JP2000266142A - 機械式テンショナ - Google Patents
機械式テンショナInfo
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- JP2000266142A JP2000266142A JP11069615A JP6961599A JP2000266142A JP 2000266142 A JP2000266142 A JP 2000266142A JP 11069615 A JP11069615 A JP 11069615A JP 6961599 A JP6961599 A JP 6961599A JP 2000266142 A JP2000266142 A JP 2000266142A
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- tensioner
- chain
- tensioner arm
- coil spring
- torsion coil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/081—Torsion springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0889—Path of movement of the finally actuated member
- F16H2007/0893—Circular path
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な機構を備えしかも耐久性を有するテン
ショナを提供する。 【解決手段】 エンジンブロック３０に固定されたボル
ト１２に回動自在に支持された樹脂製のテンショナアー
ム１１と、エンジンブロック３０に固定されたフランジ
ボルト１３の回りに配設され、テンショナアーム１１が
チェーン６に向かう側に回動するようテンショナアーム
１１を付勢するねじりコイルばね１４とからテンショナ
１０を構成する。この場合に、ねじりコイルばね１４の
各脚部１４ａ，１４ｂが当接するテンショナアーム１１
の凹部１１ａの底壁面に金属製のプレート１５を装着す
る。
ショナを提供する。 【解決手段】 エンジンブロック３０に固定されたボル
ト１２に回動自在に支持された樹脂製のテンショナアー
ム１１と、エンジンブロック３０に固定されたフランジ
ボルト１３の回りに配設され、テンショナアーム１１が
チェーン６に向かう側に回動するようテンショナアーム
１１を付勢するねじりコイルばね１４とからテンショナ
１０を構成する。この場合に、ねじりコイルばね１４の
各脚部１４ａ，１４ｂが当接するテンショナアーム１１
の凹部１１ａの底壁面に金属製のプレート１５を装着す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン内部のチ
ェーンに適正な緊張力を作用させるテンショナに関し、
詳細には、その構造の改良に関する。
ェーンに適正な緊張力を作用させるテンショナに関し、
詳細には、その構造の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】一般に、内燃機関の動弁
装置の駆動に用いられるタイミングチェーンシステムで
は、タイミングチェーンの弛み側にテンショナが配置さ
れているが、バランサーチェーンシステムのように比較
的トルク変動の少ないチェーンのアプリケーションにお
いては、チェーンの張り側と同様に弛み側にも、従来よ
り固定ガイドが用いられている。そして、チェーン弛み
側の固定ガイドについては、シム調整によりチェーン側
への突出量を調整することにより、チェーンに常時所定
の緊張力を作用させるようにしている。
装置の駆動に用いられるタイミングチェーンシステムで
は、タイミングチェーンの弛み側にテンショナが配置さ
れているが、バランサーチェーンシステムのように比較
的トルク変動の少ないチェーンのアプリケーションにお
いては、チェーンの張り側と同様に弛み側にも、従来よ
り固定ガイドが用いられている。そして、チェーン弛み
側の固定ガイドについては、シム調整によりチェーン側
への突出量を調整することにより、チェーンに常時所定
の緊張力を作用させるようにしている。
【０００３】しかしながら、前記従来の構成では、チェ
ーンの伸びが大きくなって、チェーンの弛み量が増えた
ときにすぐに対応することができず、その結果、チェー
ンがばたついたり、噛合異常が生じたりするおそれがあ
る。その一方、タイミングチェーンシステムにおけるよ
うな油圧テンショナを採用することは、複雑な油圧機構
が必要になる等の問題がある。
ーンの伸びが大きくなって、チェーンの弛み量が増えた
ときにすぐに対応することができず、その結果、チェー
ンがばたついたり、噛合異常が生じたりするおそれがあ
る。その一方、タイミングチェーンシステムにおけるよ
うな油圧テンショナを採用することは、複雑な油圧機構
が必要になる等の問題がある。
