JP2000268731A - プラズマディスプレイパネル用基板、プラズマディスプレイパネルの製造方法、プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル用基板、プラズマディスプレイパネルの製造方法、プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイ装置

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JP2000268731A
JP2000268731A JP6821599A JP6821599A JP2000268731A JP 2000268731 A JP2000268731 A JP 2000268731A JP 6821599 A JP6821599 A JP 6821599A JP 6821599 A JP6821599 A JP 6821599A JP 2000268731 A JP2000268731 A JP 2000268731A
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display panel
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panel
barrier
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JP6821599A
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English (en)
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Hideji Kawarasaki
秀司 河原崎
Koichi Akagi
広一 赤木
Masao Izumo
正雄 出雲
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネル内部の放電空間
を効率よく洗浄化する。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネル1の背面基
板1BP側に2箇所の通気穴5,6を設け、第1通気穴
5より放電ガスを注入し第2通気穴6より放電ガスを排
気してパネル内部を放電可能な圧力に保ち、両パネルの
各電極に駆動電圧を印加して放電空間に放電を生じさせ
てエージングを行いパネル内部の清浄化を行う。その
際、パネル外周部のシールフリット2と両端の第1,第
2障壁3A,3Bとの間のガス流経路を塞ぐ第1,第2
防護壁4A,4Bが形成されているので、放電ガスは強
制的に隣り合う障壁3同士で仕切られた放電空間DS内
に流されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマディス
プレイパネル(以下、PDPと記す)の構造及び製造方
法に関するものであり、特にパネル内部の放電空間の清
浄化技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、特開平3−25826号公報
に示された従来のPDPの清浄化方法を示す図に補足を
加えたものである。図13において、製造途中のPDP
1に設けられた一方の通気管7はバルブ12を介してガ
スボンベ14に接続され、又、他方の通気管8はバルブ
13を介して真空ポンプ15に接続されている。更に、
PDP1には、パネルの各電極の所定の駆動電圧を印加
するための電源装置11が接続されている。
【0003】また、図14は従来の面放電AC型PDP
の内部構造を示す図である。同図14に示す通り、背面
基板17の表面上には、二つの通気穴5,6と放電空間
を仕切るための障壁3とそれらの部分5,6,3を取り
囲むシールフリット2とが形成されており、背面基板1
7は周囲のシールフリット2によって前面基板18と密
閉されてパネル内空間に放電空間を形成している。
【0004】図13において、真空ポンプ15を作動さ
せてバルブ12,13を開くと、パネル内空間にガスボ
ンベ14から出た放電ガスの流れが生じる。その際、バ
ルブ12,13を調節することで、パネル内空間のガス
圧力を放電可能な圧力に保つことができる。そして、電
源装置11のONによりパネルの各電極(図示せず)に
電圧を印加して放電を生じさせると、放電によりパネル
内の各部の表面から脱離した不純物ガス(アウトガス)
はバルブ13を通って外部に排出されるため、パネル内
部を清浄化することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図14に例示される従
来のPDPにおいては、パネル外周部のシールフリット
2と両端の障壁3との間の空間のコンダクタンスは、互
いに隣り合う障壁3と障壁3との間の放電空間のコンダ
クタンスよりも大きい。このため、通気穴5から放電ガ
