JP2000268160A - 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体 - Google Patents

画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体

Info

Publication number
JP2000268160A
JP2000268160A JP11072089A JP7208999A JP2000268160A JP 2000268160 A JP2000268160 A JP 2000268160A JP 11072089 A JP11072089 A JP 11072089A JP 7208999 A JP7208999 A JP 7208999A JP 2000268160 A JP2000268160 A JP 2000268160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
input image
calculation
input
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11072089A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shiotani
浩之 塩谷
Ken Kurihara
謙 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11072089A priority Critical patent/JP2000268160A/ja
Publication of JP2000268160A publication Critical patent/JP2000268160A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像に応じて演算内容を変化させること
で演算処理の効率を向上させる。 【解決手段】 入力画像を構成する画素値の値域を評価
して評価信号を生成する評価手段42と、それぞれ異な
る演算内容を有し、該演算内容により入力画像に画像演
算処理を行って出力画像を生成する複数の演算手段41
a,41b,41cと、上記評価手段42からの評価信
号に基づいて、上記複数の演算手段41a,41b,4
1cのうちいずれかの演算手段を選択して、該選択した
演算手段に入力画像の画像演算処理を行わせる演算選択
手段43とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば映画やコマ
ーシャルフィルムの製作で使用されるコンピュータグラ
フィックシステムで用いられ、特に画像合成、色彩の調
整、画像変形、フィルタリング等の演算処理を行う画像
演算装置及び方法、画像演算プログラムを供給するプロ
グラム供給記録媒体、値域を格納した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来における画像演算装置300は、例
えば図16に示すように構成され画像演算処理を行って
いた。この画像演算装置300は、入力画像301を演
算処理部302により演算処理をして出力画像303と
して出力する。
【0003】演算処理部302を構成する画像演算部3
02aは、画像合成処理、色補正処理、画像変形処理、
フィルタリング処理等の演算を実行する。
【0004】クリッピング部302bは、画像を構成す
る画素値に上限値と下限値の許容範囲が決められた整数
値を使用して画像を記憶するため、演算結果が該許容範
囲から外れる画素値を含んでいないか否かを判定してい
る。そして、クリッピング部302bは、演算結果が該
許容範囲から外れる画素値を含んでいると判定したとき
には、演算結果の代用値として上記許容範囲内において
最も適切な画素値に修正するクリッピング処理を行う。
【0005】このような画像演算装置300によれば、
クリッピング部302bを備えることで、入力画像を演
算することで得た出力画像の画素値を許容範囲内の画素
値として出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像演算装置3
00では、クリッピング部302bによるクリッピング
処理が不必要にも拘わらず、無条件に実行することが多
かった。すなわち、従来の画像演算装置300は、全て
の演算結果について、クリッピング処理を行うことが多
かった。しかし、クリッピング処理が不必要な場合に、
クリッピング処理を行うことは、余分な処理であり、従
って余分な処理時間を要していた。
【0007】クリッピング処理が不必要なときとは、ク
リッピング部302bに入力される演算結果と、クリッ
ピング部302bから出力される演算結果とが変化しな
いときであり、頻繁に発生することが多かった。この場
合には、クリッピング処理は明らかに不必要である。
【0008】また、クリッピング処理が必要な場合であ
ったとしても、演算結果である出力画像の一部分のみに
ついて必要な場合も多い。
【0009】更に、クリッピング処理が必要な場合、画
像演算部302aで演算された演算結果が破棄されてし
まうため、演算に必要であった時間が無駄になり、結果
として処理時間が長くなることが多かった。
【0010】すなわち、従来の画像演算装置300は、
常に画像演算部302a、クリッピング部302bで処
理を行って出力画像303を出力するという、本来の演
算手順に忠実な演算手法しか有しないために、入力画像
302のデータの違いに対応して効率の良い演算を行う
ことができないことが多かった。
【0011】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、入力画像に応じて演算内
容を変化させることで演算処理の効率を向上させること
ができる画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログ
ラムを供給するプログラム供給媒体を提供することを目
的とする。
【0012】また、本発明は、入力画像に応じて演算内
容を変化させることで演算処理の効率を向上させること
ができる画像演算装置により読み込まれる情報が記録さ
れる記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明に係る画像演算装置は、入力画像を構成する画素値
の値域を評価して評価信号を生成する評価手段と、それ
ぞれ異なる演算内容を有し、該演算内容により入力画像
に画像演算処理を行って出力画像を生成する複数の演算
手段と、上記評価手段からの評価信号に基づいて、上記
複数の演算手段のうちいずれかの演算手段を選択して、
該選択した演算手段に入力画像の画像演算処理を行わせ
る演算選択手段とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0014】このように構成された画像演算装置は、入
力画像を構成する画素値の値域を評価した評価信号に応
じて異なる演算内容の演算手段を選択し、選択された演
算手段により画像演算処理を行わせる。
【0015】また、本発明に係る画像演算方法は、入力
画像を構成する画素値の値域を評価し、評価結果に基づ
いて、上記複数の演算内容のうちいずれかの演算内容を
選択して、該選択した演算内容で入力画像の画像演算処
理を行って出力画像を生成することを特徴とする。
【0016】このような画像演算方法は、入力画像を構
成する画素値の値域を評価した評価結果に応じて異なる
演算内容の演算内容を選択し、選択した演算内容により
画像演算処理を行わせる。
【0017】更に、本発明に係る画像演算プログラムを
供給するプログラム供給媒体は、入力画像を構成する画
素値の値域を評価して評価信号を生成する評価処理と、
それぞれ異なる演算内容を有し、該演算内容により入力
画像に画像演算処理を行って出力画像を生成する複数の
演算処理と、上記評価処理からの評価信号に基づいて、
