JP2000261885A - スピーカエッジ - Google Patents

スピーカエッジ

Info

Publication number
JP2000261885A
JP2000261885A JP11061879A JP6187999A JP2000261885A JP 2000261885 A JP2000261885 A JP 2000261885A JP 11061879 A JP11061879 A JP 11061879A JP 6187999 A JP6187999 A JP 6187999A JP 2000261885 A JP2000261885 A JP 2000261885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
speaker
mold
speaker edge
material composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11061879A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Mizone
信也 溝根
Shinya Kaneko
信也 金子
Kiyoshi Ikeda
清 池田
Hiroko Yamazaki
裕子 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK, Inoac Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Inoue MTP KK
Priority to JP11061879A priority Critical patent/JP2000261885A/ja
Priority to PCT/JP2000/001335 priority patent/WO2000054555A1/ja
Priority to US09/700,075 priority patent/US6543574B1/en
Priority to IDW20002291A priority patent/ID26249A/id
Priority to EP00906718A priority patent/EP1077585A4/en
Priority to CN00800296.7A priority patent/CN1271886C/zh
Publication of JP2000261885A publication Critical patent/JP2000261885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/16Mounting or tensioning of diaphragms or cones
    • H04R7/18Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery
    • H04R7/20Securing diaphragm or cone resiliently to support by flexible material, springs, cords, or strands
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R31/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor
    • H04R31/003Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor for diaphragms or their outer suspension
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2231/00Details of apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor covered by H04R31/00, not provided for in its subgroups
    • H04R2231/003Manufacturing aspects of the outer suspension of loudspeaker or microphone diaphragms or of their connecting aspects to said diaphragms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2307/00Details of diaphragms or cones for electromechanical transducers, their suspension or their manufacture covered by H04R7/00 or H04R31/003, not provided for in any of its subgroups
    • H04R2307/029Diaphragms comprising fibres

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度が高く、fのバラツキが少なく、防水
性が高く、共振時の振幅が小さく、しかも成形が容易で
コーン本体との一体化も容易なスピーカエッジを提供す
る。 【解決手段】 イソシアネートおよびポリオールが含ま
れるスピーカエッジ用原料組成物を、撹拌混合装置によ
り成形型内に注入し、型内で反応、発泡、固化させるこ
とにより成形されたものからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コーン本体(ス
ピーカ振動板本体とも称される。)周縁のスピーカエッ
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、スピーカは、図5に示すように、
