JP2000259796A - 非接触型精算情報記憶媒体 - Google Patents

非接触型精算情報記憶媒体

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JP2000259796A
JP2000259796A JP11064699A JP6469999A JP2000259796A JP 2000259796 A JP2000259796 A JP 2000259796A JP 11064699 A JP11064699 A JP 11064699A JP 6469999 A JP6469999 A JP 6469999A JP 2000259796 A JP2000259796 A JP 2000259796A
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Hiroki Senda
浩揮 千田
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WIZARD KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貸玉機などの周辺装置に大掛かりな搬送機構
を配置しなければならないとともに、作業者は額面の異
なる非接触型精算情報記憶媒体を手作業で分別しなけれ
ばならなかった。 【解決手段】 略円盤形状のケーシング20を備えたプ
リペイドコイン10が貸玉機に投入されると、リーダラ
イタ50が備えられた所定の収容スペースまで転がって
いき、この収容スペースでリーダライタ50によって精
算額情報と残高額情報が読み出され(ステップS11
0)、貸玉機がこの残高額情報に基づく残高額に応じて
パチンコ玉を払い出していくうちに(ステップS12
0)、残高額が「0」になると(ステップS125)、
精算額情報を基づいてプリペイドコイン10を額面種類
別に選別しつつ回収するため(ステップS130)、取
り扱い時におけるスペース効率を向上させ、かつ、回収
効率を向上させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型精算情報
記憶媒体に関し、特に、減算可能な残高額情報を記憶す
るとともに、この残高額情報に基づく信号を外部送受信
回路との間で送受信し、必要に応じて記憶された残高額
情報を減算して更新する非接触型精算情報記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触型精算情報記憶媒体は、残
高額情報などを記憶するメモリと、貸玉機に備えられた
リーダライタとの間で信号を送受信する送受信回路と、
メモリと送受信回路との間に介在されて残高額情報など
の読み書きおよび信号の送受信を制御するCPUとを有
するICチップと、この送受信回路に接続されたアンテ
ナと、ICチップとアンテナとを封入する略矩形形状の
カード本体とを備えている。かかる構成により、利用者
が非接触型精算情報記憶媒体を貸玉機に挿入すると、貸
玉機は、この挿入された非接触型精算情報記憶媒体を所
定位置まで搬送し、残高額の読み出しを要求する読出要
求信号をリーダライタからアンテナに向けて送信する。
【0003】アンテナを介して送受信回路が読出要求信
号を受信すると、CPUは、この読出要求信号に応じて
メモリから残高額情報を読み出してリーダライタにむけ
て送信させる。この残高額情報を受信したリーダライタ
は、残高額情報に基づく残高額を限度にパチンコ玉の払
い出しを行い、貸玉機は、この残高額がなくなると回収
箱に搬送して回収を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の非接触
型精算情報記憶媒体においては、カード本体が略矩形形
状であることから自力で移動させることができず、搬送
するために貸玉機の内部に大掛かりな搬送機構が必要で
あった。また、額面に対応した情報を有していないた
め、額面の異なる非接触型精算情報記憶媒体を混在させ
た状態で回収箱に回収しなければならず、作業者は手作
業で非接触型精算情報記憶媒体を額面に応じて分別しな
ければならなかった。そこで、本発明は、上記課題にか
んがみてなされたもので、取り扱い時におけるスペース
効率を向上させ、かつ、回収効率を向上させることの可
能な非接触型精算情報記憶媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、略円盤形状を有するケー
シングと、このケーシングに配置され、所定の精算額情
報を記憶する精算額情報メモリと、減算可能な残高額情
