JP2000267531A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000267531A
JP2000267531A JP7101999A JP7101999A JP2000267531A JP 2000267531 A JP2000267531 A JP 2000267531A JP 7101999 A JP7101999 A JP 7101999A JP 7101999 A JP7101999 A JP 7101999A JP 2000267531 A JP2000267531 A JP 2000267531A
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image forming
cycle
image
static elimination
lamp
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JP7101999A
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English (en)
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Satoshi Shigesaki
聡 重崎
Taichi Yamada
太一 山田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触型帯電器と感光体除電ランプを用いた画
像形成装置において、転写プロセスでの感光体帯電電位
の履歴の発生を防止し、前記履歴が次サイクルで残像と
して残り画質欠陥を生じるのを防止すること、及び感光
体除電による帯電器に突入する感光体の電位低下により
生じる接触帯電器帯電性能の経済的劣化を防止するこ
と。 【解決手段】 画像形成動作である画像形成サイクルの
開始前に設定した予備サイクル期間中、前記接触型帯電
器CRを作動させる帯電器制御手段と、予備サイクル期
間中、除電ランプJLを作動を作動させ且つ、前記画像
形成動作を実行する期間である画像形成サイクル期間中
に前記画像形成1サイクル毎に設定された所定の画像形
成サイクル除電期間だけ前記除電ランプJLを作動させ
る除電ランプ制御手段とを備えた画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接触型帯電器を用い
た電子写真装置、静電記録装置等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル複写機やプリンター等の
画像形成装置は感光体帯電極性と同極性のトナーを使用
する反転現像方式が用いられるようになってきている。
感光体上のトナー像を転写体に静電転写する場合、トナ
ーと逆極性のバイアスを転写ロール等に印加する反転現
像方式の画像形成方式においては感光体帯電極性と逆極
性のバイアスが転写ロールに印加されることになる。こ
の転写プロセスでの感光体帯電電位と逆極性のバイアス
印加による履歴が次サイクルで残像として残り画質欠陥
(以降ゴーストと記述)を生じる場合がある。これは転
写プロセスで感光体のトナー層の無い部分(背景部分)
に感光体帯電電位と逆極性の電荷が注入/トラップさ
れ、次帯電プロセスでの暗減衰の増大(背景部分であっ
た領域の帯電電位不足の増大)、もしくはトラップ電荷
による感度変化により潜像形成を変化させるものと考え
られる。この問題に対しては除電ランプにより電荷トラ
ップを安定な状態に保ってやることが有効であることが
知られている。
【0003】その他特開平8−211761では潜像形
成を行うレーザー光源等を用いて画像形成プロセス実行
に先立ち感光体を全面露光することにより感光体を安定
状態に保つといった提案がなされているが、中間調を多
用する高画質機、更にはトナー層の重ね合わせの多いフ
ルカラー機においては上記ゴーストの発生を完全に抑制
することは困難である。一方感光体を帯電させる装置と
しては非接触であるコロナ放電器が広く用いられている
が、近年では省スペース、低コスト、電源の簡略化、放
電によるO3(オゾン)発生が少ない等の理由より接触
型帯電器(帯電ロール、接触帯電用パッド等)が用いら
れてきている。例えば感光体を均一に帯電させるために
使用される帯電ロールでは直流成分を重畳させた交流電
圧を印加し感光体の帯電を均一に制御している。このよ
うな帯電ロールは一般に導電性の芯材とこの芯材に被覆
された導電性ゴム層及び最表層に保護層を有しておりあ
る圧力をもって感光体に当接されている。
【0004】ゴム層に導電性を付与する手段としては次
の方法が知られている。 (1a)イオン性導電物質を内添する方法。 (1b)カーボンや金属化合物などの導電剤(電子導電
剤)を分散する方法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記(1a)の方法で
は、抵抗均一性は良くまた抵抗電場依存も小さいが抵抗
の環境依存が大きく、低温低湿環境下の連続使用で抵抗
が上昇し帯電性が低下し易いといった問題が生じ易い。
特に前述のゴーストを抑制する目的で除電ランプを併用
した場合、低温低湿下連続使用での帯電性が顕著に低下
し長期に渡って高画質を維持することが困難である。こ
れは除電ランプにより接触型帯電器に突入する感光体電
位が残留電位レベルまで下がるため、常時感光体を残留
電位から適正な帯電電位に充電させるDC電流が接触型
帯電器に流れる、すなわち接触型帯電器にDC電界が常
時印加される為イオン導電剤の解離や分極が生じるもの
と考えられる。特に低温低湿下では電離係数が低いため
イオン数が少なくなって、影響が顕著となるものと考え
られる。
【0006】前記(1b)の方法では、はカーボン/金
属化合物の分散性に起因した抵抗不均一が生じ易い上、
導電機構が電子伝導であるため抵抗の電場依存が大きく
感光体内部に欠陥がある場合など感光体の絶縁破壊が生
じ易いといた問題がある。また、カーボン/金属化合物
などの導電剤を分散させた電子伝導Typeの接触型帯電器
においても前記(1a)の場合と同様の抵抗上昇による
帯電性低下は皆無ではない。そのひとつの理由としてイ
オン性不純物質の内在が皆無ではないため前記(1b)
の方法で使用するTypeの接触型帯電器の導電機構も実質
的にはイオン伝導成分も含まれているといったことが考
えられる。
【0007】この問題を解決するために特開平07-0
49604号公報ではイオン導電性の接触型帯電器に印
加する電流の正負を所定間隔ごとに反転させて印加する
運転方法が提案されている。しかし一般的な積層Typeの
感光体では正規帯電極性と逆極の電界を印加することは
好ましくない。すなわち感光体表面から電荷が注入/ト
ラップされることにより暗減衰の増大(背景部分であっ
た領域の帯電電位不足の増大)による帯電性の低下やト
ラップ電荷による感度変化により画像品質が低下してし
まうといった不具合が生じ易くなってしまう。また別の
解決策として添加するイオン性導電物質添加量を増やす
ことが考えられるが高温高湿下での抵抗が下がりすぎ感
光体欠陥部での絶縁破壊などが悪化してまう不具合が生
じてしまう。
【0008】本発明は前述の事情(及び検討結果)に鑑
み、下記(O01),(O02)の記載内容を課題とする。 (O01)接触型帯電器と感光体除電ランプを用いた画像
形成装置において、転写プロセスでの感光体帯電電位の
履歴の発生を防止し、前記履歴が次サイクルで残像とし
て残り画質欠陥を生じるのを防止すること。 (O02)接触型帯電器と感光体除電ランプを用いた画像
形成装置において、感光体除電による帯電領域突入時の
感光体電位低下により生じる接触帯電器帯電性能の経時
的劣化を防止し、長期に渡り良好な帯電性を維持できる
ようにすること。
【0009】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0010】(本発明)前記課題を解決するため、本発
明の画像形成装置は、下記の要件(A01)〜(A012)
を備えたことを特徴とする画像形成装置、(A01)回転
移動する表面が除電ランプ(JL)に対向する除電領域
(Qj)、接触型帯電器(CR)に対向する帯電領域
(Q0)、静電潜像形成装置(ROS)が出射する光ビ
ーム(L)が照射される潜像形成位置(Q1)、現像ロ
ール(GR)に対向する現像領域(Q2)、および1次
転写領域(Q3)を順次通過する感光体(PR)、(A0
2)前記帯電領域(Q0)を通過する前記感光体(PR)
表面に接触して前記感光体(PR)表面を帯電する接触
型帯電器(CR)および前記接触型帯電器(CR)を駆
動する帯電器用電源回路(E2)、(A03)前記潜像形
成位置(Q1)を通過する前記帯電された感光体(P
R)表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置(RO
S)、(A04)前記現像領域(Q2)に順次移動するそ
れぞれ異なる色のトナー像形成用の複数の現像器(G
Y,GM,GC,GK)を有し、前記現像領域(Q2)に移
動した現像器(GY,GM,GC,GK)により前記現像領
域(Q2)を通過する感光体(PR)表面の静電潜像を
トナー像に現像する現像装置(G)、(A05)転写領域
を通過する感光体(PR)表面のトナー像を転写材
(B)に転写する転写器(T1)、(A06)前記帯電器
用電源回路(E2)の動作を制御する帯電器制御手段
(C3)、(A07)画像形成動作である画像形成サイク
ルの開始前に設定した予備サイクル期間中、前記接触型
帯電器(CR)を作動させる予備サイクル帯電器制御手
段(C3a)を有する前記帯電器制御手段(C3)、(A0
8)前記除電領域(Qj)を通過する前記感光体(PR)
表面に除電用光を照射する除電ランプ(JL)および前
記除電ランプ(JL)を駆動する除電ランプ用電源(E
5)、(A09)前記除電ランプ用電源(E5)の動作を制
御する除電ランプ制御手段(C6)、(A010)前記予備
サイクル期間中、除電ランプ(JL)を作動を作動させ
る予備サイクル除電ランプ制御手段(C6a)を有する前
記除電ランプ制御手段(C6)。(A011)前記画像形成
サイクル前に感光体1回転以上の帯電/除電履歴を得ら
れる長さに設定された前記予備サイクル期間。
【0011】(本発明の作用)前記構成を備えた本発明
の画像形成装置では、感光体(PR)の回転移動する表
面は、除電ランプ(JL)に対向する除電領域(Q
j)、接触型帯電器(CR)に対向する帯電領域(Q
0)、静電潜像形成装置(ROS)が出射する光ビーム
(L)が照射される潜像形成位置(Q1)、現像ロール
(GR)に対向する現像領域(Q2)、および1次転写
領域(Q3)を順次通過する。帯電器制御手段(C3)に
より制御される帯電器用電源回路(E2)は、前記帯電
領域(Q0)を通過する前記感光体(PR)表面に接触
して前記感光体(PR)表面を帯電する接触型帯電器
(CR)および前記接触型帯電器(CR)を駆動する。
静電潜像形成装置(ROS)は、前記潜像形成位置(Q
1)を通過する前記帯電された感光体(PR)表面に静
電潜像を形成する。前記現像領域(Q2)に順次移動す
るそれぞれ異なる色のトナー像形成用の複数の現像器
