JP2000266790A - 周波数測定装置 - Google Patents

周波数測定装置

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JP2000266790A
JP2000266790A JP11076078A JP7607899A JP2000266790A JP 2000266790 A JP2000266790 A JP 2000266790A JP 11076078 A JP11076078 A JP 11076078A JP 7607899 A JP7607899 A JP 7607899A JP 2000266790 A JP2000266790 A JP 2000266790A
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signal
measurement
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Kiyohiko Fukushima
精彦 福島
Jun Sato
準 佐藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェア的又はソフトウェア的に構成が
簡単で、且つ周波数の低い信号でも高いスループットで
連続測定できる周波数測定装置を提供する。 【解決手段】 時間計測用のクロックカウンタ4を利用
して、起動後の入力信号102の最初の立ち上がりまで
の期間と停止後の入力信号102の最初の立ち上がりま
での期間を監視して、入力信号102の周波数が検出限
度以下なら周波数がゼロと判定する。一方、今回測定し
た信号の波数により信号速度が高速か低速かを判別し、
低速であればBカウンタ7の動作中にデータの読み出し
を行い、その後、Bカウンタ7の動作完了によるQH信
号107で波数カウンタ3及びクロックカウンタ4のリ
セットを行い、次回の計測は今回の計測終了点から続け
てBカウンタ7が動作している時間だけクロックカウン
タ4は動作していないので、この時間分の計数値を周波
数計算の時に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図14の波形図に示すように、一定時間
だけ入力信号の波数をカウントすることで周波数を求め
る場合、一定時間を発生させるカウンタと波数カウンタ
の2個のカウンタで済むが、低い周波数では精度が悪
く、精度を良くするためには時間が長くなるという欠点
がある。図15はこの点を改良した計測方法のタイムチ
ャートであり、計測起動点t0 の後の入力信号の立ち上
がり点t1 から計測停止点t2 後の入力信号の立ち下が
り点t3 までの期間Tm において、入力信号の波数n2
と時間長さ測定のための基準クロック数n1 をカウント
する。そして、基準クロックの周波数をf0 とすると、
入力信号の周波数Fは、 F=n2 ×f0 ÷n1 となる。この方式では基準クロックの周波数f0 を高い
周波数まで設定できるので、入力信号の周波数が低い時
でも短時間で高い精度の測定が可能となる。
【0003】図16は図15の計測方法を実現した周波
数測定装置の一例の構成を示すブロック図である。この
周波数測定装置は、制御部21と、クロックオシレータ
(OSC)22と、波数カウンタ23と、クロックカウ
ンタ24と、マイクロコンピュータ25と、表示器28
とを備えて構成される。波数カウンタ23は入力信号2
02の波数を計数することから、入力信号202の周波
数に対応する動作スピードに適応する性能を有してい
る。クロックカウンタ24はクロック信号(周波数
0 )203を計数するものであり、周波数f0 が高い
ほど、またクロックカウンタ24の桁数が多いほど入力
信号202の周波数fを高精度で測定することができ
る。
【0004】マイクロコンピュータ25には、起動停止
カウンタ26とタイムアウトカウンタ27の2個のソフ
トカウンタが設定されている。起動停止カウンタ26
は、起動停止の信号パルスt0 からt2 を出力するカウ
ンタであり、高速である必要はなく高い精度も必要ない
ので、マイクロコンピュータ25のソフトカウンタを利
用しており、例えばt2 までの時間を50m秒とする。
タイムアウトカウンタ27は入力信号202が信号無し
であったり、検出限度以下の低い周波数の場合即ち設定
時間Te までに計測が終了しなかったことを検出して無
信号を判定するためのものであり、高速であることも高
精度であることも必要ないので、マイクロコンピュータ
25のソフトカウンタを利用している。設定時間Te は
起動停止の時間より長くする必要があり、例えば2倍の
100m秒とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の周波数測定装置にあっては、入力信号202の周波
数が高くても低くても同等の精度で計測できるが、起動
点t0 からカウントの始まるt1 点まで時間差があるの
で、入力信号202の周波数が低い時で、連続測定する
場合に次の測定までに時間がかかるため、スループット
が悪くなるという欠点がある。また、無信号または測定
限度以下の低い周波数の信号を判定するために、タイム
