JP2000264486A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

Info

Publication number
JP2000264486A
JP2000264486A JP11071509A JP7150999A JP2000264486A JP 2000264486 A JP2000264486 A JP 2000264486A JP 11071509 A JP11071509 A JP 11071509A JP 7150999 A JP7150999 A JP 7150999A JP 2000264486 A JP2000264486 A JP 2000264486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuous paper
guide roller
toner
roller
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11071509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3654036B2 (ja
Inventor
Yasuharu Takeuchi
康晴 竹内
Katsuya Shimazu
勝也 島津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP07150999A priority Critical patent/JP3654036B2/ja
Publication of JP2000264486A publication Critical patent/JP2000264486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3654036B2 publication Critical patent/JP3654036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続用紙を高速に搬送しつつ両面転写するプ
リンタ装置において、トナー汚れが目立つことなく高品
位な両面印刷結果を得ることができるようにする。 【解決手段】 搬送途中区間にて連続用紙Pの各片面
A,Bにトナー像を転写するための上流側および下流側
の感光ドラムを備え、上流側で転写された直後のトナー
像を片面Aに未定着としつつ、連続用紙Pを下流側の感
光ドラム20に向けて走行させるように構成されたプリ
ンタ装置であって、上記搬送途中区間には、トナー像を
未定着とした連続用紙Pの片面Aに転がり接触しつつ、
その連続用紙Aの他方の片面Bを下流側の感光ドラム2
0に向けて先導してバックアップするようにガイドロー
ラ32が設けられている。ガイドローラ32には、転が
り接触によって片面Aから転移してしまったトナーTn
を払拭すべく、クリーニングブレード33が接触されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば連続用
紙を高速に搬送しつつも、その連続用紙に対して両面転
写を行う電子写真方式のプリンタ装置に関し、特に高品
位な両面印刷結果を得るために改良が施されたプリンタ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば連続用紙を高速に搬送し
つつ片面転写を行う電子写真方式のプリンタ装置におい
ては、感光ドラム上のトナー像を連続用紙に転写、定着
する方式が多く採用されており、転写体としての感光ド
ラムは、用紙片面にのみトナー像を転写すればよいこと
から、用紙搬送経路の途中に1つだけ配置されるのが常
とされている。さらに、感光ドラムの配置箇所付近に
は、高速走行する連続用紙が適正な姿勢で感光ドラムに
対して接するように、その感光ドラムの上流側および下
流側に2本のガイドローラがバックアップする恰好で配
置されている。
【0003】それに対し、最近では、連続用紙を高速に
搬送しつつも両面転写が可能なプリンタ装置も登場して
いる。この両面転写が可能なプリンタ装置では、連続用
紙の両面にトナー像を転写するために、2つの感光ドラ
ムが連続用紙の各片面側に配置されている。これら2つ
の感光ドラムによって両面転写を行う場合には、連続用
紙の各片面側だけに関して見ると、上記片面転写の場合
とほぼ同様に構成されている。その一方、上流側から下
流側の感光ドラムへと続く搬送途中区間では、連続用紙
をバックアップするようなガイドローラが配置されるこ
となく、片面転写の場合とトナー転写箇所付近が異なっ
た構成とされている。つまり、2箇所のトナー転写箇所
にわたる搬送途中区間においては、上流側の感光ドラム
によりトナー像が片面転写された状態で連続用紙が高速
走行する。そして、さらに下流側の感光ドラムにより連
