JP2000266493A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JP2000266493A
JP2000266493A JP11066477A JP6647799A JP2000266493A JP 2000266493 A JP2000266493 A JP 2000266493A JP 11066477 A JP11066477 A JP 11066477A JP 6647799 A JP6647799 A JP 6647799A JP 2000266493 A JP2000266493 A JP 2000266493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank body
heat exchanger
fixed
main body
concave
Prior art date
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Pending
Application number
JP11066477A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
広志 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP11066477A priority Critical patent/JP2000266493A/ja
Publication of JP2000266493A publication Critical patent/JP2000266493A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2265/00Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction
    • F28F2265/28Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction for preventing noise

Landscapes

  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 静粛でしかもリサイクルの要請に十分に対応
可能な熱交換器を提供する。 【解決手段】 タンク本体4、5の外面に防音材6を分
離可能に固定したことを特徴とし、タンク本体または防
音材の一方に凹条7を形成するとともに、他方に凹条に
嵌合可能な凸条8が形成されている。凹条および凸条が
タンク本体の長手方向に延び、タンク本体が押出成形に
より形成され、タンク本体と防音材が粘着剤または接着
剤を介さずに固定されている熱交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンク本体の外面
に防音材が固定される熱交換器に関し、とくにインター
クーラ、ラジエータ、オイルクーラ等の車両用熱交換器
として最適な熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用熱交換器、たとえばイ
ンタークーラにおいては、インタークーラ内を流通する
過給気の流動音、あるいはエンジンの吸気系の脈動によ
るインタークーラのタンク本体の振動等による騒音を低
減して静粛性を向上させるべく、タンク本体の外面に防
音部材を固定したものが知られている。また、通常、タ
ンク本体はアルミニウム合金から構成されるのに対し、
防音部材はゴム等から構成されるため、粘着テープ等を
介してタンク本体の外面に防音部材が固定されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
とくに自動車の分野においては各部品のリサイクル(再
利用)の要請が強まっている。このリサイクルの要請に
対応するためには異材質からなるタンク本体と防音部材
とを分離する必要が生じるが、タンク本体の外面に粘着
テープ等を介して防音部材を固定したのでは、両部材を
分離しにくくなるためリサイクルが困難になるおそれが
ある。なお、実公平7−3177号公報においては、タ
ンク本体を座板とタンク本体とから形成し、タンク部材
を板厚の異なる2枚のアルミニウム合金等の板材から構
成し防音性を向上する提案、あるいは上記2枚の板材間
にさらにゴム等の防音材を設け防音性を向上する提案が
なされているが、前者においてはリサイクルは可能であ
ってもコストアップ、重量増加は必至である。また、後
者においては、リサイクルの要請に対応することは困難
である。
【0004】本発明の課題は、防音性に優れ静粛で、し
かもリサイクルの要請にも十分に対応可能な熱交換器を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の熱交換器は、タンク本体の外面に防音材を
分離可能に固定したことを特徴とするものからなる。
【0006】上記タンク本体の外面に防音材を分離可能
に固定するためには、たとえば上記タンク本体または防
音材の一方に凹条を形成し、他方に上記凹条に嵌合可能
な凸条を形成し、両者を嵌合させればよい。
【0007】上記凹条または凸条はタンク本体の長手方
向に延びていることが好ましい。つまり、上記防音材に
よる防音効果を確保するためには、両者の固定面積があ
る程度以上必要になるが、凹条または凸条をタンク本体
の長手方向に延設すれば上記固定面積を効率よく確保す
ることができる。また、この場合、凹条の少なくとも一
方の端部を外部に開放しておけば、防音材をタンク本体
の長手方向にスライドさせるだけで簡単にタンク本体と
防音材とを分離することができる。
【0008】上記タンク本体は、たとえば押出成形によ
り形成することができる。タンク本体を押出成形品とす
れば凹条および凸条を成形時において同時に形成するこ
ともできる。なお、防音部材も押出成形により形成する
ことが可能である。
【0009】上記タンク本体と防音材は、分離容易性の
観点からは、粘着剤または接着剤を介さずに固定される
ことが好ましい。また、上記のような凹条と凸条からな
る固定構造を採用する場合には、粘着剤等を用いなくて
もタンク本体に防音材を十分な強度をもって固定するこ
とができる。
【0010】上記のような熱交換器においては、タンク
本体の外面に防音部材が分離可能に固定されているの
で、たとえばアルミニウム合金等からなるタンク本体
