JP2000268564A - シンクロナスdram - Google Patents

シンクロナスdram

Info

Publication number
JP2000268564A
JP2000268564A JP11069989A JP6998999A JP2000268564A JP 2000268564 A JP2000268564 A JP 2000268564A JP 11069989 A JP11069989 A JP 11069989A JP 6998999 A JP6998999 A JP 6998999A JP 2000268564 A JP2000268564 A JP 2000268564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
row address
bank
signal
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11069989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kobayashi
祐司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP11069989A priority Critical patent/JP2000268564A/ja
Publication of JP2000268564A publication Critical patent/JP2000268564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数バンクを構成のSDARMでは、複数の
バンクに同時に異なるコマンドを発行したい場合、どち
らかのコマンドを遅延させて入力しなければならず、処
置が遅れる。 【解決手段】 プリーアクトアドレスコントロール回路
34は、コマンドデコーダ回路28によって検出された
プリチャージコマンドを受け、プリーアクトアドレスラ
ッチ回路33へアドレスをラッチする制御信号32aを
発生する。この制御信号32aはメモリセル非同期特性
時間分のラッチ信号であり、このラッチ信号により、例
えば、2クロック周期分の時間がラッチされる。この保
持されたアドレスをロウアドレスバッフア回路24へ引
き渡すタイミングがモードレジスタ29にて拡張された
2ビットにより与えられる。 【効果】 プリチャージコマンド発行時に、アクティブ
コマンドに必要なロウアドレスを同時に入力でき、続く
クロックで別のコマンドを発行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロナスDR
AM(以下、「SDRAM」と記す。)、特に、複数バ
ンク構成のSDRAMにおけるコマンド制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、SDRAMにおいては、2バンク
ないし4バンクの複数バンク構成とするのが主流となっ
てきている。複数バンク構成とすることにより、複数バ
ンクへの同時アクセスを行うと、同じバンク内の別ペー
ジアクセスに比べ、データの読み書きが高速となるから
である。この場合、複数バンクのアクセス共、前アクセ
スに使用したロウアドレスの切替えが発生するが、バン
ク毎にロウアドレスが分離保持されるため不都合はな
い。
【0003】図8は、従来のこの種のSDRAMの一般
的な概略ブロック図である。この概略図に示すSDRA
Mはメモリバンク(MEMORY BANK) Aを構成するメモリア
レイ(MEMORY ARRAY)820AとメモリバンクBを構成す
るメモリアレイ820Bとを備える。
【0004】上記それぞれのメモリアレイ820A、8
20Bはマトリックス配置されたダイナミック型メモリ
セルの集合から成り、同一列に配置されたメモリセル選
択端子はメモリセルを図示した図9のワード線に結合さ
れ、同一行に配置されたメモリセルのデータ入出力端子
は図9のデジット線に結合される。メモリアレイ820
Aのワード線は、ロウデコーダ(Row Decoder)821A
によるロウアドレス信号のデコード結果に従って1本が
選択レベルに駆動される。メモリセル820Aのデッジ
ト線はセンスアンプ(Sense Amplifier)822A及びカ
ラム選択回路(Column Decoder & Latch Circuit)823
Aに結合される。センスアンプ822Aはメモリセルか
らのデータ読み出しによってデジット線に現れる微少電
位差を検出して増幅する回路である。また、センスアン
プ822Aはカラムデコーダによるカラムアドレス信号
のデコード結果に従って選択動作される。デジット線に
センスアンプされたデータ群はデータコントロール回路
(Data Control Circuit)826により制御され、デー
タラッチ回路(Latch Circuit)831を経て、入力・出
力バッファ(Input & Output Buffer)832に導かれ
る。
【0005】メモリアレイ820B側にも、上記と同様
にロウデコーダ821B、センスアンプ822B及びカ