報を記憶する残高額情報メモリと、同精算額情報メモリ
からの精算額情報の読み出しと、同残高額情報メモリに
対する残高額情報の読み出しおよび書き込みとを制御す
る記憶制御回路と、この読み出された残高額情報を減算
して同残高額情報メモリに書き込ませる減算回路と、上
記ケーシングの外部に備えられた外部送受信回路から上
記精算額情報と残高額情報との読み出し要求を受けたと
き、同記憶制御回路にて読み出された精算額情報と残高
額情報とを同外部送受信回路に向けて送信する送受信回
路とを有する非接触情報記憶ユニットとを具備する構成
としてある。上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、上記送受信回路が上記ケーシングの外部
に備えられた所定の外部送受信回路を確認すると、略円
盤形状を有するケーシングに配置された非接触情報記憶
ユニットの記憶制御回路は、上記精算額情報メモリもし
くは残高額情報メモリから精算額情報もしくは残高額情
報を読み出し、同送受信回路は、読み出された精算額情
報もしくは残高額情報を同外部送受信回路に送信する。
【0006】従って、例えば、非接触型精算情報記憶媒
体を回収する場合などには、上記外部送受信回路に送信
された精算額情報に基づいて非接触型精算情報記憶媒体
を額面種類別に分別しながら回収する。また、上記残高
額情報メモリに記憶された残高額情報を減算するとき、
上記記憶制御回路が同残高額情報メモリから残高額情報
を読み出すと、上記減算回路は、この読み出された残高
額情報を減算処理し、同残高額情報メモリに書き込ませ
る。
【0007】なお、上記減算回路は、上記非接触情報記
憶ユニットの内部で減算処理を行う内部的なものであっ
ても良いし、上記外部送受信回路の側に備えられた減算
回路で減算された残高額情報に基づいて、上記記憶制御
回路にて読み出された残高額情報を更新して上記残高額
情報メモリに書き込ませる外部的なものであっても良
い。上記ケーシングは、略円盤形状を有することによ
り、貸玉機や自動販売機などの各種周辺装置の内部で転
がして移動させることが可能なものであれば良く、精算
額情報に応じて色分けしたものであっても良いし、精算
額情報に応じて異なる凹凸形状を配したものなどであっ
ても良い。
【0008】ここで、上記ケーシングの構成の一例とし
て、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の非
接触型精算情報記憶媒体において、上記ケーシングは、
外径に基づいて選別を行う選別装置により選別できるよ
うに、上記精算額情報に対応した外径を有する構成とし
てある。上記のように構成した請求項2にかかる発明に
おいては、精算額情報に対応した外径を有するケーシン
グを備えた非接触型精算情報記憶媒体を上記選別装置に
投入すると、この投入された非接触型精算情報記憶媒体
は、外径に基づいて選別される。
【0009】また、上記ケーシングの構成の別の一例と
して、請求項3にかかる発明は、上記請求項1または請
求項2のいずれかに記載の非接触型精算情報記憶媒体に
おいて、上記ケーシングは、厚みに基づいて選別を行う
選別装置により選別できるように、上記精算額情報に対
応した厚みを有する構成としてある。上記のように構成
した請求項3にかかる発明においては、精算額情報に対
応した厚みを有するケーシングを備える非接触型精算情
報記憶媒体を上記選別装置に投入すると、この投入され
た非接触型精算情報記憶媒体は、厚みに基づいて選別さ
れる。
【0010】さらに、上記ケーシングの構成の別の一例
として、請求項4にかかる発明は、上記請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の非接触型精算情報記憶媒体にお
いて、上記ケーシングは、重さに基づいて選別を行う選
別装置により選別できるように、上記精算額情報に対応
した質量を有する構成としてある。上記のように構成し
た請求項4にかかる発明においては、上記精算額情報に
対応した質量を有するケーシングを備える非接触型精算
情報記憶媒体を上記選別装置に投入すると、この投入さ
れた非接触型精算情報記憶媒体は、重みに基づいて選別
される。このように、外径の違いや厚みの違いなどをケ
ーシングに持たせておくと、外観からどのような精算額
情報を精算額情報メモリに記憶しているのかを知ること
ができるとともに、同精算額情報に基づいて選別を行う
場合などには、この精算額情報による選別と併用してケ
ーシングの外形に基づく選別を行うことも可能となる点
で適例であるが、略円盤形状であれば良いとの観点か
ら、必ずしも外見上の違いを有している必要はなく、上
記外部送受信回路が上記精算額情報メモリに記憶された
精算額情報を取得したときに初めてどのような精算額情
報を備えているのかを知ることのできるものであっても
良い。
【0011】なお、複数の非接触型精算情報記憶媒体が
重ねられた場合などに、互いに張り付いてしまうのを防
止するため、上記ケーシングに付加構造を設けることも
できる。この付加構造の一例として、請求項5にかかる
発明は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の非
接触型精算情報記憶媒体において、上記ケーシングは、
外部との接触面積を低減させることの可能な凹凸構造を
有する構成としてある。上記のように構成した請求項5
にかかる発明においては、上記非接触型精算情報記憶媒
体が別の非接触型精算情報記憶媒体と重ねられたとき、
上記ケーシングに形成された凹凸構造が互いに対向して
接触面積を低減させ、互いに張り付くのを防止する。
【0012】また、上記非接触型精算情報記憶媒体が上
記選別装置などの周辺装置に投入されたとき、装置内部
で転がりやすくするため、上記ケーシングに付加構造を
設けることもできる。この付加構造の一例として、請求
項6にかかる発明は、上記請求項1〜請求項5のいずれ
かに記載の非接触型精算情報記憶媒体において、上記ケ
ーシングは、上記非接触情報記憶ユニットを配置した際
の重心を中心付近に設定するバランスウエイトを備える
構成としてある。上記のように構成した請求項6にかか
る発明においては、上記バランスウエイトが上記ケーシ
ングに上記非接触情報記憶ユニットを配置した際の重心
を中心付近に設定するため、上記非接触型精算情報記憶
媒体が上記選別装置などの周辺装置に投入されたとき、
同非接触型精算情報記憶媒体自体が回転しやすくなり、
装置内部をスムーズに転がることができるようになる。
【0013】上記非接触情報記憶ユニットは、上記ケー
シングに配置され、所定の精算額情報を記憶する精算額
情報メモリと、減算可能な残高額情報を記憶する残高額
情報メモリと、同精算額情報メモリからの精算額情報の
読み出しと、同残高額情報メモリに対する残高額情報の
読み出しおよび書き込みとを制御する記憶制御回路と、
この読み出された残高額情報を減算して同残高額情報メ
モリに書き込ませる減算回路と、同ケーシングの外部に
備えられた所定の外部送受信回路を確認し、同記憶制御
回路にて読み出された精算額情報と残高額情報とを同外
部送受信回路に向けて送信する送受信回路とを有するも
のであれば良く、ICチップのように一体的に形成され
たものであっても良いし、各メモリや回路ごとにそれぞ
れ別個に形成されたものであっても良い。ここにいう精
算額情報は、各非接触型精算情報記憶媒体の種類を示す
金額情報であっても良いし、各非接触型精算情報記憶媒
体の種類を示す度数情報などであっても良い。また、残
高額情報は、すでに使用された金額を差し引いた後の残
金情報であっても良いし、すでに使用された度数を差し
引いた後の残り度数情報などであっても良い。
【0014】上記非接触情報記憶ユニットは、上記ケー
シングと一体的に形成されるものであっても良いし、そ
れぞれ別個に形成されるものであっても良く、後者の場
合にかかる構成の一例として、請求項7にかかる発明
は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の非接触
型精算情報記憶媒体において、上記非接触情報記憶ユニ
ットは、上記ケーシングに対して脱着可能である構成と
してある。上記のように構成した請求項7にかかる発明
においては、上記非接触情報記憶ユニットと上記ケーシ
ングとは別個に製造され、この非接触情報記憶ユニット
をケーシングに装着させることで上記非接触型精算情報
記憶媒体を形成する。また、上記非接触情報記憶ユニッ
トが故障した場合などは、この非接触情報記憶ユニット
を上記ケーシングから取り外して同非接触情報記憶ユニ
ットの交換を行う。
【0015】上記精算額情報メモリに記憶された精算額
情報は、上記非接触情報記憶ユニットの製造時に設定さ
れたものであっても良いし、上記ケーシングに装着させ
た後から設定されるものであっても良い。後者の場合に
おける記憶制御回路の構成の一例として、請求項8にか
かる発明は、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載
の非接触型精算情報記憶媒体において、上記記憶制御回
路は、上記精算額情報メモリに対して精算額情報の書き
込みが可能である構成としてある。上記のように構成し
た請求項8にかかる発明においては、上記送受信回路が
上記外部送受信回路などから精算額情報を受信すると、
上記記憶制御回路は、上記精算額情報メモリに対して精
算額情報の書き込む。
【0016】上記送受信回路は、上記外部送受信回路と
の間で上記精算額情報と残高額情報とを送受信するため
にアンテナを備えたものであっても良く、この場合にお
ける構成の一例として、請求項9にかかる発明は、上記
請求項1〜請求項8のいずれかに記載の非接触型精算情
報記憶媒体において、上記送受信回路は、上記ケーシン
グの外周側にアンテナを備え、同ケーシングは、このア
ンテナの内周側に重りを備える構成としてある。上記の
ように構成した請求項9にかかる発明においては、上記
送受信回路は、上記ケーシングの外周側に備えられたア
ンテナを介して上記精算額情報と残高額情報とを送信す
る。また、上記アンテナの内周側に重りを配すること
で、上記アンテナで信号を送受信するとき、この重りが
障害となるのを防止しつつ、上記非接触型精算情報記憶
媒体に重量感を付加させる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ケーシン
グの外形が転がりやすい略円盤形状を有しているため、
周辺装置の内部に搬送機構などを設ける必要がなく、ま
た、額面種類別に対応した精算額情報を有するため、額
面種類別に分別しながら回収することができることか
ら、取り扱い時におけるスペース効率を向上させ、か
つ、回収効率を向上させることの可能な非接触型精算情
報記憶媒体を提供することができる。また、請求項2に
かかる発明によれば、外径だけで各非接触型精算情報記
憶媒体が有する精算額情報を知ることができるため、こ
の外径に基づいて選別するだけで、精算額情報に応じた
非接触型精算情報記憶媒体の選別を行うことができる。
【0018】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
厚みだけで各非接触型精算情報記憶媒体が有する精算額
情報を知ることができるため、この厚みに基づいて選別
するだけで、精算額情報に応じた非接触型精算情報記憶
媒体の選別を行うことができる。さらに、請求項4にか
かる発明によれば、重さだけで各非接触型精算情報記憶
媒体が有する精算額情報を知ることができるため、この
重さに基づいて選別するだけで、精算額情報に応じた非
接触型精算情報記憶媒体の選別を行うことができる。
【0019】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
複数の非接触型精算情報記憶媒体が重ねられた場合であ
っても、互いが張り付くのを防止することができる。さ
らに、請求項6にかかる発明によれば、周辺装置などの
内部でスムーズに転がして移動させることができる。
【0020】さらに、請求項7にかかる発明によれば、
上記ケーシングと非接触情報記憶ユニットとを別個に製
造することで同非接触情報記憶ユニットの汎用性を高め
ることができるとともに、同非接触情報記憶ユニットの
交換作業などを簡単化させてメインテナンス効率を向上
させることができる。さらに、請求項8にかかる発明に
よれば、上記非接触情報記憶ユニットに上記ケーシング
を配置した状態で、上記精算額情報の設定や更新などを
行うことができる。さらに、請求項9にかかる発明によ
れば、重りによって重量感を持たせることが可能となる
とともに、上記アンテナで信号を送受信するとき、この
重りが障害となるのを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるプリペイドコインの外観を斜視図により示してい
る。
【0022】プリペイドコイン10は、略円盤形状の樹
脂製ケーシング20を備えており、このケーシング20
には、ICチップ30やアンテナ40などが封入されて
いる。ケーシング20は、図2に示すように、上ケーシ
ング21と下ケーシング22とから構成されており、上
ケーシング21には、周縁部から下側へ周壁が形成さ
れ、下ケーシング22には、ICチップ30やアンテナ
40などを収容可能な収容溝22aが形成されている。
かかる構成により、下ケーシング22の収容溝22aに
ICチップ30とアンテナ40とを収容させ、上ケーシ
ング21の周壁を下ケーシング22の側に配向させつつ
覆い被せることにより、ICチップ30とアンテナ40
とを封入する。
【0023】従って、略円盤形状のプリペイドコイン1
0が貸玉機などの周辺装置に投入されたとき、自らが転
