JP2006113614A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006113614A JP2006014483A JP2006014483A JP2006113614A JP 2006113614 A JP2006113614 A JP 2006113614A JP 2006014483 A JP2006014483 A JP 2006014483A JP 2006014483 A JP2006014483 A JP 2006014483A JP 2006113614 A JP2006113614 A JP 2006113614A
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Abstract

【課題】画像形成装置の緊急停止時に、感光体に本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることを可能として、良好な画質を維持できるようにすること。
【解決手段】ジャム発生時に帯電器CSCをオフにするジャム発生時帯電器制御手段と、用紙転写器TPをオフにするジャム発生時転写器制御手段と、前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電されるまでの期間、前記感光体駆動モータを回転させてから停止させるジャム発生時感光体回転制御手段と、前記感光体PRの停止以後に現像バイアスを停止するジャム発生時現像バイアス制御手段と、前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電された後、剥離除電器DTCをオフにするジャム発生時剥離除電器制御手段とを有する画像形成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転移動する感光体表面に静電潜像を形成し、前記静電潜像をトナー像に現像し、現像されたトナー像を用紙に転写して画像形成を行う電子写真複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に、ジャム発生時に緊急停止した場合、緊急停止前に帯電された感光体表面に帯電履歴が残らないようにして、帯電履歴による画質低下を防止できるように構成した画像形成装置に関する。
本明細書において、前記「トナー像担持体」は次の意味を含む。
トナー像担持体:
(1)一様に帯電された感光体表面に形成された静電潜像がトナー像に現像される前記感光体であって、表面にトナー像を担持する前記感光体。
(2)前記感光体表面からトナー像が一時転写された中間転写体(中間転写ベルト、中間転写ドラム)であって、表面にトナー像を担持する前記中間転写体。
本明細書において、前記「用紙」は次の意味を含む。
(3)記録シート、OHP用紙等の最終的にトナー像が転写される用紙、
(4)感光体表面に現像されたトナー像が転写される中間転写体(中間転写ベルト、中間転写ドラム)、
前記記載から分かるように、「中間転写体」は、感光体表面に現像されたトナー像が1次的に転写される場合には「用紙」であり、中間転写体表面の1次転写トナー像を最終用紙(用紙等)に2次転写する場合には「トナー像担持体」である。
本明細書において「ジャム」は、画像形成装置が画像形成動作を開始してから画像形成動作を終了するまでの間で、用紙が用紙搬送路またはトレイ中に残り、正常に搬送されていない状態を画像形成動作を装置が検知し、画像形成動作を緊急停止する必要が生じた状態を意味する。
したがって、「ジャム」は用紙詰まりのような「ジャム」以外にも、コピー動作中に画像形成動作のコントロールに異常が生じた時にも、画像形成動作を緊急停止させる必要が生じる状態があり、このような状態も「ジャム」ということにする。(なお、ジャム発生のことを異常発生ともいう。)
従来、前記感光体表面の静電潜像をトナー像に現像し、前記トナー像を用紙に転写する画像形成装置として、次の画像形成装置が知られている。
(1)感光体表面のトナー像を、用紙等の最終用紙に直接転写する画像形成装置。
(2)感光体表面のトナー像を、一旦中間転写体に転写し、前記中間転写体から用紙等の最終用紙に間接的に転写する画像形成装置。
前記感光体表面のトナー像を最終用紙に直接転写する画像形成装置としては、例えば次の構成要件を備えた画像形成装置が知られている。
(1)回転移動する表面が帯電器に対向する帯電領域、画像に応じた光が照射される潜像書込位置、現像ロールに対向する現像領域、用紙転写領域(用紙に転写する領域)、および剥離除電領域(用紙を剥離する領域)を順次通過する感光体、
(2)前記回転移動する感光体表面が前記帯電領域を通過する際に前記感光体表面を帯電する帯電器、
(3)前記帯電された表面が潜像書込位置を通過する際に静電潜像を形成する潜像形成装置、
(4)前記感光体表面の静電潜像が前記現像領域を通過する際にトナー像に現像する現像装置、
(5)前記感光体表面のトナー像が前記用紙転写領域を通過する際に前記トナー像を用紙に転写する用紙転写器、
(6)前記感光体表面の移動方向に沿って前記用紙転写領域の下流側に隣接する前記剥離除電領域に配置され、前記用紙転写領域を通過した用紙を除電して前記感光体表面から剥離させる剥離除電器、
(7)互いに圧接する領域により定着領域を形成する一対の定着用回転部材を有し、前記定着領域を通過する用紙上のトナー像を加熱定着する定着装置、
(8)前記トナー像が定着された用紙を収容する排紙トレイ、
(9)OHP用紙および通常紙等の用紙をそれぞれ収容する複数の用紙トレイを有し、前記各用紙を前記用紙転写領域、定着領域、および排紙トレイに順次搬送する用紙搬送装置。
前記画像形成装置において画像形成動作中は、感光体駆動モータ、用紙搬送ロール駆動モータ等の各種モータや帯電器用電源、転写器用電源、現像バイアス電源等の各種電源がオンになっている。その状態でジャム(紙詰まり)が生じた場合には、各種モータや電源回路を非常停止させている。
前記ジャムが発生した場合、転写領域に搬送されているべき用紙が転写領域に搬送されていないのに、転写電圧がオンとなっている場合が生じる。
前記ジャムで非常停止した画像形成装置が、−(マイナス)に帯電される感光体、帯電極性が−(マイナス)のトナーを使用し、転写器に+(プラス)の帯電器を使用している場合、前記緊急停止時に感光体表面が前記転写器により、通常の−(マイナス)帯電とは逆極性の+(プラス)に帯電した状態で停止することがある。
前記感光体表面の+(プラス)の電荷は、光消去手段を介しても消えないので、次の帯電工程に入ったときに、所望の帯電電位にならないので、カブリや黒筋等の画質欠陥が発生し易いという問題点がある。
この問題点は、前記ジャムで非常停止した画像形成装置が、+(プラス)に帯電される感光体、帯電極性が+(プラス)のトナーを使用し、転写器に−(マイナス)の帯電器を使用している場合も、同様に生じる。
従来、画像形成装置の非常停止時の停止タイミングに関する技術は、特許文献1(特開平4−67153号公報)、特許文献2(特開平4−67159号公報)、特許文献3(特開平4−67160号公報)等に記載されているが、転写器により感光体が逆極性に帯電している場合の問題点については考慮されていない。