ラム選択回路823Bが設けられる。
【0006】アドレス信号ABを構成するるロウアドレ
ス信号とカラムアドレス信号は、ロウアドレスバッファ
(Row Address Buffer & Refresh Counter)824とカラ
ムアドレスバッファ(Column Address Buffer & Burst C
ounter)825にアドレスマルチプレクス形式で取り込
まれ保持される。リフレッシュ動作モードにおいては、
ロウアドレスバッファ824内のリフレッシュカウンタ
( Refresh Counter)から出力されるリフレッシュアドレ
ス信号をロウアドレスバッファ824が取り込む。ま
た、バースト動作モードにおいては、保持されたカラム
アドレス信号をカラムアドレスバッファ825内のバー
ストカウンタ( Burst Counter)によって順次にインクリ
メントし、インクリメントされた値はカラム選択回路8
23A,823Bに向けて出力される。
【0007】クロックジェネレータ回路(Clock Generat
or)830は、SDRAM内の同期制御を行うためのク
ロックを供給する回路であり、当該クロック信号CLK
の立ち上がりエッジに同期して有意とされる。クロック
イネーブル信号CKEは、次のクロック信号CLKの有
効性を指示する信号であり、クロックイネーブル信号C
KEがハイレベルであれば次のクロック信号CLKの立
ち上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには無
効とされる。
【0008】コマンドデコーダ(Command Decoder)82
8は、各外部入力信号の組み合わせによって与えられる
制御を判別する回路であり、クロック信号CLKの立ち
上がりエッジにて内部回路へと取り込まれる。このコマ
ンドデコーダ828によって判別された情報を基に、各
回路ブロックの動作を制御するための内部タイミング信
号を形成する回路がコントロールロジック(Control Log
ic)827である。
【0009】モードレジスタ(Mode Register)829
は、内部タイミング制御の初期設定を登録するレジスタ
群である。このレジスタ群には、データ連続長(Burst L
ength)及びCAS Latency MODEの設定を行うことができ
る。
【0010】一般に、SDRAMにおいては、1クロッ
クサイクルに一個のコマンドのみを受付制御し、このコ
マンドの受付はSDRAMに入力されるクロックに同期
して処理される。コマンドはCS(チップセレクト)、R
AS(ロウアドレスストローブ)、CAS(カラムアドレ
スストローブ)、及びWE(ライト・イネーブル)の各信
号の組み合わせで形成され、アクティブコマンドは非同
期DRAMにおけるRAS#信号の立ち下がりに相当
し、リード/ライトコマンドはCAS#信号の立ち下がり
に、プリチャージコマンドはRAS#信号のプリチャー
ジ時間の確保に相当する。
【0011】プリチャージコマンドに関しては、既コマ
ンド発行後、アクティブコマンドの発行までに非同期で
一定時間が必要となる。これらのコマンドは、それぞれ
バンク毎に与えることができるため、各バンクにアクテ
ィブコマンドを発行すれば、それ以降、プリチャージコ
マンドが発行されるまで、各々バンクの一定のページ範
囲がアクティブ状態で保持される。また、リードコマン
ドからの読み出し時間(CAS Latency)と、リード/ライト
コマンドからのデータ連続長(Burst Length)をクロック
単位で設定できる。
【0012】図10は、CAS Latency:2、Burst Lengt
h:1に設定し、同一バンクへアクセスした場合と、他
バンクへアクセスした場合のタイムチャートである。
【0013】図10のが、同一バンクへアクセスした場
合を示すタイムチャートである。図において、T1サイ
クルにてプリチャージコマンドPRE-A1を、T3サイクルに
てアクティブコマンドACT-A1を、また、T5サイクルにて
リードコマンドRead-A1を発行する。プリチャージコマ
ンドPRE-A1とアクティブコマンドACT-A1の間、及びアク
ティブコマンドACT-A1とリードコマンドRead-A1間にそ
れぞれ1サイクルが挿入されるのは、SDRAMの非同
期特性の時間要件を満たすためである。この時間は、一
般に、30ns程度が必要なため、本タイムチャートのクロ
ック信号CLKの周波数として66MHzを想定している。上
記、3つのコマンドによりバンクAへのリードアクセス
の制御は完了する。次に、同バンクの他ページにリード
アクセスを行った場合、再度、上述の3つのコマンドが
必要とされ(T6,T8,T10サイクル)、前のリードデータDQ-
A1と後のリードデータDQ-A21間の時間は図1の5クロッ
クタイムのTAとなる。
【0014】図10のは、後のアクセスを他バンクへ行
なった場合のタイムチャートである。AバンクとBバン
クで各々コマンド制御を行えるため、T1サイクルからT4
サイクルの間にそれぞれPRE-A1,PRE-B1,ACT-A1,ACT-
B1とコマンドを発行することができる。次に、Read-A