がって移動できるため、装置内部に搬送機構などを設け
る必要がなくなり、取り扱いを容易にすることが可能と
なる。なお、本実施形態にかかるケーシング20の外周
は、滑面で形成されているが、略円盤形状を有するもの
であれば良いことから、重ねられたプリペイドコイン1
0どうしが互いに張り付かないようにするため、図3に
示すように、本発明にいう凹凸構造としてのエンボス加
工を施しておくことも可能である。
【0024】ICチップ30には、図4に示すように、
精算額情報メモリ31と残高額情報メモリ32とが備え
られており、精算額情報メモリ31は、各プリペイドコ
イン10の種類に応じて設定された精算額情報を記憶
し、残高額情報メモリ32は、各プリペイドコイン10
の残高額に応じて更新される残高額情報を記憶してい
る。ここにいう精算額情報とは、プリペイドコイン10
自体の種類別金額、すなわち、1000円、3000円
および5000円の3種類のいずれに該当するかを示す
情報である。また、残高額情報とは、例えば、3000
円のプリペイドコイン10であれば、1000円分だけ
使用されたとき、3000円から1000円を差し引い
て2000円と更新することにより、2000円の残高
があることを示す情報である。
【0025】本実施例では、精算額情報の示す金額とし
て、1000円、3000円および5000円の3種類
を用いているが、これらの金額は一例にすぎないため、
金額の大小、種類別の金額間隔および種類数などは適宜
変更可能である。さらに、精算額情報は、各プリペイド
コイン10の種類に応じて設定される情報であれば良い
し、残高額情報は、各プリペイドコイン10の残高に応
じて更新される情報であれば良いことから、本実施形態
のように金額だけに限定されるものではなく、10度
数、20度数などといった使用度数などに関する情報と
することも可能である。
【0026】精算額情報メモリ31と残高額情報メモリ
32には、記憶制御回路33が接続されており、精算額
情報メモリ31から精算額情報の読み出しを行い、残高
額情報メモリ32に対して残高額情報の読み出しおよび
書き込みを行っている。なお、本実施形態にかかる記憶
制御回路33は、精算額情報メモリ31に対して精算額
情報の書き込みを行っていないが、これはICチップ3
0の製造工程で精算額情報をあらかじめ設定しているた
めであり、ICチップ30を組み立てた後であっても精
算額情報を設定したり、変更したい場合には、精算額情
報メモリ31に対して精算額情報を書き込めるようにす
ることも可能である。
【0027】記憶制御回路33には、減算回路34が接
続されており、記憶制御回路33が残高額情報メモリ3
2から読み出した残高額情報を減算して更新し、この更
新された残高額情報を残高額情報メモリ32に再び書き
込ませている。また、記憶制御回路33には、アンテナ
40を有する送受信回路35も接続されており、この送
受信回路35は、図示しない貸玉機に備えられたリーダ
ライタ50からの送信信号を受信したとき、この送信信
号を復調するなどして記憶制御回路33に供給する。
【0028】一方、プリペイドコイン10からリーダラ
イタ50に向けて精算額情報や残高額情報に基づく送信
信号を発信する際には、記憶制御回路33から取得した
精算額情報や残高額情報を変調してアンテナ40に供給
する。なお、リーダライタ50は、本発明にいう外部送
受信回路を構成している。送受信回路35には、図示し
ない電磁誘導回路が備えられており、リーダライタ50
からの送信信号に基づく電磁誘導によって電力が得られ
るようになっているため、この得られた電力を記憶制御
回路33や減算回路34に供給することで、各回路を駆
動させている。このとき、送信信号に重畳された精算額
情報などに対応する信号を抽出し、上述したように復調
するなどして記憶制御回路33に供給している。従っ
て、ケーシング20に封入され、精算額情報メモリ3
1、残高額情報メモリ32、記憶制御回路33、減算回
路34および送受信回路を備えるICチップ30は、こ
の意味で、本発明にいう非接触情報記憶ユニットを構成
している。
【0029】ここで、貸玉機にプリペイドコイン10が
投入された際の動作について図5および図6を参照しな
がら説明する。利用者がプリペイドコイン10を貸玉機
の投入口に投入すると、投入されたプリペイドコイン1
0は、リーダライタ50が備えられた所定の収容スペー
スまで転がっていく。貸玉機がプリペイドコイン10の
投入を検出すると(ステップS100)、リーダライタ
50は、上記収容スペースに収容されたプリペイドコイ
ン10の送受信回路35に対して精算額情報と残高額情
