JPH11177586A - プロセス入出力制御装置 - Google Patents

プロセス入出力制御装置

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JPH11177586A
JPH11177586A JP9346859A JP34685997A JPH11177586A JP H11177586 A JPH11177586 A JP H11177586A JP 9346859 A JP9346859 A JP 9346859A JP 34685997 A JP34685997 A JP 34685997A JP H11177586 A JPH11177586 A JP H11177586A
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JP
Japan
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data
transmission
module
interface
transmitting
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Application number
JP9346859A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Ueno
健二郎 上野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 距離延伸時の装置の増設が煩雑であった。 【解決手段】 マスタモジュール1はスレーブモジュー
ル23A〜23Dとデータの送受信を行う中央処理装置
であり、伝送路2を介して伝送架3Aの制御モジュール
21に接続されている。制御モジュール21には、IO
バス22を介してスレーブモジュール23A〜23Dが
接続されている。さらに、制御モジュール21は、延伸
用の伝送路4を介して延伸先の伝送架3Bの制御モジュ
ール21に接続されている。延伸先の伝送架3Bの制御
モジュール21には、同様に、スレーブモジュール23
A〜23Dが接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のスレーブ
モジュールが所定の伝送路を介してマスタモジュールに
接続されるプロセス入出力制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開昭61−11333
8号公報に記載されている従来のプロセス入出力制御装
置の構成を示すブロック図であり、図において、1はス
レーブモジュール101A〜101Dとデータの送受信
を行う中央処理装置としてのマスタモジュールであり、
11はマスタモジュール1に設けられ、伝送路2Aに接
続され、シリアルインタフェースとしてデータの送受信
を行うスレーブインタフェースである。2Aはマスタモ
ジュール1、伝送架103Aに装着されたスレーブモジ
ュール101A〜101D、および伝送架103Aに装
着されるアダプタモジュール102に接続された伝送路
である。なお、伝送路2Aは、例えばツイストペア線な
どで構成される。
【0003】103Aは、伝送路2Aを介してそれぞれ
マスタモジュール1に接続されるスレーブモジュール1
01A〜101Dを装着される伝送架である。さらに、
距離を延伸する場合、伝送架103Aに、距離延伸用の
伝送路104に接続されるアダプタモジュール102が
装着される。
【0004】103Bは、距離延伸時に設けられ、伝送
路2Bを介して互いに接続されるスレーブモジュール1
01A〜101Dおよびアダプタモジュール102を装
着される延伸先の伝送架である。延伸先の伝送架103
Bのアダプタモジュール102は、延伸用の伝送路10
4を介して伝送架103Aのアダプタモジュール102
に接続されている。
【0005】101A〜101Dは、伝送路2Aまたは
伝送路2Bに接続されるシリアルインタフェースである
マスタインタフェース111と、マスタインタフェース
111により受信されたデータのうち、そのスレーブモ
ジュール宛のデータを制御部113に出力するととも
に、マスタモジュール1宛のデータをマスタインタフェ
ース111に出力するIOインタフェース112と、I
Oインタフェース112からのデータに応じて処理を行
うとともに、マスタモジュール1宛のデータをIOイン
タフェース112に出力する制御部113を備えたスレ
ーブモジュールである。なお、マスタインタフェース1
11はシリアルインタフェースであり、データの送受信
時において信号の変復調を行うパルストランスを内蔵し
ている。また、スレーブモジュール101A〜101D
は、それぞれ固有のアドレスを保有しており、IOイン
タフェース112は、そのスレーブモジュールのアドレ
スとデータの宛先のアドレスを比較して、そのスレーブ
モジュール宛のデータを判別する。
【0006】102は、伝送路2Aまたは伝送路2Bに
接続されるマスタインタフェース121と、マスタイン
タフェース121により受信されたデータを監視部12
3に出力するとともに、監視部123からのデータをマ
スタインタフェース121に出力するIOインタフェー
ス122と、供給されたデータがスレーブモジュール宛
およびマスタモジュール1宛のいずれかを監視し、延伸
用インタフェース124とデータの授受を行う監視部1
23と、延伸用の伝送路104に接続され、データの送
受信を行う延伸用インタフェース124を備えたアダプ
タモジュールである。なお、マスタインタフェース12
1はスレーブモジュール101A〜101Dのマスタイ
ンタフェース111と同様にシリアルインタフェースで
あり、データの送受信時において信号の変復調を行うパ
ルストランスを内蔵している。
【0007】次に動作について説明する。なお、マスタ
モジュール1と各スレーブモジュール101A〜101
Dとの間のデータの伝送方式は、マスタモジュール1か
らのポーリング伝送方式であり、伝送路の形態はマルチ
ドロップの形態である。すなわち、マスタモジュール1
は、各伝送架103A,103Bのスレーブモジュール
101A〜101Dをそのアドレス順に読み出し、伝送
路2A、または伝送路2A,104,2Bを介してデー
タの伝送を行う。このとき、マスタモジュール1は、ポ
ーリングデータをスレーブモジュール101A〜101
Dに順次送信し、スレーブモジュール101A〜101
Dは、そのポーリングデータに対応した応答データをマ
スタモジュール1に送信する。
【0008】マスタモジュール1と、伝送架103Aに
装着されているスレーブモジュール101A〜101D
との間のデータ伝送は伝送路2Aを介して行われる。
【0009】一方、マスタモジュール1と、延伸先の伝
送架103Bに装着されているスレーブモジュール10
1A〜101Dとの間のデータ伝送を行う場合において
は、伝送架103Aにおいて、アダプタモジュール10
2の監視部123が、マスタモジュール1からのデータ
を受け取ると、そのデータを延伸用インタフェース12
4および延伸用の伝送路104を介して延伸先の伝送架
103Bのアダプタモジュール102に送信し、延伸先
の伝送架103Bのスレーブモジュール101A〜10
1Dからのデータを受け取ると、マスタインタフェース
121および伝送路2Aを介してマスタモジュール1に
送信する。
【0010】そして、延伸先の伝送架103Bにおいて
は、アダプタモジュール102の監視部123は、マス
タモジュール1からのデータを、伝送路104および延
伸用インタフェース124を介して受け取ると、そのデ
ータをIOインタフェース122、マスタインタフェー
ス121および伝送路2Bを介してスレーブモジュール
101A〜101Dに送信し、スレーブモジュール10
1A〜101Dからのデータを受け取ると、延伸用イン
タフェース124および伝送路104を介して伝送架1
03Aのアダプタモジュール102に送信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロセス入出力
制御装置は以上のように構成されているので、距離延伸
時にアダプタモジュール102を装着するための場所を
常時確保しておく必要があり、伝送架が大型化し、コス
トを低減することが困難になるという課題があった。ま
た、アダプタモジュール102を装着するための場所を
確保せずに、距離延伸時にアダプタモジュール102を
別置きにすることも考えられるが、その場合、延伸元の
装置の構成を変更する必要が生じたり、延伸元の装置と
追加するアダプタモジュール102との接続が煩雑であ
るという課題があった。
【0012】また、マスタモジュール1のスレーブイン
タフェース11およびスレーブモジュール101A〜1
01Dのマスタインタフェース111には、信号の変復
調のためにパルストランスが使用されるため、伝送路2
A,2Bに接続されるスレーブモジュール101A〜1
01Dの数が例えば16台以下に制限され、所望の装置
を構成することが困難になる場合があるという課題があ
った。
【0013】さらに、マスタモジュール1のスレーブイ
ンタフェース11およびスレーブモジュール101A〜
101Dのマスタインタフェース111にパルストラン
スが使用されるため、回路規模が大きくなり、装置が大
型になるとともに、コストの低減が困難になるという課
題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、各伝送架に、マスタモジュールに
接続可能なマスタインタフェースと、その伝送架に装着
されるスレーブモジュールにバスを介して接続されるI
Oバスインタフェースと、他の伝送架の制御モジュール
に接続される延伸用インタフェースとを備えた制御モジ
ュールを設けることにより、簡単に距離延伸を行うこと
ができるプロセス入出力制御装置を得ることを目的とす
る。
【0015】また、この発明は、バスを介してスレーブ
モジュールを制御モジュールに接続することにより、パ
ルストランスに起因して、スレーブモジュールの数が制
限されることがないプロセス入出力制御装置を得ること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプロセス
入出力制御装置は、第1の伝送路を介してデータの送受
信を行うマスタモジュールと、第1の架および第2の架
にそれぞれ装着され、第2の伝送路で互いに接続される
とともに、一方に、第1の伝送路を介してマスタモジュ
ールが接続される2つの制御モジュールと、第1の架お
よび第2の架にそれぞれ設けられたバスと、第1の架お
よび第2の架にそれぞれ装着され、バスを介して制御モ
ジュールに接続され、所定の処理を実行し、マスタモジ
ュールとの間でデータの送受信を行う少なくとも1つの
スレーブモジュールとを備え、制御モジュールに、第1
の伝送路に接続されマスタモジュールとの間でデータの
送受信を行う第1の送受信手段と、第2の伝送路に接続
され他方の制御モジュールとの間でデータの送受信を行
う第2の送受信手段と、バスに接続されスレーブモジュ
ールとの間でデータの送受信を行う第3の送受信手段
と、第1から第3の送受信手段に接続され、第1の送受
信手段により受信されたデータを第2の送受信手段およ
び第3の送受信手段に出力し、第2の送受信手段により
受信されたデータを、第1の送受信手段または第3の送
受信手段に出力し、第3の送受信手段により受信された
データを、第1の送受信手段または第2の送受信手段に
出力する制御手段とを設けたものである。
【0017】この発明に係るプロセス入出力制御装置
は、制御モジュールに、送信するデータのうち、データ
に対応する信号のパルス幅に基づき不正なデータを検出
し、該不正なデータを取り除く第1の不正データ除去手
段を備えたものである。
【0018】この発明に係るプロセス入出力制御装置
は、制御モジュールに、第2の伝送路を介して受信した
データのうち、受信したデータに対応する信号のパルス
幅または受信したデータの受信時間間隔に基づき不正な
データを検出し、該不正なデータを取り除く第2の不正
データ除去手段を備えたものである。
【0019】この発明に係るプロセス入出力制御装置
は、制御モジュールに、第3の送受信手段と制御手段と
を電気的に切り離す切離手段を備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
プロセス入出力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、1はスレーブモジュール23A〜23
Dとデータの送受信を行う中央処理装置としてのマスタ
モジュールであり、11はマスタモジュール1において
伝送路2に接続され、データの送受信を行うスレーブイ
ンタフェースである。2はマスタモジュール1と、伝送
架3Aに装着された制御モジュール21とを接続する伝
送路(第1の伝送路)である。
【0021】3Aは、伝送路2に接続される制御モジュ
ール21と、制御モジュール21にIOバス22を介し
て接続されるスレーブモジュール23A〜23Dとを装
着される伝送架(第1の架)である。
【0022】3Bは、距離延伸時に設けられる伝送架で
あって、延伸用の伝送路4を介して伝送架3Aの制御モ
ジュール21に接続される制御モジュール21と、その
制御モジュール21にIOバス22を介して接続される
スレーブモジュール23A〜23Dとを装着される伝送
架(第2の架)である。なお、延伸先の伝送架3Bの制
御モジュール21のマスタインタフェース31には、伝
送路は特に接続されない。また、距離延伸を行う前にお
いては、延伸元の制御モジュール21の制御部32に伝
送路4を接続する必要は特にない。
【0023】21は、伝送路2に接続可能であるマスタ
インタフェース(第1の送受信手段)31と、延伸用の
伝送路4を接続される延伸用インタフェース(第2の送
受信手段)46(図2参照)を有する制御部(制御手
段)32と、IOバス(バス)22を介してスレーブモ
ジュール23A〜23Dに接続されるIOバスインタフ
ェース(第3の送受信手段)33とを備える制御モジュ
ールである。なお、制御モジュール21の制御部32
は、マスタインタフェース31により受信されたデータ
を、延伸用インタフェース46とIOバスインタフェー
ス33に出力し、延伸用インタフェース46により受信
されたデータを、マスタインタフェース31(伝送架3
Aの場合)またはIOバスインタフェース33(伝送架
3Bの場合)に出力し、IOバスインタフェース33に
より受信されたデータを、マスタインタフェース31
(伝送架3Aの場合)または延伸用インタフェース46
(伝送架3Bの場合)に出力する。
【0024】23A〜23Dは、IOバス22に接続さ
れ、受信したデータのうち、そのスレーブモジュール宛
のデータを制御部36に出力するとともに、マスタモジ
ュール1宛のデータを制御モジュール21のIOバスイ
ンタフェース33に送信するIOバスインタフェース3
5と、IOバスインタフェース35より供給されたデー
タ(ポーリングデータ)に応じて処理を行うとともに、
マスタモジュール1宛のデータ(応答データ)をIOバ
スインタフェース35に出力する制御部36を備えたス
レーブモジュールである。なお、スレーブモジュール2
3A〜23Dは、それぞれ固有のアドレスを保有してお
り、IOバスインタフェース35は、そのスレーブモジ
ュール23i(iはA〜Dのいずれか)のアドレスとデ
ータの宛先のアドレスを比較して、そのスレーブモジュ
ール23i宛のデータを判別する。
【0025】4は長距離の延伸に適した例えば光ケーブ
ルなどで構成される延伸用の伝送路である。なお、伝送
路4として光ケーブルを使用する場合、上述の延伸用イ
ンタフェース46には、電気信号と光信号との間の信号
変換を行う光ケーブルインタフェースが使用される。
【0026】次に動作について説明する。この実施の形
態1によるプロセス入出力制御装置における、マスタモ
ジュール1と各スレーブモジュール23A〜23Dとの
間のデータの伝送方式は、マスタモジュール1からのポ
ーリング伝送方式であり、伝送路の形態は1対1接続の
形態である。
【0027】まず、マスタモジュール1が伝送架3Aの
スレーブモジュール23A〜23Dのいずれかにポーリ
ングデータを送信する場合、マスタモジュール1のスレ
ーブインタフェース11により変調されたデータが伝送
路2を介して伝送架3Aにおける制御モジュール21の
マスタインタフェース31に受信され、復調される。
【0028】そして、マスタインタフェース31はその
データを制御部32に出力し、制御部32は、そのデー
タをIOバスインタフェース33と延伸用インタフェー
ス46に出力する。
【0029】IOバスインタフェース33は、そのデー
タを受け取ると、IOバス22に出力する。そして、I
Oバス22に接続されているスレーブモジュール23A
〜23DのIOバスインタフェース35は、そのデータ
を受信し、スレーブモジュールの固有のアドレスとデー
タの宛先とが一致する場合だけ、受信したデータを制御
部36に出力する。すなわち、データの宛先であるスレ
ーブモジュールのみがデータを受信し、それに対応する
処理を行う。
【0030】また、伝送架3Aのスレーブモジュール2
3A〜23Dのいずれかが応答データをマスタモジュー
ル1に送信する場合、スレーブモジュール23i(iは
A〜Dのいずれか)の制御部36は、マスタモジュール
1宛の応答データをIOバスインタフェース35に出力
する。IOバスインタフェース35は、そのデータをI
Oバス22に出力する。
【0031】そして、制御モジュール21のIOバスイ
ンタフェース33は、そのマスタモジュール1宛のデー
タを受信し、制御部32に出力する。制御部32は、そ
のデータをマスタインタフェース31に出力する。マス
タインタフェース31は、そのデータを受け取ると、変
調した後、伝送路2を介してマスタモジュール1に送信
する。
【0032】次に、マスタモジュール1が伝送架3Bの
スレーブモジュール23A〜23Dのいずれかにポーリ
ングデータを送信する場合においては、マスタモジュー
ル1のスレーブインタフェース11により変調されたデ
ータが伝送路2を介して伝送架3Aにおける制御モジュ
ール21のマスタインタフェース31に受信され、復調
される。
【0033】マスタインタフェース31はそのデータを
制御部32に出力し、制御部32は、そのデータをIO
バスインタフェース33と延伸用インタフェース46に
出力する。延伸用インタフェース46は、そのデータを
延伸用の伝送路4を介して伝送架3Bの制御モジュール
21に送信する。
【0034】そして、伝送架3Bの制御モジュール21
において、制御部32の延伸用インタフェース46は、
伝送路4を介して、そのデータを受信する。そして、制
御部32は、そのデータをIOバスインタフェース33
に出力する。
【0035】IOバスインタフェース33は、そのデー
タをIOバス22に出力する。そして、各スレーブモジ
ュール23A〜23DのIOバスインタフェース35
は、そのデータを受信し、スレーブモジュールの固有の
アドレスとデータの宛先とが一致する場合だけ、受信し
たデータを制御部36に出力する。すなわち、データの
宛先であるスレーブモジュールのみがデータを受信し、
それに対応する処理を行う。
【0036】また、伝送架3Bのスレーブモジュール2
3A〜23Dのいずれかが応答データをマスタモジュー
ル1に送信する場合、スレーブモジュール23i(iは
A〜Dのいずれか)の制御部36は、マスタモジュール
宛の応答データをIOバスインタフェース35に出力す
る。IOバスインタフェース35は、そのデータをIO
バス22に出力する。
【0037】そして、制御モジュール21のIOバスイ
ンタフェース33は、そのマスタモジュール宛のデータ
を受信し、制御部32に出力する。制御部32は、その
データを延伸用インタフェース46に出力する。延伸用
インタフェース46は、そのデータを延伸用の伝送路4
を介して伝送架3Aの制御モジュール21に送信する。
【0038】そして、伝送架3Aの制御モジュール21
において、制御部32の延伸用インタフェース46は、
伝送路4を介してそのデータを受信する。そして、伝送
架3Aの制御部32は、そのデータをマスタインタフェ
ース31に出力する。マスタインタフェース31は、そ
のデータを受け取ると、そのデータを変調した後、伝送
路2を介してマスタモジュール1に送信する。
【0039】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、マスタモジュール1、他方の伝送架、および自方の
伝送架のスレーブモジュール23A〜23Dの間の通信
を制御する制御モジュール21を各伝送架3A,3Bに
設けたので、延伸先の伝送架3Bを設ける場合、延伸元
の伝送架3Aの構成を変更する必要がなく、延伸先の装
置の増設を簡単に行うことができるという効果が得られ
る。また、スレーブモジュール23A〜23Dが伝送架
3A,3B内でIOバス22を介して制御モジュール2
1に接続されているので、スレーブモジュール23A〜
23Dにはパルストランスなどを有するシリアルインタ
フェースが不要になり、スレーブモジュール23A〜2
3Dの回路規模が小さくなり、コストを低減するととも
に装置を小さくすることができるという効果が得られ
る。
【0040】さらに、制御モジュール21は、どの伝送
路からデータを受信したかに応じて、そのデータを送信
する伝送路を選択しているので、特にデータの内容を読
み出してその内容から伝送路を選択する必要がなく、デ
ータの転送の処理が簡単になり、処理を高速に行うこと
ができるという効果が得られる。
【0041】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
よるプロセス入出力制御装置は、実施の形態1の制御モ
ジュール21の構成を変更したものであるので、その制
御モジュール21についてだけ説明する。図2は、この
発明の実施の形態2によるプロセス入出力制御装置の制
御モジュール21の構成を示すブロック図である。図に
おいて、31はマスタインタフェースであり、32は制
御部であり、33はIOバスインタフェースである。
【0042】制御部32において、41は、供給された
データを検出し、そのデータがマスタインタフェース3
1からのものか、IOバスインタフェース33からのも
のか、あるいは延伸用インタフェース46からのもので
あるかを判定するデータ検出部(制御手段)であり、4
2は、データ検出部41による判定の結果に応じて、マ
スタインタフェース31からのデータをIOバスインタ
フェース33とフィルタ43に出力し、延伸用インタフ
ェース46からのデータをマスタインタフェース31
(伝送架3Aの場合)またはIOバスインタフェース3
3(伝送架3Bの場合)に出力し、IOバスインタフェ
ース33からのデータをマスタインタフェース31(伝
送架3Aの場合)またはフィルタ43(伝送架3Bの場
合)に出力する伝送路切替部(制御手段)である。
【0043】44は、マスタインタフェース31からデ
ータ検出部41に供給されたデータに対応する電気信号
の先頭部のパルス幅の時間を計測し、そのパルス幅の時
間が正規のデータのパルス幅の時間にほぼ等しいか否か
を判定し、その判定結果をフィルタ43に出力するタイ
マ(第1の不正データ除去手段)である。
【0044】すなわち、マスタモジュール1から伝送路
2を介して伝送されるデータは、データの値が0のとき
は例えば1メガヘルツの矩形波に変換され、データの値
が1のときは例えば500キロヘルツの矩形波に変換さ
れる。したがって、正規のデータのパルス幅(電圧がハ
イレベルである期間)は、各矩形波の周期の半分である
0.5マイクロ秒および1マイクロ秒のいずれかにな
る。一方、伝送路2の電位は、データが伝送されていな
いときには不安定であり、緩やかにかつ不規則に変化す
る。タイマ44は、受信したデータのパルス幅が約0.
5マイクロ秒または約1マイクロ秒である場合、受信し
たデータは正規のデータであると判定し、それ以外のデ
ータ(マスタモジュール1から伝送されたデータではな
く、例えば伝送路2の電位変動に起因して発生するデー
タ)は不正なデータであると判定する。
【0045】なお、ポーリングデータの先頭データの値
が予め規定されている場合には、タイマ44は、受信し
たデータの先頭部に対応するパルス幅が、規定されてい
るデータ値に対応するパルス幅であるか否かを判定する
ことにより、正規のデータであるか否かを判定するよう
にしてもよい。
【0046】43は、伝送路切替部42により供給され
たデータを受け取り、タイマ44から、そのデータが正
規のデータであることを示す信号を受け取った場合、そ
のデータを延伸用インタフェース46に出力し、そのデ
ータが不正なデータであることを示す信号を受け取った
場合、そのデータを延伸用インタフェース46に出力せ
ずに除去するフィルタ(第1の不正データ除去手段)で
ある。
【0047】46は、フィルタ43より供給されるデー
タを、延伸用の伝送路4を介して他方の制御モジュール
21の延伸用インタフェース46に送信するとともに、
延伸用の伝送路4を介して他方の制御モジュール21の
延伸用インタフェース46から送信されてきたデータを
受信し、データ検出部41に出力する延伸用インタフェ
ースである。
【0048】次に動作について説明する。伝送架3Aに
おいて、マスタインタフェース31により受信されたデ
ータは、データ検出部41に出力され、さらに、伝送路
切替部42により、IOバスインタフェース33とフィ
ルタ43に出力される。このとき、タイマ44は、デー
タの先頭部のパルス幅を計測し、このデータが正規のも
のであるか否かを判定し、その判定結果をフィルタ43
に出力する。フィルタ43は、その判定結果に基づき、
データを延伸用インタフェース46に出力するか、ある
いはそのデータを除去する。延伸用インタフェース46
に供給されたデータは、伝送路4を介して他方の制御モ
ジュール21へ伝送される。
【0049】延伸用インタフェース46に受信されたデ
ータは、延伸先の伝送架3Bの制御モジュール21の場
合、伝送路切替部42により、IOバスインタフェース
33に供給され、延伸元の伝送架3Aの制御モジュール
21の場合、マスタインタフェース31に供給される。
【0050】IOバスインタフェース33に受信された
データは、延伸先の伝送架3Bの制御モジュール21の
場合、伝送路切替部42により、フィルタ43に供給さ
れ、延伸元の伝送架3Aの制御モジュール21の場合、
マスタインタフェース31に供給される。
【0051】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、伝送路2の電位変動などに起因して発生する不正デ
ータや伝送路切替部42において伝送路切替時に発生す
る不正データなどを除去するためにタイマ44とフィル
タ43をさらに設けたので、実施の形態1による効果の
他に、延伸先の装置が不正なデータにより通信を開始す
るなどの誤動作を抑制することができ、通信の処理効率
を低下させずに通信の信頼性を向上させることによりマ
スタモジュール1とスレーブモジュール23A〜23D
との通信が円滑に行われるという効果が得られる。
【0052】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
よるプロセス入出力制御装置は、実施の形態2の制御モ
ジュール21の構成を変更したものであるので、その制
御モジュール21Aについてだけ説明する。図3は、こ
の発明の実施の形態3によるプロセス入出力制御装置の
制御モジュール21Aの構成を示すブロック図である。
図において、50は、延伸用インタフェース46とデー
タ検出部41との間に挿入され、延伸用インタフェース
46により受信されたデータを供給され、タイマ44と
同様に、データに対応する電気信号の先頭部のパルス幅
を計測し、そのパルス幅の時間が正規のデータのパルス
幅の時間にほぼ等しいか否かを判定し、フィルタ43と
同様に、そのデータが正規のものである場合、そのデー
タをデータ検出部41に出力し、そのデータが不正なも
のである場合、そのデータを除去する監視制御部(第2
の不正データ除去手段)である。
【0053】また、監視制御部50は、1つ前に延伸用
インタフェース46がデータを受信した時刻と、今回デ
ータを受信した時刻とから、データの受信の時間間隔を
計算し、その時間間隔が所定の範囲内でない場合におい
ても、そのデータを不正なものと判定し、除去する。す
なわち、予めマスタモジュール1により送信されるポー
リングデータの送信時間間隔を一定にしておくと、ポー
リングデータを送信する時間間隔およびそれに対応する
応答データを受信する時間間隔はほぼ一定になるので、
その時間間隔に対応する時期以外に受信したデータは、
不正なものと判定される。
【0054】さらに、伝送架3Aの監視制御部50は、
延伸先の伝送架3Bに送信したデータのうち、延伸先の
スレーブモジュール23A〜23D宛のデータではな
く、伝送架3Aにより送信され延伸先の伝送架3Bから
戻ってきたデータも除去する。この場合、監視制御部5
0は、フィルタ43の出力を監視し、フィルタ43の出
力があるときに受信したデータを、延伸先の伝送架3B
から戻ってきたデータと判定し、そのデータを除去す
る。すなわち、延伸先の伝送架3Bから、ポーリングデ
ータに対応した応答データが送信されてくる場合、伝送
架3Aがポーリングデータを送信した時刻と、伝送架3
Aが応答データを受信する時刻との間に、少なくともス
レーブモジュール23A〜23Dでの処理時間の時間間
隔が開くので、フィルタ43の出力がない場合には、監
視制御部50は、受信したデータをスレーブモジュール
23A〜23Dのいずれかからの応答データであると判
定し、そのデータをデータ検出部41に出力する。
【0055】なお、その他の構成要素は、実施の形態2
のもの(図2)と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0056】次に動作について説明する。伝送架3A,
3Bにおいて、延伸用インタフェース46により受信さ
れたデータは、監視制御部50に出力される。そして、
監視制御部50は、データに対応する電気信号の先頭部
のパルス幅を計測し、そのパルス幅の時間が正規のデー
タのパルス幅の時間にほぼ等しいか否かを判定し、その
データが不正なものである場合、そのデータを除去す
る。また、監視制御部50は、1つ前に延伸用インタフ
ェース46がデータを受信した時刻と、今回データを受
信した時刻とに基づいてデータを受信した時刻の間隔を
計算し、その時間間隔が所定の範囲内でない場合におい
ても、そのデータを不正なものと判定し、除去する。
【0057】さらに、伝送架3Aの監視制御部50は、
延伸先の伝送架3Bに送信したデータのうち、延伸先の
スレーブモジュール23A〜23D宛のデータではな
く、延伸先の伝送架3Bから戻ってきたデータも除去す
る。
【0058】そして、監視制御部50は、不正なデータ
と判定されなかったデータのみを、データ検出部41に
出力する。
【0059】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、延伸用インタフェース46により受信されたデータ
を監視する監視制御部50をさらに設けたので、実施の
形態2による効果の他に、延伸用の伝送路4における障
害などにより不正なデータが受信されたときに、その不
正なデータがマスタモジュール1に送信されることを抑
制し、マスタモジュール1とスレーブモジュール23A
〜23Dとの通信が円滑に行われるという効果が得られ
る。
【0060】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
よるプロセス入出力制御装置は、実施の形態3の制御モ
ジュール21の構成を変更したものであるので、その制
御モジュール21Bについてだけ説明する。図4は、こ
の発明の実施の形態4によるプロセス入出力制御装置の
制御モジュール21Bの構成を示すブロック図である。
図において、51は制御部32のデータ検出部41とI
Oバスインタフェース33との間に設けられ、必要に応
じて両者を電気的に切り離すバス切離スイッチ(切離手
段)である。
【0061】なお、その他の構成要素は、実施の形態3
のもの(図3)と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0062】次に動作について説明する。制御モジュー
ル21,21A,21Bやスレーブモジュール23A〜
23Dが伝送架3A,3Bに装着される際には、各モジ
ュール21,21A,21B,23A〜23Dが有する
IOバスインタフェース33の入出力端子と、伝送架3
A,3Bに予め設けられているIOバス22の端子が電
気的に結合される構造を有する場合が多い。したがっ
て、各モジュール21,21A,21B,23A〜23
Dを伝送架3A,3Bに装着するだけで、IOバスイン
タフェース33,35がIOバス22に電気的に接続さ
れる。
【0063】したがって、例えば装置の2重化などを行
うときなどにおいて1つの伝送架に複数の制御モジュー
ル21Bを装着したい場合、各IOバス22は多くとも
1つの制御モジュール21Bにより制御されるので、す
べての制御モジュール21B、または1つを除くすべて
の制御モジュール21Bのバス切離スイッチ51によ
り、複数の制御モジュール21Bの制御部32が電気的
に接続されないようにする。したがって、バス切離スイ
ッチ51を介してIOバスインタフェース33に電気的
に接続された制御部32だけがIOバス22に接続され
たスレーブモジュールとのデータの送受信を行うことが
できる。
【0064】図5は、この実施の形態4のプロセス入出
力制御装置を応用して2重化したプロセス入出力制御装
置を示すブロック図であり、図6は、実施の形態1から
実施の形態3のいずれかによるプロセス入出力制御装置
を応用して2重化したプロセス入出力制御装置を示すブ
ロック図である。
【0065】図5においては、マスタモジュール1A、
伝送路(第1の伝送路)2C、上述の制御モジュール2
1Bと同一の制御モジュール21B−1、伝送路(第2
の伝送路)4A、および伝送架(第2の架)3Dに装着
されている各モジュール21,23A,23Bで一方の
装置が構成され、マスタモジュール1B、伝送路(第1
の伝送路)2D、上述の制御モジュール21Bと同一の
制御モジュール21B−2、伝送路(第2の伝送路)4
B、および伝送架(第2の架)3Eに装着されている各
モジュール21,23A,23Bで他方の装置が構成さ
れている。
【0066】このとき、伝送架(第1の架)3Cに装着
されている制御モジュール21B−1,21B−2の両
方または一方の制御部32を、バス切離スイッチ51で
IOバスインタフェース33から電気的に切り離すこと
により、制御モジュール21B−1と制御モジュール2
1B−2とを互いに独立なものとする。なお、図5の伝
送架3Cにはスレーブモジュールが設けられていない
が、伝送架3Cにスレーブモジュールを設けるようにし
てもよい。その場合、それらのスレーブモジュールは、
制御部32とIOバスインタフェース33とが電気的に
接続されている制御モジュール21Bとの間でデータの
送受信を行う。
【0067】なお、上記実施の形態1から実施の形態3
における制御モジュール21,21Aを利用して、同様
に装置の2重化を行う場合、上述の理由により、同一の
伝送架3Cに複数の制御モジュール21,21Aを装着
するとそれらの制御モジュール21,21Aの制御部3
2が電気的に接続されてしまい誤動作を招く可能性があ
るので、図6に示すように、2つの伝送架3C−1,3
C−2を設ける必要がある。
【0068】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、バス切離スイッチ51で制御モジュール21Bの制
御部32とIOバスインタフェース33とを電気的に切
り離すことにより、1つの伝送架3Cに複数の制御モジ
ュール21Bを装着することができるので、伝送架3C
が1つで済み、例えば装置の2重化を行うときなどに要
するコストを低減することができるという効果が得られ
る。
【0069】なお、上記実施の形態においては、伝送架
3A,3B,3D,3Eに装着されているスレーブモジ
ュールの数が4個であるが、1つの伝送架あたりのスレ
ーブモジュールの数は特に4個に限定されるものではな
く、IOバス22に接続することにより所望の数だけ装
着させることができる。
【0070】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の伝送路を介してデータの送受信を行うマスタモジュー
ルと、第1の架および第2の架にそれぞれ装着され、第
2の伝送路で互いに接続されるとともに、一方に、第1
の伝送路を介してマスタモジュールが接続される2つの
制御モジュールと、第1の架および第2の架にそれぞれ
設けられたバスと、第1の架および第2の架にそれぞれ
装着され、バスを介して制御モジュールに接続され、所
定の処理を実行し、マスタモジュールとの間でデータの
送受信を行う少なくとも1つのスレーブモジュールとを
備え、制御モジュールに、第1の伝送路に接続されマス
タモジュールとの間でデータの送受信を行う第1の送受
信手段と、第2の伝送路に接続され他方の制御モジュー
ルとの間でデータの送受信を行う第2の送受信手段と、
バスに接続されスレーブモジュールとの間でデータの送
受信を行う第3の送受信手段と、第1から第3の送受信
手段に接続され、第1の送受信手段により受信されたデ
ータを第2の送受信手段および第3の送受信手段に出力
し、第2の送受信手段により受信されたデータを、第1
の送受信手段または第3の送受信手段に出力し、第3の
送受信手段により受信されたデータを、第1の送受信手
段または第2の送受信手段に出力する制御手段とを設け
たので、延伸先の架を新たに設ける場合、延伸元の架の
構成を変更する必要がなく、延伸先の架の増設を簡単に
行うことができる効果がある。また、スレーブモジュー
ルが各架内でバスを介して制御モジュールに接続されて
いるので、スレーブモジュールには、パルストランスな
どを有するシリアルインタフェースが不要になり、スレ
ーブモジュールの回路規模が小さくなり、コストを低減
するとともに装置を小さくすることができる効果があ
る。
【0071】さらに、スレーブモジュールと制御モジュ
ールとの接続にバスを使用しているので、架に装着可能
な限りスレーブモジュールを装着させることができる効
果がある。
【0072】さらに、制御モジュールは、どの伝送路か
らデータを受信したかに応じて、そのデータを送信する
伝送路を選択しているので、特にデータの内容を読み出
してその内容から伝送路を選択する必要がなく、データ
の転送が簡単になり、処理を高速に行うことができる効
果がある。
【0073】この発明によれば、第1の不正データ除去
手段で、送信するデータのうち、データに対応する信号
のパルス幅に基づき不正なデータを検出し、この不正な
データを取り除くように構成したので、第1の伝送路の
電位変動に発生する不正データや制御モジュールにおい
て伝送路切替時に発生する不正データなどを除去するこ
とができ、延伸先の装置が不正なデータにより通信を開
始するなどの誤動作を抑制することができ、マスタモジ
ュールとの通信が円滑に行われる効果がある。
【0074】この発明によれば、第2の不正データ除去
手段で、第2の伝送路を介して受信したデータのうち、
受信したデータに対応する信号のパルス幅または受信し
たデータの受信時間間隔に基づき不正なデータを検出
し、この不正なデータを取り除くように構成したので、
第2の伝送路における障害などにより不正なデータが受
信されたときに、その不正なデータがマスタモジュール
に送信されることを抑制し、マスタモジュールとの通信
が円滑に行われる効果がある。
【0075】この発明によれば、切離手段で、第3の送
受信手段と制御手段とを電気的に切り離すように構成し
たので、例えば装置の2重化を行うときなどにおいて1
つの架に複数の制御モジュールを装着することができ、
架が1つで済み、装置の2重化を行うときなどに要する
コストを低減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプロセス入出
力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるプロセス入出
力制御装置の制御モジュールの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態3によるプロセス入出
力制御装置の制御モジュールの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態4によるプロセス入出
力制御装置の制御モジュールの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】 実施の形態4のプロセス入出力制御装置を応
用して2重化したプロセス入出力制御装置を示すブロッ
ク図である。
【図6】 実施の形態1から実施の形態3のいずれかに
よるプロセス入出力制御装置を応用して2重化したプロ
セス入出力制御装置を示すブロック図である。
【図7】 従来のプロセス入出力制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1,1A,1B マスタモジュール、2,2C,2D
伝送路(第1の伝送路)、3A,3C,3C−1,3C
−2 伝送架(第1の架)、3B,3D,3E伝送架
(第2の架)、4,4A,4B 伝送路(第2の伝送
路)、21,21A,21B,21B−1,21B−2
制御モジュール、22 IOバス(バス)、23A〜
23D スレーブモジュール、31 マスタインタフェ
ース(第1の送受信手段)、32 制御部(制御手
段)、33 IOバスインタフェース(第3の送受信手
段)、41 データ検出部(制御手段)、42 伝送路
切替部(制御手段)、43 フィルタ(第1の不正デー
タ除去手段)、44 タイマ(第1の不正データ除去手
段)、46 延伸用インタフェース(第2の送受信手
段)、50 監視制御部(第2の不正データ除去手
段)、51 バス切離スイッチ(切離手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝送路を介してデータの送受信を
    行うマスタモジュールと、 第1の架および第2の架にそれぞれ装着され、第2の伝
    送路で互いに接続されるとともに、一方に、前記第1の
    伝送路を介して前記マスタモジュールが接続される2つ
    の制御モジュールと、 前記第1の架および前記第2の架にそれぞれ設けられた
    バスと、 前記第1の架および前記第2の架にそれぞれ装着され、
    前記バスを介して前記制御モジュールに接続され、所定
    の処理を実行し、前記マスタモジュールとの間でデータ
    の送受信を行う少なくとも1つのスレーブモジュールと
    を備え、 前記制御モジュールは、前記第1の伝送路に接続され前
    記マスタモジュールとの間でデータの送受信を行う第1
    の送受信手段と、前記第2の伝送路に接続され他方の制
    御モジュールとの間でデータの送受信を行う第2の送受
    信手段と、前記バスに接続されスレーブモジュールとの
    間でデータの送受信を行う第3の送受信手段と、前記第
    1から第3の送受信手段に接続され、前記第1の送受信
    手段により受信されたデータを前記第2の送受信手段お
    よび前記第3の送受信手段に出力し、前記第2の送受信
    手段により受信されたデータを、前記第1の送受信手段
    または前記第3の送受信手段に出力し、前記第3の送受
    信手段により受信されたデータを、前記第1の送受信手
    段または第2の送受信手段に出力する制御手段とを備え
    ることを特徴とするプロセス入出力制御装置。
  2. 【請求項2】 制御モジュールは、送信するデータのう
    ち、データに対応する信号のパルス幅に基づき不正なデ
    ータを検出し、該不正なデータを取り除く第1の不正デ
    ータ除去手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    プロセス入出力制御装置。
  3. 【請求項3】 制御モジュールは、第2の伝送路を介し
    て受信したデータのうち、受信したデータに対応する信
    号のパルス幅または受信したデータの受信時間間隔に基
    づき不正なデータを検出し、該不正なデータを取り除く
    第2の不正データ除去手段を備えることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のプロセス入出力制御装置。
  4. 【請求項4】 制御モジュールは、第3の送受信手段と
    制御手段とを電気的に切り離す切離手段を備えることを
    特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項
    記載のプロセス入出力制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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