コーン紙からなるコーン本体50がその周縁に設けられ
たスピーカエッジ60を介してフレームFに保持される
ことにより、コーン本体50の振動が妨げられないよう
にされている。なお、このスピーカエッジ60の形状
は、コーン本体50の振動を妨げないようにするため、
内周縁61と外周縁63間が上方あるいは下方へ断面円
弧状に湾曲した屈曲部65とされている。
【0003】従来、前記スピーカエッジとしては、発泡
ゴム組成物を型内成形したものや、コーン本体を型内に
配置して該型内に熱可塑性樹脂、例えばアクリルやポリ
カーボネートあるいは熱可塑性ポリウレタン樹脂等の溶
融樹脂を射出成形したもの、またはブロック状に発泡成
形された発泡ポリウレタンのスラブを所定厚みのシート
状に切り出し、その発泡ポリウレタンシートをプレス型
で加熱圧縮してスピーカエッジ形状にしたものなどがあ
る。
【0004】しかし、従来のスピーカエッジには、次の
ような問題がある。まず、発泡ゴム組成物を型内成形し
たものにあっては、重いため、コーン本体と貼り合わせ
て使用すると振動系の質量が重くなり、音圧周波数特性
が低下する問題がある。また、そのゴム製スピーカエッ
ジはコーン本体との接着に際して高度な技術を要する問
題もある。
【0005】また、熱可塑性樹脂を溶融させて射出成形
したスピーカエッジにあっては、溶融樹脂の温度が20
0〜300℃程度と極めて高いため、型内でコーン本体
と一体成形する際にコーン本体が熱で損傷し易い問題が
ある。
【0006】また、発泡ポリウレタンのスラブをシート
状に切り出して加熱圧縮成形した(以下、スラブ切り出
し熱圧縮成形と略す。)スピーカエッジにおいては、図
5に示した屈曲部基部66,67の外側(凸側)がプレ
ス成形型による加熱圧縮時に大きく伸ばされて低密度に
なり、反対の内側(凹側)が圧縮されて高密度になり、
このような表面密度の不均一な状態が強度の低下を招く
ため、耐久性等において好ましくなかった。特に、スピ
ーカエッジにあっては、スピーカエッジ60の内周側が
コーン本体50の周縁と一緒に振動し、スピーカエッジ
60の外周側がフレームFに拘束されるため、フレーム
側の屈曲部基部67に疲労が集中するようになり、前記
スラブ切り出し熱圧縮成形されたスピーカエッジでは、
屈曲部基部の強度が十分であるとは言い難かった。
【0007】しかも前記発泡ウレタンシートは、均一の
厚みでスラブから切り出されて熱圧縮成形されるため、
スピーカエッジの所要の部位を最適厚み、例えば前記圧
縮成形時に強度が低下する屈曲部の基部66,67を厚
くなるようにして強度を高めることができない問題があ
る。
【0008】また、前記発泡ウレタンのスラブは、スラ
ブの発泡製造時の部位によって密度が異なるのを避けら
れないため、スラブから切り出された発泡ポリウレタン
シートが、その切り出し位置によって密度の異なったも
のになる。その結果、切り出された発泡ポリウレタンシ
ートを熱圧縮成形したスピーカエッジは、スピーカの最
低共振周波数fのバラツキが大きくなり、品質が一定
しづらい問題がある。実際にそのfのバラツキを測定
したところ、N=100において、±15Hzであっ
た。
【0009】さらに、自動車のドア内に設置されるスピ
ーカ等にあっては、スピーカエッジに防水性が要求され
る。しかし、前記発泡ポリウレタンのスラブは、表面か
ら水が浸透する性質を有するため、スラブ切り出し熱圧
縮成形されたスピーカエッジにおいても、防水性に劣る
問題がある。この防水性の問題を解決するため、表面に
フッ素樹脂をコーティングしたスピーカエッジも提案さ
れているが、このフッ素樹脂コーティングしたスピーカ
エッジにあっても、連続気泡構造からなるため、開孔部
を塞ぐほどコーティングすることは現実的でなく、実質
的に防水性が十分になされているとは言えず、加えてコ
ストアップの問題もある。
【0010】また、前記スラブ切り出し熱圧縮成形され
たスピーカエッジは、図6に示すエッジの断面を示す拡
大模式図のように、熱圧縮成形時に表面65a付近が圧
縮されて気泡Hの押し潰された硬い高密度のスキン層6
8が、内部の発泡層69とは明確な境界面68aを介し
て形成され、物性が明確かつ急激に変化するため、共振
時の振幅が大きなり、好ましくない現象を生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、強度が高く、fのバラツキが
少なく、防水性が高く、しかも共振時の振幅が小さく、
成形が容易でコーン本体との一体化も確実かつ容易なス
ピーカエッジを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、イソシアネートおよびポリオールが含まれるスピ
ーカエッジ用原料組成物を、撹拌混合装置により成形型
内に注入し、型内で反応、発泡、固化させることにより
成形されたものからなるスピーカエッジに係る。本発明
の注型に用いられるスピーカエッジ用原料組成物は、ポ
リウレタン原料組成物として各種用途に応用されている
配合系について適宜選択、組み合わせて使用できる。い
わゆる公知の軟質ホットモールド配合系や、半硬質コー
ルドモールド配合系あるいはメカニカルフロスによる配
合系を型成形に応用することも可能である。
【0013】請求項2の発明は、コーン本体を配置した
成形型内にスピーカエッジ用原料組成物を注入し、該原
料組成物の反応、発泡、固化により成形されたスピーカ
エッジが、前記反応、発泡、固化時の化学反応によって
コーン本体に接着一体化していることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、スピーカエッジ用原料
組成物として、常温における混合直後の粘度が100c
ps〜100,000cpsの範囲のものを用いること
を特徴とし、請求項4の発明は、ポリオールがエーテル
系ポリオールとエステル系ポリオールの混合物からなる
ことを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、スピーカエッジ内部の
