JP2000267539A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000267539A
JP2000267539A JP11068243A JP6824399A JP2000267539A JP 2000267539 A JP2000267539 A JP 2000267539A JP 11068243 A JP11068243 A JP 11068243A JP 6824399 A JP6824399 A JP 6824399A JP 2000267539 A JP2000267539 A JP 2000267539A
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JP11068243A
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Kimihiko Sasaki
公彦 佐々木
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷すべき画像と記録用紙とのレジストレー
ションを正確に検出することができる画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 画像形成装置は、感光体ベルト22上の
用紙サイズ領域60の領域外にレジずれ検知用マーク5
8A、58B、58Cを形成し、これをマーク検出セン
サにより検出することでレジずれを検出する。レジずれ
検知用マーク58Aと用紙サイズ領域60との距離X1
はレジずれを許容できる幅以下に設定されている。この
ため、レジずれが発生した場合には、記録用紙にレジず
れ検知用マーク58Aが転写される。この転写されたレ
ジずれ検知用マーク58Aはマーク検出センサにより検
出され、レジずれが発生したことを検出することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に係
り、特に、レーザビームプリンターや複写機等の電子写
真方式により感光体等の記録媒体に画像を形成すると共
に、形成した画像の位置ずれを検出することができる画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体等の潜像担持体上を画
像に応じたレーザビームで走査して静電潜像を形成し、
該形成された静電潜像を現像することにより画像を形成
する電子写真方式のレーザプリンタが知られているが、
画像処理や印刷をより高速に行うことができる高速レー
ザプリンタが知られている。
【0003】このような高速レーザプリンタを図2に示
す。図2に示す高速レーザプリンタ10は、プリンタ制
御装置12、画像形成装置14、及び給紙トレイ・スタ
ッカ装置16で構成されている。
【0004】プリンタ制御装置12は画像形成装置14
で印字するイメージデータを作成し、画像形成装置14
へ出力する。画像形成装置14では、プリンタ制御装置
12から出力されたイメージデータを記録用紙に印字
し、給紙トレイ・スタッカ装置16へ排出する。
【0005】画像形成装置14は、図3に示すように露
光装置18を備えている。露光装置18は、プリンタ制
御装置12から出力されたイメージデータに応じてレー
ザビームを変調し、駆動ローラ20の駆動力により図中
矢印A方向に搬送され、かつ表面が帯電された感光体ベ
ルト22上を走査露光する。これにより感光体ベルト2
2上に静電潜像が形成され、該静電潜像は現像器24に
よりトナー現像されて可視化される。
【0006】一方、給紙トレイ26又は補助トレイ28
から送り出された記録用紙30は、搬送機構により図中
矢印B方向に搬送され、転写部32により感光体ベルト
22上に形成されたトナー像が静電気的に転写される。
その後、定着装置34により定着処理が施され、搬送機
構により出力トレイ36又は出力トレイ38に排出され
る。また、記録用紙30上に転写されずに感光体ベルト
22上に残ったトナーはクリーナー40により除去され
る。
【0007】このような高速レーザプリンタでは、記録
用紙30に転写される画像の位置を適切な位置に合わせ
る、すなわちレジストレーションを合わせる制御が必要
になるが、従来では、例えばトナーマークを規定周期で
形成し、該トナーマークの検出周期が規定周期範囲内に
あるか否かを検出することによりレジずれを検出してい
た(特開平4−261887号公報等参照)。
【0008】また、例えば図15に示すようなイメージ
同期信号及びレジ位置用紙検出センサ42から出力され
る転写位置用紙搬送センサ信号に基づいてレジずれを検
出していた。ここで、イメージ同期信号は、図15に示
すように一定周期の信号であり、記録用紙1枚分の静電
潜像の形成を行う毎に1パルス発生する信号である。
【0009】また、図15に示すように、感光体ベルト
22上に形成されたトナー像は、露光装置18により静
電潜像の形成が開始された時点(ピッチ)から約3ピッ
チ後に転写部32により記録用紙30に転写される。例