アウト時間Te を知るためのカウンタ(タイムアウトカ
ウンタ27)が必要となり、これをマイクロコンピュー
タ25のソフトカウンタで実現することで、ソフトウェ
アが複雑になり、且つマイクロコンピュータ25の負荷
が重くなるという欠点もある。
【0006】そこで本発明は、ハードウェア的又はソフ
トウェア的に構成が簡単で、且つ周波数の低い信号でも
高いスループットで連続測定できる周波数測定装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明による周波数測定装置は、被測
定信号の波数を計数する波数計数手段と、前記波数計数
手段が前記被測定信号の波数の計数を開始してから終了
するまでの間に基準クロック信号の波数を計数して時間
を測定する時間測定手段と、前記波数計数手段の計数値
と前記時間測定手段の測定値とにより前記被測定信号の
周波数を求める周波数算出手段と、前記被測定信号の立
ち上がり又は立ち下がりの変化点を検出する変化点検出
手段と、前記被測定信号の周波数が計測限界以下である
ことを検出するために設定された所定期間を前記時間計
測手段を利用して計数し、該所定期間以内に前記変換点
検出手段にて前記被測定信号の立ち下がり又は立ち上が
りの変化点を検出できない場合に前記被測定信号の周波
数をゼロと判定する計測値有効/無効判定手段とを備え
たことを特徴とする。
【0008】この構成によれば、時間測定手段を利用し
て、被測定信号の周波数が計測限界以下であることを検
出するために設定された所定期間を監視し、この所定期
間以内に被測定信号の立ち下がり又は立ち上がりの変化
点を検出できない場合に被測定信号の周波数をゼロと判
定するので、起動停止用のカウンタと周波数が下限以下
であることを検出するタイムアウトカウンタが不要とな
り、ハード的またはソフト的に構成が簡単になるととも
にコストを削減が可能となる。
【0009】請求項4記載の発明による周波数測定装置
は、被測定信号の波数を計数する波数計数手段と、前記
波数計数手段が前記被測定信号の波数の計数を開始して
から終了するまでの間に基準クロック信号の波数を計数
して時間を測定する時間測定手段と、前記波数計数手段
の計数値と前記時間測定手段の測定値とにより前記被測
定信号の周波数を求める周波数算出手段と、前記波数計
数手段にて計数された被測定信号の波長の長さが所定の
基準値より短いか否かを判定する判定手段と、前記周波
数算出手段による前記波数計数手段の計数値及び時間計
測手段の測定値の読み出し時間を確保する時間だけ動作
し、確保時間だけ動作した直後に前記波数計数手段及び
前記時間測定手段にリセットをかける読出時間確保手段
とを備えた周波数測定装置であって、前記周波数算出手
段は、前記判定手段にて前記波数計数手段にて計数され
た被測定信号の波長の長さ所定の基準値より短いと判定
された場合に、前記読出時間確保手段の動作中に前記波
数計数手段の計数値及び時間計測手段の測定値の読み出
しを行って周波数の計算を行うと共に、次回の計測では
前記読出時間確保手段が動作した時間分の計数値を周波
数計算時に補正することを特徴とする。
【0010】この構成によれば、計測した被測定信号の
波長の長さが所定の基準値より短いか否かを判定し、短
ければ、波数計数手段の計数値と時間測定手段の測定値
を読み出すために、読出時間確保手段の動作終了時点で
波数計数手段と時間測定手段にリセットをかけ、その
後、再スタートさせる。そして、次の計測では前回終了
時から引き続いて計測するようにして、読出時間確保手
段の動作時間分を周波数計算時に補正する。これによ
り、周波数の低い被測定信号の連続測定の時に次の測定
までの空き時間が無くなり、スループットの高い測定が
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 (I )第1の実施の形態 図1は本発明に係る周波数測定装置の第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。また、図3は周波数測
定装置の要部の詳細な構成を示す回路図、図2、図4及
び図5の夫々は動作説明のためのタイムチャート、図6
及び図7は動作説明のためのフローチャートである。こ
の第1の実施の形態の周波数測定装置は、制御部10
と、クロックオシレータ(OSC)2と、波数カウンタ
3と、時間測定用のクロックカウンタ4と、マイクロコ
ンピュータ5と、表示器6とを備え構成される。
【0012】図2は通常の動作時のタイムチャートであ
る。マイクロコンピュータ5が初期設定後に起動信号1
01をオン即ち「1」にすると、その後の入力信号10
2の立ち上がりによってDフリップフロップ41が動作
し、この際、Dフリップフロップ41のD入力をプルア
ップしていることから、Dフリップフロップ41のQ出
力141は「1」に変化する。Dフリップフロップ42
はクロック信号103の立ち上がりで動作する。Dフリ
ップフロップ43はクロック信号103からインバータ
ゲート44を通した反転信号で動作するので、元のクロ
ック信号103では立ち下がり時に動作する。そして、
これらDフリップフロップ41,42,43の動作によ
