JP2000259299A - 機器制御システム - Google Patents

機器制御システム

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JP2000259299A
JP2000259299A JP11060297A JP6029799A JP2000259299A JP 2000259299 A JP2000259299 A JP 2000259299A JP 11060297 A JP11060297 A JP 11060297A JP 6029799 A JP6029799 A JP 6029799A JP 2000259299 A JP2000259299 A JP 2000259299A
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JP11060297A
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Ryuichi Sakaguchi
隆一 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高機能の制御を実現することができる機器制
御システムを提供する。 【解決手段】 機器制御システム10は、機器制御用C
PU12、通信線14、I/Oアクセスコントローラ1
6、複数の入力用ドライブモジュール18、及び、複数
の出力用ドライブモジュール20を備えている。入力用
ドライブモジュール18は、ラッチ&判定部40、自ア
ドレス保持部42、入力データ保持部44、フィルタ部
46、ドライバ部48及びアドレス設定部50を備えて
構成される。フィルタ部46は、入力装置1から取得さ
れた入力信号に含まれるノイズを除去する。また、ラッ
チ&判定部40は、ノイズ除去後の入力信号が前回値と
同一である場合は、当該確定データを含まないパケット
を生成し、通信線14に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置から入力
される入力信号に基づいて、機器の制御を行う機器制御
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像出力装置などの機器においては、セ
ンサ、スイッチ等の多数の入力装置から機器各部の動作
状態が入力信号として入力され、かかる入力信号に基づ
いて、モータやソレノイド、クラッチ等の多数の出力装
置が制御され、すなわち機器全体が制御される。かかる
機器全体の制御は、機器制御用CPUを搭載したメイン
基板により行うことが多いが、昨今の高機能化の要請に
よる入力装置数、出力装置数の増加に伴って上記メイン
基板と入力装置または出力装置とを接続する配線の数が
増加し、作業性、保守性、安全性等が悪化している。
【0003】これに対して、例えば特開平4−2624
42号公報に記載されているように、メイン基板と入力
装置または出力装置(のドライバ)とをシリアル通信線
によって接続し、入力信号あるいは制御信号のシリアル
伝送を行う機器制御システムが知られている。かかるシ
リアル通信線によって多数の入力装置または出力装置を
ディジーチェーン式に接続することで、上記配線の数を
大幅に削減でき、作業性、保守性、安全性等が向上す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
にかかる機器制御システムは、以下に示すような問題点
を有する。すなわち、スイッチやセンサ等の入力装置か
ら入力される入力信号には、チャタリング等のノイズが
発生する場合があり、機器の誤動作を防止するために
は、入力信号からこのようなノイズを除去する必要があ
る。かかるノイズ除去は、通常、機器全体を制御する機
器制御用CPU、あるいは、シリアル通信を制御するバ
スコントローラ等で汎用的に行われるため、機器制御用
CPUあるいはバスコントローラにはノイズ除去のため
の負荷がかかる。この負荷は、入力装置数の増加に伴っ
て増大し、そのため、接続可能な入力装置等の数が制限
され、機器制御システムの高機能化が妨げられる。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解決し、機
器制御用CPU等の負荷を軽減することにより多数の入
力装置等を接続可能とし、高機能の制御を実現すること
ができる機器制御システムを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の機器制御システムは、入力装置から入力さ
れる入力信号に基づいて、機器の制御を行う機器制御シ
ステムであって、上記入力信号を入力する入力手段と、
上記入力信号に基づいて、上記機器の制御を行う制御手
段と、上記入力手段に接続され、当該入力手段から送出
される上記入力信号の伝送を可能とする通信線と、上記
通信線に接続され、上記通信線に送出された上記入力信
号を上記制御手段に対して出力する通信制御手段とを備
え、上記入力手段は、上記入力信号に含まれるノイズを
除去するノイズ除去手段を有することを特徴としてい
る。
【0007】入力手段がノイズ除去手段を有すること
で、制御手段あるいは通信制御手段におけるノイズ除去
のための負荷が軽減される。
【0008】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、上記ノイズ除去手段は、高周波成分を除去する高周
波成分除去手段であることを特徴としてもよい。
【0009】入力信号に含まれるチャタリング等のノイ
ズは、通常、高周波であるため、高周波成分除去手段を
有することで、チャタリング等のノイズが効率よく除去
される。
【0010】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、上記入力信号は、所定周期毎に入力される論理値で
あり、上記ノイズ除去手段は、上記入力信号が反転し、
かつ、当該反転した状態が所定回数だけ継続したとき
に、上記入力信号を反転させて出力することを特徴とし
てもよい。
【0011】入力信号が所定周期毎に入力される論理値
である場合は、入力信号が反転し、かつ、反転した状態
が所定回数だけ継続したときに、入力信号を反転させて
出力することで、入力信号に含まれる高周波成分を容易
に除去できる。
【0012】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、上記入力手段は、当該入力手段に入力された上記入
力信号の変化の有無を検出する変化検出手段を有し、当
該変化検出手段によって検出された上記入力信号の変化
の有無に基づいて、上記入力信号を上記通信線に送出す
ることを特徴としてもよい。
【0013】入力信号の変化の有無に基づいて、入力信
号を通信線に送出することで、入力信号の変化の有無に
応じて通信線のトラフィック量を変化させることができ
る。
【0014】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、上記入力手段は、上記変化検出手段によって上記入
力信号の変化を検出したときは、当該入力信号を含むパ
ケットを上記通信線に送出し、上記変化検出手段によっ
て上記入力信号の変化を検出しないときは、当該入力信