【０００４】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、簡易な機構を備えしかも耐久性を有す
るテンショナを提供することを目的とする。
なされたもので、簡易な機構を備えしかも耐久性を有す
るテンショナを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテンショナ
は、チェーンに緊張力を作用させるための機械式テンシ
ョナであって、エンジンブロック側に固定された枢支軸
の回りに枢支可能に設けられる樹脂製のテンショナアー
ムと、前記テンショナアームを挿通してエンジンブロッ
ク側に固定されたガイド軸の回りに配設され、前記テン
ショナアームが前記枢支軸の回りをチェーンに向かう側
に揺動するよう、前記テンショナアームを付勢するねじ
りコイルばねとを備え、前記ねじりコイルばねの脚部が
当接する前記テンショナアーム内の当接部には、金属製
のプレートが装着されていることを特徴としている。
は、チェーンに緊張力を作用させるための機械式テンシ
ョナであって、エンジンブロック側に固定された枢支軸
の回りに枢支可能に設けられる樹脂製のテンショナアー
ムと、前記テンショナアームを挿通してエンジンブロッ
ク側に固定されたガイド軸の回りに配設され、前記テン
ショナアームが前記枢支軸の回りをチェーンに向かう側
に揺動するよう、前記テンショナアームを付勢するねじ
りコイルばねとを備え、前記ねじりコイルばねの脚部が
当接する前記テンショナアーム内の当接部には、金属製
のプレートが装着されていることを特徴としている。
【０００６】本発明においては、テンショナアームとね
じりコイルばねとからテンショナが構成されているの
で、複雑な油圧機構等を必要とせず、構造を簡略化でき
る。またテンショナアームは、シューの部分のみならず
アーム本体を含むテンショナアーム全体が樹脂により一
体化されているので、テンショナ全体の構造をさらに簡
略化できる。
じりコイルばねとからテンショナが構成されているの
で、複雑な油圧機構等を必要とせず、構造を簡略化でき
る。またテンショナアームは、シューの部分のみならず
アーム本体を含むテンショナアーム全体が樹脂により一
体化されているので、テンショナ全体の構造をさらに簡
略化できる。
【０００７】しかも、この場合には、ねじりコイルばね
の脚部が当接するテンショナアーム内の当接部に金属製
のプレートが装着されているので、ねじりコイルばねの
脚部の圧接により当接部が摩耗するのを防止でき、耐久
性を向上できる。
の脚部が当接するテンショナアーム内の当接部に金属製
のプレートが装着されているので、ねじりコイルばねの
脚部の圧接により当接部が摩耗するのを防止でき、耐久
性を向上できる。
【０００８】なお、ここでいう「金属」とは、単体の金
属の他、合金や金属間化合物をも含む概念である。
属の他、合金や金属間化合物をも含む概念である。
【０００９】この金属製のプレートが装着されていない
場合には、テンショナアーム全体が樹脂製であることか
ら、ねじりコイルばねの伸縮時にその脚部がテンショナ
アーム内の当接部に圧接することにより、当接部が摩耗
し、その結果、チェーンへの押付力が低下して、チェー
ンに適切な緊張力を維持させることができない場合が生
じ得る。これに対して、本発明では、金属製のプレート
の装着により、チェーンへの押付力が低下することもな
く、チェーンに常時一定の緊張力を維持させることがで
きる。
場合には、テンショナアーム全体が樹脂製であることか
ら、ねじりコイルばねの伸縮時にその脚部がテンショナ
アーム内の当接部に圧接することにより、当接部が摩耗
し、その結果、チェーンへの押付力が低下して、チェー
ンに適切な緊張力を維持させることができない場合が生
じ得る。これに対して、本発明では、金属製のプレート
の装着により、チェーンへの押付力が低下することもな
く、チェーンに常時一定の緊張力を維持させることがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図１ないし図４は本発明の一実
施態様による機械式テンショナを説明するための図であ
って、図１はテンショナを含むバランサーチェーンシス
テムの正面図、図２はその側面図、図３は図１に示すテ
ンショナの一部切欠き拡大図、図４はテンショナの作動
を説明するための図である。
面に基づいて説明する。図１ないし図４は本発明の一実
施態様による機械式テンショナを説明するための図であ
って、図１はテンショナを含むバランサーチェーンシス
テムの正面図、図２はその側面図、図３は図１に示すテ
ンショナの一部切欠き拡大図、図４はテンショナの作動
を説明するための図である。
【００１１】図１および図２において、このバランサー
チェーンシステム１は、クランクシャフト２およびバラ
ンスシャフト３にそれぞれ取り付けられたスプロケット
４，５と、これらのスプロケット４，５間に巻き掛けら
れたバランサーチェーン６とを有している。
チェーンシステム１は、クランクシャフト２およびバラ
ンスシャフト３にそれぞれ取り付けられたスプロケット