ってナンドゲート45の出力145はリセット用の短い
LOWパルスとなる。この出力信号145はアンドゲー
ト46と47を通して波数カウンタ3のリセット入力と
なると共にアンドゲート46を通して時間測定用のクロ
ックカウンタ4のリセット入力となるので、波数カウン
タ3とクロックカウンタ4は同時にリセットされ、それ
ぞれの計数値がゼロになる。
【0013】クロックカウンタ4は17ビットのバイナ
リカウンタであり、クロックオシレータ2からの1MH
zのクロック信号103を計数し、65536カウント
即ち65536μ秒後にQ17の出力217(図3参
照)が「1」に変化する。これにより、Dフリップフロ
ップ55のリセット入力が「1」になってリセットが解
除されてDフリップフロップ55は動作可能となり、そ
の後の入力信号102の立ち上がりで動作し、/Q出力
155が「0」に変る。この/Q出力はアンドゲート5
6を通って波数カウンタ3とクロックカウンタ4のイネ
ーブルであるEN信号156を「0」にするので、波数
カウンタ3とクロックカウンタ4は共に動作を停止す
る。これまでの間において、波数カウンタ3は入力信号
102の波数を計数する。そして、EN信号156をマ
イクロコンピュータ5のステータス入力としているの
で、マイクロコンピュータ5は、このEN信号の状態を
チェックし、「0」になればクロックカウンタ4の計数
動作が終了したと判断して波数カウンタ3とクロックカ
ウンタ4の計数値の読み出しを行う。
【0014】波数カウンタ3は16ビットのバイナリカ
ウンタであり、その最終段の出力136は立ち下がり動
作タイプのDフリップフロップ59のクロック入力とな
っており、入力信号102の波数が波数カウンタ3の計
数能力を超えてオーバーフローするとDフリップフロッ
プ59のQ出力159が「1」になる。マイクロコンピ
ュータ5はQ出力159をチェックしており、「1」に
なれば表示器6にオーバーフローのエラー表示を行う。
一方、オーバーフローしていなければ、起動信号101
を「0」にしてフリップフロップ41,52や波数カウ
ンタ3及びクロックカウンタ4をリセットし、その後す
ぐ起動信号101を「1」にして次の計測に備え、周波
数の計算と表示を行う。
【0015】〈計測開始前のタイムアウト〉ここで、入
力信号102が無い場合または入力信号102の周波数
が低く計測限度以下の場合について説明する。図4は計
測開始前に入力信号102の立ち上がりを検出できず、
タイムアウトになる場合のタイムチャートである。Dフ
リップフロップ41のQ出力141は、インバータゲー
ト51で反転されて、Dフリップフロップ52のD入力
に入力される。また、クロックカウンタ4のQ16出力
216がDフリップフロップ52のクロック入力に入力
される。
【0016】起動信号101が「1」になると、クロッ
クカウンタ4が動作を開始し、32768カウント後に
Q16出力216が立ち上がって「1」に変化する。こ
れによって、Dフリップフロップ52が動作するが、こ
の時までに入力信号102の立ち上がりがないと、Dフ
リップフロップ41の出力141は「0」、Dフリップ
フロップ52のD入力は「1」であることから、Q出力
152が「1」に変る。この信号はノアゲート53で反
転されて、アンドゲート47を通って波数カウンタ3を
リセットし、またアンドゲート56を通ってEN信号1
56を「0」にするので、マイクロコンピュータ5は計
測終了を検知する。
【0017】〈計測終了点でのタイムアウト〉図5は計
測終了点で入力信号102の立ち上がりを検知できなく
てタイムアウトになる場合のタイムチャートである。ア
ンドゲート54はクロックカウンタ4の2つの出力であ
るQ16出力216とQ17出力217を受けて、アン
ド出力154を出力し、上述した計測開始前(図4)の
場合と同様に波数カウンタ3のリセットをかける。図
4、図5のどちらの場合も波数カウンタ3をリセットす
るので、計算した周波数fはゼロとなって、表示器6に
はゼロが表示される。タイムアウトエラーの場合は、起
動信号101をオフにして「0」とすることによって各
フリップフロップ41,52や波数カウンタ3及びクロ
ックカウンタ4をリセットするので、その後の計測は最
初の場合と同じである。
【0018】なお、上記波数カウンタ3は波数計数手段
に対応し、クロックカウンタ4は時間測定手段に対応す
る。また、制御部10は周波数算出手段、変化点検出手
段、及び計測値有効/無効判定手段に対応する。また、
表示器6は表示手段に対応する。
【0019】次に、マイクロコンピュータ5の動作につ
いて図6及び図7のフローチャートを参照して説明す
る。マイクロコンピュータ5は、ステップ10で初期設
定を行った後、ステップ12で起動信号101をオン即
ち「1」にする。その後、ステップ14でEN信号が
「0」か否かを判定し、「0」でないと判断すると、こ
のステップを繰り返し、「0」であると判断すると、カ
ウンタの計数動作が終ったと判断して、ステップ16で
波数カウンタ3とクロックカウンタ4の計数値を読み出
す(即ち波数と時間を読み出す)。
【0020】波数と時間を読み出した後、ステップ18
で入力信号102の波数が波数カウンタ3の計数能力を
