JP4645044B2 - 画像描画方法及び画像再生装置 - Google Patents

画像描画方法及び画像再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4645044B2
JP4645044B2 JP2004057389A JP2004057389A JP4645044B2 JP 4645044 B2 JP4645044 B2 JP 4645044B2 JP 2004057389 A JP2004057389 A JP 2004057389A JP 2004057389 A JP2004057389 A JP 2004057389A JP 4645044 B2 JP4645044 B2 JP 4645044B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video data
methods
system bus
image
input video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004057389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005249920A (ja
Inventor
孔司 桜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2004057389A priority Critical patent/JP4645044B2/ja
Publication of JP2005249920A publication Critical patent/JP2005249920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4645044B2 publication Critical patent/JP4645044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、表示デバイスに効率よくビデオ画像を描画させることができる画像描画方法及びこの方法を実行することができる画像再生装置に関するものである。
コンピュータにおいては、グラフィクスAPI(Application Programming Interface)を用いてビデオデータをグラフィクスデバイスに与えることにより、表示デバイス用のビデオデータを生成する。一般に、グラフィクスデバイスは、ビデオデータを記憶するためのビデオメモリと、CPUからの命令に基づいてビデオメモリの内容を書き換えるインタフェースと、ビデオメモリからデータを読み出し表示デバイスに出力するインタフェースとを有する。また、グラフィクスデバイスは、ビデオメモリ内のデータをCPUが扱うビデオ形式から表示デバイスが扱うビデオ形式に変換する色変換機能、ビデオメモリ内のデータを拡大・縮小するスケーリング機能、及び、表示画面全体とその他の画像データを高速に重畳して表示するオーバーレイ機能等の各種機能の内の一部又は全部を持つ。グラフィクスAPIは、上記グラフィクスデバイスの各種機能を活用するためのものである。また、一般に、アプリケーションプログラムが、グラフィクスデバイスの能力の検出や各機能の実行を行えるようになっている。
このようなグラフィクスAPIの一例として、非特許文献1に開示されたものがある。非特許文献1には、コンピュータのオペレーティングシステムであるウィンドウズ(Windows)(マイクロソフト社の登録商標)に準拠したグラフィクスAPIであるダイレクトドロー(DirectDraw)API(マイクロソフト社)について記載されている。DirectDrawは、グラフィクスデバイスがサポートしている各種機能を検出できるので、アプリケーションプログラムは、DirectDrawの検出結果に基づいて利用する機能を選択して描画処理を実行させることができる。また、グラフィクスデバイスが特定の機能をサポートしていない場合であっても、DirectDrawは、その一部の機能をソフトウェアとしてエミュレートできるため、アプリケーションプログラムはグラフィクスデバイスの能力を意識しなくても、一部の描画処理を実行できる。
星正明著、「DirectX実践プログラミング」、pp.6−11、工学社、1998年
しかし、汎用コンピュータに搭載されているグラフィクスデバイスは多種多様であり、グラフィクスデバイスがサポートしている機能及び性能は一様ではない。このため、グラフィクスデバイスが単一の描画方法のみを実行するように構成した場合には、グラフィクスデバイスの種類によっては、十分な描画性能が得られない状況、又は、まったく描画できない状況が生じるという問題があった。
また、グラフィクスデバイスがサポートする機能の有無に応じて描画方法を決定した場合であっても、コンピュータの種類によってハードウエアとしての描画性能が異なるため、必ずしも最適な描画方法にはならないという問題があった。
そこで、本発明は上記したような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、表示デバイスに効率よくビデオ画像を描画させることができる画像描画方法及びこの方法を実行することができる画像再生装置を提供することにある。
本発明の画像描画方法は、オーバーレイ機能の有無と、色変換機能の有無とが組み合わされた各々の描画方法から選択された複数の描画方法を実行することができ、入力されたビデオデータに対して前記複数の描画方法のいずれかを実行することによって表示デバイスに画像を表示させる画面データを生成することができ、少なくともシステムバスとこのシステムバスに接続された制御手段とを有するコンピュータによって実行される画像描画方法であって、