1,Read-B11とコマンドを発行することにより、Aバン
クとBバンクのリードデータ間の時間は1クロックタイ
ムのTBとなる。
【0015】図10ののタイムチャートは、とを合
わせたタイムチャートである。一般的に、SDRAMへ
のアクセスは、他バンクへのアクセス及び同バンクへの
アクセスが混在するものであり、のタイムチャートの
ように、Aバンク、Bバンク、Aバンクといったアクセ
スとなる。T1サイクルからT5サイクルまでのコマンド発
行に関しては、とのタイムチャートのコマンド発行
に重なりがないため効率よく、Aバンク、Bバンクへの
コマンド発行が行われる。T6サイクルにおいては、Aバ
ンクへのプリチャージコマンドPRE-A2とBバンクへのリ
ードコマンドRead-B11が重なっているため、プリチャー
ジコマンドPRE-A2を優先しリードコマンドRead-B11は、
次サイクルへとシフトされることになる。このシフトに
より、次のBバンクへのリードコマンドRead-B12がバン
クAへのアクティブコマンドACT-A2と重なり、Bバンク
へのリードコマンドRead-B12がT9サイクルへシフトされ
る。このシフトにより、Bバンクからのアクセスデータ
は、DQ-B11が1サイクル、DQ-B12が2サイクル遅延する
ことになってしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
バンク構成のSDRAMにおいては、他バンクへのアク
セスを行った場合、同一バンクの他ページにアクセスに
いった時と比べ、高速にデータをアクセスすることがで
きる。また、プリチャージコマンドとアクティブコマン
ド間及びアクティブコマンドとリードコマンド間には、
DRAMにおける非同期特性による一定の時間が必要で
あるが、この非同期特性の一定時間内に他バンクへのコ
マンドを発行し、より高速にメモりアクセスすることが
できる。
【0017】しかしながら、図10ので示したように、
複数のバンクで同時に異なるコマンドを発行したいサイ
クルが発生した場合は、どちらかのバンクのコマンドを
遅延させなければならないという問題点がある。
【0018】すなわち、上述の例では、図10のにおい
て、T6サイクルではAバンクへのプリチャージコマンド
PRE-A2とBバンクへのリードコマンドRead-B11とが重な
った結果、リードコマンドRead-B11がT7サイクルへシフ
トされて1クロックタイム分だけ遅延している。
【0019】さらに、このシフトにより、Bバンクへの
リードコマンドRead-B12がシフトされるため、リードコ
マンドRead-12とAバンクへのアクティブコマンドACT-A
2とが重なるので、リードコマンドRead-B12はT9サイク
ルへ更にシフトされる。
【0020】本発明の目的は、プリチャージコマンドと
アクティブコマンドを1クロックで同時に発行し、従来
の1/2の時間にて処理することによって、より高速にメ
モリアクセスを行えるようにしたSDRAMを提供する
ことにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のSDRA
Mは、信号に同期してコマンド及びデータの入出力を行
い、また、少なくとも2つのメモリバンクを備えて、一
つのメモリバンクをアクセスしている間に他のメモリバ
ンクのプリチャージを行うことが可能なシンクロDRA
Mにおいて、プリチャージコマンドとアクティブコマン
ドを1クロックで入力可能としたことを特徴とする。
【0022】本発明の第2のSDRAMは、信号に同期
してコマンド及びデータの入出力を行い、また、少なく
とも2つのメモリバンクを備えて、一つのメモリバンク
をアクセスしている間に他のメモリバンクのプリチャー
ジを行うことが可能なシンクロDRAMにおいて、プリ
チャージコマンド入力時にアクティブコマンド時のロウ
アドレスを取り込む回路と、該取り込んだロウアドレス
を保持するラッチ回路と、該ロウアドレスを取り込むタ
イミングおよび前記アクティブコマンド動作を開始する
ロウアドレスをロウアドレスバッファに転送するタイミ
ング信号を生成する回路とを設けたことを特徴とする。
【0023】本発明の第3のSDRAMは、信号に同期
してコマンド及びデータの入出力を行い、また、少なく
とも2つのメモリバンクを備えて、一つのメモリバンク
をアクセスしている間に他のメモリバンクのプリチャー
ジを行うことが可能なシンクロDRAMにおいて、プリ
チャージコマンド入力時にアクティブコマンド時のロウ
アドレスを取り込む回路と、該取り込んだロウアドレス
を保持するラッチ回路と、該ロウアドレスを取り込むタ
イミングおよび前記アクティブコマンド動作を開始する
ロウアドレスをロウアドレスバッファに転送するタイミ
ング信号を生成する回路と、リフレッシュコマンドを認
識するとリフレッシュコマンド前に全てのメモリバンク
のプリチャージコマンドを自動発生する回路とを設け、
プリチャージコマンドとアクティブコマンドを一つにし
た動作においてロウアドレスの取り込みをより多くする
ことを可能にしたことを特徴とする。
【0024】本発明のSDRAMは、プリチャージコマ