超えてオーバーフローしているか否かを判定し、オーバ
ーフローしていないと判断すると、ステップ20で起動
信号101をオフ即ち「0」にしてDフリップフロップ
71,82や波数カウンタ3及びクロックカウンタ4を
リセットする。次いで、ステップ22で起動信号101
を「1」即ちオンにして次の計測に備える。そして、ス
テップ24で周波数の計算とデータ表示のサブルーチン
を実行し、その後、ステップ14に戻る。
【0021】一方、上記ステップS18の判定におい
て、入力信号102の波数が波数カウンタ3の計数能力
を超えてオーバーフローしていると判断すると、ステッ
プ26に進み、起動信号101をオフ即ち「0」にして
Dフリップフロップ71,82や波数カウンタ3及びク
ロックカウンタ4をリセットする。次いで、ステップ2
8で起動信号101を「1」即ちオンにして次の計測に
備える。そして、ステップ30でオーバーフロー表示を
行い、その後、ステップ14に戻る。周波数Fの計算
は、図7のフローチャートに示すようにして行われる。
すなわち、F=波数×クロック周波数÷クロックカウン
タ4の値となる。
【0022】このように、この第1の実施の形態の周波
数測定装置では、時間計測用のクロックカウンタ4を利
用して、起動後の入力信号102の最初の立ち上がりま
での期間と停止後の入力信号102の最初の立ち上がり
までの期間を監視して、入力信号102の周波数が検出
限度以下なら周波数がゼロと判定するので、起動停止用
のカウンタと周波数が下限以下であることを検出するタ
イムアウトカウンタを必要としない分、コストの低減を
図ることができる。また、これらのカウンタをマイクロ
コンピュータ5のソフトカウンタで実現した場合、ソフ
トウェアが複雑になったり、マイクロコンピュータ25
の負荷が重くなることがあるが、この問題も解決でき
る。
【0023】なお、上記第1の実施の形態では、クロッ
ク信号103の周波数を1MHz、クロックカウンタ4
を17ビットのバイナリカウンタとしたが、クロック信
号103の周波数や波数カウンタ3の桁数は、計測信号
の範囲や精度を考えて決めれば良く、任意である。例え
ば、低い周波数だけの計測なら波数カウンタ3の桁数は
少なくて良く、8ビットにすれば255波まで即ち約3
890Hzまで測定できる。精度が更に低くて良いのな
ら、クロックカウンタ4の桁数を少なくし、それに合わ
せてクロック信号103の周波数を変えれば良い。
【0024】検出限度周波数を変更するにはオシレータ
2のクロック周波数を変えるだけで良く、またクロック
周波数を低くすることで測定時間が長くなり、検出でき
る下限周波数を低くすることができる。なお、図16に
示す従来例では、クロック周波数を変えるとそれに合わ
せて起動停止カウンタ26とタイムアウトカウンタ27
の時間も変える必要があるので、これに比べて変更が容
易にできる利点もある。また、上記第1の実施の形態で
は、波数のオーバーフローを表示するようにしたが、こ
の表示をする必要ない場合にはDフリップフロップ59
を省略しても良い。
【0025】また、上記第1の実施の形態では、信号無
しの検出のためにクロックカウンタ4のQ16出力21
6を利用しているが、タイムアウト時間を短くするなら
Q15出力など、他の信号にかえると良く、逆にタイム
アウト時間を長くするならQ16出力とQ15出力をア
ンド組み合わせにするとか、Q17出力217の立ち上
がりや立ち下がりの変化点を利用することができる。な
お、クロックカウンタ4は17ビットカウンタである
が、16ビット目のQ16出力216はいつも「0」、
17ビット目のQ17出力217はいつも「1」になる
ので、Q1からQ15の15ビットだけを読み込んで6
5536を加算すれば、マイクロコンピュータ5の入力
ポートを少なくできる。
【0026】また、上記第1の実施の形態では、入力信
号102の周波数を測定するとして説明したが、エンコ
ーダの出力信号パルスを測定するよう構成すれば、回転
数の測定器やスピードメータとして利用することもでき
る。
【0027】(II)第2の実施の形態 図8は本発明に係る周波数測定装置の第2の実施の形態
の構成を示すブロック図である。また、図9は周波数測
定装置の要部の詳細な構成を示す回路図、図10及び図
11は動作説明のためのタイムチャート、図12及び図
13は動作フローチャートである。なお、図8及び図9
において前述した図1及び図3と共通する部分には同一
の符号を付けている。この実施の形態の周波数測定装置
は、制御部10と、クロックオシレータ2と、波数カウ
ンタ3と、時間測定用のクロックカウンタ4と、マイク
ロコンピュータ5と、表示器6と、波数カウンタ3及び
クロックカウンタ4の計数値を読み出す一定時間を確保
するための第2クロックカウンタであるBカウンタ7と
を備えて構成される。
【0028】図9において、マイクロコンピュータ5か
ら起動信号101が出力された後、入力信号102の立
ち上がりによってDフリップフロップ41が動作する。
この際、Dフリップフロップ41のD入力をプルアップ
しているので、そのQ出力141は「1」に変化する。
Dフリップフロップ42はクロックオシレータ2から出
力されるクロック信号103の立ち上がりで動作する。