(a) 入力されたビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つテストビデオデータを生成し、
(b) 前記テストビデオデータに対して前記複数の描画方法のそれぞれを実行したときの前記制御手段の負荷率及び前記システムバスの占有率の少なくとも一方を計測し、
(c) 前記計測結果に基づいて前記複数の描画方法の内のいずれかを選択し、
(d) 前記選択された描画方法を実行することによって、入力されたビデオデータから前記画面データを生成することを特徴とするものである。
本発明の他の画像描画方法は、オーバーレイ機能の有無と、色変換機能の有無とが組み合わされた各々の描画方法から選択された複数の描画方法を実行することができ、入力された複数チャンネルのビデオデータのそれぞれに対して前記複数の描画方法のいずれかを実行することによって表示デバイスに複数の画像を表示させる画面データを生成することができ、少なくともシステムバスとこのシステムバスに接続された制御手段とを有するコンピュータによって実行される画像描画方法であって、
(a) 入力された前記複数チャンネルのビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つ複数のテストビデオデータを生成し、
(b) 前記複数のテストビデオデータと前記複数の描画方法との組み合わせそれぞれについて、前記制御手段の負荷率及び前記システムバスの占有率の少なくとも一方を計測し、
(c) 前記計測結果に基づいて、前記複数チャンネルのビデオデータのそれぞれについて前記複数の描画方法の内のいずれかを選択し、
(d) 前記選択された描画方法を実行することによって、入力された前記複数チャンネルのビデオデータから前記画面データを生成することを特徴とするものである。
本発明によれば、入力されたビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つテストビデオデータを生成し、それを複数の描画方法で描画し、そのときに計測された制御手段の負荷率及び/又はシステムバスの占有率に基づいて描画方法を選択するので、コンピュータ資源に過度な負荷を与えない適切な描画方法を自動選択できるという効果が得られる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像描画方法を実行することができる画像再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、コンピュータシステム100は、画像描画方法を実行することができる画像再生装置としてのコンピュータ(PC)本体102と、PC本体102に接続された表示デバイスとしてのPCモニタ103とを有する。なお、図1において、符号101は、PC本体102に接続されたネットワークを示す。
図1に示されるように、PC本体102は、ネットワーク101から圧縮されたビデオデータを受信するネットワークインタフェースカード(NIC)104と、圧縮されたビデオデータを非圧縮のビデオデータに変換し、その描画制御を行うマイクロプロセッサ(CPU)105と、CPU105の描画制御に基づいて非圧縮のビデオデータをPCモニタ103用のビデオデータに変換するグラフィクスデバイス106とを有する。また、図1には示されていないが、PC本体102には、汎用コンピュータに装備されている各種機器、例えば、ハードディスク等の記憶部、CD−ROMドライブ等の媒体読取部、キーボード及びマウス等の操作部等が備えられている。
PCモニタ103は、PC本体102から受け取ったビデオデータ(「画面データ」ともいう。)に対応する画像を、例えば、表示画面上の矩形のビデオ表示領域107に表示する。本発明の画像描画方法は、CPU105により、描画制御のプログラムに基づいて実行される。描画制御のプログラムは、情報記録媒体から、又は、ネットワーク101経由のダウンロードにより、PC本体102にインストールされる。
図2は、図1のグラフィクスデバイス106の構成を示すブロック図である。図2に示されるように、グラフィクスデバイス106は、PCシステムバス201に接続されたビデオメモリ202と、色変換/スケーリングエンジン203と、選択器204と、デジタルアナログ変換器(DA変換器)205とを有する。
図2に示されるように、ビデオメモリ202は、PCシステムバス201経由で送られて来るCPU等からのビデオデータを記憶し、必要に応じて他モジュールに出力する。ビデオメモリ202は、3種類のメモリ領域、即ち、第1メモリ206、第2メモリ207、及び画面メモリ208を有している。画面メモリ208はPCモニタ103の画面全体の画面データを記憶する。画面メモリ208の出力は、選択器204に入力される。第1メモリ206は、PC画面の一部の矩形領域にビデオデータを重畳して表示する際に用いられるビデオデータ(以下「オーバーレイデータ」ともいう。)を記憶する。第1メモリ206の出力は、色変換/スケーリングエンジン203に入力される。第2メモリ207は、PCモニタに表示されないビデオデータ(以下「オフスクリーンデータ」ともいう。)を記憶するメモリで、データを色変換/スケーリングエンジン203との間で入出力する。
色変換/スケーリングエンジン203は、第1メモリ206又は第2メモリ207からビデオデータを受け取り、CPU105が扱うビデオデータフォーマットをPCモニタ103が扱うビデオフォーマットに変換する色変換機能と、ビデオデータを拡大又は縮小するスケーリング機能とを持つ。色変換/スケーリングエンジン203によって得られるビデオデータは、第2メモリ207、画面メモリ208、又は選択器204に出力される。
