JP2000267740A - 電源制御システム - Google Patents

電源制御システム

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JP2000267740A
JP2000267740A JP11070239A JP7023999A JP2000267740A JP 2000267740 A JP2000267740 A JP 2000267740A JP 11070239 A JP11070239 A JP 11070239A JP 7023999 A JP7023999 A JP 7023999A JP 2000267740 A JP2000267740 A JP 2000267740A
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signal
slave device
power supply
power
preamplifier
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Kazunori Watanabe
一憲 渡辺
Koji Harada
浩二 原田
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Onkyo Corp
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Onkyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータの搭載にかかわらず、
いずれの電気機とでも電源制御システムを構成すること
ができ、各電気機器の小型化および省コスト化を達成す
ることができる電源制御システムの提供。 【解決手段】 プリアンプ11は、パワーアンプ17の
電源を制御するための信号の変化点の前および後に、C
Dプレイヤー13等の電源を制御するための信号を重畳
させて、CDプレイヤー13等およびパワーアンプ17
に向けて送信する。CDプレイヤー13等は、受信した
信号のハイ/ローの変化パターンによって示されるデー
タ内容に基づいて、自らの電源の状態をオンまたはオフ
に変更する動作を行なう。パワーアンプ17は、受信し
た信号のハイ/ローに対応させて、自らの電源をオフ→
オンあるいはオン→オフにする動作を行なう。また、受
信した信号のハイ/ローの変化パターンを平滑化する信
号処理回路を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源制御システム
に関し、特にあるスレーブ装置が受信した信号のハイお
よびローの変化パターンを平滑化する手段を有する電源
制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源制御システムとしては、ステ
レオ・システム・コンポーネントがある。図5にステレ
オ・コンポーネント・システム100を示す。ステレオ
・コンポーネント・システム100は、プリアンプ11
1、CDプレイヤー113、チューナー115、パワー
アンプ117、スピーカー119を備えている。
【0003】プリアンプ111は、CDプレイヤー11
3やチューナー115等の微細な信号を増幅するととも
に、音量調整や、ソースの選択、トーンコントロール等
の機能を有している。CDプレイヤー113は、CD
(コンパクト・ディスク)を再生する。
【0004】チューナー115は、FM/ΑM信号を受
信して再生する。パワーアンプ117は、プリアンプ1
11からの信号をさらに増幅して、スピーカー119を
駆動する。スピーカー119は、パワーアンプ117か
らの信号を音に変換する。
【0005】プリアンプ111は、音量調整や、ソース
の選択、トーンコントロール等の機能を有していること
から、システム全体のメインコントローラとしての役割
を担っている。したがって、プリアンプ111にステレ
オ・コンポーネント・システム100全体の電源のオン
/オフを行なう機能を与えることが一般的である。この
場合、プリアンプ111に接続するCDプレイヤー11
3、チューナー115、パワーアンプ117といったス
テレオ・コンポーネント(以下、接続コンポーネントと
する。)の電源のオン/オフは、プリアンプ111の電
源のオン/オフに連動する。
【0006】このように、接続コンポーネントの電源の