気泡が独立気泡単独、または独立気泡と連続気泡の両者
で構成されることを特徴とし、請求項6の発明は、スピ
ーカエッジ表面が、成形型の型面を転写したスキン層か
らなることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、前記表面のスキン層が
内側の発泡層に対して明確な界面を介することなく一体
に形成されていることを特徴とし、請求項8の発明は、
前記屈曲部の薄肉基部の密度が他の厚肉部分の密度より
も高いことを特徴とする。また請求項9の発明は、密度
が0.15〜0.9g/cmの範囲にあることを特徴
とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るス
ピーカエッジの部分断面図、図2は図1のA部を拡大し
て示す模式図、図3および図4はこの発明のスピーカエ
ッジの成形時を示す成形型の部分断面図である。
【0018】図1および図2に示すこの発明の一実施例
のスピーカエッジ10は、従来技術の項で示した図5の
スピーカエッジと同様、内周縁11と外周縁13間がス
ピーカエッジ10の一表面側へ断面円弧状に湾曲した屈
曲部15とされた環形状からなり、図3および図4に示
すようにイソシアネートおよびポリオールが含まれるス
ピーカエッジ用原料組成物Pを、撹拌混合装置のノズル
Nにより成形型40の下型42に注型し、その後型締め
した後、成形型40内で反応、発泡、固化させることに
より成形されたものである。その際、成形型40内にあ
らかじめコーン本体20を配置しておき、前記原料組成
物Pの反応、発泡、固化時の化学反応によって、スピー
カコーン本体20の周縁にスピーカエッジ10の内周縁
11を接着一体化させたものが、より好ましい。そうす
れば、スピーカエッジ10とコーン本体20との接着作
業が不要となり、しかも、原料組成物Pのイソシアネー
ト成分がコーン本体20を構成するコーン紙に含まれる
セルロースの水酸基、またはPPコーン紙にあっては、
コロナ処理、プラズマ処理等による表面処理でコーン紙
表面に形成された極性官能基と反応してコーン本体20
とスピーカエッジ10が強固に接着する。
【0019】前記原料組成物Pは、イソシアネートおよ
びポリオールを含むもので、ポリウレタン原料が用いら
れる。前記イソシアネートは、イソシアネート基を2以
上有する脂肪族系または芳香族系ポリイソシアネート、
それらの混合物、およびそれらを変性して得られる変性
ポリイソシアネートを使用することができる。脂肪族系
ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキ
サメタンジイソシアネート等が挙げられる。芳香族ポリ
イソシアネートとしては、トルエンジソシアネート、ジ
フェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、ポリメリック
ポリイソシアネート(クルードMDI)等が挙げられ
る。その他プレポリマーも使用することができる。
【0020】ポリオールとしては、エーテル系ポリオー
ルまたはエステル系ポリオールを用いることができ、特
にエーテル系ポリオールとエステル系ポリオールの混合
物は、防水性、耐候性等の優れた物性を示すことから、
この発明のスピーカエッジにとって好適である。
【0021】エーテル系ポリオールとしては、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、トリメチロールプロパン、ソルビトール、シュ
ークロース等の多価アルコール、またはその多価アルコ
ールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等の
アルキレンオキサイドを付加したポリエーテルポリオー
ルを挙げることができる。
【0022】また、エステル系ポリオールとしては、マ
ロン酸、コハク酸、アジピン酸等の脂肪族カルボン酸や
フタル酸等の芳香族カルボン酸と、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等の
脂肪族グリコール等とから重縮合して得られたポリエス
テルポリオールを使用することもできる。その他、ポリ
エーテルポリオールまたはポリエステルポリオール中で
エチレン性不飽和化合物を重合させて得られるポリマー
ポリオールも使用することができる。
【0023】前記原料組成物Pには、イソシアネートお
よびポリオールの他に、触媒、発泡剤、およびその他の
添加剤が適宜含まれる。触媒としては、トリエチレンジ
アミン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、
N,N−ジメチルエタノールアミン等の第3級アミン、
またはスタナスオクトエート、ジブチル錫ジラウレート
等の錫化合物を単独または組み合わせて使用することが
できる。
【0024】発泡剤としては、水、およびペンタンなど
の炭化水素を、単独または組み合わせて使用できる。水
の場合は、原料組成物の反応時に炭酸ガスを発生し、そ
の炭酸ガスによって発泡がなされる。
【0025】その他の添加剤としては整泡剤がある。整
泡剤としては、シリコーン系整泡剤、含フッ素化合物系
整泡剤および公知の界面活性剤を挙げることができる。
その他、架橋剤、充填剤、着色剤等も適宜添加される。
【0026】また、前記原料組成物Pは、常温(20
℃)における粘度が100cps〜100,000cp
sの範囲のものが好ましい。この範囲の粘度を有する原
料組成物Pは、その液温を、射出成形時における溶融熱
可塑性樹脂のような高温にしなくても流動性が高いた
め、下型42への注入が容易となり、反応、発泡時に成
形型40内の曲面部分に満遍なく充満することができ、
品質の良好なスピーカエッジ10が得られる。また、ス
ピーカコーン本体20への含浸も容易となり、スピーカ
コーン本体20とスピーカエッジ10の接着がより強固
になる。