Dフリップフロップ43はクロックオシレータ2から出
力されるクロック信号103をインバータゲート44で
反転した信号で動作するので、元のクロック信号103
の立ち下がり時に動作する。そして、これらDフリップ
フロップ41,42,43の動作によってナンドゲート
45からはリセット用の短いLOWパルスが発生する。
このナンドゲート45からの出力信号145は、アンド
ゲート46と47を通して波数カウンタ3のリセット入
力となるとともに、アンドゲート46を通してクロック
カウンタ4のリセット入力となり、これによって波数カ
ウンタ3とクロックカウンタ4は同時にリセットされ、
それぞれの計数値がゼロになる。
【0029】クロックカウンタ4はクロックオシレータ
2からの1MHzのクロック信号103を計数してお
り、65536カウント即ち65536μ秒後にQ17
の出力217が「1」に変化する。クロックカウンタ4
の出力217が「1」に変化すると、Dフリップフロッ
プ55のリセット入力が「1」になってリセットが解除
され、これにより動作可能となり、入力信号102の立
ち上がり時にDフリップフロップ55が動作し、その/
Q出力155が「0」に変る。/Q出力155の信号は
アンドゲート56を通って波数カウンタ3とクロックカ
ウンタ4のイネーブルであるEN信号156を「0」に
するので、波数カウンタ3とクロックカウンタ4は共に
動作を停止する。これまでで周波数カウンタ3は入力信
号102の波数を計数することになる。
【0030】EN信号186はマイクロコンピュータ5
のステータス入力となっているので、マイクロコンピュ
ータ5はこのEN信号をチェックし、「0」になればカ
ウンタの計数動作が終ったと判断し、波数カウンタ3と
クロックカウンタ4の読み出しを行う。波数カウンタ3
の最終段の出力136は立ち下がり動作タイプのDフリ
ップフロップ59のクロック入力に供給されるようにな
っており、入力信号102の波数が波数カウンタ3の計
数能力を超えてオーバーフローすると、Dフリップフロ
ップ59のQ出力159が「1」になるので、マイクロ
コンピュータ5はDフリップフロップ59のQ出力15
9が「1」になったことを検出すると、オーバーフロー
のエラー表示を行う。
【0031】これに対して、オーバーフローしていない
と判断した場合は、入力信号102が高速であるか低速
であるかを判定するために、波数カウンタ3から読み取
った波数と所定の基準値「K」との比較を行う。そし
て、波数カウンタ3から読み取った波数が所定の基準値
「K」より大の時は高速即ち周波数の高い信号であると
判断して起動信号101を「0」にして、Dフリップフ
ロップ41,52や波数カウンタ3及びクロックカウン
タ4をリセットする。そして、EN信号156が「1」
に戻ったことを確認すると、起動信号101を「1」に
して次の計測に備える。その後、周波数計算とデータ表
示のサブルーチンを実行し、低速フラグをオフにする。
以後、同様の処理を繰り返す。
【0032】Bカウンタ7は8ビットのバイナリカウン
タであり、1MHzのクロック信号103で計数動作を
行うため、最終段のQH出力107は動作開始後128
μ秒後に「0」から「1」に変る。この場合、EN信号
156をインバータゲート57で反転してBカウンタ7
のリセットに供給するようにしているので、EN信号1
56が「1」の間はBカウンタ7はリセットされていて
動作せず、EN信号156が「0」になると動作を開始
する。
【0033】図10に示すように、高速信号の場合即ち
即ち入力信号102の波数が基準値「K」より多い場合
は、QH出力107が「1」になる前即ち128μ秒以
内に起動オフによって起動信号101が「0」になって
クロックカウンタ4がリセットされQ17出力が「0」
になるので、Dフリップフロップ55がリセットされて
EN信号156が「1」に戻る。そのため、Bカウンタ
7はリセットされる。ただし、この場合、起動オフが1
28μ秒より遅く、Bカウンタ7のQH出力が「1」に
なっても問題はない。
【0034】これに対して、図11に示すように、低速
信号の場合即ち入力信号102の波数が基準値「K」よ
り少ない場合は、EN信号=「1」を確認した後、周波
数の計算と表示及び低速フラグをオンの工程を実行す
る。入力信号102の波数が基準値「K」より少ない場
合は高速ルーチンにあった起動オフと起動オンの処理が
ない。Bカウンタ7は動作開始後128μ秒でQH出力
が「1」に変るので、この信号をインバータゲート58
で反転させ、アンドゲート46と47を通して波数カウ
ンタ3のリセット入力に供給するとともに、アンドゲー
ト46を通してクロックカウンタ4のリセット入力に供
給して、両カウンタ3,4をリセットする。これによ
り、クロックカウンタ4のQ17出力217が「0」に
戻るでの、EN信号156が「1」に戻ってBカウンタ
7をリセットし、波数カウンタ3とクロックカウンタ4
は動作を再開する。比較の基準値「K」をBカウンタ7
の動作時間より大きくなるよう設定するため、Bカウン
タ7の動作中128μ秒の間には入力信号102の立ち
上がりはなく、波数カウンタ3の計数値に誤差は生じな
い。しかしながら、Bカウンタ7の動作中である128