選択器204は、画面メモリ208に記憶されたビデオデータと色変換/スケーリングエンジン203から出力されたオーバーレイデータとを合成して、DA変換器205に出力する。DA変換器205は、選択器204から出力されたビデオデータをアナログビデオ信号に変換して、PCモニタ103に対して出力する。
図3は、第1の実施形態に係る画像描画方法を示すフローチャートである。第1の実施形態に係る画像描画方法は、CPU105によってプログラムに従って実行される。図3に示されるように、第1の実施形態に係る画像描画方法は、描画方法選択テーブルの参照(ステップ301)と、ステップ301において該当するエントリが検出できなかった場合にテストビデオデータ(テストビデオシーケンス)を準備する処理(ステップ302)と、テストビデオシーケンスを用いて3種類の描画方法A,B,Cの評価を実施する処理(ステップ303、304、305)と、評価結果に基づいて描画方法選択テーブルの更新を行う処理(ステップ306)と、描画方法選択テーブルにしたがって描画を実行する処理(ステップ307)を有する。なお、第1の実施形態においては、描画方法A,B,Cとして、例えば、下記のものを用いる。
(描画方法A):描画方法Aは、オーバーレイ機能を利用した描画方法である。描画方法Aにおいて、CPU105は、ビデオデータを準備し、これを第1メモリ206に転送する。グラフィクスデバイス106は、必要に応じて、第1メモリ206のビデオデータに色変換及びスケーリングを施し、画面メモリ208内の画面データと画面合成して、これをPCモニタ103に出力する。
(描画方法B):描画方法Bは、オーバーレイ機能によらず、YUVフォーマットのビデオデータを描画する方法である。描画方法Bにおいて、CPU105は、ビデオデータを準備し、これを第2メモリ207に転送する。グラフィクスデバイス106は、第2メモリ207のビデオデータをRGBフォーマットに色変換し、必要に応じてスケーリングを施し、これを画面メモリ208の部分領域に転送し、画面メモリ208の画面データをPCモニタ103に出力する。
(描画方法C):描画方法Cは、オーバーレイ機能によらず、RGBフォーマットのビデオデータを描画する方法である。描画方法Cにおいて、CPU105は、ビデオデータを準備し、これを第2メモリ207に転送する。グラフィクスデバイス106は、必要に応じて、第2メモリ207のビデオデータにスケーリングを施し、これを画面メモリ208の部分領域に転送し、画面メモリ208の画面データをPCモニタ103に出力する。
次に、第1の実施形態の画像描画方法を説明する。PC本体102は、ネットワーク101から圧縮ビデオデータを受信する。CPU105は、圧縮ビデオデータを非圧縮ビデオデータに変換し、画像描画の処理を開始する。先ず、CPU105は、描画方法選択テーブルを参照する(ステップ301)。描画方法選択テーブルは、描画条件に対する最適な描画方法を記憶する。描画条件には、例えば、画像サイズ、出力倍率、フレームレート(1秒あたりの描画フレーム数)、及び画像フォーマット(YUV又はRGB)が含まれる。描画方法選択テーブルは、初期状態では空である。この場合には、入力されたビデオデータの描画条件に対するエントリが、描画方法選択テーブル内に存在しないので、処理は次のステップ302に進む。
ステップ302においては、CPU105は、入力されたビデオデータの描画条件に合ったテストビデオデータ(テストビデオシーケンス)を生成する。例えば、入力されたビデオデータの描画条件が160×120画素、30fps、YUVフォーマットであれば、入力されたビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つ数秒分のテストビデオデータを生成する。
次のステップ303においては、描画方法Aの評価が実施される。即ち、CPU105は、テストビデオデータに対し、描画方法Aによる描画を実行する。この際、CPU105はコンピュータ資源の利用率を監視する。第1の実施形態においては、コンピュータ資源の利用率として、CPU負荷率及びPCシステムバス占有率を計測する。ただし、監視する利用率は、CPU負荷率又はPCシステムバス占有率の一方でもよく、また、CPU負荷率又はPCシステムバス占有率に代えて他の利用率を監視してもよい。また、CPU負荷率又はPCシステムバス占有率に加えて他の利用率を監視してもよい。
次のステップ304において、ステップ303と同様の手順により、描画方法Bが評価される。さらに、次のステップ305において、ステップ303と同様の手順により、描画方法Cが評価される。
次のステップ306において、描画方法A,B,CそれぞれのCPU負荷率及びPCシステムバス占有率に基づき、最もCPU負荷率及びPCシステムバス占有率の低い描画方法を判定し、この方法を描画方法選択テーブルに書き込む。次のステップ307においては、この選択された描画方法を用いて、入力されたビデオデータに基づく画面データの生成、即ち、描画処理が開始される。なお、判定に際しては、CPU負荷率又はPCシステムバス占有率の一方を用いてもよい。また、判定にCPU負荷率及びPCシステムバス占有率の両方を用いる場合には、CPU負荷率とPCシステムバス占有率との合計値の大小に基づいて判定を行ってもよい。また、判定にCPU負荷率及びPCシステムバス占有率の両方を用いる場合には、CPU負荷率とPCシステムバス占有率との単なる合計値ではなく、重み付け係数で重み付けされたCPU負荷率及びPCシステムバス占有率を用いて判定を行ってもよい。