続用紙の他方の片面にトナー像が転写されることで両面
転写が行われるのであるが、転写直後のトナー像は、搬
送途中区間よりさらに下流の定着器に至るまで未定着の
状態とされる。そのため、搬送途中区間では、未定着の
トナー像が潰乱するといった理由により、感光ドラム以
外に連続用紙に接触するような部品が何ら配置されてお
らず、もちろん連続用紙をバックアップするガイドロー
ラも搬送途中区間から完全に排除されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の両
面転写が可能なプリンタ装置では、上記搬送途中区間か
ら連続用紙をバックアップするガイドローラが排除され
ているので、ガイドローラとの接触によって未定着のト
ナー像が潰乱するといった問題が生じないとしても、搬
送途中区間にて高速走行する連続用紙の姿勢を安定させ
ることができず、連続用紙のバタつきなども抑えること
ができないといった難点があった。結局のところ、その
ような連続用紙の不安定な姿勢やバタつきを原因とし
て、搬送途中区間においては、上流側の感光ドラムから
の転写によって連続用紙の一方の片面に未定着とされた
トナー像が脱落、飛散してしまい、最終的に得られる両
面印刷結果においても、トナー汚れが目立って高品位な
ものを満足に得ることができなかった。
【0005】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、連続用紙を高速に搬送しつつ各片
面にトナー像を転写することによっても、トナー汚れが
目立つことなく高品位な両面印刷結果を得ることができ
るプリンタ装置を提供することをその課題とする。
【0006】
【発明の開示】上記課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本願発明により提供されるプリ
ンタ装置は、所定の用紙搬送経路に沿って搬送される連
続用紙の各片面にトナー像を転写するための第1および
第2の転写体を備え、これら第1の転写体から第2の転
写体へと続く搬送途中区間にて、上記第1の転写体によ
る転写直後のトナー像を上記連続用紙の一方の片面に未
定着としつつ、その連続用紙を上記第2の転写体に向け
て走行させるように構成されたプリンタ装置であって、
上記搬送途中区間には、トナー像を未定着とした上記連
続用紙の一方の片面に転がり接触しつつ、その連続用紙
の他方の片面を上記第2の転写体に向けて先導するよう
にガイドローラが設けられていることを特徴としてい
る。
【0008】このようなプリンタ装置によれば、連続用
紙を高速に搬送しつつ各片面にトナー像を転写する際、
上記搬送途中区間においては、高速走行する連続用紙が
ガイドローラによってバックアップされるので、連続用
紙を安定な姿勢としてバタつかせることなく第1の転写
体から第2の転写体へと導くことができる。つまり、第
1の転写体により連続用紙の一方の片面に未定着とされ
たトナー像は、搬送途中区間における連続用紙の安定し
た走行により脱落、飛散が防止され、両面印刷結果とし
てもトナー汚れが目立つことなく高品位なものを得るこ
とができる。
【0009】なお、第1および第2の転写体としては、
代表的なものとして感光ドラムが挙げられるが、その他
にカラー転写機構などにおいて感光ドラムと用紙との間
に介在するベルト状の転写体なども適用可能である。
【0010】好ましい実施の形態においては、上記ガイ
ドローラのローラ表面には、転がり接触によって上記連
続用紙の一方の片面から転移するトナーの転移量を所定
割合以下に抑えるべく、対物付着性の稀弱なコーティン
グ層が形成されている。このような構成によれば、連続
用紙からガイドローラのローラ表面に対するトナーの転
移がコーティング層によって効果的に抑制され、未定着
トナー像の大部分について潰乱させることなく連続用紙
に残留させることができる。
【0011】また、他の好ましい実施の形態において
は、上記ガイドローラのローラ表面には、上記連続用紙
の一方の片面に未定着とされたトナー像に対して電気的
な斥力を生じるべく、トナーと同極性の電荷が付与され
ている。このような構成によれば、連続用紙からガイド
ローラのローラ表面に対するトナーの転移が電気的作用
によって効果的に抑制され、未定着トナー像の大部分に
ついて潰乱させることなく連続用紙に残留させることが
できる。
【0012】さらに、他の好ましい実施の形態において
は、上記ガイドローラのローラ表面には、転がり接触に
よって上記連続用紙の一方の片面から転移してしまった
トナーを払拭すべく、クリーニングブレードが当接され
ている。このような構成によれば、連続用紙からガイド
ローラのローラ表面にトナーが転移してしまっても、そ
のローラ表面からクリーニングブレードによってトナー
が払拭されるので、ガイドローラから連続用紙へとトナ