スを注入して通気穴6から放電ガスを排気する場合に、
放電ガスは主にコンダクタンスの大きいパネルの外周部
を流れてしまい、放電によってパネル内部の各部の表面
から放電空間に脱離した不純物ガスは主として拡散によ
って移動することとなり、発生した不純物ガスを十分に
排気することができないという問題点があった。
【0006】この様な問題点は図14に例示したタイプ
のPDPのみで生じるものでなく、隣り合う障壁同士に
よって放電空間が規定される構造を有するPDPにとっ
て必然的に生じる問題点であると言える。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、その目的は放電によりパネ
ル内表面から脱離した不純物ガスを効率よく排気して、
放電空間の清浄化を効率的に行うことを可能にすること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基板表面の外縁に沿って前記基板表面内の外周部分上に
形成されたシール部と、前記シール部で取り囲まれた前
記基板表面内の部分上に互いに平行に形成された、各放
電空間を仕切る複数の障壁とを備え、前記複数の障壁の
内で両端に位置する障壁の一方は当該一方の障壁に対向
する前記シール部の第1部分と連結されていることを特
徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
プラズマディスプレイパネル用基板であって、前記両端
に位置する障壁の他方は当該他方の障壁に対向する前記
シール部の第2部分と連結されていることを特徴とす
る。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載のプラズマディスプレイパネル用基板であって、前
記一方の障壁と前記第1部分とを連結する第1連結部分
及び前記他方の障壁と前記第2部分とを連結する第2連
結部分の各々の頂上部の前記基板表面からの高さは、共
に、当該基板を他の基板と外周部同士で互いに封着した
場合に前記頂上部が前記他の基板の内側表面に接触可能
となるように設定されていることを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
何れかに記載のプラズマディスプレイパネル用基板であ
って、前記一方の障壁と前記第1部分とを連結する第1
連結部分又は前記他方の障壁と前記第2部分とを連結す
る第2連結部分の内で少なくとも一方は、対応する被連
結障壁の一部を延長して形成されたものであることを特
徴とする。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1乃至3の
何れかに記載のプラズマディスプレイパネル用基板であ
って、前記一方の障壁と前記第1部分とを連結する第1
連結部分又は前記他方の障壁と前記第2部分とを連結す
る第2連結部分の内で少なくとも一方は、前記シール部
を延長して形成されたものであることを特徴とする。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項1乃至5の
何れかに記載の前記基板を一対のパネルの一方として有
することを特徴とする。
【0014】請求項7に係る発明は、第1パネルと、請
求項1乃至5の何れかに記載の前記基板に該当する第2
パネルとが、少なくとも前記第2パネルの前記シール部
を介して互いに封着されて成るプラズマディスプレイパ
ネルであって、且つ少なくとも2箇所の通気穴が設けら
れている前記プラズマディスプレイパネルを準備し、前
記2箇所の通気穴の一方より放電ガスをパネル内空間に
注入し且つ他方より注入された前記放電ガスを外部に排
気して前記パネル内空間を放電可能なガス圧力に保った
上で、前記第1及び第2パネルの各電極に所定の電圧を
印加して前記各放電空間に放電を生じさせて前記プラズ
マディスプレイパネルのエージング工程を実行すること
を特徴とする。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
前記プラズマディスプレイパネルの製造方法によって製
造されたことを特徴とする。
【0016】請求項9に係る発明は、請求項6又は8に
記載の前記プラズマディスプレイパネルを映像表示部と
して有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るPDPの構造
と同PDPの清浄化方法とを、その実施の形態1を示す
図面に基づき具体的に説明する。なお、各図面におい
て、同一符号は従来のものと同一または相当のものを示
す。
【0018】(実施の形態1)先ず、本実施の形態の着
眼点を図1に基づき説明する。ここで図1は、PDP1
の両パネルの内で背面パネルないし背面基板1BPの構
成を模式的に示した平面図であり、背面パネル1BP
は、ここでは図示していない前面パネルとシールフリッ
ト(シール部とも称する)2を介して互いに封着されて
いるものとする。今、背面パネル1BPの対角両隅付近