えば、3頁目の画像の静電潜像を開始した時点では表紙
の転写を行っており、その3ピッチ後に3頁目の画像の
転写が開始される。従来では、露光装置18によりトナ
ーマークの静電潜像の形成を開始したピッチ(露光開始
位置)から転写部32によりトナー像が転写されるピッ
チまでの時間T3を計測し、この計測した時間T3が所
定範囲内にあるか否かによりレジずれを検出していたこ
こで、例えばA4サイズを150PPM(1分間当たり
150プリント)で印刷することができるプリンタで
は、イメージ同期信号の周期T1は約400ms(60
sec/150プリント)であり、1秒間に約2.5プ
リント行うことができる。
【0010】一方、感光体ベルト22の搬送速度は少な
くとも約550mm/s程度の搬送速度が必要となり、
この場合、レジずれ1mmを検出するには、1.8ms
毎に転写位置用紙搬送センサ信号を監視する必要があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すような大型のレーザプリンタでは露光開始位置から
転写位置までの搬送距離が長くなるため、これに伴って
図4に示す時間T3が長くなる。このため、1ms程度
から数秒程度のレベルで転写位置用紙搬送センサ信号を
監視しなければならず、その分時間計測を行うカウンタ
の桁数も大きくなるという問題があった。
【0012】また、イメージ同期信号は実際のイメージ
位置を示しているわけではなく、画像形成開始のタイミ
ングを示しているため、画像形成開始後における感光体
ベルト22の駆動ローラ20の回転変動や、駆動ローラ
20と感光体ベルト22との間の滑りによって生じる搬
送変動の影響を含めてレジずれを検出することができな
いという問題があった。
【0013】本発明は、上記問題を解決すべく成された
ものであり、印刷すべき画像と記録用紙とのレジストレ
ーションを正確に検出することができる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明の画像形成装置は、画像に応じ
て変調された光ビームにより潜像担持体上を走査露光す
る走査露光手段と、前記走査露光手段により形成された
潜像をトナー現像する現像手段と、前記現像手段により
現像されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
位置ずれ検出用のマークを、前記潜像担持体上の前記画
像が形成される領域外に形成するマーク形成手段と、前
記転写手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流側に配置
され、前記マークを検出するマーク検出手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0015】請求項1記載の発明によれば、位置ずれ検
出用のマークは、マーク形成手段により前記潜像担持体
上の前記画像が形成される領域外に形成されている。こ
のため、現像手段によりトナー現像された前記マークの
トナー像は、位置ずれが発生していない場合には記録媒
体には転写されないが、位置ずれが発生している場合に
は記録媒体に転写手段により転写される。この記録媒体
に転写された前記マークをマーク検出手段により検出す
ることにより、位置ずれを検出することができる。この
ように、マークを検出することにより位置ずれを検出す
るので、記録媒体の搬送変動等が生じても正確にレジず
れを検出することができる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記マークは、前記画像が形成さ
れる領域と前記マークとの距離が前記位置ずれを許容で
きる距離以下となるように形成されることを特徴とする
請求項2記載の発明によれば、前記マークは、前記画像
が形成される領域と前記マークとの距離が前記位置ずれ
を許容できる距離以下となっているので、位置ずれを正
確に検出することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の画像形成装置において、前記マークは、前記
画像が形成される領域の先端側、後端側、左端側、及び
右端側の少なくとも1つの端側に形成されることを特徴
としている。
【0018】請求項3記載の発明によれば、前記マーク
は、前記画像が形成される領域の先端側、後端側、左端
側、及び右端側の少なくとも1つの端側に形成されるの
で、様々なレジずれを検出することができる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の画像形成装置において、前記マークは、前記
記録媒体の搬送方向と略直交する方向に応じて変化した
幅となるように形成されることを特徴としている。
【0020】請求項4記載の発明によれば、前記マーク
の長さは、前記記録媒体の搬送方向と略直交する方向に
応じて変化した幅となるように形成されるので、搬送方
向と略直交する方向のレジずれ量を検出することができ