ーが再転移するといった現象を防ぐことができる。
【0013】さらにまた、他の好ましい実施の形態にお
いては、上記クリーニングブレードは、上記ガイドロー
ラの回転方向に反して幾分切れ込む姿勢とされ、そのガ
イドローラの接平面とのなす角が所定範囲内の鋭角とな
るべく、上記ローラ表面に接した状態とされている。こ
のような構成によれば、ガイドローラの回転方向に反し
てローラ表面に接するクリーニングブレードは、そのロ
ーラ表面にて回転摩擦力を受けるが、ガイドローラが回
転することによってもクリーニングブレードを安定した
切れ込み姿勢でローラ表面に接触させた状態とすること
ができる。
【0014】さらにまた、他の好ましい実施の形態にお
いては、上記クリーニングブレードは、弾力性に富む材
質によって構成されつつも、上記ガイドローラに対する
摩擦係数が所定値以下に抑えられている。このような構
成によれば、たとえばゴムなどの弾力性に富む材質とし
たクリーニングブレードは、回転するガイドローラのロ
ーラ表面にて回転摩擦力を受けるが、ガイドローラが回
転することによってもクリーニングブレードを安定した
定常姿勢でローラ表面に接触させた状態とすることがで
きる。
【0015】さらにまた、他の好ましい実施の形態にお
いては、上記ガイドローラのローラ表面は、上記クリー
ニングブレードに与える損傷を和らげるべく、所定硬度
以下の材質により構成されている。このような構成によ
れば、ガイドローラのローラ表面が所定硬度以下の材
質、たとえばフッ素系樹脂などによる比較的硬度の低い
材質でコーティングされている場合、クリーニングブレ
ードに対する傷つきを効果的に防止することができる。
【0016】以上のような構成から得られるその他の作
用、効果としては、たとえばガイドローラに対して連続
用紙の幅が短い場合、そのガイドローラのローラ表面に
段差状の跡形が生じやすいが、クリーニングブレードが
ローラ表面を幅方向にわたって均一に擦り減らすことか
ら、ローラ表面の回転面全体を幅方向に沿って一様に平
坦化することができる。
【0017】また、連続用紙における未定着のトナーが
ガイドローラのローラ面に刷り込まれるといった、いわ
ゆるトナーフィルミングが生じる場合であっても、クリ
ーニングブレードが回転するローラ表面を全周にわたっ
て均一に擦り減らすため、刷り込まれたトナーとともに
ローラ表面が磨滅する結果、トナーフィルミングをロー
ラ表面から効果的に除去することができる。
【0018】さらに、クリーニングブレードによってガ
イドローラのローラ表面が擦り減らされるが、そのロー
ラ表面の磨滅量が許容限度に達するまでガイドローラを
交換することなく消耗品として耐用させることができ
る。
【0019】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明にかかるプリンタ装置の
一実施形態を示した概略構成図であって、この図に示す
ように、プリンタ装置は、連続用紙Pの両面A,Bに電
子写真方式で印刷を行えるように構成されている。図1
に示す状態では、連続用紙Pは、第1の用紙ホッパ1か
ら第2の用紙ホッパ2までに形成された搬送経路に沿っ
て印刷可能な状態にローディングされている。第1の用
紙ホッパ1には、たとえば幅方向両側に送り穴が等間隔
に形成されるとともに、所定長さごとにミシン目が形成
された連続用紙Pがつづら折り状に折り畳まれた状態で
装填されている。第1の用紙ホッパ1から引き出された
連続用紙Pは、用紙駆動機構としてのトラクタ3を通過
する。このトラクタ3は、用紙幅に対応して左右一対配
置され、連続用紙Pの左右側縁部に形成された送り穴に
係合する複数の突起を有するトラクタベルトを回転させ
ることにより、連続用紙Pに正逆方向の強制的な送り動
を与える。
【0022】トラクタ3を通過した連続用紙Pは、両面
転写を行う転写部Iに続いて、各片面A,Bにトナー像
を熱定着させるための第1および第2の定着部II,III
を経由して最終的に第2の用紙ホッパ2に至るものとさ
れている。このように第1の用紙ホッパ1から第2の用
紙ホッパ2にわたる連続用紙Pに対しては、各種の処理
を施す必要があることから、用紙搬送経路が相当の距離
にわたって形成されるが、この用紙搬送経路上には、連
続用紙Pに接して搬送方向を変えるガイドレール4,5
や、連続用紙Pに転がり接触する各種のローラ6〜9が
複数箇所にわたって配置されている。このような用紙搬
送経路に沿って搬送される連続用紙Pは、たとえば数百
mm/secといったスピードで高速走行する。
【0023】さらに詳細に説明すると、転写部Iには、
連続用紙Pの各片面A,Bにトナー像を転写する第1お
よび第2の転写体として、上流側の感光ドラム10およ
び下流側の感光ドラム20が用紙搬送方向に位置をずら
せて配置されている。各感光ドラム10,20上には、