【0027】成形型40は、この例のような上型41と
下型42あるいはさらに多数に分割される割型からな
り、コーン本体20が配置されるコーン本体用空間43
と、そのコーン本体用空間43の周縁43aと一端側が
重なるエッジ成形空間44が形成されている。前記エッ
ジ成形空間44は、スピーカエッジの形状に応じた環形
状からなる。この例では、平坦な内周縁成形空間44a
及び外周縁成形空間44bの間が、断面円弧状に上方へ
湾曲した屈曲部成形空間44cとなっている。前記屈曲
部成形空間44cは、両端基部の厚みd,dが屈曲
部成形空間44cの他部および内周縁成形空間44a、
外周縁成形空間44bの厚みよりも薄く形成されてい
る。したがって、この成形型40を用いて成形された前
記スピーカエッジ10は、その屈曲部15両端の基部1
5a,15bの厚みd,dが、他の部分の厚みより
薄くなる。
【0028】図3に示すように、開いた成形型40の下
型42におけるコーン本体用空間の型面42aにコーン
本体20が配置され、そのコーン本体20周縁の下側に
前記エッジ成形空間44の内周縁成形空間44aが位置
する。そして、前記下型42におけるコーン本体20外
周のエッジ成形空間の型面42b上方に、撹拌混合装置
(図示せず)の注入ノズルN先端が配置され、当該注入
ノズルNを介して原料組成物Pが所定量下型42のエッ
ジ成形空間の型面42bに注入される。前記撹拌混合装
置は、原料組成物Pを撹拌混合して注入する装置であ
り、公知のポリウレタン発泡成形用撹拌混合装置が用い
られる。
【0029】前記下型42のエッジ成形空間の型面42
bに注入された原料組成物Pは、前記低い粘度による高
い流動性によりスムーズに広がり、型締め後、続く反応
により発泡してエッジ成形空間44内に充満し、その後
に固化してエッジ成形空間44の型面が転写された表面
形状を有する前記スピーカエッジ10となる。このスピ
ーカエッジ10は、その後成形型40から取り出され
る。このスピーカエッジ10は、前記原料組成物Pの注
入量を一定にすることで、密度を略一定にできるため、
前記fのバラツキが少ないものとなる。
【0030】前記原料組成物Pの温度は通常10〜70
℃程度、成形型40の型温は、20〜80℃とされる。
したがって、成形型40内のコーン本体20を高熱で損
傷させる恐れがない。しかも、前記原料組成物Pのイソ
シアネートが、コーン本体20表面に導入された「−O
H」と化学反応して接着性を発揮し、スピーカエッジ1
0とコーン本体20が強固に接着一体化する。
【0031】また、前記原料組成物Pが、発泡してエッ
ジ成形空間44に充満する際、エッジ成形空間44の型
面41b,42b付近では、型面と接触することによ
り、反応時の熱が奪われ、気泡が成長することなく樹脂
の固化が起こるため、図2の模式図に示すように、スピ
ーカエッジ10の表面には緻密なスキン層16が形成さ
れる。このスキン層16は、表面にピンホールが無く、
スピーカエッジ10内部の発泡層17よりも密度が高く
なっている。また、このスキン層16は、従来技術の図
6で示した発泡ウレタンシートを加熱圧縮成形した場合
におけるスキン層68と発泡層69間の境界面68aの
ような、明確な境界面が内側の発泡層17との間に存在
せず、発泡層17から連続的に一体となっているため、
スピーカ使用時に、共振時の振幅が大きくなる恐れがな
い。その上、このようにして形成されたスキン層16の
厚みは、エッジ成形空間44の局部的な厚み変化、すな
わちスピーカエッジ10の厚み変化に殆ど影響を受け
ず、前記屈曲部15両端の薄肉基部15a,15bでも
十分な厚みとなる。そのため、屈曲部15の薄肉基部1
5a、15bの強度が、十分なものとなり、スピーカの
長期使用に対しても前記屈曲部15の薄肉基部15a,
15bが破断する恐れが無い。さらに、前記屈曲部15
の薄肉基部15a,15bでは、スキン層16の厚みが
他の厚肉部分と殆ど変わらないにもかかわらず、内部の
発泡層17の厚みについては他の厚肉部分よりも薄くな
るため、薄肉基部15a,15bの密度が、他の厚肉部
分よりも大となり、より強度が高くなる。
【0032】また、前記スピーカエッジ10には、表面
のスキン層16によって、防水性が付与される。さら
に、内部の発泡層17の気泡状態を独立気泡単独、また
は独立気泡と連続気泡の両者で構成されるようにすれ
ば、より防水性が高いものとなる。なお、独立気泡単独
または、独立気泡の割合を増加させるには、前記原料組
成物Pのポリオールに多官能のものを使用し、かつ、整
泡剤として活性の高いものを選択する。
【0033】前記スピーカエッジ10全体の密度は、
0.15〜0.9g/cmとするのが、振動系の質量
が重くならず、音圧周波数特性が低下する恐れが無く、
より好ましい。この密度調整は、前記成形型40内への
原料組成物Pの注入量、もしくは発泡剤等の添加剤を調
整することにより、容易に行うことができる。
【0034】
【実施例】以下に示す原料組成物を用いてこの発明の実
施例に係るスピーカエッジを成形し、全体密度、屈曲部
基部の密度、厚肉部分の密度、気泡状態、スキン層の状
態、最低共振周波数fのバラツキ、防水性について測
定した。また、比較例として、スラブ切り出し熱圧縮成
形品からなるスピーカエッジにつても、スキン層の状
態、fのバラツキ、防水性について測定した。結果
は、表1に示した。
【0035】[測定方法] ・全体密度(g/cm):JIS K 6401にし
たがって測定した。 ・屈曲部薄肉基部の密度及び厚肉部分の密度(g/cm
):屈曲部薄肉基部と、厚肉部分としての内周縁及び
外周縁の密度を、JIS K 6401にしたがって測
定した。 ・気泡状態:マイクロスコープで100倍に拡大し、目
視によって独立気泡単独あるいは独立気泡と連通気泡の
割合を測定した。 ・スキン層の状態:マイクロスコープで100倍に拡大
し、目視によって明確な境界面の有無を判断した。 fのバラツキ(Hz):ボイスコイル径25.7m
m、コーン本体の外径106mm 、重量2.1gのコ