上記複数の演算処理のうちいずれかの演算処理を選択し
て、該選択した演算処理に入力画像の画像演算処理を行
わせる演算選択処理と有することを特徴とする画像演算
プログラムを供給する。
【0018】このような画像演算プログラムを供給する
プログラム供給媒体は、例えばコンピュータに画像演算
プログラムを供給することで、入力画像を構成する画素
値の値域を評価した評価信号に応じて異なる演算内容の
演算処理を選択し、選択された演算処理により画像演算
処理を行わせる。
【0019】更にまた、本発明に係る記録媒体は、入力
画像及び該入力画像について画像演算処理を行って得た
出力画像の画素値の値域が格納された値域格納領域が少
なくとも形成されていること特徴とすること特徴とす
る。
【0020】このような記録媒体は、例えばコンピュー
タに画像についての値域を読み込ませることで、画像の
値域を利用して画像演算処理を行わせる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れた画像演算装置1に適用される。この画像演算装置1
は、画像演算プログラムに従って画像演算処理を行うコ
ンピュータ部2と、1フレーム単位の画像データを記憶
するフレームバッファ3と、画像等を表示する表示部4
と、画像データ、画像演算プログラム等が格納されるマ
スストレージユニット5と、ユーザに操作される操作入
力部6と、画像データ等をディスクに記憶させるディス
クドライブ部7とからなり、マスストレージユニット5
に格納された画像データを画像演算プログラム又は操作
入力部6からの操作入力信号に基づいてコンピュータ部
2で演算し表示部4に表示するとともに、マスストレー
ジユニット5に格納する処理を行うように構成されてい
る。
【0023】上記フレームバッファ3は、1フレーム単
位で画像データを記憶するものであり、画像を構成する
画素毎にメモリのアドレスが対応付けされているメモリ
ユニットである。このフレームバッファ3に記憶される
画像を構成する画素は、色相や明るさが定義されて記憶
される。このフレームバッファ3には、コンピュータ部
2により画像演算処理がなされる入力画像及び画像演算
処理がなされた出力画像が記憶される。
【0024】表示部4は、フレームバッファ3に記憶さ
れた1フレーム単位の画像データが入力され、該入力さ
れた画像データを用いて画像を表示する。これにより、
表示部4は、入力画像を及び出力画像の表示を行ってユ
ーザに提示する。
【0025】マスストレージユニット5は、例えばハー
ドディスク等を備え、大きな記憶容量を有してなる。マ
スストレージユニット5には、コンピュータ部2により
画像演算処理がなされる複数の入力画像を示す画像デー
タ及びコンピュータ部2により画像演算処理がなされた
出力画像を示す画像データが記憶されている。また、こ
のマスストレージユニット5には、コンピュータ部2が
画像演算処理を行うための処理を記述した画像演算プロ
グラムが記憶されている。このマスストレージユニット
5は、コンピュータ部2により画像データが読み込まれ
るとともに書き込まれ、画像演算プログラムを出力する
処理を行う。
【0026】ディスクドライブ部7は、例えばフロッピ
ーディスク7a等の記録媒体が挿入され、該フロッピー
ディスク7aに画像データ等を書き込む処理を行うとと
もに、フロッピーディスク7aに記録された画像データ
等を読み込む処理等を行う。また、このディスクドライ
ブ部7に挿入される記録媒体としては、上記画像演算プ
ログラムや画像データを記憶したものであっても良い。
【0027】操作入力部6は、例えばコンピュータ部2
の入力ポートに接続されたキーボード、マウス、トラッ
クボール等の位置入力デバイス、タブレットからなる。
この操作入力部6は、ユーザにより操作されることで、
操作入力信号を生成し、コンピュータ部2に出力する。
【0028】コンピュータ部2は、画像演算プログラム
に従って画像演算処理を行うCPU11と、CPU11
により記憶内容が制御されるメモリ12とからなる。C
PU11は、画像演算プログラム及び操作入力部6から
の操作入力信号に従って制御信号を生成して、上述した
各部に出力することで制御する。メモリ12は、CPU
11と接続され、CPU11が実行する命令列を定義し
た画像演算プログラムや、CPU11が画像演算処理を
行う対象となる画像データを記憶する。
【0029】コンピュータ部2は、CPU11により、
マスストレージユニット5に記憶された画像演算プログ
ラム及び入力画像を示す画像データをメモリ12に読み
込む処理を行うことで、画像演算処理を行う。なお、こ
のCPU11で行う画像演算処理の詳細については後述
する。
【0030】次に、コンピュータ部2を備えられたCP
U11及びメモリ12を機能ブロックとして示した画像
演算装置1について図2を参照して説明する。なお、図
1に示した画像演算装置1と同様の部分は同一の符号を
付することによりその詳細な説明を省略する。図2に示
した画像演算装置1は、コンピュータ部2が行う画像演
算処理のための処理をハードウェア的に構成して示した
ものである。
【0031】この画像演算装置1を構成するコンピュー
タ部2は、マスストレージユニット5から画像演算プロ
グラムが入力される編集部21を備える。また、編集部
21は、操作入力部6と接続されており、ユーザが命令
順序を変更等する操作入力信号が入力される。編集部2
1は、操作入力部6からの操作入力信号に基づいて画像
演算処理を行うときの命令手順を編集するエディタから
なり、編集した命令の手順をデータ変換部22に出力す
る。
【0032】この編集部21で編集する命令順序は、入
力画像に行う演算処理の種類と該演算処理の種類を特徴
づけるパラメータ、該演算処理が必要とする入力画像の
名前及び該演算処理によって生成される出力画像の名前
からなる単一の命令が複数設定されたものである。
【0033】上記データ変換部22は、編集部21によ
って編集処理された画像演算処理を行うときの命令順序
を、変換する処理を行うことで、後段の順序情報生成部
23で処理をすることができる形式のデータに変換する
トランスレータからなり、変換した命令順序を順序情報
生成部23に出力する。この実施例において、このデー
タ変換部22は、編集部21からの命令順序を、各命令
が入出力する画像の依存関係を扱うのに適した有向無循
環グラフの形式のデータに変換する。
【0034】順序情報生成部23は、データ変換部22
からの有向無循環グラフ形式のデータを読み込み、各命
令が入出力する画像の依存関係が保存された命令の逐次
的な実行順序情報を生成するスケジュラからなり、生成
した実行順序情報を、画像生成部24に出力する。
【0035】画像生成部24は、順序情報生成部23に
よって生成された実行順序情報とともに、マスストレー
ジユニット5から入力画像を示す画像データを入力す
る。この画像生成部24は、実行順序情報に基づいて、
画像データについて演算処理を行って出力画像を生成す
るレンダラからなり、生成した出力画像をマスストレー
ジユニット5及びフレームバッファ3に出力する。
【0036】次に、図2に示した画像演算装置1のコン
ピュータ部2を構成する画像生成部24について図3を
参照して説明する。なお、図1に示した画像演算装置1
と同様の部分は同一の符号を付することによりその詳細
な説明を省略する。
【0037】画像生成部24は、順序情報生成部23か
ら実行順序情報に従って動作する再生部31、記憶部3
2、記録部33及び表示制御部34を備える。再生部3
1は、マスストレージユニット5に記憶されている画像
データを再生して記憶部32に読み込む処理を行う。記
憶部32は、再生部31からの画像データ及び該画像デ
ータの画素値に応じた値域データを記憶する。記録部3
3は、記憶部32に記憶されている画像データをマスス
トレージユニット5に記録する処理を行う。表示制御部
34は、記憶部32に記憶されている画像データをフレ
ームバッファ3に出力する処理を行う。
【0038】上記値域データは、画像データの画素値に
