JP2000266008A - 流体圧装置 - Google Patents

流体圧装置

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JP2000266008A
JP2000266008A JP11064825A JP6482599A JP2000266008A JP 2000266008 A JP2000266008 A JP 2000266008A JP 11064825 A JP11064825 A JP 11064825A JP 6482599 A JP6482599 A JP 6482599A JP 2000266008 A JP2000266008 A JP 2000266008A
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正 石村
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清 津田
Tadashi Sugaya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法で、かつ低コストで、往復動アク
チュエータの往き行程で素早く、かつ戻り行程で緩やか
な作動制御ができる、流体圧装置を提供する。 【解決手段】 作動流体Fが往復動アクチュエータ21
の流体室30に流入する時には、弁体47が弁シート4
6aから離れ、該弁シート46aと前記弁体47との間
を通って前記流体室30に迅速に前記作動流体Fが流入
し、前記アクチュエータ21が迅速に作動する。一方、
前記作動流体Fが前記流体室30から流出する時には、
前記弁体47が前記弁シート46aに着座し、前記流体
室30からの前記作動流体Fの流出量は、絞り通路54
によって許容されるだけの量に規制される。よって、前
記アクチュエータ21は緩やかに戻り作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動アクチュエ
ータを有する流体圧装置に関するものである。また、本
発明は、該流体圧装置を有する作業機およびそれらに使
用して好適な逆流量制御弁装置および弁体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、農用のブームスプレーヤにおい
ては、作物の高さに応じて散布地上高を調節したり、散
布作業時に作物や障害物との衝突を避ける等の目的で、
走行機体の左右側方へ向けて長く延ばしたブームの上下
位置を調節操作できるようになっている。そして、該ブ
ームの上下位置を調節するための駆動源としては、大き
な出力が得られること等から、例えば、油圧式等の往復
動アクチュエータが用いられている。
【0003】該往復動アクチュエータとして、片ロッド
形アクチュエータを用いる場合には、該アクチュエータ
の作動ロッドの伸び出し行程で前記ブームが上方へ駆動
されるとともに、前記作動ロッドの退縮行程で前記ブー
ムが下降するように流体圧回路を構成して、前記ブーム
を上昇駆動せしめるときに大きな推力が発揮されるよう
にせしめるのが通常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合、ブ
ームの自重も作用することから、該ブームの下降作動速
度が速くなってしまう等の問題がある。これに対し、例
えば、前記ブームの上昇時には、障害物の発見が遅れた
場合でもそれを瞬時に避けることができるように、迅速
に前記ブームを上昇作動させることができ、一方、前記
ブームの下降時には、前記走行機体の安定性を損なった
り、ブーム下降動作の停止時に大きな衝撃が発生したり
しないように、ゆっくりと前記ブームを下降作動させ得
ることが望ましい。
【0005】こうした理想的な作動を保証するために
は、前記ブームを上昇駆動せしめる時には、前記往復動
アクチュエータの流体室内に素早く前記作動流体を大量
に流入させ、一方、前記ブームを下降駆動せしめる時に
は、前記流体室から前記作動流体をゆっくりと、わずか
ずつ流出させることができるようにすればよい。
【0006】このため、例えば建設機械等では、複雑で
高度な制御方法を用いて、往復動アクチュエータの駆動
制御を行っているのが現状である。
【0007】本発明は、こうした事情に鑑みてなされた
もので、簡便な方法で、かつ低コストで、往復動アクチ
ュエータの前記の如くの理想的な制御ができる、流体圧
装置、作業機、並びに、それらに使用して好適な、弁体
及び逆流量制御弁装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明に係る流体圧装置は、作動