ーン本体にスピーカエッジが接着したものを100個作
製し、それぞれに対して最低共振周波数fを測定し
た。
【0036】[成形方法]図3および図4に示したコー
ン本体用空間43およびエッジ成形空間44を有する成
形型40を用い、あらかじめ成形したコーン本体20を
コーン本体用空間43の型面に配置した後、原料組成物
を注入して、図1のスピーカエッジ10を、ロール径;
4mm、ロール内径;107mm、ロール外径;125
mm、ロール全高;6.4mm、成形肉厚さ;0.6m
mからなる14cm口径スピーカ用ロールエッジ形状に
成形した。なお、ロール部分は図1における断面円弧状
の屈曲部15を指す。コーン本体(振動板)としては、
コーン本体外径;106mm、ボイスコイル径;25.
7mm、重量2.1gのマイカ強化プロピレン射出成形
ボデーを用いた。
【0037】 [原料組成物の配合および成形条件] ・実施例1 イソシアネート:クルードMDI,MR−200, 日本ポリウレタン(株)製 28.0 重量部 ポリオール:ポリエーテルポリオール,CP4701, ダウケミカル(株)製 100.0 重量部 発泡剤:水(蒸留水) 0.6 重量部 架橋剤:グリセリン 2.0 重量部 触媒:トリエチレンジアミンの33%ジプロピレングリコール溶液, DABCO−33LV,三共エアプロダクツ(株)製 1.0 重量部 整泡剤;シリコーン整泡剤L5305,UCC(株)製 1.0 重量部 原料組成物の20℃における粘度:150cps 原料組成物の注入温度および注入量:25℃,3g
【0038】 実施例2 イソシアネート:トルエンジソシアネート,TDI−80 40.0 重量部 ポリオール:ポリエーテルポリオール,CP4701, ダウケミカル(株)製 100.0 重量部 発泡剤:水(蒸留水) 3.0 重量部 架橋剤:グリセリン 2.0 重量部 触媒:オクチル酸スズ 0.1 重量部 トリエチレンジアミンの33%ジプロピレングリコール溶液, DABCO−33LV 0.2 重量部 整泡剤:シリコーン整泡剤,L5305,UCC(株)製 1.0 重量部 原料組成物の20℃における粘度:5,000cps 原料組成物の温度および注入量:25℃,3g
【0039】 実施例3 イソシアネート:TDI−80とクルードMDIの 60:40ブレンド品,日本ポリウレタン(株)製 30.0 重量部 エーテル系ポリオール:PPG−3000, 三洋化成(株)製 50.0 重量部 エステル系ポリオール:F−3010, クラレ(株)製 50.0 重量部 発泡剤:水(蒸留水) 2.4 重量部 架橋剤:ジプロピレングリコール 20.0 重量部 触媒:N,N−ジメチルアミノエタノール, 日本乳化剤(株)製 0.5 重量部 整泡剤:水酸基含有ポリアルキルシロキサン共重合体, SH−193,トーレ・シリコーン(株)製 1.0 重量部 原料組成物の20℃における粘度:10,000cps 原料組成物の温度および注入量:25℃,3g
【0040】比較例 軟質スラブフォームから切り出した、厚さ7mm、密度
0.025g/cmのシートを、熱プレス成形によっ
て、ロール径;4mm、ロール内径;107mm、ロー
ル外径;125mm、ロール全高;6.4mm、成形厚
さ;0.6mmのロールエッジ形状に成形した。なお、
熱プレス条件は、金型温度210±5℃、全圧力1トン
とした。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1な
いし請求項9に係る発明のスピーカエッジによれば、イ
ソシアネート及びポリオールが含まれる原料組成物を成
形型内に注入して成形されたものであるため、ゴム製の
スピーカエッジと比べると軽量で、振動系の質量が重く
ならず、音圧周波数特性が低下することがない。さら
に、この発明のスピーカエッジは成形型内における原料
組成物の反応、発泡、硬化によって成形されたものであ
るため、表面状態および内部気泡状態が、従来における
発泡ポリウレタンのスラブをシート状に切り出して加熱
圧縮成形したスピーカエッジのような、不均一な状態に
ならず、その不均一さに起因する強度低下を生じること
がない。
【0043】さらに、請求項2の発明のように、スピー
カコーン本体を成形型内に配置して、イソシアネート及
びポリオールが含まれる原料組成物を成形型内に注入し
て、原料組成物の反応、発泡、硬化時に化学反応により
コーン本体に接着したスピーカエッジによれば、スピー
カエッジとコーン本体を別作業で接着する作業が不要で
あるとともに、スピーカエッジとコーン本体が強固に接
着し、耐久性に優れる効果がある。しかも、イソシアネ
ート及びポリオールが含まれる原料組成物の温度および
型温は、射出成形時における溶融熱可塑性樹脂の温度よ
り遙かに低いため、コーン本体を熱で損傷する恐れもな
い。
【0044】請求項3の発明にあっては、原料組成物の
20℃における粘度が1〜1000cpsであるため、
成形型内における原料組成物の流動性が良好で、成形型
内で成形されるスピーカエッジの品質が一定、良好にな
る。しかも、原料組成物を成形型に注入する際に原料組
成物を高温にしなくても十分な流動性が得られるため、
成形型内でコーン本体と一体にスピーカエッジを成形し
たものにあっては、コーン本体が原料組成物の熱で損傷
する恐れがない。さらに、原料組成物は粘度が低いため
にコーン本体内に含浸し易く、スピーカエッジとコーン
本体との接着がより強固になる。
【0045】また、請求項4の発明にあっては、ポリオ
ールをエーテル系ポリオールとポリエステルポリオール
の混合物とすれば、より品質の良好なスピーカエッジが
得られる。さらに、請求項5の発明のように、スピーカ
エッジの内側の気泡状態を独立気泡単独、または独立気
泡と連続気泡の両者で構成すれば、スピーカエッジの防
水性を高めることができる。
【0046】請求項6の発明にあっては、スピーカエッ
ジ表面が成形型の型面を転写したスキン層からなるた
め、防水性及び強度に優れる効果がある。しかも、表面
のスキン層は、従来における発泡ポリウレタンのスラブ