応じて決定された値域を示すデータである。具体的に説
明すると、この値域データは、例えば入力画像の画素値
の最大値と最小値を示す。また、値域データは、例えば
画像全体における値域を示すときには画像全体における
画素値の最小値と最大値とを示し、例えば画像を構成す
る小領域における画素値の最大値と最小値とを示しても
よい。
【0039】更に、この値域データは、画像が透明か不
透明かを示し、具体的には、画像が透明であるときには
例えば「0」で表現され、画像が不透明であるときには
例えば「1」で表現される。更にまた、値域データは、
画像が透明であることを示す「0」、画像が不透明であ
ることを示す「1」のみならず、0〜1の中間的な値を
有する半透明を示しても良い。
【0040】更にまた、この値域データは、入力画像の
画素値が一定の値又は変動する値を有するかを示しても
良い。
【0041】更にまた、値域データは、画像が例えばR
GBの色データと輝度データ等の複数の要素から成り立
つことから、それぞれの要素を用いて示されたものであ
っても良い。この値域データは、入力画像を示す画像デ
ータと比較して容量が小さく、後述の評価部42で生成
する演算手法選択信号を生成するときに用いられる。
【0042】また、この画像生成部24は、記憶部32
に記憶されている画像データ及び該画像データにより示
される画像を構成する画素値の値域データを読み出し、
画像演算処理を行って記憶部32に演算結果の画像デー
タ及び画像を構成する画素値の値域データを記憶する処
理を行う複数の演算部35を備える。
【0043】各演算部35は、図4にその概念図を示す
ように、記憶部32から入力画像を入力する複数の画像
演算部41a、41b、41c、・・・、41n(これ
らを総称するときには画像演算部41と呼ぶ。)を備え
ている。画像演算部41aは、演算部35が本来行うべ
き演算手法を入力画像について行って出力画像を生成す
る。また、画像演算部41aを除く他の各画像演算部4
1b、41c、・・・、41nは、画像演算部41aよ
りも高速な代替の演算処理を入力画像について行うもの
であり、設定された値域においてのみ、画像演算部41
aと同様の演算結果を出力画像として記憶部32に出力
することを保証した条件付きの演算手法により画像演算
処理を行うものである。
【0044】更に、各演算部35は、記憶部32から入
力画像の値域データが入力される評価部42を備える。
この評価部42は、値域データに基づいて、入力画像の
値域で演算することが可能な画像演算部41のうち、最
も処理時間が短い画像演算部41を選択する演算手法選
択信号を生成して、スイッチ部43に出力する。
【0045】上記スイッチ部43は、評価部42からの
演算手法選択信号に基づいて、各画像演算部41a、4
1b、41c、・・・、41nのうち、いずれかの画像
演算部41からの演算結果を出力画像として出力するか
が制御される。
【0046】各演算部35は、評価部42により生成さ
れた演算手法選択信号で選択されたいづれかの画像演算
部41でのみ記憶部32からの入力画像について画像演
算処理を行って出力画像を生成する。
【0047】次に、図4に示した演算部35について図
5を参照して具体的に説明する。なお、この演算部35
の説明は、図3に示した複数の演算部35のうち、画素
値をk倍して明るさを変化させる画像演算処理(以下、
ブライトネスと称する。)を行う演算部を説明すること
で他の演算部の説明を省略する。
【0048】この演算部35は、記憶部32から入力画
像が入力され、ブライトネスを行う画像演算部41を備
える。この画像演算部41は、関数clipにより画像
演算を行うことで画像の画素値を制限するブライトネス
(Brightness)処理を行うブライトネス演算処理部51
を備えている。
【0049】ここで、上記ブライトネス処理の演算式
は、入力画像をS、出力画像をRとし、明るさの係数を
kとすると、「R=clip(kS)」と表現される。
上記関数clipは、画像を構成する画素値に上限と下
限の許容範囲が決められた整数値を使用するため、演算
結果がその許容範囲を超えていないかを判定し、演算結
果が該許容範囲を超えていると判定したときには演算結
果の代用値として該許容範囲内の最も適切な値に画素値
を修正する処理を示す関数である。このブライトネス演
算処理部51は、関数clipを用いた演算処理を行う
ことで、画像を記憶する記憶部32に記憶するときの画
素値を記憶部32における許容範囲内の値とする。
【0050】また、この画像演算部41は、上述のブラ
イトネス演算処理部51よりも短い処理時間でブライト
ネス処理を行い、ブライトネス演算処理部51に対して
代替の演算を行う演算処理部52及び演算処理部53と
を備えている。すなわち、ブライトネス演算処理51が
本来のブライトネス処理を行うものであり、演算処理部
52及び演算処理部53は本来のブライトネス処理を行
うブライトネス演算処理部51に対して疑似のブライト
ネス処理を行うものである。
【0051】演算処理部52は、入力画像(S)の画素
値の最大値が(1/k)以下であるときにおいて「R=
kS」で表現される演算処理を行うことでブライトネス
を行う。また、演算処理部53は、入力画像(S)の画
素値の最小値が(1/k)以上であるときにおいて「R
=1」で表現される演算処理を行うことでブライトネス
を行う。
【0052】更に、この演算部35は、記憶部32から
入力画像の値域データが入力される評価部42を備えて
いる。この評価部42は、値域データを用いて、図6に
示すような処理を行うことで、演算手法選択信号を生成
する。
【0053】すなわち、演算手法選択信号を生成すると
きには、先ず、ステップST1において、評価部42
は、値域データを参照して、入力画像(S)についての
画素値の最小値が(1/k)以上であるか否かを判定
し、画素値の最小値が(1/k)以上でないと判定した
ときにはステップST3に進み、画素値の最小値が(1
/k)以上であると判定したときにはステップST2に
進む。
【0054】ステップST2において、評価部42は、
ブライトネス演算処理部51の代替の演算手法の「R=
1」で表現される演算処理を実行する演算処理部53で
画像演算処理を行った演算結果を出力画像として出力さ
せる演算手法選択信号を生成する。
【0055】ステップST3において、評価部42は、
値域データを参照して、入力画像(S)についての画素
値の最大値が(1/k)以下であるか否かを判定し、画
素値の最大値が(1/k)以下でないと判定したときに
はステップST5に進み、画素値の最大値が(1/k)
以下であると判定したときにはステップST4に進む。
【0056】ステップST4において、評価部42は、
ブライトネス演算処理部51の代替の演算手法の「R=
kS」で表現される演算処理を実行する演算処理部52
で画像演算処理を行った演算結果を出力画像として出力
させる演算手法選択信号を生成する。
【0057】ステップST5において、評価部42は、
ブライトネス演算処理部51において「R=clip
(kS)」で表現される演算処理を実行することで得た
演算結果を出力画像として出力させる演算手法選択信号
を生成する。
【0058】このようなステップST1〜ステップST
5までの処理を行うことで演算手法選択信号を生成する
評価部42を備えた演算部35は、ブライトネス演算処
理部51、演算処理部52、演算処理部53のうち、入
力画像の値域データに応じて処理時間が異なる演算手法
を選択して、画像演算処理を行わせて出力画像を生成す
る。
【0059】したがって、このような演算部35を備え
た画像演算装置1は、ブライトネス演算処理部51以外
の演算処理部52又は演算処理部53を選択すること
で、入力画像の値域データによっては高速な演算手法に
より入力画像についての画像演算処理を行うことがで
き、画像演算処理の演算を高速化して演算処理時間を短
縮することができる。
【0060】ここで、上述の画像演算装置1は、値域デ
ータが入力画像よりも大幅に小さいサイズのデータであ
ることから、画像演算処理を行う前に評価部42により
値域データを用いて演算手法選択信号を生成する処理を
行っても処理時間が長くなるようなことがない。したが
って、この画像演算装置1によれば、入力画像の値域に
応じて演算手法を変化させることで画像演算処理の処理
効率を向上させることができる。
【0061】また、演算部35を備えた画像演算装置1
は、従来のように、入力画像についての値域に拘わらず
同じ演算手法により画像演算処理を行う場合とは異な
り、入力画像についての値域を評価して複数の演算手法
のうちから最適な演算手法を選択して画像演算処理を行
うことができるので、画像演算処理の非効率さを改善す
るとともに、本来の演算手法と同じ演算結果を得ること
ができる。
【0062】更に、この演算部35において、ブライト
ネス演算処理部51、演算処理部52及び演算処理部5
3は、画像演算処理を行うとともに演算結果である出力
画像の値域を演算する処理を行っても良い。このような
処理を行うブライトネス演算処理部51、演算処理部5
2及び演算処理部53は、各画素についての演算結果を
得るとともに、各画素毎の画素値について最大値と最小
値を調べることにより出力画像についての値域を演算す
る。また、ブライトネスのように演算式が単調増加関数
又は単調減少関数である場合、ブライトネス演算処理部
51、演算処理部52又は演算処理部53は、入力画像
の値域を、入力画像を演算するときと同様に演算するこ
とにより、出力画像の値域を小さい計算コストで得るこ
とができる。
【0063】更にまた、図5に示した演算部35では、
画像演算部41で画像演算処理を行うときに得た出力画
像及び出力画像についての値域を、次に行う演算処理ス
テップで画像演算部41及び評価部42に入力する入力
画像及び入力画像についての値域として使用することも
できる。これにより、演算部35は、演算して得た出力
画像を入力画像とし、値域を用いた画像演算処理を繰り
返して行うことができる。
【0064】次に、上述した演算部35により入力画像
の一部について画像演算処理を行って出力画像を生成す
る一例について図7を参照して説明する。この図7に示
す演算部35は、後述の図12及び図13を参照して説
明する入力画像を複数の領域に分割する領域分割処理を
行う領域分割部61と、後述の図8〜図11を参照して
説明する出力画像を複数の領域に分割する領域分割処理
を行う領域分割部62とを備えている点で図5に示した
演算部35とは異なる。なお、図7に示す演算部の説明
において、図5に示す演算部35と同一の部分について
は同一符号を付することによりその詳細な説明を省略す
る。
【0065】領域分割部61は、記憶部32から入力画
像が入力され、入力画像を複数の領域に分割して画像演
算部41に出力するとともに、分割することで得た各領
域の画素値を用いて値域データを生成して評価部42に
出力する。
【0066】領域分割部62は、画像演算部41からの
出力画像が入力され、出力画像を複数の領域に分割して
出力するとともに分割することで得た各領域の画素値を
用いて値域データを生成して出力する。この領域分割部
62は、必要に応じて上記領域分割処理及び値域データ
を生成する処理を行う。例えば、領域分割部62は、入
力画像についての値域データがなかったときや、画像演
算部41が単調増加処理又は単調減少処理の画像演算処
理ではなかったときに、領域分割処理及び値域データを
生成する処理を行う。
【0067】なお、この領域演算部62は、画像演算部
41から出力された出力画像について領域分割処理及び
値域データを生成する処理を行う場合のみならず、画像
演算部41の内部に備えられ画像演算処理がされた直後
の画像データについて領域分割処理及び値域データを生
成する処理を行って画像演算部41から出力するもので
あっても良い。
【0068】この図7に示す演算部35によれば、分割
した各領域についての値域データを領域分割部61で生
成し、評価部42により各領域についての値域データを
用いて各領域毎に対応した演算手法選択信号を生成し、
各領域毎の入力画像を示す画像データにブライトネス演
算処理部51、演算処理部52又は演算処理部53によ
り画像演算処理を行う。また、演算部35は、領域分割
部61で分割した各領域に対応した出力画像及び出力画
像についての値域データを領域分割部62で生成する処
理を行う。
【0069】次に、上記領域分割部62により出力画像
について行う領域分割処理の種々の例について説明す
る。なお、以下の図8〜図11を参照して行う領域分割
処理の説明においては、出力画像70が領域分割部62
に入力されたときに行う種々の領域分割処理について説
明する。なお、以下の図8〜図11を参照して説明する
領域分割処理は、領域分割部61が行っても良いことは
勿論である。
【0070】領域分割部62は、図8に示すように、出
力画像70を閉曲線で囲まれた複数の領域71、72
と、閉曲線で囲まれた複数の領域71、72以外の領域
73とに分割する領域分割処理を行う。このとき、領域
分割部62は、出力画像70の画素値に応じて、第1の
値域を有する領域71と、第2の値域を有する領域72
と、第3の値域を有する第3の領域73とに分割し、各
領域71、72、73の入力画像を示す各画像データ及
び各領域71、72、73についての各値域データを生
成する処理を行う。
【0071】また、領域分割部62は、図9に示すよう
に、図8に示すように分割された出力画像70を矩形で
囲まれた複数の矩形領域81a、81b、82a、82
bと、矩形領域81a、81b、82a、82b以外の
領域83とに分割する領域分割処理を行う。このとき、
領域分割部62は、出力画像70の画素値に応じて、第
1の値域を有する領域81bと、第2の値域を有する領
域82bと、第3の値域を有する第3の領域83とに分
割するとともに、第3の値域及び第2の値域を包含する
領域、すなわち領域72及び矩形領域82bを包含する
矩形領域82aと、第3の値域及び第1の値域を包含す
る領域、すなわち領域71及び矩形領域81bを包含す
る矩形領域81aを設定する領域分割処理を行う。そし
て、領域分割部62は、矩形領域81a、81b、82
a、82bの入力画像を示す画像データ及び各矩形領域
81a、81b、82a、82bについての値域データ
を生成する処理を行う。
【0072】更に、領域分割部62は、図10に示すよ
うに、固定的な格子形状に分割する領域分割処理を行っ
ても良い。すなわち、領域分割部62は、先ず、出力画
像70の全体を格子状に分割して一定面積の複数の領域
に分割する処理を行い、分割した一定面積の領域毎に値
域データを設定する処理を行う。これにより、領域分割
部62は、第1の値域を有する領域71及び第2の値域
を有する領域72を含む出力画像70を、第2の値域を
有する矩形領域と、第3の値域を有する矩形領域と、第
3の値域及び第2の値域を包含する矩形領域と、第3の
値域及び第1の値域を包含する矩形領域と、第3の値
域、第2の値域及び第1の値域を包含する矩形領域とに
分割する処理を行い、各矩形領域の入力画像を示す画像
データ及び各矩形領域についての値域データを出力する
処理を行う。
【0073】更にまた、領域分割部62は、図11に示
すように、クワッドツリーと称される手法を用いて領域
分割処理を行っても良い。すなわち、この領域分割部6
2は、出力画像70の全体を格子状に分割して一定面積
の複数の領域に分割する処理を行い、隣接する領域の値
域が同じ場合にはそれらの領域を併合する処理を行う。
このとき、領域分割部62は、上述と同様に先ず、出力
画像70の全体を格子状に分割して一定面積の複数の領
域に分割する処理を行い、分割した一定面積の領域毎に
値域データを用いて隣接する領域の値域が同じ場合には
それらの領域を併合する処理を行う。これにより、領域
分割部62は、出力画像70を、第2の値域を有する矩
形領域と、第3の値域を有する矩形領域と、第3の値域
及び第2の値域を包含する矩形領域と、第3の値域及び