図4(a)は第1の実施形態における描画方法選択テーブル(オーバーレイ機能を有し、色変換機能を有さない場合)を示し、図4(b)は第1の実施形態における描画方法選択テーブル(オーバーレイ機能を有さず、色変換機能を有する場合)を示す。図4(a)及び(b)において、描画方法の欄が「なし」と記載されている項目は、グラフィクスデバイスの機能制限のため、描画が困難であることを示す。
なお、ステップ301において、描画方法選択テーブル内に、入力されたビデオデータの描画条件に一致したエントリが含まれる場合には、テストビデオデータによる描画方法の評価(ステップ302〜306)を実施せず、描画方法選択テーブル内に記憶された描画方法を適用して描画処理を開始する(ステップ307)。
以上に説明したように、第1の実施形態によれば、入力されたビデオデータの描画条件と同じ描画条件のテストビデオデータを生成し、それを複数の描画方法A,B,Cで描画し、最もコンピュータ資源の利用率の低い方法を選択して、この方法により入力ビデオデータの描画を実行する。したがって、グラフィクスデバイスやコンピュータの種類によらず、コンピュータ資源に過度な負荷を与えない適切な描画方法を自動選択できるという効果が得られる。
また、描画条件と描画方法の最適組み合わせを描画方法選択テーブルに記憶させ、描画条件が一致する入力ビデオデータに対しては、記憶された描画方法を適用するようにしたので、テストビデオデータによる描画方法の評価を毎回行う必がなく、コンピュータ資源に過度な負荷を与えない適切な描画方法を自動選択できる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態の画像再生装置の構成は、CPU105における画像描画手順を除き、第1の実施形態の画像再生装置の構成と同様である。したがって、第2の実施形態の説明においては、図1及び図2をも参照する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る画像描画方法を示すフローチャートである。第2の実施形態に係る画像描画方法は、CPU105によってプログラムに従って実行される。図5に示されるように、第2の実施形態に係る画像描画方法は、描画方法選択テーブルの参照(ステップ501)と、ステップ501において該当するエントリが検出できなかった場合にテストビデオデータ(テストビデオシーケンス)を準備する処理(ステップ502)と、テストビデオデータを用いて3種類の描画方法A,B,Cの評価を実施する処理(ステップ503、504、505)と、評価結果に基づいて描画条件を変更する処理(ステップ508)と、評価結果に基づいて描画方法選択テーブルの更新を行う処理(ステップ506)と、描画方法選択テーブルに従って描画を実行する処理(ステップ507)とを含む。なお、第2の実施形態においては、描画方法A,B,Cとして上記第1の実施形態で説明したものを用いる。
第1の実施形態においては、描画方法の選択の際に、テストビデオデータに対して、3つの方法による描画を実行し、コンピュータ資源利用率(例えば、CPU負荷率及びシステムバス占有率)の最も低い描画方法を適用する方法について説明した。これに対し、第2の実施形態においては、テストビデオデータに対して、3つの方法による描画を実行し、コンピュータ資源利用率を監視するステップ503〜505の後で、描画条件の変更を行うステップ508が追加されている。
ステップ508においては、コンピュータ資源利用率が最も低いと判定された描画方法について、それがアプリケーションプログラムの安定動作に悪影響を及ぼすかどうかを判断する。第2の実施形態の場合には、CPU負荷率の平均値が90%を超える場合には、安定的動作に悪影響を及ぼすと判断する。さらに、この場合にはCPU負荷率の低減を図って、描画条件の変更、すなわちフレームレートや出力倍率の低減、を行い、再びステップ503〜505を実行する。これにより、CPU負荷率が90%を下回るようになったら、第1の実施形態と同様に、描画方法選択テーブルの更新(ステップ506)及び描画実行(ステップ507)を行う。
以上のように、第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様に、入力されたビデオデータの描画条件と同じ描画条件のテストビデオデータを生成し、それを複数の方法で描画し、最もコンピュータ資源の利用率の低い方法を選択して、この方法により入力ビデオデータの描画を実行する。したがって、グラフィクスデバイスやコンピュータの種類によらず、コンピュータ資源に過度な負荷を与えない適切な描画方法を自動選択できるという効果が得られる。
また、描画条件と描画方法の最適組み合わせを描画方法選択テーブルに記憶させ、描画条件が一致する入力ビデオデータに対しては、記憶された描画方法を適用するようにしたので、テストビデオデータによる描画方法の評価を毎回行う必がなく、コンピュータ資源に過度な負荷を与えない適切な描画方法を自動選択できる。
さらに、第2の実施形態においては、選択された方法による描画がシステムの安定動作に悪影響を及ほす可能性を検出し、必要に応じて、描画条件を適正化して描画方法の再選択を行うようにしたので、コンピュータ資源に過度の負荷がかからないよう描画処理を軽量化できるという効果がある。
<第3の実施形態>
第3の実施形態の画像再生装置の構成は、CPU105における画像描画手順を除き、第1の実施形態の画像再生装置の構成と同様である。したがって、第3の実施形態の説明においては、図1及び図2をも参照する。また、第3の実施形態の画像再生装置は、複数チャンネルのビデオデータを同時再生する点が、第1の実施形態の画像再生装置と異なる。このため、第3の実施形態の画像再生装置のCPU105における画像描画手順は、第1の実施形態のものと異なる。
図6は、本発明の第3の実施形態におけるPCモニタの表示例を示す図である。第3の実施形態の画像再生装置は、例えば、多数の遠隔地の映像を同時に監視するような用途を想定している。第3の実施形態においては、PCモニタ601の画面上に、4つの同一描画条件のビデオ表示602〜605と、ビデオ表示602〜605より大きいビデオ表示606の合計5つのビデオデータを表示する。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る画像描画方法を示すフローチャートである。第3の実施形態に係る画像描画方法は、CPU105によってプログラムに従って実行される。図7に示されるように、第3の実施形態における画像描画方法は、描画方法選択テーブルの参照(ステップ701)と、ステップ701において該当するエントリが検出できなかった場合にテストビデオデータ(テストビデオシーケンス)を準備する処理(ステップ702)と、テストビデオデータを用いて複数の描画方法の組み合わせを評価する処理(ステップ703)と、評価結果に基づいて描画方法選択テーブルの更新を行う処理(ステップ706)と、描画方法選択テーブルにしたがって描画を実行する処理(ステップ707)とを有する。
上記第1の実施形態においては、単一の入力ビデオデータを対象として、描画方法の選択の際、テストビデオデータに対して、3つの方法による描画を実行し、コンピュータ資源利用率の最も低い描画方法を適用する方法について説明した。これに対し、第3の実施形態においては、複数の入力ビデオデータを対象としており、ステップ702で、複数の入力ビデオデータのそれぞれに対し、テストビデオデータを生成する。
ステップ703においては、同時複数入力のテストビデオデータに対して、3つの描画方法の組み合わせによる描画を実行する。
図6の例の場合には、2種類の描画条件のビデオデータが混在しているので、ビデオ表示606、ビデオ表示602、その他のビデオ表示603〜605の3つに分けて、それぞれ3つずつの描画方法を適用する。ただし、オーバーレイ機能を複数同時に起動できないグラフィクスデバイスを想定すると、描画方法の組み合わせは全部で10通りとなる(図7のステップ703を参照)。
したがって、第3の実施形態においては、これら10通りの描画方法の組み合わせで、コンピュータ資源利用率を計測し、それが最も低い組み合わせを検出し、これをステップ706で描画方法選択テーブルに登録したのち、これに基づいて、ステップ707で複数の入力ビデオデータを描画する。
以上のように、第3の実施形態においては、入力する複数チャンネルのビデオデータに対して、これらのビデオデータの描画条件と同じ描画条件の複数チャンネルのテストビデオデータ(テストビデオシーケンス)を同時に生成し、それを複数の描画方法の組み合わせで描画し、最もコンピュータ資源の利用率の低い描画方法の組み合わせを選択して、これにより入力ビデオデータの描画を実行する。したがって、複数チャンネルのビデオデータに対しても、グラフィクスデバイスやコンピュータの種類によらず、コンピュータ資源に過度な負荷を与えない適切な描画方法を自動選択できる。
また、描画条件と描画方法の最適組み合わせを描画方法選択テーブルに記憶させ、描画条件が一致する入力ビデオデータの組み合わせに対しては、記憶された描画方法の組み合わせを適用するようにしたので、テストビデオデータによる描画方法の評価を毎回行う必要がなく、コンピュータ資源に過度な負荷を与えない適切な描画方法を自動選択できる。
<変形例>
上記第1乃至第3の実施形態においては、評価対象の描画方法として3種類の描画方法A,B,Cを例にとって説明したが、これらの描画方法以外の描画方法を用いてもよい。また、描画方法の数を3個に限定する必要はなく、2個又は4個以上としてもよい。
また、上記第1乃至第3の実施形態においては、入力されたビデオデータに該当するエントリが描画方法選択テーブルに存在しない場合には、テストビデオデータによる描画方法の評価及び選択を行う手順について説明した。しかし、例えば、予め描画方法選択テーブルに、種々の描画条件を設定しておくことによって、ビデオデータ入力時に描画方法の評価を行わなくてもよい、又は、描画方法の評価の処理に進む頻度を低くするように構成してもよい。
本発明の第1乃至第3の実施形態に係る画像描画方法を実行することができる画像再生装置の構成を示すブロック図である。 図1のグラフィクスデバイスの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像描画方法を示すフローチャートである。 (a)は第1の実施形態における描画方法選択テーブル(オーバーレイ機能を有し、色変換機能を有さない場合)を示し、(b)は第1の実施形態における描画方法選択テーブル(オーバーレイ機能を有さず、色変換機能を有する場合)を示す。 本発明の第2の実施形態に係る画像描画方法を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるPCモニタの表示例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像描画方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 コンピュータシステム、
101 ネットワーク、
102 PC本体(画像再生装置)、
103,601 PCモニタ、
104 ネットワークインタフェースカード(NIC)、
105 マイクロプロセッサ(CPU)、
106 グラフィクスデバイス、
107 ビデオ表示領域、
201 PCシステムバス、
202 ビデオメモリ、
203 色変換/スケーリングエンジン、
204 選択器、
205 DA変換器、
206 第1メモリ、
207 第2メモリ、
208 画面メモリ。

Claims (8)

  1. オーバーレイ機能の有無と、色変換機能の有無とが組み合わされた各々の描画方法から選択された複数の描画方法を実行することができ、入力されたビデオデータに対して前記複数の描画方法のいずれかを実行することによって表示デバイスに画像を表示させる画面データを生成することができ、少なくともシステムバスとこのシステムバスに接続された制御手段とを有するコンピュータによって実行される画像描画方法であって、
    (a) 入力されたビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つテストビデオデータを生成し、
    (b) 前記テストビデオデータに対して前記複数の描画方法のそれぞれを実行したときの前記制御手段の負荷率及び前記システムバスの占有率の少なくとも一方を計測し、
    (c) 前記計測結果に基づいて前記複数の描画方法の内のいずれかを選択し、
    (d) 前記選択された描画方法を実行することによって、入力されたビデオデータから前記画面データを生成する
    ことを特徴とする画像描画方法。
  2. オーバーレイ機能の有無と、色変換機能の有無とが組み合わされた各々の描画方法から選択された複数の描画方法を実行することができ、入力された複数チャンネルのビデオデータのそれぞれに対して前記複数の描画方法のいずれかを実行することによって表示デバイスに複数の画像を表示させる画面データを生成することができ、少なくともシステムバスとこのシステムバスに接続された制御手段とを有するコンピュータによって実行される画像描画方法であって、
    (a) 入力された前記複数チャンネルのビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つ複数のテストビデオデータを生成し、
    (b) 前記複数のテストビデオデータと前記複数の描画方法との組み合わせそれぞれについて、前記制御手段の負荷率及び前記システムバスの占有率の少なくとも一方を計測し、
    (c) 前記計測結果に基づいて、前記複数チャンネルのビデオデータのそれぞれについて前記複数の描画方法の内のいずれかを選択し、
    (d) 前記選択された描画方法を実行することによって、入力された前記複数チャンネルのビデオデータから前記画面データを生成する
    ことを特徴とする画像描画方法。
  3. 前記コンピュータが、前記処理(c)において選択された1又は複数の描画方法を前記1又は複数のテストビデオデータの描画条件と共に記憶する記憶手段をさらに有し、
    (e) 入力された前記ビデオデータの描画条件に一致する描画条件が前記記憶手段に記憶されている場合には、前記処理(a)乃至(c)に代えて、前記記憶手段に記憶されている1又は複数の描画方法を選択し、その後、前記処理(d)を実行する
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像描画方法。
  4. (f) 前記処理(b)における計測結果に基づいて、入力された前記ビデオデータの描画条件を変更し、再度、前記処理(a)以降を実行する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像描画方法。
  5. システムバスと、
    前記システムバスに接続された制御手段と、
    前記システムバスに接続され、オーバーレイ機能の有無と、色変換機能の有無とが組み合わされた各々の描画方法から選択された複数の描画方法を実行することができ、入力されたビデオデータに対して前記複数の描画方法のいずれかを実行することによって表示デバイスに画像を表示させる画面データを生成する描画手段と
    を有し、
    前記制御手段が、
    (a) 入力されたビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つテストビデオデータを生成し、
    (b) 前記テストビデオデータに対して前記複数の描画方法のそれぞれを実行したときの前記制御手段の負荷率及び前記システムバスの占有率の少なくとも一方を計測し、
    (c) 前記計測結果に基づいて前記複数の描画方法の内のいずれかを選択し、
    (d) 前記描画手段に前記選択された描画方法を実行させることによって、入力されたビデオデータから前記画面データを生成させる
    ことを特徴とする画像再生装置。
  6. システムバスと、
    前記システムバスに接続された制御手段と、
    前記システムバスに接続され、オーバーレイ機能の有無と、色変換機能の有無とが組み合わされた各々の描画方法から選択された複数の描画方法を実行することができ、入力された複数チャンネルのビデオデータのそれぞれに対して前記複数の描画方法のいずれかを実行することによって表示デバイスに複数の画像を表示させる画面データを生成する描画手段と
    を有し、
    前記制御手段が、
    (a) 入力された前記複数チャンネルのビデオデータの描画条件と同じ描画条件を持つ複数のテストビデオデータを生成し、
    (b) 前記複数のテストビデオデータと前記複数の描画方法との組み合わせそれぞれについて、前記制御手段の負荷率及び前記システムバスの占有率の少なくとも一方を計測し、
