JP2000259861A - テクスチャマッピング装置、方法、及び記録媒体 - Google Patents

テクスチャマッピング装置、方法、及び記録媒体

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JP2000259861A
JP2000259861A JP11062297A JP6229799A JP2000259861A JP 2000259861 A JP2000259861 A JP 2000259861A JP 11062297 A JP11062297 A JP 11062297A JP 6229799 A JP6229799 A JP 6229799A JP 2000259861 A JP2000259861 A JP 2000259861A
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polygons
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリゴンにテクスチャを正確かつ効率良く貼
り付け、その後の編集を容易にする。 【解決手段】 ワイヤフレーム上のM行N列に配列され
た四角形のポリゴンP1〜P4とそれに貼り付けるテク
スチャを指定する。指定された複数のポリゴンP1〜P
4の辺の長さLp1〜Lp12の比に応じて、貼り付け
対象のテクスチャを分割する。分割されたテクスチャ
を、対応するポリゴンに、ポリゴンの向きを考慮して、
貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の質感を有す
る画像データ(以下、テクスチャ)を形状モデルの表面
に貼り付ける技術に係り、特に、貼り付け作業を効率良
く行うテクスチャマッピング装置および方法、記録媒体
およびコンピュータデータ信号に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータグラフィックス(以
下、CG:Computer Graphics)の世界では、写真と区
別がつかないようなフォトリアリスティック(photorea
listic)な画像から、絵画のようなノンフォトリアリス
ティック(non photorealistic)な画像まで、様々な画
像を創作することができるようになってきた。一般に、
CGによる画像は、(1)形状モデルの作成、(2)形
状モデルに対する属性の定義、(3)視点位置および視
線方向の定義、(4)陰面消去、(5)シェーディン
グ、(6)表示装置への画像表示、の各手順を実行する
ことによって作成される。ここで、形状モデルとは、三
角形や四角形などからなる多角形面(以下、ポリゴン;
Polygon)、2次曲面、パラメトリック曲面、メタボー
ルなどの形状表現の中から最適な形状表現を選択、また
は組み合わせることによって物体の形状の骨格となる部
分を再現したものである。
【0003】ビデオゲームにおける三次元(以下、3
D;three Dimensions)形状モデルの最もポピュラーな
ものとしては、ポリゴンによる形状モデルがある。ポリ
ゴンによる形状表現では、頂点、辺、面をそれぞれ指定
することにより、物体の形状を多面体として表現する。
具体的には、各頂点を(x,y,z)の座標で定義し、
各辺を頂点の対で表すことによって、多面体を表現す
る。また、面は頂点または辺の集合として表し、面の表
裏を設定するために、面の向きを定義する。そして、面
を構成する頂点または辺の並び順を、左回りまたは右回
りのいずれかに統一することで、面の明るさを計算する
際に必要な法線の向きを求めることができる。
【0004】形状モデルに対して、所望の質感を与える
場合、当該形状モデルにおける各面を表す形状データに
所望のテクスチャを貼り付け、模様や肌理(きめ)によ
る質感を与える、いわゆる「テクスチャマッピング(te
xture mapping)」という手法が一般に用いられてい
る。「テクスチャマッピング」とは、実在する物体の表
面には、色だけではなく、様々な模様がついていること
が多いことから、物体の質感を表現するための代表的な
手法の一つである。
【0005】具体的には、テクスチャ中における任意の
テスクチャパターンを切り出して、貼り付け対象となる
対象面上に投影することによって貼り付けを行うもので
ある。その後、シェーディング(shading)を施して、
陰影を計算して物体の表面の色や明るさを決定し、最終
的な画像を表示面上に投影して表示を行う。これによ
り、線画で表示されていた形状モデルが画面で表示でき
るようになると共に、画像に今まで以上の立体感が得ら
れるようになって、設計過程での形状の把握や確認が容
易になる。
【0006】形状モデルに対してテクスチャを貼り付け
る「テクスチャマッピング」の代表的な手法としては、
(1)「UVマッピング」、(2)「投影マッピング」
などがある。「UVマッピング」は二次元u,v座標系
におけるテクスチャを、貼り付け対象となるポリゴン上
のU,V座標系に1対1に写像することで貼り付けを行
う。このため、形状モデルを構成するポリゴンごとに1
つずつマッピングしていくことになる。
【0007】一方、「投影マッピング」は二次元u,v
座標系におけるテクスチャを、形状モデルを構成する物
体全体に投影することで貼り付けを行い、その後、u,
v座標情報を付加する。すなわち、形状モデルに対して
一度にマッピングを行うことができるため、「テスクチ
ャマッピング」の手法として主流となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
「投影マッピング」にあっては、以下に述べるような問
題があった。すなわち、マッピングの対象が形状モデル
を構成する物体全体となるため、処理に時間がかかって
いた。また、「投影マッピング」では、投影によって貼
り付けを行うため、座標位置がずれ易く、ぴったりと貼
り付けることが難しかった。そして、対象となる物体が
動いてしまった場合には追従することができず、また、
物体の一部に貼り付けを行う場合、細かな調整ができな
かった。さらに、一度、貼り付けてしまったら編集する
ことができず、もう一度貼り直しを行うことになる。
【0009】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、CGにおいて、テクスチャの処理を容易にすること
を目的とする。より詳細には、この発明は、ポリゴンに
対して正確にテクスチャを貼り付けると共に容易に修正
・編集を可能とすることを目的とする。また、この発明
は、複数のポリゴンに対して一度にテクスチャを貼るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るテクスチャマッピング装
置は、入力操作に従って、所望のテクスチャを貼り付け
るべき複数のポリゴンから、任意数の連接したポリゴン
を指定するポリゴン指定手段と、ポリゴン指定手段によ
り指定された各ポリゴンを構成する辺の比率に基づい
て、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付けて
分割するテクスチャ分割手段と、前記テクスチャ分割手
段により分割されたテクスチャを、対応付けられたポリ
ゴンにそれぞれ貼り付けるテクスチャ貼付手段と、を備
えることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、ポリゴン指定手段が指
定したポリゴンを構成する辺の比率に応じて、貼り付け
るべきテクスチャをポリゴンに対応付けて分割し、分割
されたテクスチャを対応するポリゴンに貼り付ける。し
たがって、複数のポリゴンを1つのポリゴンとみなして
1つのテクスチャを一括して貼り付けることができ、テ
クスチャの貼り付け作業が非常に容易である。しかも、
各ポリゴンの辺の比率に応じた比率でテクスチャを分割
するので、各ポリゴンに適切なサイズと形状とを有する
分割テクスチャをぴったりと貼り付けることができる。
【0012】また、本発明の第2の観点に係るテクスチ
ャマッピング装置は、入力操作に従って、所望のテクス
チャを貼り付けるべき複数のポリゴンから、四角形状
で、かつ、M行N列(M、Nは共に1とはならない自然
数)となる任意数のポリゴンを指定するポリゴン指定手
段と、前記ポリゴン指定手段により指定された各ポリゴ
ンの向きを判別する向き判別手段と、前記ポリゴン指定
手段により指定されたM行N列のポリゴンを構成する各
辺の比率に基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリ
ゴンに対応付けて分割するテクスチャ分割手段と、前記
テクスチャ分割手段により分割されたテクスチャを、前
記向き判別手段によって判別された向きに応じて、対応
付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付けるテクスチャ貼
付手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、ポリゴン指定手段が指
定したM行N列のポリゴンに1つのテクスチャを一括し
てぴったりと貼り付けることができ、テクスチャの貼り
付け作業が非常に容易である。しかも、向き判別手段に
より各ポリゴンの向きを判別し、分割されたテクスチャ
を、ポリゴンの向きに応じて貼り付けるので、ポリゴン
の向きが変化した場合などでも、貼り付けた分割テクス
チャを適切に表示することができる。
【0014】また、本発明の第3の観点に係るテクスチ
ャマッピング装置は、所望のテクスチャを貼り付けるべ
き複数のポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定さ
れた同一の向き統一する向き統一手段と、入力操作に従
って、向き統一手段により向きが統一された複数のポリ
ゴンから四角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1
とはならない自然数)となる任意数のポリゴンを指定す
るポリゴン指定手段と、前記ポリゴン指定手段により指
定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に基
づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付
けて分割するテクスチャ分割手段と、前記テクスチャ分
割手段により分割されたテクスチャを、対応付けられた
ポリゴンに貼り付けるテクスチャ貼付手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、ポリゴン指定手段が指
定したM行N列のポリゴンに1つのテクスチャをぴった
りと貼り付けることができ、テクスチャの貼り付け作業
