JP2008298159A - 流量制御構造および弁体 - Google Patents

流量制御構造および弁体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008298159A
JP2008298159A JP2007144361A JP2007144361A JP2008298159A JP 2008298159 A JP2008298159 A JP 2008298159A JP 2007144361 A JP2007144361 A JP 2007144361A JP 2007144361 A JP2007144361 A JP 2007144361A JP 2008298159 A JP2008298159 A JP 2008298159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil passage
communication hole
valve body
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007144361A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunhyon So
スンヒョン ソ
Jung Ho Song
ジョンホ ソン
Yunyon Che
ユンヨン チェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JATCO Ltd
Original Assignee
JATCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Ltd filed Critical JATCO Ltd
Priority to JP2007144361A priority Critical patent/JP2008298159A/ja
Publication of JP2008298159A publication Critical patent/JP2008298159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】油圧回路の油路を複雑にすることなく、通過させる油の量を油の供給対象の種類に応じて簡単に変更することができるようにする。
【解決手段】第1油路10と第2油路20との間を仕切るセパレートプレート30に形成した連通穴30aに挿通した弁体1により、連通穴30aを通過する油の流量を制御する流量制御構造であって、一端側に底部3が設けられた本体部2と、本体部2の一端側の外周面で延出形成された鍔部4と、本体部2の他端側の外周面で延出形成された係止部7と、底部3に形成され本体部2の内部と外部とを連通するオリフィス孔3aと、本体部2の他端側に形成されて弁体1の内側と外側とを連通させるスリット6とを備える弁体1を採用し、オリフィス孔3aの径とスリットの6の面積を変更することで、連通穴30aを通過する油の量を調整できるようにして、油の供給対象の種類に応じて通過させる油の量を変更できるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧を供給する油路に設けられて通過する油の流量を制御する流量制御構造、および流量制御構造に用いられる弁体に関するものである。
流量制御構造は、油路を流れる油の量を調節するものであり、例えば自動変速機の摩擦・締結要素に油圧を供給する油圧回路の流量制御構造は、作動圧の調節や油圧回路の切り替えなどに用いられる。
このような流量制御構造として、特許文献1に開示されたものがある。
実開昭63−27752号公報
特許文献1に開示された流量制御構造は、図3に示すように、第1油路100と第2油路101とを区画するセパレートプレート102に設けられたオリフィス103と、弁穴104を開閉するワンウェイボール105とから構成され、油路を通過する油の流通方向に応じて、ワンウェイボール105が弁穴104を開閉することで、通過する油の量を調節する。
図3の(a)に示すように、油の流通方向が第2油路101から第1油路100に向かう方向の場合、ワンウェイボール105は、油により押圧されてボール溝106に沿って図中上方向に移動して、弁穴104を解放するので、オリフィス103と弁穴104の両方を通って油が第1油路100内に進入する。
一方、図3の(b)に示すように、油の流通方向が第1油路100から第2油路101に向かう方向の場合、ワンウェイボール105は、油により押圧されて図中下方向に移動して、弁穴104を閉鎖するので、オリフィス103のみを通って油が第2油路101内に進入する。
これにより、例えば、締結要素を締結するときには、オリフィスのみを油が通るようにして締結要素が急激に締結されないようにすると共に、締結要素を解放するときには、オリフィスと弁穴の両方を油が通るようにして、迅速に締結要素が解放されるようにすることができる。
ここで、流量制御弁が通過させるべき油の量は、締結・解放対象の締結要素毎に異なる。
しかし、ワンウェイボールのサイズは統一されて同じ大きさを有しており、必然的に弁穴のサイズも常に同じになるので、弁穴を通過できる油の量は常に同じとなる。
そのため、所望の油量を供給できるようにするために、複数の油路を必要とする場合もあり、この場合、油圧回路の油路が複雑となり、また油圧回路の設計の自由度が狭まるという問題がある。
ここで、オリフィス穴の径の大きさを変更することで、ある程度の油量の調整は可能となるが、この場合は、油圧回路に径の異なるオリフィス穴が複数存在することになり、オリフィス穴の径の管理が煩雑になる。
また、自動変速機の摩擦・締結要素に油圧を供給する油圧回路の場合、溝が形成された上部ボディと下部ボディとを、穴が形成されたセパレートプレートを間に挟んで接合することで油路を形成する。この油圧回路ではセパレートプレートに形成された穴がオリフィス穴に相当するため、油圧回路のオリフィス穴の径を変更する場合、セパレートプレート自体を取り替える必要がある。そのため、オリフィス穴の径の大きさを変更することで油量を調整しようとした場合、油圧の供給対象毎にセパレートプレートを用意する必要があり、通過させる油の量を油の供給対象の種類に応じて簡単に変更することは困難であった。
よって、本発明は、油路を流れる油の流通方向に応じて通過させる油の量を調整する流量制御構造であって、油圧回路の油路を複雑にすることなく、通過させる油の量を油の供給対象の種類に応じて簡単に変更することができる流量制御構造を提供することを目的とする。
本発明は、第1流路と第2流路との間を仕切る仕切板に、第1流路と第2流路とを連通する連通穴を形成し、当該連通穴に挿通した弁体により、連通穴を通過する流体の流量を制御する流量制御構造であって、弁体の軸方向への移動を自在にしつつ連通穴に挿通されると共に、一端側に底部が設けられた筒状部と、筒状部の一端側の外周面で延出形成され第1流路内に位置する鍔部と、筒状部の他端側の外周面で延出形成され第2流路内に位置する係止部と、底部に形成され筒状部の内部と外部とを連通する連通孔と、筒状部の外周部に形成され筒状部の内側と外側とを連通するスリットとを備える構成の弁体を採用した流量制御構造とした。
本発明によれば、第1流路から第2流路に向けて流体が流れる場合、鍔部が仕切り板の第1流路側の面に当接するまで筒状部は第2油路側に移動する。この場合、鍔部は筒状体の外周面で延出形成されており、鍔部が仕切り板の第1流路側の面に当接すると、鍔部により筒状部と連通穴との間の隙間が閉鎖されるので、第1流路と第2流路とは筒状部の底部に形成された連通孔を介してのみ連通し、連通孔の径に応じて決まる流量の流体が第1流路から第2流路に向けて通過する。
一方、第2流路から第1流路に向けて流体が流れる場合、係止部が仕切り板の第2流路側の面に当接するまで筒状部は第1油路側に移動する。この場合、第1流路と第2流路とは、筒状体の底部に形成された連通孔と周壁に形成されたスリットとを介して連通し、連通孔の径とスリットの面積に応じて決まる流量の流体が、第2流路から第1流路に向けて通過する。
よって、かかる構成の流量制御構造は、流体の流通方向に応じて異なる量の流体を通過させることができる。また、通過させる流体の量は連通孔の径とスリットの面積とにより決まるので、連通孔の径とスリットの面積を調整するだけで、所望の量の流体を通過させることができる。よって、通過させる油の量を油の供給対象の種類に応じて簡単に変更することができるので、油圧回路の油路を複雑にすることがない。
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例に係る流量制御構造において採用される弁体を説明する説明図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)において仮想線で示す面Aで弁体を切断した面断面図である。図2には、本実施例にかかる流量制御構造を説明する説明図である。
図1および図2に示すように、実施例にかかる流量制御構造は、第1油路10と第2油路20とを仕切るセパレートプレート30に形成した連通穴30aに弁体1を挿通し、油の流通方向に応じて弁体1が当該弁体1の軸方向に移動することで、第1油路10と第2油路20とを連通する連通穴30aを通過する油の量を調整する。
弁体1の本体部2は、一端側が底部3により閉じられた筒状体であり、セパレートプレート30(図2参照)の連通穴30aに挿通した際に、弁体1の軸方向に移動自在になるように、連通穴30aと整合する断面形状を有している。ここでは、連通穴30aが円形形状を有しているので、本体部2は円筒形状を有している。
底部3には、円筒形状の本体部2の内部と外部とを連通するオリフィス孔3aが形成されている。オリフィス孔3aの径は、弁体1が、第1油路と第2油路とがオリフィス孔3aを介してのみ連通する位置に移動した際に、第1油路10から第2油路20に通過させる油の流量に応じて、本体部2の内径を超えない範囲で、適宜決定される。
本体部2の一端2aには所定数の切欠き2bが設けられている。この切欠き2bは、弁体1が第1油路10側へ移動して本体部2が第1油路10の側壁に当接した際に、第2油路20側から進入してオリフィス孔3aを通過した油を、第1油路10内へ通過させるために設けられている。
本体部2の一端側の外周面であって、本体部2の周壁2cを挟んで底部3に対向する位置には、径方向における外側に延出する鍔部4が本体部2の外周面の全周に亘って設けられており、鍔部4の面4aには、本体部2に外嵌されたゴムなどの弾性材料からなるO−リング5が位置している。
鍔部4とO−リング5とは、第1油路10側から第2油路20側に向かう油の流れにより、弁体1が第1油路10側から第2油路20側に移動した際に、セパレートプレート30の第1油路10側の面30bに当接して、弁体1の第2油路20側へのさらなる移動を規制する。
この際、O−リング5は、セパレートプレート30に押圧されて、弁体1と連通穴30aとの隙間への油の流入を防ぐので、第1油路10内の油が、隙間を介して第2油路20側へ移動することを防止する。
本体部2の他端側には、円筒形状の本体部2の径方向における内側と外側とを連通するスリット6が、本体部2の他端側から本体部2の長手方向における略中央部に及んで形成されており、このスリット6は、本体部2の周方向に沿って、所定間隔で複数設けられている。
これにより、本体部2の他端側の周壁2cの径方向における内側への弾性変形が可能となるので、本体部2の他端側を径方向における内側に撓ませるだけで、弁体1の連通穴30aへの着脱を容易に行うことができる。
なお、弾性変形をより確実にするために、少なくとも本体部2は、樹脂などの弾性材料から構成される。
ここで、スリットの数と面積は、弁体1が、第1油路と第2油路とがオリフィス孔3aとスリット6とを介して連通する位置に移動した際に、第2油路20から第1油路10に向けて通過させる油の流量に応じて適宜決定される。
本体部2の他端2dの外周面には、径方向における外側に延出する係止部7が設けられている。
係止部7は、第2油路20側から第1油路10側に向かう油の流れにより、弁体1が第2油路20側から第1油路10側に移動した際に、セパレートプレート30の第2油路20側の面30cに当接して、弁体1の第1油路10側へのさらなる移動を規制する。
係止部7にはテーパ部7aが設けられており、テーパ部7aは、本体部2の径方向における外側に向かうに従って厚みが薄くなるように形成されている。
これにより、テーパ部7aが、弁体1の他端側を連通穴30aに挿入する際のガイドとして機能するので、弁体1の連通穴30aへの取り付けが容易になる。
かかる構成の弁体1によると、第1油路10から第2油路20に向けて油が流れる場合、鍔部4に設けたO−リング5がセパレートプレート30の第1油路側の面30bに当接するまで、弁体1は連通穴30aに沿って第1油路10側から第2油路20側に移動して、第1油路10と第2油路20とを底部3のオリフィス孔3aを介してのみ連通させる。
一方、第2油路20から第1油路に向けて油が流れる場合、係止部7がセパレートプレート30の第2油路側の面30cに当接するまで、弁体1は連通穴30aに沿って第2油路20側から第1油路10側に移動して、第1油路10と第2油路20とを底部3のオリフィス孔3aと周壁2cのスリット6とを介して連通させる。
以上の通り、本実施形態では、第1油路10と第2油路20との間を仕切るセパレートプレート30に、第1油路10と第2油路20とを連通する連通穴30aを形成し、連通穴30aに挿通した弁体1により、連通穴30aを通過する油の流量を制御する流量制御構造であって、弁体1の軸方向への移動を自在にしつつ連通穴30aに挿通されると共に一端側に底部3が設けられた本体部2と、本体部2の一端側の外周面で径方向に延出形成され第1油路10内に位置する鍔部4と、本体部2の他端側の外周面で延出形成され第2油路20内に位置する係止部7と、底部3に形成され本体部2の内部と外部とを連通するオリフィス孔3aと、本体部2の他端側に形成されて本体部2の内側と外側とを連通させるスリット6とを備える構成の弁体1を採用し、セパレートプレート30が鍔部4と係止部7との間に位置するように、弁体1を連通穴30aに挿通し配置する構成とした。
かかる構成の制御弁によると、第1油路10から第2油路20に向けて油が流れる場合、鍔部4がセパレートプレート30の第1油路側の面30bに当接するまで、弁体1は連通穴30aに沿って、第1油路10側から第2油路20側に移動する。
弁体1の第2油路20側への移動が完了すると、第1油路10と第2油路20とは、弁体1の底部3のオリフィス孔3aを介してのみ連通しているので、オリフィス孔3aの径に応じて決まる流量のオイルが、第1油路10側から第2油路20側へと供給される。
一方、第2油路20から第1油路10に向けて油が流れる場合、係止部7がセパレートプレート30の第2油路側の面30cに当接するまで、弁体1は連通穴30aに沿って、第2油路20側から第1油路10側に移動する。
弁体1の第1油路10側への移動が完了すると、第1油路10と第2油路20とは、弁体1の底部3のオリフィス孔3aと、周壁2cのスリット6とを介して連通しているので、オリフィス孔3aの径とスリット6の面積とに応じて決まる流量のオイルが、第2油路20側から第1油路10側へと供給される。
よって、油の流通方向に応じて異なる量の油を通過させることのできる流量制御構造となる。
また、通過させる油の量はオリフィス孔3aの径とスリット6の面積とにより決まるので、オリフィス孔3aの径とスリット6の面積を調整するだけで、通過させる油の量を所望の流量にすることができ、通過させる油の量を、油の供給対象の種類に応じて簡単に変更することができる。
よって、従来のオリフィスとワンウェイボールを採用する流量制御構造の場合のように、油の流量を調整するために油圧回路を複雑にする必要がないので、油圧回路の設計の自由度が向上する。
さらに、弁体1において、スリット6が、本体部2の他端側から本体部2の長手方向に沿って形成されており、当該スリット6は本体部2の周方向に沿って所定間隔で複数形成されている構成としたので、本体部2の周壁2cの他端側の部分は、本体部2の径方向における内側に弾性的に変形可能となる。
よって、本体部2の周壁2cの他端側を径方向における内側に変形させることで、弁体1を連通穴30aに簡単に着脱することができる。
この場合、弁体1の少なくとも本体部2を樹脂などの弾性材料で形成することで、弁体1の連通穴30aへの着脱をいっそう簡単に行うことができる。
従って、オリフィス孔3aの径やスリット6の開口面積の異なる弁体1を複数用意しておき、連通穴30aを通過させたい油の量に応じて適切な制御弁を選択して、連通穴30aに取り付けるだけで、通過させる油の量を油の供給対象の種類に応じて簡単に変更することができ、油圧回路を形成した後でも、回路を流れる油の量を適宜調整することができる。
これにより、流量の調整に際して、セパレートプレートに形成する連通穴の径の大きさを変更する必要も生じないので、従来の流量制御構造の場合のように油圧の供給対象毎にセパレートプレートを用意する必要がない。よって、通過させる油の量を油の供給対象の種類に応じて簡単に変更することができる。
また、従来のワンウェイボールを採用する流量制御弁の場合、ワンウェイボールによる弁穴の閉塞を確実にするために、セパレートプレートの弁穴に複雑な形状のボール座を設けるが、かかるボール座を精度良く形成する必要があるために鋳造性が悪化するという問題があったが、本発明に係る制御弁を採用すると、弁体1のサイズは、通過させる油の量に拘わらず同じであり、セパレートプレートには、弁体1を挿通できる同一サイズの穴を形成するだけで良く、複雑な形状のボール座を設ける必要がないので、鋳造性が悪化するという問題を生じることがない。
さらに、鍔部4の本体部2の他端側の面4aには、本体部2に外嵌するO−リング5が位置する構成としたので、第1油路10から第2油路20に向けて油が流れる場合、鍔部4に設けたO−リング5がセパレートプレート30の第1油路10側の面30bに当接して、本体部2と連通穴30aとの間の隙間を介して、油が第2油路20側に通過しないようにする。よって、第1流路と第2流路とを本体部2の底部3に形成されたオリフィス孔3aを介してのみ油が移動することになるので、連通孔の径に応じて決まる流量の油を、第1流路から第2流路に向けて確実に通過させることができる。
上記した実施例では、スリット6が、本体部2の他端から本体部2の長手方向における略中央部に及んで形成される場合を例に挙げて説明をしたが、スリットの及ぶ範囲は、この範囲に限定されるものではなく、スリットを通過させる油の量に応じて適宜変更可能である。よって、スリットが底部3の近傍に及んで形成された弁体としても良い。
また、本体部2の一端2aに形成された切欠き2bの位置、数、範囲も上記した実施例のものに限定されることなく、オリフィス穴3aを通過させる油の量に応じて適宜変更可能である。
実施例に係る流量制御構造の弁体を説明する説明図である。 実施例に係る流量制御構造を説明する説明図である。 ワンウェイボールを使用した従来の流量制御構造を説明する説明図である。
符号の説明
1 弁体
2 本体部(筒状部)
2a 一端
2b 切欠き
2c 周壁
2d 他端
3 底部
3a オリフィス孔(連通孔)
4 鍔部
4a 面
5 O−リング
6 スリット
7 係止部
7a テーパ部
10 第1油路(第1流路)
20 第2油路(第2流路)
30 セパレートプレート(仕切板)
30a 連通穴

Claims (5)

  1. 第1流路と第2流路との間を仕切る仕切板に、前記第1流路と前記第2流路とを連通する連通穴を形成し、当該連通穴に挿通した弁体により、前記連通穴を通過する流体の流量を制御する流量制御構造であって、
    前記弁体は、
    弁体の軸方向への移動を自在にしつつ前記連通穴に挿通されると共に、一端側に底部が設けられた筒状部と、
    前記筒状部の一端側の外周面で径方向に延出形成され前記第1流路内に位置する鍔部と、
    前記筒状部の他端側の外周面で径方向に延出形成され前記第2流路内に位置する係止部と、
    前記底部に形成され前記筒状部の内部と外部とを連通する連通孔と、
    前記筒状部の外周部に形成され、前記筒状部の内側と外側とを連通するスリットとを
    備えることを特徴とする流量制御構造。
  2. 前記スリットは、前記筒状部の他端側から前記筒状部の長手方向に沿って形成されていると共に、前記筒状部の周方向に沿って所定間隔で複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の流量制御構造。
  3. 前記筒状部は、弾性部材により形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流量制御構造。
  4. 前記鍔部の前記仕切板側の面には、弾性部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れか一項に記載の流量制御構造。
  5. 第1流路と第2流路との間を仕切る仕切板に設けられた連通穴に挿通されて、前記連通穴を通過する流体の流量を制御するための弁体であって、
    弁体の軸方向への移動を自在にしつつ前記連通穴に挿通されると共に、一端側に底部が設けられた筒状部と、
    前記筒状部の一端側の外周面で径方向に延出形成された鍔部と、
    前記筒状部の他端側の外周面で径方向に延出形成された係止部と、
    前記底部に形成され前記筒状部の内部と外部とを連通する連通孔と、
    前記筒状部の外周部に形成され、前記筒状部の内側と外側とを連通するスリットとを備える弁体。
JP2007144361A 2007-05-31 2007-05-31 流量制御構造および弁体 Pending JP2008298159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144361A JP2008298159A (ja) 2007-05-31 2007-05-31 流量制御構造および弁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144361A JP2008298159A (ja) 2007-05-31 2007-05-31 流量制御構造および弁体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008298159A true JP2008298159A (ja) 2008-12-11

Family

ID=40171868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007144361A Pending JP2008298159A (ja) 2007-05-31 2007-05-31 流量制御構造および弁体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008298159A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351451Y2 (ja) * 1973-12-25 1978-12-09
JPS55109175A (en) * 1979-02-13 1980-08-22 Toshiba Corp Allowable angle controller for power converter
JPS60134976A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Hitachi Ltd カラ−画像合成装置
JPS6236835A (ja) * 1985-08-09 1987-02-17 Sanyo Electric Co Ltd 集積回路装置
JPS6327752A (ja) * 1986-07-21 1988-02-05 Electric Power Dev Co Ltd 管内走行装置における走行ローラ支持機構
JPS6336836A (ja) * 1986-07-28 1988-02-17 Japan Vilene Co Ltd 吸水材
JP2000266008A (ja) * 1999-03-11 2000-09-26 Kioritz Corp 流体圧装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351451Y2 (ja) * 1973-12-25 1978-12-09
JPS55109175A (en) * 1979-02-13 1980-08-22 Toshiba Corp Allowable angle controller for power converter
JPS60134976A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Hitachi Ltd カラ−画像合成装置
JPS6236835A (ja) * 1985-08-09 1987-02-17 Sanyo Electric Co Ltd 集積回路装置
JPS6327752A (ja) * 1986-07-21 1988-02-05 Electric Power Dev Co Ltd 管内走行装置における走行ローラ支持機構
JPS6336836A (ja) * 1986-07-28 1988-02-17 Japan Vilene Co Ltd 吸水材
JP2000266008A (ja) * 1999-03-11 2000-09-26 Kioritz Corp 流体圧装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7594519B2 (en) Flow Regulator
US9038651B2 (en) Switching valve
US20120180887A1 (en) Temperature controlling device
JP4253333B2 (ja) スピードコントローラ
JP2008519226A (ja) 水流の動的制御をする装置を備えるサーモスタット混合栓
US20120152387A1 (en) Automatic water distributor
US20070051414A1 (en) Spool valve device
CN102959486A (zh) 减压设备
EP3163167B1 (en) Plug member of gas valve
CN109307081B (zh) 改进的噪音衰减内件组件
CN100385358C (zh) 热力混合装置及其自动阀
CN107636361B (zh) 油压控制装置的阀体及该阀体的制造方法
GB2537209A (en) A water saving mechanism with high flow volume in low pressure
JP5598706B2 (ja) リリーフバルブ
JP2008298159A (ja) 流量制御構造および弁体
EP1477710A2 (en) On/off solenoid
US7686039B2 (en) Cartridge valve assembly
CA2725733C (en) Automatic water distributor
JP2006266276A (ja) 自閉弁
CA2585038A1 (en) Flow divider
US20140137968A1 (en) Hydraulic pressure control valve
JP7091015B2 (ja) 炭酸水注出バルブ
CN109058202B (zh) 压力补偿阀
JP4988775B2 (ja) ハイドロリック式の弁アッセンブリ
JP2017215004A (ja) 流量調整弁及び弁構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110328

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110531

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111213