JP2000265449A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP2000265449A
JP2000265449A JP11070778A JP7077899A JP2000265449A JP 2000265449 A JP2000265449 A JP 2000265449A JP 11070778 A JP11070778 A JP 11070778A JP 7077899 A JP7077899 A JP 7077899A JP 2000265449 A JP2000265449 A JP 2000265449A
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JP
Japan
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screen
chain
sprocket
dust
dust removing
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JP11070778A
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Hideaki Handa
英明 半田
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Marsima Aqua System Corp
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Marsima Aqua System Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動系統のトラブルを軽減することができ、
しかも、景観を保つ上で有利な除塵装置を提供する。 【解決手段】 水路1内に無端状のスクリーン12を回
転可能に配設し、スクリーン12により塵芥を捕捉する
とともに、スクリーン12を回転駆動することにより捕
捉した塵芥を水面上に引上げるとともに、スクリーン1
2内に配置したトラフ16上に脱落させて除去するよう
に除塵装置10を構成した。スクリーン12にはその縁
部全周にわたってチェーンを取り付ける一方、スクリー
ン12の外周側にモータ22により回転駆動されるスプ
ロケット26を設け、これを上記チェーンに噛合させる
ことによりスプロケット26及びチェーンを介してスク
リーン12にその外周側から回転駆動力を与えるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水路を流れる藻類
や草の塊等の塵芥を無端状のスクリーンにより捕捉しな
がら水路外に除去する除塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、水路を流れる藻類や草の塊等
の塵芥を捕捉しながら水路外に除去する除塵装置として
図7及び図8に示すような装置が一般に知られている。
【0003】この装置は、水路80内に設けられる隔壁
82とこの隔壁82の下流側において水路80の中央に
立設される中間支柱壁84との間に、水路80の長手方
向に貫通する、例えば金属製ネットにより構成される無
端ベルト状のスクリーン86を備えており、これらの図
の白抜き矢印に示すように、隔壁82に形成された導入
口82aを通じてスクリーン86内に流水を導入しなが
らスクリーン86の周面を介して下流側に案内するよう
になっている。スクリーン86は回転可能となってお
り、モータ87により駆動されるようになっている。ま
た、スクリーン86の上部内側には、図7に示すよう
に、捕捉した塵芥を水路外に案内するトラフ88が水面
上方に配設され、さらにスクリーン86を挟んでトラフ
88の反対側には、スクリーン86に向けて水を噴射す
るノズル90が備えられている。
【0004】すなわち、この装置では、上述のように流
水がスクリーン86の周面を通過する際に塵芥を捕捉
し、スクリーン86を回転移動させることにより塵芥を
水路80から引上げてトラフ上方まで移動させる。そし
て、ノズル90によりスクリーン86の外側から水を吹
き付けることにより、塵芥をスクリーン86からトラフ
88内に脱落させ、これをトラフ88を通じて水路外に
案内するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような除塵装置
では、一般に、図7に示すように水路上方に駆動軸92
により互いに連結される前後一対のホイール94が設け
られ、このホイール94に上記スクリーン86が懸架さ
れている。そして、上記モータ87の回転駆動力が伝動
機構を介して駆動軸92に伝達されることによりホイー
ル94が回転して上記スクリーン86が回転移動するよ
うになっている。従って、トラフ88がホイール94や
駆動軸92の下方に配置されるのが一般的である。
【0006】しかし、従来の装置では、上記のような構
成とされることに起因して以下のような問題を招いてい
る。
【0007】すなわち、ホイール94等とトラフ88と
が積層配置されていることにより、スクリーン86から
脱落した塵芥がホイール94や駆動軸92に絡まる等し
て駆動系のトラブルを誘発するという問題がある。ま
た、ホイール94等の駆動機構は、通常メンテナンス性
を考慮して水路上方に配置されるため、ホイール94等
とトラフ88とが積層配置されていると、装置が水路上
方に大きく突出し、設置場所によっては、景観を損なう
という問題がある。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、無端状のスクリーンにより塵芥を捕捉
し、このスクリーンの回転に伴い塵芥を除去する除塵装
置において、駆動系統のトラブルを軽減することがで
き、しかも、景観を保つ上で有利な除塵装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、多孔状の周面を有した回転可能な無端状
のスクリーンを水路内に備え、このスクリーンの内部に
流水を導入しながらスクリーン周面を介して下流側に案
内することによりスクリーンにより塵芥を捕捉するとと
もに、捕捉した塵芥をスクリーンの回転に伴い水面上に
引上げて、スクリーン内側に配設されたトラフに導入し
て除去するようにした除塵装置において、スクリーンを
案内する案内部材を設けてスクリーンをこの案内部材に
より回転移動可能に支持するとともに、スクリーンに対
してその外周側から回転駆動力を与える駆動機構を設け
たものである(請求項1)。
【0010】この装置によると、スクリーンに対してそ
の外周側からに回転駆動力が与えられるため、スクリー
ン駆動のための駆動機構とトラフとがスクリーン内周側
において積層配置されることがない。
【0011】上記の駆動機構としては、スクリーンの全
周に亘って駆動伝達用の係合部を所定間隔で設ける一
方、スクリーンの外周側に、上記係合部に係合し、回転
に伴いスクリーンに回転駆動力を伝達する回転体を設け
ることができ(請求項2)、具体的には、スクリーンの
全周に亘ってチェーンを取り付け、このチェーンにより
上記係合部を構成する一方、上記回転体として上記チェ
ーンに噛合可能なスプロケットを設けることができる
(請求項3)。
【0012】この構成によると、簡単な構成でスクリー
ン外周側からスクリーンに対して回転駆動力を与えるこ
とができる。
【0013】なお、請求項3の構成においては、上記ス
クリーンを略直線的に移動させる直線移動部分を設け、
スプロケットをこの直線移動部分においてチェーンに噛
合させるとともに、スプロケットの回転中心から上記直
線移動部分におけるチェーンの移動経路中心におろした
垂線の長さをスプロケットのピッチ円の半径よりも短く
設定するのが好ましく(請求項4)、さらには、スプロ
ケットに噛合するチェーンをスプロケットの反対側から
拘束する円弧状案内部を上記案内部材に設けるのが好ま
しい(請求項5)。
【0014】このようにすれば、スプロケットとして、
歯数の少ない小型のスプロケットを採用することが可能
となり、スクリーン駆動のための機構をコンパクト化す
る上で有利な構成となる。
【0015】また、請求項2記載の装置においては、上
記回転体として、回転駆動される無端状の駆動チェーン
を設け、この駆動チェーンに、スクリーンの上記係合部
と係合可能な複数の被係合部を周方向に所定間隔で設け
るようにしてもよい(請求項6)。
【0016】この構成によると、上記駆動チェーンが回
転駆動されることにより上記スクリーンに回転駆動力が
伝達される。
【0017】さらに、案内部材を略鉛直方向に細長の環
状に構成するとともに、上下の折り返し部分の少なくと
も一方を、スクリーンを略水平に案内するように偏平に
構成するようにしてもよい(請求項7)。
【0018】この構成によれば、案内部材を上下方向に
コンパクト化することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0020】図1は、本発明に係る除塵装置の一例を示
している。これらの図に示すように、除塵装置10は、
水路1を流れる塵芥を捕捉するスクリーン12と、この
スクリーン12を駆動するための駆動機構と、捕捉した
塵芥をスクリーン12から脱落させるためのスプレー装
置14と、スクリーン12から脱落する塵芥を水路外部
に案内するトラフ16とを備えている。
【0021】上記スクリーン12は、例えば金属製ネッ
トからなり、水路1の長手方向に貫通する無端ベルト状
に構成されており、水路1内に突設される隔壁2とこの
隔壁2の下流側において水路1の中央に立設される中間
支柱壁3との間に、上部が水面上に露出するように配設
され、これら隔壁2及び中間支柱壁3の間に回動可能な
状態で支持されて上記駆動機構により駆動されるように
なっている。
【0022】詳しく説明すると、上記スクリーン12に
は、その上流側及び下流側の縁部にチェーン12aが取
付けられ、このチェーン12aが上記隔壁2及び中間支
柱壁3にそれぞれ設けられたガイド部材20(案内部
材)に沿ってそれぞれ移動可能に支持されている。ガイ
ド部材20は、図2に示すように縦長の無端状(環状)
に構成されるとともに、断面コ字型のチェーン案内溝を
有しており、チェーン12aがこの案内溝内に介在され
た状態でガイド部材20に沿って案内されることにより
上記スクリーン12が回転移動するようになっている。
【0023】そして、図1に示すように上記水路1の上
方に配置されるフレーム11に、駆動源としてのモータ
22と、このモータ22に接続されて水路1の長手方向
に伸びる駆動軸24と、この駆動軸24に装着されて上
記各チェーン12aにそれぞれ噛合する一対のスプロケ
ット26とが設けられ、上記モータ22の駆動によりス
プロケット26を回転させることにより上記チェーン1
2aを介して上記スクリーン12に回転駆動力が伝達さ
れるように構成されている。
【0024】スクリーン12を案内する上記ガイド部材
20には、図2に示すように上下の折り返し部分20a
と、上下方向に直線的に伸びて各折り返し部分20aを
相互に連結する直線部分20bとが設けられており、上
記スプロケット26が一方の直線部分20bの上端近傍
に配置されてガイド部材20に形成された開口部21
(図3(a)に示す)を介して上記チェーン12aに噛
合している。ここで、スプロケット26は、図3(a)
に示すように、その中心、つまり駆動軸24の中心から
チェーン12aの移動経路中心に下ろした垂線の長さL
が、スプロケット26のピッチ円の半径Rの寸法よりも
短く設定されている。また、この噛合部分において、ガ
イド部材20には、スプロケット26に噛合するチェー
ン12aを反対側から拘束すべく、ガイド部材20の内
側(図3では左側)に向かって膨出する円弧状案内部2
0cが形成されており、このように構成されることによ
り、後述するようにスクリーン12の駆動機構がコンパ
クト化されるようになっている。
【0025】なお、図1及び図2において符号28は、
詳しく図示していないが上記チェーン12aを張設する
ためのテンション装置で、チェーン12aに圧接してチ
ェーン12aに張力を付与するように構成されている。
【0026】スプレー装置14は、図1に示すように、
スクリーン12の上部において、スクリーン12の周面
に沿って水路の長手方向に伸びるノズル本体30を有
し、水路底に設置される図外のポンプにより流水を汲み
上げつつ上記ノズル本体30に供給し、ノズル本体30
に配設される複数のノズルからスクリーン12に向かっ
て高圧で水を噴射するように構成されている。これによ
りスクリーン12に付着している塵芥を水圧により脱落
させて除去するようになっている。
【0027】トラフ16は、水路1の上方であって上記
スクリーン12の内周側上部に配設されており、上記ス
プレー装置14の作用によりスクリーン12から脱落す
る塵芥を捕集しながら水路上流側に向かって案内するよ
うに構成されている。なお、図1では省略しているが、
トラフ16の端部には、例えばコンベアが設置されてお
り、トラフ16に沿って案内されてくる塵芥をこのコン
ベアにより図外の固液分離装置等に搬送するようになっ
ている。
【0028】上記のように構成された除塵装置10で
は、上述のように水路1の流水がスクリーン12内部に
導入されつつスクリーン12の周面を介して下流側へと
案内されることにより、流水中に塵芥が含まれている
と、流水がスクリーン12の周面を透過する際に塵芥が
スクリーン12により捕捉されることとなる。
【0029】そして、このように塵芥が捕捉される一方
で、スクリーン12やスプレー装置14等が駆動される
ことにより、スクリーン12により捕捉された塵芥が上
記固液分離装置に搬出されることとなる。すなわち、上
記モータ22の作動によりスクリーン12が回転駆動さ
れることにより、捕捉された塵芥がスクリーン12の回
転移動と共に水中から引き上げられてノズル本体30に
対向する位置まで運ばれる。そして、ここで、ノズル本
体30から噴射される水の圧力によりスクリーン12か
らトラフ16内に塵芥が脱落し、トラフ16及びコンベ
アにより塵芥が固液分離装置に搬出されることとなる。
【0030】以上説明した除塵装置10によると、上述
のようにスクリーン12をガイド部材20により回転移
動可能に支持し、スクリーン12の外周側に配設された
駆動機構によりスクリーン12を回転駆動するようにし
ているので、トラフ16の上方にスクリーン駆動のため
の機構が積層配置されることがない。そのため、スクリ
ーン12から脱落した塵芥がスクリーン駆動のため機構
に絡まるようなことが一切なく、脱落した塵芥が駆動軸
等に絡まることに起因したスクリーン駆動系統のトラブ
ルを未然に防止することができる。
【0031】また、トラフ16の上方にスクリーン駆動
のための機構が積層配置されることがないため、従来の
この種の除塵装置に比べると、このような駆動機構がス
クリーン内に配設されない分だけスクリーン12を上下
方向にコンパクト化することができる。従って、水路上
方への除塵装置10の突出を抑えることができ、景観を
損なうという従来のこの種の装置の問題を有効に解決す
ることができる。
【0032】しかも、この除塵装置10では、スプロケ
ット26とチェーン12aとの噛合部分において、スプ
ロケット中心からチェーン12aの移動経路中心に下ろ
した垂線の長さLを、スプロケット26のピッチ円の半
径Rよりも短く設定し、さらに、ガイド部材20に、ス
プロケット26に噛合するチェーン12aをスプロケッ
ト26の反対側から拘束すべく、ガイド部材20に円弧
状案内部20cを形成しているため、これによっても水
路上方への除塵装置10の突出を抑えることができると
いう利点がある。すなわち、スプロケット26とチェー
ン12aとの噛合部分を上記のように構成すると、図3
(a),(b)に示すようにチェーン12aがスプロケ
ット26に沿って円弧を描くように案内されることとな
り、より少ない歯数でかみ合い率を1以上とすることが
できる。そのため、歯数の少ない小径のスプロケット2
6を用いてスクリーン12を作動させることができ、こ
のように小径のスプロケット26を適用できる分、スク
リーン12の駆動機構をコンパクト化することができ
る。そして、水路1の上方に配置されるスクリーン12
の駆動機構を上記のようにコンパクト化できる結果、水
路上方への除塵装置10の突出を抑えることができ、景
観を保つ上で有利となる。
【0033】ところで、上記実施の形態の除塵装置10
では、スクリーン12に取り付けたチェーン12aにス
プロケット26を噛合させ、このスプロケット26をモ
ータ駆動することによりスクリーン12を駆動するよう
にしているが、この駆動機構に代えて図4及び図5に示
すような駆動機構を構成するようにしてもよい。すなわ
ち、モータ41により回転駆動される駆動用スプロケッ
ト40及び従動用スプロケット42に装着され、テンシ
ョンプーリ44により張設される無端状の駆動チェーン
46を上記チェーン12aに沿って設けるとともに、こ
のチェーン46に、複数の係合片48を周方向に一定の
間隔で突設する一方、スクリーン12のチェーン12a
にその周方向に一定の間隔で上記係合片48に係合可能
な係合溝13を設け、上記駆動用スプロケット40を回
転駆動して駆動チェーン46を回動させつつ上記係合片
48をチェーン12aの上記係合溝13に係合させるこ
とによりスクリーン12を回転駆動するようにスクリー
ン12の駆動機構を構成してもよい。
【0034】また、上記ガイド部材20の上部及び下部
でチェーン12を略水平に案内するように折り返し部分
20aを図6に示すように偏平な形状に構成するように
してもよい。このようにすれば、スクリーン12が上下
方向によりコンパクトな構成となり、水路上方への装置
の突出をさらに抑えることが可能となり、景観を保つ上
で有利になる。この場合、上下の折り返し部分20aの
うちのいずれか一方を偏平に構成するようにしてもよ
い。
【0035】なお、上記実施の形態において、スクリー
ン12は、水路1の長手方向に延びる軸を中心軸として
その軸回りに回転移動する構成となっているが、例え
ば、水路1の幅方向に延びる軸を中心軸としてその軸回
りに回転移動するように構成してもよい。例えば、図7
に示すように上流側に向かって先細りの整流壁4を水路
1の中央に設けるとともに、この整流壁4の下流側に流
水孔5aを備えた隔壁5を設け、これら整流壁4と隔壁
5との間にスクリーン12を設け、同図の二点鎖線矢印
に示すように、水路1の幅方向両側からスクリーン12
内に流水を導入しながらスクリーン12の主に下流側に
位置する周面部分及び上記隔壁5の流水孔5aを通じて
下流側に流水を案内するように構成してもよい。また、
これ以外にも、図8に示すように、水路1の長手方向に
オフセットされて水路1の幅方向に相対向して突出する
突堤6,7を設け、突堤6の下流側にスクリーン12を
設けることにより、同図の二点鎖線矢印に示すように、
流水を突堤6の側方部分からスクリーン12内に導入し
ながら、下流側の突堤7と水路1の側壁との間を通じて
下流側に流水を案内するように構成してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、水路内
に配置した回転可能な無端状のスクリーンにより塵芥を
捕捉しつつ、スクリーンの回転に伴い捕捉した塵芥を水
面上に引上げてスクリーン内のトラフに導入して除去す
る除塵装置において、スクリーンを案内する案内部材を
設けてスクリーンをこの案内部材により回転移動可能に
支持するとともに、スクリーンに対してその外周側から
回転駆動力を与える駆動機構を設けるようにしたので、
従来のこの種の装置のようにトラフ上方にスクリーンの
駆動機構が積層配置されることがない。従って、スクリ
ーンから脱落した塵芥が駆動機構に絡まるようなことが
一切なく、脱落した塵芥が駆動機構に絡まることに起因
した駆動機構のトラブルを効果的に防止することができ
る。また、スクリーンの駆動機構がスクリーン内周側に
配設されない分だけスクリーンを上下方向にコンパクト
化することができるため、水路上方への除塵装置の突出
を抑えることができ、景観を損なうという問題を有効に
解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除塵装置の実施の形態を示す斜視
図(一部破断図)である。
【図2】ガイド部材、チェーン及びスプロケットの位置
関係を説明する模式図である。
【図3】チェーンとスプロケットとの噛合部分を示す断
面略図である。
【図4】本発明に係る除塵装置の他の実施の形態を示す
斜視図である。
【図5】スクリーンの駆動機構を示す概略図である。
【図6】ガイド部材の他の構成を示す模式図である。
【図7】除塵装置の別の配置例を示す平断面図である。
【図8】除塵装置の別の配置例を示す平断面図である。
【図9】従来の除塵装置を示す斜視図である。
【図10】従来の除塵装置を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 水路 2 隔壁 3 中間支柱壁 10 除塵装置 12 スクリーン 12a チェーン 14 スプレー装置 20 ガイド部材 22 モータ 24 駆動軸 26 スプロケット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔状の周面を有した回転可能な無端状
    のスクリーンを水路内に備え、このスクリーンの内部に
    流水を導入しながらスクリーン周面を介して下流側に案
    内することによりスクリーンにより塵芥を捕捉するとと
    もに、捕捉した塵芥を上記スクリーンの回転に伴い水面
    上に引上げ、スクリーンの内周側に配設されたトラフに
    導入して除去するようにした除塵装置において、スクリ
    ーンを案内する案内部材を設けて上記スクリーンをこの
    案内部材により回転移動可能に支持するとともに、上記
    スクリーンに対してその外周側から回転駆動力を与える
    駆動機構を設けたことを特徴とする除塵装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動機構として、スクリーンの全周
    に亘って駆動伝達用の係合部を所定間隔で設ける一方、
    上記スクリーンの外周側に、上記係合部に係合し、回転
    に伴い上記スクリーンに回転駆動力を伝達する回転体を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の除塵装置。
  3. 【請求項3】 上記スクリーンの全周に亘ってチェーン
    を取り付け、このチェーンにより上記係合部を構成する
    一方、上記回転体として上記チェーンに噛合可能なスプ
    ロケットを設けたことを特徴とする請求項2記載の除塵
    装置。
  4. 【請求項4】 上記スクリーンを略直線的に移動させる
    直線移動部分を設け、上記スプロケットをこの直線移動
    部分においてチェーンに噛合させるとともに、スプロケ
    ットの回転中心から上記直線移動部分におけるチェーン
    の移動経路中心におろした垂線の長さをスプロケットの
    ピッチ円の半径よりも短く設定したことを特徴とする請
    求項3記載の除塵装置。
  5. 【請求項5】 スプロケットに噛合するチェーンをスプ
    ロケットの反対側から拘束する円弧状案内部を上記案内
    部材に設けたことを特徴とする請求項4記載の除塵装
    置。
  6. 【請求項6】 上記回転体として、回転駆動される無端
    状の駆動チェーンを設け、この駆動チェーンに、上記ス
    クリーンの係合部と係合可能な複数の被係合部を周方向
    に所定間隔で設けたことを特徴とする請求項2記載の除
    塵装置。
  7. 【請求項7】 上記案内部材は、上下に細長の環状に構
    成されるとともに、上下の折り返し部分の少なくとも一
    方が、スクリーンを略水平に案内するように偏平に構成
    されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載の除塵装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100816046B1 (ko) 2007-08-07 2008-03-26 중앙종합기계 주식회사 외측구동형 이동식 스크린 장치
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CN112987467A (zh) * 2021-04-22 2021-06-18 成都极米科技股份有限公司 一种防尘散热装置、电子设备及防尘控制方法

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