(GY,GM,GC,GK)を有する現像装置(G)は、前
記現像領域(Q2)に移動した現像器(GY,GM,GC,
GK)により前記現像領域(Q2)を通過する感光体(P
R)表面の静電潜像をトナー像に現像する。転写器(T
1)は、転写領域を通過する感光体(PR)表面のトナ
ー像を転写材(B)に転写する。
【0012】前記帯電器制御手段(C3)の予備サイク
ル帯電器制御手段(C3a)は、画像形成動作である画像
形成サイクルの開始前に設定した予備サイクル期間中、
前記接触型帯電器(CR)を作動させる。前記予備サイ
クル期間は、前記画像形成サイクル前に感光体1回転以
上の帯電/除電履歴を得られる長さ以上の長さに設定さ
れる。除電ランプ制御手段(C6)により制御される除
電ランプ用電源(E5)は、除電ランプ(JL)を駆動
する。除電ランプ(JL)は前記除電領域(Qj)を通
過する前記感光体(PR)表面に除電用光を照射する。
前記除電ランプ制御手段(C6)の予備サイクル除電ラ
ンプ制御手段(C6a)は、前記予備サイクル期間中、除
電ランプ(JL)を作動させる。
【0013】前述のように、前記画像形成サイクル前に
感光体1回転以上の帯電/除電履歴を得られる長さ以上
の長さに設定された前記予備サイクル期間に、感光体
(PR)は1回転以上の帯電および除電ランプ(JL)
による除電が行われる。この操作により、感光体の電荷
トラップ状態を均一に安定な状態に保つ事ができ、転写
プロセスでの感光体帯電履歴の発生を軽減することがで
きる。前記除電ランプ制御手段(C6)の画像形成サイ
クル除電ランプ制御手段(C6c)は、前記画像形成動作
を実行する期間である画像形成サイクル期間中に、前記
画像形成1サイクル毎に設定された所定の画像形成サイ
クル除電期間だけ前記除電ランプ(JL)を作動させ
る。この場合、感光体(PR)表面に帯電履歴が残り易
い画像形成サイクルで除電を行うことができるので、後
の画像形成サイクルで帯電履歴の少ない感光体(PR)
表面に画像形成を行うことができる。
【0014】前記本発明は、転写プロセスによる前サイ
クル履歴の影響が大きくなる条件を満たす場合において
のみ除電ランプ(JL)を点灯させ、それ以外の場合で
は画像形成サイクル(画像形成動作)の開始前に設定し
た予備サイクルにおいて感光体の回転の1サイクル以上
の帯電及び除電ランプ(JL)による感光体除電を行
い、画像形成時は除電ランプ(JL)をオンオフ制御す
ることができる。すなわち、画像形成時は、画像形成1
サイクル毎に設定された所定の画像形成サイクル除電期
間だけ前記除電ランプ(JL)をオンまたはオフとする
ことができる。ここでいう前サイクル履歴の影響が大き
くなる条件を満たす場合とは次の場合(2a),(2b)
である。 (2a)転写プロセスにおける感光体(PR)への電荷
注入及びトラップが加速される場合。 (2b)注入及びトラップされた電荷による影響がゴー
スト画像として出力され易い場合。
【0015】前記(2a)の1つはトナー層抵抗の大き
くなるフルカラーでの各カラー画像を順次重ねて1次転
写する場合である。これは転写プロセスにおいてトナー
層抵抗の大きい部分では転写電界がかかり難くより周辺
の非画像領域の転写電界が高くなり非画像部への転写電
荷の感光体(PR)への注入が加速される為と考えられ
る。また、前記(2a)の1つは環境が低温低湿の場合
である。実験を実施したところ高温高湿下においてはゴ
ーストの発生は抑制されるが低温低湿下においてはゴー
ストが発生し易くなっている。これは高湿下では感光体
(PR)が水分の影響により転写プロセスでの注入電荷
をトラップし難くもしくは解放し易くなっている為と推
定される。
【0016】前記(2b)の1つは、ハーフトーン画像
を形成する場合である。なお、文字画像においては実質
的には問題とならない。上記、転写プロセスによる前サ
イクル履歴の影響が大きくなる条件を満たす場合(2
a),(2b)においてゴーストを完全に抑制するために
は常時除電ランプ(JL)により感光体(PR)を安定
状態に保つ必要があるが、前記条件を満たさない場合は
感光体(PR)の予備駆動サイクルにおいて最低感光体
の回転の1サイクルの帯電/除電履歴を与えてやり感光
体(PR)の電荷トラップ状態を比較的安定状態に保つ
ことにより抑制が可能である。なおゴースト抑制のため
の予備サイクルでの感光体(PR)の帯電処理は接触型
帯電器(CR)をそのまま使用しても良いし、接触転写
ロールや転写コロトロン等により感光体(PR)を正規
画像形成時と同極性に帯電させても良い。
【0017】また除電ランプ(JL)の点灯時間を短縮
してやることにより接触型帯電器(CR)にかかるDC
電場印加時間を短縮することができ接触型帯電器(C
R)の抵抗上昇による帯電性低下を抑制することが可能
となる。また感光体除電の有無により感光体(PR)の
帯電電位は数10V程度変動するため必要に応じて接触
型帯電器(CR)に印加するDC電圧(直流電圧成分)
を制御することにより感光体帯電電位を適正な値に制御
することが可能である。
【0018】
【実施の形態】(実施の形態1)本発明の画像形成装置
の実施の形態1は、前記本発明において下記の要件(A
013)を備えたことを特徴とする、(A013)単色画像形
成時の前記画像形成サイクル期間の全期間が前記画像形
成サイクル除電期間に設定され、その期間中、前記除電
ランプ(JL)をオフにする前記画像形成サイクル除電
ランプ制御手段(C6c)。
【0019】(実施の形態1の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態で1は、単色画像形
成時の前記画像形成サイクル期間の全期間が前記画像形
成サイクル除電期間に設定され、その期間中、前記画像
形成サイクル除電ランプ制御手段(C6c)は、前記除電
ランプ(JL)をオフにする。単色画像形成時は、画像
形成サイクル期間中、除電ランプ(JL)をオフにして
も、後の画像形成サイクルに悪影響の出るような転写プ
ロセスでの帯電履歴が発生しない。
【0020】(実施の形態2)本発明の画像形成装置の
実施の形態2は、前記本発明または本発明の実施の形態
1において下記の要件(A014),(A015)を備えたこ
とを特徴とする、(A014)フルカラー画像形成時に各
色成分の画像毎に塗潰し画像が有るか否かを検出する塗
潰し画像判別手段(C1)、(A015)前記各色毎の塗潰
し画像の有無に応じて異なる期間が設定された前記画像
形成サイクル除電期間。
【0021】(実施の形態2の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態2では、塗潰し画像
判別手段(C1)は、フルカラー画像形成時に各色成分
の画像毎に塗潰し画像が有るか否かを判別する。前記画
像形成サイクル除電期間は、前記各色毎の塗潰し画像の
有無に応じて異なる除電期間が設定される。したがっ
て、塗潰し画像の有無に応じて適切な除電を行うことが
できる。
【0022】(実施の形態3)本発明の画像形成装置の
実施の形態3は、前記本発明の実施の形態2において下
記の要件(A016)を備えたことを特徴とする、(A01
6)塗潰し画像を含む色の画像形成サイクル時には除電
ランプ(JL)をオンにし、塗潰し画像を含まない色の
画像形成サイクル時には除電ランプ(JL)をオフにす
る前記画像形成サイクル除電ランプ制御手段(C6c)。
【0023】(実施の形態3の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態3では、前記画像形
成サイクル除電ランプ制御手段(C6c)は、塗潰し画像
を含む色の画像形成サイクル時には除電ランプ(JL)
をオンにし、塗潰し画像を含まない色の画像形成サイク
ル時には除電ランプ(JL)をオフにする。このような
制御により、感光体(PR)の帯電履歴の悪影響を受け
ない適切な除電を行うことができる。
【0024】(実施の形態4)本発明の画像形成装置の
実施の形態4は、前記本発明または本発明の実施の形態
1ないし3のいずれかにおいて下記の要件(A017),
(A018)を備えたことを特徴とする、(A017)画像形
成装置の周囲の温湿度環境を検知する手段及び検知した
温湿度があらかじめ設定された温湿度条件か判別する温
湿度判別手段(C2)。(A018)前記検知した温湿度条
件に応じて異なる期間が設定された前記画像形成サイク
ル除電期間。
【0025】(実施の形態4の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態4では、温湿度判別
手段(C2)は、画像形成装置の周囲の環境が高温高湿
環境かそれ以外の非高温高湿環境かを判別する。前記画
像形成サイクル除電期間は、前記高温高湿環境時と非高
温高湿環境時とで異なる期間が設定される。したがっ
て、温湿度環境に応じた適切な除電を行うことができ
る。
【0026】(実施の形態5)本発明の画像形成装置の
実施の形態5は、前記本発明または本発明の実施の形態
1ないし4のいずれかにおいて下記の要件(A019)〜
(A021)を備えたことを特徴とする、(A019)前記画
像形成動作である画像形成サイクルの終了後に設定した
後サイクル期間の前記接触型帯電器(CR)の作動を制
御する後サイクル帯電器制御手段を有する前記帯電器制
御手段(C3)、(A020)前記後サイクル期間の前記除
電ランプ(JL)の作動を制御する後サイクル除電ラン
プ制御手段を有する前記除電ランプ制御手段(C6)。
(A021)前記感光体の回転の1サイクル以上の長さに
設定された前記後サイクル期間。
【0027】(実施の形態5の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態5では、前記帯電器
制御手段(C3)の後サイクル帯電器制御手段は、前記
画像形成動作である画像形成サイクルの終了後に設定し
た後サイクル期間の前記接触型帯電器(CR)の作動を
制御する。前記除電ランプ制御手段(C6)の後サイク
ル除電ランプ制御手段は、前記後サイクル期間の前記除
電ランプ(JL)の作動を制御する。前記後サイクル期
間は、感光体の回転の1サイクル以上の長さに設定され
る。前記後サイクル期間の接触型帯電器(CR)および
除電ランプ(JL)の作動を制御することにより、後の
画像形成サイクル時の感光体(PR)表面に帯電履歴を
残さないようにすることができる。
【0028】(実施の形態6)本発明の画像形成装置の
実施の形態6は、前記本発明または本発明の実施の形態
1ないし5のいずれかにおいて下記の要件(A022)を
備えたことを特徴とする、(A022)画像形成サイクル
での除電ランプ(JL)のオン・オフ制御に伴い接触型
帯電器(CR)に印加するDC電圧値を制御する除電対
応帯電器DC電圧制御手段を有する前記帯電器制御手段
(C3)。
【0029】前記除電ランプ(JL)による感光体除電
の有無により感光体(PR)の帯電電位は数10V程度
変動するため、帯電電位検出器を使用したり、または実
験で求めた帯電電位の予測値を使用して、接触型帯電器
(CR)に印加するDC電圧(直流電圧成分)を制御す
ることにより感光体帯電電位を適正な値に制御すること
が可能である。