に設けられた2つの通気穴5,6の内で一方の第1通気
穴5から放電ガスを導入して他方の第2通気穴6より同
ガスを外部へ排気するものとする。この場合には、既述
した通り、隣り合う障壁3同士で仕切られて成る各放電
空間DSよりも遥かにコンダクタンスの大きな空間S1
〜S4が存在するので、パネル内部に流入した放電ガス
の殆どは、両端の障壁3の一方の第1障壁3Aとシー
ルフリット2の短辺側部分2Sとの間の第1排気用空間
S1と、シールフリット2の長辺側部分2Lと各障壁3
の一方の第1端部3EAとの間にできる第2排気用空間
S2とを含む第1ガス流経路L1か、又は、長辺側部
分2Lと各障壁3の他方の第2端部3EBとの間にでき
る第3排気用空間S3と、短辺側部分2Sと両端に位置
する障壁3の他方の第2障壁3Bとの間の第4排気用空
間S4とを含む第2ガス流経路L2を通ることになる。
【0019】(1) そこで、先ず、(a)第1ガス流
経路L1に流れ込む放電ガスの流量を制限するか、又
は、(b)完全にガス流を遮断することにより、放電空
間DSを通る経路たる第3ガス流経路L3に流れ込む放
電ガスの流量を増大させることが考え得る。そのために
は、第1排気用空間S1を(a)部分的に(不完全に)
又は(b)完全に分断するか、それとも、第1排気用空
間S1と第2排気用空間S2とのつなぎ部分で両空間S
1,S2同士を(a)不完全に分断するか、又は(b)
完全に分断すればよい。即ち、第1障壁3Aと同部3A
の一部に対向するシールフリット2の第1部分とを互い
に第1連結部分を以て連結すれば良いことになる。この
場合、第1連結部分の高さを、その頂上部全体が前面パ
ネルの内側表面と接触しうるように設定すれば、上記の
(b)を実現でき、第1ガス流経路L1を流れようとす
る放電ガスの流れを完全に遮断することができる。これ
に対して、第1連結部分の頂上部全体が前面パネルの内
側表面に非接触となるように第1連結部分の高さを設定
するときには、上記(a)のケースを実現でき、同経路
L1を流れようとするガス流量を制限できる。
【0020】(2) 加えて、(a)第2ガス流経路L
2に流れ込む放電ガスの流量を制限するか、又は、
(b)完全にガスの流れを遮断することにより、第3ガ
ス流経路L3に流れ込むガス流量を更に一層増大させる
ことも考え得る。そのためには、第4排気用空間S4又
は両空間S3,S4のつなぎ部分を(a)不完全に、又
は(b)完全に分断することが必要であり、当該(2)
のケースでも、第2障壁3Bの一部とそれに対向するシ
ールフリット2の第2部分とを互いに第2連結部分で以
て連結することになる。そして、第2連結部分の頂上部
が前面パネルの内側表面と接触可能となるように第2連
結部分の高さを設定すれば上記(b)のケースが実現さ
れ、非接触に設定すれば上記(a)のケースが実現され
る。
【0021】以上より、上記に述べた(1)−(a),
(1)−(b)(2)−(a)及び(2)−(b)の各
ケースの組合せを適用することで、第3ガス流経路L3
を流れる放電ガスの流量の改善を図ることが可能である
が、その内で(1)−(b)と(2)−(b)との組合
せの各ケースが最も好ましい形態であり、その場合には
第1通気穴5より流入した放電ガスの全てを第3ガス流
経路L3を介して第2通気穴6にまで流すことが可能と
なる。
【0022】そこで、以下では、(1)−(b)と
(2)−(b)との組み合わせのケースを図面を用いて
詳述する。尚、以下の説明では、シールフリット2は背
面パネル1BP側に設けられているケースを扱うが、シ
ールフリット2が前面パネル側に設けられている場合で
も良いし、両パネル側に共に設けられているケースであ
っても良い。又、2つの第1及び第2通気穴5,6が背
面パネル1BPに設けられているケースを以下で扱って
いるが、両穴5,6が共に前面パネル(その表示領域外
の部分に)側に設けられているケースや、両穴5,6の
いずれか一方が前面パネルに他方が背面パネルに設けら
れているケースであっても、本発明の適用は可能であ
る。
【0023】図2は、本実施の形態に係るPDP1を用
いた清浄化方法を表す図である。但し、図1において
は、図示の便宜上、PDP1の両パネルの内で背面基板
たる背面パネル1BPの平面図で以てPDP1を表示し
ている。背面パネル1BPには、パネル製造段階におい
て、背面パネル1BPの基板表面1BPS内の外周部分
上にパネルの外縁1Eに沿ってシール部たるシールフリ
ット(ガラス)2が形成されており、且つシールフリッ
ト2で完全に囲まれた基板表面1BPS上に、各放電空
間DSを仕切る複数の障壁3が互いに平行に形成されて
いる。又、シールフリット2で囲まれた基板表面1BP
Sの対角両隅付近には、背面基板1BPを貫通する第1
及び第2通気穴5,6が形成されている。加えて、後述
する清浄化工程の改善のために、両端に位置する障壁3
の内の一方の第1障壁3Aと同部3Aに対向した、シー