をシート状に切り出して加熱圧縮成形したスピーカエッ
ジのような、気泡の圧縮された不均一な状態にならず、
強度低下を生じることがない。
【0047】請求項8の発明にあっては、屈曲部の薄肉
基部の密度が、他の厚肉部分の密度より高いため、スピ
ーカコーン本体の振動時に最も疲労し易い屈曲部の薄肉
基部の強度が十分なものとなる
【0048】さらに、請求項9の発明にあっては、スピ
ーカエッジの密度が0.15〜0.9g/cmであっ
て軽量性に優れるため、、振動系の質量が重くならず、
音圧周波数特性が低下する恐れがなく、より良好音質が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るスピーカエッジの要
部断面図である。
【図2】図1のA部を拡大して示す模式図である。
【図3】この発明のスピーカエッジの成形時を示す成形
型の部分断面図である。
【図4】閉型時を示す成型型の部分断面図である。
【図5】スピーカコーンの一部切り欠き斜視図である。
【図6】スラブ切り出し熱圧縮品からなるスピーカエッ
ジの断面構造を示す模式図である。
【符号の説明】
10 スピーカエッジ 11 スピーカエッジの内周縁 13 スピーカエッジの外周縁 15 屈曲部 15a,15b 屈曲部の薄肉基部 16 スキン層 17 発泡層 20 スピーカコーン本体 40 成形型 41 上型 42 下型 43 コーン本体用空間 44 エッジ成形空間 N 撹拌混合装置のノズル P 原料組成物
フロントページの続き (72)発明者 金子 信也 愛知県安城市今池町3−1−36 株式会社 イノアックコーポレーション安城事業所内 (72)発明者 池田 清 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山崎 裕子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D016 AA15 CA03 EC10 FA01 GA04 HA02 HA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソシアネートおよびポリオールが含ま
    れるスピーカエッジ用原料組成物を、撹拌混合装置によ
    り成形型内に注入し、型内で反応、発泡、固化させるこ
    とにより成形されたものからなるスピーカエッジ。
  2. 【請求項2】 コーン本体を配置した成形型内にスピー
    カエッジ用原料組成物を注入し、該原料組成物の反応、
    発泡、固化により成形されたスピーカエッジが、前記反
    応、発泡、固化時の化学反応によってコーン本体に接着
    一体化していることを特徴とする請求項1記載のスピー
    カエッジ。
  3. 【請求項3】 スピーカエッジ用原料組成物として、常
    温における混合直後の粘度が100cps〜100,0
    00cpsの範囲のものを用いることを特徴とする請求
    項1または2記載のスピーカエッジ。
  4. 【請求項4】 ポリオールがエーテル系ポリオールとエ
    ステル系ポリオールの混合物からなることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載のスピーカエッジ。
  5. 【請求項5】 スピーカエッジ内部の気泡が独立気泡単
    独、または独立気泡と連続気泡の両者で構成されること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスピ
    ーカエッジ。
  6. 【請求項6】 スピーカエッジ表面が、成形型の型面を
    転写したスキン層からなることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載のスピーカエッジ。
  7. 【請求項7】 表面のスキン層が内側の発泡層に対して
    明確な界面を介することなく一体に形成されていること
    を特徴とする請求項6記載のスピーカエッジ。
  8. 【請求項8】 屈曲部の薄肉基部の密度が他の厚肉部分
    の密度よりも高いことを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれかに記載のスピーカエッジ。
  9. 【請求項9】 密度が0.15〜0.9g/cmの範
    囲にあることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
    に記載のスピーカエッジ。
JP11061879A 1999-03-09 1999-03-09 スピーカエッジ Pending JP2000261885A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061879A JP2000261885A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 スピーカエッジ
PCT/JP2000/001335 WO2000054555A1 (fr) 1999-03-09 2000-03-06 Bord de haut-parleur
US09/700,075 US6543574B1 (en) 1999-03-09 2000-03-06 Method of making a speaker edge containing isocyanate and polyol
IDW20002291A ID26249A (id) 1999-03-09 2000-03-06 Tepi pengeras suara
EP00906718A EP1077585A4 (en) 1999-03-09 2000-03-06 SPEAKER EDGE
CN00800296.7A CN1271886C (zh) 1999-03-09 2000-03-06 扬声器轭环