号を含まないパケットを上記通信線に送出することを特
徴してもよい。
【0015】入力信号の変化を検出しないときに入力信
号を含まないパケットを通信線に送出することで、通信
線のトラフィック量を低減することができる。
【0016】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、上記通信制御手段は、上記入力信号に変化があった
ときに、当該入力信号を上記制御手段に出力することを
特徴としてもよい。
【0017】入力信号に変化があったときに、入力信号
を制御手段に出力することで、制御手段の負荷を軽減す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る機器制御
システムについて、図面を参照して説明する。まず、本
実施形態に係る機器制御システムの構成について説明す
る。図1は本実施形態に係る機器制御システムのブロッ
ク図である。
【0019】本実施形態にかかる機器制御システム10
は、図1に示すように、機器制御用CPU12(制御手
段)、パワーサプライ25、通信線14、I/Oアクセ
スコントローラ16(通信制御手段)、複数の入力用ド
ライブモジュール18(入力手段)、及び、複数の出力
用ドライブモジュール20を備えて構成される。
【0020】ここで、I/Oアクセスコントローラ1
6、入力用ドライブモジュール18及び出力用ドライブ
モジュール20は、通信線14を介して接続されてお
り、機器制御用CPU12とI/Oアクセスコントロー
ラ16とは、バス22及び割り込み信号線24によって
接続されている。また、入力用ドライブモジュール18
それぞれには、1つまたは複数の入力装置1(例えばセ
ンサ、スイッチ)が接続されており、また、出力用ドラ
イブモジュール20それぞれには、1つまたは複数の出
力装置2(例えばモータ、ソレノイド、クラッチ)が接
続されている。以下、各構成要素について詳細に説明す
る。
【0021】機器制御用CPU12は、入力装置1から
入力される入力信号に基づいて、出力装置2、すなわ
ち、機器全体の制御を行う。
【0022】通信線14は、図1に示すように、シリア
ル信号を伝送する信号ラインDAT、クロック信号を伝
送するクロックラインCLK、主として入力用ドライブ
モジュール18及び出力用ドライブモジュール20に電
源を供給する電源ラインV1、主として入力装置1及び
出力装置2に電源を供給する電源ラインV2、及び、接
地ラインGNDを備えて構成される。上記信号ラインD
ATを介して、入力用ドライブモジュール18から送出
される入力信号等のシリアル伝送が可能となる。
【0023】電源ラインV1からは、入力用ドライブモ
ジュール18及び出力用ドライブモジュール20を動作
させるとともに、入力装置及び出力装置の一部を駆動さ
せるべく、パワーサプライ25から出力された例えば5
V程度の電源が供給される。また、電源ラインV2から
は、比較的大きな電力を要する出力装置等を駆動させる
べく、パワーサプライ25から出力された例えば24V
程度の電源が供給される。尚、接地ラインGNDの端部
はパワーサプライ25に接続されている。また、かかる
電源は、I/Oアクセスコントローラ16から出力され
たものであってもよい。
【0024】I/Oアクセスコントローラ16は、図2
に示すように、アドレスデコーダ部26、メモリ部2
8、タイマ部30、データ処理部32、シリアルポート
部34、パラレルポート部36及び割り込みポート部3
8を備えて構成される。ここで、シリアルポート部34
は通信線14(のクロックラインCLK、信号ラインD
AT)を介して入力用ドライブモジュール18及び出力
用ドライブモジュール20と接続され、パラレルポート
部36は入力装置または出力装置と接続され、割り込み
ポート部24は割り込み信号線24を介して機器制御用
CPU12と接続されている。
【0025】アドレスデコーダ部26は、アドレスバス
(バス22の一部)を介して機器制御用CPU12から
伝送されたアドレスを受信、デコードし、当該アドレス
をメモリ部28に指示する。
【0026】メモリ部28は、制御レジスタ部とI/O
マップ部とを備えている。ここで、制御レジスタ部は、
I/Oアクセスコントローラ16の制御情報(以下、制
御データという)を格納する領域であり、I/Oマップ
部は、シリアルポート部34を介して接続される入力装
置1及び出力装置2並びにパラレルポート部36を介し
て接続される入力装置及び出力装置(図示せず)の制御
情報(以下、出力データという)、及び後述の入力信号
を格納する領域である。上記制御データ及び出力データ
は、データバス(バス22の一部)を介して機器制御用
CPU12から伝送されるとともに、アドレスデコーダ
部26により指示されたアドレスに格納される。ここ
で、上記出力データには、後述の優先度に関する情報が
含まれる。
【0027】タイマ部30は、ポーリングを行うため
に、一定周期のタイミング信号を生成し、データ処理部
32に対して出力する。この際、周期が異なる複数のタ
イミング信号を生成してもよい。
【0028】データ処理部32は、メモリ部28に格納
されている制御データに基づいて、同じくメモリ部28
に格納されている出力データを読み出し、パケット化し
た後でシリアルポート部34またはパラレルポート部3
6に出力する。また、シリアルポート部34またはパラ
レルポート部36から入力される入力信号(以下入力デ
ータという)を取り込み、当該入力データをメモリ部2
8に格納する。
【0029】より具体的には、データ処理部32は、タ
イマ部30から出力されるタイミング信号に基づき、シ
リアルポート部34を介して定期的にポーリングを行
い、当該シリアルポート34を介してパケット化された
入力データを取り込む。その後パケットの分解処理を行
い、入力データをメモリ部28のI/Oマップ部に格納
する。また、データ処理部32は、パラレルポート部3
6を介して入力データを取り込み、ノイズ除去、入力デ
ータの変化検出等の処理を行った後、入力データをメモ
リ部28に格納する。尚、上記入力データの格納の際
に、制御データの内容によっては、割り込みポート部3
8に対して割り込み信号出力指示を出力し、割り込みポ
ート部38から割り込み信号線24を介して機器制御用
CPU12に対して割り込み信号を出力させる。
【0030】上記I/Oアクセスコントローラ16にお
いては、シリアルポート部34に複数の通信線14が接
続されていてもよく、また、パラレルポート部36に複
数の入力装置あるいは出力装置が接続されていてもよ
い。ただし、パラレルポート部36に接続される入力装
置あるいは出力装置は、I/Oアクセスコントローラ1
6と同一基板上、あるいは、その近傍といった配線量を
増加させない位置に配置されることが望ましい。
【0031】入力用ドライブモジュール18は、図3に
示すように、ラッチ&判定部40、自アドレス保持部4
2、入力データ保持部44、フィルタ部46(変化検出
手段及びノイズ除去手段)、ドライバ部48及びアドレ
ス設定部50を備えて構成される。
【0032】ドライバ部48は、通信線14の電源ライ
ンV1,V2及び接地ラインGNDと接続されるととも
に、入力装置1と接続されており、電源ラインV1から
供給される電源を受領して入力用ドライブモジュール1
8全体に電源を供給するとともに、電源ラインV1ある
いはV2から供給される電源を入力装置1に供給する。
また、ドライバ部48は、一定周期(以下、サンプリン
グ周期という)毎に入力装置1からの入力信号を取得
し、入力データ保持部44に格納する。ここで、入力デ
ータ保持部44に格納される入力信号は、論理値(1又
は0)となっている。
【0033】入力データ保持部44は、図4に示すよう
に、入力装置1から取得された最新の入力信号(以下、
最新データという)を格納する最新データ格納部54
と、上記最新データの取得タイミングより1サンプリン
グ周期だけ過去の入力信号(以下、過去データという)
を格納する過去データ格納部52と、フィルタ部46に
よってノイズを除去された入力信号(以下、確定データ
という)を格納する確定データ格納部56と、上記確定
データの変化情報を格納する変化情報格納部58を備え
ている。
【0034】フィルタ部46は、入力装置1から取得さ
れた入力信号に含まれるノイズ(特に、高周波ノイズ)
を除去する。具体的には、フィルタ部46は、図4に示
すように、演算部60,62,64,66を備えて構成
される。演算部60は、入力データ保持部44から読み
出された過去データと確定データとを入力し、その排他
的論理和を出力する。演算部62は、入力データ保持部
44から読み出された最新データと確定データとを入力
し、その排他的論理和を出力する。演算部64は、演算
部60の出力(以下、中間データAという)と演算部6
2の出力(以下、中間データBという)とを入力し、そ
の論理積を出力する。演算部66は、演算部64の出力
と入力データ保持部44から読み出された確定データと
を入力し、その排他的論理和を出力する。ここで、演算
部66の出力は、入力データ保持部44にフィードバッ
クされ、新たな確定データとして確定データ格納部56
に格納される。また、演算部64の出力は、入力データ
保持部44にフィードバックされ、新たな変化情報とし
て変化情報格納部58に格納される。以上の動作を論理
値表で表すと、図5に示すようになる。
【0035】フィルタ部46が図4に示す構成を有する
ことから、入力装置1から取得された入力信号が反転
し、かつ、反転した状態が2回継続した場合に、入力デ
ータ保持部44の確定データ格納部56に格納される確
定データが反転する。またこのことは、入力装置1から
取得された入力信号から上記サンプリング周期程度で変
動する高周波成分(ノイズ)が除去されることを示す。
また、上記変化情報は、確定データが前回値と異なった
場合は論理値1となり、確定データが前回値と同一であ
る場合には論理値0となる。
【0036】ラッチ&判定部40は、図3に示すよう
に、クロックラインCLKを介して伝送されるクロック
信号に同期して、信号ラインDATを介して伝送される
出力データをラッチする。尚、上記出力データは、I/
Oアクセスコントローラ16から出力されるパケット化
されたデータである。この際、ラッチ&判定部40は、
パケットの受信状態(正常又は異常)、受信パケットの
宛先(自入力用ドライブモジュール宛か否か)等の判定
を行い、受信パケットのヘッダ情報に基づき、後の動作
を決定する。
【0037】より具体的には、自入力用ドライブモジュ
ール宛のパケットを正常受信すると、ラッチ&判定部4
0はまず、入力データ保持部44の変化情報格納部58
から変化情報を読み出す。ここで、当該変化情報が論理
値1である場合、すなわち、確定データが前回値と異な
る場合は、入力データ保持部44の確定データ格納部5
6から確定データを読み出し、当該確定データ(ノイズ
除去後の入力信号)を含むパケットを生成し、通信線1
4の信号ラインDATに送出する。一方、当該変化情報
が論理値0である場合、すなわち、確定データが前回値
と同一である場合は、当該確定データを含まないパケッ
ト(ヘッダ、アドレス等のみを含むパケット)を生成
し、通信線14の信号ラインDATに送出する。尚、こ
こで、送出されたパケットは、I/Oアクセスコントロ
ーラ16に受信され、伝送が正常に行われたことが確認
されるとともに、入力データが含まれる場合は、入力デ
ータがメモリ部28に格納される。
【0038】アドレス設定部50は、ラッチ&判定部4
0がパケットを取り込むための、自入力用ドライブモジ
ュールのアドレスを入力する。また、入力されたアドレ
スは、自アドレス保持部42に格納され、必要に応じて
ラッチ&判定部40によって読み出される。ここで上記
アドレスは、通信線14に接続されている入力用ドライ
ブモジュール18、出力用ドライブモジュール20それ
ぞれについて固有のものとなっている。ただし、上記ア
ドレスは、入力用ドライブモジュール18、出力用ドラ
イブモジュール20それぞれについて唯一である必要は
なく、例えば複数の入力装置1、出力装置2が接続され
ている場合等は、各入力装置1、出力装置2に対応させ
て複数のアドレスを設定してもよい。また、後述の入力
用通信ターミナル68、出力用通信ターミナル80毎に
設定されていてもよい。
【0039】尚、ラッチ&判定部40、自アドレス保持
部42、入力データ保持部44及びフィルタ部46は、
入力用通信ターミナル68を構成し、単一の基板上に形
成されている。ここで、1つの入力用ドライブモジュー
ル18は、複数の入力用通信ターミナル68を備えてい
てもよい。
【0040】出力用ドライブモジュール20は、図6に
示すように、ラッチ&判定部70、自アドレス保持部7
2、出力データ保持部74、ドライバ部76及びアドレ
ス設定部78を備えて構成される。
【0041】ラッチ&判定部70は、クロックラインC
LKを介して伝送されるクロック信号に同期して、信号
ラインDATを介して伝送される出力データをラッチ
し、パケットの受信状態、受信パケットの宛先等の判定
を行い、受信パケットのヘッダ情報に基づき、後の動作
を決定する。
【0042】より具体的には、自出力用ドライブモジュ
ール宛のパケットを正常受信すると、ラッチ&判定部7
0は、応答パケットを生成して通信線14に送出する。
かかる応答パケットは、I/Oアクセスコントローラ1
6によって受信され、伝送が正常に行われたことが確認
される。また、ラッチ&判定部70は、受信されたパケ
ットに、I/Oアクセスコントローラ16から出力され
た出力データが含まれている場合、かかる出力データを
出力データ保持部74に格納する。
【0043】ドライバ部76は、通信線14の電源ライ
ンV1,V2及び接地ラインGNDと接続されるととも
に、出力装置2と接続されており、電源ラインV1から
供給される電源を受領して出力用ドライブモジュール2
0全体に電源を供給するとともに、電源ラインV1ある
いはV2から供給される電源を出力装置2に供給する。
また、ドライバ部76は、出力データ保持部74に格納
されている出力データに基づき、出力装置2に対して駆
動信号を出力する。出力装置2は、かかる駆動信号に基
づいて動作する。
【0044】尚、自アドレス保持部72及びアドレス設
定部78は、入力用ドライブモジュール18の自アドレ
ス保持部42及びアドレス設定部50と同様の機能を有
している。また、ラッチ&判定部70、自アドレス保持
部72、出力データ保持部74は、出力用通信ターミナ
ル80を構成し、単一の基板上に形成されている。ここ
で、1つの出力用ドライブモジュール20は、複数の出
力用通信ターミナル80を備えていてもよい。
【0045】上記機器制御システム10においては、各
ドライブモジュールが、入力装置1が接続された入力用
ドライブモジュール18と、出力装置2が接続された出
力用ドライブモジュール20とに明確に分割されていた
が、一つのドライブモジュールに入力装置1及び出力装
置2とを接続した入出力用ドライブモジュールを設けて
もよい。この場合、入出力用ドライブモジュールは、上
記入力用ドライブモジュール18及び出力用ドライブモ
ジュール20双方の機能を備えたものであることが必要
である。また、通信線14に接続される入力用ドライブ
モジュール18、出力用ドライブモジュール20の数
は、I/Oアクセスコントローラ16の認識限度、通信
線14の長さの制約等の範囲内であれば、16個、25
6個など、任意の数にすることが可能である。
【0046】続いて、本実施形態にかかる機器制御シス
テムの動作について説明する。機器制御システム10を
動作させるためには、まず、図7に示すような初期化処
理を行う。機器の電源投入等により、機器制御用CPU
12からI/Oアクセスコントローラ16に対して初期
化要求が出されると(S41)、まず、クロックライン
CLKへのクロック信号の送出、電源ラインV1,V2
への電源の供給がそれぞれ停止する(S42)。これ
は、I/Oアクセスコントローラ16の初期化の際に、
入力用ドライブモジュール18又は出力用ドライブモジ
ュール20が誤動作しないようにするためである。
【0047】クロック信号の送出及び電源の供給が停止
すると、各種制御情報の設定が行われ、メモリ部28に
格納される(S43)。設定される制御情報としては、
例えば、シリアルポート部34に対する通信クロックの
設定、シリアルポート部34に接続される入力用ドライ
ブモジュール18に含まれる入力用通信夕一ミナル68
の数、あるいは、出力用ドライブモジュール20に含ま
れる出力用通信夕一ミナル80の数の設定、上記入力用
通信夕一ミナル68あるいは出力用通信夕一ミナル80
が入力用であるか出力用であるかの設定、上記入力用通
信夕一ミナル68あるいは出力用通信夕一ミナル80の
優先度(詳細は後述)の設定、優先度毎のポーリング間
隔の設定、入力装置1から入力された入力データを機器
制御用CPU12に割り込み出力するための割り込みポ
ート部38の設定などがある。なお、シリアルポート部
34に複数のシリアルポートが設けられている場合に
は、上述の設定を各シリアルポートごとに行うことにな
る。
【0048】制御情報の設定が終わると、クロックライ
ンCLKへのクロック信号の送出、電源ラインV1への
電源の供給が開始される(S44)。クロック信号の送
出、電源ラインV1への電源の供給が開始されると、入
力用ドライブモジュール18及び出力用ドライブモジュ
ール20は動作可能となり、I/Oアクセスコントロー
ラ16との通信が可能となる。この時点で電源ラインV
2に電源が供給されていないのは、初期化処理時におけ
る、動力系など大電力の出力装置2の誤動作を防止する
ためである。
【0049】クロック信号の送出、電源ラインV1への
電源の供給がなされると、接続アドレスの確認が行われ
る(S45)。具体的には、I/Oアクセスコントロー
ラ16から入力用ドライブモジュール18及び出力用ド
ライブモジュール20それぞれに、アドレス確認要求パ
ケットが送信される。
【0050】アドレス確認要求パケットは、図8(A)
に示すように、スタートビットST、4ビットのヘッダ
部、4ビットのアドレス部、8ビットのエラーチェック
部及びストップビットSPから構成される。ここで、ヘ
ッダ部には、パケットの種別(アドレス確認要求パケッ
トである等)を示すパケット種別コードが含まれ、アド
レス部には、入力用ドライブモジュール18又は出力用
ドライブモジュール20のアドレスが含まれている。ま
た、エラーチェック部には、ヘッダ部とアドレス部とに
含まれるデータを反転させたデータ列が配列されてお
り、かかるデータ列はエラーチェックのために用いられ
る。
【0051】アドレス確認要求パケットによって特定さ
れる入力用ドライブモジュール18又は出力用ドライブ
モジュール20は、当該アドレス確認要求パケットを受
信すると、I/Oアクセスコントローラ16に対してア
ドレス確認応答パケットを送信する。アドレス確認応答
パケットは、図8(B)に示すように、スタートビット
ST、4ビットのヘッダ部、4ビットのアドレス部、8
ビットのエラーチェック部及びストップビットSPから
構成される。ここで、アドレス部には、自アドレス保持
部42,72に格納されているアドレスが含まれてい
る。
【0052】I/Oアクセスコントローラ16において
は、アドレス確認応答パケットを正常に受信したか否か
が判断され(S46)、正常に受信された場合は、入力
装置1あるいは出力装置2の初期化処理(S47)を行
い、それ以外の場合は、エラー処理(S50)が行われ
る。ここで、入力装置1あるいは出力装置2の初期化処
理は、例えば、入力装置1の現在の状態を取得したり、
出力装置2に対して初期化データを送信する。その後、
入力装置1あるいは出力装置2の初期化処理が正常に行
われたか否かが判断され(S48)、正常であれば電源
ラインV2に電源が供給され(S49)、初期化処理が
終了し、動作準備が完了する。一方、入力装置1あるい
は出力装置2の初期化処理に失敗した場合は、エラー処
理(S50)が行われる。
【0053】続いて、I/Oアクセスコントローラ16
と入力用ドライブモジュール18との間の通信処理は、
以下のように行われる。すなわち、I/Oアクセスコン
トローラ16から入力用ドライブモジュール18に対し
ては、所定の周期毎にデータ入力要求パケットが送信さ
れる。データ入力要求パケットは、図8(C)に示すよ
うに、スタートビットST、4ビットのヘッダ部、4ビ
ットのアドレス部、8ビットのエラーチェック部及びス
トップビットSPから構成される。ここでヘッダ部に
は、パケット種別コードが含まれており、アドレス部に
は、特定の入力装置1が接続されている入力用ドライブ
モジュール18(あるいは特定の入力用通信ターミナル
68、特定の入力装置1)のアドレスが含まれている。
また、エラーチェック部には、ヘッダ部とアドレス部と
に含まれるデータを反転させたデータ列が配列されてお
り、エラーチェックのために用いられる。
【0054】かかるデータ入力要求パケットを受信する
入力用ドライブモジュール18の処理を図9に示す。I
/Oアクセスコントローラ16からデータ入力要求パケ
ットが送信されると、ラッチ&判定部40によってデー
タ入力要求パケットが受信される。ここで、正常に受信
されたか否かが判断され(S91)、正常に受信できて
いない場合は、受信待ち状態に戻る。
【0055】一方、正常に受信できた場合、ラッチ&判
定部40は、データ入力要求パケットのアドレス部に含
まれるアドレスと、自アドレス保持部42に格納されて
いるアドレスとを比較し、自入力用ドライブモジュール
宛のパケットか否かを判断する(S92)。ここで、受
信したデータ入力要求パケットが自入力用ドライブモジ
ュール宛のパケットではない場合は、受信待ち状態に戻
る。
【0056】受信したデータ入力要求パケットが自入力
用ドライブモジュール宛のパケットである場合には、以
下の処理が行われる。まず、ラッチ&判定部40は、入
力データ保持部44から変化情報を読み出し、確定デー
タ(ノイズ除去後の入力データ)が前回値と比較して変
化したか否かを判断する(S93)。ここで、かかる変
化はあらかじめフィルタ部46によって検出され、変化
情報として入力データ保持部44の変化情報格納部58
に格納されている。
【0057】上記確定データが前回値と比較して変化し
ていた場合、ラッチ&判定部40は、入力データ保持部
44から確定データを読み出し、当該確定データを含む
データ入力応答パケットを生成する(S95)。ここ
で、入力データ保持部44の確定データ格納部56に
は、フィルタ部によってノイズを除去された入力信号が
確定データとして格納されている。データ入力応答パケ
ットは、図8(D)に示すように、スタートビットS
T、4ビットのヘッダ部、4ビットのアドレス部、8ビ
ットのデータ部、16ビットのエラーチェック部及びス
トップビットSPから構成される。ここで、ヘッダ部に
はパケット種別コードが含まれ、アドレス部には、自ア
ドレス保持部42に格納されているアドレスが含まれて
いる。また、データ部には、確定データすなわちノイズ
を除去された入力信号が含まれる。また、エラーチェッ
ク部には、ヘッダ部とアドレス部とデータ部に含まれる
データを反転させたデータ列が配列されており、かかる
データ列はエラーチェックのために用いられる。
【0058】一方、上記確定データが前回値と比較して
変化していない場合、ラッチ&判定部40は、確定デー
タを含まないデータ入力応答パケットを生成する(S9
4)。データ入力応答パケットは、図8(E)に示すよ
うに、スタートビットST、4ビットのヘッダ部、4ビ
ットのアドレス部、8ビットのエラーチェック部及びス
トップビットSPから構成される。ここで、ヘッダ部に
はパケット種別コードが含まれ、アドレス部には、自ア
ドレス保持部42に格納されているアドレスが含まれて
いる。また、エラーチェック部には、ヘッダ部とアドレ
ス部とに含まれるデータを反転させたデータ列が配列さ
れており、かかるデータ列はエラーチェックのために用
いられる。
【0059】上記データ入力応答パケットの生成が終わ
ると、入力用ドライブモジュール18からI/Oアクセ
スコントローラ16に対して、データ入力応答パケット
が送信される(S96)。ここで、I/Oアクセスコン
トローラ16は、確定データを含むデータ入力応答パケ
ットを受信した場合(すなわち確定データに変化があっ
た場合)は、当該確定データをメモリ部28のI/Oマ
ップ部に格納するとともに、割り込みポート部38から
機器制御用CPU12に対して割り込み信号を出力し、
当該確定データを機器制御用CPU12に出力する。一
方、確定データを含まないデータ入力応答パケットを受
信した場合は、メモリ部28への書き込み、割り込み信
号の出力等は行わない。尚、データ入力応答パケットの
送信が終了すると、入力用ドライブモジュール18は受
信待ち状態に遷移する。
【0060】また、I/Oアクセスコントローラ16と
出力用ドライブモジュール20との間の通信処理は、以
下のように行われる。すなわち、I/Oアクセスコント
ローラ16から出力用ドライブモジュール20に対して
は、機器制御用CPU12の指示等に基づき、随時デー
タ出力要求パケットが送信される。データ出力要求パケ
ットは、図8(F)に示すように、スタートビットS
T、4ビットのヘッダ部、4ビットのアドレス部、8ビ
ットのデータ部、16ビットのエラーチェック部及びス
トップビットSPから構成される。ここで、ヘッダ部に
はパケット種別コードが含まれ、アドレス部には、特定
の出力用ドライブモジュール20(あるいは特定の出力
用通信ターミナル80、特定の出力装置2)のアドレス
が含まれている。また、データ部には、出力装置2を制
御するための出力データが含まれている。かかる出力デ
ータは、I/Oアクセスコントローラ16のメモリ部2
8に格納されている。また、エラーチェック部には、ヘ
ッダ部とアドレス部とデータ部に含まれるデータを反転
させたデータ列が配列されており、かかるデータ列はエ
ラーチェックのために用いられる。
【0061】かかるデータ出力要求パケットを受信する
出力用ドライブモジュール20の処理を図10に示す。
I/Oアクセスコントローラ16からデータ出力要求パ
ケットが送信されると、ラッチ&判定部70によってデ
ータ出力要求パケットが受信される。ここで、正常に受
信されたか否かが判断され(S81)、正常に受信でき
ていない場合は、受信待ち状態に戻る。
【0062】一方、正常に受信できた場合、ラッチ&判
定部70は、データ出力要求パケットのアドレス部に含
まれるアドレスと、自アドレス保持部72に格納されて
いるアドレスとを比較し、自出力用ドライブモジュール
宛のパケットか否かを判断する(S82)。ここで、受
信したデータ出力要求パケットが自出力用ドライブモジ
ュール宛のパケットではない場合は、受信待ち状態に戻
る。
【0063】受信したデータ入力要求パケットが自出力
用ドライブモジュール宛のパケットである場合には、以
下の処理が行われる。すなわち、ラッチ&判定部70
は、出力データを出力データ保持部74に格納するとと
もに、データ出力応答パケットを生成する(S83)。
【0064】データ出力応答パケットは、図8(G)に
示すように、スタートビットST、4ビットのヘッダ
部、4ビットのアドレス部、8ビットのエラーチェック
部及びストップビットSPから構成される。ここで、ヘ
ッダ部にはパケット種別コードが含まれ、アドレス部に
は、自アドレス保持部72に格納されているアドレスが
含まれている。また、エラーチェック部には、ヘッダ部
とアドレス部とに含まれるデータを反転させたデータ列
が配列されており、かかるデータ列はエラーチェックの
ために用いられる。
【0065】データ出力応答パケットは、出力用ドライ
ブモジュール20からI/Oアクセスコントローラ16
に対して送信され(S84)、当該出力用ドライブモジ
ュール20は、受信待ち状態に遷移する。I/Oアクセ
スコントローラ16は、データ出力応答パケットを受信
することにより、出力データが正常に送信されたことを
認識する。また、当該出力用ドライブモジュール20に
接続されている出力装置2は、上記出力データに基づい
てドライバ部から出力される駆動信号により動作する。
【0066】続いて、本実施形態にかかる機器制御シス
テム10を用いて、複数の入力装置1及び出力装置2を
制御する場合の動作について説明する。機器制御システ
ム10を用いて複数の入力装置1及び出力装置2を制御
する場合は、例えば、I/Oアクセスコントローラ16
と各入力用ドライブモジュール18との伝送処理、及
び、I/Oアクセスコントローラ16と各出力用ドライ
ブモジュール20との伝送処理に優先度を付して制御を
行う。ここで優先度とは、ある処理が他の処理に対して
優先的に行われる度合いをいう。優先度は、各入力用通
信ターミナル68との間の処理及び各出力用通信ターミ
ナル80との間の処理に対して付されていてもよく、ま
た、各入力装置1との間の処理及び各出力装置2との間
の処理に対して付されていてもよい。
【0067】以下の説明においては、簡単のため、優先
度は3段階に分かれているものとする。すなわち、優先
度1の処理は最優先して行われ、優先度2の処理は優先
度3の処理に優先して行われる。ここでは、一部の入力
用ドライブモジュール18との伝送処理(入力要求処
理)に優先度1が付され、残りの入力用ドライブモジュ
ール18との伝送処理(入力要求処理)に優先度3が付
され、出力用ドライブモジュール20との伝送処理(シ
リアル出力処理)に優先度2が付されているものとす
る。かかる優先度の設定は任意であり、複数の入力用ド
ライブモジュール18及び出力用ドライブモジュール2
0の伝送処理を同じ優先度としてもよい。
【0068】上記優先度1の伝送処理は以下のように行
われる。図11は、I/Oアクセスコントローラ16
が、優先度1が付された入力用ドライブモジュール18
との伝送処理を行う際のフローチャートである。
【0069】I/Oアクセスコントローラ16におい
て、メモリ部28の制御レジスタ部に設定されている時
間に基づいてタイマ部30が起動され、設定時間が経過
すると(S61)、データ処理部32は、当該処理に対
して優先度1フラグをセットし(S62)、当該処理が
優先度1の伝送処理であることを同じシリアルポートに
おける他の処理に対して知らせる。
【0070】その後、データ処理部32は、メモリ部2
8の制御レジスタ部に設定されている制御情報に基づい
てデータ入力要求パケットを生成する(S63)。続い
て、同じシリアルポートにおいて送信が行われているか
否かを確認し(S64)、送信中であればそのまま待機
する。送信中でなければ、データ入力要求パケットを入
力用ドライブモジュール18に対して送信する(S6
5)。
【0071】送信後、送信先からのデータ入力応答パケ
ットの返信が来ない場合や返信に誤りがあった場合など
は、再送するか否かを決定し(S66)、再送が必要な
場合は再送を行う。伝送に問題がなければ、入力用ドラ
イブモジュール18から受け取ったデータ入力応答パケ
ットの内容に従って、受信した入力データをメモリ部2
8のI/Oマップ部に書き込んだり、メモリ部28内の制
御レジスタ部に設定された制御情報に従って割り込みポ
ート部38から機器制御用CPU12に対して割り込み
信号出力処理などを行う(S67)。
【0072】続いて、他に送信すべきパケットがあるか
否かを判定し(S68)、他に送信すべきパケットがあ
る場合は、他のパケットの送信を行う。他に送信すべき
パケットがない場合は、優先度1フラグをクリアし(S
69)、処理を終了し、さらに設定時間の経過を待つ。
【0073】上記優先度2の伝送処理は以下のように行
われる。図12は、I/Oアクセスコントローラ16
が、優先度2が付された出力用ドライブモジュール20
との伝送処理を行う際のフローチャートである。
【0074】I/Oアクセスコントローラ16におい
て、データ処理部32は、機器制御用CPU12によっ
てメモリ部28のI/Oマップ部に書き込まれるデータ
を監視している(S51)。I/Oマップ部に出力用ド
ライブモジュール20に関する書き込みが行われると、
データ処理部32は、当該処理に対して優先度2フラグ
をセットし(S52)、当該処理が優先度2の伝送処理
であることを同じシリアルポートにおける他の処理に対
して知らせる。その後、データ処理部32は、出力装置
2の制御情報である出力データをメモリ部28から読み
出し、データ出力要求パケットを生成する(S53)。
【0075】データ処理部32は、データ出力要求パケ
ットを生成すると、同じシリアルポートにおいて優先度
1フラグがセットされているか否かを確認する(S5
4)。優先度1フラグがセットされていれば、より優先
度の高い通信が存在するため、当該優先度1の通信が終
了して優先度1フラグが解除されるまで待つ。優先度1
フラグがセットされていなければ、同じシリアルポート
において送信が行われているか否かを確認し(S5
5)、送信中であれば送信が終了するのを待つ。一方、
送信中でなければ、データ出力要求パケットの送信を開
始する(S56)。
【0076】送信後、送信先からのデータ出力応答パケ
ットの返信が来ない場合や返信に誤りがあった場合など
は、再送するか否かを決定し(S57)、再送が必要な
場合は再送を行う。伝送に問題がなければ、他に送信す
べきパケットがあるか否かを判定し(S58)、他に送
信すべきパケットがある場合は、他のパケットの送信を
行う。他に送信すべきパケットがない場合は、優先度2
フラグをクリアし(S59)、処理を終了し、引き続
き、メモリ部28のI/Oマップ部への書き込みを監視
する。
【0077】上記優先度3の伝送処理は以下のように行
われる。図13は、I/Oアクセスコントローラ16
が、優先度3が付された入力用ドライブモジュール18
との伝送処理を行う際のフローチャートである。
【0078】I/Oアクセスコントローラ16におい
て、メモリ部28の制御レジスタ部に設定されている時
間に基づいてタイマ部30が起動され、設定時間が経過
すると(S71)、データ処理部32は、当該処理に対
して優先度3フラグをセットし(S72)、当該処理が
優先度3の伝送処理であることを同じシリアルポートに
おける他の処理に対して知らせる。
【0079】その後、データ処理部32は、メモリ部2
8の制御レジスタ部に設定されている制御情報に基づい
てデータ入力要求パケットを生成する(S73)。
【0080】データ処理部32は、データ入力要求パケ
ットを生成すると、同じシリアルポートにおいて優先度
1フラグあるいは優先度2フラグがセットされているか
否かを確認する(S74)。優先度1フラグあるいは優
先度2フラグがセットされていれば、より優先度の高い
通信が存在するため、当該優先度1あるいは優先度2の
伝送処理が終了して優先度1フラグあるいは優先度2フ
ラグが解除されるまで待つ。
【0081】続いて、同じシリアルポートにおいて送信
が行われているか否かを確認し(S75)、送信中であ
ればそのまま待機する。送信中でなければ、データ入力
要求パケットを入力用ドライブモジュール18に対して
送信する(S76)。
【0082】送信後、送信先からのデータ入力応答パケ
ットの返信が来ない場合や返信に誤りがあった場合など
は、再送するか否かを決定し(S77)、再送が必要な
場合は再送を行う。伝送に問題がなければ、入力用ドラ
イブモジュール18から受け取ったデータ入力応答パケ
ットの内容に従って、受信した入力データをメモリ部2
8のI/Oマップ部に書き込んだり、メモリ部28内の制
御レジスタ部に設定された制御情報に従って割り込みポ
ート部38から機器制御用CPU12に対して割り込み
信号出力処理などを行う(S78)。
【0083】続いて、他に送信すべきパケットがあるか
否かを判定し(S79)、他に送信すべきパケットがあ
る場合は、他のパケットの送信を行う。他に送信すべき
パケットがない場合は、優先度3フラグをクリアし(S
80)、処理を終了し、さらに設定時間の経過を待つ。
【0084】図14は、機器制御システム10の動作を
示すタイミングチャートである。ここでは、1つのシリ
アルポートに接続できる入力用ドライブモジュール18
及び出力用ドライブモジュール20の数を16個とし、
当該シリアルポートには、優先度1の伝送処理を行う入
力用ドライブモジュール18が2個、優先度2の伝送処
理を行う出力用ドライブモジュール20が1個、優先度
3の伝送処理を行う入力用ドライブモジュールが13個
接続されているものとする。また、優先度1の伝送処理
(入力要求処理)は、タイマ部30によって1ms毎に
ポーリングされ、優先度3の伝送処理(入力要求処理)
は、同じくタイマ部30によって5ms毎にポーリング
が開始し、5ms以内にポーリングが終了するように制
御されている。
【0085】区間Aでは、パケットの送受信が失敗せ
ず、再送がまったく行われていない場合を示している。
優先度1が付された入力用ドライブモジュール18から
の入力処理においては、1ms毎にポーリングが実施さ
れ、ほぼ等間隔で入力データの取得が行われる。
【0086】また、優先度2が付された出力用ドライブ
モジュール20に対する出力処理は、機器制御用CPU
1が出力データの送信を要求したときにパケットが伝送
されるため、不定期に伝送が行われる。例えば区間Aの
最初の時点で出力用ドライブモジュール20に対する出
力データの送信要求が発生した場合、優先度1が付され
た入力用ドライブモジュール20からの入力処理のタイ
ミングと一致してしまう。このような場合には、優先度
1が付された入力用ドライブモジュール18からの入力
処理が優先され、その処理が終了した後に、この優先度
2が付された出力用ドライブモジュール20に対する出
力処理が開始される。
【0087】さらに優先度3の入力用通信ドライブモジ
ュール10に対しては、5ms毎にポーリングを行う
が、区間Aの最初の時点では優先度1の入力用ドライブ
モジュール18に対するデータ取得処理、および、優先
度2の出力用ドライブモジュール20に対するデータ出
力処理とタイミングが一致する。この場合、優先度1お
よび優先度2の処理が優先され、これらの処理が終了し
た後に、この優先度3の入力用ドライブモジュール18
に対するデータ取得処理が行われる。
【0088】このようにして、例えば高い制御精度を要
する入力装置1を優先度1に設定しておけば、短い間隔
によってポーリングを行い、データを取得することがで
きる。一方、低い制御精度でよい入力装置1については
優先度3を設定していることにより、優先度1の入力装
置よりも長い間隔によってポーリングを行ってデータを
取得することができる。その結果、通信線のトラフィッ
クを抑えることができる。
【0089】また、図14の区間Bでは、1つの入力用
ドライブモジュール18あるいは出力用ドライブモジュ
ール20に対し、再送を含む最悪計3回の通信が行われ
た場合を示している。この場合も区間Bの最初の時点で
優先度1の入力用ドライブモジュール18からのデータ
取得処理と、優先度2の出力用ドライブモジュール20
へのデータ出力処理と、優先度3の入力用ドライブモジ
ュール18からのデータ取得処理が重なる。まず優先度
1の入力用ドライブモジュール18からのデータ取得処
理が実行され、次に優先度2の出力用ドライブモジュー
ル20へのデータ出力処理が実行される。
【0090】その後、優先度3の入力用ドライブモジュ
ールからのデータ取得処理が実行されるが、13台の入力
装置1に対応したデータ取得処理を1台ずつ行ってゆく
間に、優先度1の入力用ドライブモジュールからのデー
タ取得処理の時間となる。この場合、優先度1の処理に
ついては図11のS62において優先度1フラグをセッ
トした後、送信中のためS64で待ち状態となる。ま
た、優先度3の処理については、ある1つの優先度3の
入力用ドライブモジュール18との通信が終了した時点
で、図13のS79からS74へ戻り、優先度1フラグ
を検出して待ち状態に移る。優先度1の処理は、送信中
の待ち状態から抜け、図11のS65における送信処理
を開始することができる。このようにして、優先度3の
通信中でも、優先度1の通信を優先して行うことができ
る。
【0091】この例ではその後、同様に優先度2のデー
タ出力の要求が発生したため、優先度1の通信が終了し
た後、優先度2の通信を実行している。優先度2の通信
では、図12に示すS54で優先度1の通信が終了した
ことを確認後、S56における通信を実行している。優
先度3の通信は、図13のS74において優先度2フラ
グがクリアされるまで待つことになる。優先度2の通信
が終了した後、優先度3の通信が再開する。すなわち、
図13に示すS74における他の優先度の処理が終了し
たことを確認し、S76における通信を実行する。
【0092】その後も、優先度3の入力用ドライブモジ
ュール18のすべてに対する通信が終了する前に、優先
度1および優先度2の通信が発生し、その都度、優先度
3の通信を中断し、優先度1および優先度2の通信を優
先して行う。優先度3の通信は、5ms間隔で行われる
ので、5ms内にすべての優先度3の入力用ドライブモ
ジュール18との通信が行われればよい。
【0093】このようにして、パケットの再送等によっ
て通信時間がのびる場合であっても、優先度の高い通信
を優先して行うことによって、優先度1の通信は、ほぼ
1ms間隔で行うことができ、高い精度で制御を行うこ
とができる。また、優先度の低い通信を、優先度の高い
通信の間で行うことができるため、効率よく通信路を利
用することができる。
【0094】尚、上記実施形態においては、各優先度に
出力用ドライブモジュール20に対するデータ出力処理
または入力用ドライブモジュール18に対するデータ取
得処理のいずれを割り当ててもよく、また両者が混在し
てもよい。もちろん、各優先度に割り当てる台数も任意
である。
【0095】また、上述の動作例では、出力用ドライブ
モジュール20に対するデータ出力処理は、機器制御用
CPU12からのデータ出力要求に応じて行ったが、例え
ばタイマ部30による所定間隔ごとにデータ出力を行う
ように構成してもよい。
【0096】続いて、本実施形態にかかる機器制御シス
テムの作用及び効果について説明する。本実施形態にか
かる機器制御システム10は、入力用ドライブモジュー
ル18がフィルタ部46を備え、当該フィルタ部46が
入力装置1から取得された入力信号に含まれるノイズを
除去する。従って、機器制御用CPU12あるいはI/
Oアクセスコントローラ16において、ノイズ除去のた
めの負荷が軽減される。その結果、多数の入力装置ある
いは出力装置を接続することが可能となり、高機能の制
御を実現することが可能となる。
【0097】また、本実施形態にかかる機器制御システ
ム10においては、上記フィルタ部46が、入力信号に
含まれる高周波成分を除去する構成となっている。ここ
で、入力信号に含まれるチャタリング等のノイズは、通
常、高周波であるため、フィルタ部46によって高周波
成分を除去することで、チャタリング等のノイズを効率
よく除去することが可能となる。
【0098】また、本実施形態にかかる機器制御システ
ム10においては、上記フィルタ部46が、入力信号が
反転し、かつ、反転した状態が2回継続した場合に、確
定データ(ノイズ除去後の入力信号)を反転させる構成
となっている。従って、簡単な論理回路を用いて、入力
信号に含まれる高周波成分を容易に除去することが可能
となる。
【0099】また、本実施形態にかかる機器制御システ
ム10においては、入力用ドライブモジュール18が、
入力信号の変化の有無に基づいて、入力信号を通信線1
4に送出する。従って、入力信号の変化の有無に応じて
通信線14のトラフィック量を変化させることができ
る。その結果、通信線14のトラフィック量を削減する
ことが可能となる。
【0100】また、本実施形態にかかる機器制御システ
ム10においては、入力用ドライブモジュール18が、
確定データ(ノイズ除去後の入力信号)の変化を検出し
ない場合は、当該確定データを含まないパケットを通信
線14に送出する。従って、通信線14のトラフィック
量を低減することができる。
【0101】また、本実施形態にかかる機器制御システ
ム10においては、I/Oアクセスコントローラ16
が、上記確定データに変化があったときに、当該確定デ
ータを機器制御用CPU12に出力する。従って、機器
制御用CPU12の負荷をさらに軽減することがき、さ
らに高機能の制御を実現することが可能となる。
【0102】
【発明の効果】本発明の機器制御システムは、入力手段
がノイズ除去手段を備え、当該ノイズ除去手段が入力信
号に含まれるノイズを除去する。従って、制御手段ある
いは通信制御手段において、ノイズ除去のための負荷が
軽減される。その結果、多数の入力装置あるいは出力装
置を接続することが可能となり、高機能の制御を実現す
ることが可能となる。
【0103】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、上記ノイズ除去手段を、入力信号に含まれる高周波
成分を除去する構成とすることで、チャタリング等の高
周波ノイズを効率よく除去することが可能となる。
【0104】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、上記ノイズ除去手段を、入力信号が反転し、かつ、
反転した状態が所定回数継続した場合に、入力信号を反
転させて出力する構成とすることで、簡単な論理回路に
よって入力信号に含まれる高周波成分を容易に除去する
ことが可能となる。
【0105】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、入力手段が入力信号の変化の有無に基づいて、入力
信号を通信線に送出することで、入力信号の変化の有無
に応じて通信線のトラフィック量を変化させることがで
きる。その結果、通信線のトラフィック量を削減するこ
とが可能となる。
【0106】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、入力手段が入力信号の変化を検出しない場合は、当
該入力信号を含まないパケットを通信線に送出すること
で、通信線のトラフィック量を低減することができる。
【0107】また、本発明の機器制御システムにおいて
は、通信制御手段が、入力信号に変化があったときに、
当該入力信号を制御手段に出力することで、制御手段の
負荷をさらに軽減することがき、さらに高機能の制御を
実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 機器制御システムの構成図である。
【図2】 I/Oアクセスコントローラの構成図であ
る。
【図3】 入力用ドライブモジュールの構成図である。
【図4】 入力データ保持部及びフィルタ部の構成図で
ある。
【図5】 フィルタ部の動作を示す論理値表である。
【図6】 出力用ドライブモジュールのブロック図であ
る。
【図7】 初期化処理のフローチャートである。
【図8】 パケットのデータ構成図である。
【図9】 入力用ドライブモジュールにおける処理のフ
ローチャートである。
【図10】 出力用ドライブモジュールにおける処理の
フローチャートである。
【図11】 優先度1の処理のフローチャートである。
【図12】 優先度2の処理のフローチャートである。
【図13】 優先度3の処理のフローチャートである。
【図14】 動作の具体例を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1…入力装置、2…出力装置、10…機器制御システ
ム、12…機器制御用CPU、14…通信線、16…I
/Oアクセスコントローラ、18…入力用ドライブモジ
ュール、20…出力用ドライブモジュール、22…バ
ス、24…割り込み信号線、26…アドレスデコーダ
部、28…メモリ部、30…タイマ部、32…データ処
理部、34…シリアルポート部、36…パラレルポート
部、38…割り込みポート部、40,70…ラッチ&判
定部、42,72…自アドレス保持部、44…入力デー
タ保持部、46…フィルタ部、48,76…ドライバ
部、50,78…アドレス設定部、68…入力用通信タ
ーミナル、74…出力データ保持部、80…出力用通信
ターミナル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置から入力される入力信号に基づ
    いて、機器の制御を行う機器制御システムにおいて、 前記入力信号を入力する入力手段と、 前記入力信号に基づいて、前記機器の制御を行う制御手
    段と、 前記入力手段に接続され、該入力手段から送出される前
    記入力信号の伝送を可能とする通信線と、 前記通信線に接続され、前記通信線に送出された前記入
    力信号を前記制御手段に対して出力する通信制御手段
    と、を備え、 前記入力手段は、 前記入力信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去手
    段を有することを特徴とする機器制御システム。
  2. 【請求項2】 前記ノイズ除去手段は、 高周波成分を除去する高周波成分除去手段であることを
    特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 【請求項3】 前記入力信号は、所定周期毎に入力され
    る論理値であり、 前記ノイズ除去手段は、前記入力信号が反転し、かつ、
    該反転した状態が所定回数だけ継続したときに、前記入
    力信号を反転させて出力することを特徴とする請求項2
    に記載の機器制御システム。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、該入力手段に入力され
    た前記入力信号の変化の有無を検出する変化検出手段を
    有し、該変化検出手段によって検出された前記入力信号
    の変化の有無に基づいて、前記入力信号を前記通信線に
    送出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の機器制御システム。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は、 前記変化検出手段によって前記入力信号の変化を検出し
    たときは、該入力信号を含むパケットを前記通信線に送
    出し、 前記変化検出手段によって前記入力信号の変化を検出し
    ないときは、該入力信号を含まないパケットを前記通信
    線に送出することを特徴とする請求項4に記載の機器制
    御システム。
  6. 【請求項6】 前記通信制御手段は、 前記入力信号に変化があったときに、該入力信号を前記
    制御手段に出力することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか1項に記載の機器制御システム。
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