ルフリット2の短辺側部分2Sの一部(第1部分)との
間の空間S1を完全に塞ぐ第1ガス流防護壁(第1連結
部分)4Aと、他方の第2障壁3Bと同部3Bに対向し
た、短辺側部分2Sの一部(第2部分)とを互いに連結
して、両部2S、3Bの間の空間S4を完全に塞ぐ第2
ガス流防護壁(第2連結部分)4Bとが、背面パネル1
BPの表面1BPS上に形成されている。
【0024】次に、第1及び第2ガス流防護壁4A、4
B、シールフリット2及び両端(最外側)に位置する第
1及び第2障壁3A,3Bを除いた、前面パネル及び背
面パネル1BPの構成を、図3の斜視図に基づき説明す
る。尚、図3はPDP1の一部分の構造を示すものであ
り、しかも、便宜上、パネルを開封した形態を示してい
る。
【0025】同図に示す通り、背面パネル1BPは、背
面基板本体であるガラス基板21と、同基板21の内側
表面上に形成された書込み電極22(A)と、同電極2
2をその端子部分を除いて被覆するようにガラス基板2
1の内側表面上に形成された誘電体層(グレーズ層)2
3と、各書込み電極22を挟み込む様に同電極22と平
行にグレーズ層23の表面上に延長形成された障壁3
と、障壁3の側面とグレーズ層23の表面上とに塗布さ
れた蛍光体25とを有する。これらの部分22,23,
3,25は、例えばスクリーン印刷法を用いて作られ
る。尚、グレーズ層23はなくても良いものである。こ
こで、背面パネル1BPの「基板表面1BPS」とは、
(i)グレーズ層23が存在するケースでは、同層23が
存在する箇所においては同層23の表面に該当し、同層
23が形成されていない箇所ではガラス基板21の表面
に該当し、(ii)グレーズ層23が存在しないケースで
は、ガラス基板21の表面に該当する。
【0026】他方、前面パネルないしは前面基板1FP
は、前面基板本体であるガラス基板26と、同基板26
上に障壁3と立体交差する方向に延長形成された一対の
2電極(X電極,Y電極より成り、一表示ラインを成
す)と、X,Y電極を各電極の端子部分を除いて被覆す
るようにガラス基板26の内側表面上に形成された誘電
体層29と、同層29の表面上に形成されたMgO膜よ
り成る保護層30とを少なくとも有する。尚、27は帯
状透明電極であり、28は金属膜より成るバス電極であ
る。ここで、同パネル1FPの「基板表面1FPS」
は、保護層30のある所では同層30の表面に該当し、
同層30のない所ではガラス基板26の表面に該当す
る。
【0027】又、図4は、図2に示すPDP1の縦断面
図に相当しており(但し、図4は、便宜上、図3のグレ
−ズ層23を除いたケースを示している)、第1及び第
2ガス流防護壁4A,4Bの基板表面1BPからの高さ
4HA,4HBは、共に障壁3ないしはシールフリット
2の高さ3H,2Hに等しく設定されている。これによ
り、第1及び第2ガス流防護壁4A,4Bは空間S1,
S4内を第2通気穴6に向かって流れようとする放電ガ
スの流れを完全に阻止し得る。
【0028】再び図2を参照すると、清浄化工程におい
ては、PDP1のX,Y,A電極の端子部分(図示せ
ず)はそれぞれ帯状導電治具9A,9B,10により電
源装置11に接続されており、第1通気穴5が第1通気
管7及び第1バルブ12を介してガスボンベ14に接続
されており、他方、第2通気穴6は第2通気管8及び第
2バルブ13を介して真空ポンプ15に接続されてい
る。
【0029】今、真空ポンプ15を作動させて第1及び
第2バルブ12,13を開くと、パネル内部の空間にガ
スボンベ14から出た放電ガスの流れが生じる。その
際、第1及び第2バルブ12,13を調節することによ
り、パネル内部の空間を流れる放電ガスの圧力を放電可
能な圧力に保つことができる。図2のPDP1において
は、パネル外周部側に位置するコンダクタンスの大きい
流路、即ち、第1障壁4Aと短辺側部分2Sとの間の空
間S1及び第2障壁4Bと短辺側部分2Sとの間の空間
S4には、第1及び第2ガス流防護壁4A,4Bが形成
されている。このため、放電ガスは強制的に空間S3側
から隣り合う障壁3同士で仕切られた放電空間DS内に
流入されて、その後は空間S2内を流れて第2通気穴6
から排出される。そして、電源装置11によりPDP1
の各電極(X,Y,A電極)にそれぞれ所定の電圧を印
加して各放電セルを同時に放電させると、この放電によ
ってパネル内部の各部の表面から放電空間に脱離した不
純物ガス(アウトガス)が、上述の放電ガスの流れによ
って効率的にパネル外へ排出される。
【0030】次に、第1及び第2ガス流防護壁4A,4
Bの具体的な構成例ないし形成方法について説明する。
【0031】(構成例その1)先ず、上記保護壁4A,
4Bを、対応する被連結障壁(第1,第2障壁3A,3
B)の一部をシールフリット2にまで延長することによ
り形成することが考えられる。そのような一例を図5に
示す。ここで図5は、シールフリット2と第1障壁3A
との間の空間S1を第1通気穴5から見て完全に塞ぐ第