一般的には、緊急停止後、再スタートしたときに、正常な状態に復帰させるための動作(リカバリージョブ)を実行するが、前記リカバリージョブは、感光体表面の帯電電荷を除去するというよりも、トナー汚れをクリーニングするためのジョブである。
特許文献4(特開平6−318027号公報)記載の従来技術も、非常停止時は感光体や、転写器の駆動を同時に停止しているので、転写器の電源の立ち下がり時間や感光体の駆動装置の慣性力によって、感光体上に転写手段による逆帯電電荷が残ってしまうという問題点がある。このため、次の帯電過程では、前記転写器によって逆極性(プラス)に帯電した領域は本来の帯電量にいたらないため、潜像や現像像に影響が現れ、カブリ等の画質低下が発生することがある。
たとえば、非常停止後、逆極性に帯電した領域が+200Vに帯電してしまうと、次に帯電器で帯電するときに前記逆極性の帯電領域は所望値−700Vに対して−650Vまでしか帯電できないという事態が発生する。この部分は反転現像(背景部ではなく画像部に光を照射して、前記光照射部をトナー像に現像する方法による現像)されたとき、トナーが付着し易くカブリの原因になる。
特開平4−67153号公報 特開平4−67159号公報 特開平4−67160号公報 特開平6−318027号公報
本発明は前述の研究、検討結果に鑑み、下記(O01)の記載内容を課題とする。
(O01)画像形成装置の緊急停止時に、感光体に本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることを可能として、良好な画質を維持できるようにすること。
次に、前記課題を解決するために案出した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。
なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(本発明)
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、下記の構成要件(A01)〜(A010)を備えたことを特徴とする。
(A01)回転移動する表面を有する感光体(PR)、
(A02)前記感光体(PR)を回転駆動する感光体回転駆動装置(M1+DM1)、
(A03)前記感光体(PR)表面を帯電させる帯電装置(CSC+E2)、
(A04)帯電した前記感光(PR)体表面に静電潜像を形成する潜像書込装置(ROS)、
(A05)前記感光体(PR)表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置(D+DM2+M2+E1)、
(A06)前記用紙(S)の感光体(PR)側とは反対側の面をトナーの帯電極性と逆極性に帯電させて前記トナー像を用紙(S)に転写する転写装置、
(A07)前記トナー像転写後の前記用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の面を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる剥離除電装置(E4+DTC)、
(A08)画像形成動作の異常が発生した場合に前記転写装置(E3+TP)による転写動作を停止する異常発生時転写器制御手段(C5a)、
(A09)前記転写動作が停止してから所定時間経過後に前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段(C6a)、
(A010)画像形成動作の異常が発生した場合に前記感光体(PR)の回転駆動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段(C1a)。
(本発明の作用)
前記構成を備えた本発明の画像形成装置では、感光体回転駆動装置(M1+DM1)は、感光体(PR)を回転駆動する。前記感光体(PR)の表面は回転移動する。帯電装置(CSC+E2)は、前記回転移動する感光体(PR)表面を帯電させる。潜像書込装置(ROS)は、帯電した前記感光体(PR)表面に静電潜像を形成する。現像装置(D+DM2+M2+E1)は、前記感光体(PR)表面の静電潜像をトナー像に現像する。
用紙転写装置(E3+TP)は、前記用紙転写領域(QP)において前記用紙(S)の感光体(PR)側と反対側の面をトナーの帯電極性と逆極性に帯電させて前記トナー像を用紙(S)に転写する。剥離除電装置(E4+DTC)は、前記トナー像転写後の用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の位置から前記用紙(S)を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる。
ジャム発生時転写器制御手段(C5a)は、画像形成動作の異常が発生した場合に前記用紙転写装置(E3+TP)による転写動作を停止する。ジャム発生時剥離除電器制御手段(C6a)は、前記転写動作が停止してから所定時間(ta)経過後に前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる。
ジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)は、画像形成動作の異常が発生した場合に上記感光体(PR)の回転駆動を停止させる。
(本発明の形態1)
本発明の形態1の画像形成装置は、本発明において下記の構成要件(A011)を備えたことを特徴とする。
(A011)前記転写動作停止時刻に前記トナー像を用紙(S)に転写する転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が、前記トナー像転写後の前記用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の面を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した前記用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段(C6a)。
(本発明の形態1の作用)
前記構成を備えた本発明の形態1の画像形成装置では、異常発生時剥離除電器制御手段(C6a)は、前記転写動作停止時刻に前記トナー像を用紙(S)に転写する転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が、前記トナー像転写後の前記用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の面を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した前記用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる
(本発明の形態2)
本発明の形態2の画像形成装置は、本発明または本発明の形態1において下記の構成要件(A012)を備えたことを特徴とする。
(A012)前記転写動作停止時刻に転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)表面の回転移動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段(C1a)。
