ウエルを所定電位に接続するための一導
電型拡散層を形成する工程とを有する半導体集積回路の
入力保護回路の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11072350A JP2000269439A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 半導体集積回路の入力保護回路とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11072350A JP2000269439A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 半導体集積回路の入力保護回路とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000269439A true JP2000269439A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13486784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11072350A Pending JP2000269439A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 半導体集積回路の入力保護回路とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000269439A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009253059A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置 |
JPWO2012077581A1 (ja) * | 2010-12-06 | 2014-05-19 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11072350A patent/JP2000269439A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009253059A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置 |
JPWO2012077581A1 (ja) * | 2010-12-06 | 2014-05-19 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
JP5708660B2 (ja) * | 2010-12-06 | 2015-04-30 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
US9048278B2 (en) | 2010-12-06 | 2015-06-02 | Fuji Electric Co., Ltd. | Semiconductor device |
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---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
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