流体が出入りする流体室を有する往復動アクチュエータ
と、弁シートと、前記作動流体の前記流体室からの流出
時には前記弁シートへ着座し前記作動流体の前記流体室
への流入時には前記弁シートから離れるとともに該弁シ
ートへ着座している時にも所定量の前記作動流体の流出
を許容する絞り通路を有する弁体と、を備えたものであ
る。
【0009】請求項1に記載の本発明によれば、前記作
動流体が前記往復動アクチュエータの前記流体室に流入
する時には、前記弁体が前記弁シートから離れるので、
該弁シートと前記弁体との間を通って前記流体室に迅速
に前記作動流体が大量に流入し、前記アクチュエータが
迅速に作動する。
【0010】一方、前記作動流体が前記流体室から流出
する時には、前記弁体が前記弁シートに着座するので、
前記流体室からの前記作動流体の流出量は、前記絞り通
路によって許容されるだけの所定量に規制される。よっ
て、前記アクチュエータは緩やかに作動する。
【0011】前記流体圧装置を、例えば、前記従来技術
の項で述べたような作業機としてのブームスプレーヤに
適用する場合には、流体圧回路を次のように構成すると
好適である。すなわち、前記往復動アクチュエータの前
記流体室に前記作動流体が流入することにより被駆動部
材としてのブームが上昇駆動されるとともに、前記流体
室から前記作動流体が流出することにより前記ブームが
下降するように、流体圧回路を構成する。このようにす
れば、簡易な構成によって、前記ブームを迅速に上昇駆
動し、かつ、確実に緩やかに下降せしめることができ
る。
【0012】請求項2に記載の本発明に係る流体圧装置
は、請求項1に記載のものにおいて、前記往復動アクチ
ュエータを片ロッド形アクチュエータとし、前記流体室
を、前記片ロッド形アクチュエータの反作動ロッド側に
位置せしめたものである。このようにすれば、前記流体
室への前記作動流体の流入時に、前記アクチュエータに
よる大きな推力が得られ、逆に、前記流体室からの前記
作動流体の流出時には、前記アクチュエータの緩やかな
作動が保証されるので、一層好適である。
【0013】請求項3に記載の本発明に係る作業機は、
被駆動作業部材と、流体室への作動流体の出入りにより
前記被駆動作業部材を駆動する往復動アクチュエータ
と、弁シートと、前記作動流体の前記流体室からの流出
時には前記弁シートへ着座し前記作動流体の前記流体室
への流入時には前記弁シートから離れるとともに該弁シ
ートへ着座している時にも所定量の前記作動流体の流出
を許容する絞り通路を有する弁体と、を備えたものであ
る。
【0014】この場合の作用効果は、請求項1に記載の
ものと同様である。
【0015】請求項4に記載の本発明に係る作業機は、
請求項3に記載のものにおいて、前記往復動アクチュエ
ータを片ロッド形アクチュエータとし、前記流体室を、
前記片ロッド形アクチュエータの反作動ロッド側に位置
せしめたものである。この場合の作用効果は、請求項2
に記載のものと同様である。
【0016】なお、請求項5に記載のもののように、前
記被駆動作業部材が、上下方向に駆動される重量物であ
り、前記往復動アクチュエータの伸び出し行程で前記被
駆動作業部材が上方へ駆動されるようにせしめた場合
に、特に大きな効果が得られる。
【0017】請求項6に記載の本発明は、請求項1乃至
5のいずれかに記載のものにおいて、前記弁シートを、
前記往復動アクチュエータの前記流体室の作動流体出入
口部に接続される管継手を利用して形成したものであ
る。この構成は、前記作動流体出入口部には、前記作動
流体の流体管路が前記管継手を介して接続されるのが通
常であることを利用したものであり、このようにすれ
ば、前記弁シート自体を特別に作製しなくても良いし、
該弁シートの配置のための特別な構成も不要となるの
で、装置全体をコンパクトにすることができ、しかも、
コスト上有利である。
【0018】請求項7に記載の本発明は、請求項6に記
載のものにおいて、前記弁体が、前記管継手内に軸線方
向移動自在に挿通される弁軸を一体的に備えたものであ
る。このようにすれば、前記管継手と、前記弁軸と、に
よって、前記弁シートに対する前記弁体の往復移動が案
内されるので、作動が確実となり、好適である。
【0019】請求項8に記載の本発明は、請求項6又は
7に記載のものにおいて、前記弁体が、前記作動流体の
前記流体室への流入時に前記往復動アクチュエータとの
間に作動流体通路を形成する溝を備えたものである。
【0020】請求項9に記載の本発明に係る逆流量制御
弁装置は、弁シートと、作動流体の流通方向に応じて前
記弁シートへ着座し又は該弁シートから離れる弁体と、
該弁体が前記弁シートに着座している時にも所定量の前
記作動流体の流出を許容する絞り通路と、を備えたもの
である。この場合、例えば、前記作動流体が順方向に流
通すると、それに応じて、前記弁体が前記弁シートから
離れるので、前記作動流体が大量に流通できる。これに
対し、前記作動流体が逆方向に流通すると、それに応じ
て、前記弁体が前記弁シートに着座するので、前記作動
流体の流通量は、前記絞りによって許容されるだけの所
定量に規制される。
【0021】請求項10に記載の本発明は、請求項9に
記載のものにおいて、前記絞り通路を前記弁体自体に形
成したものである。このようにすれば、該弁体を従来の
機構の一部に組み込むだけで、すでに述べた如き作用効
果が奏されるので、コスト上一層有利である。
【0022】請求項11に記載の本発明に係る弁体は、
作動流体の流通方向に応じて弁シートへ着座し又は該弁
シートから離れる弁体であって、前記弁シートに着座し
ている時にも所定量の前記作動流体の流出を許容する絞
り通路を備えたものである。
【0023】請求項12に記載の本発明は、請求項11
に記載のものにおいて、前記絞り通路が、前記弁体に貫
通形成された貫通孔であり、該貫通孔は、その軸線方向
の途中に、前記作動流体が前記弁体を前記弁シートから
離す方向へ流通する時に前記作動流体による流体圧を受
ける受圧面を備えたものである。このようにすれば、該
受圧面が前記作動流体の流体圧を受けるので、前記弁体
の前記弁シートからの離脱動作が一層確実となる等の利
点がある。
【0024】請求項13に記載の本発明に係る流体圧装
置は、往復動アクチュエータの流体室の作動流体出入口
部と、該作動流体出入口部に接続される管継手と、の間
に、該管継手を弁シートとする弁体であって、前記流体
室からの作動流体の流出時に該作動流体に押されて前記
弁シートへ着座するとともに前記流体室への前記作動流
体の流入時に該作動流体に押されて前記弁シートから離
れる弁体を介装し、該弁体は、前記弁シートへ着座して
いる時にも所定量の前記作動流体の流出を許容する絞り
通路を備えてなるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な一実施の形態を説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施形態に係る流体圧
装置を備えた作業機の一例としての、農用ブームスプレ
ーヤの斜視図である。該ブームスプレーヤは、薬液等の
噴霧液を収容するタンク1を搭載した乗用走行機体2の
後部に、片側散布方式の伸縮自在なブーム3を備えてい
る。該ブーム3の下面には、その長さ方向に適当な等間
隔をおいて、多数の噴霧ノズル4が取り付けられてい
る。前記ブームスプレーヤは、前記ブーム3を前記走行
機体2の左右いずれか一側外方へ長く延ばして走行しな
がら、前記多数の噴霧ノズル4によって、一度に広幅の
噴霧作業を行う。
【0027】前記ブームスプレーヤは、ブーム折り畳み
機構5と、ブーム旋回機構6と、ブーム昇降機構7と、
ブーム上下揺動機構8と、を備えている。
【0028】前記ブーム折り畳み機構5は、ブーム支持
ベース9と旋回フレーム10との間に設けられたブーム
折り畳み用ピボット連結部11と、前記ブーム支持ベー
ス9と前記旋回フレーム10との間に架設された、油圧
シリンダ等のブーム折り畳み駆動用アクチュエータ12
と、を備え、格納時や移動時等の便宜のため、図1の状
態のように、前記ブーム折り畳み用ピボット連結部11
を中心として、前記ブーム3を前記走行機体2の一側に
沿って折り畳むことができるようにするためのものであ
る。
【0029】前記ブーム旋回機構6は、前記旋回フレー
ム10の基端部と昇降フレーム13との間に設けられた
ブーム旋回用ピボット連結部14と、前記旋回フレーム
10と前記昇降フレーム13との間に架設された、油圧
シリンダ等のブーム旋回駆動用アクチュエータ15と、
を備え、前記旋回フレーム10を、前記ブーム旋回用ピ
ボット連結部14を中心として、前記走行機体2の後方
の水平面内で180度旋回させることにより、前記走行
機体2の左右両側で前記ブーム3の向きを変更できるよ
うにするためのものである。
【0030】前記ブーム昇降機構7は、前記昇降フレー
ム13と、該昇降フレーム13を案内する左右一対の案
内レール16,16と、前記昇降フレーム13に伝動手
段としての動滑車17とワイヤ18とを介して駆動上連
結された、油圧シリンダ等のブーム昇降駆動用アクチュ
エータ19と、を備え、前記走行機体2の後部に固着さ
れた前記左右一対の案内レール16,16に沿って前記
昇降フレーム13を上下方向へ平行移動させることによ
り、前記ブーム3による散布地上高を調節できるように
するためのものである。
【0031】また、前記ブーム上下揺動機構8は、前記
ブーム3の基端部3aと前記ブーム支持ベース9との間
に設けられたブーム上下揺動用ピボット連結部20と、
前記ブーム3と前記ブーム支持ベース9との間に架設さ
れた、油圧シリンダ等のブーム上下揺動駆動用アクチュ
エータ21と、を備え、前記ブーム上下揺動用ピボット
連結部20を中心として、前記ブーム3の先端部3b側
を上下に揺動させることにより、例えば、走行しながら
の噴霧作業時に、前記ブーム3が作物や障害物等に衝突
するのを避けることができるようにするためのものであ
る。
【0032】本発明の一実施形態に係る流体圧装置は、
前記ブーム上下揺動機構8について適用されている。
【0033】図2は、該ブーム上下揺動機構8の流体回
路図である。図2において、被駆動作業部材としての前
記ブーム3の前記基端部3aは、水平断面コ字形の前記
ブーム支持ベース9の開口部内に挿入されていて、前記
ブーム上下揺動用ピボット連結部20を構成する水平な
ブーム枢止軸22を介して、前記ブーム支持ベース9の
上部に枢止されている。
【0034】また、前記ブーム上下揺動駆動用アクチュ
エータ21は、図示例では、片ロッド形の複動式往復動
油圧シリンダであり、固定部としての前記ブーム支持ベ
ース9と、前記ブーム3と、の間に、前記ブーム上下揺
動駆動用アクチュエータ21の伸び出し行程で前記ブー
ム3が上方へと揺動駆動されるように、架設されてい
る。具体的には、前記ブーム支持ベース9の下部には、
ベース側ステー23が下向きに突設され、一方、前記ブ
ーム3の前記基端部3a寄りの位置の下面には、ブーム
側ステー24が下向きに突設されている。前記ベース側
ステー23には、前記ブーム上下揺動駆動用アクチュエ
ータ21のシリンダ25の基端部25a側が、ベース側
水平枢止軸26を介して、相対回動自在に連結されてい
る。一方、前記ブーム側ステー24には、前記ブーム上
下揺動駆動用アクチュエータ21の作動ロッド27の先
端部27aが、ブーム側水平枢止軸28を介して、相対
回動自在に連結されている。
【0035】前記ブーム上下揺動駆動用アクチュエータ
21において、前記作動ロッド27の前記シリンダ25
内に収容されている基端部27bに固着された作動子と
してのピストン29によって、前記シリンダ25内に、
図2で見て左右二つの油室30,31が流体室として区
画形成されている。ここでは、前記右側の油室31内を
通過するように前記作動ロッド27が伸びており、この
ため、前記右側の油室31が小径油室、前記左側の油室
30が大径油室となっている。前記ピストン29の大径
油室側受圧面29aは、前記ピストン29の小径油室側
受圧面29bより受圧面積が大きいので、前記大径油室
30内に作動流体である作動油Fが供給された時に、前
記作動ロッド27が大きな力で伸び出し、重量物である
前記ブーム3が素早く確実に上方へと揺動駆動される。
【0036】同じく図2において、前記走行機体2に搭
載された油圧ポンプ32は、前記走行機体2に搭載され
た内燃エンジン33(図1参照)によって駆動され、同
じく前記走行機体2に搭載された油タンク34内の作動
流体としての前記作動油Fを、作動油吐出管路35へと
圧送する。該作動油吐出管路35は、逆止弁36を介し
て、ブーム上下揺動駆動方向切換弁37に連通してい
る。該ブーム上下揺動駆動方向切換弁37は、第一送油
管路38及び第二送油管路39を通して、前記ブーム上
下揺動駆動用アクチュエータ21の前記二つの油室3
0,31に連通している。また、前記ブーム上下揺動駆
動方向切換弁37は、戻し管路40を通して、前記油タ
ンク34へと連通している。前記作動油吐出管路35
と、前記戻し管路40と、の間には、適当な形式の圧力
制御弁41が介装され、前記油圧配管系内の油圧が設定
値を超えると、前記油圧ポンプ32により圧送される前
記作動油Fの内の超過油圧に対応する分量が、前記油タ
ンク34へと自動的に戻されるようになっている。
【0037】前記ブーム上下揺動駆動方向切換弁37
は、例えば、スプリングリターン式の三位置四ポート弁
であり、該四つのポートが全て閉じられる中立位置へ自
動的に戻される方向へと常時付勢されている。そして、
前記走行機体2の運転者から、例えば、図示しないレバ
ー等の操作部材によって、ブーム上向き揺動指令が発せ
られると、前記ブーム上下揺動駆動方向切換弁37によ
って油圧回路が切り換えられ、前記第一送油管路38を
通して前記ブーム上下揺動駆動用アクチュエータ21の
前記大径油室30内へと前記作動油Fが圧送されるとと
もに、前記小径油室31内の前記作動油Fが前記第二送
油管路39を通して前記油タンク34へと戻されて、前
記ブーム上下揺動駆動用アクチュエータ21の前記作動
ロッド27が伸び出し方向へと駆動され、前記ブーム3
が、前記ブーム枢止軸22を中心として上方へ揺動す
る。逆に、前記運転者から、前記操作部材によって、ブ
ーム下向き揺動指令が発せられると、前記ブーム上下揺
動駆動方向切換弁37によって前記油圧回路が切り換え
られ、前記第二送油管路39を通して前記ブーム上下揺
動駆動用アクチュエータ21の前記小径油室31内へと
前記作動油Fが圧送されるとともに、前記大径油室30
内の前記作動油Fが前記第一送油管路38を通して前記
油タンク34へと戻されて、前記ブーム上下揺動駆動用
アクチュエータ21の前記作動ロッド27が退縮方向へ
と駆動され、前記ブーム3が、前記ブーム枢止軸22を
中心として下方へ揺動する。
【0038】ところで、前記ブーム3を上下揺動操作可
能にせしめたのは、既に述べたように、主として、走行
しながらの噴霧作業中に、前記ブーム3が障害物等に衝
突するのを避けることができるようにするためである。
よって、前記ブーム3の上方への揺動は、できるだけ速
やかに行われることが望ましい。一方、前記ブーム3の
下方への揺動は、前記走行機体2の安定性が損なわれた
り、前記ブーム3の下方への揺動動作の停止時に大きな
衝撃が発生したりすることがないように、適度に緩やか
に行われることが望ましい。しかし、何らの手段も講じ
ないと、重量物である前記ブーム3の自重も影響して、
前記ブーム3の下方への揺動速度が速くなってしまう傾
向があり、好ましくない。
【0039】そこで、本実施形態では、前記ブーム上下
揺動駆動方向切換弁37と、前記ブーム上下揺動駆動用
アクチュエータ21の前記大径油室30と、の間の油圧
配管系に、逆流量制御弁装置42を介装している。該逆
流量制御弁装置42は、前記大径油室30への前記作動
油Fの流入量に比べて、前記大径油室30からの前記作
動油Fの流出量を自動的に少なくせしめる作用を奏す
る。ここでは、図2に示すように、前記逆流量制御弁装
置42を、前記ブーム上下揺動駆動方向切換弁37から
前記ブーム上下揺動駆動用アクチュエータ21の前記大
径油室30側へと延びる前記第一送油管路38の先端部
38aと、前記大径油室30の作動油出入口部43と、
の間に介装している。
【0040】図3は、図2中の前記逆流量制御弁装置4
2の構成および作動状態を示す拡大縦断面図である。図
3において、左側の(a)は、前記大径油室30へ前記
作動油Fが流入する時の、前記逆流量制御弁装置42の
作動状態を示しており、右側の(b)は、前記大径油室
30から前記作動油Fが流出する時の、前記逆流量制御
弁装置42の作動状態を示している。
【0041】図3を参照して述べると、前記ブーム上下
揺動駆動用アクチュエータ21の前記大径油室30の前
記作動油出入口部43は、前記シリンダ25の周壁に穿
設された作動油出入口44と、該作動油出入口44を取
り囲んで前記シリンダ25の外方へと突出した円筒状の
接続筒部45と、を備えている。該接続筒部45と、前
記第一送油管路38の前記先端部38aは、それ自体周
知の管継手であるニップル継手46の両端のテーパー雄
ねじ部46b,46cとそれぞれねじ結合され、前記ニ
ップル継手46を介して、互いに連結されている。
【0042】該ニップル継手46の平坦なシリンダ側端
面46aと、前記作動油出入口44と、の間には、前記
ニップル継手46の前記シリンダ側端面46aを弁シー
トとする逆止弁体47が介装されている。該弁体47
は、前記作動油Fが前記シリンダ25の前記大径油室3
0へと流入する時に、前記作動油Fに押されて前記弁シ
ート46aから離れる。これにより、前記作動油Fが、
前記弁シート46aと前記弁体47との間を通って、前
記大径油室30へ大量に流入可能となる。
【0043】本実施形態では、前記弁体47は、その全
体斜視図である図4と、図4のV−V矢視断面図である
図5と、から明らかなように、弁本体部48と、該弁本
体部の下面中央から下向きに延びた弁軸49と、を上下
一体的に有するきのこ状のものとされている。
【0044】前記弁本体部48は、前記接続筒部45の
雌ねじ内径より小さい外径を有する円盤状のものであ
り、該接続筒部45の内部で、前記作動油Fの流通方向
に応じて、図3(b)に示した前記弁シート46aへの
着座位置と、図3(a)に示した前記弁シート46aか
ら離れた非着座位置と、の間を軸線方向に移動する。図
示例では、前記弁本体部48の前記非着座位置は、前記
接続筒部45と、前記作動油出入口44と、の間の段部
50(図3参照)に前記弁本体部48が当接することに
よって規定される。
【0045】前記弁軸49は、前記ニップル継手46の
流体流通孔46d内に挿通されていて、前記弁本体部4
8の正確な軸線方向に沿った往復移動を案内する作用を
奏する。図3に示すように、前記弁軸49の外周面と、
前記ニップル継手46の前記流体流通孔46dの内周面
と、の間には、環状隙間51が形成されている。該環状
隙間51は、前記作動油Fが前記シリンダ25の前記大
径油室30へ流入する時の通路となるため、前記弁本体
部48の正確な往復移動を案内する作用が阻害されるこ
との無い範囲内で、できるだけ大きく形成するのが望ま
しい。
【0046】前記弁体47の上面には、該弁体47が前
記弁シート46aに対して前記非着座位置にある時に、
前記シリンダ25との間に作動油通路を画成する溝52
が形成されている。該溝52は、前記大径油室30への
前記作動油Fの流入量をできるだけ大きくせしめるた
め、図4に示すように、前記弁本体部48の上面に、幅
広に、かつ深溝状に形成するのが望ましい。幅広の前記
溝52を設けたことにより、前記弁本体部48の上面に
は、互いに対向する位置に、一対の相対的な凸部53,
53が形成されることになる。該一対の相対的な凸部5
3,53は、前記弁体47が図3(a)に示す前記非着
座位置にあるときに、前記接続筒部45と、前記作動油
出入口44と、の間の前記段部50に当接して前記作動
油Fの流路を確保する。
【0047】また、前記弁体47は、前記ブーム上下揺
動駆動用アクチュエータ21の前記作動ロッド27が退
縮方向に作動するときに、前記大径油室30からの前記
作動油Fの流出量を所定量に規制する絞り通路として、
図4および図5に示すように、作動油流出許容孔54を
備えている。該作動油流出許容孔54は、前記弁本体部
48の中央部に形成され、前記弁体47をその上下軸線
方向に沿って貫通している。前記作動油流出許容孔54
の径を適宜に設定することにより、前記作動ロッド27
の退縮速度を望ましい速度に規制することが可能とな
る。
【0048】図示例では、図5に明瞭に示すように、前
記作動油流出許容孔54の軸線方向の途中に、前記作動
油Fが前記弁体47を前記弁シート46aから離す方向
へと流通する時、すなわち、前記作動油Fが前記シリン
ダ25の前記大径油室30へと流入する時に、前記作動
油Fによる流体圧を受け易くする受圧面54aを形成し
ている。このようにすれば、該受圧面54aも前記作動
油Fの流体圧を受けるので、該作動油Fが前記大径油室
30へと流入する時の、前記弁体47の前記弁シート4
6aからの離脱動作が一層確実となる等の利点がある。
【0049】次に、図3を参照して、前記逆流量制御弁
装置の作用を説明する。
【0050】前記運転者による前記油圧回路の切換操作
により、前記作動油Fが前記シリンダ25の前記大径油
室30へ向けて圧送されると、図3(a)に示すよう
に、前記作動油Fに押されて、前記弁体47が前記非着
座位置へと移動し、前記弁体47の前記一対の相対的な
凸部53,53が、前記段部50に押圧される。このと
き、前記作動油Fは、前記弁軸49と前記ニップル継手
46との間の前記環状隙間51と、前記弁本体部48の
外周面と前記接続筒部45の内周面との間の環状隙間6
0と、前記作動油通路画成溝52と、を通って、大量に
素早く前記大径油室30へと流入する。また、前記作動
油Fの一部は、前記作動油流出許容孔54を通って、前
記大径油室へと流入する。よって、前記作動ロッド27
が、大きな推力で、かつ速い速度で、前記シリンダ25
から伸び出す。このため、前記ブーム3は、上方へと素
早く揺動駆動される。
【0051】一方、前記運転者による前記油圧回路の切
換操作により、前記作動油Fが前記シリンダ25の前記
小径油室31へ向けて圧送されると、前記ピストン29
により前記大径油室30から押し出される前記作動油F
に押されて、前記弁体47が前記弁シート46aへの前
記着座位置へと移動する。この状態では、前記弁本体部
48が前記弁シート46aに密着しているので、前記作
動油Fの流出量は、前記弁体47に形成された前記作動
油流出許容孔54の絞り作用によって、所定の少量に規
制される。よって、前記作動ロッド27は、所定の緩や
かな速度で退縮方向へ移動し、このため、前記ブーム3
の下方への揺動速度は、所定の緩やかな速度に規制され
る。
【0052】なお、前記作動油流出許容孔54による作
動油流出量規制作用によって、前記油圧配管系内の油圧
が設定値を超えた場合には、前記油圧ポンプ32により
圧送される前記作動油Fの内の超過油圧に対応する分量
が、前記圧力制御弁41の作用により、前記戻し管路4
0を通して前記油タンク34へと自動的に戻される。よ
って、前記油圧配管系に過剰な負荷が掛かって該油圧配
管系が損傷する等の問題は生じない。
【0053】本実施形態では、本発明の目的を達成する
ために、前記弁体47のみ新たに作製したものを使用
し、その他の構成、すなわち、例えば、前記シリンダ2
5や前記ニップル継手46等は、従来のものをそのまま
使用している。よって、従来公知の機構に前記弁体47
を付加するだけの簡便な構成で前記作用効果が得られ、
コスト上大変有利である。
【0054】また、本実施形態では、本発明に係る流体
圧装置を、前記ブーム上下揺動機構8について適用した
例について詳細に説明したが、その他、例えば、図1に
示した前記ブーム昇降機構7について適用しても、前記
と全く同様の作用効果が得られる。すなわち、本発明に
係る流体圧装置は、往復動アクチュエータを用いて重量
物を駆動する機構について広く適用することができ、特
に、重量物を上下方向に駆動する場合に用いると、最適
である。
【0055】さらに、本実施形態で述べたような油圧等
の液圧式に代えて、空気圧等の気圧式のものとせしめる
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る流体圧装置を備えた
作業機の一例としての、農用ブームスプレーヤの斜視図
である。
【図2】本発明の一実施形態に係る流体圧装置を備えた
ブーム上下揺動機構の油圧回路図である。
【図3】図2中の逆流量制御弁装置の構成および作動状
態を示す拡大縦断面図である。
【図4】図3中の弁体の全体斜視図である。
【図5】図4のV−V矢視断面図である。
【符号の説明】
3 ブーム(被駆動作業部材) 21 ブーム上下揺動駆動用アクチュエータ (片ロッド形アクチュエータ、往復動アクチュエータ) 27 作動ロッド 30 流体室 43 作動油出入口部(作動流体出入口部) 46 ニップル継手(管継手) 46a 弁シート 47 弁体 49 弁軸 52 作動油通路画成溝 54 作動油流出許容孔(絞り通路) 54a 受圧面 F 作動油(作動流体)
フロントページの続き (72)発明者 菅谷 忠志 東京都青梅市末広町一丁目7番地2 株式 会社共立内 Fターム(参考) 2B121 CB03 CB24 CB33 CB42 CB47 CB51 CB53 CB56 CB61 CB66 EA26 FA02 FA05 3H089 AA23 BB15 BB27 CC01 DA02 DB03 DB12 DB33 DB46 DB49 DB76 DB79 GG02 JJ17 4D073 AA04 BB03 CB12 DA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動流体(F)が出入りする流体室(3
    0)を有する往復動アクチュエータ(21)と、弁シー
    ト(46a)と、前記作動流体(F)の前記流体室(3
    0)からの流出時には前記弁シート(46a)へ着座し
    前記作動流体(F)の前記流体室(30)への流入時に
    は前記弁シート(46a)から離れるとともに該弁シー
    ト(46a)へ着座している時にも所定量の前記作動流
    体(F)の流出を許容する絞り通路(54)を有する弁
    体(47)と、を備えてなる、流体圧装置。
  2. 【請求項2】 前記往復動アクチュエータが片ロッド形
    アクチュエータ(21)であり、前記流体室(30)が
    前記片ロッド形アクチュエータ(21)の反作動ロッド
    (27)側に位置してなる、請求項1に記載の流体圧装
    置。
  3. 【請求項3】 被駆動作業部材(3)と、流体室(3
    0)への作動流体(F)の出入りにより前記被駆動作業
    部材(3)を駆動する往復動アクチュエータ(21)
    と、弁シート(46a)と、前記作動流体(F)の前記
    流体室(30)からの流出時には前記弁シート(46
    a)へ着座し前記作動流体(F)の前記流体室(30)
    への流入時には前記弁シート(46a)から離れるとと
    もに該弁シート(46a)へ着座している時にも所定量
    の前記作動流体(F)の流出を許容する絞り通路(5
    4)を有する弁体(47)と、を備えてなる、作業機。
  4. 【請求項4】 前記往復動アクチュエータが片ロッド形
    アクチュエータ(21)であり、前記流体室(30)が
    前記片ロッド形アクチュエータ(21)の反作動ロッド
    (27)側に位置してなる、請求項3に記載の作業機。
  5. 【請求項5】 前記被駆動作業部材(3)が、上下方向
    に駆動される重量物であり、前記往復動アクチュエータ
    (21)の伸び出し行程で前記被駆動作業部材(3)が
    上方へ駆動されるようにせしめてなる、請求項3または
    4に記載の作業機。
  6. 【請求項6】 前記弁シート(46a)を、前記往復動
    アクチュエータ(21)の前記流体室(30)の作動流
    体出入口部(43)に接続される管継手(46)を利用
    して形成してなる、請求項1若しくは2に記載の流体圧
    装置又は請求項3,4若しくは5に記載の作業機。
  7. 【請求項7】 前記弁体(47)は、前記管継手(4
    6)内に軸線方向移動自在に挿通される弁軸(49)を
    一体的に備えてなる、請求項6に記載の流体圧装置又は
    作業機。
  8. 【請求項8】 前記弁体(47)は、前記流体室(3
    0)への前記作動流体(F)の流入時に前記往復動アク
    チュエータ(21)との間に作動流体通路を形成する溝
    (52)を備えてなる、請求項6又は7に記載の流体圧
    装置又は作業機。
  9. 【請求項9】 弁シート(46a)と、作動流体(F)
    の流通方向に応じて前記弁シート(46a)へ着座し又
    は該弁シート(46a)から離れる弁体(47)と、該
    弁体(47)が前記弁シート(46a)に着座している
    時にも所定量の前記作動流体(F)の流出を許容する絞
    り通路(54)と、を備えてなる、逆流量制御弁装置。
  10. 【請求項10】 前記絞り通路(54)を前記弁体(4
    7)自体に形成してなる、請求項9に記載の逆流量制御
    弁装置。
  11. 【請求項11】 作動流体(F)の流通方向に応じて弁
    シート(46a)へ着座し又は該弁シート(46a)か
    ら離れる弁体(47)であって、前記弁シート(46
    a)に着座している時にも所定量の前記作動流体(F)
    の流出を許容する絞り通路(54)を備えてなる、弁
    体。
  12. 【請求項12】 前記絞り通路は、前記弁体(47)に
    貫通形成された貫通孔(54)であり、該貫通孔(5
    4)は、その軸線方向の途中に、前記作動流体(F)が
    前記弁体(47)を前記弁シート(46a)から離す方
    向へ流通する時に前記作動流体(F)による流体圧を受
    ける受圧面(54a)を備えてなる、請求項11に記載
    の弁体。
  13. 【請求項13】 往復動アクチュエータ(21)の流体
    室(30)の作動流体出入口部(43)と、該作動流体
    出入口部(43)に接続される管継手(46)と、の間
    に、該管継手(46)を弁シート(46a)とする弁体
    (47)であって、前記流体室(30)からの作動流体
    (F)の流出時に該作動流体(F)に押されて前記弁シ
    ート(46a)へ着座するとともに前記流体室(30)
    への前記作動流体(F)の流入時に該作動流体(F)に
    押されて前記弁シート(46a)から離れる弁体(4
    7)を介装し、該弁体(47)は、前記弁シート(46
    a)へ着座している時にも所定量の前記作動流体(F)
    の流出を許容する絞り通路(54)を備えてなる、流体
    圧装置。
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JP2010115137A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Yamabiko Corp ブームスプレーヤ及びブームスプレーヤのブーム揺動支持機構
JP2021036857A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 アグリカルチュラル コーポレーション ワイエイチ インダストリー カンパニー, リミテッド 農薬撒布装置及びこれに適用されるノズル組立体

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