(本発明の形態2の作用)
前記構成を備えた本発明の形態2の画像形成装置では、異常発生時感光体回転制御手段(C1a)は、前記転写動作停止時刻に転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)表面の回転移動を停止させる。
(本発明の形態3)
本発明の形態3の画像形成装置は、本発明において下記の構成要件(A013)を備えたことを特徴とする。
(A013)前記転写動作を停止した時刻をt1とし、前記転写動作を停止した時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した感光体(PR)および用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過するまでの所要時間をtamsecとし、前記感光体の回転駆動を停止させた時刻をt2とし、前記時刻t2に回転駆動を停止された前記感光体が慣性により回転して回転を停止する時刻t3までの所要時間をtcmsecとした場合に、tc≧taの場合にはt1=t2に設定された前記感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1。
(本発明の形態3の作用)
前記構成を備えた本発明の形態3の画像形成装置では、感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1は、前記時刻t2に回転駆動を停止された前記感光体(PR)が慣性により回転して回転を停止する時刻t3までの所要時間をtcmsecとし、前記転写動作を停止した時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過するまでの所要時間をtamsecとした場合に、tc≧taの場合にはt1=t2に設定される。
前記tc≧taの時には、画像形成動作の異常が発生した場合に転写動作を停止した時刻t1と前記感光体(PR)の回転駆動を停止させる感光体回転駆動停止時刻t2とは同一時刻(t1=t2)となる。この場合、時刻t2(=t1)に駆動を停止された感光体は時刻(t1+tc)まで慣性により回転を続けてから回転を停止する。また、転写動作停止時刻t1(=t2)に用紙転写領域(QP)を通過して帯電した用紙(S)および感光体(PR)は時刻(t1+ta)に前記剥離除電領域(Q4)を通過する際に除電される。
前述のtc≧taの場合において、特にtc=taの場合、前記感光体が慣性により回転した後に停止する時刻(t1+tc)は前記用紙が剥離除電領域(Q4)を通過する時刻(t1+ta)と同時刻となる。すなわち、(t1+tc)=(t1+ta)であるので、異常発生時に、前記用紙転写領域(QP)で帯電した用紙(S)および感光体(PR)の除電が終了する(前記剥離除電領域(Q4)を通過する)と同時に、感光体(PR)が停止する
前述のtc≧taの場合において、特にtc>taの場合、前記感光体が慣性により回転した後に停止する時刻(t1+tc)は前記用紙が剥離除電領域(Q4)を通過する時刻(t1+ta)より遅くなる。すなわち、(t1+tc)>(t1+ta)であるので、異常発生時に、前記用紙転写領域(QP)で帯電した用紙(S)および感光体(PR)の除電が終了してから(前記剥離除電領域(Q4)を通過してから)、感光体(PR)が停止する。
(本発明の形態4)
本発明の形態4の画像形成装置は、本発明において下記の構成要件(A014)〜(A016)を備えたことを特徴とする
(A014)前記転写動作を停止した時刻をt1とし、前記感光体(PR)の回転駆動を停止させた時刻をt2とした場合に,t1=t2に設定された前記転写動作停止時刻t1および感光体回転駆動停止時刻t2、
(A015)前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させるジャム発生時剥離除電器制御手段(C6a)、
(A016)前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)および感光体(PR)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)の回転が停止するように前記感光体(PR)の回転駆動を停止させるジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)。
(本発明の形態4の作用)
前記構成を備えた本発明の形態4の画像形成装置では、ジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)は、画像形成動作の異常が発生した場合に上記感光体(PR)の回転駆動を停止させる。感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1は、t1=t2に設定される。
ジャム発生時剥離除電器制御手段(C6a)は、前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる。
ジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)は、前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)および感光体(PR)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)の回転が停止するように前記感光体(PR)の回転駆動を停止させる。
したがって、感光体(PR)に画像欠陥を生じる有害な帯電電化を残留させることなく、次の画像形成工程に入ることができる。
前述の本発明は、下記の効果(E01)を奏する。
(E01)画像形成装置の緊急停止時に、感光体に本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることを可能として、良好な画質を維持できるようにすることができる。
(実施例)
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の正断面図である。
図1において、画像形成装置Uは、上面にプラテンガラス(透明な原稿台)PGを有する画像形成装置本体としてのデジタル式の複写機U1と、前記プラテンガラスPG上に着脱自在に装着される自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ、ADF)U2を備えている。
前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Gが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Gは順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。
前記複写機U1は、UI(ユーザインタフェース)と、前記プラテンガラスPGの下方に順次配置された画像読取部としてのIIT(イメージインプットターミナル)および画像記録用作動部としてのIOT(イメージアウトプットターミナル)と、前記IITおよびIOT間に設けられたIPS(イメージプロセッシングシステム)とを有している。