第1の値域を包含する矩形領域と、第3の値域、第2の
値域及び第1の値域を包含する矩形領域とに分割する処
理を行い、各矩形領域の入力画像を示す画像データ及び
各矩形領域についての値域データを生成する処理を行
う。
【0074】このような領域分割処理を行う領域分割部
62を備えた演算部35は、上述したように、出力画像
70の各領域毎に値域データを生成するので、次の演算
処理を行うときに値域データに基づいて処理時間の短い
画像演算処理を選択するので、より細やかな演算手法の
選択が可能となり、更に画像演算処理の計算コストを小
さくすることができ、処理時間を短縮することができ
る。
【0075】更に、図11を参照して説明した領域分割
処理を行う領域分割部62を備えた演算部35は、出力
画像70の値域に基づいて領域を分割するとともに、隣
接する領域の値域が同じときには併合する処理を行うの
で、領域の数を少なくすることができ、次の演算処理を
行うときの演算手法選択信号を生成する回数を少なくす
ることができ、一つ当たりの領域の面積を大きくして図
8〜図10を参照して説明した領域分割処理を行って画
像演算処理を行う場合と比較して演算量を削減すること
ができ、演算効率を向上させることができる。
【0076】なお、図8〜図11を参照して説明した領
域分割処理においては、矩形や格子形状の領域に分割す
る一例に限らず、多角形であっても良い。
【0077】次に、領域分割部61で画像分割処理を行
うことにより、出力画像の分割の境界と入力画像の分割
の境界が異なる場合について説明する。例えば図12に
示すように分割された出力画像90の一つの領域91
が、図13に示すように分割された入力画像100の領
域101、102、103、104のように複数の領域
に対応する場合、領域分割部61は入力画像の各領域1
01、102、103、104についての値域データを
評価部42に出力し、評価部42は各領域101、10
2、103、104についての値域データに基づいて出
力画像90に含まれる領域91についての画像データを
求めるときの演算手法を示す演算手法選択信号を生成す
る。これにより、演算部35は、各領域101、10
2、103、104の全てに適用可能な演算手法のう
ち、最も処理時間の短い演算手法を選択して画像演算処
理を行うことができる。
【0078】上述したように、全ての画素の値が一定値
であるか否かの情報を用いて演算手法選択信号を生成す
る評価部42を備えた演算部35は、一定値であると判
定して演算手法選択信号を生成し、例えば図5中のブラ
イトネス演算処理部51の代替の演算を行う演算処理部
52又は演算処理部53で画像演算処理を行うことによ
り、演算量の低減、処理時間の短縮を図ることができ
る。
【0079】また、上述した本発明を適用した画像演算
装置1の説明においては、画像演算部41でブライトネ
スを行うものの一例について説明したが、それに限られ
ず、画像の合成、変形、フィルタ処理、色彩の調整等の
画像演算処理を行う画像演算装置にも適用可能である。
すなわち、本発明は、同一の演算結果を得ることができ
演算量が異なる演算内容を有する演算処理部を複数備え
たものであれば、上述した処理を行うことにより、演算
量の低減、処理時間の短縮を図ることができる。
【0080】更に、上述した画像演算装置1の説明にお
いては、画像演算処理及び演算手法選択信号を生成する
処理、領域分割処理等をハードウェア上で実現する一例
について説明したが、上述した画像演算処理及び演算手
法選択信号を生成する処理、領域分割処理を実行するた
めの画像演算プログラムをマスストレージユニット5に
格納したものであっても良い。このような画像演算装置
1は、画像演算処理を行うときには、マスストレージユ
ニット5から画像演算プログラムをメモリ12に読み込
む処理をCPU11により行うことで、入力画像につい
て領域分割処理を行い、演算手法選択信号を生成する処
理を行い、画像演算処理を行うことができる。
【0081】更にまた、この画像演算装置1のマススト
レージユニット5に備えられた記録媒体から、インター
ネット等の通信ネットワークと接続されたインターフェ
イス回路を介して画像演算プログラムを外部に出力し、
他の装置により画像演算処理を実行させても良い。これ
により、画像データが他の装置に格納されている場合に
おいても、画像演算プログラムを供給することで上述の
画像演算処理を行わせることができる。
【0082】更にまた、上述した画像演算装置1は、画
像及び当該画像についての値域を組み合わせたフォーマ
ットのデータを記憶することで、画像及び当該画像につ
いての値域をマスストレージユニット5等に備えられて
いる記録媒体に記憶しておいても良い。画像及び当該画
像についての値域を組み合わせたフォーマットは、図1
4に示すように、画像データを格納する画像データエリ
ア201と、値域データを格納する値域データエリア2
02とから構成される。
【0083】値域データエリア202は、図15に示す
ように、ファイル名(FILE NAME)221、TIME STAMP
222、値域データ223が格納されてなる。ファイル
名221は、値域データエリア220のファイル名を記
述するエリアである。ファイル名221及びTIME STAMP
222により、値域データに対応する画像を特定する情
報を構成する。値域データ223は、画像の値域を格納
するエリアであり、上記領域分割部61、62により画
像が複数の領域に分割されたときには各領域毎の値域を
格納する。この値域データ223は、複数の領域に分割
された画像であるときには各領域毎の値域データに対応
して領域数(1,2,・・・,N)設けられる。この値
域データ223は、例えば値域を画素値の最大値及び最
小値で表現したときには図15に示すように、(MIN,MA
X)と表現される。
【0084】記録媒体は、画像データエリア210及び
値域データエリア220が形成された一例について説明
したが、値域データエリア220のみが少なくとも格納
されていれば良い。
【0085】上述の記録媒体は、例えば画像の画素値が
格納された画像データエリア210と、この画像データ
エリア210に格納されている画像の値域が格納された
値域データエリア220とが形成されている。これによ
り、画像演算装置1は、画像及び当該画像についての値
域が記憶された記録媒体を読み込む処理を行うことで、
画像及び当該画像の値域を再利用して画像演算処理を行
うことができる。このように、画像及び当該画像につい
ての値域を記憶した記録媒体は、画像演算装置1や他の
コンピュータにより読み込ませるように画像及び当該画
像についての値域を供給することで、値域を再計算する
処理を行う必要なく画像演算処理を行わせることができ
る。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る画像演算装置は、入力画像を構成する画素値の値域を
評価して評価信号を生成する評価手段と、それぞれ異な
る演算内容を有し、該演算内容により入力画像に画像演
算処理を行って出力画像を生成する複数の演算手段と、
上記評価手段からの評価信号に基づいて、上記複数の演
算手段のうちいずれかの演算手段を選択して、該選択し
た演算手段に入力画像の画像演算処理を行わせる演算選
択手段とを備えるので、入力画像を構成する画素値の値
域を評価した評価信号に応じて異なる演算内容の演算手
段を選択し、選択された演算手段により画像演算処理を
行わせる。したがって、このような画像演算装置によれ
ば、入力画像を評価した結果に応じて演算手段を選択す
ることで演算内容を変化させることができ、演算量を変
化させることができる。したがって、この画像演算装置
によれば、演算量が少ない演算内容の演算手段により画
像演算処理を行わせることで、画像演算処理の効率を向
上させることができる。
【0087】また、本発明に係る画像演算方法は、入力
画像を構成する画素値の値域を評価し、評価結果に基づ
いて、上記複数の演算内容のうちいずれかの演算内容を
選択して、該選択した演算内容で入力画像の画像演算処