報との読み出しを要求する読出要求信号を送信する(ス
テップS105)。
【0030】送受信回路35がこの読出要求信号を受信
したとき(ステップS200)、復調して記憶制御回路
33に供給すると、この復調された読出要求信号を取得
した記憶制御回路33は、精算額情報メモリ31と残高
額情報メモリ32から精算額情報と残高額情報とをそれ
ぞれに読み出し、送受信回路35に供給する(ステップ
S210)。すると、送受信回路35は、これらの精算
額情報と残高額情報とを変調し、リーダライタ50に向
けて送信する。リーダライタ50が送受信回路35から
精算額情報と残高額情報とを受信すると(ステップS1
10)、貸玉機は、パチンコ玉の払い出し要求があるま
で待機し、パチンコ玉の払い出し要求があれば(ステッ
プS115)、残高額情報に基づく残高額を限度にパチ
ンコ玉の払い出しを行うとともに、減算額を格納する
(ステップS120)。
【0031】なお、この格納した減算額がプリペイドコ
イン10から読み出した残高額情報に基づく残高額に達
し、残高額が「0」となったときには(ステップS12
5)、精算額情報を基づいてプリペイドコイン10を額
面種類別に選別しつつ回収する(ステップS130)。
残高額が「0」となる前に貸玉機に対してプリペイドコ
イン10の返却要求があると(ステップS135)、貸
玉機は、格納した減算額に基づき、送受信回路35に対
して減算要求信号を送信する(ステップS140)。送
受信回路35がこの減算要求信号を受信したとき(ステ
ップS220)、復調して記憶制御回路33に供給する
と、この復調された減算要求信号を取得した記憶制御回
路33は、残高額情報メモリ32から残高額情報を読み
出す(ステップS230)。
【0032】すると、減算回路34は、この読み出され
た残高額情報を減算処理し(ステップS240)、再び
残高額情報メモリ32に書き込ませ、残高額情報の更新
を行う(ステップS250)。このとき、記憶制御回路
33は、残高額情報の更新が完了したことを確認する
と、更新完了信号を送受信回路35に供給する(ステッ
プS260)。この更新完了信号を取得した送受信回路
35は、変調してリーダライタ50に向けて送信する。
リーダライタ50は、この更新完了信号を受信すると、
プリペイドコイン10で減算処理が完了したものと判断
し(ステップS145)、貸玉機にプリペイドコイン1
0を返却させる(ステップS150)。
【0033】上述したように、各プリペイドコイン10
からは、リーダライタ50よって精算額情報を読み出す
ことで種類を知ることができるため、この精算額情報に
基づいて選別を行うことができるが、外観からだけでも
額面種類別に区別できるように、ケーシング20の表面
は、種類別で1000円、3000円および5000円
の順にそれぞれ赤色、黄色および青色で塗り分けられて
いる。この塗り分けは、一例にすぎないため、別の色で
塗り分けを行うことも可能であるし、別の手法により各
プリペイドコイン10の種類を区別することも可能であ
る。
【0034】例えば、図7の(A)〜(C)に示すよう
に、1000円、3000円および5000円の順に徐
々に外径を大きくし、各プリペイドコインが有する精算
額情報に応じて外径に変化を持たせることで、外形に基
づく選別を上述した精算額情報に基づく選別と併用させ
ることも可能である。すると、図8に示すように、貸玉
機に各プリペイドコインの外径に応じて選別を行う選別
装置が備わっている場合には、貸玉機の投入口から投入
されたプリペイドコインは、外径の小さなものから順に
選別されていくため、各金額別にプリペイドコインの分
別を行うことが可能となる。このように、各プリペイド
コインの外径が精算額情報に応じて異なる場合、例え
ば、1000円のプリペイドコイン10が図1に示すよ
うな外径であると、3000円のプリペイドコイン60
は、図9に示すように、図1に示すケーシング20より
も外径の大きなケーシング70が必要となるが、下ケー
シング71の収容溝71aを1000円のプリペイドコ
イン10と同じように配することで、同じICチップ3
0やアンテナ40などを用いてケーシング70だけを金
額に応じて変えれば良いこととなる。
【0035】従って、ICチップ30やアンテナ40な
どまで各金額に応じて別個に製造する必要がなくなり、
製造コストの低減を図ることが可能となる。また、図1
0(A)〜(C)に示すように、1000円、3000
円および5000円の順に徐々に厚くなるようにし、各
プリペイドコインが有する精算額情報に応じて厚みに変
化を持たせても良い。すると、図11に示すように、貸
玉機に各プリペイドコインの厚みに応じて選別を行う選
別装置が備わっている場合には、貸玉機の投入口から投
入されたプリペイドコイン10は、薄いものから順に選
別されていくため、上述した場合と同様に、各金額別に
プリペイドコインの分別を行うことが可能となる。さら
に、1000円、3000円および5000円の順に徐
々に重くなるようにし、各プリペイドコインが有する精
算額情報に応じて質量に変化を持たせても良い。
【0036】すると、図12に示すように、貸玉機に各
プリペイドコインの質量に応じて選別を行う選別装置が
備わっている場合には、投入口から投入されたプリペイ
ドコインは、駆動制御回路により駆動される選別板の傾
斜方向に応じて軽いものから順に選別されていくため、
上述した場合と同様に、各金額別にプリペイドコインの
分別を行うことが可能となる。精算額情報に応じて厚み
に変化を持たせるときには、上述した外径に変化を持た
せた場合と同様に、各種類別にケーシングの厚みを変え
れば良いし、質量に変化を持たせるときには、ケーシン
グ自体の材質を変えたり、重りを加えるなどすれば良い
ことから、各種類別にICチップ30やアンテナ40を
区別して製造する必要はない。
【0037】ところで、プリペイドコイン10には、図
1や図2などに示すように、ICチップ30やアンテナ
40とともに金属製のバランスウエイト80が封入され
ており、利用者に重量感を与えられるようになってい
る。このバランスウエイト80としては、図13に示す
ように、ICチップ30とアンテナ40との重心がA点
であるのに対して、プリペイドコイン10全体の重心が
B点になるように、C点に重心を有するものを配置して
いる。かかる構成により、プリペイドコイン10が貸玉
機に投入されたときに転がりやすなるようにし、通路に
おける詰まりを防止している。
【0038】なお、本実施形態にかかる収容溝22a
は、ICチップ30とアンテナ40とを収容するもので
あるが、バランスウエイト80の配置位置や形状を変更
することにより、図14に示すように、バランスウエイ
ト80もICチップ30やアンテナ40とともに収容さ
せ、組付時における作業性を向上させることも可能であ
る。また、ICチップ30やバランスウエイト80のよ
うに金属部分を有する部材は、アンテナ40よりも内周
側に配置されているため、アンテナ40と外部のリーダ
ライタ50との間で信号を送受信する際、障害となりに
くい構造となっている。
【0039】本実施形態では、プリペイドコイン10の
使用目的として、貸玉機に投入した場合について説明し
ているが、少なくとも取り扱い時におけるスペース効率
を向上させ、かつ、回収効率を向上させることができれ
ば良いとの観点から、パチンコ遊技場における使用に限
定されるものではなく、遊園地やゲーム遊技場などで用
いるものであっても良いし、一般に、改札機、精算機お
よび自動販売機などで用いるものであっても良い。この
ように、略円盤形状のケーシング20を備えたプリペイ
ドコイン10が貸玉機に投入されると、リーダライタ5
0が備えられた所定の収容スペースまで転がっていき、
この収容スペースでリーダライタ50によって精算額情
報と残高額情報が読み出され(ステップS110)、貸
玉機がこの残高額情報に基づく残高額に応じてパチンコ
玉を払い出していくうちに(ステップS120)、残高
額が「0」になると(ステップS125)、精算額情報
を基づいてプリペイドコイン10を額面種類別に選別し
つつ回収するため(ステップS130)、取り扱い時に
おけるスペース効率を向上させ、かつ、回収効率を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるプリペイドコインの外観を
示す斜視図である。
【図2】プリペイドコインの概略構成を示す分解斜視図
である。
【図3】エンボス加工を施した際のプリペイドコインの
外観を示す斜視図である。
【図4】ICチップの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図5】貸玉機におけるプリペイドコインの取り扱い手
順を示すフローチャートである。
【図6】記憶制御回路における記憶制御処理の手順を示
すフローチャートである。
【図7】精算額情報に応じて外径を変えたときの各プリ
ペイドコインを示す斜視図である。
【図8】外径の異なるプリペイドコインを選別するため
の選別装置の概略構成を示す模式図である。
【図9】変形例にかかるプリペイドコインの概略構成を
示す分解斜視図である。
【図10】精算額情報に応じて厚みを変えたときの各プ
リペイドコインを示す斜視図である。
【図11】厚みの異なるプリペイドコインを選別するた
めの選別装置の概略構成を示す模式図である。
【図12】重さの異なるプリペイドコインを選別するた
めの選別装置の概略構成を示す模式図である。
【図13】バランスウェイトを配置する際の重心の変化
を説明するための説明図である。
【図14】変形例にかかるプリペイドコインにおけるバ
ランスウェイトの配置状況を示す平面図である。
【符号の説明】
10…プリペイドコイン 20…樹脂製ケーシング 30…ICチップ 40…アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 Q

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円盤形状を有するケーシングと、 このケーシングに配置され、所定の精算額情報を記憶す
    る精算額情報メモリと、減算可能な残高額情報を記憶す
    る残高額情報メモリと、同精算額情報メモリからの精算
    額情報の読み出しと、同残高額情報メモリに対する残高
    額情報の読み出しおよび書き込みとを制御する記憶制御
    回路と、この読み出された残高額情報を減算して同残高
    額情報メモリに書き込ませる減算回路と、上記ケーシン
    グの外部に備えられた所定の外部送受信回路を確認し、
    同記憶制御回路にて読み出された精算額情報と残高額情
    報とを同外部送受信回路に向けて送信する送受信回路と
    を有する非接触情報記憶ユニットとを具備することを特
    徴とする非接触型精算情報記憶媒体。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の非接触型精算情報
    記憶媒体において、 上記ケーシングは、外径に基づいて選別を行う選別装置
    により選別できるように、上記精算額情報に対応した外
    径を有することを特徴とする非接触型精算情報記憶媒
    体。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の非接触型精算情報記憶媒体において、 上記ケーシングは、厚みに基づいて選別を行う選別装置
    により選別できるように、上記精算額情報に対応した厚
    みを有することを特徴とする非接触型精算情報記憶媒
    体。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の非接触型精算情報記憶媒体において、 上記ケーシングは、重さに基づいて選別を行う選別装置
    により選別できるように、上記精算額情報に対応した質
    量を有することを特徴とする非接触型精算情報記憶媒
    体。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の非接触型精算情報記憶媒体において、 上記ケーシングは、外部との接触面積を低減させること
    の可能な凹凸構造を有することを特徴とする非接触型精
    算情報記憶媒体。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の非接触型精算情報記憶媒体において、 上記ケーシングは、上記非接触情報記憶ユニットを配置
    した際の重心を中心付近に設定するバランスウエイトを
    備えることを特徴とする非接触型精算情報記憶媒体。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の非接触型精算情報記憶媒体において、 上記非接触情報記憶ユニットは、上記ケーシングに対し
    て脱着可能であることを特徴とする非接触型精算情報記
    憶媒体。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載の非接触型精算情報記憶媒体において、 上記記憶制御回路は、上記精算額情報メモリに対して精
    算額情報の書き込みが可能であることを特徴とする非接
    触型精算情報記憶媒体。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜請求項8のいずれかに記
    載の非接触型精算情報記憶媒体において、 上記送受信回路は、上記ケーシングの外周側にアンテナ
    を備え、同ケーシングは、このアンテナの内周側に重り
    を備えることを特徴とする非接触型精算情報記憶媒体。
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