複写機本体U1上面の透明なプラテンガラスPGの下方に配置された原稿読取装置としてのIITは、プラテンレジ位置(OPT位置)に配置された露光系レジセンサ(プラテンレジセンサ)Sp、および露光光学系Aを有している。
前記露光光学系Aは、その移動および停止が露光系レジセンサSpの検出信号により制御され、常時はホーム位置に停止している。
前記自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ)U2を使用して複写を行うADFモード場合は、前記露光光学系Aはホーム位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の複写位置を順次通過する各原稿Gを露光する。
原稿Gを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行うプラテンモードの場合、露光光学系Aは移動しながらプラテンガラスPG上の原稿を露光走査する。
露光された前記原稿Gからの反射光は、前記露光光学系Aを通ってCCD(固体撮像素子)上に収束される。前記CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換する。
また、IPSは、前記IITのCCDから入力された読取画像信号をデジタルの画像書込信号に変換してIOTのレーザ駆動信号出力装置DLに出力する。
前記レーザ駆動信号出力装置DLは、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号をROS(光書込走査装置、すなわち、潜像形成装置)に出力する。
前記ROSの下方に配置されたドラム状の感光体(本実施例1のトナー像担持体)PRは、矢印Ya方向に回転する。前記ドラム状感光体PR表面は、帯電領域Q0において帯電器(チャージスコロトロン)CSCにより−(マイナス)700Vに帯電された後、潜像書込位置(Q1)Q1において前記ROS(潜像書込装置)のレーザビームLにより露光走査されて−300Vの静電潜像が形成される。前記ドラム状感光体PRへのレーザビームLによる潜像形成は、用紙センサSN1が用紙先端を検知してから所定の時間経時後に開始される。前記静電潜像が形成されたドラム状感光体PR表面は回転移動して現像領域Q2、用紙転写領域QPを順次通過する。
前記現像領域Q2において前記静電潜像を現像する現像器Dは、−(マイナス)帯電極性のトナーおよびプラス帯電極性のキャリアを含む現像剤を現像ロールDRにより現像領域Q2に搬送し、前記現像領域Q2を通過する静電潜像をトナー像に現像する。前記ドラム状感光体PR表面のトナー像は転写前帯電器PTSC(プリ・トランスファ・スコロトロン)により電位が調整されてから前記転写領域QPを通過する。
前記用紙転写領域QPにおいて前記ドラム状感光体PRに対向する用紙転写器TPは、ドラム状感光体PR表面のトナー像を用紙Sに転写する部材であり、現像器Dで使用される現像用のトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が電源回路Eから供給される。前記電源回路EはコントローラCにより制御される。
給紙トレイTR1〜TR3に収容された用紙S、または両面記録の場合に使用される反転トレイTR0に一時的に収容された用紙Sは、シート供給路SH1により前記用紙転写領域に搬送される。すなわち、前記各トレイTR0〜TR3の用紙Sは、所定のタイミングでピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsで1枚づつ分離されて、複数の搬送ロールRaによりレジロールRrに搬送される。
前記レジロールRrに搬送された用紙Sは、前記ドラム状感光体PR上のトナー像が用紙転写領域QPに移動するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドSG1から用紙転写領域QPに搬送される。
前記ドラム状感光体PR表面に現像されたトナー像Tnは、前記用紙転写領域QPにおいて、トナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が印加される用紙転写器TPにより用紙Sに転写される。転写後、ドラム状感光体PR表面は、感光体クリーナCL1によりクリーニングされて残留トナーが除去され、次に感光体除電器JCにより除電されてから前記帯電器CSCにより再帯電される。
用紙転写領域QPにおいて用紙転写器TPによりトナー像が転写された前記用紙Sは、用紙転写領域QPの下流側の剥離除電領域Q4において剥離除電器DTC(デタックコロトロン)によりドラム状感光体PR表面から剥離され、シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより定着領域QFに搬送される。定着領域QFを通過する用紙Sは、定着装置Fにより加熱定着される。
定着装置Fの下流側に配置された切替ゲートGT1は、前記定着装置Fを通過した用紙Sの搬送方向を用紙排出路SH2または用紙反転路SH3のいずれかの方向に切り替える。前記用紙排出路SH2に搬送された用紙Sは複数の搬送ロールRaにより排紙トレイTRhに排出される。両面複写の場合、1面目のトナー像が転写された用紙Sは、用紙反転路SH3で反転された後、用紙循環路SH4を通って反転トレイTR0に一旦収容されてから、所定のタイミングで取り出されて前記用紙転写領域QPに再送され、2面目にトナー像が転写される。
なお、前記符号SH1〜SH4,Rp,Rs,Rr,Ra,GT1等で示す構成要素から用紙搬送装置SHが構成される。
(実施例1の制御部の説明)
図2は本発明の画像形成装置の実施例1の制御部分のブロック線図である。図3は前記図2のブロック線図の続きの部分を示すブロック線図である。
図2、図3において、前記コントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記ROMに記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有するコンピュータにより構成されており、前記ROMに記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(前記コントローラCに接続された信号入力要素)
前記コントローラCは、UI(ユーザインタフェース)、用紙センサSN1、排紙センサSN2、感光体ジャムセンサ(感光体表面に付着したジャム用紙を検出するセンサ)SN3、その他の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記UIは、表示器UIa、コピースタートキーUIb,コピー枚数入力キーUIc、テンキーUId等を備えている。
(前記コントローラCに接続された制御要素)
また、コントローラCは、IPS、感光体駆動回路DM1、現像ロール駆動回路DM2、電源回路E、その他の制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。前記電源回路Eは現像バイアス電源E1、帯電器用電源E2、転写前帯電器用電源E5、転写用電源E3、剥離除電用電源E4、感光体除電器用電源E6等を有している。
