JP2000265722A - 防犯扉のロック機構 - Google Patents

防犯扉のロック機構

Info

Publication number
JP2000265722A
JP2000265722A JP11075811A JP7581199A JP2000265722A JP 2000265722 A JP2000265722 A JP 2000265722A JP 11075811 A JP11075811 A JP 11075811A JP 7581199 A JP7581199 A JP 7581199A JP 2000265722 A JP2000265722 A JP 2000265722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
security door
lock
bar
locking
latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11075811A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sawara
淳 佐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP11075811A priority Critical patent/JP2000265722A/ja
Publication of JP2000265722A publication Critical patent/JP2000265722A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯扉のロック状態を確実に維持することが
できる防犯扉のロック機構を提供する。 【解決手段】 閂3を上下させて、閂3のロック部4と
ロック穴7とを防犯扉1の開く方向で着脱可能に係合さ
せ、防犯扉1を本体2にロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防犯扉のロック機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現金を取扱うATM,高価な品物を保管
する金庫類には、盗難に備えて防犯扉が設けられてお
り、その防犯扉にはロック機構が設けられている。
【0003】従来例に係る防犯扉のロック機構を図4に
示す。
【0004】図4に示すように従来例に係る防犯扉のロ
ック機構は、防犯扉31の内側に防犯扉の板面に沿う横
向きに板状のロック用部品33を取付け、防犯扉31を
閉扉したときに、板状のロック用部品33を横方向に突
き出して本体32の長穴34に差し込み、防犯扉31を
ロックする構造のものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4に示
すように従来例に係る防犯扉のロック機構では、防犯扉
1をロックしている板状のロック用部品33が防犯扉3
1を開扉する引張力に対して交差する方向で長穴34に
差し込まれているため、バール等で本体32の側面をこ
じ開けられた場合に板状のロック用部品33が外側に変
形し易く、ロックがすぐに外れてしまうという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、防犯扉のロック状態を確
実に維持することができる防犯扉のロック機構を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る防犯扉のロック機構は、閂を上下させ
て、該閂のロック部とロック穴とを防犯扉の開く方向で
着脱可能に係合させ、防犯扉を本体にロックするように
したものである。
【0008】また前記閂は、打抜き加工された板金を重
ね合せて構成したものである。
【0009】また前記閂を防犯扉側に、前記ロック穴を
本体側にそれぞれ設けたものである。
【0010】また前記閂を本体側に、前記ロック穴を防
犯扉側にそれぞれ設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0012】(実施形態1)図1,図2は、本発明の実
施形態1に係る防犯扉のロック機構を示す斜視図であ
り、図1はロック状態を、図2はロック解除状態をそれ
ぞれ示す図である。
【0013】図において、防犯扉1は本体2に開閉可能
に枢支されており、閉扉した状態で防犯扉1は本体2の
開口を閉塞するようになっている。
【0014】本発明の実施形態1に係る防犯扉のロック
機構に用いる板状のロック用部品3は閂として機能する
ものであり、板状のロック用部品を閂3として表現す
る。
【0015】本発明の実施形態1に係る防犯扉のロック
機構に用いる閂3は、打抜き加工された少なくとも2枚
の板金3a,3bを張合わせて、その両者をリベット3
cで接合している。その接合には、リベット3c以外の
結合手段を用いてもよい。
【0016】さらに閂3には、長さ方向(図では上下方
向)にスリット3dを複数刻設し、一方、本体2にはス
タッド8を設け、本体2のスタッド8に閂3のスリット
3dを嵌合させ、スタッド8をガイドとして、閂3を本
体2に図の上下方向に変位可能に支持している。
【0017】また本体2のばね受け2aと閂3のばね受
け3eとの間にコイルバネ13を張設し、コイルバネ1
3により閂3を図の下方に付勢している。
【0018】また図2に示すように、閂3の下端には、
ストッパ12が設けられている。また本体2の底部には
垂直な軸11に当て板10が回転可能に枢支されてお
り、当て板10は図示しないコイルバネにより反時計方
向に付勢されている。また防犯扉1には、横向きのピン
9が当て板10に向けて突き出して設けられている。
【0019】したがって、図2に示すように防犯扉1を
開扉すると、ピン9が当て板10から離れて当て板10
がフリーとなり、当て板10が図示しないコイルバネに
より反時計方向に回転して閂3のストッパ12に突き当
たり、当て板10の高さ分だけ閂3を持ち上げて防犯扉
1を開扉状態に保持するようになっている。
【0020】一方、防犯扉1を閉扉すると、ピン9が当
て板10に突き当たり、当て板10がピン9により押し
込められ図示しないコイルバネに抗して時計方向に回転
する。これにより当て板10が閂3のストッパ12から
離れ、閂3はフリーの状態となり、閂3がコイルバネ1
3により図の下方に付勢され、防犯扉1を閉扉の状態に
保持するようになっている。
【0021】さらに防犯扉1には、錠5が防犯扉1の外
側から操作して回転可能に取付けられており、錠5の内
端には二又状の爪6が取付けられており、爪6は錠5の
回転に伴って錠5の回転軸を中心として時計方向或いは
反時計方向に回転可能になっている。一方、閂3には、
爪6が嵌合する桟3fが設けられている。
【0022】さらに防犯扉1の内側には、縦方向(図の
上下方向)に複数のロック穴7が設けられている。一
方、閂3には、防犯扉1のロック穴7に差し込む突起部
(ロック部)4をL型状に加工して閂3の側縁に各ロッ
ク穴7に対応させて設けられている。
【0023】したがって、錠5を操作して閂3の突起部
4を防犯扉1のロック穴7に着脱可能に差し込むことに
より防犯扉3がロックされるようになっている。
【0024】次に図1及び図2を参照して本発明の実施
形態1に係る防犯扉のロック機構の動作について説明す
る。図1は防犯扉1がロックされた状態、図2は防犯扉
1のロックが解除された状態を示している。
【0025】図1に示す防犯扉1がロックされた状態で
は、錠5の爪6が閂3の桟3fに嵌合し、錠5の時計方
向の回転に伴って閂3の突起部4が防犯扉1のロック穴
7に差し込まれている。
【0026】図2に示すように、防犯扉1のロックを解
除するには、防犯扉1に取付けられた錠5を反時計方向
(図2において)に回転させると、閂3の桟3fに嵌合
した爪6が一体に反時計方向に回転して、スタッド8で
ガイドされる閂3を上方に持ち上げる。
【0027】これにより、閂3の突起部4は、防犯扉1
のロック穴7との係合が解かれ、防犯扉1のロックが解
除される。
【0028】防犯扉1を開扉すると、ピン9が当て板1
0から後退するため、当て板10がフリーとなり、当て
板10が図示しないコイルバネにより反時計方向に回転
して閂3のストッパ12に突き当たり、当て板10の高
さ分だけ閂3を持ち上げて防犯扉1を開扉状態に保持す
る。この状態では、防犯扉1を自由に開閉することが可
能となる。
【0029】次に図1に示すように防犯扉1をロックす
る場合について説明する。
【0030】この場合、防犯扉1を閉扉するが、完全に
閉め切らない状態からロック動作の準備が行われる。
【0031】すなわち、防犯扉1を少し開いている状態
まで閉扉すると、まず錠5の爪6が閂3の桟3fに嵌合
し、閂3の突起部4と防犯扉1のロック穴7との係合が
解かれた高さ位置に閂3を持ち上げた状態に保持する。
この段階において、ロック動作の準備が終了する。
【0032】さらに防犯扉3を閉めると、防犯扉1のピ
ン9が当て板10を強制的に押込めるため、当て板10
は軸11の周りに時計方向に回転して閂3のストッパー
12から外れ、閂3がフリーな状態となる。
【0033】次に、当て板10が閂3のストッパー12
から外れて閂3がフリーな状態となると、閂3は自重及
びコイルバネ13のバネ力で下方に下がる、或いは錠5
の爪6の回転により閂3を強制的に押下げることによ
り、閂3の突起部4が防犯扉1のロック穴7に差し込ま
れ、閂3の突起部4と防犯扉1のロック穴7とが係合し
て、防犯扉1がロックされる。
【0034】以上のように本発明の実施形態1によれ
ば、防犯扉1のロック機構の防犯強度を向上できる。
【0035】その理由は、閂3の突起部をロック穴7に
差込むロック方式により、防犯扉1が開く方向及びせん
断方向の力に対しての強度が向上するためである。ま
た、閂3は板金3a,3bを重ね合せたことにより、閂
3のロック部4が曲げられた場合に押し広げられる方
向、すなわち、重ね合わされた部分がそれぞれ別々の方
向に曲がり広がる可能性があり、閂3のロック部4が本
体2のロック穴7から外れにくくなるためである。
【0036】さらに防犯扉1の重量を大幅に軽減して、
防犯扉1の開閉時の操作性を向上できる。
【0037】その理由は、ロック機構の多くを、防犯扉
1側ではなく本体2側に装備して防犯扉1の重量を大幅
に軽減したためである。
【0038】さらにロックの開閉はハンドル等を使わず
錠のみで行うことができる。
【0039】その理由は、閂をコイルバネの引張り力で
ロック状態になるように付勢しているためであり、コイ
ルバネの強さを変えることにより、錠の操作に要する力
を自由に調節できるためである。
【0040】(実施形態2)図3は、本発明の実施形態
2を示す斜視図である。
【0041】図3に示す実施形態2では、閂3を防犯扉
1に取付け、ロック穴7を本体2に設け、防犯扉1に取
付けた錠5を回転することにより、錠5と一体に回転す
る操作部5により閂3を上下に変位するようになってお
り、錠5をロック方向に回転させると、閂3の突起部4
は本体2のロック穴7に差し込まれてロックされるよう
になっている。また閂3の構造は、実施形態1と同様に
なっている。
【0042】実施形態2では、閂3を防犯扉1側にもた
せることにより、開閉する際の防犯扉1側の重量は大き
くなるが、ロック機構自体の防犯強度は変わらない。ま
た、錠5と閂3が共に防犯扉1側に取付けているため、
錠5と閂3との間の繋ぎの構造をより簡略にすることが
できるという利点がある。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、防犯扉を
開く方向にて閂のロック部とロック穴とを係合させて防
犯扉をロックするため、防犯扉1のロック機構の防犯強
度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る防犯扉のロック機構
を示す斜視図であって、ロック状態を示す図である。
【図2】ロック解除状態を示す図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る防犯扉のロック機構
を示す斜視図であって、ロック状態を示す図である。
【図4】従来例に係る防犯扉のロック機構を示す斜視図
であって、ロック状態を示す図である。
【符号の説明】 1 防犯扉 2 本体 3 閂 4 閂の突起部(ロック部) 5 錠 6 爪 7 ロック穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閂を上下させて、該閂のロック部とロッ
    ク穴とを防犯扉の開く方向で着脱可能に係合させ、防犯
    扉を本体にロックするようにしたことを特徴とする防犯
    扉のロック機構。
  2. 【請求項2】 前記閂は、打抜き加工された板金を重ね
    合せて構成したものであることを特徴とする請求項1に
    記載の防犯扉のロック機構。
  3. 【請求項3】 前記閂を防犯扉側に、前記ロック穴を本
    体側にそれぞれ設けたものであることを特徴とする請求
    項1に記載の防犯扉のロック機構。
  4. 【請求項4】 前記閂を本体側に、前記ロック穴を防犯
    扉側にそれぞれ設けたものであることを特徴とする請求
    項1に記載の防犯扉のロック機構。
JP11075811A 1999-03-19 1999-03-19 防犯扉のロック機構 Pending JP2000265722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11075811A JP2000265722A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 防犯扉のロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11075811A JP2000265722A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 防犯扉のロック機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000265722A true JP2000265722A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13586952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11075811A Pending JP2000265722A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 防犯扉のロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000265722A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138462A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Takigen Mfg Co Ltd 扉締め込み構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138462A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Takigen Mfg Co Ltd 扉締め込み構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9388610B2 (en) Door latch assembly of vehicle
EP2468577A2 (en) Lid open-close-apparatus
JP6789725B2 (ja) 車両用シンチングラッチ組立体
JPS6055672B2 (ja) 自動車用ドアロツク装置
US5470115A (en) Recessed three-point latching mechanism and method for a storage locker
JP5471921B2 (ja) 車両用ドアハンドルのストッパ構造
JP2000265722A (ja) 防犯扉のロック機構
JPS6149128B2 (ja)
JP2727305B2 (ja) スナッチロック装置
JP3911484B2 (ja) 戸構造の内部解錠装置
JP3146820B2 (ja) 自動販売機の扉ロック機構
JP3353678B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP3633451B2 (ja) 自動販売機の扉ロック装置
JP3364604B2 (ja) 開閉扉のハンドル装置
JP3199683B2 (ja) 自動販売機の扉施錠装置
KR102618779B1 (ko) 도어용 비상 개방장치
JPH11141207A (ja) ラッチ錠
JP4127353B2 (ja) 錠前
JP3325242B2 (ja) 錠付ロック装置
JP4137705B2 (ja) 自動車のトランクロック装置
JP3304332B2 (ja) 錠付ロック装置
JPH08303079A (ja) 錠止装置
JPS5831960Y2 (ja) ドアロツク装置
JP2001006035A (ja) 自動販売機の扉ロック装置
JPH083649Y2 (ja) 迅速開放型扉用ロックハンドル装置