ンド発行時に、同一バンクの次のアクティブコマンドを
同時に発行できることを特徴としている。すなわち、プ
リチャージコマンドにおいては、プリチャージするロウ
アドレスは、既に分かっていて不要のためアドレス信号
を使用していない。この不使用のアドレス信号を使用
し、アクティブコマンドで必要なアドレス信号を同時に
発行することにより、プリチャージとコマンドとアクテ
ィブコマンドを1クロックにて処理することができる。
【0025】プリチャージコマンドと同時に取り込ん
だ、アクティブコマンドに必要なアドレス信号は、アド
レスラッチ回路を設けることにより保持され、DRAM
の非同期特性の時間が経過した後にアクティブコマンド
が処理される。非同期特性の時間は、入力されるクロッ
ク数単位でモードレジスタに設定可能なようにすること
により、入力クロックの周波数をSDRAM使用者が決
定できる。
【0026】SDRAMでは、各バンクのアクティブコ
マンド発行後は、Aバンクの次にBバンクへアクセスを
行ったとしてもAバンクをアクティブ状態に保持し、次
のAバンクへのアクティブコマンド発行時に異なるペー
ジ範囲(ロウアドレス切り替え)となった場合に初めて、
プリチャージコマンドをアクティブコマンドの前に発行
する制御が一般的である。
【0027】このような場合には、プリチャージとアク
ティブコマンドは、同一バンクへの発行となるが、上述
のように、プリチャージコマンド発行時にアクティブコ
マンドのロウアドレスを与えることにより、2つコマン
ドを1クロックで処理できる。1クロックで2つのコマン
ドが処理できることにより、続く1クロックにて、重複
を免れた別のコマンド入力ができることが可能となり、
メモリアクセスを高速にできるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0029】図1は本発明の一実施の形態のSDRAM
のブロック図である。このSDRAMは、プリチャージ
コマンド発行時にアクティブコマンドで必要とされるロ
ウアドレスをラッチするプリーアクトアドレスラッチ回
路33(PRE-ACT Address Latch)と、プリチャージコマン
ドからアクティブコマンド発行(ロウアドレスの受け付
けまで)までの時間(メモリセル非同期特性時間)だけロ
ウアドレスを保持制御する信号を出力するプリーアクト
アドレスコントロールロジック34(PRE-ACT Address Con
trol Logic)とを追加したことと、モードレジスタ29
のビット数を2ビット拡張し、メモリセル非同期特性時
間をクロック数にて設定できることを特徴としている。
【0030】プリーアクトアドレスコントロール回路34
は、コマンドデコーダ28によって検出されたプリチャー
ジコマンドを受け、プリーアクトアドレスラッチ回路33
へアドレスをラッチする制御信号32a(Address Latch Si
gnal)を出力する。この制御信号32aは、メモリセル非同
期特性時間分のラッチ信号であり、図7では、2クロッ
ク分のT1サイクルおよびT2サイクルの時間がラッチされ
ることになる。この間、図7の33aのように、ロウアド
レスはプリーアクトアドレスラッチ回路33より出力され
続ける。この保持されたアドレスをロウアドレスバッフ
ァ24へ引き渡すタイミングがモードレジスタ29にて拡張
された2ビットにより与えられ、図7の32aに示す通りと
なる。
【0031】図7では、2クロック設定を示しており、
プリチャージコマンドが発行された時をスタートとし、
2クロック目のT3サイクルにてロウアドレスバッファ24
へロウアドレスを供給する。ロウアドレスバッファ24へ
ロウアドレスを与えることにより、プリチャージコマン
ドで同時に与えられたアクディブコマンドの処理が終了
する。
【0032】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0033】図4は、モードレジスタ29にアドレス信号
ABにより設定されるコマンド設定値を示す。
【0034】図2にプリチャージコマンドとアクティブ
コマンドを一つにしたコマンドを形成する信号群の波形
図を示す。すなわち、クロック信号CLKの立ち上がり
エッジを有意とし、クロックイネーブル信号CKE=
“1”、チップセレクト信号/CS=“0”、ロウアドレ
ススローブ/RAS=“0”、カラムアドレススローブ
/CAS=“1”、ライトイネーブル信号/WE=
“0”、でプリチャージコマンドと認識される。
【0035】図7のアドレス信号ABのビット10はプリチ
ャージされるバンクを指定する信号となり、このビット
10=“1”の時、バンクAおよびBのプリチャージが行
われる。このとき、アドレス信号ABのビット11は意味を
持たない。ビット10=“0”の時には、一方のバンクの
みのプリチャージとなり、ビット11によりバンク選定さ
れる。ビット11=“0”の時にはAバンク、ビット11=
“1”の時にはBバンクとなる。アドレス信号ABはアク
ティブコマンドのロウアドレス入力となり、この時のア
クティブコマンドのバンクについては、プリチャージコ