前記感光体駆動回路DM1は感光体駆動モータM1を介して感光体PRを回転駆動する。前記感光体駆動回路DM1および感光体駆動モータM1により感光体駆動装置(DM1+M1)が構成されている。
現像ロール駆動回路DM2は現像ロール駆動モータM2を介して現像器Dの現像ロールDRを回転駆動する。前記現像ロール駆動回路DM2および現像ロール駆動モータM2により現像ロール回転駆動装置(DM2+M2)が構成されている。
前記現像バイアス電源E1は現像器Dの現像ロールDRに現像バイアス電圧を印加する。前述したように、現像器Dは−(マイナス)帯電極性のトナーおよび+(プラス)帯電極性のキャリアを含む現像剤を使用しており、感光体PRは、−700Vに帯電された表面に−300Vの静電潜像が形成されている。このため、現像バイアス電圧は、−500Vの直流現像バイアスDCと、+−(プラスマイナス)1kVの交流現像バイアスACが印加される。
また、現像バイアスは、直流現像バイアスDCのみの印加または直流現像バイアスDC+交流現像バイアスACを重畳した印加のいずれかを選択して行えるように構成されている。
前記現像ロールDRを有する現像器D、現像ロール回転駆動装置(DM2+M2)、および現像バイアス電源E1により現像装置(D+DM2+M2+E1)が構成されている。
前記帯電器用電源E2は帯電器CSC(チャージコロトロン)に帯電電圧を印加する。
前記転写用電源E3は用紙転写器TPに転写電圧を印加する。前記転写用電源E3および用紙転写器TPにより用紙転写装置(E3+TP)が構成されている。
前記剥離除電用電源E4は剥離帯電器DTCに剥離用除電電圧を印加する。前記剥離除電用電源E4および剥離帯電器DTCにより剥離除電装置(E4+DRC)が構成されている。
前記転写前帯電器用電源E5は転写前帯電器PTSC(プリ・トランスファ・スコロトロン)に転写前帯電電圧を印加する。
前記感光体除電器電源E6は前記感光体除電器JCに除電電力を印加する。
(前記コントローラCの機能)
前記コントローラCは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。
すなわち、コントローラCは次の機能を有している。
C1:感光体回転制御信号出力手段
感光体回転制御信号出力手段C1は、ジャム発生時感光体回転制御手段C1a、およびリカバリー時感光体回転制御手段C1bを有しており、感光体駆動回路DM1に感光体回転制御信号を出力する。
C1a:ジャム発生時感光体回転制御手段:
ジャム発生時感光体回転制御手段C1aは、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電されるまでの期間、前記感光体駆動モータM1を回転させてから停止させる。
C1b:リカバリー時感光体回転制御手段
リカバリー時感光体回転制御手段C1bは、前記帯電領域Q0から現像領域Q2までの感光体PR表面の移動時間をto、前記ジャム発生時に帯電器が停止してから感光体PRが停止するまでの時間をta、tb=(to−ta)とした場合、ジャムが解除されたときに、感光体PRを時間tb以上回転させる。
C2:現像ロール回転制御信号出力手段
現像ロール回転制御信号出力手段C2は、ジャム発生時現像ロール回転制御手段C2a、およびリカバリー時現像ロール回転制御手段C2bを有しており、現像ロール駆動回路DM2に現像ロール回転制御信号を出力する。
C2a:ジャム発生時現像ロール回転制御手段:
ジャム発生時現像ロール回転制御手段C2aは、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電されるまでの期間、前記現像ロール駆動モータM2を回転させてから停止させる。
C2b:リカバリー時現像ロール回転制御手段:
リカバリー時現像ロール回転制御手段C2aは、リカバリー時の感光体回転時に現像ロールの回転を停止させる。この場合、現像領域(Q2)に新しい現像剤が搬送されないので、感光体(PR)が回転しても、感光体(PR)表面が現像剤により現像されない。
C3:現像バイアス制御信号出力手段
現像バイアス制御信号出力手段C3は、ジャム発生時現像バイアス制御手段C3a、および、リカバリー時現像バイアス制御手段C3bを有しており、現像バイアス電源E1に現像バイアス制御信号を出力する。
C3a:ジャム発生時現像バイアス制御手段
ジャム発生時現像バイアス制御手段C3aは、ジャム発生時の前記感光体PRの停止以後に現像バイアスを停止する。
C3b:リカバリー時現像バイアス制御手段
リカバリー時現像バイアス制御手段C3bは、リカバリー時の感光体回転時に現像器に直流現像バイアスを印加する。
C4:帯電器制御信号出力手段
帯電器制御信号出力手段C4は、ジャム発生時帯電器制御手段C4aを有しており、帯電器用電源E2に帯電器制御信号を出力する。
C4a:ジャム発生時帯電器制御手段
ジャム発生時帯電器制御手段C4aは、ジャム発生時に帯電器CSCをオフにする。
C5:用紙転写器制御信号出力手段
用紙転写器制御信号出力手段C5は、ジャム発生時転写器制御手段C5aを有しており、転写用電源E3に転写器制御信号を出力する。
C5a:ジャム発生時転写器制御手段
ジャム発生時転写器制御手段C5aは、ジャム発生時に用紙転写器TPをオフにする。
C6:剥離除電器制御信号出力手段
剥離除電器制御信号出力手段C6は、ジャム発生時剥離除電器制御手段C6aを有しており、剥離除電用電源E4に剥離除電器制御信号を出力する。
C6a:ジャム発生時剥離除電器制御手段
ジャム発生時剥離除電器制御手段C6aは、ジャム発生時に前記用紙転写器で転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電された後、剥離除電器DTCをオフにする。
C7:転写前帯電器制御信号出力手段
転写前帯電器制御信号出力手段C7は、転写前帯電器用電源E5に制御信号を出力して、転写前帯電器PTSC(プリ・トランスファ・スコロトロン)に転写前帯電電圧を印加する。
C8:感光体除電器制御信号出力手段
感光体除電器制御信号出力手段C8は、感光体除電器用電源E6に制御信号を出力して感光体除電器JCに転写前帯電電圧を印加する。
(実施例1の作用)
次に、前述の構成を備えた前記実施例1の作用を説明する。
図4は本実施例1の画像形成装置で使用される帯電器CSC、現像バイアス電源E1、用紙転写器TP、剥離除電器DTC等のジャム発生時の動作のタイムチャートである。
図4において、ジャムが検出されると、帯電器CSC、用紙転写器TP、現像ロール駆動モータM2その他の部材は停止する。その停止時刻をt1とする。
次に時刻t2に感光体駆動回路DM1を停止する。本実施例1の感光体PRは、前記感光体駆動回路DM1が停止されてから280msec経過するまで、慣性により回転し、時刻t3に停止する。
前記時刻t3において、直流現像バイアスDC、および剥離除電器DTCが停止する。
前記時刻t1からt3までの経過時間ta=(t3−t1)は、前記用紙転写器TPが停止する迄に用紙転写器TPにより転写電圧を印加された感光体PR表面が、剥離除電領域Q4を通過するまでに要する時間(すなわち、剥離離除電器DTCにより除電されるまでの時間)が設定されている。