ドラムクリーナ11,21、除電器12,22、静電潜
像形成器13,23、および露光/現像器14,24が
配置されている。また、各感光ドラム10,20が連続
用紙Pに接する転写位置P1,P2の反対側付近には、
転写帯電器15,25が配置されている。さらに、各転
写帯電器15,25の用紙搬送方向に沿った直前箇所に
は、ガイドローラ6およびガイドユニット30が配置さ
れており、これら上流側の感光ドラム10から下流側の
感光ドラム20へと続く区間が搬送途中区間とされてい
る。この搬送途中区間にも、連続用紙Pを帯電状態とす
るための帯電器16が配置されている。
【0024】搬送途中区間の次に位置する第1の定着部
IIには、連続用紙Pの一方の片面Aに転写されたトナー
像を熱定着させるための定着器40が配置されており、
さらに、第1の定着部IIの次に位置する第2の定着部II
Iにも、同様の定着器50が配置されている。この第2
の定着部IIIにおいては、連続用紙Pの一方の片面Aに
転写されたトナー像が定着器50によって熱定着される
構成とされている。
【0025】本願発明の要点について説明すると、基本
的に、各感光ドラム10,20は、連続用紙Pが高速走
行する際、その走行速度に周速を同調させつつ回転する
ものとされている。各感光ドラム10,20上では、回
転に伴って連続用紙Pの各片面A,Bに面したドラム面
がドラムクリーナ11,21および除電器12,22に
よって初期状態とされた後、静電潜像形成器13,23
によって静電潜像が形成される。この静電潜像は、さら
に露光/現像器14,24によって露光、現像される結
果、感光ドラム10,20上にトナー像が形成される。
こうして各感光ドラム10,20上に形成されたトナー
像は、一般にマイナスの電気的極性を示すが、連続用紙
Pの各片面A,Bが各転写帯電器15,25によってプ
ラスの電気的極性に帯電されることにより、トナー像が
各片面A,Bに対して電気的に転写された状態となる。
【0026】そして、各感光ドラム10,20上から転
写された直後のトナー像は、連続用紙Pの各片面A,B
に対して電気的に転写されつつも未定着の状態とされ
る。したがって、各感光ドラム10,20が配置された
搬送途中区間よりも下流側に第1および第2の定着部I
I,IIIが設けられるが、搬送途中区間では、一方の片面
Aにトナー像が未定着とされたまま連続用紙Pが高速走
行することとなる。そのため、感光ドラム10,20に
対して連続用紙Pをバックアップするものがなければ、
連続用紙Pの走行姿勢が不安定となってバタつきなどが
生じることから、連続用紙Pの走行を補助する部品とし
てガイドローラ6およびガイドユニット30が配置され
ている。また、下流側の感光ドラム20から第1の定着
部IIへと連続する区間においても、同様の補助部品とし
てガイドユニット60が配置されている。
【0027】ここで、ガイドローラ6は、転写前の連続
用紙Pに対して単に転がり接触するだけのものである
が、ガイドユニット30,60は、連続用紙Pの各片面
A,Bに未定着とされたトナー像にも接触することとな
る。そのため、ガイドユニット30,60においては、
連続用紙Pの各片面A,Bに転がり接触しつつも、未定
着トナーのほとんどを各片面A,Bに残留させるよう
に、ガイドローラとクリーニングブレードとを主要部品
としてさまざまな工夫が施されている。
【0028】さらに、ガイドユニット30,60を説明
するために、図2は、図1に示すプリンタ装置の要部を
示した要部概略図、図3は、図2に示す要部におけるガ
イドローラの断面を示した断面図、図4は、図2に示す
要部をさらに拡大して示した要部拡大図である。なお、
図2および図4においては、下流側の感光ドラム20の
直前に配置されたガイドユニット30を示し、便宜上、
一部の部品を省略して各部を強調する。
【0029】図4によく示すように、ガイドユニット3
0は、ユニットケース31、ガイドローラ32、および
クリーニングブレード33を具備して概略構成されてい
る。ユニットケース31は、連続用紙Pの一方の片面A
に面した開口部31aを有している。ガイドローラ32
は、ユニットケース31の開口部31aから臨む姿勢で
連続用紙Pの片面Aに面し、用紙幅全体にわたって転が
り接触するものとされている。クリーニングブレード3
3は、ブレード体33aとステー33bを有し、そのブ
レード体33aがガイドローラ32のローラ面に接した
状態とされる。
【0030】ユニットケース31は、ガイドローラ32
およびクリーニングブレード33を収容するとともに、
ケース内にトナーTnを収容保持するものとして用いら
れる。
【0031】ガイドローラ32は、図2によく示すよう
に、感光ドラム20の転写位置P2よりも上流側で連続
用紙Pの搬送方向Fを変えるように配置され、連続用紙
Pの片面Aがガイドローラ32のローラ面32aに巻き