1ガス流防護壁4Aの構成例を示している。同図に示す
ように、第1障壁3Aの他方の端部をL字型に延長する
ことで、第1障壁3Aの一部をパネル短辺側のシールフ
リット2まで伸ばして、第1ガス流防護壁4Aを形成し
ている。この方法によれば、スクリーン印刷によって障
壁3を形成するときに同時に同壁4Aをも作成すること
ができ、同壁4Aを容易に製造することができると共
に、同壁4Aと第1障壁3Aとを同一部材で以て形成で
きる。
【0032】尚、図5に示した構造を第2ガス流防護壁
4Bにも適用できることは勿論である。
【0033】(構成例その2)図5の場合と同じく、両
端の障壁3A,3Bの双方又は一方の一部をシールフリ
ット2の短辺側部分2Sにまで伸ばして防護壁4A,4
Bを形成する方法として、図6に示すものがある。同図
6に示す通り、ここでは、第1障壁3Aの短辺側部分2
Sに対向した側面の一部を同部分2Sに向けて同部分2
Sに達するまで延長形成して、第1ガス流防護型3Aを
形成している。従って、第1障壁3Aの一部分が凸形状
となっており、第1障壁3AはT字型構造を有する。こ
の例においても、図5の場合と同様の作用効果が得られ
ると共に、本例を第2ガス流防護型3Bの構成にも適用
可能である。
【0034】(構成例その3)両端の障壁を延長形成し
て防護壁を形成することに代えて、図7に示す様に、シ
ールフリット2の短辺側部分2Sと第1障壁3Aとの間
にシールフリットを塗布することによって第1ガス流防
護壁4Aを形成することも可能である。この場合にも、
シールフリット2の形成時に同時に同防護壁4Aを形成
することができる点で製造が容易になると共に、両部
2,4Aを同一材質で形成できるという利点もある。勿
論、図7の構成を第2ガス流防護壁4Bの形成にも適用
することは可能である。
【0035】尚、第1及び第2ガス流防護壁4A,4B
のいずれか一方を図5〜図7の内のいずれか1つの構造
とし、他方を図5〜図7の内の残り2つのいずれか1つ
の構造として形成することも可能である。
【0036】(実施の形態1の変形例その1)図8に示
す様に、第1障壁3Aの一方の端部とそれに対向する第
2通気穴6側のシールフリット2の長辺側部分2Lとの
間の空間を塞ぐ第1ガス流防護壁4Aと、第2障壁3B
の他方の端部とそれに対向する第1通気穴5側のシール
フリット2の長辺側部分2Lとの間の空間を塞ぐ第2ガ
ス流防護壁4Bとを設けるようにしても良い。この場合
にも図2の場合と同様の作用効果が得られる。
【0037】図8の場合の各防護壁4A,4Bの構成方
法としては、同様に、対応する障壁3A,3Bを延長し
て形成する場合と、シールフリットの塗布で形成する場
合とがある。ここでは、前者の場合を図9に示す。即
ち、第1障壁3Aの一方の端部及び第2障壁3Bの他方
の端部を共に対向するシールフリット2の長辺側部分2
Lにまで伸ばして、第1及び第2ガス流防護壁4A,4
Bを形成している。これによっても、両防護壁4A,4
Bの製造を容易にすることができる。
【0038】尚、第1及び第2ガス流防護壁4A,4B
の内の一方を図2の防護壁の様に形成し、他方を図8の
防護壁の様に形成しても良い。
【0039】(実施の形態1の変形例その2)実施の形
態1及びその変形例1は2箇所の通気管7,8を背面パ
ネル1BPの対角両隅に配置した場合についてであった
が、第1,第2通気管7,8を共にパネルの同一長辺1
EL側に配置することも可能である。この場合の着眼点
を、図10の背面パネル1BPの平面図に図示化する。
このケースでは、第1,第2通気穴5,6が互いに対向
し合っているため、先ず以て第3空間S3を介して両穴
5,6間を直接的に流れる、最大コンダクタンスのガス
流路L4を、第2通気穴6の手前近傍で完全に又は部分
的に遮断する必要がある。次に、第1,第2及び第4空
間S1,S2,S4を介して第2通気穴6へ流れるガス
流路L5を、放電ガスが第2空間S2に流入する前に完
全に又は部分的に遮断する必要がある。これにより、図
1で述べたのと同様の作用効果が得られる。
【0040】以下では、上記流路L4,L5を共に連結
部分ないしは防護壁によって完全に遮断する場合を図面
に基づいて説明する。
【0041】先ず図11は、第1障壁3Aの一方の端部
及び第2障壁3Bの他方の端部をそれぞれ対向するシー
ルフリット2の長辺側部分2Lまで延長形成して第1及
び第2ガス流防護壁4A,4Bを形成した例である。こ
れにより、放電ガスは各障壁3の他方の端部3EB側か
ら各放電空間DS内へ流入し、各障壁3の一方の端部3
EA側から第2空間S2へと抜けて第4空間S4を通っ
て第2通気穴6へと流れ込む。尚、第1及び第2通気穴
5,6の位置を互いに逆に配置しても良い。
【0042】又、図12に示す様に、第1ガス流防護壁
4Aの形成については、第1障壁3Aの一部と対向する
シールフリット2の短辺側部分2Sとの間を塞ぐように
しても良い。この場合の作用効果は図11の場合と同様
である。
【0043】尚、図1,図10で示した場合以外の通気