なお、前記用紙転写器TPが停止する迄に用紙転写器TPにより転写電圧を印加された感光体PR表面が、剥離除電領域Q4を通過するまでに要する時間(すなわち、剥離離除電器DTCにより除電されるまでの時間)ta(図4参照)が前記280msec以下であれば、前記感光体駆動回路DM1を停止する時刻t2は、t1と同時刻に設定することが可能であり、その場合、直流現像バイアスDC、および剥離除電器DTCの停止時刻t3はt3=t1+280msecに設定可能である。
すなわち、画像形成動作の異常が発生した場合に上記感光体PRの回転駆動を停止させる感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1は、前記時刻t2に回転駆動を停止された前記感光体PRが慣性により回転して回転を停止する時刻t3までの所要時間をtc(=280)msecとし、前記転写動作を停止した時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過するまでの所要時間をta(=t3−t1)msec(図4参照)とした場合に、tc(=280msec)≧taとなる場合(すなわち、tc≧taとなる場合)にはt1=t2に設定される。
前記tc≧taの時には、画像形成動作の異常が発生した場合に転写動作を停止した時刻t1と前記感光体(PR)の回転駆動を停止させる感光体回転駆動停止時刻t2とは同一時刻(t1=t2)となる。この場合、時刻t2(=t1)に駆動を停止された感光体は時刻(t1+tc)まで慣性により回転を続けてから回転を停止する。また、転写動作停止時刻t1(=t2)に用紙転写領域(QP)を通過して帯電した用紙(S)および感光体(PR)は時刻(t1+ta)に前記剥離除電領域(Q4)を通過する際に除電される。
前述のtc≧taの場合において、特にtc=taの場合、前記感光体が慣性により回転した後に停止する時刻(t1+tc)は前記用紙が剥離除電領域(Q4)を通過する時刻(t1+ta)と同時刻となる。すなわち、(t1+tc)=(t1+ta)であるので、ジャム発生時に、前記用紙転写領域(QP)で帯電した用紙(S)および感光体(PR)の除電が終了する(前記剥離除電領域(Q4)を通過する)と同時に、感光体(PR)が停止する。すなわち、tc=taの時には、画像形成動作の異常が発生した場合に上記感光体(PR)の回転駆動を停止させる感光体回転駆動停止時刻t2と転写動作を停止した時刻t1とは同一時刻(t1=t2)となる。
前述のtc≧taの場合において、特にtc>taの場合、前記感光体が慣性により回転した後に停止する時刻(t1+tc)は前記用紙が剥離除電領域(Q4)を通過する時刻(t1+ta)より遅くなる。すなわち、(t1+tc)>(t1+ta)であるので、異常発生時に、前記用紙転写領域(QP)で帯電した用紙(S)および感光体(PR)の除電が終了してから(前記剥離除電領域(Q4)を通過してから)、感光体(PR)が停止する。
前記剥離除電器DTCが停止するまで前記直流現像バイアスDCがオン状態に保持される理由は次のとおりである。
すなわち、帯電器CSCで帯電された感光体PR表面が現像領域Q2を通過する際、直流現像バイアスDCが印加されていないと、現像ロール表面の+(プラス)帯電のキャリアが感光体PR表面に移動する。このキャリアの移動を防止するためである。
なお、前記直流現像バイアスDCが停止したときに、帯電器CSCで帯電された感光体PR表面部分でまだ現像領域Q2を通過していない表面部分は、帯電された状態のままである。このため、次にジャム用紙が除去されて画像形成装置Uが動作を開始したときに実行されるリカバリージョブにおいて、前記帯電されたままの感光体PR表面部分前記現像領域Q2を通過するまでは、直流現像バイアスDCはオンにする必要がある。
図5は本実施例1の画像形成装置で使用される帯電器CSC、現像バイアス電源E1、用紙転写器TP、剥離除電器DTC等のジャムリカバリー時(ジャム用紙を除去した時)の動作のタイムチャートである。
図5において、ジャム用紙を除去して時刻t4に画像形成装置Uのドアを閉鎖したとき、そのドア閉鎖はドア開閉検出センサSN4により検出される。前記時刻t4から僅かに時間遅れして時刻t5に、感光体PR駆動回路DM1および直流現像バイアスDC(現像直流バイアス)がオンとなる。
時刻t5から時間tb=to−ta経過後の時刻t6に、前記感光体駆動回路および現像直流バイアスがオフとなる。なお、現像ロール駆動モータM2はオフのままである。
前記帯電器CSCがジャム発生時に直ちに停止しても、帯電器CSCから現像器Dまでの間の感光体PR表面は帯電しているので、その感光体PR表面の帯電部分が現像領域Q2を通過し終わるまでは、直流現像バイアスを、感光体PRおよび現像ロールDR間に印加しなければ、現像ロールDR上のキャリアが前記感光体PR表面に移動してしまう。したがって、前記図5に示すジャムリカバリー時のタイムチャートに示すように、前記ジャム発生時の感光体PR表面の前記帯電部分が現像領域Q2を通過し終わるまで(すなわち、時間tb=to−taが経過するまで)、前記直流現像バイアスを印加して、キャリが感光体PR表面に移動しないようにする。
図6は本発明の画像形成装置の実施例1のジャム時停止処理のフローチャートであり、前記図4のタイムチャートに対応するフローチャートである。図6のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、前記コントローラCのROMに記憶されたプログラムに従って行われる。
図6に示すジャム時停止処理は電源オン時に開始される。
図6において、ジャム時停止処理が開始されると、ST1(ステップ1)において、スタートキーがオンしたか否か判断するノー(N)の場合はST1を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST2に移る。
ST2においてジャムが発生したか否か判断する。ノー(N)の場合はST3に移る。
ST3においてジョブが終了したか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST1に戻り、ノー(N)の場合は前記ST2に戻る。
前記ST2においてイエス(Y)の場合はST4に移る。
ST4においてジャムが発生したことを表示部に表示する。
次にST5において、次の処理を行う。
(1)帯電器CSC、転写器TC、現像ロール駆動回路DM2、交流現像バイアスAC等を停止する。
(2)タイマTMに(ta−280)msec(図4参照)をセットする。
次にST6においてタイマTMがタイムアップしたか否か判断する。ノー(N)の場合はST6を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST7に移る。
ST7において次の処理を行う。
(1)感光体駆動回路DM1をオフにする。
(2)タイマTMに280msecをセットする。
次にST8においてタイマTMはタイムアップしたか否か判断する。ノー(N)の場合はST8を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST9に移る。
ST9において次の処理を行う。
(1)現像直流バイアスDCの印加を停止する。
(2)剥離帯電器DTCを停止する。
