JP2000264522A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2000264522A JP2000264522A JP11075389A JP7538999A JP2000264522A JP 2000264522 A JP2000264522 A JP 2000264522A JP 11075389 A JP11075389 A JP 11075389A JP 7538999 A JP7538999 A JP 7538999A JP 2000264522 A JP2000264522 A JP 2000264522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- image forming
- cover
- forming apparatus
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
Abstract
路に導かれたシートが、画像形成を完了したシートであ
ると誤認されないようにして、シート両面への画像形成
を適切に行うことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】所定箇所にセットされたシートSを画像形
成処理部4に向けて搬送する搬送手段30,31と、画
像形成処理部4を通過して片面に画像形成がなされたシ
ートSをスタッカ5に排出する動作およびその排出を阻
止する動作を切り替える切替え手段6と、この切替え手
段6によってスタッカ5への排出が阻止されたシートS
を、スタッカ5よりも上方のスイッチバック搬送路73
に一旦導いてからこのスイッチバック搬送路73から引
き戻すことにより、シートSを反転させて画像形成処理
部4に再搬送するシート反転搬送機構7と、を具備して
いる、画像形成装置であって、スイッチバック搬送路7
3を覆うカバー1を備えている。
Description
複写機などの画像形成装置、さらに詳しくは、単票状の
シートの両面に画像形成を行うことが可能な画像形成装
置に関する。
能なプリンタ装置として、特開平6−110274号公
報や、特開平10−167542号公報に所載のものを
先に提案している。これらの公報に所載のプリンタ装置
は、本願の図5に示すように、カセット20に収容され
ている単票状のシートSを矢印Naに示すように、画像
形成処理部4Aに向けて1枚ずつ搬送できるように構成
されている。画像形成処理部4Aは、シートSの片面へ
の印刷が可能なものであり、この画像形成処理部4Aに
よる印刷を終えたシートは、その後排出ローラ32によ
ってスタッカ5上に排出可能である。ただし、排出ロー
ラ32の手前には揺動自在な切替えレバー6が設けられ
ており、この切替えレバー6によって排出ローラ32に
向けてのシートの搬送を阻止するとともに、そのシート
をシート反転搬送機構7Aの一組の反転ローラ70に送
り込むことが可能となっている。
の反転ローラ70に送り込まれてきたシートS(Sa)
を、筐体2の外部に突出させるように矢印Nb方向に搬
送してから、その後シートS(Sa)を上記とは反対の
矢印Nc方向に引き戻すように動作する。このようなシ
ートS(Sa)の送りがなされる部分がスイッチバック
搬送路73であり、シートSは、それまで搬送方向の後
端となっていた部分が前端となるように反転する。シー
ト反転搬送機構7Aは、その後シートS(Sa)を送り
ローラ71によって矢印Nd,Ne方向に搬送し、画像
形成処理部4Aに向けて再搬送するように構成されてい
る。
ト反転搬送機構7Aから画像形成処理部4Aに向けて再
搬送されたシートSは、カセット20から繰り出された
ときとはその表裏が反転した状態となる。したがって、
シートへの両面印刷が行えることとなる。また、スイッ
チバック搬送路73は、排出ローラ32やスタッカ5よ
りも上方に設けられているために、シート反転搬送機構
7A内のシート搬送路と画像形成処理部4Aから排出ロ
ーラ32に到るシート搬送路とが複雑な状態に交わらな
いようにすることができ、シートの搬送制御を容易に
し、印刷処理速度を高めることもできる。より具体的に
は、たとえば上記構成とは異なり、スイッチバック搬送
路73を排出ローラ32やスタッカ5よりも下方に設け
た場合には、複数枚のシートをプリンタ装置内の各部に
同時に取り込むようにしてその印刷処理速度を高めよう
とする場合に、スイッチバック搬送路73に送り込んだ
シートを引き戻すときに、このシートが画像形成処理部
4Aを通過してきた他のシートと干渉する虞れがある。
このようなシートどうしの干渉を回避するためには、シ
ートを搬送路の途中において待機させる必要があるため
に、その制御が面倒となり、しかも印刷処理速度を高め
る上で一定の限界が生じる。これに対し、上記構成のプ
リンタ装置では、そのような問題を解消することができ