が非常に容易である。しかも、向き統一手段により各ポ
リゴンの向きを統一してから、分割されたテクスチャを
貼り付けるので、貼り付けた分割テクスチャを適切に表
示することができる。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係るテクスチャマッピング装置は、所望のテクス
チャを貼り付けるべく選択した任意数のポリゴンを二次
元平面上に透視変換する透視変換手段と、前記透視変換
手段によって透視変換した図形の二次元平面上における
各頂点座標を算出する変換座標算出手段と、前記変換座
標算出手段によって算出された頂点座標に基づいて、二
次元平面上に透視変換されたすべてのポリゴンを包含す
る最小の矩形領域を算出する矩形領域算出手段と、前記
矩形領域算出手段によって算出された矩形領域とテクス
チャの貼り付け対象領域とを対応付け、テクスチャの貼
り付け対象領域内の座標系において、矩形領域内のポリ
ゴンの各頂点座標に対応する頂点座標を算出する対応座
標算出手段と、前記対応座標算出手段により算出された
頂点座標を有する頂点をテクスチャの貼り付け対象領域
内の座標に表示する手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0017】この発明によれば、ポリゴンを二次元平面
に透視変換し、透視変換したポリゴンを包含する最小サ
イズの矩形領域を求め、この矩形領域とテクスチャの貼
り付け対象領域とを対応付け、テクスチャの貼り付け対
象領域内の座標系において、矩形領域内のポリゴンの各
頂点座標に対応する頂点座標を算出する。すなわち、ポ
リゴンを包含する矩形をテクスチャの貼り付け対象領域
に投影した際の、各頂点のテクスチャ座標系(u,v座
標系)での座標を求める。テクスチャの貼り付け対象領
域から、これらの座標で定義される領域を切り出してポ
リゴンに貼り付けることにより、ポリゴンとテクスチャ
とをずれがなく、かつ、ぴったりと貼り合わせることが
できる。なお、テクスチャ全体を貼り付け対象領域とし
てもよく、あるいは、テクスチャの一部を貼り付け対象
領域としてもよい。
【0018】前記矩形領域算出手段は、たとえば、前記
透視変換手段で求められた座標の各成分の最大値および
最小値を求める最大・最小手段と、前記最大・最小手段
が求めた座標の各成分の最大値および最小値から、前記
矩形を求める手段と、を備え、前記対応座標算出手段
は、テクスチャの貼り付け対象領域内の座標系におい
て、矩形領域内のポリゴンの各頂点座標に対応する各頂
点の座標(U,V)を数式2から求める手段、を備え
る。
【0019】
【数2】U=((X−minX)/sizeX)×TexSizeX V=((Y−minY)/sizeY)×TexSizeY ただし、 sizeX= maxX−minX sizeY= maxY−minY sizeX:矩形のX方向のサイズ sizeY:矩形のY方向のサイズ maxX:矩形のX座標の最大値 maxY:矩形のY座標の最大値 minX:矩形のX座標の最小値 minY:矩形のY座標の最小値 X :ポリゴンの頂点のX座標 Y :ポリゴンの頂点のY座標 TexSizeX:テクスチャの貼り付け対象領域のX方向の
サイズ TexSizeY:テクスチャの貼り付け対象領域のY方向の
サイズ
【0020】数式2において、(X−minX)は、ポリ
ゴンの各頂点の、矩形内での相対的なX座標を示す。同
様に、(Y−minY)は、ポリゴンの各頂点の矩形内で
の相対的なY座標を示す。TexSizeX/sizeXは、テク
スチャの貼り付け対象領域と矩形のX方向のサイズ比を
示す。同様に、TexSizeY/sizeYは、テクスチャの貼
り付け対象領域と矩形のy方向のサイズ比を示す。すな
わち、テクスチャ座標系での各頂点の座標は、ポリゴン
をテクスチャの張り付け対象領域に包含されるように拡
大または縮小して投影したときの、貼り付け対象領域内
での各頂点の座標に相当する。テクスチャのうち、この
ような座標で囲まれた領域をポリゴンに縮小または拡大
して貼り付けることにより、テクスチャをぴったりとポ
リゴンに貼り付けることができる。
【0021】入力操作に従って、テクスチャ貼り付け後
のポリゴンの頂点を移動する移動手段と、前記移動手段
による頂点の移動に伴って、前記透視変換手段と矩形判
別手段と投影頂点座標手段とにより、移動後の頂点につ
いて、テクスチャ貼り付け対象領域内の座標系における
頂点座標を求め直す手段と、を備える編集手段をさらに
配置してもよい。この構成によれば、テクスチャを貼り
付けた後に、ポリゴンを編集してその頂点を移動した場
合でも、自動的に貼り付けるべきテクスチャの修正も行
われ、立体画像の編集が容易になる。
【0022】テクスチャ貼り付け後に、入力操作に従っ
て、新たなテクスチャを指示する指示手段と、前記指示
手段によって指示された新たなテクスチャを読み込み、
元のテクスチャと交換して該当するポリゴンに貼り付け
る手段と、を備える編集手段をさらに配置してもよい。
この構成によれば、貼り付けたテクスチャの交換が容易
であり、立体画像の編集が容易になる。
【0023】テクスチャの表示色を変更するために、C
LUT(Color Look Up Table;カラールックアップテ
ーブル)の内容を編集する手段を配置してもよい。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点に係るテクスチャマッピング方法は、操作者の入力
指示に従って、所望のテクスチャを貼り付けるべき複数
のポリゴンから、任意数の連接したポリゴンを指定し、
指定された各ポリゴンを構成する辺の比率に基づいて、
貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付けて分割
し、分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴン
にそれぞれ貼り付ける、ことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、指定されたポリゴンを
構成する辺の比率に応じて、貼り付けるべきテクスチャ
をポリゴンに対応付けて分割し、分割されたテクスチャ
を対応するポリゴンに貼り付ける。したがって、複数の
ポリゴンをあたかも1つのポリゴンのように扱って1つ
のテクスチャを貼り付けることができ、テクスチャの貼
り付け作業が非常に容易である。しかも、各ポリゴンの
辺の比率に応じた比率でテクスチャを分割するので、各
ポリゴンに適切なサイズと形状の分割テクスチャをぴっ
たりと貼り付けることができる。
【0026】また、本発明の第6の観点に係るテクスチ
ャマッピング方法は、操作者の入力指示に従って、所望
のテクスチャを貼り付けるべき複数のポリゴンから、四
角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1とはならな
い自然数)となる任意数のポリゴンを指定し、指定され
た各ポリゴンの向きを判別し、指定されたM行N列のポ
リゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付けるべ
きテクスチャをポリゴンに対応付けて分割し、分割され
たテクスチャを、判別された向きに応じて、対応付けら
れたポリゴンにそれぞれ貼り付ける、ことを特徴とす
る。
【0027】この発明によれば、指定されたM行N列の
ポリゴンに1つのテクスチャを一括してぴったりと貼り
付けることができ、テクスチャの貼り付け作業が非常に
容易である。しかも、分割されたテクスチャを、ポリゴ
ンの向きに応じて貼り付けるので、貼り付けた分割テク
スチャを適切に表示することができる。
【0028】また、本発明の第7の観点に係るテクスチ
ャマッピング方法は、所望のテクスチャを貼り付けるべ
き複数のポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定さ
れた同一の向きに統一し、操作者の入力指示に従って、
向きが統一された複数のポリゴンから四角形状で、か
つ、M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)と
なる任意数のポリゴンを指定し、指定されたM行N列の
ポリゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付ける
べきテクスチャをポリゴンに対応付けて分割し、分割さ
れたテクスチャを、対応付けられたポリゴンに貼り付け
る、ことを特徴とする。
【0029】この発明によっても、テクスチャの貼り付
け作業が非常に容易である。しかも、ポリゴンの向きを
統一してから、分割されたテクスチャを貼り付けるの
で、貼り付けた分割テクスチャを適切に表示することが
できる。
【0030】また、本発明の第8の観点に係るテクスチ
ャマッピング方法は、操作者の入力指示に従って、任意
数のポリゴンを選択し、選択したポリゴンを二次元平面
上に透視変換し、透視変換した図形の二次元平面上にお
ける各頂点座標を求め、求められた頂点座標に基づい
て、二次元平面に透視変換されたすべてのポリゴンを包
含する最小の矩形領域を求め、求めた矩形領域とテクス
チャの貼り付け対象領域とに基づいて、テクスチャの貼
り付け対象領域内の座標系において、矩形領域内のポリ
ゴンの各頂点の座標に対応する座標を求める、ことを特
徴とする。
【0031】この発明によれば、ポリゴンを二次元平面
に透視変換し、透視変換したポリゴンを包含する最小サ
イズの矩形領域を求め、この矩形領域とテクスチャの貼
り付け対象領域とに基づいて、ポリゴンをテクスチャの
貼り付け対象領域に投影した際のポリゴンの頂点の座標
を求める。テクスチャから、これらの座標で定義される
領域を切り出してポリゴンに貼り付けることにより、ポ
リゴンとテクスチャとをずれがなく、かつ、ぴったりと
貼り合わせることができる。
【0032】上述の方法を実行させるためのプログラム
を記録媒体に記録し、この記録媒体からプログラムを汎
用のコンピュータ装置などに読み込ませ、一連の処理を
実行させることで、本発明のテクスチャマッピング技術
を実現することができる。プログラムを記録した記録媒
体という形態を採ることにより、ソフトウエア商品とし
て、テクスチャマッピング装置とは独立した形で、生
産、販売、配布などを容易に行うことができる。
【0033】また、上記方法による手順を、汎用のコン
ピュータ装置などに実行させるためのプログラムやデー
タを符号化し、搬送波に重畳されたプログラムコード信
号として送信すると共に、このプログラムコード信号を
受信し、元のプログラムやデータを復号化して汎用のコ
ンピュータ装置などに実行されることにより、本発明に
おけるテクスチャマッピング技術を容易に実現すること
ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るテクス