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061879A JP2000261885A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 スピーカエッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000261885A true JP2000261885A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13183879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11061879A Pending JP2000261885A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 スピーカエッジ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6543574B1 (ja)
EP (1) EP1077585A4 (ja)
JP (1) JP2000261885A (ja)
CN (1) CN1271886C (ja)
ID (1) ID26249A (ja)
WO (1) WO2000054555A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1351547A2 (en) * 2002-04-01 2003-10-08 Pioneer Corporation Surround for speaker system and manufacturing method thereof

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2002032187A1 (ja) * 2000-10-06 2004-02-26 三菱電機株式会社 スピーカ装置並びにスピーカ装置の製造方法及びスピーカ装置の製造装置
JP3491087B2 (ja) * 2000-10-26 2004-01-26 松下電器産業株式会社 スピーカエッジとその発泡成形方法及びその発泡成形装置及びスピーカエッジ発泡成形システムならびに当該スピーカエッジを用いたスピーカ
US7480390B2 (en) * 2002-06-26 2009-01-20 Panasonic Corporation Loudspeaker edge
US20060013417A1 (en) * 2004-07-16 2006-01-19 Intier Automotive Inc. Acoustical panel assembly
JP2007143060A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Sony Corp 音響振動板及び音響振動板製造方法
JP4891465B1 (ja) * 2011-08-09 2012-03-07 三菱電機株式会社 動電型放音体
US9788122B2 (en) * 2012-12-26 2017-10-10 Xin Min HUANG Vibrating panel device for electromagnetic vibrator and manufacture method thereof
JP6254447B2 (ja) * 2014-02-07 2017-12-27 株式会社ブリヂストン ポリウレタンフォーム
CN103905967A (zh) * 2014-03-11 2014-07-02 美特科技(苏州)有限公司 一种振膜的制造方法及制造的振膜
US20150281843A1 (en) * 2014-03-26 2015-10-01 Merry Electronics (Suzhou) Co., Ltd. Diaphragm surround manufacturing method and diaphragm applicable thereto
CN204316743U (zh) * 2014-12-09 2015-05-06 瑞声精密电子沭阳有限公司 复合振膜及使用该复合振膜的扬声器
CN110402158B (zh) * 2017-03-14 2022-10-18 赛诺菲 具有声学反馈组件的注射装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3997023A (en) * 1975-12-10 1976-12-14 White Stanley F Loudspeaker with improved surround
JPS5574297A (en) * 1978-11-29 1980-06-04 Pioneer Electronic Corp Manufacture for speaker edge
JPS5623097A (en) * 1979-08-01 1981-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Diaphragm for speaker and its production
DE3622558A1 (de) * 1986-07-04 1988-01-14 Ant Nachrichtentech Anordnung mit membran fuer einen schallwandler
JPS63286098A (ja) * 1987-05-19 1988-11-22 Nhk Spring Co Ltd スピ−カエツジ
US5111510A (en) * 1989-03-30 1992-05-05 Pioneer Electronic Corporation Speaker and manufacturing method therefor
ES2084444T3 (es) * 1992-01-15 1996-05-01 Patrick Arthur Leach Metodo y aparato para hacer un ensamblado de cono y cerco de altavoz.
JP3369720B2 (ja) * 1994-05-19 2003-01-20 最上電機株式会社 スピーカ用振動板の製造方法
US5650105A (en) * 1994-05-24 1997-07-22 Yocum; Fred D. Method for making a loudspeaker cone with an integral surround
JP3006418B2 (ja) * 1994-07-20 2000-02-07 株式会社ブリヂストン スピーカーエッジ素材
US6224801B1 (en) * 1995-03-21 2001-05-01 Harman International Industries Incorporated Method of making a speaker
JP3642858B2 (ja) * 1995-12-29 2005-04-27 株式会社イノアックコーポレーション スピーカエッジ及びその製造方法
JP3642877B2 (ja) * 1996-05-09 2005-04-27 株式会社イノアックコーポレーション スピーカエッジ用ポリウレタンフォーム
JP3930089B2 (ja) * 1996-05-09 2007-06-13 株式会社イノアックコーポレーション 軟質ポリウレタンフォーム及びそれを用いたスピーカエッジ
JP3943659B2 (ja) * 1997-06-18 2007-07-11 株式会社イノアックコーポレーション ポリウレタンフォーム製スピーカエッジ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1351547A2 (en) * 2002-04-01 2003-10-08 Pioneer Corporation Surround for speaker system and manufacturing method thereof
US6892850B2 (en) 2002-04-01 2005-05-17 Pioneer Corporation Surround for speaker system and manufacturing method thereof
EP1351547A3 (en) * 2002-04-01 2005-05-18 Pioneer Corporation Surround for speaker system and manufacturing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
CN1271886C (zh) 2006-08-23
EP1077585A1 (en) 2001-02-21
ID26249A (id) 2000-12-07
CN1296721A (zh) 2001-05-23
US6543574B1 (en) 2003-04-08
EP1077585A4 (en) 2005-03-23
WO2000054555A1 (fr) 2000-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000261885A (ja) スピーカエッジ
CA2790042C (en) Cushion pad and method for manufacturing the same
EP0814974A1 (en) Molded plastic panel having integrated soft-touch armrest
CN103534288B (zh) 一种泡沫混合料及其使用
EP1333699B1 (en) Speaker edge, method of foam-molding the same, and speaker employing the speaker edge
US4830916A (en) Method of manufacturing molded products and laminated structure including the molded products manufactured according to the method
JP2008111045A (ja) 高周波融着用のポリウレタン発泡体及びそれを用いた吸音部材
JP2002306274A (ja) シートクッションパッド及びその製造方法
KR102059497B1 (ko) 자동차 내장재용 가죽의 커버링 방법
JP3642858B2 (ja) スピーカエッジ及びその製造方法
JP2015040900A (ja) 打楽器パッド及び打楽器パッドの製造方法
JP2016155295A (ja) 軟質複合体
JPS5828112B2 (ja) ジドウシヤトウノ ナイソウヨウトリムザイ
JPH1015959A (ja) 衝撃緩和と応力分散性を備えたシート材とその製造方法
JPS62289446A (ja) 積層制振遮音材およびその製造方法
JP2863800B2 (ja) インシュレータ並びにその製造方法
JPS591230A (ja) 自動車用成形カ−ペツトおよびその製造方法
JP2005336356A (ja) ポリウレタン発泡体の製造方法
JPH0852747A (ja) ポリウレタンフォーム一体成形品及びその製造方法並びに表皮材の孔開け方法及びそれに用いる抜き型
JP2933966B2 (ja) 発泡製品の表皮材
JPH1071884A (ja) 自動車用フロアカーペット
JP2630496B2 (ja) 遮音材料
EP2416032A1 (en) Cylindrical elastic member, strut mount, and production method for said strut mount
JPH0425415A (ja) 異硬度ウレタンパッドの製造方法
JP2770190B2 (ja) 革製表皮付き発泡成形品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071010

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080304