る。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の画像形成装置において、前記マーク検出手段
は、前記マークの長さを検出することにより前記位置ず
れ量を検出することを特徴としている。
【0022】請求項5記載の発明によれば、前記マーク
検出手段は、前記マークの長さを検出することにより前
記位置ずれ量を検出するので、この検出した位置ずれ量
に応じた位置ずれ補正を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0024】図4には、図2、3に示す画像形成装置1
4において、レジずれを検出する部分の構成が示されて
いる。なお、その他の構成については図示を省略してい
る。
【0025】図4に示すように、画像形成装置14は、
印字情報入力部44、マーク作成部46、印字情報作成
部48、合成部50、マーク検出センサ52、時間計測
部54、及びエラー処理部56等で構成されている。
【0026】印字情報入力部44は、プリンタ制御装置
12から出力されたイメージデータを入力し、印字情報
作成部48へ出力する。印字情報作成部48では、印字
情報入力部44から出力されたイメージデータに応じた
印字情報を作成し、合成部50へ出力する。
【0027】また、印字情報入力部44は、プリンタ制
御装置12から出力されたレジずれ検知用マークのマー
クデータを入力し、マーク作成部46へ出力する。マー
ク作成部46は、入力されたマークデータに応じたマー
ク情報を作成し、合成部50へ出力する。
【0028】合成部50では、マーク作成部46から出
力されたマーク情報と印字情報作成部48から出力され
た印字情報とを合成して露光装置18へ出力する。露光
装置18では、合成部50から出力された合成データに
基づいてレーザビームを変調し、感光体ベルト22上を
走査露光する。
【0029】マーク検出センサ52は、図3、6に示す
ように、転写部32よりも記録用紙30の搬送方向下流
側で、かつレジずれ検知用マークが形成される側に配置
されている。なお、記録用紙30が搬送中にたるまない
ように、記録用紙30の先端側(リード側)、すなわち
搬送方向下流側の搬送速度は、記録用紙30の後端側
(テール側)、すなわち搬送方向上流側の搬送速度より
も速くなっている。レジずれ検知用マーク58は、図6
に示すように、感光体ベルト22上のイメージ領域(記
録用紙30に印字する領域)以外の領域に形成される。
【0030】時間計測部54では、マーク検出センサ5
2から出力される信号に基づいてレジずれ検知用マーク
58の検出周期を計測してエラー処理部56へ出力す
る。エラー処理部56では、時間計測部54から出力さ
れたレジずれ検知用マーク58の検出周期に基づいてレ
ジずれが発生しているか否かを判断し、レジずれが発生
している場合には所定のエラー処理を行う。なお、レジ
ずれ量を検出する必要がなく、レジずれの有り無しを判
断するだけでよい場合は、時間計測部54を設ける必要
はなく、マーク検出センサ52をエラー処理部56へ接
続すればよい。。
【0031】感光体ベルト22上には、例えば図1に示
すように、感光体ベルト22上の用紙サイズ領域60以
外の領域で、かつ用紙サイズ領域の先端側から感光体ベ
ルト22の搬送方向下流側に所定間隔X1を有してレジ
ずれ検知用マーク58Aが形成される。また、用紙サイ
ズ領域60以外の領域で、かつ用紙サイズ領域の先端側
と後端側との間にレジスト検知用マーク58Bが形成さ
れる。さらに、用紙サイズ領域60以外の領域で、かつ
用紙サイズ領域の後端側から感光体ベルト22の搬送方
向上流側に所定間隔X2を有してレジずれ検知用マーク
58Cが形成される。
【0032】なお、所定間隔X1、X2はレジずれを許
容できる幅以下に設定されている。すなわち、レジずれ
検知用マーク58Aが記録用紙30に印字されていれ
ば、記録用紙30の先端側のレジずれが発生している
(例えば搬送速度が速い)ことを検知でき、レジずれ検
知用マーク58Cが記録用紙30に印字されていれば、
後端側のレジずれが発生している(例えば搬送速度が遅
い)ことを検知できる。また、レジずれ検知用マーク5
8Bが記録用紙30に印字されていれば、サイド方向の
レジずれが発生している(例えば記録用紙30がインボ
ード側へずれている)ことを検知できる。
【0033】次に本実施の形態における作用について説
明する。
【0034】図7(A)、(B)には、イメージ同期信
号とレジずれ検知用マーク58A、58B、58Cのマ
ーク形成タイミングが示されている。まず、プリンタ制
御装置12から出力されたレジずれ検知用マークデータ
及びイメージデータが印字情報入力部44に入力される
と、それぞれのデータがマーク作成部46及び印字情報
作成部48 に出力され、それぞれのデータに応じてマ
ーク情報及び印字情報が作成される。そして、合成部5
0でこれらが合成され露光装置18に出力される。露光
装置18では、合成データに応じてレーザビームを変調
し、感光体ベルト22上を走査露光する。
【0035】まず、イメージ同期信号に同期して、イメ
ージデータの走査露光の開始に先立って用紙サイズ領域
60以外の領域を走査露光して図1に示すようなレジず
れ検知用マーク58Aの静電潜像を形成する。その後、
用紙サイズ領域60内にイメージデータの走査露光が途
中まで行われると、用紙サイズ領域60以外の領域を走
査露光して図1に示すようなレジずれ検知用マーク58
Bの静電潜像を形成し、イメージデータの走査露光が終
了すると、用紙サイズ領域60以外の領域を走査露光し
てレジずれ検知用マーク58Cを形成する。
【0036】ここで、例えば駆動ローラ20の異常等に
より記録用紙30の搬送速度が規定の速度より遅くなっ
たりすると、図8(A)に示すように記録用紙30のテ
ール側にレジずれ検知用マーク58Aが印字されてしま
う。なお、図中点線はマーク検出センサ52が通過する
位置を示している。このとき、マーク検出センサ52の
出力信号は、図7(C)の2頁目の信号のようになる。
【0037】また、記録用紙30の搬送速度が規定の速
度より速くなったりすると、図8(B)に示すように記
録用紙30のリード側にレジずれ検知用マーク58Bが
印字されてしまう。このとき、マーク検出センサ52の
出力信号は、図7(C)の3頁目の信号のようになる。
【0038】また、記録用紙30がインボード側へずれ
たりすると、図8(C)に示すように記録用紙30の搬
送方向中央付近にレジずれ検知用マーク58Cが印字さ
れてしまう。このとき、マーク検出センサ52の出力信
号は、図7(C)の4頁目の信号のようになる。
【0039】なお、図7(D)、(E)は、便宜上図7
(C)の信号から用紙検出信号とマーク検出信号とに分
割した信号をそれぞれ示している。また、図7(E)に
示すように、マーク検出信号のパルス幅がそのレジずれ
量を示すことになる。
【0040】次に、エラー処理部56において実行され
るレジずれを検知するルーチンについて図9に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0041】まず、図9に示すステップ100では、マ
ーク検出センサ52から出力される信号を監視し、レジ
ずれ検知用マーク58が検知されたか否かを判断する。
レジずれ検知用マーク58が検知されていない場合には
ステップ100で否定され、引き続きレジずれ検知用マ
ーク58が検知されたか否かを監視する。レジずれ検知
用マーク58が検知された場合には、ステップ100で
肯定され、ステップ102でレジずれ異常処理を行う。
例えば、図示しない表示装置にレジずれが発生した旨を
表示したりする。この場合、時間計測部54が不要にな
るので、簡単かつ安価な構成でレジずれを検知すること
ができる。ただし、何れのレジずれかは検知できない。
【0042】次に、時間計測部54において実行される
レジずれ量を計測するルーチンについて図10に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0043】まず、図10に示すステップ200では、
マーク検出センサ52から出力される信号を監視し、レ
ジずれ検知用マーク58の先端を検出したか否かを判断
する。レジずれ検知用マーク58の先端を検出していな
い場合には、ステップ200で否定され、引き続きマー
ク検出センサ52から出力される信号を監視する。レジ
ずれ検知用マーク58の先端を検出した場合には、ステ
ップ200で肯定され、ステップ202でカウンタをス
タートさせる。
【0044】次のステップ204では、レジずれ検知用
マーク58の後端を検出したか否かを判断する。レジず
れ検知用マーク58の後端を検出していない場合には、
ステップ204で否定され、引き続きマーク検出センサ
52から出力される信号を監視する。レジずれ検知用マ
ーク58の後端を検出した場合には、ステップ204で
肯定され、ステップ206でカウンタをストップさせ、
ステップ208でカウンタ値をエラー処理部56へ出力
する。すなわち、レジずれ検知用マーク58が検出され
ている時間を計測する。この計測した時間と感光体ベル
ト22の搬送速度とを乗算することで、レジずれの長さ
を求めることができる。エラー処理部56では、時間計
測部54により計測されたカウント値に基づいてエラー
処理を行う。例えば、算出した位置ずれ量に応じて位置
ずれを補正する。例えば、位置ずれに応じて記録用紙3
0の搬送速度を変更することにより位置ずれを解消する
ことができる。
【0045】次に、時間計測部54において実行される
レジずれ位置を検知するルーチンについて図11に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0046】図11に示すステップ300では、マーク
検出センサ52から出力される信号を監視し、レジずれ
検知用マーク58を検出したか否かを判断する。レジず
れ検知用マーク58を検出していない場合には、ステッ
プ300で否定され、引き続きマーク検出センサ52か
ら出力される信号を監視する。レジずれ検知用マーク5
8を検出した場合には、ステップ300で肯定され、ス
テップ302で用紙位置ステートの状態を判断する。す
なわちレジずれ検知用マーク58A、58B、58Cの
何れのマークを検出したのかを判断する。この用紙位置
ステートは、本ルーチンと同時に割り込みルーチンとし
て実行される図12に示すような用紙位置ステート設定
ルーチンにより設定される。
【0047】図12に示すステップ400では、まず用
紙位置ステートを0に初期設定する。次のステップ40
2では、記録用紙30の先端を検出したか否かを判断す
る。記録用紙30の先端を検出していない場合には、ス
テップ402で否定され、引き続きマーク検出センサ5
2から出力される信号を監視する。記録用紙30の先端
を検出した場合にはステップ402で肯定され、ステッ
プ404で用紙位置ステートを1に設定し、次のステッ
プ406で所定時間タイマウェイトする。
【0048】そして、次のステップ408で用紙位置ス
テートを2に設定し、ステップ410で所定時間タイマ
ウェイトし、ステップ412で用紙位置ステートを3に
設定する。すなわち、用紙位置ステートが0の場合は、
マーク検出センサ52の位置が用紙間にあることを示
し、用紙位置ステートが1の場合は、マーク検出センサ
52の位置が記録用紙30の先端位置にあることを示
し、用紙位置ステートが2の場合は、マーク検出センサ
52の位置が用紙の中間位置にあることを示し、用紙位
置ステートが3の場合は、マーク検出センサ52の位置
が記録用紙30の後端位置にあることを示している。
【0049】次のステップ414では、記録用紙30の
後端を検出したか否かを判断し、記録用紙30の後端を
検出していない場合にはステップ414で否定され、引
き続きマーク検出センサ52から出力される信号を監視
する。記録用紙30の後端を検出した場合にはステップ
416で用紙位置ステートを0に設定し、ステップ40
2へ戻る。このようにして、用紙位置ステートが設定さ
れる。
【0050】この用紙位置ステートが1の場合には、レ
ジずれ検知用マーク58Aがステップ300で検出され
たと考えられるため、ステップ304において先端レジ
ずれの異常処理を行う。例えば、記録用紙30の搬送速
度を遅くするなどの処理を行う。これによりレジずれを
解消することができる。
【0051】また、用紙位置ステートが2の場合には、
レジずれ検知用マーク58Bがステップ300で検出さ
れたと考えられるため、ステップ306においてサイド
レジずれの異常処理を行う。
【0052】また、用紙位置ステートが3の場合には、
レジずれ検知用マーク58Bがステップ300で検出さ
れたと考えられるため、ステップ308において後端レ
ジずれの異常処理を行う。例えば、記録用紙30の搬送
速度を速くするなどの処理を行う。これによりレジずれ
を解消することができる。
【0053】このように、用紙サイズ領域の先端位置
側、中間位置側、及び後端位置側にレジずれ検知用マー
クを形成し、これを検知することでレジずれを検知する
ので、駆動ローラ20の回転変動が生じた場合や、駆動
ローラ20と感光体ベルト22との間の滑りによって搬
送変動が生じた場合等においても正確にレジずれを検出
することができる。また、時間計測部では、用紙1枚分
のカウントしか行わないため、カウンタの桁数も最小限
ですみ、安価にすることができる。
【0054】また、レジずれ検知用マークの形状を図1
3に示すレジずれ検知用マーク62A、62Bのような
形状としてもよい。レジずれ検知用マーク62Aのよう
な形状にした場合、先端側のレジずれ及びサイド側のレ
ジずれの両方を検知することができる。また、レジずれ
検知用マーク62Bのような形状にした場合、後端側の
レジずれ及びサイド側のレジずれの両方を検知すること
ができる。
【0055】さらに、レジずれ検知用マーク58A及び
58Cの形状を図14に示すような形状としてもよい。
このような形状にすれば、感光体ベルト22の幅方向の
ずれ応じて検出されるレジずれ量が変化するので、サイ
ド側のレジずれ量も検知することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、位置ずれ検出用のマークをマーク形成手
段により前記潜像担持体上の前記画像が形成される領域
外に形成し、これをマーク検出手段により検出すること
により位置ずれを検出するので、記録媒体の搬送変動等
が生じても正確にレジずれを検出することができる、と
いう効果を有する。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、前記マー
クは、前記画像が形成される領域と前記マークとの距離
が前記位置ずれを許容できる距離以下となっているの
で、位置ずれを正確に検出することができる、という効
果を有する。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、前記マー
クは、前記画像が形成される領域の先端側、後端側、左