マンド時と同一のバンクとなる。従って、本実施の形態
の対象となるプリチャージコマンドはビット10=“0”
の時の一方のバンクのみとなる。
【0036】上記コマンドがSDRAMへ入力される
と、コマンドデコーダ28により認識され、プリチャージ
動作が実行される。プリチャージコマンドと同時に入力
されたアドレス信号ABは、プリーアクトアドレスラッチ
回路33に格納される。プリチャージコマンド実行からア
クティブコマンド開始までの非同期特性時間を設定する
場合の信号群の波形図を図3に示す。
【0037】図3において、クロック信号CLKの立ち
上がりエッジを有意とし、CKE=“1”、/CS=
“0”、/RAS=“0”、/CAS=“0”、/WE=
“0”の場合にモードレジスタライトコマンドと認識さ
れる。
【0038】非同期特性時間設定のためデータ入力には
アドレス信号ABを使用し、その波形図は図7に示すと
おりである。すなわち、ビット11とビット10を使用し、
クロック信号CLKの回数で設定する。ビット11,10=0
1で1回、ビット11,10=10で2回、ビット11,10=11で
3回と設定される。例えば、プリチャージコマンドから
アクティブコマンドまでの非同期特性時間が30ns必要で
あり、クロック信号CLKの周波数を66MHzとした場
合には、2クロック設定を、また、クロック信号CLK
の周波数を100MHzとした場合は、3クロック設定とされ
る。このような設定値により、プリチャージコマンドか
らアクティブコマンド発行までの時間をSDRAM内部
にて監視し、アクティブコマンドを発行する。
【0039】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。
【0040】上述の実施の形態においては、プリチャー
ジコマンドには、全バンク対象か否かの信号線があり、
この全バンク対象のプリチャージコマンドは、リフレッ
シュコマンド発行前に必要とされるコマンドである。そ
こで、他の実施の形態では、図5に示すように、リフレ
ッシュコマンドを認識し、リフレッシュコマンドの前に
全バンク実行のプリチャージコマンドを自動発生するリ
フレッシュオートプリチャージ535を付加することによ
り、全バンクプリチャージコマンドの発行を不要とし
た。
【0041】このように、全バンクプリチャージコマン
ドを不要とすることにより、図6に示すように、プリチ
ャージコマンドとアクティブコマンドを一つにした形態
において、プリチャージコマンドでは不要となったアド
レス信号ABのビット10信号をロウアドレスの最上位ビッ
トに割り当てることができる。この結果、ロウアドレス
の切り替えなくしてデータアクセスできる範囲を倍に増
やすことができるため、メモリをさらに高速化する上で
効果がある。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、SDRAMのプリチャ
ージコマンドとアクティブコマンドを同時に発行し、1
クロックにてコマンド処理し、続くクロックにて、重複
を免れた他のコマンドを処理することにより、コマンド
入力が高速に行われ、より高速にメモリアクセスが行え
るという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSDRAM の一実施の形態のブロッ
ク図
【図2】プリチャージコマンドとアクティブコマンドを
一つにしたコマンド入力時における波形図
【図3】モードレジスタセットコマンド入力時における
波形図
【図4】モードレジスタにセットされるコマンド設定値
を説明する図
【図5】本発明のSDRAMの他の実施の形態のブロッ
ク図
【図6】図5に示した実施の形態におけるコマンド入力
時における波形図
【図7】メモリセル非同期特性時間設定時における波形
【図8】従来のSDRAMのブロック図
【図9】1メモリセルの構成図
【図10】従来例のSDRAMにおける同一バンクおよ
び他バンクへのアクセスタイムチャート
【符号の説明】
20A,520A,820A メモリアレイ 20B,520B,820B メモリアレイ 21A,521A,821A ロウデコーダ 21B,521B,821B ロウデコーダ 22A,522A,822A センスアンプ 22B,522B,822B センスアンプ 23A,523A,823A カラム選択回路 23B,523B,823B カラム選択回路 24,524,824 ロウアドレスバッフ
ァ 25,525,825 カラムアドレスバッ
ファ 26,526,826 データコントロール
回路 27,527,827 コントロールロジッ
ク 28,528,828 コマンドデコーダ 29,529,829 モードレジスタ 30,530,830 クロックジェネレー
タ回路 31,531,831 データラッチ回路 32,532,832 入力・出力バッファ 33,533 プリーアクトアドレ
スラッチ回路 34,534 プリーアクトアドレ
スコントロール回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号に同期してコマンド及びデータの入
    出力を行い、また、少なくとも2つのメモリバンクを備
    えて、一つのメモリバンクをアクセスしている間に他の
    メモリバンクのプリチャージを行うことが可能なシンク
    ロDRAMにおいて、 プリチャージコマンドとアクティブコマンドを1クロッ
    クで入力可能としたことを特徴とするシンクロナスDR
    AM。
  2. 【請求項2】 信号に同期してコマンド及びデータの入
    出力を行い、また、少なくとも2つのメモリバンクを備
    えて、一つのメモリバンクをアクセスしている間に他の
    メモリバンクのプリチャージを行うことが可能なシンク
    ロDRAMにおいて、 プリチャージコマンド入力時にアクティブコマンド時の
    ロウアドレスを取り込む回路と、該取り込んだロウアド
    レスを保持するラッチ回路と、前記ロウアドレスを取り
    込むタイミングおよび前記アクティブコマンド動作を開
    始するロウアドレスをロウアドレスバッファに転送する
    タイミング信号を生成する回路とを設けたことを特徴と
    するシンクロナスDRAM。
  3. 【請求項3】 信号に同期してコマンド及びデータの入
    出力を行い、また、少なくとも2つのメモリバンクを備
    えて、一つのメモリバンクをアクセスしている間に他の
    メモリバンクのプリチャージを行うことが可能なシンク
    ロDRAMにおいて、 プリチャージコマンド入力時にアクティブコマンド時の
    ロウアドレスを取り込む回路と、該取り込んだロウアド
    レスを保持するラッチ回路と、前記ロウアドレスを取り
    込むタイミングおよび前記アクティブコマンド動作を開
    始するロウアドレスをロウアドレスバッファに転送する
    タイミング信号を生成する回路と、リフレッシュコマン
    ドを認識するとリフレッシュコマンド前に全てのメモリ
    バンクのプリチャージコマンドを自動発生する回路とを
    設け、 プリチャージコマンドとアクティブコマンドを一つにし
    た動作においてロウアドレスの取り込みをより多くする
    ことを可能にしたことを特徴とするシンクロナスDRA
    M。
  4. 【請求項4】 前記プリチャージコマンドからアクティ
    ブコマンド動作を開始するまでの時間情報を外部より登
    録できるレジスタ群を有することを特徴とする請求項2
    または3記載のシンクロナスDRAM。
  5. 【請求項5】 前記時間情報はクロック周期単位に登録
    できることを特徴とする請求項4記載のシンクロナスD
    RAM。
JP11069989A 1999-03-16 1999-03-16 シンクロナスdram Pending JP2000268564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11069989A JP2000268564A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 シンクロナスdram

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11069989A JP2000268564A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 シンクロナスdram

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000268564A true JP2000268564A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13418602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11069989A Pending JP2000268564A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 シンクロナスdram

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000268564A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378687B1 (ko) * 2000-12-27 2003-04-07 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치와 그의 프리차지 방법
KR100401506B1 (ko) * 2001-05-10 2003-10-17 주식회사 하이닉스반도체 비동기 프리차지 기능을 갖는 싱크로노스 메모리 디바이스
US7120085B2 (en) 2004-04-13 2006-10-10 Hynix Semiconductor Inc. Pseudo SRAM having combined synchronous and asynchronous mode register set
