JP2006113614A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ジャム発生時に帯電器CSCをオフにするジャム発生時帯電器制御手段と、用紙転写器TPをオフにするジャム発生時転写器制御手段と、前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電されるまでの期間、前記感光体駆動モータを回転させてから停止させるジャム発生時感光体回転制御手段と、前記感光体PRの停止以後に現像バイアスを停止するジャム発生時現像バイアス制御手段と、前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電された後、剥離除電器DTCをオフにするジャム発生時剥離除電器制御手段とを有する画像形成装置。
【選択図】図1
Description
トナー像担持体:
(1)一様に帯電された感光体表面に形成された静電潜像がトナー像に現像される前記感光体であって、表面にトナー像を担持する前記感光体。
(2)前記感光体表面からトナー像が一時転写された中間転写体(中間転写ベルト、中間転写ドラム)であって、表面にトナー像を担持する前記中間転写体。
(3)記録シート、OHP用紙等の最終的にトナー像が転写される用紙、
(4)感光体表面に現像されたトナー像が転写される中間転写体(中間転写ベルト、中間転写ドラム)、
したがって、「ジャム」は用紙詰まりのような「ジャム」以外にも、コピー動作中に画像形成動作のコントロールに異常が生じた時にも、画像形成動作を緊急停止させる必要が生じる状態があり、このような状態も「ジャム」ということにする。(なお、ジャム発生のことを異常発生ともいう。)
(1)感光体表面のトナー像を、用紙等の最終用紙に直接転写する画像形成装置。
(2)感光体表面のトナー像を、一旦中間転写体に転写し、前記中間転写体から用紙等の最終用紙に間接的に転写する画像形成装置。
(1)回転移動する表面が帯電器に対向する帯電領域、画像に応じた光が照射される潜像書込位置、現像ロールに対向する現像領域、用紙転写領域(用紙に転写する領域)、および剥離除電領域(用紙を剥離する領域)を順次通過する感光体、
(2)前記回転移動する感光体表面が前記帯電領域を通過する際に前記感光体表面を帯電する帯電器、
(3)前記帯電された表面が潜像書込位置を通過する際に静電潜像を形成する潜像形成装置、
(4)前記感光体表面の静電潜像が前記現像領域を通過する際にトナー像に現像する現像装置、
(5)前記感光体表面のトナー像が前記用紙転写領域を通過する際に前記トナー像を用紙に転写する用紙転写器、
(6)前記感光体表面の移動方向に沿って前記用紙転写領域の下流側に隣接する前記剥離除電領域に配置され、前記用紙転写領域を通過した用紙を除電して前記感光体表面から剥離させる剥離除電器、
(7)互いに圧接する領域により定着領域を形成する一対の定着用回転部材を有し、前記定着領域を通過する用紙上のトナー像を加熱定着する定着装置、
(8)前記トナー像が定着された用紙を収容する排紙トレイ、
(9)OHP用紙および通常紙等の用紙をそれぞれ収容する複数の用紙トレイを有し、前記各用紙を前記用紙転写領域、定着領域、および排紙トレイに順次搬送する用紙搬送装置。
前記ジャムが発生した場合、転写領域に搬送されているべき用紙が転写領域に搬送されていないのに、転写電圧がオンとなっている場合が生じる。
前記ジャムで非常停止した画像形成装置が、−(マイナス)に帯電される感光体、帯電極性が−(マイナス)のトナーを使用し、転写器に+(プラス)の帯電器を使用している場合、前記緊急停止時に感光体表面が前記転写器により、通常の−(マイナス)帯電とは逆極性の+(プラス)に帯電した状態で停止することがある。
この問題点は、前記ジャムで非常停止した画像形成装置が、+(プラス)に帯電される感光体、帯電極性が+(プラス)のトナーを使用し、転写器に−(マイナス)の帯電器を使用している場合も、同様に生じる。
一般的には、緊急停止後、再スタートしたときに、正常な状態に復帰させるための動作(リカバリージョブ)を実行するが、前記リカバリージョブは、感光体表面の帯電電荷を除去するというよりも、トナー汚れをクリーニングするためのジョブである。
たとえば、非常停止後、逆極性に帯電した領域が+200Vに帯電してしまうと、次に帯電器で帯電するときに前記逆極性の帯電領域は所望値−700Vに対して−650Vまでしか帯電できないという事態が発生する。この部分は反転現像(背景部ではなく画像部に光を照射して、前記光照射部をトナー像に現像する方法による現像)されたとき、トナーが付着し易くカブリの原因になる。
(O01)画像形成装置の緊急停止時に、感光体に本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることを可能として、良好な画質を維持できるようにすること。
なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、下記の構成要件(A01)〜(A010)を備えたことを特徴とする。
(A01)回転移動する表面を有する感光体(PR)、
(A02)前記感光体(PR)を回転駆動する感光体回転駆動装置(M1+DM1)、
(A03)前記感光体(PR)表面を帯電させる帯電装置(CSC+E2)、
(A04)帯電した前記感光(PR)体表面に静電潜像を形成する潜像書込装置(ROS)、
(A05)前記感光体(PR)表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置(D+DM2+M2+E1)、
(A06)前記用紙(S)の感光体(PR)側とは反対側の面をトナーの帯電極性と逆極性に帯電させて前記トナー像を用紙(S)に転写する転写装置、
(A07)前記トナー像転写後の前記用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の面を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる剥離除電装置(E4+DTC)、
(A08)画像形成動作の異常が発生した場合に前記転写装置(E3+TP)による転写動作を停止する異常発生時転写器制御手段(C5a)、
(A09)前記転写動作が停止してから所定時間経過後に前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段(C6a)、
(A010)画像形成動作の異常が発生した場合に前記感光体(PR)の回転駆動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段(C1a)。
前記構成を備えた本発明の画像形成装置では、感光体回転駆動装置(M1+DM1)は、感光体(PR)を回転駆動する。前記感光体(PR)の表面は回転移動する。帯電装置(CSC+E2)は、前記回転移動する感光体(PR)表面を帯電させる。潜像書込装置(ROS)は、帯電した前記感光体(PR)表面に静電潜像を形成する。現像装置(D+DM2+M2+E1)は、前記感光体(PR)表面の静電潜像をトナー像に現像する。
用紙転写装置(E3+TP)は、前記用紙転写領域(QP)において前記用紙(S)の感光体(PR)側と反対側の面をトナーの帯電極性と逆極性に帯電させて前記トナー像を用紙(S)に転写する。剥離除電装置(E4+DTC)は、前記トナー像転写後の用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の位置から前記用紙(S)を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる。
ジャム発生時転写器制御手段(C5a)は、画像形成動作の異常が発生した場合に前記用紙転写装置(E3+TP)による転写動作を停止する。ジャム発生時剥離除電器制御手段(C6a)は、前記転写動作が停止してから所定時間(ta)経過後に前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる。
ジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)は、画像形成動作の異常が発生した場合に上記感光体(PR)の回転駆動を停止させる。
本発明の形態1の画像形成装置は、本発明において下記の構成要件(A011)を備えたことを特徴とする。
(A011)前記転写動作停止時刻に前記トナー像を用紙(S)に転写する転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が、前記トナー像転写後の前記用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の面を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した前記用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段(C6a)。
前記構成を備えた本発明の形態1の画像形成装置では、異常発生時剥離除電器制御手段(C6a)は、前記転写動作停止時刻に前記トナー像を用紙(S)に転写する転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が、前記トナー像転写後の前記用紙(S)の前記感光体(PR)とは反対側の面を除電して前記感光体(PR)表面に吸着した前記用紙(S)を前記感光体(PR)表面から剥離させる前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる
本発明の形態2の画像形成装置は、本発明または本発明の形態1において下記の構成要件(A012)を備えたことを特徴とする。
(A012)前記転写動作停止時刻に転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)表面の回転移動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段(C1a)。