次にST10においてジャムリカバリー処理を行う。このST10のサブルーチンは図7に示す。
図7は前記図6のST10のリカバリー処理のサブルーチンのフローチャートであり、前記図5のタイムチャートに対応するフローチャートである。
図7のST11においてドアが開いたかまたは用紙トレイの引き出しが有ったか否か判断する。ノー(N)の場合はST11を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST12に移る。
ST12において全てのドアが閉じたかまたは全てのトレイが収納されたか否か判断する。ノー(N)の場合はST12を繰り返す。イエス(Y)の場合はST13に移る。
ST13においてジャム用紙が有りか(残っているか)否か判断する。イエス(Y)の場合はST11に移る。ノー(N)の場合はST14に移る。
ST14において次の処理を行う。
(1)感光体駆動回路DM1をオンにする。
(2)直流現像バイアスDCをオンにする。
(3)タイマTMに時間tb=(to−ta)(図5参照)をセットする。
なお、このとき、現像ロール駆動モータM2はオフのままである。リカバリー時の感光体回転時に現像ロールDRの回転を停止させる場合、現像領域Q2に新しい現像剤が搬送されないので、感光体PRが回転しても、感光体PR表面が現像剤により現像されない。
次にST15においてタイマTMはタイムアップしたか否か判断する。ノー(N)の場合はST15を繰り返す。イエス(Y)の場合はST16に移る。
ST16において次の処理を行う。
(1)感光体駆動回路DM1をオフにする。
(2)直流現像バイアスDCをオフにする。
次にST11に戻る。
前記実施例1ではジャム発生時に、用紙転写器TPにより通常の感光体PRの帯電極性−(マイナス)とは逆の+(プラス)に帯電した感光体PR表面部分は剥離除電器DTCにより除電されるので、画像形成装置Uの緊急停止時に、感光体PRに本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることが可能となり、良好な画質を維持することができる。
(実施例2)
図8は本発明の画像形成装置の実施例2の制御部分のブロック線図で、前記実施例1の図3に対応する図である。図9は本発明の実施例2の画像形成装置Uで使用される帯電器、現像バイアス電源、用紙転写器TP、剥離除電器DTC、感光体除電器JC等のジャム停止処理時のタイムチャートで、前記実施例1の図4に対応する図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
前記実施例1ではジャム時に用紙転写器TPにより帯電されている感光体PR表面部分を、前記剥離除電器DTCにより除電しているのに対し、本実施例2は感光体除電器JCにより除電する点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
したがって、この実施例2は、制御部のブロック線図、タイムチャートおよびフローチャートが前記実施例1と異なる。
図8において、前記実施例1の図3に示すジャム発生時剥離除電器制御手段C6aが省略され、その代わりに、前記感光体除電器制御信号出力手段C8が次の機能を有している。
C8:感光体除電器制御信号出力手段
感光体除電器制御信号出力手段C8は、ジャム発生時感光体除電器制御手段C8aを有しており、感光体除電器用電源E6に制御信号を出力して感光体除電器JCに除電電圧を印加する。
C8a:ジャム発生時感光体除電器制御手段
ジャム発生時感光体除電器制御手段C8aは、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記感光体除電器JCにより除電された後、感光体除電器JCをオフにする。
前記実施例1の図4では、ジャム時における、感光体除電器JCの停止時刻をジャム発生時t1、剥離除電器DTCの停止時刻をt3としているが、本実施例2の図8では、ジャム時における、感光体除電器JCの停止時刻をt3、剥離除電器DTCの停止時刻をジャム発生時t1としている。
本実施例2ではジャム発生時に、用紙転写器TPにより通常の感光体PRの帯電極性−(マイナス)とは逆の+(プラス)に帯電した感光体PR表面部分は感光体除電器JCにより除電されるので、画像形成装置Uの緊急停止時に、感光体PRに本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることが可能となり、良好な画質を維持することができる。
(実施例3)
図10は本発明の画像形成装置の実施例3の制御部分のブロック線図で、前記実施例1の図3に対応する図である。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
前記実施例1ではジャム時に用紙転写器TPにより帯電されている感光体PR表面部分を、前記剥離除電器DTCにより除電しているのに対し、本実施例3は転写前帯電器PTSCにより除電する点で前記実施例1と相違している。また、用紙転写器TPで本来の帯電極性である−(マイナス)とは逆の+(プラス)に帯電された感光体PR表面部分が、転写前帯電器PTSCで除電されるまでには感光体PRをほぼ1回転させる必要がある。この場合、感光体PR表面にジャム用紙が付着した場合、ジャム用紙が感光体クリーナCL1に引っ掛かってしわくちゃになるおそれがある。
したがって、この実施例3では、感光体PR表面に吸着したジャム用紙を感光体ジャムSN3により検出して、ジャム用紙が検出されない場合に限って、前記ジャム時に用紙転写器TPにより帯電されている感光体PR表面部分を、前記転写前帯電器PTSCにより除電している。
図10において、前記実施例1の図3に示すジャム発生時剥離除電器制御手段C6aが省略され、その代わりに、前記転写前帯電器制御信号出力手段C7が次の機能を有している。
C7:転写前帯電器制御信号出力手段
転写前帯電器制御信号出力手段C7は、ジャム発生時転写前帯電器制御手段C7aを有しており、転写前帯電器用電源E5に制御信号を出力して転写前帯電器PTSCに転写前帯電電圧を印加する。
C7a:ジャム発生時転写前帯電器制御手段
ジャム発生時転写前帯電器制御手段C7aは、ジャム発生時にジャム用紙が検出されない場合に限って、前記ジャム時に用紙転写器TPにより逆極性に帯電されている感光体PR表面部分を、前記転写前帯電器PTSCにより除電している。そして、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記転写前帯電器PTSCにより除電された後、転写前帯電器PTSCをオフにする。
C9:感光体ジャム検出手段
感光体ジャム検出手段C9は、ジャム発生時に、前記感光体ジャムセンサSN3の検出信号により感光体PR表面に吸着したジャム用紙の有無を検出している。
前記実施例1の図4では、ジャム時における、感光体除電器JCの停止時刻をジャム発生時t1、剥離除電器DTCの停止時刻をt3としているが、本実施例3の図11では、ジャム時における、転写前帯電器PTSCの停止時刻をt3、剥離除電器DTCの停止時刻をジャム発生時t1としている。
図12は実施例3のジャム時停止処理のフローチャートで前記実施例1の図6に対応する図である。