付く量Rが10mm以下程度とされている。基本的に、ガ
イドローラ32は、連続用紙Pが高速走行する際、その
走行速度に周速を同調させつつ回転するものとされてい
る。
【0032】また、図3に示すように、ガイドローラ3
2のローラ表面32aには、たとえば対物付着性の稀弱
なフッ素系樹脂などを材質としたコーティング層が形成
されている。フッ素系樹脂の代表的なものとしては、ポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)などが挙げられ
る。そのコーティング層の厚みTは、10μm以上で好
ましくは30μm程度とされている。さらに、ガイドロ
ーラ32のローラ本体32bは、導電性を有する鉄など
の材質でできており、具体的構成について図示しない
が、ローラ本体32bには、回転軸32cを通じてたと
えば百ボルトオーダから千ボルトオーダの電圧が印加さ
れている。そのため、ローラ表面32aは、トナーTn
と同極性のマイナスの電荷が付与される。したがって、
ローラ表面32aにおいては、分子的および電気的な作
用によりトナーTnや塵などが付着しにくい状態とされ
ている。
【0033】しかしながら、トナーTnは、連続用紙P
の片面Aにて未定着の状態とされており、図4に示す如
くある程度のトナーTnがローラ表面32aに転移す
る。そうしてトナーが転移するにもかかわらず、その転
移量は、せいぜい5%以下の程度とされている。さらに
また、ローラ表面32aのコーティング層は、後述する
クリーニングブレード33に与える損傷を和らげるため
に、たとえば鉛筆でいうところの3H以下程度の硬度と
されている。
【0034】さらに、図4に戻って示すように、クリー
ニングブレード33は、ガイドローラ32のローラ表面
32aに連続用紙Pの片面Aから転移してしまったトナ
ーTnを払拭するために用いられる。そのため、ブレー
ド体33aは、ステー33bを介してガイドローラ32
のローラ表面32aに弾性的に付勢され、しかも、ガイ
ドローラ32の回転方向に反して幾分切れ込む姿勢とさ
れている。具体的に、ブレード体32aは、ローラ表面
32a上の接平面とのなす角αがほぼ10度〜60度の
範囲で鋭角となるような姿勢とされている。また、ブレ
ード体32aは、たとえば弾力性に富むゴムなどを材質
としたものであるが、ガイドローラ32のローラ面32
aに対して摩擦係数が0.5以下となるように抑えられ
ている。このようなブレード体32aの一例としては、
その厚みをせいぜい2mm程度としたものが適当である。
【0035】さらにまた、ブレード体32aは、用紙幅
よりも大きいローラ表面32aのローラ幅を全幅にわた
り、しかもローラ表面32aの回転に伴いローラ全周に
わたって均一に極薄く擦り減らしている。こうしたブレ
ード体32aにより擦り減っていくローラ表面32aの
磨滅量は、図3に示す上記コーティング層の厚みTの1
0〜60%程度とされている。それ以上の磨滅量が生じ
た場合には、ガイドローラ32が新しいものに交換され
る。つまり、ガイドローラ32は、回転に伴うローラ表
面32aがクリーニングブレード33のブレード体33
aに接して次第に磨滅することから、感光ドラム20な
どと同様に消耗品として取り扱われる。そうして消耗品
とされるガイドローラ32であっても、ローラ表面32
aにおけるコーティング層の厚みTや硬度、さらにはク
リーニングブレード33との摩擦係数などが上記した所
定の臨界的数値をもって規制されることにより、ガイド
ローラ32の耐用性が高めらている。
【0036】次に、上記構成を有するプリンタ装置の経
路途中区間における作用について、図4を主に参照して
説明する。
【0037】図4に示すように、上流側の感光ドラム1
0で転写されたトナー像は、連続用紙Pの片面Aに未定
着のトナーTnが分布した状態として出現する。この未
定着のトナーTnは、図1に示すように、連続用紙Pの
高速走行によって下流側の感光ドラム20を経由しつ
つ、さらに下流の第2の定着部IIに達することにより、
定着器40の熱圧着処理によって片面Aに定着した状態
とされる。そのようにして片面Aに未定着のトナーTn
を有する連続用紙Pは、感光ドラム20の転写位置P2
を通過する前、ガイドローラ32によって用紙幅全体に
わたりバックアップされた状態で高速走行することとな
る。そうすることにより、感光ドラム20の転写位置P
2付近における連続用紙Pの走行姿勢が安定し、その結
果、連続用紙Pのバタつきなどが生じることもなく、他
方の片面Bに対して感光ドラム20から正確にトナー像
が転写される。
【0038】一方、連続用紙Pの片面Aには、ガイドロ
ーラ32のローラ面32aが転がり接触することによ
り、その片面Aに未定着のトナーTnもローラ面32a
に接する状態とされる。そうした状態でも、片面Aの大