理を行って出力画像を生成するので、入力画像を構成す
る画素値の値域を評価した評価結果に応じて異なる演算
内容の演算内容を選択し、選択した演算内容により画像
演算処理を行わせる。したがって、このような画像演算
方法によれば、入力画像を評価した結果に応じて演算内
容を選択して変化させることができ、演算量を変化させ
ることができる。したがって、この画像演算方法によれ
ば、演算量が少ない演算内容により画像演算処理を行わ
せることで、画像演算処理の効率を向上させることがで
きる。
【0088】更に、本発明に係る画像演算プログラムを
供給するプログラム供給媒体は、入力画像を構成する画
素値の値域を評価して評価信号を生成する評価処理と、
それぞれ異なる演算内容を有し、該演算内容により入力
画像に画像演算処理を行って出力画像を生成する複数の
演算処理と、上記評価処理からの評価信号に基づいて、
上記複数の演算処理のうちいずれかの演算処理を選択し
て、該選択した演算処理に入力画像の画像演算処理を行
わせる演算選択処理と有する画像演算プログラムを例え
ばコンピュータに供給することで、入力画像を構成する
画素値の値域を評価した評価信号に応じて異なる演算内
容の演算処理を選択し、選択された演算処理により画像
演算処理を行わせる。したがって、このようなプログラ
ム供給媒体によれば、入力画像を評価した結果に応じて
演算処理を選択することで演算内容を変化させることが
でき、演算量を変化させることができる。したがって、
このプログラム供給媒体によれば、演算量が少ない演算
内容の演算処理により画像演算処理を行わせることで、
画像演算処理の効率を向上させることができる。
【0089】更にまた、本発明に係る記録媒体は、入力
画像及び該入力画像について画像演算処理を行って得た
出力画像の画素値の値域が格納された値域格納領域が少
なくとも形成されているので、例えばコンピュータに画
像についての値域を読み込ませることで、画像の値域を
利用して画像演算処理を行わせる。したがって、この記
録媒体によれば、例えばコンピュータに格納された入力
画像についての値域を読み込ませることによって入力画
像を構成する画素値の値域を評価し、評価結果に基づい
て、上記複数の演算内容のうちいずれかの演算内容を選
択して、該選択した演算内容で入力画像の画像演算処理
を行って出力画像を生成する処理を行わせることができ
る。したがって、この記録媒体によれば、入力画像を構
成する画素値の値域を評価した評価結果に応じて異なる
演算内容の演算内容を選択し、選択した演算内容により
画像演算処理をコンピュータに行わせることができる。
したがって、このような記録媒体によれば、入力画像を
評価した結果に応じて演算内容を選択して変化させるこ
とができ、演算量を変化させる処理をコンピュータに行
わせることができる。したがって、この記録媒体によれ
ば、演算量が少ない演算内容により画像演算処理をコン
ピュータに行わせることで、画像演算処理の効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像演算装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明を適用した画像演算装置に備えられるコ
ンピュータ部のCPUを機能ブロックとして説明するた
めのブロック図である。
【図3】本発明を適用した画像演算装置に備えられるコ
ンピュータ部を構成する画像生成部の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図4】画像生成部に備えられる演算部の概念的な構成
について説明するためのブロック図である。
【図5】画像生成部に備えられる演算部の具体的な構成
について説明するためのブロック図である。
【図6】値域データを用いて演算手法選択信号を生成す
るときの処理手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】画像を複数の領域に分割する領域分割処理を行
う領域分割部及びを備えた演算部の構成を示すブロック
図である。
【図8】領域分割部により出力画像を閉曲線で囲まれた
複数の領域と、閉曲線で囲まれた複数の領域以外の領域
とに分割する領域分割処理を行うことを説明するための
図である。
【図9】領域分割部により図8に示すように分割された
出力画像を矩形で囲まれた複数の矩形領域と、矩形領域
以外の領域とに分割する領域分割処理を行うことを説明
するための図である。
【図10】領域分割部により固定的な格子形状に分割す
る領域分割処理を行うことを説明するための図である。
【図11】領域分割部によりクワッドツリーと称される
手法を用いて領域分割処理を行うことを説明するための
図である。
【図12】分割された出力画像を示す図である。
【図13】分割された入力画像を示す図である。
【図14】画像及び画像についての値域を組み合わせた
フォーマットについて説明するための図である。
【図15】値域データエリアについて説明するための図
である。
【図16】従来の画像演算装置におけるデータフローを
説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像演算装置、2 コンピュータ部、11 CP
U、24 画像生成部、35 演算部、41 画像演算
部、42 評価部、51 clip演算処理部、52,
53 演算処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA02 CA08 CA12 CA16 CB01 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE11 CH18 5B080 AA15 5C076 AA01 AA27 CA10 5C082 AA01 AA37 BA12 BB15 CB01 DA87 MM02

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像を構成する画素値の値域を評価
    して評価信号を生成する評価手段と、 それぞれ異なる演算内容を有し、該演算内容により入力
    画像に画像演算処理を行って出力画像を生成する複数の
    演算手段と、 上記評価手段からの評価信号に基づいて、上記複数の演
    算手段のうちいずれかの演算手段を選択して、該選択し
    た演算手段に入力画像の画像演算処理を行わせる演算選
    択手段とを備えることを特徴とする画像演算装置。
  2. 【請求項2】 上記各演算手段は、入力画像に画像演算
    処理を行うことで得た出力画像を構成する画素値の値域
    を演算する値域演算手段を備え、入力画像に画像演算処
    理を行うことで得た出力画像を出力するとともに、上記
    値域演算手段で演算した値域を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の画像演算装置。
  3. 【請求項3】 入力画像を構成する画素値の値域に基づ
    いて、入力画像を複数の領域に分割する入力画像分割手
    段を備え、 分割された各領域についての値域を評価して評価信号を
    上記評価手段により生成し、各領域についての評価信号
    に基づいて各領域の画像演算処理を行う演算手段を上記
    演算選択手段により選択し、選択された演算手段により
    各領域に画像演算処理を行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像演算装置。
  4. 【請求項4】 上記演算手段からの出力画像を1以上の
    領域に分割する出力画像分割手段を備え、 上記評価手段は、上記出力画像分割手段により分割され
    た出力画像の各領域に対応する入力画像の領域を求め、
    求めた入力画像の領域における画素値の値域を評価して
    評価信号を生成することを特徴とする請求項3記載の画
    像演算装置。
  5. 【請求項5】 上記入力画像分割手段及び/又は出力画