図12のフローチャートは、ST6、ST8の前にST5′、ST7′の感光体ジャム検出処理が行われる点で、前記実施例1の図6のフローチャートと異なっている。
また、ST9′において次の処理を行う。
(1)現像直流バイアスDCの印加を停止する。
(2)転写前帯電器PTSCをオフにする。
その他の点では図12のフローチャートは前記実施例1の前記図6と同様である。
図13は前記図12のST5′、ST7′のサブルーチンである。
図13のST31において感光体ジャムが検出されたか否か判断する。ノー(N)の場合はメインルーチンに戻る。イエス(Y)の場合はST32に移る。
ST32において次の処理を行う。
(1)感光体駆動回路DM1をオフにする。
(2)現像直流バイアスDCの印加を停止する。
(3)転写前帯電器PTSCを停止する。
本実施例3ではジャム発生時に、用紙転写器TPにより通常の感光体PRの帯電極性−(マイナス)とは逆の+(プラス)に帯電した感光体PR表面部分は転写前帯電器PTSCにより除電されるので、画像形成装置Uの緊急停止時に、感光体PRに本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることが可能となり、良好な画質を維持することができる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
(H01)本発明は感光体ベルトを使用した画像形成装置にも適用可能である。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の正断面図である。 図2は本発明の画像形成装置の実施例1の制御部分のブロック線図である。 図3は前記図2のブロック線図の続きの部分を示すブロック線図である。 図4は本実施例1の画像形成装置で使用される帯電器CSC、現像バイアス電源E1、用紙転写器TP、剥離除電器DTC等のジャム発生時の動作のタイムチャートである。 図5は本実施例1の画像形成装置で使用される帯電器CSC、現像バイアス電源E1、用紙転写器TP、剥離除電器DTC等のジャムリカバリー時(ジャム用紙を除去した時)の動作のタイムチャートである。 図6は本発明の画像形成装置の実施例1のジャム時停止処理のフローチャートである。 図7は前記図6のST10のリカバリー処理のサブルーチンのフローチャートである。 図8は本発明の画像形成装置の実施例2の制御部分のブロック線図である。 図9は本発明の実施例2の画像形成装置Uで使用される帯電器、現像バイアス電源、用紙転写器TP、剥離除電器DTC等のジャム停止処理時のタイムチャートで、前記実施例1の図4に対応する図である。 図10は本発明の画像形成装置の実施例3の制御部分のブロック線図で、前記実施例1の図3に対応する図である。 図11は本発明の実施例3の画像形成装置Uで使用される帯電器、現像バイアス電源、用紙転写器TP、剥離除電器DTC、転写前帯電器PTSC等のジャム停止処理時のタイムチャートで、前記実施例1の図4に対応する図である。 図12は本発明の画像形成装置の実施例3のジャム時停止処理のフローチャートである。 図13は前記図12のST5′、ST7′の感光体ジャム検出処理のサブルーチンのフローチャートである。
符号の説明
C1a…ジャム発生時感光体回転制御手段、C1b…リカバリー時感光体回転制御手段、C2a…ジャム発生時現像ロール回転制御手段、C2b…リカバリー時現像ロール回転制御手段、C3b…リカバリー時現像バイアス制御手段、C3a…ジャム発生時現像バイアス制御手段、C4a…ジャム発生時帯電器制御手段、C5a…ジャム発生時転写器制御手段、C6a…ジャム発生時剥離除電器制御手段、C7a…ジャム発生時転写前帯電器制御手段、C8a…ジャム発生時感光体除電器制御手段、C9…感光体ジャム検出手段、
CSC…帯電器、DM1…感光体駆動回路、DR…前記現像ロール、DTC…剥離除電器、E1…現像バイアス電源、E2…帯電器用電源、E3…転写用電源、E4…剥離除電用電源、E5…転写前帯電器用電源、E6…感光体除電器用電源、JC…感光体除電器、M1…感光体駆動モータ、PR…感光体、PTSC…転写前帯電器、Q0…帯電領域、Q1…潜像書込位置、Q2…現像領域、QP…用紙転写領域、Q4…剥離除電領域、Q5…感光体除電領域、S…用紙、SH…用紙搬送装置、TP…用紙転写器、TR1〜TR3…給紙トレイ、
(CSC+E2)…帯電装置、
(M1+DM1)…感光体回転駆動装置、
(DM2+M2)…現像ロール回転駆動装置、
(D+DM2+M2+E1)…現像装置、
(E3+TP)…用紙転写装置、
(E4+DTC)…剥離除電装置、
(E5+PTSC)…転写前帯電電位調節装置、
(E6+JC)…感光体除電装置、

Claims (3)

  1. 下記の構成要件(A01)〜(A012)を備えたことを特徴とする画像形成装置、
    (A01)回転移動する表面有する感光体、
    (A02)前記感光体を回転駆動する感光体回転駆動装置、
    (A03)前記感光体表面を帯電させる帯電装置、
    (A04)帯電した前記感光体表面に静電潜像を形成する潜像書込装置、
    (A05)前記感光体表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置、
    (A06)前記用紙の感光体側とは反対側の面をトナーの帯電極性と逆極性に帯電させて前記トナー像を用紙に転写する転写装置、
    (A07)前記トナー像転写後の前記用紙の前記感光体とは反対側の面を除電して前記感光体表面に吸着した用紙を前記感光体表面から剥離させる剥離除電装置、
    (A08)画像形成動作の異常が発生した場合に前記転写装置による転写動作を停止する異常発生時転写器制御手段、
    (A09)前記転写動作が停止してから所定時間経過後に前記剥離除電装置の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段、
    (A010)画像形成動作の異常が発生した場合に前記感光体の回転駆動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段。
  2. 下記の構成要件(A011)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置、
    (A011)前記転写動作停止時刻に前記トナー像を用紙に転写する転写領域を通過した前記感光体表面が、前記トナー像転写後の前記用紙の前記感光体とは反対側の面を除電して前記感光体表面に吸着した前記用紙を前記感光体表面から剥離させる前記剥離除電領域を通過してから前記剥離除電装置の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段。
  3. 下記の構成要件(A012)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置、
    (A012)前記転写動作停止時刻に転写領域を通過した前記感光体表面が前記剥離除電領域を通過してから前記感光体表面の回転移動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段。
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