穴の数や配置の場合にも、防護壁の位置を適宜に変え
て、放電ガスが障壁間を流れるようにすることが可能で
ある。
【0044】(付記) (1) なお、実施の形態1に於いて述べたPDPの清
浄化方法を、PDP1を室温あるいは加熱炉16(図
2,図8参照)内に設置した上で、30℃〜400℃程
度に加熱した状態で行うようにしてもよい。このように
パネルを加熱した状態でPDP1を放電させることによ
り、放電空間の内壁から脱離した不純物ガスが非放電空
間の内壁に再吸着するのを防ぐことができ、より効率的
に不純物ガスをパネル外へ排出することができる。
【0045】(2) 実施の形態1やその変形例で述べ
た構造を有するPDP1を清浄化工程を経て製造した
後、PDP1とPDP1の駆動制御系とを、FPC(フ
レキシブルプリント配線)板を介して互いに接続するこ
とで、PDP1を映像表示部とするプラズマディスプレ
イ装置を構築することができる。
【0046】(3) PDPとしては、ここで述べた構
造以外の3電極面放電AC型PDPや、2電極対向放電
型PDPにも、本発明を適用可能である。
【0047】(4) 尚、上記説明では、記号3A,4
A等を「第1障壁」,「第1ガス流防護壁」等と定義
し、記号3B,4A等を「第2障壁」,「第2ガス流防
護壁」等と定義したが、この定義を逆にしても良いこと
は言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】請求項1ないし9に記載の各発明によれ
ば、連結部分はシールフリット部と両端に位置する一方
の障壁との間の空間を分断するので、PDPのエージン
グ工程において、障壁同士で仕切られた各放電空間を流
れる放電ガスの量が多くなる。従って、放電により脱離
した不純物ガスをこの放電ガスの流れによってパネル外
に排出することが可能となり、パネル内の放電空間の清
浄化の効率を従来の場合よりも高めることができる。
【0049】特に請求項2に記載の発明によれば、他方
の障壁とシール部との間の空間も連結部分によって分断
されるので、より多くの放電ガスが放電空間を流れるこ
とになり、放電で生じた不純物ガスが放電空間内を流れ
る放電ガスの流れによってパネル外に排出される量を更
に増大することができ、清浄化効率をより一層高めるこ
とができる。
【0050】更に請求項3の発明によれば、PDPのエ
ージング工程において、両端の各障壁とシール部との間
の各空間を流れようとする放電ガスが完全に各連結部分
によって阻止されるので、放電ガスの全てを強制的に放
電空間内に流すことが可能になり、清浄化効率を更に一
層高めることが可能となる。
【0051】加えて、請求項4又は5の各発明によれ
ば、容易に連結部分を形成することができるという製造
上のメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に於ける着眼点を説
明するための図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るPDPを用い
た清浄化工程を模式的に示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るPDPの部分
構造を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るPDPの構造
を示す縦断面図である。
【図5】 防護壁の一例を示す図である。
【図6】 防護壁の一例を示す図である。
【図7】 防護壁の一例を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1の変形例に係る清浄
化工程を示す図である。
【図9】 防護壁の一例を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1の変形例の着眼点
を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1の変形例を示す図
である。
【図12】 この発明の実施の形態1の変形例を示す図
である。
【図13】 従来のパネル内の清浄化方法を示す図であ
る。
【図14】 従来のPDPのパネル内部の構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル、2 シールフリット
(フリット部)、3障壁、3A 第1障壁、3B 第2
障壁、4A,4B 第1,第2ガス流防護壁(連結部
分)、5,6 第1,第2通気穴、7,8 第1,第2
通気管、9A,9B,10 帯状導電治具、11 電源
装置、12,13 バルブ、14 ガスボンベ、15
真空ポンプ、16 加熱炉、1BP,17 背面基板な
いし背面パネル、1FP,18 前面基板ないし前面パ
ネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/66 101 H04N 5/66 101A (72)発明者 出雲 正雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C012 AA09 VV04 5C040 FA01 GB02 GB08 GF02 GF12 GF14 GF16 GF19 HA01 HA04 HA10 JA24 LA01 LA17 MA10 MA17 MA23 5C058 AA11 AB06 BA35 5C094 AA42 AA43 AA55 BA31 CA19 DA13 EB02 EC02 EC04 FA01 FA02 GB10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面の外縁に沿って前記基板表面内
    の外周部分上に形成されたシール部と、 前記シール部で取り囲まれた前記基板表面内の部分上に
    互いに平行に形成された、各放電空間を仕切る複数の障
    壁とを備え、 前記複数の障壁の内で両端に位置する障壁の一方は当該
    一方の障壁に対向する前記シール部の第1部分と連結さ
    れていることを特徴とする、プラズマディスプレイパネ
    ル用基板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラズマディスプレイ
    パネル用基板であって、 前記両端に位置する障壁の他方は当該他方の障壁に対向
    する前記シール部の第2部分と連結されていることを特
    徴とする、プラズマディスプレイパネル用基板。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプラズマディス
    プレイパネル用基板であって、 前記一方の障壁と前記第1部分とを連結する第1連結部
    分及び前記他方の障壁と前記第2部分とを連結する第2
    連結部分の各々の頂上部の前記基板表面からの高さは、
    共に、当該基板を他の基板と外周部同士で互いに封着し
    た場合に前記頂上部が前記他の基板の内側表面に接触可
    能となるように設定されていることを特徴とする、プラ
    ズマディスプレイパネル用基板。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載のプラズ
    マディスプレイパネル用基板であって、 前記一方の障壁と前記第1部分とを連結する第1連結部
    分又は前記他方の障壁と前記第2部分とを連結する第2
    連結部分の内で少なくとも一方は、対応する被連結障壁
    の一部を延長して形成されたものであることを特徴とす
    る、 プラズマディスプレイパネル用基板。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3の何れかに記載のプラズ
    マディスプレイパネル用基板であって、 前記一方の障壁と前記第1部分とを連結する第1連結部
    分又は前記他方の障壁と前記第2部分とを連結する第2
    連結部分の内で少なくとも一方は、前記シール部を延長
    して形成されたものであることを特徴とする、プラズマ
    ディスプレイパネル用基板。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の前記基
    板を一対のパネルの一方として有することを特徴とす
    る、プラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 第1パネルと、請求項1乃至5の何れか
    に記載の前記基板に該当する第2パネルとが、少なくと
    も前記第2パネルの前記シール部を介して互いに封着さ
    れて成るプラズマディスプレイパネルであって、且つ少
    なくとも2箇所の通気穴が設けられている前記プラズマ
    ディスプレイパネルを準備し、 前記2箇所の通気穴の一方より放電ガスをパネル内空間
    に注入し且つ他方より注入された前記放電ガスを外部に
    排気して前記パネル内空間を放電可能なガス圧力に保っ
    た上で、前記第1及び第2パネルの各電極に所定の電圧
    を印加して前記各放電空間に放電を生じさせて前記プラ
    ズマディスプレイパネルのエージング工程を実行するこ
    とを特徴とする、プラズマディスプレイパネルの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の前記プラズマディスプ
    レイパネルの製造方法によって製造されたことを特徴と
    する、プラズマディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 請求項6又は8に記載の前記プラズマデ
    ィスプレイパネルを映像表示部として有することを特徴
    とする、プラズマディスプレイ装置。
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