部分のトナーTnは、ローラ面32aに転移しにくいこ
とから、そのまま未定着の状態で片面Aに残される。そ
の理由としては、トナーTnが対物付着性の稀弱なコー
ティング層によってローラ表面32aに付着しづらく、
しかも、ローラ表面32aがトナーTnと電気的に同極
性であり、電気的な斥力によってトナーTnがローラ表
面32aに対して反発するからである。
【0039】しかしながら、完全にトナーTnの転移を
防ぐことは困難であり、少量のトナーTnは、片面Aか
らガイドローラ32のローラ面32aに転移してしま
う。そうした場合に備え、ガイドローラ32とともにク
リーニングブレード33が用いられる。
【0040】つまり、連続用紙Pの片面Aからガイドロ
ーラ32のローラ面32aに転移したトナーTnがあっ
ても、そのトナーTnは、ガイドローラ32が1回転す
る間に、クリーニングブレード33のブレード体33a
によってローラ面32a上からユニットケース31内に
掃き落とされる。そうして掃き落とされたトナーTn
は、不要なトナーとして回収、廃棄され、再びローラ面
32aが片面Aに接する際には、トナーTnが除去され
た汚れのないものとしてローラ面32aが繰り返し回転
する。したがって、ガイドローラ32は、連続用紙Pの
片面Aに対して再びトナーTnが再転移するといった現
象を防ぐことができる。
【0041】こうした用途に用いられるガイドローラ3
2およびクリーニングブレード33のそれぞれは、高速
走行する連続用紙Pおよび高速回転するローラ表面2a
に接触することでさまざまな問題を生じやすいが、その
ような問題に対処すべく本実施形態においては、各種の
工夫が施されている。
【0042】たとえば、クリーニングブレード33は、
そのブレード体33aにローラ表面32aから回転方向
に沿った回転摩擦力を受けるが、そのローラ表面32a
に対する切れ込み角αや摩擦係数が適切に考慮されてい
ることから、ローラ表面32aにブレード体33aが巻
き込まれることなく安定した姿勢とされ、しかもブレー
ド体32aによってローラ表面32aが均一に極薄く擦
り減らす程度の動作状態が実現される。これにより、ガ
イドローラ32およびクリーニングブレード33は、定
められた消耗の限界に達するまで長持ちさせて長期間用
いることができる。
【0043】また、ガイドローラ32のローラ表面32
aにおいては、そのローラ幅よりも小さい用紙幅の連続
用紙Pが高速走行に伴って擦れ合うと、ローラ表面32
aの幅方向に沿って段差状の跡形が生じるが、このロー
ラ表面32aは、ブレード体33aに接して擦り減らさ
れる結果、ローラ面32a全体が幅方向に沿って一様に
平坦化され、ガイドローラ32全体のローラ径もほぼ一
定に保たれる。これにより、ガイドローラ32にバック
アップされる連続用紙Pは、感光ドラム20のドラム面
20aに対して姿勢良く進入することとなり、転写位置
P2においては、片面Bに対して正確にトナー像が転写
される。
【0044】さらに、ローラ表面32aにおいては、高
速走行する連続用紙Pの片面Aから未定着のトナーTn
が刷り込まれるといった、いわゆるトナーフィルミング
が生じやすい。しかしながら、トナーフィルミングが発
生する状況であっても、ブレード体33aが回転するロ
ーラ表面32aを極薄く擦り減らして磨滅させる結果、
トナーフィルミングがローラ表面32aから効果的に除
去される。これにより、ガイドローラ32との関係から
連続用紙Pに生じる印字乱れやトナー汚れを効果的に防
ぐことができる。
【0045】さらにまた、高速回転するローラ表面32
aとブレード体33aとが接触することにより、クリー
ニングブレード33に対して損傷が生じやすいが、この
ローラ表面32aには、フッ素系樹脂などによる比較的
硬度の低いコーティングが施されているので、クリーニ
ングブレード33に対する傷つきを効果的に防止するこ
とができる。
【0046】したがって、上記構成、作用を有するプリ
ンタ装置によれば、両面転写方式により上流側の感光ド
ラム10から下流側の感光ドラム20へと連続する搬送
途中区間においても、高速走行する連続用紙Pがガイド
ローラ32によってバックアップされているので、連続
用紙Pを安定な姿勢としてバタつかせることなく搬送途
中区間を通過させることができる。しかも、搬送途中区
間においてトナー像の脱落、飛散が防止され、最終的に
得られる両面印刷結果としても、トナー汚れが目立つこ
となく高品位なものを得ることができる。
【0047】また、ガイドローラ32およびクリーニン
グブレード33は、さまざまな問題に対処すべく、先述
したような各種工夫が施されているので、単にガイドロ
ーラ32およびクリーニングブレード33を配置しただ
けでは得られない効果が達成されており、搬送途中区間
における連続用紙Pを何ら不具合なく高速走行させるこ
とができる。
【0048】なお、上記実施形態においては、連続用紙
