JP2000259955A - ポイントカード兼用プリペイドカード及びその読み書き装置 - Google Patents

ポイントカード兼用プリペイドカード及びその読み書き装置

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JP2000259955A
JP2000259955A JP11059926A JP5992699A JP2000259955A JP 2000259955 A JP2000259955 A JP 2000259955A JP 11059926 A JP11059926 A JP 11059926A JP 5992699 A JP5992699 A JP 5992699A JP 2000259955 A JP2000259955 A JP 2000259955A
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prepaid card
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JP11059926A
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Koichi Awano
好一 粟野
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TOKYO MECHATRONICS KK
Tokyo Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
TOKYO MECHATRONICS KK
Tokyo Mechatronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支払いと、購入金額に応じたポイントの記録
と、を行なえるカード1を提供する。 【解決手段】 カード1は、第一の記憶領域2と、第二
の記憶領域3と、を備える。上記第一の記憶領域2は、
予め所定の金額を記憶させておくとともに、当該カード
を用いて支払った金額の残高を記憶自在である。又、第
二の記憶領域は、上記点数を記憶自在である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、支払に係る金額
のうちの少なくとも一部を支払い自在な、所謂プリペイ
ドカードに、上記支払に係る金額に応じた点数を記憶自
在な、所謂ポイントカードとしての機能を持たせた、ポ
イントカード兼用プリペイドカードと、このポイントカ
ード兼用プリペイドカードを読み書きするための読み書
き装置と、に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆電話や交通機関、更にはスーパーマ
ーケット等の小売り店等において、支払いの釣り銭を不
要とするデータカード(所謂ブリペイドカード)を利用
することが普及している。このようなデータカードを用
いて支払いを行うことは、利用者にとっては、予め小銭
を用意する必要がなく、又、釣り銭の受け取りに手間取
ったりする等の煩わしさがないため、迅速な支払いが可
能になる。更に、このようなデータカードで支払いを受
ける者にとっては、現金を扱わないため、盗難の被害に
会うことが避けられる等の利点がある。
【0003】一方、上記スーパーマーケット等の商店に
おいては、従来から購入金額に応じて、購買客に点数
(ポイント)を付与し、一定以上の点数に達した場合
に、購入金額の割引や景品の贈呈等を行なうサービスを
実施している。例えば、購入金額に応じて購入者にポイ
ントシールを渡す。購入者は冊子にこのポイントシール
を貼着していく。そして、上記購入者は、貯まったポイ
ントシールの数に応じて、上記商店等の指定する各種景
品をもらえる、といったサービスが実施されている。と
ころで、このようなポイントシールを用いたポイント方
法は、購入者がポイントシールを貼着する作業が必要で
ある等、面倒であるため、近年の磁気カードに係る技術
進歩に基づき、磁気カードを用いた方法が考えられ、
又、実際に実施されている。
【0004】この磁気カードを用いたポイント方法は、
カード基板の表面に磁気トラックを貼着しておき、購入
時に当該磁気カードを読取装置に挿入して、購入金額に
応じたポイント分を記録するものである。このため、購
入者は前述したポイントシールを用いた方法のように、
貼着作業等を要しない。この結果、このような磁気カー
ドを用いたポイント方法を実施している商店での購買意
欲が増す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな磁気カードを用いたポイント方法を実施しているス
ーパーマーケット等の商店において、購買客が上記プリ
ペイドカードを用いて支払いを行なう場合、上記ポイン
トは、上記プリペイドカードを店員に渡すとともに、ポ
イントカードである上記磁気カードを渡す必要がある。
しかしながら、このように店員にプリペイドカードとポ
イントカードとの2枚のカードを渡すのは、面倒であ
る。又、商店側においては、上記2枚のカードにそれぞ
れ記憶されたデータを読み書きするための各読み書き装
置を設置する必要がある。更に、上記商店等の従業員に
とっては、上記2枚のカードを上記各読み書き装置を用
いて読み書きさせる必要が生じるため、購買客にとって
はポイントシールを冊子に貼着するといった作業が不要
になるという効果がある反面、上記従業員等にとって
は、手間が増大してしまう。
【0006】しかも、上記プリペイドカード及びポイン
トカードは、元々使い捨てられるものであり、使用済み
のプリペイドカード及びポイントカードの処理が難し
い。上記使用済みのプリペイドカード及びポイントカー
ドは、せいぜい栞として再使用する等の利用法しか考え
られておらず、廃棄処分にされているのが現状である。
このことは、環境保護の観点からも好ましいものではな
い。従って、上記商店等の関係者によっては、プリペイ
ドカード及びポイントカードを利用する客の増加を望む
一方で、プリペイドカード及びポイントカードの発行数
をできる限り減らしたいと言う、相反する要求がある。
【0007】この発明に係るポイントカード兼用プリペ
イドカード及びその読み書き装置は、上述したような事
情に鑑みて創案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るポイント
カード兼用プリペイドカード及びその読み書き装置のう
ち、請求項1に記載したポイントカード兼用プリペイド
カードは、支払に係る金額のうちの少なくとも一部を支
払い自在で、且つ、上記支払に係る金額に応じた点数を
記憶自在なポイントカード兼用プリペイドカードに関す
る。このような請求項1に記載したポイントカード兼用
プリペイドカードにおいては、予め所定の金額を記憶さ
せておくとともに、当該カードを用いて支払った金額の
残高を記憶自在な第一の記憶領域と、上記点数を記憶自
在な第二の記憶領域と、を備えている。
【0009】上記請求項1に記載したポイントカード兼
用プリペイドカードは、上述のように構成されているた
め、磁気カードを用いたポイント方法を実施しているス
ーパーマーケット等の商店において、購買客がこの発明
に係るカードを用いて支払いを行なった場合、この一の
カードで支払いと購入金額に応じたポイントの記録とを
行なえる。従って、購入者は、上記一のカードを店員に
渡せば済むため、購入者の利便性が向上する。
【0010】更に、上記請求項1に記載したカードは、
プリペイドカードとポイントカードとを兼用しているた
め、プリペイドカード及びポイントカードの利用者の増
加と、上記カードの発行枚数の低減と、を両立すること
が可能となる。この結果、プリペイドカード及びポイン
トカードの利用者の増加を図れ、紙幣や硬貨の受け渡し
や前述したようなポイントシールの貼着作業に伴う煩雑
さを解消できるとともに、プリペイドカードとポイント
カードとの2枚のカードを消費者が保有することによる
カード発行枚数の増加を抑制できるため、環境保護の観
点からも好ましいものとなる。
【0011】尚、請求項2に記載したように、上記第一
の記憶領域としては、前記カードの内部若しくは外部に
設けられた磁気記憶領域と、カード内部に設けられた集
積回路によって電気的にデータを記憶するIC記憶領域
と、カード内部に設けられたヒューズの断接状態によっ
てデータを記憶するキャパシティブ記憶領域と、のうち
の少なくとも一を採用できる。上記磁気記憶領域は、従
来から知られた磁気カードに設けられている、磁気を利
用してデータの記録を行なうものである。又、IC記憶
領域は、所謂ICカードに利用されている、集積回路を
利用してデータの記録を行うものである。更に,上記キ
ャパシティブ記憶領域は、静電容量の違いによってデー
タを記憶するもので、カード内部に設けられたヒューズ
の断接状態によって上記静電容量を変化させるものであ
る。カードの偽造、変造を防止する観点からは、上記キ
ャパシティブ記憶領域を採用するのが好ましい。
【0012】又、請求項3に記載したように、上記第二
の記憶領域としては、上記カードの内部若しくは外部に
設けられた磁気記憶領域をさいようできる。特に、請求
項4に記載したように、この第二の記憶領域を構成する
磁気記憶領域が、熱可塑性感熱記録材料を塗布すること
により、上記点数(ポイント)を目視可能とすれば、貯
まったポイント数を一目で認識できるようになるため、
カード所有者にとって便利である。或いは、請求項5に
記載したように、上記第二の記憶領域を構成する磁気記
憶領域が、磁場の変化によりその配列方向が変化して上
記磁場に感応した部分としない部分とで入射光に対する
反射性が異なる磁性材料によって構成されることによ
り、前記点数を目視可能とすることもできる。このよう
に構成した場合においても、貯まったポイント数を一目
で認識できるようになるため、カード所有者にとって便
利である。
【0013】更に、請求項6に記載したように、上記第
一の記憶領域と上記第二の記憶領域とのうちの一方の記
憶領域、若しくはこれら第一、第二の記憶領域とは別の
記憶領域に、当該カードの所有者に関するデータを記憶
自在とすることもできる。このように構成すれば、顧客
情報を、例えばホストコンピュータから送信してもらう
ことなくカードから読み出せるため、系列の商店で上記
点数(ポイント)を記録させることができる等の利点が
ある。
【0014】次に、この発明に係るこの発明に係るポイ
ントカード兼用プリペイドカード及びその読み書き装置
のうち、請求項7に記載したポイントカード兼用プリペ
イドカードの読み書き装置は、上述した請求項1乃至第
請求項5のいずれかに記載されたポイントカード兼用プ
リペイドカードを読み書きするための読み書き装置に関
する。このような請求項7に記載した読み書き装置は、
上記第一の記憶領域に記憶されたデータを読み書き自在
な第一の読み書き手段と、上記第二の記憶領域に記憶さ
れたデータを読み書き自在な第二の読み書き手段と、を
備えている。このような構成を採用すれば、支払いに係
る残高の記録と、購入金額に応じた点数の記録とを、一
の読み書き装置で行なえるようになる。このため、商店
の従業員等の作業を軽減することができる。
【0015】更に、上記請求項6に記載されたポイント
カード兼用プリペイドカードのように、当該カードの所
有者に関するデータを記憶させたものの場合、読み書き
装置には、請求項8に記載したように、読み書き装置に
上記所有者に関するデータを読み書きするための読み書
き手段を設ける。すなわち、上記所有者に関するデータ
を上記第一の記憶領域に記載した場合、上記第一の読み
書き手段に上記所有者に関するデータを読み書きする機
能を設ける。又、上記所有者に関するデータを上記第二
の記憶領域に記載した場合、上記第二の読み書き手段に
上記所有者に関するデータを読み書きする機能を設け
る。更に、これら第一、第二の記憶領域以外の記憶領域
に上記所有者に関するデータを上記第一の記憶領域に記
載した場合、上記第一、第二の読み書き手段とは別異の
読み書き手段を設ける。このような構成を採用すれば、
支払いに係る残高の記録と、購入金額に応じた点数の記
録と、カード所有者に係る情報の読み出しを、一の読み
書き装置で行なえ、商店の従業員等の作業を軽減するこ
とが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態例
について説明する。この発明に係るポイントカード兼用
プリペイドカード1(以下、単にカード1と称する。)
は、図1乃至図3に示すように、支払に係る金額のうち
の少なくとも一部を支払い自在で、且つ、上記支払に係
る金額に応じた点数(以下、ポイントとする。)を記憶
自在なものである。すなわち、本形態例に係るカード1
は、予め所定の金額(例えば、五千円)を記憶させてお
くとともに、このカード1を用いて支払った金額の残高
を記憶自在な第一の記憶領域2と、上記ポイントを記憶
自在な第二の記憶領域3と、を備えている。
【0017】本形態例においては、上記第一の記憶領域
2として、カード1内部に設けられたヒューズの断接状
態によってデータを記憶するキャパシティブ記憶領域を
採用している。上記キャパシティブ記憶領域の構成は、
以下のとおりである。すなわち、上記キャパシティブ記
憶領域は、その一面側に、読取装置の入出力部の電極配
置に一致するように一列に配設した複数個の第一電極を
配置させるとともに、この第一電極の列と平行に配置さ
せた長尺な第二電極を配置させる。各第一電極と第二電
極とは、ヒューズで接続する。このヒューズが無傷の場
合は、第一電極と第二電極との間を自由に電流が流れ、
非常に抵抗の小さい状態にある。上記ヒューズが溶断し
た場合は、電流の流れを減少させるのに充分な抵抗増加
を生じる。 このようにして形成させた回路では、ヒュ
ーズに高い電圧で電流を流すことにより焼き切ると、使
用済みとなり、焼き切っていない状態が未使用のビット
となり、1つの閉回路で1ビットの信号が与えられる。
このため、任意個数の閉回路を形成させることにより、
必要な桁数を有する信号を記憶可能である。
【0018】尚、上記第一の記憶領域2は、上記キャパ
シティブ記憶領域の他にも、カード1の内部に設けられ
た集積回路4(図2参照)によって電気的にデータを記
憶するIC記憶領域、カード1内部若しくは外部に設け
られた磁気記憶トラックを用いた磁気記憶領域等、従来
から知られた記憶手段を採用することができる。カード
1の偽造、変造を防止する観点からは、上記キャパシテ
ィブ記憶領域を採用するのが好ましい。
【0019】一方、上記第二の記憶領域は、記憶量に応
じた磁気トラックを設けたものである。本形態例におい
ては、この第二の記憶領域を構成する磁気記憶領域とし
て、熱可塑性感熱記録材料を塗布したものを採用してい
る。例えば塩化ビ―酢ビ系樹脂から成る記録表示層と、
アルミニウムから成る反射層と、バリウムフェライトか
ら成る磁気層と、を備えて成るものを採用できる。そし
て、このカード1の読取装置を構成する、当該第二の記
憶領域に記憶されたデータを読み書きするための第二の
読み書き手段に加熱手段(サーマルヘッド、消去用加熱
スタンプ、ヒーターバー等)を設け、上記ポイントを表
すマーク(図示の例の場合、星型マーク5、5)を表示
させるようにしている。これにより、上記ポイントを目
視可能であるため、貯まったポイント数を一目で認識で
きるようになり、カード所有者にとって便利である。
尚、図3に示した例の場合、上記ポイントの他に、カー
ド1の使用開始年月日6、カード1の所有者のID番号
7を表示するようにしている。
【0020】尚、上記第二の記憶領域を構成する磁気記
憶領域を、磁場の変化によりその配列方向が変化して上
記磁場に感応した部分としない部分とで入射光に対する
反射性が異なる磁性材料によって構成することもでき
る。上記磁性材料としては、例えば、鉄、ニッケル、鉄
とニッケルの合金、鉄とニッケルとクロムとの合金等を
フレーク状にしたものを採用できる。更に、このような
磁性金属材料に、金属反射率を高めるためにアルミニウ
ムや銀を蒸着する等の加工を施しても良い。この場合、
上記読み書き装置の第二の読み書き手段に、磁場の変化
を起こさせる手段を設ける。この手段としては、例え
ば、コイルに加える電流の大きさを変化させることによ
り磁場の大きさを変化させるような手段を採用できる。
このような構成とした場合にも、上記ポイントを表示で
き、当該ポイントを目視可能となりる。
【0021】更に、本形態例においては、上記第一の記
憶領域2に、このカード1の所有者に関するデータ(氏
名、電話番号、ID番号、カード利用開始年月日等)を
記憶自在としている。このため、顧客情報を、例えばホ
ストコンピュータから送信してもらうことなくカード1
から読み出せるため、系列の商店(例えば、商店街を構
成する各種商店や、スーパーマーケットのチェーン店)
で上記ポイントを記録させることができる。尚、上記所
有者に関するデータは、上記第一の記憶領域2に代え
て、上記第二の記憶領域3やこれら第一、第二の記憶領
域2、3以外に別途設けた記憶領域に記憶させておくこ
ともできる。
【0022】次に、上記カード1の読書装置の構成につ
いて説明する。本形態例に係るカード15の読書装置
は、上述したカード1を読み書きするための読み書き装
置に関する。このような読み書き装置は、上記第一の記
憶領域2に記憶されたデータを読み書き自在な第一の読
み書き手段と、上記第二の記憶領域3に記憶されたデー
タを読み書き自在な第二の読み書き手段と、を備えてい
る。更に、上記第一の読み書き手段は上記所有者に関す
るデータを読み書きする機能を設けている。このため、
この読み書き装置1台で、支払いに係る残高の記録と、
購入金額に応じたポイントの記録と、上記カード1の所
有者に関するデータの読み書きと、を行なえる。このた
め、商店の従業員等が、支払いに関して一の読み書き装
置にカード1を挿入した後、ポイントの記録を行うため
に、他の読み書き装置にこのカード1を挿入すると言っ
た必要がなくなり、上記従業員の作業を軽減することが
できる。
【0023】尚、上記所有者に関するデータを上記第二
の記憶領域に記載した場合、上記第二の読み書き手段に
上記所有者に関するデータを読み書きする機能を設け
る。更に、これら第一、第二の記憶領域以外の記憶領域
に上記所有者に関するデータを上記第一の記憶領域に記
載した場合、上記第一、第二の読み書き手段とは別異の
読み書き手段を設ける。
【0024】本形態例に係るカード1は、上述のように
構成されているため、磁気カードを用いたポイント方法
を実施しているスーパーマーケット等の商店において、
購買客がカード1を用いて支払いを行なった場合、この
カード1で支払いと購入金額に応じたポイントの記録と
を行なえる。従って、購入者は、このカード1を店員に
渡せば済むため、購入者の利便性が向上する。
【0025】又、上記カード1は、プリペイドカードと
ポイントカードとを兼用しているため、プリペイドカー
ド及びポイントカードの利用者の増加と、上記カードの
発行枚数の低減と、を両立することが可能となる。上記
カード1に残高がある場合は勿論、残高がなくなった
(残高が零となった)後にも、このカード1はポイント
カードとして使用できる。この結果、プリペイドカード
及びポイントカードの利用者の増加を図れ、紙幣や硬貨
の受け渡しや前述したようなポイントシールの貼着作業
に伴う煩雑さを解消できるとともに、プリペイドカード
とポイントカードとの2枚のカードを消費者が保有する
ことによるカード発行枚数の増加を抑制できるため、環
境保護の観点からも好ましいものとなる。
【0026】更に、本形態例に係るカード1において
は、このカード1の所有者に関するデータを記憶自在と
しているため、顧客情報を、例えばホストコンピュータ
から送信してもらうことなくカード1から直接読み出せ
る。このため、系列の商店で上記点数(ポイント)を記
録させることができる等の利点がある。
【0027】上述したカード1は、従来から商店に設置
しているプリペイドカード用の読み書き装置と、同じく
従来から商店に設置しているポイントカード用の読み書
き装置と、をそれぞれ利用して読み書きすることが可能
である。但し、このように各用途によって別の読み書き
装置を用いることは、上記従業員の手間が増えるため、
上述したような第一、第二の各読み書き手段(更には、
上記所有者に係るデータを読み書き可能な読み書き手
段)を備えた装置を採用するのが好ましい。
【0028】尚、上記第一の記憶領域を成すキャパシテ
ィブ記憶領域、並びに、このキャパシティブ記憶領域に
関して読み書きを行なう読み書き手段の、それぞれ具体
的な構成は記載していない。この発明は、一のカードに
プリペイドカードとポイントカードとしての両機能を持
たせたことに特徴を有する。又、このようなカード1の
残高データとポイントデータと(更には、顧客情報と)
を、一の読み書き装置で読み書き可能とすることに特徴
を有する。上記キャパシティブ記憶領域及びその読み書
き手段は、この発明の要旨ではない。このため、上記キ
ャパシティブ記憶領域及びその読み書き手段に関する説
明は省略する。上記キャパシティブ記憶領域及びその読
み書き手段については、例えば、特開平11−1633
8号公報に記載されているような構成を採用できる。
【0029】
【発明の効果】この発明に係るポイントカード兼用プリ
ペイドカード及びその読み書き装置は、上述のように構
成されているため、一のカードで支払いと購入金額に応
じたポイントの記録とを行なえる。従って、購入者は、
上記一のカードを店員に渡せば済むため、購入者の利便
性が向上する。更に、プリペイドカードとポイントカー
ドとを兼用しているため、プリペイドカード及びポイン
トカードの利用者の増加と、上記カードの発行枚数の低
減と、を両立することが可能となる。この結果、プリペ
イドカード及びポイントカードの利用者の増加を図れ、
紙幣や硬貨の受け渡しや前述したようなポイントシール
の貼着作業に伴う煩雑さを解消できるとともに、プリペ
イドカードとポイントカードとの2枚のカードを消費者
が保有することによるカード発行枚数の増加を抑制でき
るため、環境保護の観点からも好ましいものとなる。
【0030】更に、請求項6に記載したように、上記第
一の記憶領域と上記第二の記憶領域とのうちの一方の記
憶領域、若しくはこれら第一、第二の記憶領域とは別の
記憶領域に、当該カードの所有者に関するデータを記憶
自在とすれば、顧客情報を、例えばホストコンピュータ
から送信してもらうことなくカードから読み出せるた
め、系列の商店で上記点数(ポイント)を記録させるこ
とができる等の利点がある。
【0031】又、請求項7に記載したポイントカード兼
用プリペイドカードの読み書き装置を用いれば、支払い
に係る残高の記録と、購入金額に応じた点数の記録と
を、一の読み書き装置で行なえるようになる。このた
め、商店の従業員等の作業を軽減することができる。請
求項8に記載した読み書き装置を採用すれば、支払いに
係る残高の記録と、購入金額に応じた点数の記録と、カ
ード所有者に係る情報の読み出しを、一の読み書き装置
で行なえ、商店の従業員等の作業を軽減することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るポイントカー
ド兼用プリペイドカードを示す、略斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく底面図である。
【符号の説明】
1 カード 2 第一の記憶領域 3 第二の記憶領域 4 集積回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 BA18 CC02 CE04 5B035 AA00 AA06 AA14 BA03 BA05 BB02 BB09 BB11 BC02 CA01 CA06 CA22 CA29 5B058 CA31 KA02 KA08 KA32 YA07 9A001 JJ56 JJ66

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支払に係る金額のうちの少なくとも一部
    を支払い自在で、且つ、上記支払に係る金額に応じた点
    数を記憶自在な、ポイントカード兼用プリペイドカード
    であって、予め所定の金額を記憶させておくとともに、
    当該カードを用いて支払った金額の残高を記憶自在な第
    一の記憶領域と、上記点数を記憶自在な第二の記憶領域
    と、を備えたことを特徴とする、ポイントカード兼用プ
    リペイドカード。
  2. 【請求項2】 前記第一の記憶領域が、前記カードの内
    部若しくは外部に設けられた磁気記憶領域と、カード内
    部に設けられた集積回路によって電気的にデータを記憶
    するIC記憶領域と、カード内部に設けられたヒューズ
    の断接状態によってデータを記憶するキャパシティブ記
    憶領域と、のうちの少なくとも一であることを特徴とす
    る、請求項1に記載のポイントカード兼用プリペイドカ
    ード。
  3. 【請求項3】 前記第二の記憶領域が、前記カードの内
    部若しくは外部に設けられた磁気記憶領域であることを
    特徴とする、請求項1乃至請求項2のいずれかに記載のポ
    イントカード兼用プリペイドカード。
  4. 【請求項4】 前記第二の記憶領域を構成する磁気記憶
    領域が、熱可塑性感熱記録材料を塗布することにより、
    前記点数を目視可能としたことを特徴とする、請求項3
    に記載のポイントカード兼用プリペイドカード。
  5. 【請求項5】 前記第二の記憶領域を構成する磁気記憶
    領域が、磁場の変化によりその配列方向が変化して上記
    磁場に感応した部分としない部分とで入射光に対する反
    射性が異なる磁性材料によって構成されることにより、
    前記点数を目視可能としたことを特徴とする、請求項3
    に記載のポイントカード兼用プリペイドカード。
  6. 【請求項6】 前記第一の記憶領域と前記第二の記憶領
    域とのうちの一方の記憶領域、若しくはこれら第一、第
    二の記憶領域とは別の記憶領域に、当該カードの所有者
    に関するデータを記憶自在としたことを特徴とする、請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載のポイントカード
    兼用プリペイドカード。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至第請求項5のいずれかに記
    載されたポイントカード兼用プリペイドカードを読み書
    きするための読み書き装置であって、前記第一の記憶領
    域に記憶されたデータを読み書き自在な第一の読み書き
    手段と、前記第二の記憶領域に記憶されたデータを読み
    書き自在な第二の読み書き手段と、を備えたことを特徴
    とする、ポイントカード兼用プリペイドカードの読み書
    き装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載されたポイントカード兼
    用プリペイドカードを読み書きするための読み書き装置
    であって、前記第一の記憶領域に記憶された金額に関す
    るデータを読み書きする第一の読み書き手段と、前記第
    二の記憶領域に記憶された点数に関するデータを読み書
    きする第二の読み書き手段と、に加え、上記第一の記憶
    領域と上記第二の記憶領域とのうちの一方の記憶領域、
    若しくはこれら第一、第二の記憶領域とは別の記憶領域
    に記憶されている当該カードの所有者に関するデータ
    を、読み書き自在な読み書き手段を備えたことを特徴と
    する、ポイントカード兼用プリペイドカードの読み書き
    装置。
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JP11059926A Pending JP2000259955A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 ポイントカード兼用プリペイドカード及びその読み書き装置

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