(本発明の形態2の作用)
前記構成を備えた本発明の形態2の画像形成装置では、異常発生時感光体回転制御手段(C1a)は、前記転写動作停止時刻に転写領域(QP)を通過した前記感光体(PR)表面が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)表面の回転移動を停止させる。
本発明の形態3の画像形成装置は、本発明において下記の構成要件(A013)を備えたことを特徴とする。
(A013)前記転写動作を停止した時刻をt1とし、前記転写動作を停止した時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した感光体(PR)および用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過するまでの所要時間をtamsecとし、前記感光体の回転駆動を停止させた時刻をt2とし、前記時刻t2に回転駆動を停止された前記感光体が慣性により回転して回転を停止する時刻t3までの所要時間をtcmsecとした場合に、tc≧taの場合にはt1=t2に設定された前記感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1。
前記構成を備えた本発明の形態3の画像形成装置では、感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1は、前記時刻t2に回転駆動を停止された前記感光体(PR)が慣性により回転して回転を停止する時刻t3までの所要時間をtcmsecとし、前記転写動作を停止した時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過するまでの所要時間をtamsecとした場合に、tc≧taの場合にはt1=t2に設定される。
前記tc≧taの時には、画像形成動作の異常が発生した場合に転写動作を停止した時刻t1と前記感光体(PR)の回転駆動を停止させる感光体回転駆動停止時刻t2とは同一時刻(t1=t2)となる。この場合、時刻t2(=t1)に駆動を停止された感光体は時刻(t1+tc)まで慣性により回転を続けてから回転を停止する。また、転写動作停止時刻t1(=t2)に用紙転写領域(QP)を通過して帯電した用紙(S)および感光体(PR)は時刻(t1+ta)に前記剥離除電領域(Q4)を通過する際に除電される。
前述のtc≧taの場合において、特にtc=taの場合、前記感光体が慣性により回転した後に停止する時刻(t1+tc)は前記用紙が剥離除電領域(Q4)を通過する時刻(t1+ta)と同時刻となる。すなわち、(t1+tc)=(t1+ta)であるので、異常発生時に、前記用紙転写領域(QP)で帯電した用紙(S)および感光体(PR)の除電が終了する(前記剥離除電領域(Q4)を通過する)と同時に、感光体(PR)が停止する
前述のtc≧taの場合において、特にtc>taの場合、前記感光体が慣性により回転した後に停止する時刻(t1+tc)は前記用紙が剥離除電領域(Q4)を通過する時刻(t1+ta)より遅くなる。すなわち、(t1+tc)>(t1+ta)であるので、異常発生時に、前記用紙転写領域(QP)で帯電した用紙(S)および感光体(PR)の除電が終了してから(前記剥離除電領域(Q4)を通過してから)、感光体(PR)が停止する。
本発明の形態4の画像形成装置は、本発明において下記の構成要件(A014)〜(A016)を備えたことを特徴とする
(A014)前記転写動作を停止した時刻をt1とし、前記感光体(PR)の回転駆動を停止させた時刻をt2とした場合に,t1=t2に設定された前記転写動作停止時刻t1および感光体回転駆動停止時刻t2、
(A015)前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させるジャム発生時剥離除電器制御手段(C6a)、
(A016)前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)および感光体(PR)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)の回転が停止するように前記感光体(PR)の回転駆動を停止させるジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)。
前記構成を備えた本発明の形態4の画像形成装置では、ジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)は、画像形成動作の異常が発生した場合に上記感光体(PR)の回転駆動を停止させる。感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1は、t1=t2に設定される。
ジャム発生時剥離除電器制御手段(C6a)は、前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記剥離除電装置(E4+DTC)の除電動作を停止させる。
ジャム発生時感光体回転制御手段(C1a)は、前記転写動作停止時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)および感光体(PR)が前記剥離除電領域(Q4)を通過してから前記感光体(PR)の回転が停止するように前記感光体(PR)の回転駆動を停止させる。
したがって、感光体(PR)に画像欠陥を生じる有害な帯電電化を残留させることなく、次の画像形成工程に入ることができる。
(E01)画像形成装置の緊急停止時に、感光体に本来の帯電極性と逆極性の電荷を残すこと無く、次の画像形成工程に入ることを可能として、良好な画質を維持できるようにすることができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の正断面図である。
図1において、画像形成装置Uは、上面にプラテンガラス(透明な原稿台)PGを有する画像形成装置本体としてのデジタル式の複写機U1と、前記プラテンガラスPG上に着脱自在に装着される自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ、ADF)U2を備えている。
前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Gが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Gは順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。
複写機本体U1上面の透明なプラテンガラスPGの下方に配置された原稿読取装置としてのIITは、プラテンレジ位置(OPT位置)に配置された露光系レジセンサ(プラテンレジセンサ)Sp、および露光光学系Aを有している。
前記自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ)U2を使用して複写を行うADFモード場合は、前記露光光学系Aはホーム位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の複写位置を順次通過する各原稿Gを露光する。
原稿Gを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行うプラテンモードの場合、露光光学系Aは移動しながらプラテンガラスPG上の原稿を露光走査する。
露光された前記原稿Gからの反射光は、前記露光光学系Aを通ってCCD(固体撮像素子)上に収束される。前記CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換する。
前記レーザ駆動信号出力装置DLは、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号をROS(光書込走査装置、すなわち、潜像形成装置)に出力する。
前記用紙転写領域QPにおいて前記ドラム状感光体PRに対向する用紙転写器TPは、ドラム状感光体PR表面のトナー像を用紙Sに転写する部材であり、現像器Dで使用される現像用のトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が電源回路Eから供給される。前記電源回路EはコントローラCにより制御される。
前記レジロールRrに搬送された用紙Sは、前記ドラム状感光体PR上のトナー像が用紙転写領域QPに移動するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドSG1から用紙転写領域QPに搬送される。
なお、前記符号SH1〜SH4,Rp,Rs,Rr,Ra,GT1等で示す構成要素から用紙搬送装置SHが構成される。
図2は本発明の画像形成装置の実施例1の制御部分のブロック線図である。図3は前記図2のブロック線図の続きの部分を示すブロック線図である。
図2、図3において、前記コントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記ROMに記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有するコンピュータにより構成されており、前記ROMに記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
前記コントローラCは、UI(ユーザインタフェース)、用紙センサSN1、排紙センサSN2、感光体ジャムセンサ(感光体表面に付着したジャム用紙を検出するセンサ)SN3、その他の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記UIは、表示器UIa、コピースタートキーUIb,コピー枚数入力キーUIc、テンキーUId等を備えている。
また、コントローラCは、IPS、感光体駆動回路DM1、現像ロール駆動回路DM2、電源回路E、その他の制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。前記電源回路Eは現像バイアス電源E1、帯電器用電源E2、転写前帯電器用電源E5、転写用電源E3、剥離除電用電源E4、感光体除電器用電源E6等を有している。
前記感光体駆動回路DM1は感光体駆動モータM1を介して感光体PRを回転駆動する。前記感光体駆動回路DM1および感光体駆動モータM1により感光体駆動装置(DM1+M1)が構成されている。
現像ロール駆動回路DM2は現像ロール駆動モータM2を介して現像器Dの現像ロールDRを回転駆動する。前記現像ロール駆動回路DM2および現像ロール駆動モータM2により現像ロール回転駆動装置(DM2+M2)が構成されている。
また、現像バイアスは、直流現像バイアスDCのみの印加または直流現像バイアスDC+交流現像バイアスACを重畳した印加のいずれかを選択して行えるように構成されている。
前記現像ロールDRを有する現像器D、現像ロール回転駆動装置(DM2+M2)、および現像バイアス電源E1により現像装置(D+DM2+M2+E1)が構成されている。
前記転写用電源E3は用紙転写器TPに転写電圧を印加する。前記転写用電源E3および用紙転写器TPにより用紙転写装置(E3+TP)が構成されている。
前記剥離除電用電源E4は剥離帯電器DTCに剥離用除電電圧を印加する。前記剥離除電用電源E4および剥離帯電器DTCにより剥離除電装置(E4+DRC)が構成されている。
前記転写前帯電器用電源E5は転写前帯電器PTSC(プリ・トランスファ・スコロトロン)に転写前帯電電圧を印加する。
前記感光体除電器電源E6は前記感光体除電器JCに除電電力を印加する。
前記コントローラCは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。
すなわち、コントローラCは次の機能を有している。
C1:感光体回転制御信号出力手段
感光体回転制御信号出力手段C1は、ジャム発生時感光体回転制御手段C1a、およびリカバリー時感光体回転制御手段C1bを有しており、感光体駆動回路DM1に感光体回転制御信号を出力する。
C1a:ジャム発生時感光体回転制御手段:
ジャム発生時感光体回転制御手段C1aは、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電されるまでの期間、前記感光体駆動モータM1を回転させてから停止させる。
C1b:リカバリー時感光体回転制御手段
リカバリー時感光体回転制御手段C1bは、前記帯電領域Q0から現像領域Q2までの感光体PR表面の移動時間をto、前記ジャム発生時に帯電器が停止してから感光体PRが停止するまでの時間をta、tb=(to−ta)とした場合、ジャムが解除されたときに、感光体PRを時間tb以上回転させる。
現像ロール回転制御信号出力手段C2は、ジャム発生時現像ロール回転制御手段C2a、およびリカバリー時現像ロール回転制御手段C2bを有しており、現像ロール駆動回路DM2に現像ロール回転制御信号を出力する。
C2a:ジャム発生時現像ロール回転制御手段:
ジャム発生時現像ロール回転制御手段C2aは、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電されるまでの期間、前記現像ロール駆動モータM2を回転させてから停止させる。
C2b:リカバリー時現像ロール回転制御手段:
リカバリー時現像ロール回転制御手段C2aは、リカバリー時の感光体回転時に現像ロールの回転を停止させる。この場合、現像領域(Q2)に新しい現像剤が搬送されないので、感光体(PR)が回転しても、感光体(PR)表面が現像剤により現像されない。
現像バイアス制御信号出力手段C3は、ジャム発生時現像バイアス制御手段C3a、および、リカバリー時現像バイアス制御手段C3bを有しており、現像バイアス電源E1に現像バイアス制御信号を出力する。
C3a:ジャム発生時現像バイアス制御手段
ジャム発生時現像バイアス制御手段C3aは、ジャム発生時の前記感光体PRの停止以後に現像バイアスを停止する。
C3b:リカバリー時現像バイアス制御手段
リカバリー時現像バイアス制御手段C3bは、リカバリー時の感光体回転時に現像器に直流現像バイアスを印加する。
帯電器制御信号出力手段C4は、ジャム発生時帯電器制御手段C4aを有しており、帯電器用電源E2に帯電器制御信号を出力する。
C4a:ジャム発生時帯電器制御手段
ジャム発生時帯電器制御手段C4aは、ジャム発生時に帯電器CSCをオフにする。
用紙転写器制御信号出力手段C5は、ジャム発生時転写器制御手段C5aを有しており、転写用電源E3に転写器制御信号を出力する。
C5a:ジャム発生時転写器制御手段
ジャム発生時転写器制御手段C5aは、ジャム発生時に用紙転写器TPをオフにする。
剥離除電器制御信号出力手段C6は、ジャム発生時剥離除電器制御手段C6aを有しており、剥離除電用電源E4に剥離除電器制御信号を出力する。
C6a:ジャム発生時剥離除電器制御手段
ジャム発生時剥離除電器制御手段C6aは、ジャム発生時に前記用紙転写器で転写電圧を印加された感光体PR表面が前記剥離除電器DTCにより除電された後、剥離除電器DTCをオフにする。
転写前帯電器制御信号出力手段C7は、転写前帯電器用電源E5に制御信号を出力して、転写前帯電器PTSC(プリ・トランスファ・スコロトロン)に転写前帯電電圧を印加する。
C8:感光体除電器制御信号出力手段
感光体除電器制御信号出力手段C8は、感光体除電器用電源E6に制御信号を出力して感光体除電器JCに転写前帯電電圧を印加する。
次に、前述の構成を備えた前記実施例1の作用を説明する。
図4は本実施例1の画像形成装置で使用される帯電器CSC、現像バイアス電源E1、用紙転写器TP、剥離除電器DTC等のジャム発生時の動作のタイムチャートである。
図4において、ジャムが検出されると、帯電器CSC、用紙転写器TP、現像ロール駆動モータM2その他の部材は停止する。その停止時刻をt1とする。
次に時刻t2に感光体駆動回路DM1を停止する。本実施例1の感光体PRは、前記感光体駆動回路DM1が停止されてから280msec経過するまで、慣性により回転し、時刻t3に停止する。
前記時刻t3において、直流現像バイアスDC、および剥離除電器DTCが停止する。
なお、前記用紙転写器TPが停止する迄に用紙転写器TPにより転写電圧を印加された感光体PR表面が、剥離除電領域Q4を通過するまでに要する時間(すなわち、剥離離除電器DTCにより除電されるまでの時間)ta(図4参照)が前記280msec以下であれば、前記感光体駆動回路DM1を停止する時刻t2は、t1と同時刻に設定することが可能であり、その場合、直流現像バイアスDC、および剥離除電器DTCの停止時刻t3はt3=t1+280msecに設定可能である。
すなわち、画像形成動作の異常が発生した場合に上記感光体PRの回転駆動を停止させる感光体回転駆動停止時刻t2および転写動作停止時刻t1は、前記時刻t2に回転駆動を停止された前記感光体PRが慣性により回転して回転を停止する時刻t3までの所要時間をtc(=280)msecとし、前記転写動作を停止した時刻t1に用紙転写領域(QP)を通過した用紙(S)が前記剥離除電領域(Q4)を通過するまでの所要時間をta(=t3−t1)msec(図4参照)とした場合に、tc(=280msec)≧taとなる場合(すなわち、tc≧taとなる場合)にはt1=t2に設定される。
すなわち、帯電器CSCで帯電された感光体PR表面が現像領域Q2を通過する際、直流現像バイアスDCが印加されていないと、現像ロール表面の+(プラス)帯電のキャリアが感光体PR表面に移動する。このキャリアの移動を防止するためである。
なお、前記直流現像バイアスDCが停止したときに、帯電器CSCで帯電された感光体PR表面部分でまだ現像領域Q2を通過していない表面部分は、帯電された状態のままである。このため、次にジャム用紙が除去されて画像形成装置Uが動作を開始したときに実行されるリカバリージョブにおいて、前記帯電されたままの感光体PR表面部分前記現像領域Q2を通過するまでは、直流現像バイアスDCはオンにする必要がある。
図5において、ジャム用紙を除去して時刻t4に画像形成装置Uのドアを閉鎖したとき、そのドア閉鎖はドア開閉検出センサSN4により検出される。前記時刻t4から僅かに時間遅れして時刻t5に、感光体PR駆動回路DM1および直流現像バイアスDC(現像直流バイアス)がオンとなる。
時刻t5から時間tb=to−ta経過後の時刻t6に、前記感光体駆動回路および現像直流バイアスがオフとなる。なお、現像ロール駆動モータM2はオフのままである。
前記帯電器CSCがジャム発生時に直ちに停止しても、帯電器CSCから現像器Dまでの間の感光体PR表面は帯電しているので、その感光体PR表面の帯電部分が現像領域Q2を通過し終わるまでは、直流現像バイアスを、感光体PRおよび現像ロールDR間に印加しなければ、現像ロールDR上のキャリアが前記感光体PR表面に移動してしまう。したがって、前記図5に示すジャムリカバリー時のタイムチャートに示すように、前記ジャム発生時の感光体PR表面の前記帯電部分が現像領域Q2を通過し終わるまで(すなわち、時間tb=to−taが経過するまで)、前記直流現像バイアスを印加して、キャリが感光体PR表面に移動しないようにする。
図6に示すジャム時停止処理は電源オン時に開始される。
図6において、ジャム時停止処理が開始されると、ST1(ステップ1)において、スタートキーがオンしたか否か判断するノー(N)の場合はST1を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST2に移る。
ST2においてジャムが発生したか否か判断する。ノー(N)の場合はST3に移る。
ST3においてジョブが終了したか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST1に戻り、ノー(N)の場合は前記ST2に戻る。
前記ST2においてイエス(Y)の場合はST4に移る。
ST4においてジャムが発生したことを表示部に表示する。
(1)帯電器CSC、転写器TC、現像ロール駆動回路DM2、交流現像バイアスAC等を停止する。
(2)タイマTMに(ta−280)msec(図4参照)をセットする。
次にST6においてタイマTMがタイムアップしたか否か判断する。ノー(N)の場合はST6を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST7に移る。
ST7において次の処理を行う。
(1)感光体駆動回路DM1をオフにする。
(2)タイマTMに280msecをセットする。
次にST8においてタイマTMはタイムアップしたか否か判断する。ノー(N)の場合はST8を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST9に移る。
(1)現像直流バイアスDCの印加を停止する。
(2)剥離帯電器DTCを停止する。
次にST10においてジャムリカバリー処理を行う。このST10のサブルーチンは図7に示す。
図7のST11においてドアが開いたかまたは用紙トレイの引き出しが有ったか否か判断する。ノー(N)の場合はST11を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST12に移る。
ST12において全てのドアが閉じたかまたは全てのトレイが収納されたか否か判断する。ノー(N)の場合はST12を繰り返す。イエス(Y)の場合はST13に移る。
ST13においてジャム用紙が有りか(残っているか)否か判断する。イエス(Y)の場合はST11に移る。ノー(N)の場合はST14に移る。
(1)感光体駆動回路DM1をオンにする。
(2)直流現像バイアスDCをオンにする。
(3)タイマTMに時間tb=(to−ta)(図5参照)をセットする。
なお、このとき、現像ロール駆動モータM2はオフのままである。リカバリー時の感光体回転時に現像ロールDRの回転を停止させる場合、現像領域Q2に新しい現像剤が搬送されないので、感光体PRが回転しても、感光体PR表面が現像剤により現像されない。
次にST15においてタイマTMはタイムアップしたか否か判断する。ノー(N)の場合はST15を繰り返す。イエス(Y)の場合はST16に移る。
ST16において次の処理を行う。
(1)感光体駆動回路DM1をオフにする。
(2)直流現像バイアスDCをオフにする。
次にST11に戻る。
図8は本発明の画像形成装置の実施例2の制御部分のブロック線図で、前記実施例1の図3に対応する図である。図9は本発明の実施例2の画像形成装置Uで使用される帯電器、現像バイアス電源、用紙転写器TP、剥離除電器DTC、感光体除電器JC等のジャム停止処理時のタイムチャートで、前記実施例1の図4に対応する図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
前記実施例1ではジャム時に用紙転写器TPにより帯電されている感光体PR表面部分を、前記剥離除電器DTCにより除電しているのに対し、本実施例2は感光体除電器JCにより除電する点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
したがって、この実施例2は、制御部のブロック線図、タイムチャートおよびフローチャートが前記実施例1と異なる。
C8:感光体除電器制御信号出力手段
感光体除電器制御信号出力手段C8は、ジャム発生時感光体除電器制御手段C8aを有しており、感光体除電器用電源E6に制御信号を出力して感光体除電器JCに除電電圧を印加する。
C8a:ジャム発生時感光体除電器制御手段
ジャム発生時感光体除電器制御手段C8aは、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記感光体除電器JCにより除電された後、感光体除電器JCをオフにする。
図10は本発明の画像形成装置の実施例3の制御部分のブロック線図で、前記実施例1の図3に対応する図である。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
前記実施例1ではジャム時に用紙転写器TPにより帯電されている感光体PR表面部分を、前記剥離除電器DTCにより除電しているのに対し、本実施例3は転写前帯電器PTSCにより除電する点で前記実施例1と相違している。また、用紙転写器TPで本来の帯電極性である−(マイナス)とは逆の+(プラス)に帯電された感光体PR表面部分が、転写前帯電器PTSCで除電されるまでには感光体PRをほぼ1回転させる必要がある。この場合、感光体PR表面にジャム用紙が付着した場合、ジャム用紙が感光体クリーナCL1に引っ掛かってしわくちゃになるおそれがある。
したがって、この実施例3では、感光体PR表面に吸着したジャム用紙を感光体ジャムSN3により検出して、ジャム用紙が検出されない場合に限って、前記ジャム時に用紙転写器TPにより帯電されている感光体PR表面部分を、前記転写前帯電器PTSCにより除電している。
C7:転写前帯電器制御信号出力手段
転写前帯電器制御信号出力手段C7は、ジャム発生時転写前帯電器制御手段C7aを有しており、転写前帯電器用電源E5に制御信号を出力して転写前帯電器PTSCに転写前帯電電圧を印加する。
C7a:ジャム発生時転写前帯電器制御手段
ジャム発生時転写前帯電器制御手段C7aは、ジャム発生時にジャム用紙が検出されない場合に限って、前記ジャム時に用紙転写器TPにより逆極性に帯電されている感光体PR表面部分を、前記転写前帯電器PTSCにより除電している。そして、ジャム発生時に前記用紙転写器TPで転写電圧を印加された感光体PR表面が前記転写前帯電器PTSCにより除電された後、転写前帯電器PTSCをオフにする。
感光体ジャム検出手段C9は、ジャム発生時に、前記感光体ジャムセンサSN3の検出信号により感光体PR表面に吸着したジャム用紙の有無を検出している。
図12のフローチャートは、ST6、ST8の前にST5′、ST7′の感光体ジャム検出処理が行われる点で、前記実施例1の図6のフローチャートと異なっている。
また、ST9′において次の処理を行う。
(1)現像直流バイアスDCの印加を停止する。
(2)転写前帯電器PTSCをオフにする。
その他の点では図12のフローチャートは前記実施例1の前記図6と同様である。
図13のST31において感光体ジャムが検出されたか否か判断する。ノー(N)の場合はメインルーチンに戻る。イエス(Y)の場合はST32に移る。
ST32において次の処理を行う。
(1)感光体駆動回路DM1をオフにする。
(2)現像直流バイアスDCの印加を停止する。
(3)転写前帯電器PTSCを停止する。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
(H01)本発明は感光体ベルトを使用した画像形成装置にも適用可能である。
CSC…帯電器、DM1…感光体駆動回路、DR…前記現像ロール、DTC…剥離除電器、E1…現像バイアス電源、E2…帯電器用電源、E3…転写用電源、E4…剥離除電用電源、E5…転写前帯電器用電源、E6…感光体除電器用電源、JC…感光体除電器、M1…感光体駆動モータ、PR…感光体、PTSC…転写前帯電器、Q0…帯電領域、Q1…潜像書込位置、Q2…現像領域、QP…用紙転写領域、Q4…剥離除電領域、Q5…感光体除電領域、S…用紙、SH…用紙搬送装置、TP…用紙転写器、TR1〜TR3…給紙トレイ、
(CSC+E2)…帯電装置、
(M1+DM1)…感光体回転駆動装置、
(DM2+M2)…現像ロール回転駆動装置、
(D+DM2+M2+E1)…現像装置、
(E3+TP)…用紙転写装置、
(E4+DTC)…剥離除電装置、
(E5+PTSC)…転写前帯電電位調節装置、
(E6+JC)…感光体除電装置、
Claims (3)
- 下記の構成要件(A01)〜(A012)を備えたことを特徴とする画像形成装置、
(A01)回転移動する表面有する感光体、
(A02)前記感光体を回転駆動する感光体回転駆動装置、
(A03)前記感光体表面を帯電させる帯電装置、
(A04)帯電した前記感光体表面に静電潜像を形成する潜像書込装置、
(A05)前記感光体表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置、
(A06)前記用紙の感光体側とは反対側の面をトナーの帯電極性と逆極性に帯電させて前記トナー像を用紙に転写する転写装置、
(A07)前記トナー像転写後の前記用紙の前記感光体とは反対側の面を除電して前記感光体表面に吸着した用紙を前記感光体表面から剥離させる剥離除電装置、
(A08)画像形成動作の異常が発生した場合に前記転写装置による転写動作を停止する異常発生時転写器制御手段、
(A09)前記転写動作が停止してから所定時間経過後に前記剥離除電装置の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段、
(A010)画像形成動作の異常が発生した場合に前記感光体の回転駆動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段。 - 下記の構成要件(A011)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置、
(A011)前記転写動作停止時刻に前記トナー像を用紙に転写する転写領域を通過した前記感光体表面が、前記トナー像転写後の前記用紙の前記感光体とは反対側の面を除電して前記感光体表面に吸着した前記用紙を前記感光体表面から剥離させる前記剥離除電領域を通過してから前記剥離除電装置の除電動作を停止させる異常発生時剥離除電器制御手段。 - 下記の構成要件(A012)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置、
(A012)前記転写動作停止時刻に転写領域を通過した前記感光体表面が前記剥離除電領域を通過してから前記感光体表面の回転移動を停止させる異常発生時感光体回転制御手段。
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