    像分割手段は、閉曲線で囲まれた複数の領域と、該閉曲
    線で囲まれた複数の領域以外の領域とに入力画像を分割
    することを特徴とする請求項4記載の画像演算装置。
  6. 【請求項6】 上記入力画像分割手段及び/又は出力画
    像分割手段は、多角形で囲まれた複数の領域と、該多角
    形で囲まれた複数の領域以外の領域とに入力画像を分割
    することを特徴とする請求項4記載の画像演算装置。
  7. 【請求項7】 上記入力画像分割手段及び/又は出力画
    像分割手段は、入力画像を所定面積の複数の領域に分割
    し各領域の値域を判定して隣接する領域が同一の値域で
    あるときには該隣接する領域を併合することを特徴とす
    る請求項4記載の画像演算装置。
  8. 【請求項8】 上記評価手段は、入力画像の画素値の最
    大値及び最小値を値域として評価して評価信号を生成す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像演算装置。
  9. 【請求項9】 上記評価手段は、入力画像の画素値が一
    定値であるか否かを値域として評価して評価信号を生成
    することを特徴とする請求項1記載の画像演算装置。
  10. 【請求項10】 上記評価手段は、入力画像の画素値が
    零又は1である否かを値域として評価して入力画像の透
    明度を判定して評価信号を生成することを特徴とする請
    求項1記載の画像演算装置。
  11. 【請求項11】 上記各演算手段は、入力画像に単調増
    加関数で表現された画像演算処理を行って出力画像を生
    成することを特徴とする請求項1記載の画像演算装置。
  12. 【請求項12】 上記各演算手段は、入力画像に単調減
    少関数で表現された画像演算処理を行って出力画像を生
    成することを特徴とする請求項1記載の画像演算装置。
  13. 【請求項13】 上記複数の演算手段のうち少なくとも
    1つの演算手段は、画像演算処理として画像の画素値の
    範囲を規定するクリッピング処理を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の画像演算装置。
  14. 【請求項14】 入力画像をS、出力画像をR、入力画
    像を構成する各画素の画素値に乗算して出力画像を生成
    する画像演算処理における係数をkとすると、 入力画像(S)をk倍することで得た出力画像(R)の
    画素値(kS)が所定の範囲を超えていると判定したと
    きには前記所定の範囲内とするように画素値の修正を行
    うクリッピング処理を行う第1の演算手段と、 出力画像(R)を一定の画素値を有する画像として出力
    する画像演算処理を行う第2の演算手段と、 入力画像(S)をk倍することで出力画像(R)の画素
    値(kS)を得る画像演算処理を行う第3の演算手段と
    を備え、 上記評価手段は、入力画像(S)の値域を評価すること
    により、入力画像(S)の画素値の最小値が(1/k)
    以上でなく入力画像(S)の画素値の最大値が(1/
    k)以下でないことを示す第1の評価信号、入力画像
    (S)の画素値の最小値が(1/k)以上であることを
    示す第2の評価信号又は入力画像(S)の画素値の最大
    値が(1/k)以下であることを示す第3の評価信号を
    生成し、 上記演算選択手段は、第1の評価信号が入力されたとき
    には上記第1の演算手段に演算を行わせ、第2の評価信
    号が入力されたときには上記第2の演算手段に演算を行
    わせ、第3の評価信号が入力されたときには上記第3の
    演算手段に演算を行わせることを特徴とする請求項13
    記載の画像演算装置。
  15. 【請求項15】 入力画像を構成する画素値の値域を評
    価し、 評価結果に基づいて、上記複数の演算内容のうちいずれ
    かの演算内容を選択して、該選択した演算内容で入力画
    像の画像演算処理を行って出力画像を生成することを特
    徴とする画像演算方法。
  16. 【請求項16】 上記入力画像に画像演算処理を行うこ
    とで得た出力画像を構成する画素値の値域を演算し、入
    力画像に画像演算処理を行うことで得た出力画像を出力
    するとともに、出力画像を構成する画素値の値域を出力
    することを特徴とする請求項15記載の画像演算方法。
  17. 【請求項17】 入力画像を構成する画素値の値域に基
    づいて、入力画像を複数の領域に分割し、 分割した各領域についての値域を評価し、 各領域についての評価結果に基づいて各領域に画像演算
    処理を行う演算内容を選択し、 選択した演算内容により各領域に画像演算処理を行うこ
    とを特徴とする請求項15記載の画像演算方法。
  18. 【請求項18】 上記出力画像を1以上の領域に分割
    し、 分割した出力画像の各領域に対応する入力画像の領域を
    求め、 求めた入力画像の領域における画素値の値域を評価する
    ことを特徴とする請求項17記載の画像演算方法。
  19. 【請求項19】 閉曲線で囲まれた複数の領域と、該閉
    曲線で囲まれた複数の領域以外の領域とに入力画像及び
    /又は出力画像を分割することを特徴とする請求項18
    記載の画像演算方法。
  20. 【請求項20】 多角形で囲まれた複数の領域と、該多
    角形で囲まれた複数の領域以外の領域とに入力画像及び
    /又は出力画像を分割することを特徴とする請求項18
    記載の画像演算方法。
  21. 【請求項21】 入力画像及び/又は出力画像を所定面
    積の複数の領域に分割し各領域の値域を判定して隣接す
    る領域が同一の値域であるときには該隣接する領域を併
    合することを特徴とする請求項18記載の画像演算方
    法。
  22. 【請求項22】 入力画像の画素値の最大値及び最小値
    を値域として評価して評価信号を生成することを特徴と
    する請求項15記載の画像演算方法。
  23. 【請求項23】 入力画像の画素値が一定値であるか否
    かを値域として評価することを特徴とする請求項15記
    載の画像演算方法。
  24. 【請求項24】 入力画像の画素値が零又は1である否
    かを値域として評価して入力画像の透明度を判定して評
    価信号を生成することを特徴とする請求項15記載の画
    像演算方法。
  25. 【請求項25】 入力画像に単調増加関数で表現された
    画像演算処理を行って出力画像を生成することを特徴と
    する請求項15記載の画像演算方法。
  26. 【請求項26】 入力画像に単調減少関数で表現された
    画像演算処理を行って出力画像を生成することを特徴と
    する請求項15記載の画像演算方法。
  27. 【請求項27】 複数の演算内容のうち少なくとも1つ
    の演算内容は画像演算処理として画像の画素値の範囲を
    規定するクリッピング処理を示すことを特徴とする請求
    項15記載の画像演算方法。
  28. 【請求項28】 入力画像をS、出力画像をR、入力画
    像を構成する各画素の画素値に乗算して出力画像を作成
    する画像演算処理における係数をkとすると、 入力画像(S)をk倍することで得た出力画像(R)の
    画素値(kS)が所定の範囲を超えていると判定したと
    きには前記所定の範囲内とするように画素値の修正を行
    うクリッピング処理を行う第1の演算内容と、出力画像
    (R)を一定の画素値を有する画像として出力する画像
    演算処理を行う第2の演算内容と、入力画像(S)をk
    倍することで出力画像(R)の画素値(kS)を得る画
    像演算処理を行う第3の演算内容とを有し、 入力画像(S)の値域を評価することにより、入力画像
    (S)の画素値の最小値が(1/k)以上でなく入力画
    像(S)の画素値の最大値が(1/k)以下でないこと
    を示す第1の評価結果、入力画像(S)の画素値の最小
    値が(1/k)以上であることを示す第2の評価結果又
    は入力画像(S)の画素値の最大値が(1/k)以下で
    あることを示す第3の評価結果を生成し、 上記第1の評価結果が入力されたときには上記第1の演
    算内容で演算を行い、第2の評価結果が入力されたとき
    には上記第2の演算内容で演算を行い、第3の評価結果
    が入力されたときには上記第3の演算内容で演算を行う
    ことを特徴とする請求項27記載の画像演算方法。
  29. 【請求項29】 入力画像を構成する画素値の値域を評
    価して評価信号を生成する評価処理と、それぞれ異なる
    演算内容を有し、該演算内容により入力画像に画像演算
    処理を行って出力画像を生成する複数の演算処理と、上
    記評価処理からの評価信号に基づいて、上記複数の演算
    処理のうちいずれかの演算処理を選択して、該選択した
    演算処理に入力画像の画像演算処理を行わせる演算選択
    処理と有することを特徴とする画像演算プログラムを供
    給するプログラム供給媒体。
  30. 【請求項30】 入力画像及び該入力画像について画像
    演算処理を行って得た出力画像の画素値の値域が格納さ
    れた値域格納領域が少なくとも形成されていること特徴
    とする記録媒体。
  31. 【請求項31】 入力画像及び該入力画像について画像
    演算処理を行うことで得た出力画像が格納された画像格
    納領域がさらに形成されていることを特徴とする請求項
    30記載の記録媒体。
JP11072089A 1999-03-17 1999-03-17 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体 Withdrawn JP2000268160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072089A JP2000268160A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072089A JP2000268160A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000268160A true JP2000268160A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13479343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11072089A Withdrawn JP2000268160A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000268160A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249920A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Oki Electric Ind Co Ltd 画像描画方法及び画像再生装置
JP2015100657A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 富士通株式会社 情報処理装置及び方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249920A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Oki Electric Ind Co Ltd 画像描画方法及び画像再生装置
JP4645044B2 (ja) * 2004-03-02 2011-03-09 沖電気工業株式会社 画像描画方法及び画像再生装置
JP2015100657A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 富士通株式会社 情報処理装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090202173A1 (en) Optimization of Image Processing Using Multiple Processing Units
JP2000132671A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2007043506A (ja) 画像処理装置及びその画像処理方法、プログラム並びに記憶媒体
KR100534061B1 (ko) 카툰 애니메이션 이미지를 자동으로 생성하는 방법 및이미지 생성 그래픽 엔진 시스템
JP2006107532A (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2005278171A (ja) カラー画像処理装置およびカラー画像処理方法
JP2000268160A (ja) 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体
JP4769230B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム
Swartz et al. A resolution independent video language
JPH11232079A (ja) 情報処理システム
US11126884B2 (en) Image processing apparatus, method for controlling image processing apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
JP4599216B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、及びそのプログラムと記録媒体
JP2007047985A (ja) 画像表示プログラム、および画像表示装置
JP2013183305A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US20150128029A1 (en) Method and apparatus for rendering data of web application and recording medium thereof
JP2001008024A (ja) 補間演算方法および装置並びに記録媒体
JP3321402B2 (ja) 動画データ編集方法および装置
JP2001256508A (ja) アニメーション作成装置および方法、ならびにコンピュータで実行可能なアニメーション作成方法のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2000293673A (ja) データ処理装置、データ処理方法、並びにデータ処理プログラムを供給するプログラム供給媒体
JP2000298720A (ja) 演算制御装置及び方法、演算制御プログラムを供給するプログラム供給媒体、データ演算装置及び方法
JP2011186835A (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP3570870B2 (ja) システム構築装置、システム構築方法及びシステム構築プログラムを記録した媒体
JP2001101327A (ja) 情報処理方法及び装置及び印刷システム
KR20010081411A (ko) 디지털 동화 생성 방법 및 장치
JP2001051880A (ja) 情報処理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606