オン/オフを、プリアンプ111の電源のオン/オフに
連動させる方法には、主に次の2つの方法があった。
1)プリアンプ111にΑCアウトレットを設ける方法
(図5参照)と、2)プリアンプ111に電源連動用端
子を設ける方法(図6参照)との2つである。
【0007】1)プリアンプにΑCアウトレットを設け
る方法 図5に示すように、プリアンプ111に複数のΑCアウ
トレットを設ける。このΑCアウトレットには、プリア
ンプ111の電源のオン/オフに連動して、電力が供給
される。したがって、各ステレオ・コンポーネントのΑ
Cプラグをプリアンプ111に設けたΑCアウトレット
に接続した場合、プリアンプ111に電力が供給されて
いる状態(つまり、電源オンの状態)では、各ステレオ
・コンポーネントに電力が供給される。一方、プリアン
プ111に電力が供給されていない状態(つまり、電源
オフの状態)では、各ステレオ・コンポーネントに電力
は供給されない。
【0008】2)プリアンプに電源連動用端子を設ける
方法 他の電源制御システムとして、ステレオ・コンポーネン
ト・システム200を図6に示す。ステレオ・コンポー
ネント・システム200は、プリアンプ211、CDプ
レイヤー213、チューナー215、パワーアンプ21
7、スピーカー219を備えている。
【0009】プリアンプ211は、ステレオ・コンポー
ネント・システム200のメイン・コントローラーとし
ての役割を担っていることから、マイクロ・コンピュー
タを搭載し、各種の制御を行なっている。また、CDプ
レイヤー213、チューナー215等も、それらが有す
る機能からマイクロ・コンピュータを搭載し、各種の制
御を行なっている。
【0010】このようなマイクロ・コンピュータを搭載
しているステレオ・コンポーネント間で電源のオン/オ
フを連動させる場合には、マイクロ・コンピュータ間の
データ通信によって、電源のオン/オフを連動させるこ
とが可能である。したがって、プリアンプ211および
CDプレイヤー213等には、データ通信用端子が設け
られており、プリアンプ211とCDプレイヤー213
等との間をデータ通信線L200によって接続する。
【0011】プリアンプ211の電源のオン/オフ、プ
リアンプ211が発するデータ通信用のパルス波、およ
び接続コンポーネントの電源のオン/オフのタイミング
を示すタイミング・チャートを図7に示す。図7に示す
ようにプリアンプ211は、自らの電源がオンになると
同時に、接続コンポーネントに対して、その電源をオン
にさせるためのパルス波列を発信する。接続コンポーネ
ントは、パルス波列を受信すると、自らの電源をオンと
する。
【0012】また、プリアンプ211は、自らの電源を
オフにする直前に、接続コンポーネントに対して、その
電源をオフにさせるためのパルス波列を発信する。接続
コンポーネントは、パルス波列を受信すると、自らの電
源をオフとする。
【0013】一方、パワーアンプ217等のステレオ・
コンポーネントは、その機能から、マイクロ・コンピュ
ータを搭載してはいない。このようなマイクロ・コンピ
ュータを搭載していないステレオ・コンポーネントとプ
リアンプ211との電源のオン/オフを連動させるため
には、H(ハイ)/L(ロー)信号を送ることによっ
て、両者の電源のオン/オフを連動させることが可能で
ある。したがって、プリアンプ211およびパワーアン
プ217には、H/L信号用端子が設けられており、プ
リアンプ211とパワーアンプ217との間をH/L信
号線L300によって接続する。
【0014】プリアンプ211の電源のオン/オフ、プ
リアンプ211が発するH/L信号、および接続コンポ
ーネントの電源のオン/オフのタイミングを示すタイミ
ング・チャートを図8に示す。図8に示すようにプリア
ンプ211は、自らの電源がオンになると同時に、接続
コンポーネントに対して、その電源をオンにさせるため
のL→H信号を発信する。接続コンポーネントは、L→
H信号を受信すると、自らの電源をオンとする。
【0015】また、プリアンプ211は、自らの電源を
オフにする直前に、接続コンポーネントに対して、その
電源をオフにさせるためのH→L信号を発信する。接続
コンポーネントは、H→L信号を受信すると、自らの電
源をオフとする。
【0016】このように、プリアンプ211には、接続
するステレオ・コンポーネントに応じた2種類の電源連
動用端子が設けられている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前述の接続コンポーネ
ントの電源のオン/オフを、プリアンプ111、211
の電源のオン/オフに連動させる方法には、次のような
問題点があった。まず、「プリアンプ111にΑCアウ
トレットを設ける方法(図5参照)」については、複数
のΑCアウトレット、およびそれらに電力を供給するた
めの回路をプリアンプ111に設けなければならない。
このため、プリアンプ111を小型化することができな
いと同時に、ΑCアウトレットを設けるためのコストが
かかるという問題がある。
【0018】また、「プリアンプ211に電源連動用端
子を設ける方法(図6参照)」については、次のような
な問題点がある。プリアンプ211には、CDプレイヤ
ー213のようなマイクロ・コンピュータを搭載してい
るコンポーネント、そしてパワーアンプ217のような
マイクロ・コンピュータを搭載していないコンポーネン
ト、いずれもが接続できるようにしておかなければなら
ない。したがって、プリアンプ211には、2種類の電
源連動用端子(データ通信用端子とH/L信号用端子)
を必ず設けなくてはならない。
【0019】また、プリアンプ211とCDプレイヤー
213等との間はデータ通信用線L200で接続し、プ
リアンプ211とパワーアンプ217との間はH/L信
号線L300で接続しなければならず、接続間違いがお
こる可能性がある。
【0020】このように、2種類の電源連動用端子を設
置するために、プリアンプ211を小型化することがで
きないと同時に、2種類の電源連動用端子を設けるため
のコストがかかるという問題がある。
【0021】そこで、本発明は、マイクロコンピュータ
を搭載している電気機器でも、マイクロ・コンピュータ
を搭載していない電気機器でも電源制御システムを構成
することができると共に、各電気機器の小型化および省
コスト化を達成することができる電源制御システムの提
供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1にかかる電源制御システムおよび請求項5にかかる電
源制御方法では、マスタ装置は、第2のスレーブ装置の
電源を制御するための信号の変化点近傍に、第1のスレ
ーブ装置の電源を制御するための信号を重畳させて、第
1のスレーブ装置および第2のスレーブ装置に向けて送
信し、第1のスレーブ装置は、受信した信号のハイおよ
びローの変化パターンによって示されるデータ内容に基
づいて、自らの電源の状態をオンまたはオフに変更する
動作を行ない、第2のスレーブ装置は、受信した信号の
ハイおよびローの変化パターンを平滑化し、当該平滑化
した信号がハイであるかローであるかに対応させて、自
らの電源をオフからオンあるいはオンからオフにする動
作を行なう。
【0023】これにより、マスタ装置は、第1のスレー
ブ装置を制御するための信号と第2のスレーブ装置を制
御するための信号を同一の信号線上で送信することがで
きる。また、第2のスレーブ装置は、第2のスレーブ装
置の電源を制御するための信号の変化点近傍に、第1の
スレーブ装置の電源を制御するための信号が重畳してい
る信号を受信しても、自らの電源をオフからオンあるい
はオンからオフにする動作を行なうことができる。した
がって、電源制御システムとして、マスタ装置と第1の
スレーブ装置および第2のスレーブ装置との電源オフか
ら電源オンおよび電源オンから電源オフへの連動を行な
いながら、かつ、マスタ装置を小型化および省コスト化
することができる。
【0024】請求項2にかかる電源制御システムおよび
請求項6にかかる電源制御方法では、マスタ装置は、第
2のスレーブ装置の電源を制御するための信号の変化点
の前もしくは後に、第1のスレーブ装置の電源を制御す
るための信号を重畳させて、第1のスレーブ装置および
第2のスレーブ装置に向けて送信する。
【0025】これにより、第2のスレーブ装置が有する
受信した信号のハイおよびローの変化パターンを平滑化
する手段を簡単な構成にすることができる。
【0026】請求項3にかかるマスタ装置では、第2の
スレーブ装置の電源を制御するための信号の変化点近傍
に、第1のスレーブ装置の電源を制御するための信号を
重畳させて、第1のスレーブ装置および第2のスレーブ
装置に向けて送信する。
【0027】これにより、マスタ装置は、第1のスレー
ブ装置を制御するための信号と第2のスレーブ装置を制
御するための信号を同一の信号線上で送信することがで
きる。したがって、マスタ装置を小型化および省コスト
化することができる。
【0028】請求項4にかかるスレーブ装置では、自ら
の電源を制御するための信号の変化点近傍に、他のスレ
ーブ装置の電源を制御するための信号が重畳している信
号を受信し、当該信号のハイおよびローの変化パターン
を平滑化し、当該平滑化した信号がハイであるかローで
あるかに対応させて、自らの電源をオフからオンあるい
はオンからオフにする動作を行なう。
【0029】これにより、スレーブ装置は、当該スレー
ブ装置の電源を制御するための信号の変化点近傍に、他
のスレーブ装置の電源を制御するための信号が重畳して
いる信号を受信しても、自らの電源をオフからオンある
いはオンからオフにする動作を行なうことができる。し
たがって、当該スレーブ装置と他のスレーブ装置との電
源オフから電源オンおよび電源オンから電源オフへの連
動を行なうことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明にかかる電源制御システム
の一実施形態であるステレオ・コンポーネントシステム
1を図1を用いて説明する。ステレオ・コンポーネント
・システム1は、プリアンプ11、CDプレイヤー1
3、チューナー15、パワーアンプ17、スピーカー1
9を備えている。
【0031】プリアンプ11、CDプレイヤー13およ
びチューナー15は、その機能から、マイクロ・コンピ
ュータを搭載し、各種の制御を行なっている。一方、パ
ワーアンプ17は、信号増幅が主たる動作であるので、
マイクロ・コンピュータを搭載していない。なお、プリ
アンプ11とCDプレイヤー13、チューナー15、パ
ワーアンプ17との間は、専用制御線L1で接続されて
いる。
【0032】プリアンプ11は、パワーアンプ17の電
源を制御するための信号の変化点の前および後に、CD
プレイヤー13およびチューナー15の電源を制御する
ための信号を重畳させて、CDプレイヤー13、チュー
ナー15およびパワーアンプ17に向けて送信する。C
Dプレイヤー13およびチューナー15は、受信した信
号のハイおよびローの変化パターンによって示されるデ
ータ内容に基づいて、自らの電源の状態をオンまたはオ
フに変更する動作を行なう。パワーアンプ17は、受信
した信号がハイであるかローであるかに対応させて、自
らの電源をオフからオンあるいはオンからオフにする動
作を行なう。また、受信した信号のハイおよびローの変
化パターンを平滑化する信号処理回路を有する。
【0033】これにより、プリアンプ11は、CDプレ
イヤー13およびチューナー15を制御するための信号
とパワーアンプ17を制御するための信号を同一の専用
信号線上で送信することができる。また、パワーアンプ
17は、自らの電源を制御するための信号の変化点前
に、CDプレイヤー13およびチューナー15の電源を
制御するための信号が重畳している信号を受信しても、
自らの電源をオフからオンあるいはオンからオフにする
動作を行なうことができる。
【0034】したがって、ステレオ・コンポーネント・
システム1として、プリアンプ11とCDプレイヤー1
3、チューナー15およびパワーアンプ17との電源オ
フから電源オンおよび電源オンから電源オフへの連動を
行ないながら、かつ、プリアンプ11を小型化および省
コスト化することができる。さらに、パワーアンプ17
が有する受信した信号のハイおよびローの変化パターン
を平滑化する信号処理回路を簡単な構成にすることがで
きる。
【0035】ここで、実施形態における各構成要素と請
求項における構成要素との対応関係を示す。プリアンプ
11はマスタ装置に、CDプレイヤー13およびチュー
ナー15は第1のスレーブ装置に、パワーアンプ17は
第2のスレーブ装置にそれぞれ対応する。
【0036】次に、プリアンプ11の電源のオン/オフ
状態、CDプレイヤー13およびパワーアンプ17へ送
信する信号波形、プリアンプ11が送信する重畳した信
号の波形、CDプレイヤー13等の電源のオン/オフ状
態、パワーアンプ17の信号処理回路が形成する信号波
形およびパワーアンプ17の電源のオン/オフ状態のタ
イミングを示すタイミング・チャートを図2に示す。ま
ず、プリアンプ11の電源がオン状態になる場合を説明