μ秒の間はクロックカウンタ4が動作を停止しているの
で、次の計測区間ではクロックカウンタ4の計数値はこ
の分だけ小さな値となる。このため、周波数の計算時に
その分を補正するようにしている。
【0035】Bカウンタ7を使う目的は、マイクロコン
ピュータ5がEN信号=「0」を検出してから波数カウ
ンタ3とクロックカウンタ4の計数値を読み取る間、こ
れらの計数値を保持していて正しい計数値が読めるよう
に時間を確保するためである。このため、128μ秒の
動作時間にこだわる必要はなく、マイクロコンピュータ
5の動作時間即ち波数カウンタ3とクロックカウンタ4
の計数値を読み取る時間に合わせて設定すれば良い。
【0036】上述のように入力信号102の波数を所定
の基準値「K」と比較して高速か低速かの区別を行う
が、基準値「K」の大きさは入力信号102の波長の長
さがBカウンタ7の動作時間より大きくなる値に決めれ
ば良いのであって、例えばBカウンタ7の動作時間12
8μ秒の2倍の256μ秒とすると、クロックカウンタ
4のQ17出力217が立ち上がるまでの時間6553
6μ秒間での波数は256となる。もし、128μ秒の
3倍の384μ秒にするなら、65536μ秒間の波数
は170.66となるから、小数点以下は無視して
「K」の値は170とすれば良い。
【0037】一方、入力信号102に信号が入っていな
い、または信号の周波数が低く計測限度以下の場合は、
第1の実施の形態で説明した場合と同様である。すなわ
ち、Dフリップフロップ41のQ出力141をインバー
タゲート51で反転して、Dフリップフロップ52のD
入力に供給するようにしており、またクロックカウンタ
4のQ16出力216をDフリップフロップ52のクロ
ック入力に供給するようにしている。起動信号101が
「1」になると、クロックカウンタ4は動作を開始し、
32768カウント後にQ16出力216は立ち上がっ
て「1」に変化してDフリップフロップ52が動作する
が、この時までに入力信号102の立ち上がりがないと
Dフリップフロップ41の出力141は「0」のままな
ので、Dフリップフロップ52のD入力は「1」になっ
ており、Q出力152が「1」に変る。この信号をノア
ゲート53で反転して、アンドゲート47を介して波数
カウンタ3をリセットし、またアンドゲート56を介し
てEN信号186を「0」にするので、マイクロコンピ
ュータ5は計測終了を検知する。
【0038】計測終了点で入力信号102の立ち上がり
を検知できず、タイムアウトになる場合も同様である。
すなわち、アンドゲート54はクロックカウンタ4の2
つの出力であるQ16出力216とQ17出力217を
受けてアンド出力154を出力しており、波数カウンタ
3をリセットする。計算した周波数fはゼロとなり、表
示器6にはゼロが表示される。タイムアウトエラーの場
合、起動信号101をオフにして「0」とすることによ
ってフリップフロップ41,52や波数カウンタ3及び
クロックカウンタ4をリセットし、また低速フラグをオ
フにするので、その後の計測は最初で高速信号の測定の
場合と同じになる。なお、上記制御部10は判定手段及
び周波数算出手段に対応する。また、Bカウンタ7は読
出時間確保手段に対応する。
【0039】次に、マイクロコンピュータ5の動作につ
いて図12及び図13に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。マイクロコンピュータ5は、ステップ5
0で初期設定を行った後、ステップ52で起動信号10
1をオン即ち「1」にする。次いで、ステップ54でE
N信号が「0」か否かを判定し、「0」でないと判断す
ると、このステップを繰り返す。これに対して、「0」
であると判断すると、カウンタの計数動作が終ったと判
断して、ステップ56で波数カウンタ3とクロックカウ
ンタ4の計数値を読み出す(即ち波数と時間を読み出
す)。
【0040】次いで、ステップ58で、入力信号102
の波数が波数カウンタ3の計数能力を超えてオーバーフ
ローしているか否かを判定し、オーバーフローしていな
いと判断すると、ステップ60に進み、入力信号102
の波数が所定の基準値「K」より大であるか否かを判定
し、所定の基準値「K」より大であると判断すると、入
力信号102が周波数の高い信号であることからステッ
プS62に進み、起動信号101をオフ即ち「0」にし
てDフリップフロップ41,52や波数カウンタ3及び
クロックカウンタ4をリセットする。そして、ステップ
64でEN信号156が「1」になったか否かを判定
し、「1」になっていないと判断するとこのステップを
繰り返し、「1」になったと判断するとステップ66で
起動信号101を「1」即ちオンにして次の計測に備え
る。そして、ステップ68で周波数の計算とデータ表示
のサブルーチンを実行し、その後、ステップ70で低速
フラグをオフにし、ステップ54に戻る。
【0041】一方、上記ステップS60の判定におい
て、波数が所定の基準値「K」より小であると判断する
と、入力信号102が周波数の低い信号であることから
ステップS72に進み、EN信号156が「1」になっ
たか否かを判定し、「1」になっていないと判断すると