るのである。
来のプリンタ装置においては、次のような問題があっ
た。
とおり、反転ローラ70によってスイッチバック搬送路
73に導かれたシートSaは、筐体2の外部に突出す
る。しかも、このシートSaが突出する箇所は、スタッ
カ5の丁度上方となっている。したがって、たとえば上
記プリンタ装置の動作内容を熟知していないユーザが上
記プリンタ装置を使用するときには、スイッチバック搬
送路73に導かれたシートSaを、印刷が完了して装置
外部に排出されてきたシートであると勘違いし、これを
手で掴んでしまう場合があった。これでは、シートの両
面印刷を適切に行うことができない。また、両面印刷を
高速で行う場合には、スイッチバック搬送路73におけ
るシートSaの往復搬送速度も高速で行われるために、
鋭いエッジをもつシートが筐体2の外部に露出すること
自体がさほど好ましいものではなかった。
出されたものであって、シートを反転させるためのスイ
ッチバック搬送路に導かれたシートが、画像形成を完了
したシートであると誤認されないようにして、シート両
面への画像形成を適切に行うことができる画像形成装置
を提供することをその課題としている。
は、次の技術的手段を講じている。
は、所定箇所にセットされたシートを画像形成処理部に
向けて搬送する搬送手段と、上記画像形成処理部を通過
して片面に画像形成がなされたシートをスタッカに排出
する動作およびその排出を阻止する動作を切り替える切
替え手段と、この切替え手段によって上記スタッカへの
排出が阻止されたシートを、上記スタッカよりも上方の
スイッチバック搬送路に一旦導いてからこのスイッチバ
ック搬送路から引き戻すことにより、上記シートを反転
させて上記画像形成処理部に再搬送するシート反転搬送
機構と、を具備している、画像形成装置であって、上記
スイッチバック搬送路を覆うカバーを備えていることに
特徴づけられる。
路にシートが導かれたときに、このシートはカバーによ
って覆われることとなり、このシートが両面への画像形
成を完了して装置外部に排出されてきたシートであると
誤解されないようにすることができる。したがって、従
来とは異なり、画像形成が未だ完了していないシートが
誤ってユーザによって掴まれないようにすることがで
き、シート両面への画像形成を適切に行うことができ
る。また、シートの鋭いエッジがユーザなどの体に不用
意に触れないようにすることもできる。
くとも上記画像形成処理部を覆う筐体を具備していると
ともに、この筐体の上面部に上記スタッカが設けられて
おり、かつ上記カバーは、上記筐体または上記筐体に取
付けられた固定部材に対して着脱可能とされている。
に取付けられた固定部材に対してカバーが着脱可能であ
るために、カバーを取り外すことにより画像形成装置の
保守点検を行うことができる。また、カバー内において
シートに詰まりを生じた場合には、カバーを取り外して
これに対処することも可能となる。
上記カバーは、少なくともその一部が透明または半透明
とされている。
トが存在するか否かの判断が、カバー内を透視すること
によって簡単に行えることとなる。したがって、たとえ
ばカバー内においてシートに詰まりが生じた場合には、
これを直ちに察知することができ、より便利となる。
上記カバーは、上記スイッチバック搬送路の全体を覆う
ように形成されている。
搬送路に導かれたシートがユーザの体やその他の物品な
どに触れることを確実に防止することが可能となる。
上記カバーは、上記スイッチバック搬送路の一部を外部
に開放するように形成されている。
搬送路の外部に開放されている部分からシートを目視し
たり、あるいは詰まりを生じたシートをカバー外部に取
り出すといった作業が行えることとなる。
上記カバーは、上記スイッチバック搬送路の上方を覆う
プレート部と、このプレート部の下方に位置する支持部
材とを具備しており、かつ上記スイッチバック搬送路に
到達したシートが上記支持部材によって支持されるとき
には上記シートの一部が上記支持部材からはみ出すよう
に構成されている。
搬送路にシートが導かれたときに、このシートの上方に
ついてはプレート部によって適切に覆うことができる。
また、シートを支持部材によって支持することにより、
シートがたとえばスタッカ上に垂れ下がらないようにす
ることもできる。さらに、スイッチバック搬送路におい
てシートに詰まりが生じた場合には、このシートのう
ち、支持部材からはみ出している部分を手で掴むことに
より、このシートを簡単に取り除くことも可能となる。
ては、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明
らかになるであろう。
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
置の一例を示す説明図である。図2は、図1のプリンタ
装置に用いられているカバーの一例を示す斜視図であ
る。
具備している点に最大の特徴を有しており、それ以外の
部分の基本的な構成は、従来技術として図5および図6
を参照して説明したプリンタ装置と共通している。した
がって、本実施形態においては、従来技術のプリンタ装
置と同一部分については、同一符号で示す。
成形された第1および第2の筐体2A,2Bを具備して
おり、かつこれら第1および第2の筐体2A,2B内に
は、カセット20、繰出ローラ30、一組の送りローラ
31、画像形成処理部4、一組の排出ローラ32、切替
えレバー6、およびシート反転搬送機構7が設けられて
いる。第1の筐体2Aの上面部には、スタッカ5が設け
られている。第2の筐体2Bは、第1の筐体2Aの上部
にボルト止めなどによって取外し可能に取付けられてい
る。
Sを収容するためのものである。本実施形態では、カセ
ット20を1つのみ設けた構成とされているが、本願発
明はこれに限定されず、サイズが相違する複数種類のシ
ートを区別して収容する複数のカセットを設けた構成と
してもかまわない。繰出ローラ30および一組の送りロ
ーラ31は、カセット20内のシートSを1枚ずつ繰り
出してから、そのシートSを矢印N1に示すように、画
像形成処理部4に向けて搬送するためのものである。カ
セット20が複数設けられている場合には、繰出ローラ
30もそれに対応して複数設けられる。
ロセスユニット(図示略)を構成する感光ドラム40と
これに対向する転写ローラ41とからなり、一組の送り
ローラ31によって搬送されてきたシートSの片面に対
し、感光ドラム40の表面に作成されているトナー画像
を転写するように構成されている。感光ドラム40の周
囲には、この感光ドラム40の外周表面に所望のトナー
画像を作成するための図示されていない帯電器、光書き
込み用のレーザビーム照射装置、現像機、およびクリー
ナなどの付属機器が設けられている。画像形成処理部4
の後段(図面では上方)には、シートSの転写像を加熱
して定着させるための一組の定着ローラ42が設けられ
ている。
して矢印N2方向に進行してきたシートSを排出口21
からスタッカ5上に排出させるためのローラである。切
替えレバー6は、第2の筐体2Bに支持された上端の軸
60を支点として揺動自在なものであり、定着ローラ4
2を通過してきたシートSを上記矢印N2方向に進行さ
せて排出ローラ32に向かわせる動作と、シートSが排
出ローラ32に向けて進行することを阻止しつつ、その
シートSを矢印N3の上方に向けて進行させることによ
りシート反転搬送機構7の上部に向かわせる動作とを切
替え可能である。
内に設けられている2組の反転ローラ70a,70b、
複数組の送りローラ71、および第1の筐体2A内の底
部近傍に設けられている一組の送りローラ72を具備し
て構成されている。送りローラ72は、本来的には、第
1の筐体2Aの一側面に取付けられたガイド板22上に
セットされて開口部23に差し込まれたいわゆる手差し
のシートを画像形成処理部4に向けて搬送するためのロ
ーラであり、本実施形態では、このローラ72がシート
反転搬送機構7の構成部品として有効に利用されてい
る。2組の反転ローラ70a,70bは、シート反転搬
送機構7の上部に向かってきたシートSを挟み付けてか
ら矢印N4方向に搬送することにより、そのシートSを
同図のシートS(Sa)として示すように、これら2組
の反転ローラ70a,70bよりも図面左方のスイッチ
バック搬送路73に導くとともに、その後矢印N5方向
に引き戻す動作を行うように構成されている。本実施形
態では、2組の反転ローラを用いているが、本願発明は
これに限定されず、反転ローラの数は1組のみであって
もかまわない。
0a,70bによって上記矢印N5方向に引き戻された
シートSを矢印N6に示す下方に向けて搬送することに
より、このシートSをガイド板22上に供給し、送りロ
ーラ72に送り込むものである。送りローラ72は、シ
ートSが送り込まれると、このシートSを矢印N7に示
すように画像形成処理部4に向けて搬送するようになっ
ている。この一対の送りローラ72によって画像形成処
理部4に向けて搬送されるシートSは、カセット20か
ら画像形成処理部4に向けてシートSが最初に搬送され
たときとはその表裏が反転した状態となる。このため、
画像形成処理部4に再搬送されたシートSには、両面印
刷が施されることとなる。切替えレバー6は、そのよう
な両面印刷が終了したシートSに対しては、その後この
シートSを排出ローラ32に向けて搬送させるように動
作する。
は半透明な合成樹脂製であり、図2によく表れているよ
うに、一端が開口した空間部10を内部に有する比較的
偏平な形状に形成されている。空間部10は、シートS
が進入可能なサイズであり、シートSとして種々のサイ
ズのものが用いられる場合には、それらのうちの最大サ
イズのシートが進入可能なサイズである。カバー1の一
端部には、ボルト19の挿通穴11を有する1または複