【0030】(実施の形態6の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態6では、前記帯電器
制御手段(C3)の除電対応帯電器DC電圧制御手段
は、除電ランプ(JL)のオン・オフ制御に伴い接触型
帯電器(CR)に印加するDC電圧を制御する。
【0031】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1は本発明の画像形成装置の実施例1の
全体説明図である。図2は前記図1の要部拡大説明図、
である。図3は同実施例1で使用する帯電ロールの説明
図である。図1において、画像形成装置Uは自動原稿搬
送装置U1および自動原稿搬送装置U1を支持するプラテ
ンガラスPGが上面に設けられた複写機U2を有してい
る。前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複
数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を
有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数
の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置を
通過して原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成
されている。
【0032】前記画像形成装置本体U1は、ユーザがコ
ピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユ
ーザインタフェース)を有している。前記UIは、ユー
ザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作する部
分であり、詳細は図4、図5により後述する。
【0033】複写機本体U1上面の透明なプラテンガラ
スPGの下方に配置された原稿読取装置としてのIIT
は、プラテンレジ位置(OPT位置)に配置された露光
系レジセンサ(プラテンレジセンサ)Sp、および露光
光学系Aを有している。
【0034】前記自動原稿搬送装置U1でプラテンガラ
スPG搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG
上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露
光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR
(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
【0035】IPS(イメージプロセッシングシステ
ム)は、CCDから入力される前記RGBの電気信号を
K(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像
データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データと
してレーザ駆動回路DLに出力する。すなわち、前記I
PSは、読取画像のアナログ電気信号のゲインを調節し
てデジタル信号に変換し、シェーディング補正等を行っ
て出力する画像読取データ出力手段11を有している。
また、IPSは、前記画像読取データ出力手段11の出
力する画像読取データが入力される書込画像データ出力
手段12を有しており、書込画像データ出力手段12は
画像データを一時的に記憶する画像メモリ13を有して
いる。
【0036】前記書込画像データ出力手段12は、入力
された前記画像読取データに濃度補正、拡大縮小補正等
のデータ処理を施して、書込用画像データ(レーザ駆動
データ)としてIOTのレーザ駆動信号出力装置DLに
出力する。レーザ駆動回路DLは、入力された画像デー
タに応じてレーザ駆動信号をROS(静電潜像形成装
置)に出力する。
【0037】有機感光体ドラムにより構成される感光体
PRは矢印Ya方向に回転しており、その表面は、除電
領域Qjにおいて除電ランプJLにより除電され、次に
帯電領域Q0において帯電ロール(接触型帯電器)CR
により一様に帯電された後、潜像書込位置Q1において
前記ROS(潜像形成装置)の光ビーム(レーザビー
ム)Lにより露光走査されて静電潜像が形成される。フ
ルカラー画像を形成する場合は、K(黒),Y(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン)の4色の画像に対
応した静電潜像が順次形成され、モノクロ画像の場合は
K(黒)画像に対応した静電潜像のみが形成される。前
記感光体PRへのレーザビームLによる潜像書込は、中
間転写ベルト(転写材)Bの非画像部に設けられた基準
マークBmをベルト位置センサSBが検知してから所定
の時間経時後に開始される。フルカラー画像の場合は、
各色を重ね合わせるので、前記ベルト位置センサSBが
基準マークBmを検知してからレーザビームLによる潜
像書込開始までの時間は各色同一である。
【0038】前記静電潜像が形成された感光体PR表面
は回転移動して現像領域Q2、1次転写領域Q3を順次通
過する。ロータリ式の現像装置Gは、回転軸Gaの回転
に伴って前記現像領域Q2に順次回転移動するK
(黒),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン)の4色の現像器GK,GY,GM,GCを有している。
前記各色の現像器GK,GY,GM,GCは、前記現像領域
Q2に現像剤を搬送する現像ロールGRを有しており、
現像領域Q2を通過する感光体PR上の静電潜像をトナ
ー像に現像する。
【0039】前記感光体PRの下方には左右一対のスラ
イドレールSR,SRによりスライドフレームF1(2点
鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にスライド移
動可能に支持されている。スライドフレームF1にはベ
ルトモジュールBMのベルトフレームF2がヒンジ軸F2
a周りに上下に回動可能に支持されている。前記ベルト
モジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、ベルト駆
動ロールRd、テンションロールRt、ウォーキングロー
ルRw、アイドラロール(フリーロール)Rfおよびバッ
クアップロールT2aを含む複数のベルト支持ロール(R
d,Rt,Rw,Rf,T2a)と、1次転写ロール(転写
器)T1と、それらを支持する前記ベルトフレームF2と
を有している。そして、前記中間転写ベルトBは前記ベ
ルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)により回
転移動可能に支持されている。
【0040】フルカラー画像を形成する場合、潜像書込
位置Q1において第1色目の静電潜像が形成され、現像
領域Q2において1色目のトナー像Tnが形成される。こ
のトナー像Tnは、1次転写領域Q3を通過する際に、1
次転写ロールT1によって中間転写ベルトB上に静電的
に1次転写される。その後同様にして、第1色目のトナ
ー像Tnを担持した中間転写ベルトB上に、第2色目、
第3色目、第4色目のトナー像Tnが順次重ねて1次転
写され、最終的にフルカラーの多重トナー像が中間転写
ベルトB上に形成される。単色のモノカラー画像を形成
する場合には1個の現像器のみを使用し、単色トナー像
が中間転写ベルトB上に1次転写される。なお、前記1
次転写ロールT1(後で詳述)には、現像装置Gでのト
ナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が電源回路Eか
ら供給され、前記電源回路EはコントローラCにより制
御される。1次転写後、感光体PR表面は、残留トナー
が像担持体クリーナCLpによりクリーニングされ、除
電ランプJLにより除電される。
【0041】前記バックアップロールT2aの下方には、
左右一対のスライドレールSR,SRにより前後(紙面に
垂直な方向)にスライド移動可能な2次転写スライドフ
レームFsが、画像形成装置本体に対して着脱可能に支
持されている。前記2次転写スライドフレームFsには
2次転写ユニットUtの2次転写昇降フレームFtがヒン
ジ軸Fta周りに上下に回動可能に支持されている。前記
2次転写ユニットUtは、2次転写ロールT2bと、2次
転写ロールクリーナCLtと、ロール支持レバーLrと、
転写後シートガイドSG2と、シート搬送ベルトBH
と、それらを支持する前記2次転写昇降フレームFt
と、を有している。
【0042】前記ロール支持レバーLrは、前記2次転
写ロールT2bを支持する回動可能なレバーである。前記
2次転写ユニットUtが上昇した使用位置に移動した状
態において、前記ロール支持レバーLrは、図示しない
モータにより回動され、前記2次転写ロールT2bを、前
記中間転写ベルトBに接触する2次転写位置および中間
転写ベルトから離れた待機位置の間で移動させる。前記
転写後シートガイドSG2は、前記2次転写ロールT2b
および前記中間転写ベルトBの接触領域である2次転写
領域Q4を通過した記録シートを下流側のシート搬送ベ
ルトBHにガイドする。
【0043】前記バックアップロールT2aにはコンタク
トロールT2cが当接しており、前記ロールT2a〜T2cに
より2次転写器T2が構成されている。なお、前記コン
タクトロールT2には、現像装置Gでのトナーの帯電極
性と同極性の2次転写電圧が電源回路Eから供給され、
前記電源回路EはコントローラCにより制御される。
【0044】給紙トレイTR1に収容された記録シート
Sは、所定のタイミングでピックアップロールRpによ
り取り出され、さばきロールRsで1枚づつ分離され
て、レジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに
搬送された記録シートSは、前記1次転写された多重ト
ナー像または単色トナー像が2次転写領域Q4に移動す
るのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドSG
1から2次転写領域Q4に搬送される。前記2次転写領域
Q4において前記2次転写器T2は、中間転写ベルトB上
のトナー像を記録シートSに静電的に2次転写する。2
次転写後の中間転写ベルトBはベルトクリーナCLbに
より残留トナーが除去される。また、前記2次転写ロー
ルT2bは2次転写ロールクリーナCLtにより表面付着
トナーが回収される。
【0045】なお、前記2次転写ロールT2bおよびベル
トクリーナCLbは、中間転写ベルトBと離接(離隔お
よび接触)自在に配設されており、カラー画像が形成さ
れる場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベルト
Bに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔し
ている。なお、前記2次転写ロールクリーナCLtは、
前記2次転写ロールT2bと連動して離接移動を行う。ト
ナー像が2次転写された前記記録シートSは、転写後シ
ートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより定着領域
Q5に搬送され、定着領域Q5を通過する際に加熱ロール
Fhおよび加圧ロールFpにより構成される一対の定着ロ
ールを有する定着装置Fにより加熱定着される。トナー
像が定着された記録シートSは、記録シート排出トレイ
TR2に排出される。前記符号Rp,Rs,Rr,SG1,
SG2,BHで示された要素によりシート搬送装置SHが
構成されている。
【0046】(帯電ロールCR)図3は帯電ロールの断
面図である。前記帯電ロールCRは導電性の芯材20と
この芯材に被覆された導電性ゴム層21と最表層の保護
層22で構成されている。帯電ロールCRには交流電圧
に負極性の直流電圧を重畳した電圧が電源回路Eから印
加されており、前記電源回路EはコントローラCにより
制御される。交流成分は定電流、直流成分は定電圧で制
御されており感光体を−650Vに均一に帯電させる。
【0047】(除電ランプJL)感光体を除電する除電
ランプJLは感光体の分光感度に対応した波長のLED
を用い感光体を残留電位まで除電できる光を感光体に照
射している。除電ランプJLのON/OFF制御はシー
ケンサーを用い任意のタイミングで制御可能となってい
る。
【0048】(実施例1の制御部の説明)図4は本発明
の画像形成装置の実施例1の制御部分のブロック線図で
ある。図5は本発明の画像形成装置の実施例1の制御部
分のブロック線図であり、前記図4の続きのの部分を示
す図ある。図4において、前記コントローラCは、外部
との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行
うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行
うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM
(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記
憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記
ROMに記憶されたプログラムに応じた処理を行うCP
U(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を
有するコンピュータにより構成されており、前記ROM
に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機
能を実現することができる。
【0049】(前記コントローラCに接続された信号入
力要素)前記コントローラCは、UI(ユーザインタフ
ェース)、用紙センサSN1、排紙センサSN2、湿度セン
サSN3、温度センサSN4、その他の信号入力要素からの
信号が入力されている。前記UIは、表示器UIa、コ
ピースタートキーUIb,コピー枚数入力キーUIc、テ
ンキーUId、カラーモード設定キーUIe等を有してい
る。前記表示部UIaには画像形成装置Uの現在の設定
状態に関する情報の表示等が行われるようになってい
る。
【0050】(前記コントローラCに接続された制御要
素)また、コントローラCは、IPS(イメージプロセ
ッシングシステム)、LD(レーザ駆動回路)、メイン
モータ駆動回路DM1、現像ロール駆動回路DM2、電源
回路E、その他の制御要素に接続されており、それらの
作動制御信号を出力している。前記電源回路Eは現像バ
イアス電源E1、帯電器用電源E2、1次転写用電源E
3、2次転写用電源E4、感光体除電ランプ用電源E5等
を有している。前記メインモータ駆動回路DM1はメイ
ンモータM1を介して感光体PRおよび中間転写ベルト
Bを回転駆動する。現像ロール駆動回路DM2は現像ロ
ール駆動モータM2を介して現像器Dの現像ロールGR
を回転駆動する。前記現像ロール駆動回路DM2および
現像ロール駆動モータM2により現像ロール回転駆動装
置(DM2+M2)が構成される。
【0051】前記現像バイアス電源E1は現像器Dの現
像ロールGRに現像バイアス電圧を印加する。前記帯電
器用電源E2は帯電ロールCR(チャージロール)に帯
電電圧を印加する。前記1次転写用電源E3は1次転写
器T1に1次転写電圧を印加する。前記2次転写用電源
E4は2次転写器T2に2次転写電圧を印加する。前記感
光体除電ランプ用電源E5は前記除電ランプ(感光体除
電器)JLに除電電力を印加する。
【0052】(前記コントローラCの機能)前記コント
ローラCは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた
処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する
機能を有している。すなわち、コントローラCは次の機
能を有している。 FL:カラーモード設定判定フラグ カラーモード設定判定フラグFLは初期値は「0」であ
り、前記構成を備えたUIのカラーモード設定キーUI
eがオンされた時に「1」となる。また、カラーモード
設定判定フラグFLは画像形成動作の終了時に「0」と
なる。
【0053】C1:塗潰し画像判別手段 塗潰し画像判別手段C1は、図1に示す前記IPS(イ
メージプロセッシングシステム)の前記画像メモリ
(Y,M,C,Kの各色の画像データ毎に一時的に記憶
する画像メモリ)13に記憶された画像データに基づい
て、各色毎に塗潰し画像の有無を判別する。前記構成を
備えた塗潰し画像の有無の判別は、例えば、次の処理
(1),(2)を実行することにより判別することがで
きる。 (1)前記構成を備えた画像メモリに記憶された画像デ
ータの中に、記録シートの横方向に1キャラクタの横幅
(1文字分の横幅)以上連続している線画像が有るか否
かを検出する。 (2)前記線画像が有りの場合に、前記線画像が縦方向
に1キャラクタの縦方向長さ(1文字分の縦方向長さ)
分以上、連続して塗りつぶされているか否かを検出(判
別)する。 前記(2)でイエスの場合に塗潰し画像有りと判別す
る。
【0054】C2:温湿度判別手段 温湿度判別手段C2は、前記温度センサSN3、湿度セン
サSN4の検出信号に応じて検出された温度、湿度が所
定の閾値以上の場合に高温高湿環境と判別し、所定の閾
値未満の場合に非高温高湿環境と判別する。
【0055】C3:帯電器制御手段 帯電器制御手段C3は、予備サイクル帯電器制御手段C3
a、後サイクル帯電器制御手段C3b、除電対応帯電器D
C電圧制御手段C3cを有している。 C3a:予備サイクル帯電器制御手段 予備サイクル帯電器制御手段C3aは、画像形成動作(画
像形成サイクル)の開始に先立って前記接触型帯電器を
所定の予備帯電期間作動させる。 C3b:後サイクル帯電器制御手段 後サイクル帯電器制御手段C3bは、画像形成動作の最後
の現像バイアス印加終了時から一定期間経過するまでの
後サイクル期間中に、所定の後サイクル帯電期間、前記
接触型帯電器を作動させる。
【0056】C3c:除電対応帯電器DC電圧制御手段 除電対応帯電器DC電圧制御手段C3cは、除電対応帯電
器DC電圧制御手段は、画像形成サイクルでの除電ラン
プのオン・オフ制御に対応して接触型帯電器に印加する
DC電圧をあらかじめ設定された値に制御する。前記D
C電圧の設定値は実験により適切な値を設定することが
可能である。
【0057】C4:潜像書込制御手段 潜像書込制御手段C4は、潜像書込禁止フラグC4Fを有
しており、潜像書込禁止フラグC4Fの値は、初期値が
「0」であり、C4F=「0」の場合は潜像書込が禁止さ
れ、C4F=「1」の場合に潜像書込が行われる。潜像書
込制御手段C4はC4F=「1」の時に、レーザ駆動回路
DLにレーザ出力制御信号を出力するとともにIPSを
介してレーザ駆動回路DLにレーザオン・オフ制御信号
を出力する。
【0058】C5:現像バイアス制御信号出力手段 現像バイアス制御信号出力手段C5は、現像バイアス電
源E1に現像バイアス制御信号を出力する。
【0059】C6:除電ランプ制御手段 除電ランプ制御手段C6は、予備サイクル除電ランプ制
御手段C6a、後サイクル除電ランプ制御手段C6b、画像
形成サイクル除電ランプ制御手段C6cを有しており、前
記除電ランプ用電源の動作を制御する。 C6a:予備サイクル除電ランプ制御手段 予備サイクル除電ランプ制御手段C6aは、後サイクル除
電期間記憶メモリC6bmを有し、画像形成動作(画像形
成サイクル)の開始に先立って前記除電ランプを所定の
予備サイクル除電期間作動させる。前記予備サイクル除
電ランプ制御手段は、モノクロモードが選択されたとき
に画像形成動作1サイクル以上の期間(前記予備サイク
ル除電期間)、除電を行う。また、前記予備サイクル除
電ランプ制御手段は、カラーモードが選択されたときに
画像形成動作1サイクル以上の期間(前記予備サイクル
除電期間)、除電を行う。 C6am:予備サイクル除電期間記憶メモリ 予備サイクル除電期間記憶メモリC6amは、予備サイク
ル除電期間を記憶している。
【0060】C6b:後サイクル除電ランプ制御手段 後サイクル除電ランプ制御手段C6bは、後サイクル除電
期間記憶メモリC6bmを有し、画像形成動作の最後の現
像バイアス印加終了時から一定期間経過するまでの後サ
イクル期間中に、所定の後サイクル除電期間、前記除電
ランプを作動させる。 C6bm:後サイクル除電期間記憶メモリ 後サイクル除電期間記憶メモリC6bmは、環境(温湿
度)、画像の塗潰しの有無、作動モード(モノクロまた
はカラー)に応じて異なる期間が設定された後サイクル
除電期間を記憶している。すなわち、前記後サイクル除
電期間は、前記高温高湿環境時と非高温高湿環境時とで
異なる期間が設定され、モノクロモードが選択された時
とカラーモードが選択された時とで異なる期間が設定さ
れ、カラーモードの場合、各色毎の塗潰し画像の有無に
応じて異なる期間が設定されている。
【0061】C6c:画像形成サイクル除電ランプ制御手
段 画像形成サイクル除電ランプ制御手段C6cは、画像形成
サイクル除電期間記憶メモリC6cmを有し、画像形成動
作期間中に、所定の画像形成サイクル除電期間、前記除
電ランプを作動させる。 C6cm:画像形成サイクル除電期間記憶メモリ 画像形成サイクル除電期間記憶メモリC6cmは、環境
(温湿度)、画像の塗潰しの有無、作動モード(モノク
ロまたはカラー)に応じて異なる期間が設定された画像
形成サイクル除電期間を記憶している。すなわち、前記
画像形成サイクル除電期間は、前記高温高湿環境時と非
高温高湿環境(低温低湿環境ともいう)時とで異なる期
間が設定され、モノクロモードが選択された時とカラー
モードが選択された時とで異なる期間が設定され、前記
カラーモードの場合、各色毎の塗潰し画像の有無に応じ
て異なる期間が設定されている。
【0062】(フローチャートの説明)図6は前記実施
例1の画像形成装置の帯電器(帯電ロール)CRおよび
除電ランプJLの制御のフローチャートである。図6の
フローチャートの各ST(ステップ)の処理は、前記コ
ントローラCのROMに記憶されたプログラムに従って
行われる。また、この処理は画像形成装置の他の各種処
理と並行してマルチタスクで実行される。図6に示す帯
電ロールCRおよび除電ランプJLの制御のフローチャ
ートは画像形成装置Uの電源オンにより開始される。図
6のステップS1において、コピースタートキーがオン
したか否か判断する。ノー(N)の場合はST1を繰り
返し実行する。イエス(Y)の場合はST2に移る。S
T2において次の処理を実行する。 (1)帯電ロールCRをオンにする。(例えば、図9参
照) (2)除電ランプJLをオンにする。(例えば、図9参
照) (3)メインモータM1をオンにする。(例えば、図9
参照)
【0063】次にST3において温湿度は高温高湿か否
か判断する。イエス(Y)の場合(高温高湿という条件
1(図6参照)を満たす場合)はST4に移る。ST4に
おいてモノクロ画像の画像形成か否かを判断する。この
判断はカラーモード設定判定フラグFL(図4参照、U
Iのカラーモード設定キーUIeがオンされた時に
「1」となるフラグ)により判断する。イエス(Y)の
場合はST5において図9に示すシーケンス処理を実行
する。図9は環境条件1(高温高湿環境)で且つモノク
ロの画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電ラン
プJLのオンオフ制御のタイムチャートである。図9に
おいて、Tpは感光体PRの回転周期であり、Tbは中間
転写ベルトBの回転周期である。図9から分かるように
中間転写ベルトBの周期は感光体PRの周期の2倍であ
る。すなわち、中間転写ベルトBの周長は感光体PRの
周長の2倍である。
【0064】図9の潜像書込禁止フラグC4Fの値は、初
期値が「0」であり、C4F=「0」の場合は潜像書込が
禁止されている。図9においてメインモータM1、帯電
ロールCRおよび除電ランプJLが同時にオン(前記S
T2参照)してから、中間転写ベルトBが1回転してベ
ルト周期Tbの時間が経過するまでの予備サイクル期間
が設けられている。この予備サイクルにより感光体PR
の電荷トラップ状態が均一に安定した状態になる。前記
予備サイクル期間が終了してから、潜像書込禁止フラグ
C4Fの値が「1」となって、潜像書込の開始が可能とな
り、画像形成サイクルが開始される。画像形成サイクル
中は、前記除電ランプJLはオンのままである。画像形
成サイクル(図9では、モノクロ画像2枚の画像形成動
作)が終了してから、中間転写ベルトBの1周期Tbの
長さの後サイクル期間の間、除電ランプJLが点灯され
る。なお、前記後サイクル期間の前半の期間(感光体P
Rの1周期Tp)が終了したときに帯電ロールCRがオ
フとなる。この後サイクル期間の除電ランプJLの点灯
により感光体PR表面の帯電電荷が除去される。このた
め、後の画像形成サイクルに帯電履歴を残さないように
することができる。
【0065】前記図9のタイムチャートに示す帯電ロー
ルCRおよび除電ランプJLのオンオフ制御を、予備サ
イクル期間、画像形成サイクル期間、および後サイクル
期間に分けて、まとめると次のようになる。 (図9のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ランプ
JLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0066】前記ST4においてノー(N)の場合はS
T6に移る。ST6において、図10のシーケンス処理を
実行する。図10は環境条件1(高温高湿環境)で且つ
フルカラー画像形成の場合、及び、環境条件2(非高温
高湿環境すなわち、低温低湿度環境)で且つKYMC色
の塗潰し画像が有るフルカラー画像形成の場合の、帯電
ロールCRおよび除電ランプJLのオンオフ制御のタイ
ムチャートである。前記図10のタイムチャートに示す
帯電ロールCRおよび除電ランプJLのオンオフ制御
を、予備サイクル期間、画像形成サイクル期間、および
後サイクル期間に分けて、まとめると次のようになる。 (図10のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0067】図6の前記ST3においてノー(N)の場
合はST7に移る。ST7においてモノクロ画像形成か否
か判断する。イエス(Y)の場合はST8に移る。ST8
において、図11のシーケンス処理を実行する。図11
は環境条件2(非高温高湿環境すなわち、低温低湿度環
境)で且つモノクロ画像形成の場合の、帯電ロールCR
および除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャート
である。 (図11のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オフ。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半オン(最終色の現像バイアス終了
時からTp(感光体PR周期)経過した時点でオンし、
後サイクル期間終了時にオフ)。後サイクルの除電はM
OTが止まる前に感光体を除電すれば良いので、帯電器
停止後、P/Rを1回転除電すればよい。
【0068】図6の前記ST7においてノー(N)の場
合はST9に移る。ST9において、非高温高湿環境での
フルカラー処理を実行する。このST9のサブルーチン
は図7、図8に示す。図7は前記図6のST9のサブル
ーチンのフローチャートである。図8は図6のST9の
サブルーチンのフローチャートであり、前記図7の続き
のフローチャートである。図7のST11においてK色は
塗潰し画像を含むか否か(写真画像を含むか否か)判断
する。イエス(Y)の場合はST12に移る。ST12にお
いてY色は塗潰し画像を含むか否か判断する。イエス
(Y)の場合はST13に移る。ST13においてM色は塗
潰し画像を含むか否か判断する。イエス(Y)の場合は
ST14に移る。ST14においてC色は塗潰し画像を含む
か否か判断する。イエス(Y)の場合はST15に移る。
ST15において前記図10のシーケンス処理を実行す
る。このシーケンス処理は前記ST6(図6参照)の処
理と同じ処理である。
【0069】前記ST14においてノー(N)の場合はS
T16に移る。ST16において図12のシーケンス処理を
実行する。図12は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つKYM色の塗潰し画像が有
るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび
除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。 (図12のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:C色の画像形成サイクル時のみオフ。
すなわち、塗潰し画像を含まない画像の画像形成サイク
ルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0070】前記ST13においてノー(N)の場合はS
T17に移る。ST17においてC色は塗潰し画像を含むか
否か判断する。イエス(Y)の場合はST18に移る。S
T18において図13のシーケンス処理を実行する。図1
3は環境条件2(非高温高湿環境すなわち、低温低湿度
環境)で且つKYC色の塗潰し画像が有るフルカラー画
像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電ランプJL
のオンオフ制御のタイムチャートである。 (図13のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:C色の画像形成サイクル時のみオフ。
すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイクルは
除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0071】前記ST17においてノー(N)の場合はS
T19に移る。ST19において図14のシーケンス処理を
実行する。図14は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つKY色の塗潰し画像が有る
フルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除
電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。 (図14のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:M,C色の画像形成サイクル時のみオ
フ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイク
ルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0072】前記ST12においてノー(N)の場合はS
T20に移る。ST20においてM色は塗潰し画像を含むか
否か判断する。イエス(Y)の場合はST21に移る。S
T21においてC色は塗潰し画像を含むか否か判断する。
イエス(Y)の場合はST22に移る。ST22において図
15のシーケンス処理を実行する。図15は環境条件2
(非高温高湿環境すなわち、低温低湿度環境)で且つK
MC色の塗潰し画像が有るフルカラー画像形成の場合
の、帯電ロールCRおよび除電ランプJLのオンオフ制
御のタイムチャートである。 (図15のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y色の画像形成サイクル時のみオフ。
すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイクルは
除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0073】前記ST21においてノー(N)の場合はS
T23に移る。ST23において図16のシーケンス処理を
実行する。図16は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つKM色の塗潰し画像が有る
フルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除
電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。 (図16のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y,C色の画像形成サイクル時のみオ
フ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイク
ルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0074】前記ST20においてノー(N)の場合はS
T24に移る。ST24においてC色は塗潰し画像を含むか
否か判断する。イエス(Y)の場合はST25に移る。S
T25において図17のシーケンス処理を実行する。図1
7は環境条件2(非高温高湿環境すなわち、低温低湿度
環境)で且つKC色の塗潰し画像が有るフルカラー画像
形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電ランプJLの
オンオフ制御のタイムチャートである。 (図17のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y,M色の画像形成サイクル時のみオ
フ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイク
ルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0075】前記ST24においてノー(N)の場合はS
T26に移る。ST26において図18のシーケンス処理を
実行する。図18は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つK色の塗潰し画像が有るフ
ルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電
ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。 (図17のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y,M,C色の画像形成サイクル時の
みオフ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サ
イクルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0076】前記図7のST11においてノー(N)の場
合はST31に移る。ST31においてY色は塗潰し画像を
含むか否か判断する。イエス(Y)の場合はST32に移
る。ST32においてM色は塗潰し画像を含むか否か判断
する。イエス(Y)の場合はST33に移る。ST33にお
いてC色は塗潰し画像を含むか否か判断する。イエス
(Y)の場合はST34に移る。ST34において図19の
シーケンス処理を実行する。図19は環境条件2(非高
温高湿環境すなわち、低温低湿度環境)で且つYMC色
の塗潰し画像が有るフルカラー画像形成の場合の、帯電
ロールCRおよび除電ランプJLのオンオフ制御のタイ
ムチャートである。 (図19のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:K色の画像形成サイクル時のみオフ。
すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイクルは
除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半オン(最終色の現像バイアス終了
時からTp(感光体PR周期)経過した時点でオンし、
後サイクル期間終了時にオフ)。
【0077】前記ST33においてノー(N)の場合はS
T35に移る。ST35において図20のシーケンス処理を
実行する。図20は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つYM色の塗潰し画像が有る
フルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除
電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。 (図20のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:C,K色の画像形成サイクル時のみオ
フ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイク
ルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:全期間オン。
【0078】前記ST32においてノー(N)の場合はS
T36に移る。ST36においてC色は塗潰し画像を含むか
否か判断する。イエス(Y)の場合はST37に移る。S
T37において図21のシーケンス処理を実行する。図2
1は環境条件2(非高温高湿環境すなわち、低温低湿度
環境)で且つYC色の塗潰し画像が有るフルカラー画像
形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電ランプJLの
オンオフ制御のタイムチャートである。 (図21のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:M,K色の画像形成サイクル時のみオ
フ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイク
ルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半のみオン。
【0079】前記ST36においてノー(N)の場合はS
T38に移る。ST38において図22のシーケンス処理を
実行する。図22は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つY色の塗潰し画像が有るフ
ルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電
ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。 (図22のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:M,C,K色の画像形成サイクル時の
みオフ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サ
イクルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半のみオン。
【0080】前記ST31においてノー(N)の場合はS
T39に移る。ST39においてM色は塗潰し画像を含むか
否か判断する。イエス(Y)の場合はST40に移る。S
T40においてC色は塗潰し画像を含むか否か判断する。
イエス(Y)の場合はST41に移る。ST41において図
23のシーケンス処理を実行する。図23は環境条件2
(非高温高湿環境すなわち、低温低湿度環境)で且つM
C色の塗潰し画像が有るフルカラー画像形成の場合の、
帯電ロールCRおよび除電ランプJLのオンオフ制御の
タイムチャートである。 (図23のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y,K色の画像形成サイクル時のみオ
フ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サイク
ルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半のみオン。
【0081】前記ST40においてノー(N)の場合はS
T42に移る。ST42において図24のシーケンス処理を
実行する。図24は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つM色の塗潰し画像が有るフ
ルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電
ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。 (図24のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y,C,K色の画像形成サイクル時の
みオフ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サ
イクルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半のみオン。
【0082】前記ST39においてノー(N)の場合はS
T43に移る。ST43においてC色は塗潰し画像を含むか
否か判断する。イエス(Y)の場合はST44に移る。S
T44において図25のシーケンス処理を実行する。図2
5は環境条件2(非高温高湿環境すなわち、低温低湿度
環境)で且つC色の塗潰し画像が有るフルカラー画像形
成の場合の、帯電ロールCRおよび除電ランプJLのオ
ンオフ制御のタイムチャートである。 (図25のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y,M,K色の画像形成サイクル時の
みオフ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の画像形成サ
イクルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半のみオン。
【0083】前記ST43においてノー(N)の場合はS
T45に移る。ST45において図26のシーケンス処理を
実行する。図26は環境条件2(非高温高湿環境すなわ
ち、低温低湿度環境)で且つ塗潰し画像が無いフルカラ
ー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電ランプ
JLのオンオフ制御のタイムチャートである。 (図26のタイムチャートの帯電ロールCR、除電ラン
プJLの制御) (予備サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:全期間オン。 (画像形成サイクル期間) 帯電ロールCR:全期間オン。 除電ランプJL:Y,M,C,K色の画像形成サイクル
時(全期間)オフ。すなわち、塗潰し画像の無い画像の
画像形成サイクルは除電ランプJLをオフにする。 (後サイクル期間) 帯電ロールCR:前半(感光体PR1周期の間)だけオ
ンで後半はオフ。 除電ランプJL:後半のみオン。
【0084】表1は、前記実施例1の環境(高温高湿度
環境/非高温高湿環境)、動作モード(モノクロモード
/カラーモード)、画像種(塗潰し画像の有無)と、そ
れらに対応する帯電ロールCRおよび除電ランプJLの
タイムチャートの図番との関係を示す表である。
【表1】 表1に示すように、高温高湿環境でのモノクロモード、
カラーモード、および非高温高湿環境でのモノクロモー
ドでは、画像種(塗潰し画像の有無)が異なっても除電
ランプJLの制御を変えていない。しかし、非高温高湿
環境でのフルカラーモードではY,M,C,Kの各色毎
の画像種(塗潰し画像の有無)に応じて、除電ランプJ
Lの制御を変えており、異なるタイムチャートを使用し
ている。なお、高温高湿環境と非高温高湿環境とを判別
する境界は、画像形成装置毎に、実験により定めること
ができる。
【0085】(実施例1の作用)前記構成を備えた本発
明の画像形成装置の実施例1では、前記帯電器制御手段
および除電ランプ制御手段により、画像形成動作である
画像形成サイクルの開始前に設定した予備サイクル期間
中、前記画像形成サイクルの期間中、および画像形成サ
イクルの終了後に設定した後サイクル期間の帯電ロール
CRおよび除電ランプJLの作動を、次の条件に応じて
適切に制御することができる。 (1)画像形成モード(モノクロ画像形成モードまたは
フルカラー画像形成モード)、(2)環境(高温高湿環
境または非高温高湿環境)、(3)塗潰し画像の有無、
したがって、後の画像形成サイクル時に画質に悪影響を
与える帯電履歴が感光体表面に残るのを防止することが
できる。また、除電サイクル数を低減させる事により接
触帯電器の帯電性能の経済的劣化を抑制し長期に渡り良
好な帯電性を維持する事ができる。
【0086】(実施例2)図27は本発明の画像形成装
置の実施例2の帯電器(帯電ロール)CRおよび除電ラ
ンプJLの制御フローの説明図である。なお、この実施
例2の画像形成装置は前記実施例1の図1〜図5で説明
した構成と同様の構成を備えており、前記実施例1の図
6〜図8のフローチャートの代わりに図27のフローチ
ャートの処理を行っている。実施例2の図27に示すS
T51〜ST58の処理は、前記実施例1の図6に示すST
1〜ST8の処理と全く同一である。前記実施例1の図
6に示すST9の処理の代わりに、本実施例2では、図
27のST59〜ST61の処理を実行している。
【0087】図27のST59において、フルカラー画像
の各色Y,M,C,Kのいずれかの画像中に塗潰し画像
が有るか否か判断する。イエス(Y)の場合はST60に
移り、ノー(N)の場合はST61に移る。ST60におい
て前記図10のシーケンス処理(前記実施例1で説明
済)を実行する。ST61において前記図11のシーケン
ス処理(前記実施例1で説明済)を実行する。
【0088】表2は、前記実施例2の環境(高温高湿度
環境/非高温高湿環境)、動作モード(モノクロモード
/カラーモード)、画像種(塗潰し画像の有無)と、そ
れらに対応する帯電ロールCRおよび除電ランプJLの
タイムチャートの図番との関係を示す表である。
【表2】 表2に示すように、高温高湿環境でのモノクロモード、
カラーモード、および非高温高湿環境でのモノクロモー
ドでは、画像種(塗潰し画像の有無)が異なっても除電
ランプJLの制御を変えていない。しかし、非高温高湿
環境でのフルカラーモードではY,M,C,Kの各色の
いずれかの画像に塗潰し画像が有る場合と、塗潰し画像
が全く無い場合とに応じて、除電ランプJLの制御を変
えており、異なるタイムチャートを使用している。
【0089】(実施例2の作用)前記構成を備えた本発
明の画像形成装置の実施例1では、前記帯電器制御手段
および除電ランプ制御手段により、画像形成動作である
画像形成サイクルの開始前に設定した予備サイクル期間
中、前記画像形成サイクルの期間中、および画像形成サ
イクルの終了後に設定した後サイクル期間の帯電ロール
CRおよび除電ランプJLの作動を、次の条件に応じて
適切に制御することができる。 (1)画像形成モード(モノクロ画像形成モードまたは
フルカラー画像形成モード)、(2)環境(高温高湿環
境または非高温高湿環境)、(3)Y,M,C,Kのい
ずれかの画像に塗潰し画像が有るかまたは塗潰し画像が
全く無いか、本実施例2でも、後の画像形成サイクル時
に画質に悪影響を与える帯電履歴が感光体表面に残るの
を防止することができ、かつ、除電サイクル数を低減さ
せる事により接触帯電器の帯電性能の経済的劣化を抑制
し長期に渡り良好な帯電性を維持する事ができる。
【0090】(実施例3)図28は本発明の画像形成装
置の実施例3の帯電器(帯電ロール)CRおよび除電ラ
ンプJLの制御フローの説明図である。なお、この実施
例3の画像形成装置は前記実施例1の図4に示す塗潰し
画像判別手段C1を有していないが、その他の点では前
記実施例1の図1〜図5で説明した構成と同様の構成を
備えており、前記実施例1の図6〜図8のフローチャー
トの代わりに図28のフローチャートの処理を行ってい
る。実施例3の図28に示すST71〜ST78の処理は、
前記実施例1の図6に示すST1〜ST8の処理と全く
同一である。前記実施例1の図6に示すST9の処理の
代わりに、本実施例3では、図28のST79の処理を実
行している。図28のST79において、前記図17のシ
ーケンス処理(前記実施例1で説明済)を実行する。
【0091】表3は、前記実施例3の環境(高温高湿度
環境/非高温高湿環境)、動作モード(モノクロモード
/カラーモード)と、それらに対応する帯電ロールCR
および除電ランプJLのタイムチャートの図番との関係
を示す表である。
【表3】 表3に示すように、実施例3では、画像種(塗潰し画像
の有無)に対応した除電ランプJLの制御は行っていな
い。表3では、高温高湿環境でのモノクロモード、カラ
ーモード、および非高温高湿環境でのモノクロモードお
よびカラーモードにそれぞれ対応して異なるタイムチャ
ートを使用している。
【0092】(実施例3の作用)前記構成を備えた本発
明の画像形成装置の実施例1では、前記帯電器制御手段
および除電ランプ制御手段により、画像形成動作である
画像形成サイクルの開始前に設定した予備サイクル期間
中、前記画像形成サイクルの期間中、および画像形成サ
イクルの終了後に設定した後サイクル期間の帯電ロール
CRおよび除電ランプJLの作動を、次の条件に応じて
適切に制御することができる。 (1)画像形成モード(モノクロ画像形成モードまたは
フルカラー画像形成モード)、(2)環境(高温高湿環
境または非高温高湿環境)、本実施例3でも、後の画像
形成サイクル時に画質に悪影響を与える帯電履歴が感光
体表面に残るのを防止することができ、かつ、除電サイ
クル数を低減させる事により接触帯電器の帯電性能の経
済的劣化を抑制し長期に渡り良好な帯電性を維持する事
ができる。
【0093】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)画像形成サイクルでの除電ランプJLのオン・
オフ制御に応じて、帯電ロールに印可するDC電圧値を
適切な値に制御することが可能である。。 (H02)前記構成を備えた塗潰し画像判別手段C1は、
画像メモリに記憶された画像密度が所定の閾値(例え
ば、20%)以上の場合に塗潰し画像有りと判別し、前
記構成を備えた所定の閾値以下の場合に塗潰し画像無し
と判別するように構成することが可能である。 (H03)モノクロ画像形成時の帯電ロールCRおよび除
電ランプJLの制御方法はY,M,C,のモノカラー画
像を形成する場合にも適用することができる。
【0094】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果(E01),(E02)を奏することができる。 (E01)接触型帯電器と感光体除電ランプを用いた画像
形成装置において、転写プロセスでの感光体帯電電位の
履歴の発生を防止し、前記履歴が次サイクルで残像とし
て残って画質欠陥を生じるのを防止することができる。 (E02)接触型帯電器と感光体除電ランプを用いた画像
形成装置において、感光体除電による帯電領域突入時の
感光体電位低下により生じる接触帯電器帯電性能の経時
的劣化を防止し、長期に渡り良好な帯電性を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の画像形成装置の実施例1の全
体説明図である。
【図2】 図2は前記図1の要部拡大説明図である。
【図3】 図3は同実施例1で使用する帯電ロールの説
明図である。
【図4】 図4は本発明の画像形成装置の実施例1の制
御部分のブロック線図である。
【図5】 図5は本発明の画像形成装置の実施例1の制
御部分のブロック線図であり、前記図4の続きのの部分
を示す図ある。
【図6】 図6は前記実施例1の画像形成装置の帯電器
(帯電ロール)CRおよび除電ランプJLの制御のフロ
ーチャートである。
【図7】 図7は前記図6のST9のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図8】 図8は図6のST9のサブルーチンのフロー
チャートであり、前記図7の続きのフローチャートであ
る。
【図9】 図9は環境条件1(高温高湿環境)で且つモ
ノクロの画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電
ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。
【図10】 図10は環境条件1(高温高湿環境)で且
つフルカラー画像形成の場合、及び、環境条件2(非高
温高湿環境すなわち、低温低湿度環境)で且つKYMC
色の塗潰し画像が有るフルカラー画像形成の場合の、帯
電ロールCRおよび除電ランプJLのオンオフ制御のタ
イムチャートである。
【図11】 図11は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つモノクロ画像形成の場合
の、帯電ロールCRおよび除電ランプJLのオンオフ制
御のタイムチャートである。
【図12】 図12は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つKYM色の塗潰し画像が
有るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよ
び除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図13】 図13は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つKYC色の塗潰し画像が
有るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよ
び除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図14】 図14は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つKY色の塗潰し画像が有
るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび
除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図15】 図15は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つKMC色の塗潰し画像が
有るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよ
び除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図16】 図16は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つKM色の塗潰し画像が有
るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび
除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図17】 図17は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つKC色の塗潰し画像が有
るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび
除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図18】 図18は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つK色の塗潰し画像が有る
フルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除
電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。
【図19】 図19は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つYMC色の塗潰し画像が
有るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよ
び除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図20】 図20は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つYM色の塗潰し画像が有
るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび
除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図21】 図21は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つYC色の塗潰し画像が有
るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび
除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図22】 図22は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つY色の塗潰し画像が有る
フルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除
電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。
【図23】 図23は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つMC色の塗潰し画像が有
るフルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび
除電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートであ
る。
【図24】 図24は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つM色の塗潰し画像が有る
フルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除
電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。
【図25】 図25は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つC色の塗潰し画像が有る
フルカラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除
電ランプJLのオンオフ制御のタイムチャートである。
【図26】 図26は環境条件2(非高温高湿環境すな
わち、低温低湿度環境)で且つ塗潰し画像が無いフルカ
ラー画像形成の場合の、帯電ロールCRおよび除電ラン
プJLのオンオフ制御のタイムチャートである。
【図27】 図27は本発明の画像形成装置の実施例2
の帯電器(帯電ロール)CRおよび除電ランプJLの制
御フローの説明図である。
【図28】 図28は本発明の画像形成装置の実施例3
の帯電器(帯電ロール)CRおよび除電ランプJLの制
御フローの説明図である。
【符号の説明】
B…転写材、C1…塗潰し画像判別手段、C2…温湿度判
別手段、C3…帯電器制御手段、C3a…予備サイクル帯
電器制御手段、C6…除電ランプ制御手段、C6a…予備
サイクル除電ランプ制御手段、C6c…画像形成サイクル
除電ランプ制御手段、CR…接触型帯電器、E2…帯電
器用電源回路、E5…除電ランプ用電源、G…現像装
置、GR…現像ロール、GY,GM,GC,GK…現像器、
JL…除電ランプ、L…光ビーム(レーザビーム)、P
R…感光体、Q0…帯電領域、Q1…潜像形成位置、Q2
…現像領域、Q3…1次転写領域、Qj…除電領域、RO
S…静電潜像形成装置、T1…転写器、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H003 BB11 BB14 CC05 DD11 2H030 AD02 AD06 2H032 AA05 AA15 BA02 BA07 2H035 AA08 AB02 AC03 AC04 AC07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件(A01)〜(A012)を備え
    たことを特徴とする画像形成装置、(A01)回転移動す
    る表面が除電ランプに対向する除電領域、接触型帯電器
    に対向する帯電領域、静電潜像形成装置が出射する光ビ
    ームが照射される潜像形成位置、現像ロールに対向する
    現像領域、および1次転写領域を順次通過する感光体、
    (A02)前記帯電領域を通過する前記感光体表面に接触
    して前記感光体表面を帯電する接触型帯電器および前記
    接触型帯電器を駆動する帯電器用電源回路、(A03)前
    記潜像形成位置を通過する前記帯電された感光体表面に
    静電潜像を形成する静電潜像形成装置、(A04)前記現
    像領域に順次移動するそれぞれ異なる色のトナー像形成
    用の複数の現像器を有し、前記現像領域に移動した現像
    器により前記現像領域を通過する感光体表面の静電潜像
    をトナー像に現像する現像装置、(A05)転写領域を通
    過する感光体表面のトナー像を転写材に転写する転写
    器、(A06)前記帯電器用電源回路の動作を制御する帯
    電器制御手段、(A07)画像形成動作である画像形成サ
    イクルの開始前に設定した予備サイクル期間中、前記接
    触型帯電器を作動させる予備サイクル帯電器制御手段を
    有する前記帯電器制御手段、(A08)前記除電領域を通
    過する前記感光体表面に除電用光を照射する除電ランプ
    および前記除電ランプを駆動する除電ランプ用電源、
    (A09)前記除電ランプ用電源の動作を制御する除電ラ
    ンプ制御手段、(A010)前記予備サイクル期間中、除
    電ランプを作動を作動させる予備サイクル除電ランプ制
    御手段を有する前記除電ランプ制御手段。(A011)前
    記画像形成サイクル前に感光体1回転以上の帯電/除電
    履歴を得られる長さに設定された前記予備サイクル期
    間。(A012)前記画像形成動作を実行する期間である
    画像形成サイクル期間中に前記画像形成1サイクル毎に
    設定された所定の画像形成サイクル除電期間だけ前記除
    電ランプを作動させる画像形成サイクル除電ランプ制御
    手段を有する前記除電ランプ制御手段。
  2. 【請求項2】 下記の要件(A013)を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置、(A013)単色
    画像形成時の前記画像形成サイクル期間の全期間が前記
    画像形成サイクル除電期間に設定され、その期間中、前
    記除電ランプをオフにする前記画像形成サイクル除電ラ
    ンプ制御手段。
  3. 【請求項3】 下記の要件(A014),(A015)を備え
    たことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
    置、(A014)フルカラー画像形成時に各色成分の画像
    毎に塗潰し画像が有るか否かを判別する塗潰し画像判別
    手段、(A015)前記各色毎の塗潰し画像の有無に応じ
    て異なる期間が設定された前記画像形成サイクル除電期
    間。
  4. 【請求項4】 下記の要件(A016)を備えたことを特
    徴とする請求項3記載の画像形成装置、(A016)塗潰
    し画像を含む色の画像形成サイクル時には除電ランプを
    オンにし、塗潰し画像を含まない色の画像形成サイクル
    時には除電ランプをオフにする前記画像形成サイクル除
    電ランプ制御手段。
  5. 【請求項5】 下記の要件(A017),(A018)を備え
    たことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の
    画像形成装置、(A017)画像形成装置の周囲の温湿度
    環境を検知する手段及び検知した温湿度があらかじめ設
    定された温湿度条件か判別する温湿度判別手段。(A01
    8)前記検知した温湿度条件に応じて異なる期間が設定
    された前記画像形成サイクル除電期間。
  6. 【請求項6】 下記の要件(A019)〜(A021)を備え
    たことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の
    画像形成装置、(A019)前記画像形成動作である画像
    形成サイクルの終了後に設定した後サイクル期間の前記
    接触型帯電器の作動を制御する後サイクル帯電器制御手
    段を有する前記帯電器制御手段、(A020)前記後サイ
    クル期間の前記除電ランプの作動を制御する後サイクル
    除電ランプ制御手段を有する前記除電ランプ制御手段。
    (A021)前記感光体の回転の1サイクル以上の長さに
    設定された前記後サイクル期間。
  7. 【請求項7】 下記の要件(A022)を備えたことを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれか記載の画像形成装
    置、(A022)画像形成サイクルでの除電ランプのオン
    ・オフ制御に伴い接触型帯電器に印加するDC電圧値を
    制御する除電対応帯電器DC電圧制御手段を有する前記
    帯電器制御手段。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008906A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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JP2009175462A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013092576A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および帯電装置
JP2015114552A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 富士ゼロックス株式会社 潜像形成装置および画像形成装置

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