と、ゴム等からなる防音部材とを容易に分離することが
できる。つまり、異材質からなる両部材を容易に分離す
ることができるので、リサイクルの要請に十分に対応す
ることができる。
【0011】また、リサイクル性向上の観点からは、粘
着剤、接着剤等を介さずにタンク本体の外面に防音部材
を固定することが好ましいが、上記のような凹条と凸条
とからなる固定構造を採用することにより防音効果およ
び固定強度を確保しつつ、分離容易性を向上することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の望ましい実施の形
態について図面を参照して説明する。図1および図2
は、本発明の一実施態様に係る熱交換器を示している。
図において、1は熱交換器を示している。熱交換器1
は、チューブ2とフィン3とが交互に積層された積層型
熱交換器を示している。チューブ2の一端部はタンク本
体4内に挿入されており、他端部はタンク本体5内に挿
入されている。タンク本体4、5(以下単に「各タンク
本体」という。)はアルミニウム合金からなっており、
各タンク本体の外面にはゴムからなる防音部材6が分離
可能に固定されている。より具体的には、各タンク本体
の外面に形成された凹条7に防音部材6の内面に形成さ
れた凸条8を嵌合させることにより、各タンク本体の外
面に防音部材6が固定されるようになっている。
【0013】各タンク本体の外面には、各タンク本体の
長手方向に延びる凹条7が形成されている。本実施態様
においては凹条7はあり溝に形成されている。一方、防
音部材6の内面にはあり溝に形成された凹条7に嵌合可
能な凸条8が形成されている。そして、凹条7に凸条8
を嵌合することにより、各タンク本体の外面に防音部材
6が固定されるようになっている。また、凹条7をあり
溝に形成することにより、粘着剤等の使用を排しつつ、
各タンク本体の外面へ防音部材を強固に固定できるよう
になっている。また、本実施態様の各タンク本体、防音
部材6は押出成形により形成された成形品からなってお
り、各タンク本体への凹条7および防音部材6への凸条
8の形成は、成形と同時に行われるようになっているの
で、コストアップを防止あるいは最小限に抑制すること
ができる。なお、各タンク本体の端部は、エンドキャッ
プ9により閉塞されるようになっている。
【0014】本実施態様においては、たとえば図1の矢
印方向に防音部材6をスライドさせることにより、各タ
ンク本体の外面への防音部材6の着脱が可能になってい
る。すなわち、各タンク本体の外面に防音部材6が分離
可能に固定されるようになっている。したがって異材質
からなる各タンク本体と防音部材6との分離をきわめて
容易に行うことができるので、リサイクルの要請に十分
対応することができる。また、凹条7および凸条8は各
タンク本体の長手方向に延びており、各タンク本体と防
音部材6との固定面積も十分に確保されているので、粘
着剤等の使用を避けつつ、固定強度を確保し、優れた防
音効果を得ることができる。
【0015】なお、本実施態様においては、各タンク本
体に凹条7を形成し防音部材6に凸条8を形成している
が、各タンク本体に凸条8を形成し防音部材6に凹条7
を形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱交換器に
よるときは、十分な固定強度を確保しつつ各タンク本体
の外面に防音部材を分離可能に固定することができるの
で、静粛でしかもリサイクルの要請にも十分に対応可能
な熱交換器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る熱交換器の斜視図で
ある。
【図2】図1のタンク本体の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 チューブ 3 フィン 4、5 タンク本体 6 防音部材 7 凹条 8 凸条 9 エンドキャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体の外面に防音材を分離可能に
    固定したことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記タンク本体または防音材の一方に凹
    条を形成するとともに、他方に前記凹条に嵌合可能な凸
    条が形成されている、請求項1の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記凹条および凸条がタンク本体の長手
    方向に延びている、請求項2の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記タンク本体が押出成形により形成さ
    れている、請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換
    器。
  5. 【請求項5】 前記タンク本体と防音材が粘着剤または
    接着剤を介さずに固定されている、請求項1ないし4の
    いすれかに記載の熱交換器。
JP11066477A 1999-03-12 1999-03-12 熱交換器 Pending JP2000266493A (ja)

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JP11066477A JP2000266493A (ja) 1999-03-12 1999-03-12 熱交換器

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ID=13316910

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100347508C (zh) * 2002-05-24 2007-11-07 三电有限公司 能降低噪声的热交换器
JP2016008001A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用内燃機関の冷却装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100347508C (zh) * 2002-05-24 2007-11-07 三电有限公司 能降低噪声的热交换器
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