US7339838B2 (en) 2002-02-11 2008-03-04 Micron Technology Method and apparatus for supplementary command bus
US7817494B2 (en) 2007-10-10 2010-10-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Integrated circuit memory devices having internal command generators therein that support extended command sets using independent and dependent commands

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378687B1 (ko) * 2000-12-27 2003-04-07 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치와 그의 프리차지 방법
KR100401506B1 (ko) * 2001-05-10 2003-10-17 주식회사 하이닉스반도체 비동기 프리차지 기능을 갖는 싱크로노스 메모리 디바이스
US7339838B2 (en) 2002-02-11 2008-03-04 Micron Technology Method and apparatus for supplementary command bus
US7120085B2 (en) 2004-04-13 2006-10-10 Hynix Semiconductor Inc. Pseudo SRAM having combined synchronous and asynchronous mode register set
US7817494B2 (en) 2007-10-10 2010-10-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Integrated circuit memory devices having internal command generators therein that support extended command sets using independent and dependent commands

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100618070B1 (ko) 리프레시를 자동으로 행하는 동적 메모리 회로
US5835443A (en) High speed semiconductor memory with burst mode
EP1068619B1 (en) Semiconductor memory asynchronous pipeline
KR100282692B1 (ko) 반도체 기억 장치
US5751656A (en) Synchronous DRAM memory with asynchronous column decode
KR100232322B1 (ko) 동기형 반도체 기억 장치
KR100286404B1 (ko) 클록 동기형 메모리 장치 및 그 스케줄러 회로
JP2002063069A (ja) メモリ制御装置、データ処理システム及び半導体装置
US8274844B2 (en) Semiconductor memory device, information processing system including the same, and controller
US6539454B2 (en) Semiconductor memory asynchronous pipeline
US6144616A (en) Semiconductor memory device
JPH0973781A (ja) 同期型半導体記憶装置
KR100473747B1 (ko) 클럭 신호에 동기하여 동작하는 반도체 기억 장치
JP3689229B2 (ja) 半導体メモリ装置のカラム選択ラインイネーブル回路
KR20000053606A (ko) 동기식반도체저장장치
US20020136079A1 (en) Semiconductor memory device and information processing system
KR100359360B1 (ko) 반도체 기억장치
KR100804875B1 (ko) 반도체 기억장치
JPH09153278A (ja) 半導体メモリ
JPH10208468A (ja) 半導体記憶装置並びに同期型半導体記憶装置
JP2000268564A (ja) シンクロナスdram
KR20010093692A (ko) 반도체 집적 회로
JP4127054B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH09161475A (ja) 半導体記憶装置
JP2987809B2 (ja) シンクロナスdramのcas信号発生器