端側、及び右端側の少なくとも一方に形成されるので、
様々なレジずれを検出することができる、という効果を
有する。
【0059】請求項4に記載の発明によれば、前記マー
クの長さは、前記記録媒体の搬送方向と略直交する方向
に応じて変化した幅となるように形成されるので、搬送
方向と略直交する方向のレジずれ量を検出することがで
きる、という効果を有する。
【0060】請求項5に記載の発明によれば、前記マー
ク検出手段は、前記マークの長さを検出することにより
前記位置ずれ量を検出するので、この検出した位置ずれ
量に応じた位置ずれ補正を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 レジずれ検知用マークの形成位置を説明する
ための図である。
【図2】 高速レーザプリンタの外観図である。
【図3】 画像形成装置の概略構成図である。
【図4】 画像形成装置のブロック図である。
【図5】 マーク検出センサの位置を説明するための図
である。
【図6】 レジずれ検知用マークの形成位置を説明する
ための図である。
【図7】 各信号のタイミングチャートである。
【図8】 レジずれが発生した場合について説明するた
めの図である。
【図9】 レジずれの有り無しを検知する制御の流れを
示すフローチャートである。
【図10】 レジずれ量を計測する制御の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】 レジずれ位置を検知する制御の流れを示す
フローチャートである。
【図12】 用紙位置を設定する制御の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図13】 レジずれ検知用マークの他の例を示す図で
ある。
【図14】 レジずれ検知用マークの他の例を示す図で
ある。
【図15】 従来におけるレジずれの検知を説明するた
めのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 高速レーザプリンタ 12 プリンタ制御装置 14 画像形成装置 16 給紙トレイ・スタッカ装置 18 露光装置 20 駆動ローラ 22 感光体ベルト 24 現像器 30 記録用紙 32 転写部 44 印字情報入力部 46 マーク作成部 48 印字情報作成部 50 合成部 52 マーク検出センサ 54 時間計測部 56 エラー処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像に応じて変調された光ビームにより
    潜像担持体上を走査露光する走査露光手段と、 前記走査露光手段により形成された潜像をトナー現像す
    る現像手段と、 前記現像手段により現像されたトナー像を記録媒体に転
    写する転写手段と、 位置ずれ検出用のマークを、前記潜像担持体上の前記画
    像が形成される領域外に形成するマーク形成手段と、 前記転写手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流側に配
    置され、前記マークを検出するマーク検出手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記マークは、前記画像が形成される領
    域と前記マークとの距離が前記位置ずれを許容できる距
    離以下となるように形成されることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記マークは、前記画像が形成される領
    域の先端側、後端側、左端側、及び右端側の少なくとも
    1つの端側にされることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記マークは、前記記録媒体の搬送方向
    と略直交する方向に応じて変化した幅となるように形成
    されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか
    1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記マーク検出手段は、前記マークの長
    さを検出することにより前記位置ずれ量を検出すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載
    の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322825A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2008029940A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 塗装建築板及び塗装建築板の塗装位置ずれ判定方法

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