このステップを繰り返し、「1」になったと判断する
と、ステップ74で周波数の計算とデータ表示のサブル
ーチンを実行し、その後、ステップ76で低速フラグを
オンにしてステップ54に戻る。
【0042】また、上記ステップS58の判定におい
て、入力信号102の波数が波数カウンタ3の計数能力
を超えてオーバーフローしていると判断すると、ステッ
プ78に進み、起動信号101をオフ即ち「0」にして
Dフリップフロップ41,52や波数カウンタ3及びク
ロックカウンタ4をリセットする。次いで、ステップ8
0でEN信号156が「1」になったか否かを判定し、
「1」になっていないと判断するとこのステップを繰り
返し、「1」になったと判断すると、ステップ82で起
動信号101を「1」即ちオンにして次の計測に備え
る。そして、ステップ84でオーバーフロー表示を行
い、その後、ステップ86で低速フラグをオフにしてス
テップ54に戻る。
【0043】図13は周波数の計算と表示を行うサブル
ーチンのフローチャートである。まず、ステップ90
で、読み取ったデータが計測を開始した時点で低速であ
ったか高速であったかを判断し、低速と判断するとステ
ップ92に進み、Bカウンタ7が動作した時間だけクロ
ックカウンタ4の計数値が小さくなっているので、これ
を補正した周波数Fを次式に従って求める。 F=波数×クロック周波数÷(クロックカウンタ4の計
数値+補正値) これに対して、高速と判断するとステップS96に進
み、高速の場合は補正が必要ないことから、周波数Fを
次式に従って求める。 F=波数×クロック周波数÷クロックカウンタ4の計数
【0044】クロックカウンタ4は17ビットのバイナ
リカウンタであるが、アンドゲート54(図9参照)で
タイムアウトを検出しているため、16ビット目のQ1
6出力216はいつも「0」、17ビット目のQ17出
力217はいつも「1」になるので、Q1からQ15の
15ビットだけを読み込んで65536を加算すればマ
イクロコンピュータ5の入力ポートの使用を少なくでき
る。
【0045】このように、この第2の実施の形態の周波
数測定装置では、今回測定した信号の波数により信号速
度が高速か低速かを判別し、高速であれば起動信号10
1をオフにしてDフリップフロップ41や波数カウンタ
3及びクロックカウンタ4をリセットし、次回の計測を
入力信号102の立ち上がり検出から始める。これに対
して、信号速度が低速であればBカウンタ7の動作中に
データの読み出しを行い、Bカウンタ7の動作完了によ
るQH信号107で波数カウンタ3及びクロックカウン
タ4のリセットを行うことにより、次回の計測は今回の
計測終了点から続けてBカウンタ7が動作している時間
だけクロックカウンタ4は動作していないので、この時
間分の計数値を周波数計算の時に補正することにより、
低速信号の連続測定の時に測定の後の空き時間を無くし
てスループットの高い測定ができる利点がある。
【0046】なお、この第2の実施の形態においても入
力信号102の周波数を測定するとして説明したが、エ
ンコーダの出力信号パルスを測定するよう構成すれば、
回転数の測定器やスピードメータとして利用できる。
【0047】
【発明の効果】請求項1、2、3記載の発明によれば、
時間測定手段を利用して、被測定信号の周波数が計測限
界以下であることを検出するために設定された所定期間
を監視し、この所定期間以内に被測定信号の立ち下がり
又は立ち上がりの変化点を検出できない場合に被測定信
号の周波数をゼロと判定するようにしたので、起動停止
用のカウンタと周波数が下限以下であることを検出する
タイムアウトカウンタが不要となり、ハード的またはソ
フト的に構成が簡単になるとともにコストを削減が可能
となる。
【0048】請求項4、5記載の発明によれば、計測し
た被測定信号の波長の長さが所定の基準値より短いか否
かを判定し、短ければ、波数計数手段の計数値と時間測
定手段の測定値を読み出すために、読出時間確保手段の
動作終了時点で波数計数手段と時間測定手段にリセット
をかけて、その後に再スタートさせ、次の計測では前回
終了時から引き続いて計測するようにして、読出時間確
保手段の動作時間分を周波数計算時に補正するようにし
たので、周波数の低い被測定信号の連続測定の時に次の
測定までの空き時間が無くなり、スループットの高い測
定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周波数測定装置の第1の実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の周波数測定装置の通常時の
動作を説明するためのタイムチャートである。
【図3】第1の実施の形態の周波数測定装置の要部の詳
細な構成を示す回路図である。
【図4】第1の実施の形態の周波数測定装置の動作を説
明するためのタイムチャートである。
【図5】第1の実施の形態の周波数測定装置の動作を説
明するためのタイムチャートである。
【図6】第1の実施の形態の周波数測定装置のマイクロ
コンピュータの動作示すフローチャートである。
【図7】第1の実施の形態の周波数測定装置のマイクロ