する。
【0037】プリアンプ11の電源がオフ状態からオン
状態になると、プリアンプ11は、「CDプレイヤー1
3等の電源をオン状態にする」というデータ内容を有す
るハイおよびローの変化パターンであるシリアルデータ
D1を送信する。続いて、パワーアンプ17をオン状態
にするためのローからハイへ変化するH/L信号S1を
送信する。つまり、プリアンプ11は、H/L信号S1
の変化点P1の前に、シリアルデータD1を重畳させ
て、CDプレイヤー13等へ送信する(図2:重畳した
信号波形参照)。
【0038】CDプレイヤー13等は、マイクロ・コン
ピュータを含む信号処理回路C1を搭載している。この
マイクロ・コンピュータを含む信号処理回路C1の一例
を図3に示す。この信号処理回路C1がプリアンプ11
からの信号を受信すると、信号処理回路C1は、その中
に含まれるシリアルデータD1のデータ内容に基づい
て、自らの電源をオン状態とする。
【0039】一方、パワーアンプ17は、マイクロ・コ
ンピュータを含まない信号処理回路C2を搭載してい
る。信号処理回路C2の一例を図4に示す。信号処理回
路C2は、抵抗RおよびコンデンサCによって、受信し
た微小パルスをH(ハイ)レベルに固定し、微小パルス
を平滑化する。なお、この信号処理回路C2は、請求項
における受信した信号のハイおよびローの変化パターン
を平滑化する手段に対応する。
【0040】信号処理回路C2がプリアンプ11からの
信号を受信すると、シリアルデータD1の部分をHレベ
ルに固定し、平滑化する。これによって、シリアルデー
タD1部分とH/L信号S1部分とが一体となった信号
が形成される。信号処理回路C2によって形成された信
号がハイであるかローであるかに対応させて、パワーア
ンプ17は、自らの電源をオン状態とする。
【0041】次に、プリアンプ11の電源がオン状態か
らオフ状態になる場合を説明する。プリアンプ11の電
源がオン状態からオフ状態になると、プリアンプ11
は、自らの電源をオフにする前に、パワーアンプ17を
オフ状態にするためのH/L信号S2を送信する。続い
て、「CDプレイヤー13等の電源をオフ状態にする」
というデータ内容を有するハイおよびローの変化パター
ンであるシリアルデータD2を送信する。つまり、プリ
アンプ11は、ハイからローへ変化するH/L信号S2
の変化点P2の後に、シリアルデータD1を重畳させ
て、CDプレイヤー13等へ送信する。
【0042】パワーアンプ17の信号処理回路C2がプ
リアンプ11からの信号を受信すると、シリアルデータ
D2の部分をHレベルに固定し、平滑化する。これによ
って、シリアルデータD2部分とH/L信号S2部分と
が一体となった信号が形成される。信号処理回路C2に
よって形成された信号がハイであるかローであるかに対
応させて、パワーアンプ17は、自らの電源をオフ状態
とする。
【0043】CDプレイヤー13等の信号処理回路C1
がプリアンプ11からの信号を受信すると、信号処理回
路C1は、その中に含まれているシリアルデータD2の
データ内容に基づいて、自らの電源をオフ状態とする。
【0044】[その他の実施形態]前述の実施形態にお
いては、ステレオ・コンポーネント・システム1を構成
するコンポーネントととしてプリアンプ11、CDプレ
イヤー13、チューナー15、パワーアンプ17、スピ
ーカー19を例示したが、これに限定されない。例え
ば、MDデッキやカセットデッキ等システムを構成する
コンポーネントとして追加してもよい。また、いくつか
のコンポーネントを削除するようにしてもよい。
【0045】また、プリアンプ11は、H/L信号S1
の変化点P1の前に、シリアルデータD1を重畳させ
て、CDプレイヤー13等へ送信するようにしたが、H
/L信号S1の変化点P1近傍であればこれに限定され
ない。同様に、つまり、プリアンプ11は、H/L信号
S2の変化点P2の後に、シリアルデータD2を重畳さ
せて、CDプレイヤー13等へ送信するようにしたが、
H/L信号S1の変化点P2近傍であればこれに限定さ
れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電源制御システムの一実施形態
であるステレオ・コンポーネント・システム1を示す図
である。
【図2】プリアンプ11、CDプレイヤー13等、パワ
ーアンプ17の電源のオン/オフ状態のタイミングを示
すタイミング・チャートである。
【図3】CDプレイヤー13等に搭載される信号処理回
路C1の一例を示した図である。
【図4】パワーアンプ17に搭載される信号処理回路C
2の一例を示した図である。
【図5】従来のステレオ・コンポーネント・システムを
示した図である。
【図6】従来のステレオ・コンポーネント・システムを
示した図である。
【図7】従来のステレオ・コンポーネント・システムに
おけるプリアンプ211、CDプレイヤー215の電源
のオン/オフ状態のタイミングを示すタイミング・チャ
ートである。
【図8】従来のステレオ・コンポーネント・システムに
おけるプリアンプ211、パワーアンプ217の電源の
オン/オフ状態のタイミングを示すタイミング・チャー
トである。
【符号の説明】
1・・・・・ステレオ・コンポーネント・システム 11・・・・・プリアンプ 13・・・・・CDプレイヤー 15・・・・・チューナー 17・・・・・パワーアンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した信号のハイおよびローの変化パタ
    ーンによって示されるデータ内容に基づいて、自らの電
    源の状態をオンまたはオフに変更する動作を行なう第1
    のスレーブ装置、 受信した信号がハイであるかローであるかに対応させ
    て、自らの電源をオフからオンあるいはオンからオフに
    する動作を行なう第2のスレーブ装置、 第2のスレーブ装置の電源を制御するための信号の変化
    点近傍に、第1のスレーブ装置の電源を制御するための
    信号を重畳させて、第1のスレーブ装置および第2のス
    レーブ装置に向けて送信するマスタ装置、 を有する電源制御システムであって、 前記第2のスレーブ装置は、 受信した信号のハイおよびローの変化パターンを平滑化
    する手段を有する、 ことを特徴とする電源制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1にかかる電源制御システムにおい
    て、 前記マスタ装置は、 第2のスレーブ装置の電源を制御するための信号の変化
    点の前もしくは後に、第1のスレーブ装置の電源を制御
    するための信号を重畳させて、第1のスレーブ装置およ
    び第2のスレーブ装置に向けて送信する、 ことを特徴とする電源制御システム。
  3. 【請求項3】第2のスレーブ装置の電源を制御するため
    の信号の変化点近傍に、第1のスレーブ装置の電源を制
    御するための信号を重畳させて、第1のスレーブ装置お
    よび第2のスレーブ装置に向けて送信する、 ことを特徴とするマスタ装置。
  4. 【請求項4】自らの電源を制御するための信号の変化点
    近傍に、他ののスレーブ装置の電源を制御するための信
    号が重畳している信号を受信し、 当該信号のハイおよびローの変化パターンを平滑化し、 当該平滑化した信号がハイであるかローであるかに対応
    させて、自らの電源をオフからオンあるいはオンからオ
    フにする動作を行なう、 ことを特徴とするスレーブ装置。
  5. 【請求項5】マスタ装置は、第2のスレーブ装置の電源
    を制御するための信号の変化点近傍に、第1のスレーブ
    装置の電源を制御するための信号を重畳させて、第1の
    スレーブ装置および第2のスレーブ装置に向けて送信
    し、 第1のスレーブ装置は、受信した信号のハイおよびロー
    の変化パターンによって示されるデータ内容に基づい
    て、自らの電源の状態をオンまたはオフに変更する動作
    を行ない、 前記第2のスレーブ装置は、受信した信号のハイおよび
    ローの変化パターンを平滑化し、 当該平滑化した信号がハイであるかローであるかに対応
    させて、自らの電源をオフからオンあるいはオンからオ
    フにする動作を行なう、ことを特徴とする電源制御方
    法。
  6. 【請求項6】請求項5にかかる電源制御方法において、 前記マスタ装置は、 第2のスレーブ装置の電源を制御するための信号の変化
    点の前もしくは後に、第1のスレーブ装置の電源を制御
    するための信号を重畳させる、 ことを特徴とする電源制御の方法。
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