チャマッピング機能を有する画像処理システムを、図面
を参照して説明する。
【0035】(第1の実施の形態)図1は、この発明の
第1の実施の形態のテクスチャマッピング機能を有する
画像処理システムの構成を説明する図である。図示する
ように、この画像処理システム1は、画像処理装置2
と、表示装置3とを備えている。
【0036】画像処理装置2は、CPU(Central Proc
essing Unit ;中央演算処理ユニット)21と、GTE
(GeomeTric Engine ;グラフィックスデータ生成プロ
セッサ)22と、メインメモリ23と、ROM(Read O
nly Memory)24と、GPU(Graphics Processing Un
it ;グラフィックス描画処理プロセッサ)25と、表
示メモリ26と、補助記憶装置27と、通信デバイス2
8と、入力部29とを備えている。
【0037】CPU21、メインメモリ23、ROM2
4、GPU25、補助記憶装置27、通信デバイス28
および入力部29は、バス20を介して互いに接続され
ている。
【0038】CPU21は、ROM24に記憶されてい
る基本的なプログラムや、補助記憶装置27などからメ
インメモリ23にロードしたプログラムを実行し、ポリ
ゴンを構成する形状データにテクスチャを貼り付けて、
所望の質感を有する立体画像を作成する。GTE22
は、CPU21のコプロセッサであり、座標変換や光源
計算などのベクトル演算を並列処理によって実行する。
【0039】メインメモリ23は、半導体メモリによっ
て構成され、CPU21が実行する処理プログラムおよ
びその実行のために必要となるデータ、たとえば、形状
データやテクスチャデータを記憶する。ROM24は、
後述するフローチャートに示すプログラムを記憶する。
【0040】GPU25は、CPU21とは独立して動
作するサブプロセッサであり、CPU21からの描画命
令にしたがって、GTE22で求めた座標や色情報を元
に所定の画像を描画するものである。表示メモリ26
は、GPU25によって描画された画像が展開されるメ
モリであり、デュアルポートRAM(Random Access Me
mory)によって構成されている。
【0041】補助記憶装置27は、大容量フレキシブル
ディスク、光磁気ディスク、ハードディスク装置(HD
D;Hard Disk Drive)などから構成され、形状モデ
ル、テクスチャ、テクスチャが貼り付けられたワイヤフ
レームモデルなどのデータを記憶する。
【0042】通信デバイス28は、外部装置との間で、
種々のデータを送受信する。入力部29は、このシステ
ムに種々の指示やデータを入力する。
【0043】表示装置3は、CRT(陰極線管)ディス
プレイ、LCD(液晶表示装置)ディスプレイなどから
なり、画像処理装置2から供給されたビデオ信号に基づ
いて画像データを表示する。
【0044】図2は、図1に示す画像処理装置2の機能
構成図である。図示するように、この画像処理装置2
は、機能的には、モデルデータ格納部201と、画像デ
ータ格納部202と、入力信号判断部203と、ポリゴ
ン表示部204と、テクスチャ貼付表示部205と、カ
ーソル表示部206と、入力部29と、を備えている。
【0045】モデルデータ格納部201は、メインメモ
リ23や補助記憶装置27から構成され、三次元物体を
近似的に表示するための形状モデル(ワイヤフレームデ
ータ)を格納する。
【0046】画像データ格納部202は、メインメモリ
23や補助記憶装置27から構成され、形状モデルに質
感を与えるためのテクスチャデータ、テクスチャデータ
の色を決定するCLUTなどを格納する。
【0047】入力部29は、テクスチャを貼り付ける対
象のポリゴンを指定したり、貼り付け対象のテクスチャ
を指定するなど、種々の指示やデータを入力する。入力
信号判断部203は、CPU21、ROM24などから
構成され、入力部29から入力された指示およびデータ
にしたがって、ポリゴン表示部204と、テクスチャ貼
付表示部205とカーソル表示部206に種々の制御信
号を供給する。
【0048】ポリゴン表示部204は、CPU21、R
OM24、GPU25、表示メモリ26などから構成さ
れ、入力信号判断部203からの制御信号(すなわち、
入力部29から入力されたユーザの指示)にしたがっ
て、モデルデータ格納部201に格納されている形状モ
デルをワイヤフレームによって様々な視点および形態で
表示装置3に表示する。
【0049】テクスチャ貼付表示部205は、CPU2
1、ROM24、GPU25、表示メモリ26などから
構成され、入力信号判断部203からの制御信号にした
がって、表示されている形状モデルにテクスチャを貼り
付けて、質感を与えて表示装置3に表示する。また、選
択されたポリゴンに対応して、テクスチャを分割してポ
リゴンに貼り付けて表示したり、テクスチャ座標系にお
いて、貼り付け対象のポリゴンの頂点に対応する座標を
求めて表示するなどの処理も行う。カーソル表示部20
6は、CPU21、ROM24、GPU25、表示メモ
リ26などから構成され、入力信号判断部203からの
制御信号にしたがって、表示装置3上にカーソルの移動
表示を行う。
【0050】以下、この画像処理システム1が実行する
マッピング処理について、図3〜図10を参照して説明
する。ここに説明するマッピング処理は、ワイヤフレー
ムにより構成される各ポリゴンにテクスチャを個別に貼
り付ける処理ではなく、複数のポリゴンを1つの大きな
ポリゴンとみなして、1つのテクスチャを貼り付ける処
理である。
【0051】複数のテクスチャおよびテクスチャを貼り
付ける対象の形状モデル(ワイヤフレームデータ)は、
補助記憶装置27に予め格納されているものとする。
【0052】まず、ユーザは、入力部29から指示して
複数のテクスチャデータおよびテクスチャ貼付対象の形
状モデルのフレームデータを補助記憶装置27からメイ
ンメモリ23にロードする。GPU25は、CPU21
の指示にしたがって、ロードされた形状モデルのワイヤ
フレーム画像およびテクスチャデータの画像データ(ビ
ットマップデータ)を表示メモリ26に展開し、展開し
た内容を表示装置3に表示する。
【0053】ユーザは、入力部29を操作して、貼り付
け対象のテクスチャを指定すると共に一括貼付処理(複
数ポリゴンへのテクスチャの一括貼付処理)を指示す
る。この指示に応答し、CPU21は、図3のフローチ
ャートに示す一括貼付処理を開始する。
【0054】ユーザは、入力部29を操作して、テクス
チャを貼り付ける対象となる、M行N列に配置された連
続する四角形ポリゴンを選択する。ここで、MとNとは
積が2以上になる自然数である。また、M行N列で選択
されるポリゴン全体としての形状は扇状や環状であって
もよく、矩形状に配列されている必要はない。
【0055】M行N列に配置された四角形ポリゴンの例
を図4と図10(a)とに示す。図4のポリゴンP11
〜P14は、全て四角形であり、2行2列に配置されて
いる。図10(a)のポリゴン群P2を構成するポリゴ
ンは、全て四角形であり、5行12列(または、12行
5列)に配置されている。
【0056】この条件に合致しないポリゴン群の例を図
5(a)〜(c)に示す。図5(a)の例では、ポリゴ
ンP31〜P33は四角形であるが、ポリゴンP34は
四角形以外の多角形(三角形)であり、すべてのポリゴ
ンが四角形であるという条件を満足しない。また、図5
(b),(c)の例では、選択されたポリゴンP41〜
P45,P51〜P55がM行N列に配列されていな
い。
【0057】CPU21は、ユーザの操作に応答して、
テクスチャ貼り付け対象のポリゴンを選択する(ステッ
プS1)。次に、CPU21は、選択されたポリゴンが
全て四角形か否かを判別する(ステップS2)。すなわ
ち、対象ポリゴン中に、図5(a)に示すような四角形
以外のポリゴンが含まれている場合には(ステップS
2;No)、ステップS1に戻り、表示装置3に貼り付
けることができない旨のメッセージを表示してポリゴン
の再選択を促す。
【0058】選択されたポリゴンが全て四角形であると
判別した場合には(ステップS2;Yes)、ポリゴン
がM×N(M行、N列)のマトリクスになっているか否
かを判別する(ステップS3)。すなわち、図5
(b),(c)に示すように、選択されたポリゴンがM
×N(M行、N列)のマトリクスになっていないと判別
された場合には(ステップS3;No)、ステップS1
に戻り、ポリゴンの再選択を促す。
【0059】選択されたポリゴンがM×Nのマトリクス
になっていると判別された場合には(ステップS3;Y
es)、選択されたポリゴン(群)の共有頂点を求める
(ステップS4)。ここで、共有頂点は、隣接するポリ
ゴンの頂点同士で重なっているものをいう。
【0060】次に、M,Nの値を求め、選択されたポリ
ゴン全体の数(M×N)を求める(ステップS5)。続
いて、各ポリゴンの向きを求める(ステップS6)。
【0061】図6(a),(b)に示すように、各ポリ
ゴンPOの頂点には順番に番号が付与されている。図6
(a)に示すように、時計回りに番号が大きくなるポリ
ゴンPOHは表が見えるポリゴンであり、図6(b)に
示すように、反時計回りに番号が大きくなるポリゴンP
OTは裏が見えるポリゴンである。
【0062】各ポリゴンPOH,POTは、頂点0−頂
点1のラインが上(天)側、頂点2−頂点3のラインが
下(地)側であり、矢印ARで示すように、図6
(a),(b)に示すポリゴンPOH,POTは上を、
図6(c),(d)に示すポリゴンPOH,POTは右
を、図6(e),(f)に示すポリゴンPOH,POT
は下を、図6(g),(h)に示すポリゴンPOH,P
OTは左をそれぞれ向いている。
【0063】各ポリゴンの向きは上下左右の4通りであ
るため、隣接する2つのポリゴンP71とP72との向
きの関係は、図7(1)〜(16)に示す16パターン
のいずれかに分類される。そこで、この実施の形態で
は、行方向に隣接する2つのポリゴンの向きの関係が、
図7に示す16パターンのいずれに該当するかを行単位
で順番に求める(ステップS6)。この方法で各ポリゴ
ンの向きを求めることにより、テクスチャを貼り付ける
際に、ポリゴンの絶対的な向きを意識する必要がなく、
処理が容易になる。
【0064】次に、ステップS4で求めた共有頂点を用
いて、各ポリゴンの辺(縦横)の長さを求める(ステッ
プS7)。次に、求めたポリゴン各辺の長さの比に応じ
て、貼り付け対象のとなるテクスチャを分割する(ステ
ップS8)。たとえば、図8(a)に示すように、2行
2列のポリゴンP1〜P4が選択され、ポリゴンP1〜
P4の各辺の長さがLp1〜Lp12であるとする。こ
の場合、図8(b)に示すように、分割すべきテクスチ
ャTxの横方向および縦方向それぞれの辺の長さLt1
〜Lt12の比が、ポリゴンP1〜P4の対応する各辺
の長さLp1〜Lp12の比に等しくなるように、テク
スチャを4分割(案分)する。
【0065】最後に、ステップS6で判別したポリゴン
の向きを考慮して、ポリゴンP1〜P4に、分割された
各テクスチャT1〜T4を、見える通りに貼り付ける。
たとえば、図8(a)に示すポリゴンP1〜P4に図8
(b)に示す分割テクスチャT1〜T4を貼り付ける場
合、ポリゴンP1は、矢印AR1で示すように上向きで
あるため、分割テクスチャT1をそのままの向きで貼り
付ける。ポリゴンP2は、矢印AR2で示すように右向
きである。このため、通常ならば、分割テクスチャT2
も右に向けて(時計回りに90度回転して)貼り付け
る。しかし、このテクスチャ一括貼付処理では、分割テ
クスチャT2もそのまま貼り付ける。同様にして、ポリ
ゴンP3は矢印AR3で示すように下向きであるが、分
割テクスチャT3を上向きのまま貼り付け、ポリゴンP
4は矢印AR4で示すように左向きであるが、分割テク
スチャT4を上向きのまま貼り付ける。
【0066】この貼り付けにより、各ポリゴンの向きに
かかわらず、分割されたテクスチャが見た目の通りに貼
り付けられる。
【0067】この貼付処理について、さらに、説明す
る。通常、ポリゴンの向きは、ポリゴンの分割、編集
(削除、追加)などにより変化する。たとえば、図9
(a)に示すように、ポリゴンP9を分割すると、分割
後のポリゴンP91とP92との向きは、たとえば、図
9(b)に矢印AR91とAR92とで示すように、そ
れぞれ、上向きと右向きとになる。これが、様々な向き
のポリゴンが存在する原因の1つである。これに対し、
図9(c),(d)に示すように、テクスチャTx9を
分割しても、分割後のテクスチャTx91とTx92と
の頂点の番号は、元の関係を維持する。
【0068】通常、ポリゴンPOに単純にテクスチャT
xを貼り付けた場合、図9(e)に示すように、ポリゴ
ンPOの第0,1,2,3の頂点に、テクスチャTxの
第0,1,2,3の頂点がそのまま対応付けられてしま
う。したがって、通常ならば、各ポリゴンに分割テクス
チャを貼り付けると、貼り付け対象のポリゴンの向きに
合わせて分割テクスチャも回転されて、貼り付けられ
る。
【0069】したがって、このようにして作成した画像
(ポリゴンとテクスチャとの対の群)を、たとえば、T
IMフォーマットに準拠したデータとして外部の装置に
供給して表示させると、ポリゴンが右を向いている場合
には、テクスチャも右を向いてしまい、ポリゴンが左を
向いている場合には、テクスチャも左を向いてしまい、
ポリゴンが下を向いている場合には、テクスチャも下を
向いてしまう。したがって、本来表示したい向きとは別
の向きにテクスチャを貼り付けてしまうことになる。
【0070】しかし、ステップS8では、図9(f)に
示すように、テクスチャを貼り付ける対象のポリゴンP
Oの向き(矢印ARで示す)を考慮して(この場合、図
9(e)の通常の場合に比して、分割テクスチャを反時
計回りに90度回転して)、分割テクスチャTxDを貼
り付けている。すなわち、ポリゴンの向きにかかわら
ず、本来表示したい向きでテクスチャが表示されるよう
に、ポリゴンと分割テクスチャとを対応付けている。換
言すれば、本来表示したい向きでテクスチャが表示され
るように、図9(g)に示すように、分割テクスチャT
xDの頂点の番号をポリゴンPOの頂点の番号に対応付
け直している。
【0071】図9(g)に示すように、分割テクスチャ
TxDの頂点の番号を振り直すことにより、貼り付け対
象のポリゴンPOの頂点と貼り付けられた分割テクスチ
ャTxDの頂点とを対応付けて表示した場合でも、正し
い向きでテクスチャが表示される。
【0072】このようにして、各ポリゴンと、そこに貼
り付けられる分割テクスチャを示す情報と、分割テクス
チャの色を決定するCLUTとが対応付けられ、最終的
には、補助記憶装置27などに格納される。
【0073】なお、貼り付けの処理自体は、通常の手法
を採用できる。たとえば、まず、ポリゴンの法線を求め
る。次に、法線に垂直となるように分割テクスチャを配
置し、ポリゴンに投影する。投影座標をUV座標に変換
する。変換データに基づいてポリゴンデータにテクスチ
ャデータを合成する。
【0074】以上の処理により、M×N行の複数のポリ
ゴン全体を1つの大きなポリゴンとみなして、テクスチ
ャを貼り付ける処理が完了する。この処理により、複数
のポリゴンを1つの大きなポリゴンとみなして正確にテ
クスチャを貼り付けることができる。
【0075】たとえば、図10(a)に示すような円錐
状の物体を表現する5行12列のポリゴン群P2を選択
し、図10(b)に示すテクスチャTxを貼り付ける場
合には、図10(b)に破線で示すように、テクスチャ
Txがポリゴン群P2を構成するポリゴンの辺の長さの
比で分割される。次に、分割されたテクスチャTxが対
応する各ポリゴンに、ポリゴンの向きにかかわらず、テ
クスチャが正常に表示されるように、貼り付けられる。
これにより、図10(c)に示すような貼り付け後の画
像IXが表示される。
【0076】なお、図3に示す処理では、ステップS6
で、各ポリゴンの向きを求める処理を行っているが、テ
クスチャの貼り付け前に、各ポリゴンの向きを統一して
おくことにより、ステップS6の向きを求める処理を省
略することも可能である。
【0077】この場合の処理を図11に示す。まず、変
数iに0を代入し(ステップS11)。次に、変数iに
1を加算し(ステップS12)、i番目のポリゴンを選
択する(ステップS13)。選択したポリゴンの座標を
チェックし(ステップS14)、その向きを求める(ス
テップS15)。次に、求めた向きが所望の向き(統一
したい向き)に一致するか否かを判別し(ステップS1
6)、所望の向きでなければ(ステップS16;N
o)、所望の向きとなるように、ポリゴンの座標を入れ
替える(ステップS17)。
【0078】ステップS16でポリゴンが所望の向きを
向いていると判別された場合(ステップS16;Ye
s)またはステップS17でポリゴンの座標が入れ替え
られた後、選択対象ポリゴンが最後のポリゴンか否かを
判別し(ステップS18)、最後のポリゴンではない、
すなわち、未処理のポリゴンが残っていると判別した場
合には(ステップS18;No)、ステップS12に戻
り、上述の処理を繰り返す。一方、最後のポリゴンであ
る、すなわち、全てのポリゴンについて処理が終了した
と判別した場合には(ステップS18;Yes)、この
ポリゴンの向き統一処理を終了する。
【0079】このポリゴンの向き統一処理は、たとえ
ば、図3におけるステップS3とステップS4との間に
挿入される。この場合、ステップS6の処理は不要にな
る。
【0080】(第2の実施の形態)第1の実施の形態の
テクスチャマッピング方法は、対象となるポリゴンがM
行N列で、その形状がすべて四角形であることを条件
に、複数のポリゴンに1つのテクスチャを貼り付ける場
合に適した方法であったが、以下、任意のポリゴンに任
意のテクスチャを適切に貼り付ける方法に関する第2の
実施の形態を説明する。
【0081】なお、第2の実施の形態の画像処理システ
ムの物理的構成および論理的構成は、図1および図2に
示した第1の実施の形態のものと同一である。ただし、
各部が実行する処理が第1の実施の形態とは異なる。以
下、この差異点を中心に説明する。
【0082】この実施の形態においても、CPU21
は、まず、補助記憶装置27などに予め格納されている
形状データをメインメモリ23上に読み出すと共に表示
メモリ26上に展開し、表示装置3に表示する。
【0083】ユーザは、テクスチャを貼り付ける対象と
なる所定数のポリゴンを入力部29からのカーソル操作
などにより指示すると共に貼り付けるべきテクスチャを
指定する。この操作に応答し、CPU21は、選択され
た所定数のポリゴンそれぞれに、指定されたテクスチャ
を適切に貼り付けるために、図12に示すテクスチャマ
ッピング処理を開始する。
【0084】まず、ポリゴンを指定する変数nに0を代
入し(ステップS21)、さらに、変数nに1を加算し
(ステップS22)、指定されたポリゴンのうちのn番
目のポリゴンを選択する(ステップS23)。選択した
ポリゴンの3D透視変換処理を行い、図13(a)に示
すように、ポリゴンPOを画面DSに表示すると共に透
視変換後のポリゴンPOの頂点A,B,Cの座標(表示
画面上の頂点の座標)(xa,ya),(xb,y
b),(xc,yc)を求める(ステップS24)。す
なわち、選択したポリゴンを二次元画面に投視変換し
て、表示する。なお、図13(a)では、理解を容易に
するため、三角形のポリゴンを1つだけ示しているが、
図17(a),(b)を参照して後述するように、ポリ
ゴンの形状および数は任意である。
【0085】次に、ステップS24で求めた頂点座標の
X座標成分とY座標成分とのそれぞれについて、最大値
maxX、maxYと最小値minX、minYとを求め、求めた座
標値から、表示画面上でポリゴンを包接する(含んでか
つ接する最小サイズの)矩形(2D座標ボックス)を作
成する(ステップS25)。図13(a)の例では、X
座標成分の最小値はxa,最大値はxc,Y座標成分の
最小値はya,最大値はybであり、これらの座標によ
り各辺の位置が定義される矩形SQを作成する。次に、
n番目のポリゴンの各頂点のUV座標(テクスチャ座
標)UnとVnとを数式3に基づいて計算する。すなわ
ち、各頂点の座標を、テクスチャの座標系で求め直す。
【0086】
【数3】 Un=((Xn−minX)/sizeX)×TexSizeX Vn=((Yn−minY)/sizeY)×TexSizeY ただし、 sizeX:表示画面上のn番目のポリゴンを包接する矩形
のX方向のサイズ=maxX−minX sizeY:表示画面上のn番目のポリゴンを包接する矩形
のY方向のサイズ=maxY−minY maxX:表示画面上のn番目のポリゴンを包接する矩形
のX座標の最大値 maxY:表示画面上のn番目のポリゴンを包接する矩形
のY座標の最大値 minX:表示画面上のn番目のポリゴンを包接する矩形
のX座標の最小値 minY:表示画面上のn番目のポリゴンを包接する矩形
のY座標の最小値 Xn :表示画面上のn番目のポリゴンの頂点のX座標 Yn :表示画面上のn番目のポリゴンの頂点のY座標 TexSizeX:貼り付けるテクスチャのX方向のサイズ TexSizeY:貼り付けるテクスチャのY方向のサイズ
【0087】たとえば、図13(a)に示すポリゴンP
Oの頂点A、B、CのU,V座標は、それぞれ、次のよ
うになる。 Ua=((xa−xa)/(xc−xa))×TexSize
X=0 Va=((ya−ya)/(yb−ya))×TexSize
Y=0
【0088】Ub=((xb−xa)/(xc−x