    (c) 前記計測結果に基づいて、前記複数チャンネルのビデオデータのそれぞれについて前記複数の描画方法の内のいずれかを選択し、
    (d) 前記描画手段に前記選択された描画方法を実行させることによって、入力された前記複数チャンネルのビデオデータから前記画面データを生成させる
    ことを特徴とする画像再生装置。
  7. 前記処理(c)において選択された1又は複数の描画方法を前記1又は複数のテストビデオデータの描画条件と共に記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記制御手段が、
    (e) 入力された前記ビデオデータの描画条件に一致する描画条件が前記記憶手段に記憶されている場合には、前記処理(a)乃至(c)に代えて、前記記憶手段に記憶されている1又は複数の描画方法を選択し、その後、前記処理(d)を実行する
    ことを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載の画像再生装置。
  8. 前記制御手段が、
    (f) 前記処理(b)における計測結果に基づいて、入力された前記ビデオデータの描画条件を変更し、再度、前記処理(a)以降を実行する
    ことを特徴とする請求項5から7までのいずれかに記載の画像再生装置。
JP2004057389A 2004-03-02 2004-03-02 画像描画方法及び画像再生装置 Expired - Fee Related JP4645044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004057389A JP4645044B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 画像描画方法及び画像再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004057389A JP4645044B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 画像描画方法及び画像再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005249920A JP2005249920A (ja) 2005-09-15
JP4645044B2 true JP4645044B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=35030471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004057389A Expired - Fee Related JP4645044B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 画像描画方法及び画像再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4645044B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6156635B2 (ja) * 2013-07-10 2017-07-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び制御プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01173787U (ja) * 1988-05-27 1989-12-11
JP2000003169A (ja) * 1998-06-12 2000-01-07 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2000242530A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Nec Soft Ltd アプリケーション性能分析システム
JP2000268160A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Sony Corp 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体
JP2002133428A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Fuji Xerox Co Ltd 描画処理装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62131292A (ja) * 1985-12-02 1987-06-13 日本電気株式会社 グラフイツク描画命令機能検査方法
JPH08272638A (ja) * 1995-03-29 1996-10-18 Canon Inc 画像処理装置
JPH09166971A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Oki Electric Ind Co Ltd 色信号変換装置
JP3472667B2 (ja) * 1996-08-30 2003-12-02 株式会社日立製作所 ビデオデータ処理装置およびビデオデータ表示装置
JP3580682B2 (ja) * 1997-09-26 2004-10-27 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 画像処理装置および方法
US6542938B1 (en) * 1997-12-23 2003-04-01 Seiko Epson Corporation Mechanism and apparatus for adaptive quality performance control in 3D based PC applications

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01173787U (ja) * 1988-05-27 1989-12-11
JP2000003169A (ja) * 1998-06-12 2000-01-07 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2000242530A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Nec Soft Ltd アプリケーション性能分析システム
JP2000268160A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Sony Corp 画像演算装置及び方法、並びに画像演算プログラムを供給するプログラム供給媒体、記録媒体
JP2002133428A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Fuji Xerox Co Ltd 描画処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005249920A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3210603B2 (ja) イメージの処理方法、サーバ及び記録媒体
JP4361080B2 (ja) 画像データを生成するための方法、プログラム、および装置
US20090204927A1 (en) Information processing apparatus for locating an overlaid message, message locating method, and message locating computer-readable medium
US7477795B2 (en) Image compression and expansion technique
US7769083B2 (en) Image processing and transmission using high and low compression ratios depending on image change conditions
JP4645044B2 (ja) 画像描画方法及び画像再生装置
JP4675944B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム
JP3267256B2 (ja) 画像表示処理装置
JP2010134962A (ja) ビデオ・レンダラーとグラフィックス・デバイス・ドライバの間の相互作用を促進すること
US20080184242A1 (en) Information apparatus, information processing method and computer-readable storage medium
CN107908455B (zh) 一种浏览器页面的切换方法和切换系统
JP5106483B2 (ja) ピクセルデータを垂直にスケーリングするための方法および装置
CN110377258B (zh) 图像渲染方法、装置、电子设备及存储介质
US8482577B2 (en) Method for controlling output of display unit and system enabling of the method
KR101079571B1 (ko) 디스플레이시스템
JPH06124189A (ja) 画像表示装置および画像表示制御方法
US20200219224A1 (en) Computer-readable recording medium having stored therein program for determining fpga implementation, method for determining fpga implementation, and information processing apparatus
US9501858B2 (en) Display device and computer
CN115457916A (zh) 基于dvi端口实现画面强制显示方法及相关装置
JP6272124B2 (ja) マルチディスプレイシステム
JP2005267395A (ja) 情報処理装置および表示制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2023168073A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US8610825B2 (en) Content reproducing device, content reproducing method, and computer readable medium
CN117478801A (zh) 显示设备及显示方法
JPH06333004A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4645044

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees