JP2003003446A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP2003003446A
JP2003003446A JP2001187978A JP2001187978A JP2003003446A JP 2003003446 A JP2003003446 A JP 2003003446A JP 2001187978 A JP2001187978 A JP 2001187978A JP 2001187978 A JP2001187978 A JP 2001187978A JP 2003003446 A JP2003003446 A JP 2003003446A
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dust
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sprocket
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JP2001187978A
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Hideaki Handa
英明 半田
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Marsima Aqua System Corp
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Marsima Aqua System Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動軸等への塵芥の絡み付き等によるトラブ
ルの発生を有効に防止する一方で、スクリーンに対する
駆動力伝達性能を良好に確保する。 【解決手段】 下部ガイド20と、その上方に設けた上
部ガイド34及びスプロケット24(回転体22)とに
亘ってスクリーン12を掛け渡し、スプロケット24の
回転駆動によりスクリーン12を周回移動させるように
した。上部ガイド34は、スクリーン12の端縁部分を
支持するガイド板から構成し、スクリーン12を略水平
に案内するように構成した。これによりスクリーン12
の上部であって、かつスクリーン12の周回移動方向に
おけるスプロケット24の上流側に、スクリーン12を
略水平な状態で案内する塵芥除去部36を形成した。そ
して、この塵芥除去部36に、スプレー装置14(スプ
レー手段)とトラフ16(捕集部)とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水路を流れる藻類
や草の塊等の塵芥を無端状のスクリーンにより捕捉しな
がら、このスクリーンの回転移動に伴い水路上方に引上
げて除去する除塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、水路長手方向に貫通する無端
状のスクリーンを有し、このスクリーンを水路内で周回
移動させながら水路を流下する塵芥を捕捉するようにし
た除塵装置が一般に知られている。
【0003】図4は、その一例を水路上流側から見た状
態を模式的に示している。この図に示すようにスクリー
ン50は、水路1の底部に設けられるガイド54と、水
路1の上部に設けられるスプロケット52とに亘って掛
け渡されており、前記スプロケット52の回転駆動に伴
い周回移動するように構成されている(同図中に矢印で
示す)。また、スクリーン50の上端部であってその外
側にはスプレー装置58が設けられており、スクリーン
50を挟んでこのスプレー装置58の反対側にトラフと
称する塵芥の捕集部60が設けられている。
【0004】そして、流水をスクリーン50の上流側の
開口からその内部に招き入れながらその周面を介して下
流側に案内し、これにより流水中に含まれる塵芥をスク
リーン50によって捕捉する一方、該スクリーン50を
周回移動させることにより捕捉した塵芥を水路上方に引
上げ、スプレー装置58によりスクリーン外側から水を
噴き付けて該塵芥をスクリーン50から前記捕集部60
内に脱落させて捕集するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の除
塵装置では、同図に示すようにスプロケット52がスク
リーン50の内側に配設されているため、構造上、必然
的に駆動軸52aがスプレー装置58と捕集部60との
間に介在することとなる。従って、スプレー装置58の
水圧によりスクリーン50から脱落した塵芥が駆動軸5
2aに絡まる等、トラブルを招く原因の一つになるとい
う問題があった。
【0006】そこで、本願の出願人は、図5に示すよう
に、スクリーン50の上端部分をガイド62によって案
内するとともに、スプロケット52をスクリーン50の
外側から該スクリーン50に噛合させることにより、ス
クリーン50から脱落した塵芥が駆動軸52aに絡み付
くのを防止できるようにした除塵装置を開発し提案して
いる(特願平11−070448号)。
【0007】ところで、スクリーン50にスプロケット
52を噛合させて回転駆動力を伝達する上記各除塵装置
では、スプロケット52とスクリーン50とがより広い
範囲で噛合している方が回転駆動力を伝達する上で望ま
しく、この点について検討すると、スプロケット52に
スクリーン50が掛け渡されている構成(図4に示す装
置)の方が、スクリーン50の外側からスプロケット5
2を噛合させる構成(図5の装置)に比べ構造上有利で
あると考えられる。近年では、スプロケットに代えてド
ラムを直接スクリーンに接触させ、その摩擦力でスクリ
ーンを回転駆動させる装置も考えられているが、このタ
イプの装置では、特に、ドラムにスクリーンを掛け渡し
て(図4に相当する構成)スクリーンとドラムの接触面
積をより広く確保する方が有利である。
【0008】従って、この種の除塵装置においては、上
記両装置の長所を備えた装置、すなわち駆動軸への塵芥
の絡み付き等によるトラブルの発生を確実に防止するこ
とができ、しかも駆動力伝達性能の上でも有利な装置を
開発することが望まれる。
【0009】なお、図6に示すように、スクリーン50
の上部を左右一対のスプロケット52,53に掛け渡
し、これらスプロケット52,53の間でスクリーン外
側から水を吹き付けて塵芥を脱落させる除塵装置も提案
されている(特開平10−317355号参照)。しか
し、この装置の場合には、スクリーン50が周回移動し
て両スプロケット52,53の間に塵芥が到達する過程
で一方側のスプロケット52を必ず経る必要があるの
で、ここで塵芥が脱落することにより該スプロケット5
2の軸52aに塵芥が絡み付く虞れがあり、根本的な解
決策にはならない。
【0010】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、スクリーンにより塵芥を捕捉しなが
ら、該スクリーンの回転移動に伴い塵芥を水路上方に引
上げて除去する除塵装置において、駆動軸等への塵芥の
絡み付きによるトラブルの発生を有効に防止する一方
で、スクリーンに対する駆動力伝達性能をより良好に確
保することができる除塵装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、水路内に設けられた上下方向に細長い無
端状のスクリーン内に水流を招き入れつつその周面を介
して水流を下流側に案内することにより塵芥を捕捉する
とともに、このスクリーンの周回移動に伴い塵芥を水上
に引上げてスプレー手段によりスクリーン外側から水を
噴き付けて塵芥をスクリーン内部の捕集部に脱落させて
除去する除塵装置において、回転駆動力をスクリーンに
伝達するための回転体に前記スクリーンの上部が掛け渡
された状態で支持されるとともに、スクリーンの周回移
動方向における回転体よりも上流側にスクリーンを前記
回転体に向って略水平に案内する塵芥除去部が設けら
れ、この塵芥除去部にスプレー手段と捕集部とがスクリ
ーンを挟んで配設され、さらに、スクリーンの上昇側で
あって水面から前記回転体に至るまでのスクリーンの移
動経路内でスクリーンがその縁部を支持するガイド板の
みにより案内されるように構成されているものである。
【0012】この装置によると、回転体の駆動に伴いス
クリーンが周回移動し、このスクリーンの周回移動に伴
い該スクリーンにより捕捉された塵芥が塵芥除去部まで
搬送される。そして、ここでスプレー手段による水の噴
き付けによりスクリーンから塵芥が除去されて捕集部に
捕集されることとなる。つまり、塵芥は、回転体に至る
ことなくスクリーンから除去されることとなる。従っ
て、回転体の駆動軸への塵芥の絡み付き等が有効に防止
される。
【0013】しかも、水面から回転体に至るまでのスク
リーンの上昇側の移動経路内では、スクリーンがその縁
部を支持するガイド板のみによって案内されるので、塵
芥除去部に到達するまでに塵芥が脱落等しても、該塵芥
がスクリーンを案内するための部材に絡み付くことがな
い。
【0014】また、構造的には、回転体にスクリーンが
掛け渡された構造となっているので駆動力伝達性能を良
好に確保することができる。つまり、例えば、回転体が
スプロケットであって、これをスクリーンに組付けられ
たチェーンに噛合させてスクリーンを駆動させるタイプ
では、回転体に対してスクリーンを広い範囲で噛合させ
ることが可能となり、また、回転体がドラム状のもので
あって、これをスクリーンに直接接触させて摩擦力でス
クリーンを駆動させるタイプでは、回転体に対してスク
リーンを広い範囲で接触させることが可能となる。その
ため、駆動力伝達性能を良好に確保することができる。
特に、回転体とスクリーンの摩擦力により該スクリーン
を駆動するタイプでは、回転体とスクリーンとの接触面
積を十分に確保することができるので特に有利となる。
【0015】なお、請求項1の記載において、「スクリ
ーンの上昇側であって水面から前記回転体に至るまでの
スクリーンの移動経路内でスクリーンがその縁部を支持
するガイド板のみにより案内される」との記載は、水面
から回転体に至る全範囲に亘ってスクリーンを連続的に
ガイド板によって案内する場合のみならず、断続的に案
内する場合も含むものである。要するにスクリーンを案
内する手段としてスクリーンの縁部を支持するガイド版
のみが使用されていることを趣旨とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0017】図1〜図3は、本発明に係る除塵装置を概
略的に示している。なお、これらの図は、除塵装置の主
たる構成部分のみを抽出して図示しており、各部を支持
するフレーム等については図示を省略している。
【0018】これらの図に示す除塵装置10は、水路1
を流れる塵芥を捕捉するためのスクリーン12と、この
スクリーン12を駆動する駆動機構と、捕捉した塵芥を
スクリーン12から除去するためのスプレー装置14
(スプレー手段)と、スクリーン12から脱落する塵芥
を捕集して水路外部に案内するトラフ16(捕集部)と
を備えている。
【0019】上記スクリーン12は、水路1の長手方向
に貫通する無端ベルト状の金属製ネットで、水路1内に
突設される隔壁2とこの隔壁2の下流側において水路1
の中央に立設される中間支柱壁3との間に、上部が水面
上に露出するように縦長に配置され、これら隔壁2及び
中間支柱壁3の間に周回移動可能な状態で支持されて上
記駆動機構によって回転駆動されるようになっている。
【0020】詳しく説明すると、上記隔壁2および中間
支柱壁3の水底近傍に一対の下部ガイド20が設けら
れ、これら下部ガイド20の上方に駆動力伝達用の回転
体22と一対の上部ガイド34とが水路幅方向に並べて
設けられ、上記スクリーン12がこれら下部ガイド2
0、回転体22及び上部ガイド34に亘って掛け渡され
ている。回転体22は、一対のスプロケット24を駆動
軸24aにより連結した構成を有しており、上記のよう
にスクリーン12が掛け渡された状態で、スクリーン1
2の縁部に夫々組付けられた無端状のチェーン(図示省
略)にスプロケット24が夫々噛合している。
【0021】そして、上記回転体22の側方に駆動源と
してのモータ26が配設され、このモータ26の出力軸
に装着されたプーリ28と上記回転体22の駆動軸24
aに装着されたプーリ30とにわたって伝導ベルト32
が掛け渡されている。これにより上記モータ26が作動
するとその回転駆動力が上記回転体22に伝達されて回
転体22が回転し、さらにこの回転駆動力がスプロケッ
ト24及びチェーンを介してスクリーン12に伝達さ
れ、その結果、スクリーン12が各ガイド20,34に
より案内されつつ図3中に矢印で示す方向に周回移動す
るようになっている。
【0022】上記下部ガイド20は、複数のガイドロー
ラ21が円弧状に配置されてなり、各ガイドローラ21
の回転に伴いスクリーン12を案内するように構成され
ている。一方、上部ガイド34は、スクリーン12の端
縁部分を支持するガイド板から構成されている。この上
部ガイド34は、前記回転体22と所定の間隔を隔てて
設けられるとともに、スクリーン12を前記回転体22
に向って略水平に案内するように構成されており、これ
によりスクリーン12の上部であって回転体22の上流
側(すなわち、スクリーン12の周回移動方向における
回転体22の上流側;以下同じ)に、スクリーン12を
略水平な状態で案内する塵芥除去部36を形成してい
る。
【0023】なお、上記スクリーン12の内周面には、
その周方向に一定の間隔で棚12aが突設され、スクリ
ーン12の回転に伴いこの棚12aで塵芥を支えながら
掻き揚げ得るようになっている。
【0024】スプレー装置14は、図1に示すように、
上記塵芥除去部36におけるスクリーン12の外側(上
方)であって該スクリーン12の周面に沿って水路1の
長手方向に伸びるノズル40を有し、水路底に設置され
るポンプ42により流水を汲み上げつつ上記ノズル40
に供給し、スクリーン12に向かって高圧で水を噴射す
るように構成されている。
【0025】トラフ16は、上記塵芥除去36であって
上記スクリーン12を挟んでノズル40の反対側(スク
リーン12の内周側(下方))に配設されており、上記
スプレー装置14の作用によりスクリーン12から脱落
する塵芥を捕集しながら水路上流側に向かって案内する
ように構成されている。なお、図1では省略している
が、トラフ16の端部16aの下方には、例えばコンベ
アが設置されており、トラフ16に沿って案内されてく
る塵芥をこのコンベアにより図外の固液分離装置等に搬
送するようになっている。
【0026】この除塵装置10では、図1及び図2中に
白抜き矢印で示すように、隔壁2に形成された導入口2
aを介してスクリーン12の内部に流水が導入されつつ
スクリーン12の周面を介して下流側へと案内される。
これにより流水中に塵芥が含まれていると、流水がスク
リーン12の周面を透過する際にスクリーン12により
捕捉されることとなる。
【0027】そして、このように塵芥が捕捉される一方
で、上記モータ26の作動によりスクリーン12が周回
移動することにより、捕捉された塵芥がスクリーン12
の移動と共に水中から引上げられて上記塵芥除去部36
まで運ばれ、ここで、ノズル40により噴き付けられる
水の圧力によりスクリーン12から除去され、トラフ1
6及びコンベア等により固液分離装置等に搬出されるこ
となる。
【0028】以上のような除塵装置10によると、スク
リーン12により捕捉された塵芥は、スクリーン12の
移動に伴い回転体22手前の塵芥除去部36まで搬送さ
れ、ここでスクリーン12からトラフ16内に除去され
ることとなるため、捕集がされた塵芥が回転体22を経
ることがない。そのため、塵芥が回転体22の部分で脱
落して駆動軸24aに絡み付く等のトラブルの発生が有
効に防止されることとなる。
【0029】また、回転体22の上流側では、上部ガイ
ド34によりスクリーン12の端縁部のみを支持しなが
らスクリーン12を案内するため、スクリーン12から
脱落する塵芥がスクリーン12を案内するための部材に
絡まる等してトラブルを誘発することもない。
【0030】しかも、構成的には、スクリーン内部に回
転体22が配設され、該回転体22にスクリーン12が
掛け渡された構造となっているので、スクリーンに対し
てその外側からスプロケットを噛合させる構成(図5参
照)に比べると、スプロケット24とスクリーン12
(チェーン)とをより広い範囲で噛合させることがで
き、そのため、スクリーン12に対する駆動力の伝達性
能を確保する上で有利な構成となる。
【0031】従って、この除塵装置10によると、駆動
軸24a等の軸体への塵芥の絡み付きに起因するトラブ
ルの発生を有効に防止することができる一方、スクリー
ン12に対する駆動力伝達性能も良好に確保することが
でき、従来のこの種の除塵装置(図4及び図5参照)の
長所を併せ持った合理的な構成が達成されることとな
る。
【0032】なお、以上説明した除塵装置10は、本発
明の一の実施の形態であってその具体的な構成は、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0033】例えば、スクリーン12は、無端状の金属
製ネットにチェーンを組込んだ上記のような構成以外
に、開口部分を金属製ネット等により塞いだ矩形フレー
ムをチェーンに対して梯子状に連続的に連結した構成の
スクリーンを用いてもよい。
【0034】また、スクリーン12を案内する上部ガイ
ド34はガイド板のみの構成に限らず、例えば、ガイド
板にコロ(ローラ)等を備えて案内性を高めたものであ
っても構わない。
【0035】さらに、上記実施形態では、塵芥除去部3
6において略水平な状態でスクリーンを案内するように
構成しているが、厳密に水平である必要はなく、例えば
上部ガイド34から回転体22に向ってやや斜め上方に
向ってスクリーン12を案内する構成や、逆に、上部ガ
イド34から回転体22に向ってやや斜め下方に向って
スクリーン12を案内するように構成してもよい。
【0036】また、上記実施形態では、スクリーン12
に組込まれたチェーンにスプロケット24を噛合させ、
該スプロケット24を回転駆動することによりスクリー
ン12を周回移動させるように構成しているが、例えば
ドラム状の回転体22を用い、これをスクリーン12に
直接接触させて回転駆動することにより、その摩擦力で
スクリーン12を周回移動させるように構成してもよ
い。なお、摩擦力によってスクリーン12を駆動する構
成では、回転体とスクリーンとの接触面積が大きいほど
回転駆動力を伝達する上で有利となるが、この除塵装置
10では、上述したように回転体22にスクリーン12
を掛け渡す構造となっているので、回転体とスクリーン
12との接触面積を確保し易く、スクリーン12に対す
る駆動力の伝達性能を良好に確保することが可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の除塵装置
は、駆動伝達用の回転体よりも上流側(スクリーンの周
回移動方向における上流側)にスクリーンを回転体に向
って略水平な状態で案内する塵芥除去部を設け、ここで
スクリーンから塵芥を除去するとともに、水面から回転
体に至るまでのスクリーンの上昇側の移動経路内では、
スクリーン縁部を支持するガイド版のみによりスクリー
ンを案内するようにしているので、回転体の駆動軸はも
とより、スクリーンを案内するための部材への塵芥の絡
み付き等を有効に防止することができ、このような塵芥
の絡み付きに起因するトラブルの発生を有効に防止する
ことができる。
【0038】しかも、構成的には、回転体をスクリーン
内部に配設し、これにスクリーンを掛け渡した構成とな
っているので、回転体とスクリーンとを広い範囲で噛
合、あるいは接触させることが可能であり、そのため駆
動力の伝達性能を適切に確保する上で合理的な構成とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除塵装置の実施の形態を示す斜視
略図である。
【図2】除塵装置を示す平断面図である。
【図3】除塵装置を示す図1のA矢視図(模式図)であ
る。
【図4】従来の除塵装置の構成を示す模式図である。
【図5】出願人の提案している除塵装置の構成を示す模
式図である。
【図6】従来の除塵装置の他の構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 水路 2 隔壁 3 中間支柱壁 10 除塵装置 12 スクリーン 14 スプレー装置(スプレー手段) 16 トラフ(捕集部) 20 下部ガイド 22 回転体 24 スプロケット 24a 駆動軸 26 モータ 34 上部ガイド(ガイド板) 36 塵芥除去部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路内に設けられた上下方向に細長い無
    端状のスクリーン内に水流を招き入れつつその周面を介
    して水流を下流側に案内することにより塵芥を捕捉する
    とともに、このスクリーンの周回移動に伴い塵芥を水上
    に引上げてスプレー手段によりスクリーン外側から水を
    噴き付けて塵芥をスクリーン内部の捕集部に脱落させて
    除去する除塵装置において、 回転駆動力を前記スクリーンに伝達するための回転体に
    前記スクリーンの上部が掛け渡された状態で支持される
    とともに、スクリーンの周回移動方向における前記回転
    体よりも上流側にスクリーンを前記回転体に向って略水
    平に案内する塵芥除去部が設けられ、この塵芥除去部に
    前記スプレー手段と捕集部とがスクリーンを挟んで配設
    され、さらに、スクリーンの上昇側であって水面から前
    記回転体に至るまでのスクリーンの移動経路内でスクリ
    ーンがその縁部を支持するガイド板のみにより案内され
    るように構成されていることを特徴とする除塵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の除塵装置において、 前記回転体は、前記スクリーンに直接接触して摩擦力に
    よりスクリーンを回転駆動するように構成されているこ
    とを特徴とする除塵装置。
JP2001187978A 2001-06-21 2001-06-21 除塵装置 Pending JP2003003446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100816046B1 (ko) 2007-08-07 2008-03-26 중앙종합기계 주식회사 외측구동형 이동식 스크린 장치
KR100821559B1 (ko) 2007-09-20 2008-04-14 주식회사 일신 슬러지 제거장치에서의 회전망스크린 휘어짐 방지장치

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Effective date: 20040420