コンピュータの動作示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る周波数測定装置の第2の実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施の形態の周波数測定装置の要部の詳
細な構成を示す回路図である。
【図10】第2の実施の形態の周波数測定装置の動作を
説明するためのタイムチャートである。
【図11】第2の実施の形態の周波数測定装置の動作を
説明するためのタイムチャートである。
【図12】第2の実施の形態の周波数測定装置のマイク
ロコンピュータの動作示すフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態の周波数測定装置のマイク
ロコンピュータの動作示すフローチャートである。
【図14】従来の周波数計測方法を説明するための波形
図である。
【図15】従来の周波数計測方法を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図16】従来の周波数測定装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1,10 制御部 2 クロックオシレータ 3 波数カウンタ 4 クロックカウンタ 5 マイクロコンピュータ 6 表示器 7 Bカウンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定信号の波数を計数する波数計数手
    段と、 前記波数計数手段が前記被測定信号の波数の計数を開始
    してから終了するまでの間に基準クロック信号の波数を
    計数して時間を測定する時間測定手段と、 前記波数計数手段の計数値と前記時間測定手段の測定値
    とにより前記被測定信号の周波数を求める周波数算出手
    段と、 前記被測定信号の立ち上がり又は立ち下がりの変化点を
    検出する変化点検出手段と、 前記被測定信号の周波数が計測限界以下であることを検
    出するために設定された所定期間を前記時間計測手段を
    利用して計数し、該所定期間以内に前記変換点検出手段
    にて前記被測定信号の立ち下がり又は立ち上がりの変化
    点を検出できない場合に前記被測定信号の周波数をゼロ
    と判定する計測値有効/無効判定手段と、 を備えたことを特徴とする周波数測定装置。
  2. 【請求項2】 前記所定期間は、起動後の前記被測定信
    号の最初の立ち上がりまでの期間と停止後の前記被測定
    信号の最初の立ち上がりまでの期間であることを特徴と
    する請求項1記載の周波数測定装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数算出手段の算出結果を表示す
    る表示手段を備え、 前記計測値有効/無効判定手段は、前記被測定信号の周
    波数がゼロであると判定した場合に前記表示手段にゼロ
    表示させることを特徴とする請求項1又は2のいずれか
    に記載の周波数測定装置。
  4. 【請求項4】 被測定信号の波数を計数する波数計数手
    段と、 前記波数計数手段が前記被測定信号の波数の計数を開始
    してから終了するまでの間に基準クロック信号の波数を
    計数して時間を測定する時間測定手段と、 前記波数計数手段の計数値と前記時間測定手段の測定値
    とにより前記被測定信号の周波数を求める周波数算出手
    段と、 前記波数計数手段にて計数された被測定信号の波長の長
    さが所定の基準値より短いか否かを判定する判定手段
    と、 前記周波数算出手段による前記波数計数手段の計数値及
    び時間計測手段の測定値の読み出し時間を確保する時間
    だけ動作し、確保時間だけ動作した直後に前記波数計数
    手段及び前記時間測定手段にリセットをかける読出時間
    確保手段と、を備えた周波数測定装置であって、 前記周波数算出手段は、前記判定手段にて前記波数計数
    手段にて計数された被測定信号の波長の長さ所定の基準
    値より短いと判定された場合に、前記読出時間確保手段
    の動作中に前記波数計数手段の計数値及び時間計測手段
    の測定値の読み出しを行って周波数の計算を行うと共
    に、次回の計測では前記読出時間確保手段が動作した時
    間分の計数値を周波数計算時に補正することを特徴とす
    る周波数測定装置。
  5. 【請求項5】 前記基準値は、前記読出時間確保手段の
    動作時間より大きい値であることを特徴とする請求項4
    記載の周波数測定装置。
JP11076078A 1999-03-19 1999-03-19 周波数測定装置 Withdrawn JP2000266790A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085396A (ja) * 2008-09-04 2010-04-15 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 光検出装置

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