a))×TexSizeX Vb=((yb−ya)/(yb−ya))×TexSize
Y=TexSizeY
【0089】Uc=((xc−xa)/(xc−x
a))×TexSizeX=TexSizeX Vc=((yc−ya)/(yb−ya))×TexSize
【0090】このようにして求めたテクスチャの座標系
での各頂点のUV座標をポリゴンのデータに対応付け
て、補助記憶装置27などに登録する。
【0091】数式3において、(X−minX)は、ポリ
ゴンの各頂点の、矩形内での相対的なX座標を示す。同
様に、(Y−minY)は、ポリゴンの各頂点の矩形内で
の相対的なy座標を示す。TexSizeX/sizeXは、貼り
付け対象のテクスチャと矩形とのX方向のサイズ比を示
す。同様に、TexSizeY/sizeYは、貼り付け対象のテ
クスチャと矩形とのY方向のサイズ比を示す。すなわ
ち、テクスチャ座標系での各頂点の座標は、図13
(b)に示すように、ポリゴンPOをテクスチャTxに
包含されるように拡大または縮小して投影したときの、
テクスチャTx内での各頂点A,B,Cの座標(ua,
va),(ub,vb),(uc,vc)に相当する。
テクスチャTxのうち、頂点A,B,Cを結ぶラインで
囲まれた領域を縮小または拡大してポリゴンに貼り付け
ることにより、テクスチャをぴったりとポリゴンに貼り
付けることができる。
【0092】次に、全てのポリゴンについて処理が終了
したか否かを判別し(ステップS27)、終了していな
ければ(ステップS27;No)、ステップS22にリ
ターンし、変数nを更新して、次のポリゴンについて同
様の処理を実行する。ステップS27で、指定された全
てのポリゴンについて処理が終了したと判別された場
合、ステップS28の簡易編集処理に移る。
【0093】この簡易編集処理を図14を参照して説明
する。CPU21は、ステップS21乃至S26の処理
でテクスチャが貼り付けられた各ポリゴンを貼り付けた
テクスチャに重ねて(テクスチャ座標上に)、表示装置
3に表示する。
【0094】操作者は、表示を見ながら、任意のポリゴ
ンの任意の頂点の位置を修正したいと判断すると、その
頂点を入力部29を操作して移動する。この操作は、ス
テップS31で検出され、数式3を用いて、UV座標が
再度計算され、貼り付け対象のポリゴンの頂点の座標と
対応付けて補助記憶装置27などに格納される(ステッ
プS32)。たとえば、図15(a)に示すテクスチャ
TxをポリゴンPOに貼り付けたとする。この場合、た
とえば、図15(b)に示すようにポリゴンPOがテク
スチャTx上に投影されて表示される。操作者は、この
表示を見て、テクスチャTxの模様MEがポリゴンPO
の外にはみ出て欠けて表示されてしまうことがわかる。
【0095】ここで、模様MEの全体がポリゴンPO内
に入るように編集したい場合には、図16(a)に破線
で示すように、頂点Bをクリックして頂点B’へと移動
する。この操作は、ステップS31で検出され、数式3
を用いて、UV座標が再度計算され、編集後のポリゴン
PO’の頂点A,B’,CのUV座標系での座標(u
a,va),(ub’,vb’),(uc,vc)が貼
り付け対象のポリゴンPOの頂点A,B,Cに対応付け
て記憶される(ステップS32)。この処理により、貼
り付け対象のポリゴンPOの頂点A,B,Cと、貼り付
けるべきテクスチャTxの切り出し領域PO’の頂点
A,B’,Cの座標とが対応付けられて記憶される。こ
の処理により、テクスチャの任意の領域をポリゴンに正
確に貼り付けることができる。
【0096】さらに、オペレータが表示をみて、ポリゴ
ンに貼り付けられているテクスチャを変更したいと判別
すると、変更したいテクスチャと新たなテクスチャとを
指定する(ステップS33)。この操作は、ステップS
33で検出され、図16(b)に示すように、新規テク
スチャTx’を読み込む(ステップS34)。この際、
新と旧とのテクスチャのサイズが異なる場合などには、
テクスチャ座標の計算を再度行ってもよい。
【0097】次に、新たに読み込んだテクスチャの色の
編集などが必要であるか否かを判別し(ステップS3
5)、必要であると判別すると(ステップS35;Ye
s)、このテクスチャに付随し、表示色を決定している
パレットのCLUTのエントリのサイズを判別する(ス
テップS36)。
【0098】このエントリが16色用のエントリ(4ビ
ット)である場合には(ステップS36;Yes)、そ
のCLUTの各エントリを値を調整することにより、1
6色の画像を編集する(ステップS37)。また、この
エントリが256色用のエントリ(8ビット)である場
合には(ステップS36;No)、そのCLUTの各エ
ントリ値を調整することにより、256色の画像を編集
する(ステップS38)。なお必要に応じて、上述の動
作を繰り返す。
【0099】このようにして、この第2の実施の形態に
よれば、任意形状のポリゴンに対してテクスチャをほぼ
自動的に貼り付け、さらに、テクスチャを貼り付けた後
で、目視観察し、貼り付け後の画像を編集することがで
きる。したがって、ワイヤフレームを構成する各ポリゴ
ンへのテクスチャの貼り付りを簡単かつ効率的に行うこ
とができる。なお、簡易編集の対象となるポリゴンを選
択する手法は、任意である。たとえば、テクスチャを貼
り付けた後のワイヤフレームを表示装置3に表示して、
そのうちの任意のポリゴンを入力部29からの操作によ
り選択してもよい。また、テクスチャを貼り付けたポリ
ゴンを順番に表示するようにしてもよい。また、テクス
チャとポリゴンとを重ねて必ずしも表示する必要はな
い。
【0100】上記説明では、ポリゴンが三角形の例を示
したが、ポリゴンの角数は任意であり四角形や五角形で
もよい。図17(a)に、五角形のポリゴンPOとそれ
を包接する矩形SQの例を示す。この場合も、数式3を
用いて、ポリゴンPOの頂点Q1〜Q5のu,v座標を
求め、テクスチャから、求めた各u,v座標で表される
頂点で囲まれる領域を切り出すことにより、任意形状の
ポリゴンにテクスチャをぴったりと貼り付けることがで
きる。また、図17(b)に示すように、複数のポリゴ
ン(図では、P101〜P104)を包接する矩形SQ
を求め、複数のポリゴンに一括して貼り付けるテクスチ
ャを求めるようにしてもよい。この場合も、数式3を用
いて、各ポリゴンの頂点Q11〜Q16のu,v座標を
求め、テクスチャから、求めたu,v座標で表される点
を結んで形成される領域を切り出し、対応するポリゴン
に貼り付ける(対応するポリゴンの頂点と対応するテク
スチャの切り出し領域の頂点の座標とを対応付けて格納
する)。これにより、複数のポリゴンにテクスチャをぴ
ったりと一括して貼り付けることができる。
【0101】また、上記説明では、理解を容易にするた
めに、ポリゴンを包接する矩形を求め、この矩形でポリ
ゴンを囲うように説明したが、矩形を求める処理は仮想
的なもので十分である。すなわち、実際に「矩形」を求
めたり、表示する必要はなく、数式3にしたがって、演
算処理によりUV座標を求めるだけてもよい。
【0102】また、座標を求める処理は、CPU21ま
たはGTE22などによって実際に演算処理を行う必要
はなく、たとえば、テクスチャのサイズが固定である場
合には、予めテーブルに演算結果を記憶させておき、テ
ーブルを参照して演算結果の全体または一部を求めるよ
うにしてもよい。
【0103】1つのテクスチャ全体を貼り付け対象領域
としたが、テクスチャの一部を貼り付け対象としてもよ
い。たとえば、図18に示すように、テクスチャTxの
一部TxPのみを貼り付け対象領域としてもよい。この
場合、図18に示すように、貼り付け対象領域TxPの
X方向のサイズとY方向のサイズとを、数式3における
TexSizeXとTexSizeYとし、テクスチャを貼り付ける対
象のポリゴンを、この貼り付け対象領域に投影した際
の、貼り付け対象領域における座標系での各頂点での座
標を求める。そして、この座標で定義される領域を切り
出して、ポリゴンに貼り付ける。
【0104】以上、本発明のテクスチャマッピング装置
および方法を実施の形態に基づいて具体的に説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形および応用
が可能である。たとえば、図1に示すシステム構成およ
び図2に示す論理構成は任意に変更および修正が可能で
ある。また、各フローチャートに示した処理手順も一例
であり、これらの例に限定されるものではない。また、
形状モデルおよびテクスチャデータの作成などを他の装
置で行い、これらのデータのみをこの画像処理システム
1に取り込んで、テクスチャマッピング処理を行っても
よい。さらに、この画像処理システム1で作成・編集さ
れた画像データ(ワイヤフレームデータ、テクスチャデ
ータ、CLUT)は、TIMフォーマットなどの形式に
加工され、外部に供給してもよい。
【0105】なお、上記実施の形態では、本発明を実現
するためのプログラムやデータを記録した記録媒体とし
てCD−ROMを用いた場合を例に採り説明したが、記
録媒体として用いるメディアとしては、CD−ROMに
限るものではない。たとえば、FD(Floppy Disk)、H
D(Hard Disk)、DAT(Digital Audio Tape)のような
磁気ディスクおよび磁気テープや、DVD(Digital Ver
satile Disk)のような光ディスク、MO(Magneto Optic
al disk)のような光磁気ディスク、さらには、ROMカ
ートリッジ、フラッシュメモリのような半導体メモリで
あってもよい。
【0106】また、本発明を実現するためのプログラム
やデータを配布・提供する形態は、コンピュータ装置に
着脱自在のメディアを用いて配布・提供される形態に限
定されるものではなく、予めコンピュータ装置が有する
記憶装置にプリインストールしておくことで配布される
形態をとってもかまわない。
【0107】さらに、本発明を実現するためのプログラ
ムやデータは、図1に示す通信デバイス28を介してダ
ウンロードすることによって配布する形態をとっても構
わない。たとえば、通信ネットワークの電子掲示板シス
テム(BBS;Bulletin Board System)にこのプログ
ラムを掲示し、これをネットワークを介して配信しても
よい。これらの場合には、プログラムを構成するコード
やデータを表す信号は符号化され、搬送波(キャリアウ
エーブ)に重畳されて送信される。そして、このプログ
ラムを受信後、復号化して、起動し、OS(Operating
System)の制御下で実行することにより、上述の処理を
実行することができる。
【0108】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、ポリゴンにテクスチャを簡単に、かつ、効率良く貼
り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理システムの
ハードウエア的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像処理システムの
論理的な構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係る画像処理シ
ステムのテクスチャ一括貼付処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】M行N列に配列された四角形ポリゴンの例を示
す図である。
【図5】M行N列に配列された四角形ポリゴンに該当し
ないポリゴン群の例を示す図である。
【図6】四角形ポリゴンの頂点の番号とポリゴンの向き
を説明するための図である。
【図7】隣接する四角形ポリゴンの向きの関係を説明す
るための、ポリゴンの向きの組み合わせを示す図であ
る。
【図8】M行N列に配列された四角形ポリゴンの例と、
これらのポリゴンに貼り付けるテクスチャと、その分割
手法を説明するための図である。
【図9】ポリゴンとテクスチャとを分割した場合の処理
を説明するための図である。
【図10】ワイヤフレームと、テクスチャと、テクスチ
ャマッピング後のワイヤフレームとの一例を示す図であ
る。
【図11】ポリゴンの向き統一処理の一例を示す図であ
る。
【図12】第2の実施の形態に係るテクスチャマッピン
グ処理を説明するための図である。
【図13】第2の実施の形態に係る簡易編集処理を説明
するための図である。
【図14】ポリゴンとテクスチャを編集する処理を説明
するためのフローチャートである。
【図15】編集処理によるポリゴンの頂点の移動および
テクスチャの切り替えを説明するための図である。
【図16】編集処理によるポリゴンの頂点の移動および
テクスチャの切り替えを説明するための図である。
【図17】(a)は、ポリゴンが四角形の場合の例、
(b)はポリゴンが複数の場合の例を示す図である。
【図18】テクスチャの一部を貼り付け対象領域とする
場合の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 画像処理システム 2 画像処理装
置 3 表示装置 21 CPU(中
央処理装置) 22 GTE 23 メインメ
モリ 24 ROM 25 GPU 26 表示メモリ 27 補助記憶
装置 28 通信デバイス 29 入力部 201 モデルデータ格納部 202 画像デ
ータ格納部 203 入力信号判断部 204 ポリゴ
ン表示部 205 テクスチャ貼付表示部 206 カーソ
ル表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月7日(2000.1.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 テクスチャマッピング装
置、方法、及び記録媒体
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】入力操作に従って、所望のテクスチャを貼
り付けるべき複数のポリゴンから、四角形状で、かつ、
M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)となる
任意数のポリゴンを指定するポリゴン指定手段と、 前記ポリゴン指定手段により指定された各ポリゴンの向
きを判別する向き判別手段と、 前記ポリゴン指定手段により指定されたM行N列のポリ
ゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付けるべき
テクスチャをポリゴンに対応付けて分割するテクスチャ
分割手段と、 前記テクスチャ分割手段により分割されたテクスチャ
を、前記向き判別手段によって判別された向きに応じ
て、対応付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付けるテク
スチャ貼付手段と、 を備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
【請求項】所望のテクスチャを貼り付けるべき複数の
ポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定された同一
の向き統一する向き統一手段と、 入力操作に従って、前記向き統一手段により向きが統一
された複数のポリゴンから、四角形状で、かつ、M行N
列(M、Nは共に1とはならない自然数)となる任意数
のポリゴンを指定するポリゴン指定手段と、 前記ポリゴン指定手段により指定されたM行N列のポリ
ゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付けるべき
テクスチャをポリゴンに対応付けて分割するテクスチャ
分割手段と、 前記テクスチャ分割手段により分割されたテクスチャ
を、対応付けられたポリゴンに貼り付けるテクスチャ貼
付手段と、 を備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
【請求項】所望のテクスチャを貼り付けるべく選択し
た任意数のポリゴンを二次元平面上に透視変換する透視
変換手段と、 前記透視変換手段によって透視変換した図形の二次元平
面上における各頂点座標を算出する変換座標算出手段
と、 前記変換座標算出手段によって算出された頂点座標に基
づいて、二次元平面上に透視変換されたすべてのポリゴ
ンを包含する最小の矩形領域を算出する矩形領域算出手
段と、 前記矩形領域算出手段によって算出された矩形領域とテ
クスチャの貼り付け対象領域とを対応付け、テクスチャ
の貼り付け対象領域内の座標系において、矩形領域内の
ポリゴンの各頂点座標に対応する頂点座標を算出する対
応座標算出手段と、 前記対応座標算出手段により算出された頂点座標を有す
る頂点をテクスチャの貼り付け対象領域内の座標に表示
する手段と、 を備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
【請求項】前記矩形領域算出手段は、前記変換座標算
出手段で求められた座標の各成分の最大値および最小値
を求める最大・最小手段と、前記最大・最小手段が求め
た座標の各成分の最大値および最小値を求める手段と、
を備え、 前記対応座標算出手段は、テクスチャの貼り付け対象領
域内の座標系において、矩形領域内のポリゴンの各頂点
座標に対応する頂点座標(U,V)を数式1から求める
手段、を備える、 ことを特徴とする請求項に記載のテクスチャマッピン
グ装置。
【数1】 U=((X−minX)/sizeX)×TexSizeX V=((Y−minY)/sizeY)×TexSizeY ただし、 sizeX= maxX−minX sizeY= maxY−minY sizeX:矩形のX方向のサイズ sizeY:矩形のY方向のサイズ maxX:矩形のX座標の最大値 maxY:矩形のY座標の最大値 minX:矩形のX座標の最小値 minY:矩形のY座標の最小値 X :ポリゴンの頂点のX座標 Y :ポリゴンの頂点のY座標 TexSizeX:テクスチャの貼り付け対象領域のX方向の
サイズ TexSizeY:テクスチャの貼り付け対象領域のY方向の
サイズ
【請求項】入力操作に従って、テクスチャ貼り付け後
のポリゴンの頂点を移動する移動手段と、 前記移動手段による頂点の移動に伴って、前記透視変換
手段と矩形判別手段と対応座標算出手段とにより、移動
後の頂点について、テクスチャ貼り付け対象領域内の座
標系における頂点座標を求め直す手段と、 を有する編集手段をさらに備える、ことを特徴とする請
求項またはに記載のテクスチャマッピング装置。
【請求項】テクスチャ貼り付け後に、入力操作に従っ
て、新たなテクスチャを指示する指示手段と、 前記指示手段によって指示された新たなテクスチャを読
み込み、元のテクスチャと交換して該当するポリゴンに
貼り付ける手段と、 を有する編集手段をさらに備える、ことを特徴とする請
求項またはに記載のテクスチャマッピング装置。
【請求項】入力指示に従って、所望のテクスチャを貼
り付けるべき複数のポリゴンから、四角形状で、かつ、
M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)となる
任意数のポリゴンを指定し、 指定された各ポリゴンの向きを判別し、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
付けて分割し、 分割されたテクスチャを、判別された向きに応じて、対
応付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付ける、 ことを特徴とするテクスチャマッピング方法。
【請求項】所望のテクスチャを貼り付けるべき複数の
ポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定された同一
の向きに統一し、 入力指示に従って、向きが統一された複数のポリゴンか
ら四角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1とはな
らない自然数)となる任意数のポリゴンを指定し、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
付けて分割し、 分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴンに貼
り付ける、 ことを特徴とするテクスチャマッピング方法。
【請求項】入力指示に従って、任意数のポリゴンを選
択し、 選択したポリゴンを二次元平面上に透視変換し、 透視変換した図形の二次元平面上における各頂点座標を
求め、 求められた頂点座標に基づいて、二次元平面に透視変換
されたすべてのポリゴンを包含する最小の矩形領域を求
め、 求めた矩形領域とテクスチャの貼り付け対象領域とを対
応付け、テクスチャの貼り付け対象領域内の座標系にお
いて、矩形領域内のポリゴンの各頂点座標に対応する頂
点座標を求めることを特徴とするテクスチャマッピング
方法。
【請求項10】コンピュータに、 所望のテクスチャを貼り付けるべき複数のポリゴンか
ら、四角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1とは
ならない自然数)となる任意数のポリゴンを指定するス
テップと、 指定された各ポリゴンの向きを判別するステップと、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
付けて分割するステップと、 分割されたテクスチャを、判別された向きに応じて、対
応付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付けるステップ
と、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。
【請求項11】コンピュータに、 所望のテクスチャを貼り付けるべき複数のポリゴンの向
きをそれぞれ判別し、予め設定された同一の向きに統一
するステップと、 向きが統一された複数のポリゴンから四角形状で、か
つ、M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)と
なる任意数のポリゴンを指定するステップと、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
付けて分割するステップと、 分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴンに貼
り付けるステップと、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。
【請求項12】コンピュータに、 任意数のポリゴンを選択するステップと、 選択したポリゴンを二次元平面上に透視変換するステッ
プと、 透視変換した図形の二次元平面上における各頂点座標を
求めるステップと、 求められた頂点座標に基づいて、二次元平面に透視変換
されたすべてのポリゴンを包含する最小の矩形領域を求
めるステップと、 求めた矩形領域とテクスチャの貼り付け対象領域とを対
応付け、テクスチャの貼り付け対象領域内の座標系にお
いて、矩形領域内のポリゴンの各頂点座標に対応する頂
点座標を求めるステップと、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
、本発明の第の観点に係るテクスチャマッピング装
置は、入力操作に従って、所望のテクスチャを貼り付け
るべき複数のポリゴンから、四角形状で、かつ、M行N
列(M、Nは共に1とはならない自然数)となる任意数
のポリゴンを指定するポリゴン指定手段と、前記ポリゴ
ン指定手段により指定された各ポリゴンの向きを判別す
る向き判別手段と、前記ポリゴン指定手段により指定さ
れたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に基づい
て、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付けて
分割するテクスチャ分割手段と、前記テクスチャ分割手
段により分割されたテクスチャを、前記向き判別手段に
よって判別された向きに応じて、対応付けられたポリゴ
ンにそれぞれ貼り付けるテクスチャ貼付手段と、を備え
ることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、本発明の第の観点に係るテクスチ
ャマッピング装置は、所望のテクスチャを貼り付けるべ
き複数のポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定さ
れた同一の向き統一する向き統一手段と、入力操作に従
って、向き統一手段により向きが統一された複数のポリ
ゴンから四角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1
とはならない自然数)となる任意数のポリゴンを指定す
るポリゴン指定手段と、前記ポリゴン指定手段により指
定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に基
づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付
けて分割するテクスチャ分割手段と、前記テクスチャ分
割手段により分割されたテクスチャを、対応付けられた
ポリゴンに貼り付けるテクスチャ貼付手段と、を備える
ことを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第
観点に係るテクスチャマッピング装置は、所望のテクス
チャを貼り付けるべく選択した任意数のポリゴンを二次
元平面上に透視変換する透視変換手段と、前記透視変換
手段によって透視変換した図形の二次元平面上における
各頂点座標を算出する変換座標算出手段と、前記変換座
標算出手段によって算出された頂点座標に基づいて、二
次元平面上に透視変換されたすべてのポリゴンを包含す
る最小の矩形領域を算出する矩形領域算出手段と、前記
矩形領域算出手段によって算出された矩形領域とテクス
チャの貼り付け対象領域とを対応付け、テクスチャの貼
り付け対象領域内の座標系において、矩形領域内のポリ
ゴンの各頂点座標に対応する頂点座標を算出する対応座
標算出手段と、前記対応座標算出手段により算出された
頂点座標を有する頂点をテクスチャの貼り付け対象領域
内の座標に表示する手段と、を備えることを特徴とす
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、本発明の第の観点に係るテクスチ
ャマッピング方法は、操作者の入力指示に従って、所望
のテクスチャを貼り付けるべき複数のポリゴンから、四
角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1とはならな
い自然数)となる任意数のポリゴンを指定し、指定され
た各ポリゴンの向きを判別し、指定されたM行N列のポ
リゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付けるべ
きテクスチャをポリゴンに対応付けて分割し、分割され
たテクスチャを、判別された向きに応じて、対応付けら
れたポリゴンにそれぞれ貼り付ける、ことを特徴とす
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、本発明の第の観点に係るテクスチ
ャマッピング方法は、所望のテクスチャを貼り付けるべ
き複数のポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定さ
れた同一の向きに統一し、操作者の入力指示に従って、
向きが統一された複数のポリゴンから四角形状で、か
つ、M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)と
なる任意数のポリゴンを指定し、指定されたM行N列の
ポリゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付ける
べきテクスチャをポリゴンに対応付けて分割し、分割さ
れたテクスチャを、対応付けられたポリゴンに貼り付け
る、ことを特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、本発明の第の観点に係るテクスチ
ャマッピング方法は、操作者の入力指示に従って、任意
数のポリゴンを選択し、選択したポリゴンを二次元平面
上に透視変換し、透視変換した図形の二次元平面上にお
ける各頂点座標を求め、求められた頂点座標に基づい
て、二次元平面に透視変換されたすべてのポリゴンを包
含する最小の矩形領域を求め、求めた矩形領域とテクス
チャの貼り付け対象領域とに基づいて、テクスチャの貼
り付け対象領域内の座標系において、矩形領域内のポリ
ゴンの各頂点の座標に対応する座標を求める、ことを特
徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA10 BA07 BA10 DA03 DA10 EA03 EA05 EA19 EA21 FA02 FA09 FA13 5B080 AA13 EA05 FA08 FA09 GA26 5C082 AA01 BA12 BB51 DA22 DA42 DA71 DA87 MM02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力操作に従って、所望のテクスチャを貼
    り付けるべき複数のポリゴンから、任意数の連接したポ
    リゴンを指定するポリゴン指定手段と、 前記ポリゴン指定手段により指定された各ポリゴンを構
    成する辺の比率に基づいて、貼り付けるべきテクスチャ
    を各ポリゴンに対応付けて分割するテクスチャ分割手段
    と、 前記テクスチャ分割手段により分割されたテクスチャ
    を、対応付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付けるテク
    スチャ貼付手段と、 を備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
  2. 【請求項2】入力操作に従って、所望のテクスチャを貼
    り付けるべき複数のポリゴンから、四角形状で、かつ、
    M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)となる
    任意数のポリゴンを指定するポリゴン指定手段と、 前記ポリゴン指定手段により指定された各ポリゴンの向
    きを判別する向き判別手段と、 前記ポリゴン指定手段により指定されたM行N列のポリ
    ゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付けるべき
    テクスチャをポリゴンに対応付けて分割するテクスチャ
    分割手段と、 前記テクスチャ分割手段により分割されたテクスチャ
    を、前記向き判別手段によって判別された向きに応じ
    て、対応付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付けるテク
    スチャ貼付手段と、 を備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
  3. 【請求項3】所望のテクスチャを貼り付けるべき複数の
    ポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定された同一
    の向き統一する向き統一手段と、 入力操作に従って、前記向き統一手段により向きが統一
    された複数のポリゴンから、四角形状で、かつ、M行N
    列(M、Nは共に1とはならない自然数)となる任意数
    のポリゴンを指定するポリゴン指定手段と、 前記ポリゴン指定手段により指定されたM行N列のポリ
    ゴンを構成する各辺の比率に基づいて、貼り付けるべき
    テクスチャをポリゴンに対応付けて分割するテクスチャ
    分割手段と、 前記テクスチャ分割手段により分割されたテクスチャ
    を、対応付けられたポリゴンに貼り付けるテクスチャ貼
    付手段と、 を備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
  4. 【請求項4】所望のテクスチャを貼り付けるべく選択し
    た任意数のポリゴンを二次元平面上に透視変換する透視
    変換手段と、 前記透視変換手段によって透視変換した図形の二次元平
    面上における各頂点座標を算出する変換座標算出手段
    と、 前記変換座標算出手段によって算出された頂点座標に基
    づいて、二次元平面上に透視変換されたすべてのポリゴ
    ンを包含する最小の矩形領域を算出する矩形領域算出手
    段と、 前記矩形領域算出手段によって算出された矩形領域とテ
    クスチャの貼り付け対象領域とを対応付け、テクスチャ
    の貼り付け対象領域内の座標系において、矩形領域内の
    ポリゴンの各頂点座標に対応する頂点座標を算出する対
    応座標算出手段と、 前記対応座標算出手段により算出された頂点座標を有す
    る頂点をテクスチャの貼り付け対象領域内の座標に表示
    する手段と、 を備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
  5. 【請求項5】前記矩形領域算出手段は、前記変換座標算
    出手段で求められた座標の各成分の最大値および最小値
    を求める最大・最小手段と、前記最大・最小手段が求め
    た座標の各成分の最大値および最小値を求める手段と、
    を備え、 前記対応座標算出手段は、テクスチャの貼り付け対象領
    域内の座標系において、矩形領域内のポリゴンの各頂点
    座標に対応する頂点座標(U,V)を数式1から求める
    手段、を備える、 ことを特徴とする請求項4に記載のテクスチャマッピン
    グ装置。 【数1】U=((X−minX)/sizeX)×TexSizeX V=((Y−minY)/sizeY)×TexSizeY ただし、 sizeX= maxX−minX sizeY= maxY−minY sizeX:矩形のX方向のサイズ sizeY:矩形のY方向のサイズ maxX:矩形のX座標の最大値 maxY:矩形のY座標の最大値 minX:矩形のX座標の最小値 minY:矩形のY座標の最小値 X :ポリゴンの頂点のX座標 Y :ポリゴンの頂点のY座標 TexSizeX:テクスチャの貼り付け対象領域のX方向の
    サイズ TexSizeY:テクスチャの貼り付け対象領域のY方向の
    サイズ
  6. 【請求項6】入力操作に従って、テクスチャ貼り付け後
    のポリゴンの頂点を移動する移動手段と、 前記移動手段による頂点の移動に伴って、前記透視変換
    手段と矩形判別手段と対応座標算出手段とにより、移動
    後の頂点について、テクスチャ貼り付け対象領域内の座
    標系における頂点座標を求め直す手段と、 を有する編集手段をさらに備える、ことを特徴とする請
    求項4または5に記載のテクスチャマッピング装置。
  7. 【請求項7】テクスチャ貼り付け後に、入力操作に従っ
    て、新たなテクスチャを指示する指示手段と、 前記指示手段によって指示された新たなテクスチャを読
    み込み、元のテクスチャと交換して該当するポリゴンに
    貼り付ける手段と、 を有する編集手段をさらに備える、ことを特徴とする請
    求項4または5に記載のテクスチャマッピング装置。
  8. 【請求項8】入力指示に従って、所望のテクスチャを貼
    り付けるべき複数のポリゴンから、任意数の連接したポ
    リゴンを指定し、 指定された各ポリゴンを構成する辺の比率に基づいて、
    貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付けて分割
    し、 分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴンにそ
    れぞれ貼り付ける、 ことを特徴とするテクスチャマッピング方法。
  9. 【請求項9】入力指示に従って、所望のテクスチャを貼
    り付けるべき複数のポリゴンから、四角形状で、かつ、
    M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)となる
    任意数のポリゴンを指定し、 指定された各ポリゴンの向きを判別し、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
    基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
    付けて分割し、 分割されたテクスチャを、判別された向きに応じて、対
    応付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付ける、 ことを特徴とするテクスチャマッピング方法。
  10. 【請求項10】所望のテクスチャを貼り付けるべき複数
    のポリゴンの向きをそれぞれ判別し、予め設定された同
    一の向きに統一し、 入力指示に従って、向きが統一された複数のポリゴンか
    ら四角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1とはな
    らない自然数)となる任意数のポリゴンを指定し、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
    基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
    付けて分割し、 分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴンに貼
    り付ける、 ことを特徴とするテクスチャマッピング方法。
  11. 【請求項11】入力指示に従って、任意数のポリゴンを
    選択し、 選択したポリゴンを二次元平面上に透視変換し、 透視変換した図形の二次元平面上における各頂点座標を
    求め、 求められた頂点座標に基づいて、二次元平面に透視変換
    されたすべてのポリゴンを包含する最小の矩形領域を求
    め、 求めた矩形領域とテクスチャの貼り付け対象領域とを対
    応付け、テクスチャの貼り付け対象領域内の座標系にお
    いて、矩形領域内のポリゴンの各頂点座標に対応する頂
    点座標を求めることを特徴とするテクスチャマッピング
    方法。
  12. 【請求項12】コンピュータに、 所望のテクスチャを貼り付けるべき複数のポリゴンか
    ら、任意数の連接したポリゴンを指定するステップと、 指定された各ポリゴンを構成する辺の比率に基づいて、
    貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付けて分割
    するステップと、 分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴンにそ
    れぞれ貼り付けるステップと、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】コンピュータに、 所望のテクスチャを貼り付けるべき複数のポリゴンか
    ら、四角形状で、かつ、M行N列(M、Nは共に1とは
    ならない自然数)となる任意数のポリゴンを指定するス
    テップと、 指定された各ポリゴンの向きを判別するステップと、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
    基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
    付けて分割するステップと、 分割されたテクスチャを、判別された向きに応じて、対
    応付けられたポリゴンにそれぞれ貼り付けるステップ
    と、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】コンピュータに、 所望のテクスチャを貼り付けるべき複数のポリゴンの向
    きをそれぞれ判別し、予め設定された同一の向きに統一
    するステップと、 向きが統一された複数のポリゴンから四角形状で、か
    つ、M行N列(M、Nは共に1とはならない自然数)と
    なる任意数のポリゴンを指定するステップと、 指定されたM行N列のポリゴンを構成する各辺の比率に
    基づいて、貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応
    付けて分割するステップと、 分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴンに貼
    り付けるステップと、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】コンピュータに、 任意数のポリゴンを選択するステップと、 選択したポリゴンを二次元平面上に透視変換するステッ
    プと、 透視変換した図形の二次元平面上における各頂点座標を
    求めるステップと、 求められた頂点座標に基づいて、二次元平面に透視変換
    されたすべてのポリゴンを包含する最小の矩形領域を求
    めるステップと、 求めた矩形領域とテクスチャの貼り付け対象領域とを対
    応付け、テクスチャの貼り付け対象領域内の座標系にお
    いて、矩形領域内のポリゴンの各頂点座標に対応する頂
    点座標を求めるステップと、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】所望のテクスチャを貼り付けるべき複数
    のポリゴンから、任意数の連接したポリゴンを指定する
    ためのプログラムコードと、 指定された各ポリゴンを構成する辺の比率に基づいて、
    貼り付けるべきテクスチャをポリゴンに対応付けて分割
    するためのプログラムコードと、 分割されたテクスチャを、対応付けられたポリゴンにそ
    れぞれ貼り付けるためのプログラムコードと、 を含み、搬送波に重畳されたコンピュータデータ信号。
  17. 【請求項17】任意数のポリゴンを選択するためのプロ
    グラムコードと、 選択したポリゴンを二次元平面上に透視変換するための
    プログラムコードと、 透視変換した図形の二次元平面上における各頂点座標を
    求めるためのプログラムコードと、 求められた頂点座標に基づいて、二次元平面に透視変換
    されたすべてのポリゴンを包含する最小の矩形領域を求
    めるためのプログラムコードと、 求められた矩形領域とテクスチャの貼り付け対象領域と
    に基づいて、テクスチャの貼り付け対象領域内の座標系
    において、矩形領域内のポリゴンの各頂点座標に対応す
    る頂点座標を求めるためのプログラムコードと、 を含み、搬送波に重畳されたコンピュータデータ信号。
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