Pを高速走行するものとして説明したが、高速走行しな
い連続用紙に対して本願発明を適用できるのは言うまで
もない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、連続用紙を高速に搬送しつつ各片面にトナー像を転
写する際、搬送途中区間においては、高速走行する連続
用紙がガイドローラによってバックアップされるので、
連続用紙を安定な姿勢としてバタつかせることなく第1
の転写体から第2の転写体へと導くことができる。
【0050】つまり、第1の転写体により連続用紙の一
方の片面に未定着とされたトナー像は、搬送途中区間に
おける連続用紙の安定した走行により脱落、飛散が防止
され、両面印刷結果としてもトナー汚れが目立つことな
く高品位なものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかるプリンタ装置の一実施形態を
示した概略構成図である。
【図2】図1に示すプリンタ装置の要部を示した要部概
略図である。
【図3】図2に示す要部におけるガイドローラの断面を
示した断面図である。
【図4】図2に示す要部をさらに拡大して示した要部拡
大図である。
【符号の説明】
10 上流側の感光ドラム(第1の転写体) 15 転写帯電器 20 下流側の感光ドラム(第2の転写体) 25 転写帯電器 30 ガイドユニット 32 ガイドローラ 33 クリーニングブレード I 転写部 II 第1の定着部 III 第2の定着部 P 連続用紙 A,B 連続用紙の片面 Tn トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H028 BA06 BA16 BC01 BC03 2H072 CA01 CB07 3F049 AA03 LA03 LB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の用紙搬送経路に沿って搬送される
    連続用紙の各片面にトナー像を転写するための第1およ
    び第2の転写体を備え、これら第1の転写体から第2の
    転写体へと続く搬送途中区間にて、上記第1の転写体に
    よる転写直後のトナー像を上記連続用紙の一方の片面に
    未定着としつつ、その連続用紙を上記第2の転写体に向
    けて走行させるように構成されたプリンタ装置であっ
    て、 上記搬送途中区間には、トナー像を未定着とした上記連
    続用紙の一方の片面に転がり接触しつつ、その連続用紙
    の他方の片面を上記第2の転写体に向けて先導するよう
    にガイドローラが設けられていることを特徴とする、プ
    リンタ装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイドローラのローラ表面には、転
    がり接触によって上記連続用紙の一方の片面から転移す
    るトナーの転移量を所定割合以下に抑えるべく、対物付
    着性の稀弱なコーティング層が形成されている、請求項
    1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイドローラのローラ表面には、上
    記連続用紙の一方の片面に未定着とされたトナー像に対
    して電気的な斥力を生じるべく、トナーと同極性の電荷
    が付与されている、請求項1または請求項2に記載のプ
    リンタ装置。
  4. 【請求項4】 上記ガイドローラのローラ表面には、転
    がり接触によって上記連続用紙の一方の片面から転移し
    てしまったトナーを払拭すべく、クリーニングブレード
    が当接されている、請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 上記クリーニングブレードは、上記ガイ
    ドローラの回転方向に反して幾分切れ込む姿勢とされ、
    そのガイドローラの接平面とのなす角が所定範囲内の鋭
    角となるべく、上記ローラ表面に接した状態とされてい
    る、請求項4に記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 上記クリーニングブレードは、弾力性に
    富む材質によって構成されつつも、上記ガイドローラに
    対する摩擦係数が所定値以下に抑えられている、請求項
    4または請求項5に記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 上記ガイドローラのローラ表面は、上記
    クリーニングブレードに与える損傷を和らげるべく、所
    定硬度以下の材質により構成されている、請求項4ない
    し請求項6のいずれかに記載のプリンタ装置。