数のラグ12が連設されている。カバー1は、図1に示
すように、スイッチバック搬送路73の全体を覆うよう
に位置決めされ、第2の筐体2Bに対してボルト19や
ラグ12を利用して取外し可能に取付けられている。カ
バー1の空間部10が、スイッチバック搬送路73の一
部となっている。
像形成処理部4を通過して片面印刷を終えたシートSを
排出ローラ32に向けて搬送するか、あるいは反転ロー
ラ70a,70bに向けて搬送するかによって、シート
Sの片面のみの印刷と、両面印刷とのいずれかを選択し
て実行することができる。既に述べたとおり、シートS
に両面印刷を施すときには、スイッチバック搬送路73
にシートS(Sa)が一旦導かれるものの、このシート
S(Sa)についてはカバー1によって覆うことができ
る。とくに、本実施形態では、カバー1の外部にシート
S(Sa)が一切はみ出さないようにすることができ
る。したがって、このシートS(Sa)がユーザによっ
て手で掴まれてしまうようなことはない。また、たとえ
ばユーザがスタッカ6上に排出されているシートSを取
るときに、ユーザの手がその上方において高速で往復搬
送されているシートS(Sa)に触れないようにするこ
ともできる。したがって、シートSの両面印刷を適切に
行うことができる。
に、プリンタ装置P内においてシートに詰まりが生じた
ときには、その詰まりがスイッチバック搬送路73内で
あるのか否かを目視により容易に判断することができ、
詰まりに対する処置を迅速に行うことができる。また、
カバー1が透明または半透明であると、カバー1が実際
には頑強であるにもかかわらず、ユーザなどに対しては
このカバー1が比較的脆弱であるとの印象を与える傾向
が強い。このため、カバー1の上部に重たい物品を載せ
たり、あるいはカバー1を手で強く押さえつけたりする
ようなことを防止できる効果も期待できることとなり、
カバー1の保護を図るのに好ましい。カバー1は、ボル
ト19を緩めることによって第2の筐体2Bから取り外
すことができるため、スイッチバック搬送路73におい
てシートSに詰まりが生じたときには、カバー1を取り
外すことによりそのシートSを簡単に取り除くことが可
能である。
る。図4は、図3のIV−IV断面図である。
透明または半透明の合成樹脂製のプレート部13と、こ
のプレート部13の下方に位置する支持部材14とを具
備して構成されている。プレート部13の一端部には、
開口穴15aを有する下向きの突出部15が連設されて
いる。支持部材14は、たとえば金属製の棒状部材を略
U字状に湾曲または屈曲して形成されたものであり、そ
の基端部分が突出部15に埋設されていることによりプ
レート部13への取付け固定が図られている。図面上は
省略しているが、このカバー1Aには、第2の筐体2B
に取付けるためのラグ、あるいはその他の適当な手段が
設けられている。
プレート部13と支持部材14との間の領域と開口穴1
5a内とがスイッチバック搬送路73となり、この部分
にシートSが導かれることとなる。スイッチバック搬送
路73にシートSが導かれた場合には、このシートSの
上方の広い領域がプレート部13によって覆われる。ま
た、シートSの下向き面が支持部材14によって支持さ
れるために、スタッカ5上にシートSが垂れ下がること
もない。したがって、ユーザがスイッチバック搬送路7
3に導かれたシートSに誤って触れてしまうことをやは
り適切に防止することができる。
の全体を覆っておらず、スイッチバック搬送路73はそ
の下方や側方領域が開放した状態となる。したがって、
スイッチバック搬送路73においてシートSが詰まりを
生じたときには、カバー1Aを第2の筐体2Bから取り
外すことなく、そのシートSを簡単に取り除くことがで
きる。とくに、支持部材14は、棒状部材を略U字状に
形成したものであって、その実際の面積は非常に小さ
い。このため、支持部材14上にシートSが導かれたと
きには、このシートSが、支持部材14の側方や、支持
部材14の2本の棒状部材の間にはみ出した状態とな
る。その結果、シートSに詰まりを生じたときには、支
持部材14からはみ出している部分を容易に摘むことが
可能となり、シートSを支持部材14とプレート部13
との間から取り除く作業が一層容易に行えることとな
る。このように、本願発明では、スイッチバック搬送路
73の全体をカバーによって覆う必要はなく、スイッチ
バック搬送路73の一部が開放した状態にあってもかま
わない。
的な構成は、上記実施形態に限定されない。たとえば、
本願発明においては、カバーの全体を透明または半透明
にするのではなく、カバーの一部分のみを透明または半
透明にして、その部分からシートを目視できるようにし
てもかまわない。もちろん、カバーの全体を不透明にし
てもかまわない。また、スイッチバック搬送路の一部を
外部に開放するための手段としては、たとえば図2に示
したカバー1Aの上面部や下面部などの適当な箇所に開
口窓を設けるといった手段を採用することもできる。本
願発明でいうカバーは、要は、スイッチバック搬送路に
導かれてきたシートがユーザなどによって誤って掴まれ
ないように、スイッチバック搬送路の全体または一部分
を覆う構成とされていればよい。したがって、本願発明
においては、カバーが画像形成装置の所定箇所に対して
取り外し困難な状態に設けられていてもかまわない。さ
らには、たとえば第2の筐体2Bなどの画像形成装置の
筐体に対してカバーが一体的に形成されている構成とし
てもかまわない。
構成についても、上記実施形態に限定されない。たとえ
ば、上記実施形態では、プリンタ装置Pの筐体を第1の
筐体2Aと第2の筐体2Bとに区分しており、シート反
転搬送機構7の主要部品が組み付けられている第2の筐
体2Bを第1の筐体2Aから取り外せば、片面印刷専用
のプリンタ装置として使用できるようにしているが、本
願発明は必ずしもこのように構成されている必要はな
い。本願発明では、シートの両面印刷に必要な全ての装
置・機器類を1つの筐体内に組み込んだタイプのプリン
タ装置として構成することもできる。シートに画像を形
成する画像形成処理部は、電子写真プロセス方式による
ものである必要もなく、たとえばサーマルタイプ、イン
クジェットタイプ、あるいはドット方式の印字ヘッドな
ど、シートへの画像形成が可能なものであれば種々のも
のを用いることができる。
部の具体的な構成は種々に設計変更自在である。本願発
明に係る画像形成装置は、複写機としても構成すること
ができることは言うまでもない。
ば、シートを反転させるためのスイッチバック搬送路に
導かれたシートが、画像形成を完了したシートであると
ユーザに誤認されないようにし、そのシートが手で掴ま
れないようにすることができる。その結果、シート両面
への画像形成を適切に行うことができる。また、スイッ
チバック搬送路に導かれたシートがユーザの体に不用意
に触れるようなことも適切に防止することが可能とな
る。
す説明図である。
一例を示す斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定箇所にセットされたシートを画像形
成処理部に向けて搬送する搬送手段と、 上記画像形成処理部を通過して片面に画像形成がなされ
たシートをスタッカに排出する動作およびその排出を阻
止する動作を切り替える切替え手段と、 この切替え手段によって上記スタッカへの排出が阻止さ
れたシートを、上記スタッカよりも上方のスイッチバッ
ク搬送路に一旦導いてからこのスイッチバック搬送路か
ら引き戻すことにより、上記シートを反転させて上記画
像形成処理部に再搬送するシート反転搬送機構と、 を具備している、画像形成装置であって、 上記スイッチバック搬送路を覆うカバーを備えているこ
とを特徴とする、画像形成装置。 - 【請求項2】 少なくとも上記画像形成処理部とを覆う
筐体を具備しているとともに、この筐体の上面部に上記
スタッカが設けられており、かつ上記カバーは、上記筐
体または上記筐体に取付けられた固定部材に対して着脱
可能とされている、請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 上記カバーは、少なくともその一部が透
明または半透明とされている、請求項1または2に記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 上記カバーは、上記スイッチバック搬送
路の全体を覆うように形成されている、請求項1ないし
3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 上記カバーは、上記スイッチバック搬送
路の一部を外部に開放するように形成されている、請求
項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 上記カバーは、上記スイッチバック搬送
路の上方を覆うプレート部と、このプレート部の下方に
位置する支持部材とを具備しており、かつ上記スイッチ
バック搬送路に到達したシートが上記支持部材によって
支持されるときには上記シートの一部が上記支持部材か
らはみ出すように構成されている、請求項5に記載の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11075389A JP2000264522A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11075389A JP2000264522A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000264522A true JP2000264522A (ja) | 2000-09-26 |
JP2000264522A5 JP2000264522A5 (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=13574798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11075389A Pending JP2000264522A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000264522A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018025685A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 株式会社リコー | シート積載装置及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11075389A patent/JP2000264522A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018025685A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 株式会社リコー | シート積載装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5094768B2 (ja) | 記録媒体搬送装置及び画像形成装置 | |
WO1998030482A1 (fr) | Unite a papier en rouleau et appareil de formation d'images | |
JP2000264522A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11343037A (ja) | 用紙搬送装置 | |
GB2279338A (en) | Paper transfer device for a laser printer with means for removing jams | |
JPS63252835A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3560444B2 (ja) | 両面反転装置 | |
JP2001121783A (ja) | シート排出装置 | |
JP2008268641A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07128921A (ja) | デュプレックスユニット | |
JPH1192040A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002012336A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5114363B2 (ja) | 用紙反転装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP5274109B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JPH0748048A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2786881B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07215531A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP5476812B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2002274591A (ja) | 梱包部材及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2003118918A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003182902A (ja) | シート排出装置及び画像形成装置 | |
JPH03126959A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0848465A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0648635A (ja) | 搬送路切換装置 | |
JP2005178985A (ja) | 画像形成装置の原稿送り装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060619 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061031 |