４，５と、これらのスプロケット４，５間に巻き掛けら
れたバランサーチェーン６とを有している。
【００１２】バランサーチェーン６の張り側には、チェ
ーンガイド２０が配設されている。チェーンガイド２０
は、その両端側に配置されたボルト２１，２２により、
エンジンブロック３０に固定されている。
ーンガイド２０が配設されている。チェーンガイド２０
は、その両端側に配置されたボルト２１，２２により、
エンジンブロック３０に固定されている。
【００１３】バランサーチェーン６の弛み側には、テン
ショナ１０が配設されている。テンショナ１０は、たと
えばプラスチック等の樹脂からなるテンショナアーム１
１を有しており、テンショナアーム１１は、その一端を
挿通するボルト１２の回りを回動自在に設けられてい
る。ボルト１２は、エンジンブロック３０に固定されて
いる。
ショナ１０が配設されている。テンショナ１０は、たと
えばプラスチック等の樹脂からなるテンショナアーム１
１を有しており、テンショナアーム１１は、その一端を
挿通するボルト１２の回りを回動自在に設けられてい
る。ボルト１２は、エンジンブロック３０に固定されて
いる。
【００１４】テンショナ１０においてボルト１２の挿通
個所から離れた個所には、フランジボルト１３が挿通し
ている。このフランジボルト１３も同様にエンジンブロ
ック３０に固定されている。
個所から離れた個所には、フランジボルト１３が挿通し
ている。このフランジボルト１３も同様にエンジンブロ
ック３０に固定されている。
【００１５】テンショナ１０のフランジボルト挿通個所
には、凹部１１ａが形成されている。この凹部１１ａ内
においてフランジボルト１３の周囲には、ねじりコイル
ばね１４が配設されている。すなわち、ねじりコイルば
ね１４は、フランジボルト１３をガイド軸としている。
には、凹部１１ａが形成されている。この凹部１１ａ内
においてフランジボルト１３の周囲には、ねじりコイル
ばね１４が配設されている。すなわち、ねじりコイルば
ね１４は、フランジボルト１３をガイド軸としている。
【００１６】図３に示すように、凹部１１ａの底壁面に
は、金属製のプレート１５が装着されている。プレート
１５を構成する材料としては、たとえば工具鋼が用いら
れるが、これに限定されるわけではなく、種々の組成の
ものが考えられる。ねじりコイルばね１４の両端の各脚
部１４ａ，１４ｂは、プレート１５の上に圧接してい
る。このねじりコイルばね１４のばね力により、テンシ
ョナアーム１１は、ボルト１２の回りをチェーン６側に
回動する方向に付勢されている。
は、金属製のプレート１５が装着されている。プレート
１５を構成する材料としては、たとえば工具鋼が用いら
れるが、これに限定されるわけではなく、種々の組成の
ものが考えられる。ねじりコイルばね１４の両端の各脚
部１４ａ，１４ｂは、プレート１５の上に圧接してい
る。このねじりコイルばね１４のばね力により、テンシ
ョナアーム１１は、ボルト１２の回りをチェーン６側に
回動する方向に付勢されている。
【００１７】このような構成になるテンショナ１０で
は、上述のように、ねじりコイルばね１４のばね力が、
各脚部１４ａ，１４ｂからプレート１５を介してテンシ
ョナアーム１１に作用し、これにより、テンショナアー
ム１１がボルト１２の回りをチェーン６側に回動して、
チェーン６に押付力が作用する。チェーン６は、テンシ
ョナアーム１１の摺動面１７（図２）上を摺動する。
は、上述のように、ねじりコイルばね１４のばね力が、
各脚部１４ａ，１４ｂからプレート１５を介してテンシ
ョナアーム１１に作用し、これにより、テンショナアー
ム１１がボルト１２の回りをチェーン６側に回動して、
チェーン６に押付力が作用する。チェーン６は、テンシ
ョナアーム１１の摺動面１７（図２）上を摺動する。
【００１８】チェーン６の運転中にチェーン６に弛みが
生じた場合には、図４に示すように、ねじりコイルばね
１４の各脚部１４ａ，１４ｂの開き角が小さくなる方向
に各脚部１４ａ，１４ｂの位置が変化し、その結果、テ
ンショナアーム１１がボルト１２の回りをチェーン６側
に回動して、同図二点鎖線位置から実線位置に移動す
る。これにより、チェーン６に弛みが生じた場合でも、
チェーン６に対して適切な押付力を作用させることがで
き、チェーン６の緊張力を一定に維持することができ
る。
生じた場合には、図４に示すように、ねじりコイルばね
１４の各脚部１４ａ，１４ｂの開き角が小さくなる方向
に各脚部１４ａ，１４ｂの位置が変化し、その結果、テ
ンショナアーム１１がボルト１２の回りをチェーン６側
に回動して、同図二点鎖線位置から実線位置に移動す
る。これにより、チェーン６に弛みが生じた場合でも、
チェーン６に対して適切な押付力を作用させることがで
き、チェーン６の緊張力を一定に維持することができ
る。
【００１９】また、エンジンのトルク変動等により、チ
ェーン６側からテンショナアーム１１に押付力が作用し
た場合には、上記とは逆に、ねじりコイルばね１４の各
脚部１４ａ，１４ｂの開き角が大きくなる方向に各脚部
１４ａ，１４ｂの位置が変化して、テンショナアーム１
１がボルト１２の回りをチェーン６から離れる側に回動
する。
ェーン６側からテンショナアーム１１に押付力が作用し
た場合には、上記とは逆に、ねじりコイルばね１４の各
脚部１４ａ，１４ｂの開き角が大きくなる方向に各脚部
１４ａ，１４ｂの位置が変化して、テンショナアーム１
１がボルト１２の回りをチェーン６から離れる側に回動
する。
【００２０】このように、ねじりコイルばね１４の各脚
部１４ａ，１４ｂの位置が変化する際には、各脚部１４
ａ，１４ｂがプレート１５に圧接した状態で金属製のプ
レート１５上を移動する。この金属製のプレート１５が
設けられていることにより、テンショナアーム１１の凹
部１１ａの底壁面がねじりコイルばね１４の各脚部１４
ａ，１４ｂにより摩耗するのを防止でき、これにより、
テンショナ１０の耐久性を向上できる。
部１４ａ，１４ｂの位置が変化する際には、各脚部１４
ａ，１４ｂがプレート１５に圧接した状態で金属製のプ
レート１５上を移動する。この金属製のプレート１５が
設けられていることにより、テンショナアーム１１の凹
部１１ａの底壁面がねじりコイルばね１４の各脚部１４
ａ，１４ｂにより摩耗するのを防止でき、これにより、
テンショナ１０の耐久性を向上できる。
【００２１】なお、この金属製のプレート１５が装着さ
れていない場合には、テンショナアーム全体が樹脂製で
あることから、ねじりコイルばね１４の伸縮時にその脚
部１４ａ，１４ｂがテンショナアーム１１の凹部１１ａ
の底壁面に圧接することにより、底壁面１１ａが摩耗
し、その結果、チェーン６への押付力が低下して、チェ
ーン６に適切な緊張力を維持させることができない場合
が生じ得る。これに対して、本実施態様では、金属製の
プレート１５の装着により、チェーン６への押付力が低
下することもなく、チェーン６に常時一定の緊張力を維
持させることができる。
れていない場合には、テンショナアーム全体が樹脂製で
あることから、ねじりコイルばね１４の伸縮時にその脚
部１４ａ，１４ｂがテンショナアーム１１の凹部１１ａ
の底壁面に圧接することにより、底壁面１１ａが摩耗
し、その結果、チェーン６への押付力が低下して、チェ
ーン６に適切な緊張力を維持させることができない場合
が生じ得る。これに対して、本実施態様では、金属製の
プレート１５の装着により、チェーン６への押付力が低
下することもなく、チェーン６に常時一定の緊張力を維
持させることができる。
【００２２】また本実施態様では、テンショナアーム１
１とねじりコイルばね１４とからテンショナ１０が構成
されているので、複雑な油圧機構等を必要とせず、構造
を簡略化できる。またテンショナアーム１１は、シュー
の部分のみならずアーム本体を含むテンショナアーム全
体が樹脂により一体化されて形成されているので、テン
ショナ全体の構造をさらに簡略化できる。
１とねじりコイルばね１４とからテンショナ１０が構成
されているので、複雑な油圧機構等を必要とせず、構造
を簡略化できる。またテンショナアーム１１は、シュー
の部分のみならずアーム本体を含むテンショナアーム全
体が樹脂により一体化されて形成されているので、テン
ショナ全体の構造をさらに簡略化できる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明に係る機械式テンシ
ョナによれば、テンショナアームとねじりコイルばねと
からテンショナを構成するようにしたので、構造を簡略
化できる効果がある。また本発明では、ねじりコイルば
ねの脚部が当接するテンショナアーム内の当接部に金属
製のプレートを装着するようにしたので、ねじりコイル
ばねの脚部の圧接により当接部が摩耗するのを防止で
き、耐久性を向上できる効果もある。
ョナによれば、テンショナアームとねじりコイルばねと
からテンショナを構成するようにしたので、構造を簡略
化できる効果がある。また本発明では、ねじりコイルば
ねの脚部が当接するテンショナアーム内の当接部に金属
製のプレートを装着するようにしたので、ねじりコイル
ばねの脚部の圧接により当接部が摩耗するのを防止で
き、耐久性を向上できる効果もある。
【図１】本発明の一実施態様による機械式テンショナを
含むバランサーチェーンシステムの正面図。
含むバランサーチェーンシステムの正面図。
【図２】前記バランサーチェーンシステムの側面図。
【図３】前記テンショナ（図１）の一部切欠き拡大図。
【図４】前記テンショナ（図１）の作動を説明するため
の図。
の図。
１ バランサーチェーンシステム １０ （機械式）テンショナ １１ テンショナアーム １２ ボルト（枢支軸） １３ フランジボルト（ガイド軸） １４ ねじりコイルばね １４ａ 脚部 １４ｂ 脚部 １５ 金属製のプレート ３０ エンジンブロック
Claims (1)
- 【請求項１】 チェーンに緊張力を作用させるための機
械式テンショナであって、 エンジンブロック側に固定された枢支軸の回りに枢支可
能に設けられる樹脂製のテンショナアームと、 前記テンショナアームを挿通してエンジンブロック側に
固定されたガイド軸の回りに配設され、前記テンショナ
アームが前記枢支軸の回りをチェーンに向かう側に揺動
するよう、前記テンショナアームを付勢するねじりコイ
ルばねとを備え、 前記ねじりコイルばねの脚部が当接する前記テンショナ
アーム内の当接部には、金属製のプレートが装着されて
いる、ことを特徴とする機械式テンショナ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11069615A JP2000266142A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 機械式テンショナ |
| EP00301812A EP1036956A3 (en) | 1999-03-16 | 2000-03-06 | Mechanical chain tensioner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11069615A JP2000266142A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 機械式テンショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266142A true JP2000266142A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13407958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11069615A Pending JP2000266142A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 機械式テンショナ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1036956A3 (ja) |
| JP (1) | JP2000266142A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE20115472U1 (de) | 2001-09-19 | 2003-02-13 | Winklhofer & Soehne Gmbh | Spannschiene mit zwei Aufdrückbereichen |
| DE102005033015A1 (de) * | 2005-07-15 | 2007-01-18 | Schaeffler Kg | Kettenspannvorrichtung |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1238299B (de) * | 1961-10-19 | 1967-04-06 | Renault | Kettenspanner |
| GB1085213A (en) * | 1964-08-18 | 1967-09-27 | Borg Warner Ltd | Improved belt or chain tensioning device |
| DE2550639C2 (de) * | 1975-11-11 | 1983-10-27 | Joresa S.A., Sardanyola | Automatische Nachstellvorrichtung für eine Kettenspanneinrichtung |
| US5647812A (en) * | 1995-11-30 | 1997-07-15 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Coil spring chain tensioner |
| DE19606002C2 (de) * | 1996-02-17 | 1998-01-29 | Daimler Benz Ag | Spann- oder Gleitschiene für Kettentriebe von Brennkraftmaschinen |
| JPH10231905A (ja) * | 1997-02-20 | 1998-09-02 | Tsubakimoto Chain Co | チェーン張力緩和装置 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP11069615A patent/JP2000266142A/ja active Pending
-
2000
- 2000-03-06 EP EP00301812A patent/EP1036956A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1036956A2 (en) | 2000-09-20 |
| EP1036956A3 (en) | 2002-11-20 |
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