JP07150999A 1999-03-17 1999-03-17 プリンタ装置 Expired - Fee Related JP3654036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07150999A JP3654036B2 (ja) 1999-03-17 1999-03-17 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07150999A JP3654036B2 (ja) 1999-03-17 1999-03-17 プリンタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000264486A true JP2000264486A (ja) 2000-09-26
JP3654036B2 JP3654036B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=13462750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07150999A Expired - Fee Related JP3654036B2 (ja) 1999-03-17 1999-03-17 プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3654036B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350202A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2007168301A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 連続紙印刷装置および印刷方法
CN113424110A (zh) * 2019-03-08 2021-09-21 富士胶片商业创新有限公司 图像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350202A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2007168301A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 連続紙印刷装置および印刷方法
JP4696898B2 (ja) * 2005-12-22 2011-06-08 富士ゼロックス株式会社 連続紙印刷装置および印刷方法
CN113424110A (zh) * 2019-03-08 2021-09-21 富士胶片商业创新有限公司 图像形成装置
CN113424110B (zh) * 2019-03-08 2024-02-23 富士胶片商业创新有限公司 图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3654036B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000275983A (ja) 転写装置、及びこの転写装置を備えた画像形成装置
JP2004157532A (ja) 画像形成装置
JP6750845B2 (ja) 画像形成装置
JPH1124341A (ja) 画像形成装置
JP3654036B2 (ja) プリンタ装置
JP4111149B2 (ja) 画像形成装置
JP2008007329A (ja) 画像形成装置
JP2007297218A (ja) 画像形成装置
JP4939815B2 (ja) 連続紙対応静電印刷装置
JP2005289644A (ja) 画像形成装置
JP4037508B2 (ja) 画像形成装置
JP4297491B2 (ja) 画像形成装置
JP6919284B2 (ja) 画像形成装置
JP2007183684A (ja) 画像形成装置
JP2002055536A (ja) クリーニング装置、ベルト装置、及び画像形成装置
JP4691951B2 (ja) 画像形成装置
JP4930252B2 (ja) 紙粉除去装置及び画像形成装置
JP2000155501A (ja) 画像形成装置
JPH1184916A (ja) 転写搬送装置
JP7169538B2 (ja) 画像形成装置
JP3912835B2 (ja) 画像形成装置
JP2001312148A (ja) 画像形成装置
JP4190006B2 (ja) 画像形成装置
JP2000016627A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JP2000155447A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees