JP2000258974A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000258974A
JP2000258974A JP11065027A JP6502799A JP2000258974A JP 2000258974 A JP2000258974 A JP 2000258974A JP 11065027 A JP11065027 A JP 11065027A JP 6502799 A JP6502799 A JP 6502799A JP 2000258974 A JP2000258974 A JP 2000258974A
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color
image forming
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toner
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JP11065027A
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English (en)
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Kunio Shigeta
邦男 重田
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像形成体上で形成されたカラートナー像を中
間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を形成
する画像形成装置で、カラーとモノクロとの混在した画
像で露光ムラや色ムラが生じないようにする。 【解決手段】 出力する前頁と形成する頁の画像がモノ
クロかカラーかを予め判別し、判別結果が転写材の表面
と裏面とがカラーとモノクロのトナー像である時、動作
する現像器は共にカラー画像形成に用いる現像器とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像形成手段
により像担持手段上に形成したトナー像を転写材に転
写、定着して画像を得る、複写機、プリンタ、FAX等
の電子写真方式の画像形成装置に関し、更に詳しくは、
中間転写体を介して転写材の両面にトナー像を形成し定
着してカラーの両面画像を得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面画像形成装置においては、像
担持手段上に形成した一方の面の画像を転写材上に転
写、定着し、転写材を一旦両面反転給送装置に収納し、
つぎに像担持手段上に形成する他方の面の画像とタイミ
ングを合わせて転写材を両面反転給送装置より給送し、
転写材の他方の面に画像を転写、定着する方法がとられ
ている。
【0003】この両面画像形成装置では、転写材を一旦
両面反転給送装置に収納した後再度給送するという転写
材の搬送が行われることから、転写材の搬送距離が長く
なり、両面画像形成に多くの処理時間がかかるという問
題があった。また1度定着手段を通過してカールしやす
くなった転写材を再び給送するため、転写材搬送の信頼
性が低く、転写材のジャムやシワ等を引き起こす原因と
なっていた。
【0004】これに対し、特公昭49−37538号公
報、特公昭54−28740号公報、特開平1−444
57号公報や特開平4−214576号公報等により、
像担持体によって形成したトナー像を中間転写体を用い
て転写材の両面にトナー像を転写し、1回の定着で両面
画像を得る画像形成装置や画像形成方法が提案されてい
る。
【0005】特に、特開平1−44457号公報や特開
平4−214576号公報等には像担持体、帯電手段、
像露光手段、現像手段、クリーニング手段等よりなる像
形成手段をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及び黒色(K)の順に複数組中間転写体上に並列
に配置し、カラー画像の両面コピーを形成する方法が提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 像担持体上でカラ
ートナー像を形成し、中間転写体を介して転写材の両面
にカラートナー像を形成する画像形成装置にあっては、
像担持体の周縁部にY,M,C,K各色のトナーを内蔵
した複数の現像器を設け、カラー画像形成に当たって
は、Y,M,C,Kの各色のトナーを内蔵した現像器総
てを動作して像担持体上にカラー画像のトナー像を重ね
合わせて形成し、転写材上に、或いは中間転写体を介し
て転写材上に転写することがなされている。一方、モノ
クロ例えば黒色1色の画像形成に当たってはK色のトナ
ーを内蔵した現像器のみを動作して、像担持体上に黒色
1色のトナー像を形成し、転写材上に、或いは中間転写
体を介して転写材上に転写することがなされている。
【0007】モノクロからカラー画像、或いはカラー画
像からモノクロの画像形成に切り替える際は、何れかの
現像器は新たに動作を開始し、或いは動作を中止するこ
とがなされる。画像形成中の現像器のON/OFF動作
は像担持体の駆動ムラとなり、露光ムラとなって形成さ
れる画像の画質を低下させることとなる。
【0008】本発明の第1の目的は、像担持体上でカラ
ートナー像を形成し、中間転写体を介して転写材の両面
にカラートナー像を形成する画像形成装置について、モ
ノクロ或いはカラーの画像が入り混じった画像につい
て、処理時間を延ばすことなく良質な画像が得られる画
像形成装置を提供することにある。
【0009】 各像形成体ユニット上で形成されたト
ナー像を順次転写してカラートナー像を形成すると共
に、中間転写材を介して転写材の両面にカラートナー像
を形成する画像形成装置にあっては、中間転写体に沿っ
てY,M,C,K各色の画像形成を行う像形成体ユニッ
トを配設し、カラー画像形成に当たっては、Y,M,
C,K各色の画像形成を行う像形成体ユニットをそれぞ
れ中間転写体に当接させて動作を行い、中間転写体上に
或いは転写材上にカラー画像のトナー像を重ね合わせて
転写することがなされている。一方、モノクロ例えば黒
色1色の画像形成に当たってはK色の画像形成を行う像
形成体ユニットのみが中間転写体に当接し動作を行って
中間転写体上に或いは転写材上に黒色1色のトナー像を
転写することがなされている。
【0010】モノクロからカラー画像或いはカラー画像
形成に切り替える際は、何れかの像形成体ユニットは新
たに中間転写体に当接して動作を行い、或いは新たに中
間転写体から離間して動作を中止することが行われる。
画像形成中のかかる動作は中間転写体の駆動ムラとな
り、画像の色ズレとなって形成される画像の画質を低下
させることとなる。
【0011】本発明の第2の目的は、各像形成体ユニッ
ト上で形成されたトナー像を順次転写してカラートナー
像を形成すると共に、中間転写体を介して転写材の両面
にカラートナー像を形成する画像形成装置について、モ
ノクロ或いはカラーの画像が入り混じった画像につい
て、処理時間を延ばすことなく良質な画像が得られる画
像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の第1及び
第2の目的を達成するものである。
【0013】 上記第1の目的は、像形成体上で形成
されたカラートナー像を中間転写体を介して転写材の両
面にカラートナー像を形成する画像形成装置において、
転写材の表面と裏面とがカラーとモノクロのトナー像で
ある時、動作する現像器は共にカラー画像形成に用いる
現像器であることを特徴とする画像形成装置(請求項1
の発明)及び像形成体上で形成されたカラートナー像を
中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を形
成する画像形成において、出力する転写材の表面あるい
は裏面の画像がモノクロあるいはカラーの画像かを予め
判別すると共に、判別結果に応じてモノクロモード或い
はカラーモードを選択することを特徴とする画像形成装
置(請求項2の発明)及び像形成体上で形成されたカラ
ートナー像を中間転写体を介して転写材の両面にカラー
トナー像を形成する画像形成において、前頁の画像形成
終了後で次の頁の画像形成前に規定間隔を設け、現像器
の動作あるいは停止を行うことを特徴とする画像形成装
置(請求項3の発明)及び画像形成上で形成されたカラ
ートナー像を中間転写体を介して転写材の両面にカラー
トナー像を形成する画像形成装置において、出力する前
頁と形成する頁の画像がモノクロ或いはカラーの画像か
を予め判別すると共に、判別結果に応じて現像器の動作
或いは停止を行うことを特徴とする画像形成装置(請求
項4の発明)により達成される。
【0014】 上記第2の目的は、各像形成体ユニッ
ト上で形成されたトナー像を順次転写してカラートナー
像を形成すると共に、中間転写体を介して転写材の両面
にカラートナー像を形成する画像形成装置において、転
写材の表面と裏面とがカラーとモノクロのトナー像であ
る時、使用する各像形成体ユニットは共に画像形成に用
いる像形成体ユニットであることを特徴とする画像形成
装置(請求項5の発明)及び各像形成体ユニット上で形
成されたトナー像を順次転写してカラートナー像を形成
すると共に、中間転写体を介して転写材の両面にカラー
トナー像を形成する画像形成装置において、出力する転
写材の表面或いは裏面の画像がモノクロ或いはカラーの
画像かを予め判別すると共に、判別結果に応じてモノク
ロモード或いはカラーモードを選択することを特徴とす
る画像形成装置(請求項6の発明)及び各像形成体ユニ
ット上で形成されたトナー像を順次転写してカラートナ
ー像を形成すると共に、中間転写体を介して転写材の両
面カラートナー像を形成する画像形成装置において、前
頁の画像形成終了後で次の頁の画像形成前に規定間隔を
設け、像形成体ユニットの動作或いは停止を行うことを
特徴とする画像形成装置(請求項7の発明)及び各像形
成体ユニット上で形成されたトナー像を順次転写してカ
ラートナー像を形成すると共に、中間転写体を介して転
写材の両面にカラートナー像を形成する画像形成装置に
おいて、出力する前頁と形成する頁の画像がモノクロ或
いはカラーの画像かを予め判別すると共に、判別結果に
応じて像形成体ユニットの動作或いは停止を行うことを
特徴とする画像形成装置(請求項8の発明)により達成
される。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1 請求項1〜4の
発明)本発明の説明に先だって各発明が適用される画像
形成装置に共通する一実施の形態について説明する。な
お、本発明は以下に述べる実施の形態に限定されるもの
ではない。また本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語
の意義を限定するものではない。また、以下の実施形態
の説明において、カラートナー像の転写材への転写の際
に、転写域において像担持手段に対向する側の転写材の
面を表面、転写材の他方の側の面すなわち中間転写体に
対向する側の面を裏面といい、転写材の表面に転写する
画像を表面画像、転写材の裏面に転写する画像を裏面画
像という。
【0016】本発明の画像形成装置の実施形態の画像形
成プロセス及び各機構について、図1〜図3を用いて説
明する。図1は本発明の一実施形態を示すカラー画像形
成装置の断面構成図であり、図2は図1の像担持手段の
側断面図であり、図3は実施形態に係わるトナー像形成
状態と転写材の供給を示す図である。
【0017】図1において、10は像担持手段である感
光体ドラム、11は各色毎の帯電手段であるスコロトロ
ン帯電器、12は各色毎の像露光手段である露光ユニッ
ト、13は各色毎の現像手段である現像器、14aは中
間転写体、14cは第1の転写手段である1次転写器、
14gは第2の転写手段である2次転写器、15cは転
写材供給手段であるタイミングローラ、30は定着手段
である定着装置である。
【0018】像担持手段である感光体ドラム10は、例
えば、光学ガラスや透明アクリル樹脂の透明部材によっ
て形成される円筒状の基体の外周に、透明の導電層、a
−Si層或いは有機感光層(OPC)等の感光層を形成
したものであり、図1の矢印で示す時計方向に回転され
る。
【0019】感光体ドラム10は、図2に示す如く、そ
れを係合固定する両面端のフランジ部材10a及び10
bが、装置本体に架設固定されるドラム軸110に対し
両端のフランジ部材10a及び10bに嵌込まれたベア
リング110a,110bにより軸受けされて回転自在
に支持され、フランジ部材10bの一体とする歯車Gが
装置本体側の駆動歯車と噛合して駆動されることにより
所定の方向に定速で回転される。
【0020】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11、各色毎の像露光手段である露光ユニット12及
び各色毎の現像手段である現像器13は、これらを1組
として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)および黒色(K)の各色の画像形成プロセス用と
して4組設けられ、図1の矢印にて示す感光体ドラム1
0の回転方向に対して、Y,M,C,Kの順に配置され
る。
【0021】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11は、感光体ドラム10の移動方向に対して直交す
る方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、感
光体ドラム10の前述した感光層に対し所定の電位に保
持された制御グリッドと、例えば鋸歯状電極からなる放
電電極11aとを有し、トナーと同極性のコロナ放電と
によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス帯
電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与え
る。放電電極11aとしては、その他ワイヤ電極を用い
ることも可能である。
【0022】各色毎の像露光手段である露光ユニット1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、各色毎のス
コロトロン帯電器11に対して感光体ドラム10の回転
方向下流側に位置するようにして感光体ドラム10の内
部に配置される。露光ユニット12は、感光体ドラム1
0の軸と平行に主走査方向に配列された発光素子として
のLED(発光ダイオード)を複数個アレイ状に並べた
線状の発光素子12aと、等倍結像素子としてのセルフ
ォックレンズ12bとが取り付けられる不図示のホルダ
とから構成される。保持部材20に、各色毎の露光ユニ
ット12の他に、一様露光器12c及び転写同時露光器
12dが取付けられ、一体となって感光体ドラム10の
基体内部に収容される。別体の画像読み取り装置によっ
て読み取られ、メモリに記憶された各色の画像データが
メモリより順次読み出されて各色毎の露光ユニット12
にそれぞれ電気信号として入力される。発光素子として
は、その他FL(蛍光体発光),EL(エレクトロルミ
ネッセンス),PL(プラズマ放電)等の複数の発光素
子をアレイ状に並べたものが用いられる。この実施形態
で使用される発光素子の発光波長は、通常Y,M,Cの
トナーに対して透過性の高い680〜900nmの範囲
のものが良好であるが、感光体ドラム10の内側(裏
面)から像露光を行うことからカラートナーに透明性を
十分に有しないこれより短い波長でもよい。
【0023】各色毎の現像手段としての現像器13は、
感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保ち、感光
体ドラム10の回転方向と順方向に回転する例えば厚み
0.5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性
のステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリー
ブ131と、現像ケーシング138を有し、内部にイエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒色
(K)の一成分或いは二成分現像剤を収容している。そ
れぞれの現像器13は不図示の突き当てコロにより感光
体ドラム10と所定の間隙、例えば100〜1000μ
mをあけて非接触に保たれており、現像スリーブ131
に対してトナーと同極性(本実施形態においてはマイナ
ス極性)の直流電圧と交流電圧を重畳した現像バイアス
を印加することにより、非接触の反転現像を行い、感光
体ドラム10上にトナー像を形成する。
【0024】中間転写体14aは体積抵抗率108〜1
15Ω・cmの無端ベルトであり、例えばシリコンゴム
或いはウレタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5
〜2.0mmの反導電性ゴムベルト基体の外側に、好ま
しくはトナーフィルミング防止層として厚さ5〜50μ
mのフッ素コーティングを行った、2層構成のシームレ
スベルトである。ベルトの基体としては、この他に、変
性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフル
オロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロ
ンアロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料
を分散した、厚さ0.1〜1.0mmの半導電性フィル
ムを使用することもできる。トナー像受像体14aは、
駆動ローラ14dと従動ローラ14eとに内接して張架
され、図1の矢印で示す半時計方向に回転される。
【0025】第1の転写手段である1次転写器14c
は、中間転写体14aを挟んで感光体ドラム10に対向
して設けられ、中間転写体14aと感光体ドラム10と
の間に転写域14bを形成する。1次転写器14cには
トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極性)
の直流電圧が印加され、転写域14bに転写電界を形成
することにより、感光体ドラム10上のトナー像を中間
転写体14a上または転写材である記録紙Pの表面に転
写する。
【0026】第2の転写手段である2次転写器14g
は、中間転写体14aを挟んで接地された導電性の駆動
ローラ14dに対向して設けられ、トナーと反対極性
(本実施形態においてはプラス極性)の直流電圧が印加
され、中間転写体14a上のトナー像を記録紙Pの裏面
に転写する。
【0027】転写材供給手段であるタイミングローラ1
5cは、感光体ドラム10上の表面画像のカラートナー
像または中間転写体14a上の裏面画像のカラートナー
像と同期して、転写材である記録紙Pを転写域14bへ
給送する。
【0028】定着手段である定着装置30は、内部にヒ
ータを有する第1定着ローラ310と第2定着ローラ3
20との2本のローラ状の定着部材を有し、第1定着ロ
ーラ310と第2定着ローラ320との間で熱と圧力と
を加えることにより記録紙P上のトナー像を定着する。
【0029】次に画像形成プロセスを説明する。
【0030】本装置とは別体の画像読み取り装置におい
て、撮像素子により読み取られた原稿画像の画像デー
タ、或いはコンピュータで編集された画像の画像データ
は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)及
びK(黒色)の各色別の画像信号として一旦メモリに記
憶・格納される。
【0031】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により不図示の駆動用の歯車を通して
感光体ドラム10の奥側フランジ10bに設けられた歯
車Gが回動され、感光体ドラム10を図1の矢印で示す
時計方向へ回転し、同時にイエロー(Y)のスコロトロ
ン帯電器11の帯電作用により感光体ドラム10に電位
の付与が開始される。
【0032】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光ユニット12において第1の色信号即ちY
の画像データに対応する電気信号による露光が開始され
感光体ドラム10の回転走査によってその表面の感光層
に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成する。
【0033】前記の潜像はYの現像器13により非接触
の状態で反転現像され感光体ドラム10の回転に応じイ
エロー(Y)のトナー像が形成される。
【0034】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上から、マゼンタ(M)のスコロト
ロン帯電器11の帯電作用により電位が付与され、Mの
露光ユニット12の第2の色信号即ちMの画像データに
対応する電気信号による露光が行われ、Mの現像器13
による非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)
のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が重ね合わ
せて形成される。
【0035】同様のプロセスによりシアン(C)のスコ
ロトロン帯電器11、Cの露光ユニット12及びCの現
像器13によって更に第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が重ね合わせて形成され、さらにその
上に、黒色(K)のスコロトロン帯電器11、Kの露光
ユニット12及びKの現像器13によって第4の色信号
に対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形
成され、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上に
カラーのトナー像が形成される。
【0036】これ等Y,M,C及びKの露光ユニット1
2による感光体ドラム10の感光層に対する露光は感光
体ドラム10の内部より前述した透明の基体を通して行
われる。従って第2,第3及び第4の色信号に対応する
画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全
く受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像
と同等の静電潜像を形成することが可能となる。
【0037】上記の画像形成プロセスによって像担持手
段である感光体ドラム10上に裏面画像となる重ね合わ
せカラートナー像が形成され、この感光体ドラム10上
の裏面画像の重ね合わせカラートナー像が転写域14b
において、トナーと反対極性(本実施形態においてはプ
ラス極性)の直流電圧が印加される1次転写器14cに
より、中間転写体14a上に一括して転写される。この
際、良好な転写がなされるように、例えば発光ダイオー
ドを用いた転写同時露光器12dによる一様露光が行わ
れる。
【0038】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは感光体ドラムAC除電器16により除電を受
けた後、クリーニング装置19に至り、感光体ドラム1
0に当接したゴム材から成るクリーニングブレード19
aによってクリーニングされ、更に、前プリントまでの
感光体の履歴をなくすために、例えば発光ダイオードを
用いた帯電前の一様露光器12cによる露光によって感
光体周面の除電がなされ、前回プリント時の帯電が除去
されて引き続き次のカラー画像形成が行われる。
【0039】以上のようにして中間転写体14a上に裏
面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成された
後、引き続き中間転写体14a上の裏面画像と転写域1
4bにおける同期がとられて、上記のカラー画像形成プ
ロセスと同様にして、表面画像となる重ね合わせカラー
トナー像が感光体ドラム10上に形成される。なおこの
時に形成される表面画像は、感光体ドラム10上では裏
面画像とは、互いに鏡像になる様に画像データを変更す
る必要がある。
【0040】また転写材である記録紙Pが転写材収納手
段である給紙カセット15より、送り出しローラ15a
により送り出され、給送ローラ15bにより給送されて
タイミングローラ15cへ搬送される。
【0041】記録紙Pは、転写材供給手段であるタイミ
ングローラ15cの駆動によって、感光体ドラム10上
に形成される表面画像のカラートナー像と、中間転写体
14aに担持されている裏面画像のカラートナー像との
同期がとられて転写域14bへ給送される。このとき中
間転写体14aに担持されている裏面画像及び感光体ド
ラム10上に形成される表面画像のトナー像形成状態と
これらと同期して供給される記録紙Pを図3に示す。
【0042】記録紙Pが転写域14bへ給送される際、
記録紙Pは、中間転写体14aに当接及び当接解除可能
な転写材帯電手段としての紙帯電器14fによりトナー
と同極性に紙帯電され、中間転写体14aに吸着されて
転写域14bへ給送される。トナーと同極性に紙帯電を
行うことにより、中間転写体14a上のトナー像や感光
体ドラム10上のトナー像と引き合うことを防止して、
トナー像の乱れを防止している。また、転写材帯電手段
としては、中間転写体14aに当接及び当接解除可能な
導通ローラや中間転写体14aに非接触のコロナ放電器
等を用いることも可能である。
【0043】転写域14bではトナーと反対極性(本実
施形態においてはプラス極性)の電圧が印加される第1
の転写手段としての1次転写器14cにより感光体ドラ
ム10の周面上の表面画像が一括して記録紙Pの表面
(上面)に転写される。この際、中間転写体14aの周
面上の裏面画像は記録紙Pに転写されないで中間転写体
14aに存在する。
【0044】表面にカラートナー像が転写された記録紙
Pは次に、トナーと反対極性(本実施形態においてはプ
ラス極性)の電圧を印加した第2の転写手段としての2
次転写器14gへと搬送され、2次転写器14gにより
中間転写体14aの周面上の裏面画像を一括して記録紙
Pの裏面(下面)に転写する。
【0045】各色のトナー像は互いに重なり合うことか
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、中間転写体14a上に形成
したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を行っ
たり、感光体ドラム10上に形成したカラートナー像を
コロナ帯電により極性反転を行う両面画像形成では、下
層のトナーが同極性に十分帯電されないことから、転写
が不良となるので好ましくない。
【0046】感光体ドラム10上で反転現像を繰り返
し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を極
性を変えずに中間転写体14aに一括転写し、次に、極
性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、裏面画像
形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。表面画像
形成に対しても、感光体ドラム10上に反転現像を繰り
返し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を
極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、表面画
像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。
【0047】以上のことからカラー画像形成において
は、第1の転写手段と第2の転写手段を別々に設け、第
1の転写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー
像を形成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材
の裏面にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好
ましく採用される。
【0048】両面にカラートナー像が形成された転写材
である記録紙Pが、転写材分離用としての紙分離AC除
電器14hにより除電され、中間転写体14aから分離
され、上下両方のローラの内部に加熱手段(ヒータ)を
有する2本の定着ローラで構成される定着手段としての
定着装置30へと搬送される。記録紙Pは上側の第1定
着ローラ310と、下側の第2定着ローラ320との間
で熱と圧力とを加えられることにより記録紙P上の表裏
の付着トナーが定着され、両面画像記録がなされた記録
紙Pは排紙ローラ18により送られて、装置外部のトレ
イへ排出される。
【0049】転写後の中間転写体14aの周面上に残っ
たトナーは、中間転写体のクリーニング手段である中間
転写体クリーニング装置14iに設けられ中間転写体1
4aに当接及び当接解除可能なブレードによりクリーニ
ングされる。また、転写後の感光体ドラム10の周面上
に残ったトナーは像形成体AC除電器16により除電を
受けた後、クリーニング装置19に至り、感光体ドラム
10に当接したゴム材から成るクリーニングブレード1
9aによってクリーニング装置19内に掻き落とされ、
スクリュウ19bによって不図示の排トナー容器に回収
される。クリーニング装置19により残留トナーを除去
された感光体ドラム10は一様露光器12cによる露光
によって感光体周面の除電がなされた後、Yのスコロト
ロン帯電器11によって一様帯電を受け、次の画像形成
サイクルにはいる。
【0050】(A) 図1〜図3を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては形成する転写
材の表面と裏面とのトナー像がカラーとモノクロのトナ
ー像である時、動作する現像器は共にカラー画像形成に
用いる現像器とする(請求項1)。
【0051】図4は、転写材上に転写して形成するトナ
ー像がカラーとモノクロのトナー像であるときのタイム
チャートを示したもので、図4(a)は先に画像形成が
行われる裏面がカラー、表面がK色のモノクロの時のス
コロトロン帯電器11、露光ユニット12、現像器13
の動作を示している。また図4(b)は裏面がK色のモ
ノクロ、表面がカラー画像の時の動作を示している。カ
ラー画像の形成に当たっては、既に説明したようにY,
M,C,Kの各色のスコロトロン帯電器11、露光ユニ
ット12、現像器13の総てが図示した順に動作して
Y,M,C,Kの4色のトナー像が感光体ドラム10上
に形成される。一方K色のモノクロ画像の形成に当たっ
てはカラー画像形成時に用いられる現像器13が継続し
て動作するカラーモードによる画像形成がなされること
となる。但しK色のモノクロ画像の形成時にはY,M,
Cの3色についてはスコロトロン帯電器11、露光ユニ
ット12は動作しないで、現像バイアスも印加しない状
態とする。
【0052】かかる構成によって、カラーとモノクロと
の画像が表裏に混在している場合もカラー画像形成時に
動作する現像器13が表裏の画像形成中継続して動作
し、動作のON/OFFの切り替えがないので、感光体
ドラム10には駆動ムラが生じることがなく、露光ムラ
や色ムラも生じないで良質な画像が得られることとな
る。
【0053】なお、図4(a)に示したように先に画像
形成が行われる裏面がカラーで後に画像形成が行われる
表面がモノクロでしかもK色の場合には、裏面画像形成
時のK色の現像が終わって表面画像のK色の像露光が開
始する以前にY,M,Cの現像器13の動作を停止する
ことが可能のようであるが、実は感光体ドラム10上に
形成された裏面画像を中間転写ベルト14aに転写中に
感光体ドラム10の速度ムラが生じることとなるので、
転写画像に影響を与え好ましくない。
【0054】(B) 図1〜図3を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては露光ユニット
12から出力し潜像形成がなされる転写材の表面或いは
裏面の画像がモノクロ或いはカラーの画像かを予め判別
し、その判別結果に応じてモノクロモード或いはカラー
モードを選択する(請求項2)。
【0055】図5に示したのは画像データの入出力の制
御を示すブロック図である。画像読み取り装置によって
読みとられた画像データ、或いはコンピュータで編集さ
れた画像の画像データは、データ圧縮(81)がなされ
て一旦画像メモリ82に格納される。制御部80はスタ
ート釦をONしたことを検知すると、画像メモリ82に
格納された各画像データをページ1,ページ2,ページ
3・・・の順に呼び出しがなされる。圧縮された画像デ
ータは復元(83)されて、画像判別84により画像デ
ータがモノクロ画像であるかカラー画像であるかの判別
が行われ、更に文字画像であるか階調をもった画像であ
るかの判別が行われる。
【0056】画像判別がなされた画像データは、セレク
タ(I)85によりページ1,ページ3,ページ5・・
・の奇数ページの画像データは表面出力用メモリ86A
に、一方ページ2,ページ4,ページ6・・・の偶数ペ
ージの画像データは裏面出力用メモリ86Bにそれぞれ
分割して順次格納される。
【0057】前記の各出力用メモリに格納された各画像
データは、セレクタ(II)87により各原稿の表面の画
像データが裏面画像データを先行させた形で交互に出力
される。セレクタ(II)87から出力した画像データは
画像判別84により判別した文字画像か階調画像かに応
じてγ補正を行うと共に、表面画像と裏面画像とで色補
正量やγ補正量に差異を設けて、シート上での表裏の画
質が同じ状態になるような補正が行われる。
【0058】本実施形態の画像形成装置では、制御部8
0は画像判別84による表面画像と裏面画像がモノクロ
画像であるかカラー画像であるかの判別結果に基づいて
モノクロモード或いはカラーモードを選択し画像形成を
行う。即ち、表面画像も裏面画像も共にモノクロ画像と
判別されたときは、単色(例えば黒)についてのスコロ
トロン帯電器11、露光ユニット12、現像器13が動
作するモノクロモードによる表裏画像の画像形成を行
う。また、表面画像も裏面画像も共にカラー画像と判別
されたときは、Y,M,C,K各色についてのスコロト
ロン帯電器11、露光ユニット12、現像器13が動作
するカラーモードによる表裏画像の画像形成を行う。ま
た表面画像と裏面画像との何れかの面がモノクロ画像で
他の面がカラー画像と判別されたときは前記(A)で説
明したところに従ってカラーモードによる表裏画像の画
像形成を行う。
【0059】本実施形態においては、予め出力する画像
について画像判別を行い、これに基づいて表裏の画像に
ついてのモード設定がなされるので、現像器13のON
/OFFの切り替えは画像形成中はないので、感光体ド
ラム10には駆動ムラが生じることがなく、露光ムラや
色ムラも生じないで良質な画像が得られることとなる。
【0060】(C) 図1〜図3を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては、前頁裏面と
表面と画像形成終了後で次の頁の画像形成前に規定の間
隔を設け、その間隔の間に現像器の動作或いは停止を行
う。
【0061】図6は前頁と次の頁との間で現像器の動作
の切り替えを行うことを示すタイムチャートで、現像器
13の動作のみを取り出して示している。図6(a)は
前頁(第1ページ)がカラーモードで次の頁(第2ペー
ジ)がK色のモノクロモードときのタイムチャートであ
る。第1ページの表裏画像の一方又は両方がカラー画像
のときにはカラーモードによる画像形成が行われる。第
2ページの表面画像が共にモノクロ画像のときは第2ペ
ージについてはモノクロモードによる画像形成が行われ
る。第1ページの画像形成モードと第2ページの画像形
成モードとのモードが異なるときは、第1ページの画像
形成終了後で第2ページの画像形成前に規定間隔Tを設
けこの間に現像器13のON/OFF動作を行うもの
で、図6(a)に示すタイムチャートにおいては、現像
器13(Y),13(M),13(C)の動作を規定間
隔のTの間に停止する。
【0062】図6(b)は前頁(第1ページ)がモノク
ロモードで次の頁(第2ページ)がカラーモードのとき
のタイムチャートを示したもので、第1ページのモノク
ロモードでの画像形成後規定間隔Tの間に現像器13
(Y),13(M),13(C)の動作を開始し、すべ
ての現像器13を動作してカラーモードの第2ページの
画像形成を行う。
【0063】このように前頁と次の頁とで画像形成モー
ドが異なるとき、前頁の画像形成終了後に規定間隔を設
け、その間に現像器13のON/OFF動作を行うこと
によって、何れの頁においても露光ムラや色ムラがない
良質の画像が得られることとなる。
【0064】(D) 図1〜図3を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては、出力する前
頁と形成する頁の画像がモノクロの画像であるかカラー
の画像であるかを予め判別すると共に、判別結果に応じ
て現像器13のON/OFF動作を行う。
【0065】本実施形態においては、既に説明した図5
に示す画像データの入出力を示すブロック図で、画像判
別84では出力する前頁の表裏面の画像がモノクロ画像
であるかカラー画像であるかの判別結果と、次に引き続
いて形成する次の頁の表裏面の画像がモノクロ画像であ
るかの判別結果とが制御部80に送られる。制御部80
では前頁がモノクロモードで画像形成が行われているか
カラーモードで画像形成が行われているかの判別結果
と、次の頁がモノクロモードで画像形成を行うべきかカ
ラーモードで画像形成を行うべきかの判断を行う。
【0066】前頁がカラーモードで次の頁がカラーモー
ド、或いは前頁がモノクロモードで次の頁もカラーモー
ドのときは、現像器13についてはON/OFF動作を
行うことなく継続して画像形成を行う。前頁がカラーモ
ードで次の頁がモノクロモードのときは、先に説明した
図6(a)のタイムチャートに従って規定間隔Tの間に
現像器13(Y),13(M),13(C)の動作を停
止する。前頁がモノクロモードで次の頁がカラーモード
のときは、図6(b)のタイムチャートに従って規定間
隔Tの間に現像器13(Y),13(M),13(C)
は新たに動作を開始する。
【0067】このように前頁と次の頁との判別結果に基
づいて現像器13についてのON/OFF制御を行うこ
とによって、連続プリントを行う何れの画像についても
露光ムラや色ムラのない良質の画像が得られることとな
る。
【0068】(実施の形態2 請求項5〜8の発明)以
下説明する本発明の適用される画像形成装置の実施形態
の説明において、転写域において像担持体に対向する側
の転写材の面を表面、転写材の他方の面すなわち中間転
写体に対向する側の転写材の面を裏面といい、転写材の
表面に転写される画像を表面画像、転写材の裏面に転写
される画像を裏面画像という。
【0069】本発明にかかわるカラー画像形成装置の一
実施形態の画像形成プロセス、各機構について、図7な
いし図9を用いて説明する。図7は、本発明にかかわる
カラー画像形成装置の一実施形態を示す断面構成図であ
り、図8は、本発明にかかわるカラー画像形成装置にお
けるトナー像形成状態を示す図であり、図8(A)は、
像担持体に形成した裏面画像を中間転写体上に転写する
ときのトナー像形成状態を示す図であり、図8(B)
は、中間転写体上の裏面画像と同期して像担持体に表面
画像を形成するときのトナー像形成状態を示す図であ
り、図8(C)は、転写材上への両面画像形成を示す図
であり、図9は、中間転写体の離間と定着手段及び転写
材案内手段の移動とを示す図である。
【0070】図7において、510は各色毎の像担持体
である感光体ドラム、511は各色毎の帯電手段である
スコロトロン帯電器、512は各色毎の画像書込手段で
ある露光光学系、513は各色毎の現像手段である現像
器、514aは中間転写体である中間転写ベルト、51
4cは各色毎の転写手段である転写器、514gは裏面
画像転写手段である裏面転写器、514mは除電手段で
ある除電器、650は転写材帯電手段である紙帯電器、
514hは転写材分離手段である紙分離AC除電器、6
60は転写材案内手段である拍車662を有する搬送
部、517は定着手段である定着装置である。
【0071】本実施形態においては、各色毎の像担持体
である感光体ドラム510、各色毎の帯電手段であるス
コロトロン帯電器511、各色毎の画像書込手段である
露光光学系512、各色毎の現像手段である現像器51
3及び各色毎の感光体ドラムクリーニング手段であるク
リーニング装置519は、これらを1組として画像形成
ユニット500を構成し、黒色(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の各色毎の画
像形成ユニット500を4組設けて、形成する色と順序
に従って、図7の矢印にて示す反時計方向に回転される
中間転写ベルト514aの回転方向に対して、最上流に
黒色(K)を、続いてイエロー(Y)、マゼンタ(M)
及びシアン(C)の順に配置する。Y、M、Cの画像形
成ユニット500は、C、M、Yの順に配列してもよ
い。
【0072】像担持体である感光体ドラム510は、例
えばアルミ材によって形成される円筒状の金属基体の外
周に、導電層、a−Si層あるいは有機感光層(OP
C)等の感光層を形成したものであり、導電層を接地し
た状態で図7の矢印で示す時計方向に回転される。
【0073】帯電手段であるスコロトロン帯電器511
は、それぞれ所定の電位に保持された制御グリッドとコ
ロナ放電電極によるトナーと同極性のコロナ放電とによ
って帯電作用(本実施形態においてはマイナス帯電)を
行い、感光体ドラム510に対し一様な電位を与える。
スコロトロン帯電器511のコロナ放電電極としては、
その他鋸歯状電極や針状電極を用いることも可能であ
る。
【0074】画像書込手段である露光光学系512は、
感光体ドラム510上での露光位置が、前述した各色毎
のスコロトロン帯電器511に対して感光体ドラム51
0の回転方向下流側に位置するようにして感光体ドラム
510の周辺に配置される。露光光学系512は、感光
体ドラム510のドラム軸と平行に主走査方向に配列さ
れた像露光光の発光素子としての例えばLED(発光ダ
イオード)を複数個アレイ状に並べた線状の露光素子
と、結像素子としての光集束性光伝送体(商品名:セル
フォックレンズアレイ)とで構成される露光用ユニット
である。露光光学系512としてはその他レーザ光学系
を用いることも可能である。各色毎の露光光学系512
は、別体の画像読み取り装置によって読み取られメモリ
に記憶された各色の画像データに従って感光体ドラム5
10の感光層を像露光し、各色毎の感光体ドラム510
上に静電潜像を形成する。
【0075】現像手段である現像器513は、感光体ド
ラム510の周面に対し所定の間隙を保ち、感光体ドラ
ム510の回転方向と順方向に回転する例えば厚み0.
5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性のス
テンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリーブ6
31を有し、内部に各色毎の現像色に従いイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒色
(K)の一成分或いは二成分現像剤を収容している。現
像器513は不図示の突き当てコロにより感光体ドラム
510と所定の間隙、例えば100〜500μmをあけ
て非接触に保たれており、現像スリーブ631に対して
直流電圧と交流電圧を重畳した現像バイアスを印加する
ことにより、非接触の反転現像を行い、感光体ドラム5
10上にトナー像を形成する。各色毎の現像器513に
はトナー供給ホッパ513aが設けられており、トナー
供給ホッパ513aから現像器513の現像色に従った
色の現像剤が補給される。
【0076】中間転写体である中間転写ベルト514a
は体積抵抗率が108〜1016Ω・cm、好ましくは1
9〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性
ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオ
ロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロン
アロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を
分散した厚さ0.1〜1.0mmの半導電性フィルム基
体の外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層とし
て厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った2層
構成のシームレスベルトである。中間転写ベルト514
aの基体としては、この他に、シリコンゴム或いはウレ
タンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0m
mの半導電性ゴムベルトを使用することもできる。中間
転写ベルト514aは、それぞれローラ部材である駆動
ローラ514dとアースローラ514jとベルト離間回
転軸ローラ514kと従動ローラ514eとテンション
ローラ514iとに張架され、図7の矢印で示す反時計
方向に回転される。従動ローラ514e、アースローラ
514j、ベルト離間回転軸ローラ514k及び駆動ロ
ーラ514dは固定して回転され、テンションローラ5
14iは不図示のバネ等の弾力により移動可能に支持さ
れて回転される。不図示の駆動モータよりの駆動をうけ
て駆動ローラ514dが、回転され、中間転写ベルト5
14aを駆動して回転させる。中間転写ベルト514a
の回転によりアースローラ514j、ベルト離間回転軸
ローラ514k、従動ローラ514e及びテンションロ
ーラ514iが従動して回転される。回転中の中間転写
ベルト514aのベルト弛みがテンションローラ514
iにより緊張される。ベルト離間回転軸ローラ514k
は中間転写ベルト514aの回転方向最上流位置に配置
されるKの画像形成ユニット500の位置と次のYの画
像形成ユニット500位置との間に設けられる。中間転
写ベルト514aが従動ローラ514eに張架される位
置に転写材である記録紙Pが供給され、中間転写ベルト
514aによって搬送される。駆動ローラ514dに張
架される中間転写ベルト514aの定着装置517側の
端部の曲率部KTにおいて中間転写ベルト514aから
記録紙Pが分離される。
【0077】上記中間転写体である中間転写ベルト51
4aの外側(図7の上側)に各色毎の画像形成ユニット
500が配設され、中間転写ベルト514aを介して、
駆動ローラ514dと対向し転写材分離手段である紙分
離AC除電器514hが、アースローラ514jと対向
して裏面画像転写手段である裏面転写器514gが、ま
た、従動ローラ514eと対向し中間転写体クリーニン
グ手段である中間転写ベルトクリーニング装置640が
設けられ、また、中間転写ベルト514aを挟んで各色
毎の画像形成ユニット500の感光体ドラム510と対
向し各色毎の転写手段である転写器514c及び該転写
器514cに配列して中間転写体の除電手段である除電
器514mが設けられる。
【0078】各色毎の転写手段である転写器514c
は、中間転写ベルト514aを挟んで各色毎の感光体ド
ラム510に対向して設けられるコロナ放電器であり、
中間転写ベルト514aと各色毎の感光体ドラム510
との間に各色毎の転写域514bを形成する。各色毎の
転写器514cにはトナーと反対極性(本実施形態にお
いてはプラス極性)の直流電圧を印加し、転写域514
bに転写電界を形成することにより、各色毎の感光体ド
ラム510上のトナー像を中間転写ベルト514a上ま
たは転写材の表面に転写する。
【0079】裏面画像転写手段である裏面転写器514
gは好ましくはコロナ放電器により構成され、中間転写
ベルト514aを挟んで転写器514cと駆動ローラ5
14dとの間に設けられるアースローラ514jに対向
して設けられ、トナーと反対極性(本実施形態において
はプラス極性)の直流電圧が印加され、中間転写ベルト
514a上のトナー像を記録紙Pの裏面に転写する。
【0080】各色毎の除電手段である除電器514mは
コロナ放電器により構成され、必要に応じて中間転写ベ
ルト514aの移動方向に対し、各色毎の転写手段であ
る転写器514cの下流側に、各色毎の転写器514c
と並列して設けられ、トナーと同極性または逆極性の直
流電圧を重畳した交流電圧が印加され、転写器514c
の電圧印加により荷電される中間転写ベルト514aの
電荷を除電する。
【0081】転写材帯電手段である紙帯電器650は好
ましくは鋸歯状電極により構成され、中間転写ベルト5
14aを挟んで接地された従動ローラ514eと対向し
て設けられ、トナーと同極性(本実施形態においてはマ
イナス極性)の直流電圧が印加され、記録紙Pを帯電し
て中間転写ベルト514aに吸着させる。紙帯電器65
0としては鋸歯状電極の他に、コロナ放電器や中間転写
ベルト514aに当接および当接解除可能な紙帯電ブラ
シや紙帯電ローラ等を用いることも可能である。
【0082】転写材分離手段である紙分離AC除電器5
14hは好ましくはコロナ放電器により構成され、必要
に応じて中間転写ベルト514aの定着装置517側端
部に中間転写ベルト514aを挟んで接地された駆動ロ
ーラ514dに対向して設けられ、必要に応じてトナー
と同極性または逆極性の直流電圧を重畳した交流電圧が
印加され、中間転写ベルト514aにより搬送される記
録紙Pを除電して中間転写ベルト514aから分離す
る。
【0083】搬送部660は転写材案内手段である拍車
662を有し、中間転写ベルト54aの定着装置517
側の端部の曲率部KTと定着装置517との間に設けら
れる。搬送部660は、定着装置517からの熱によ
り、中間転写ベルト514aが変形したり、中間転写ベ
ルト514aに担持されるトナー像が融着気味になって
転写しにくくなったり、中間転写ベルト514a上にト
ナーが固着したりすることを防止する。
【0084】転写材案内手段である拍車662は、周面
に複数の突起部662aを有し、回転支持軸665を中
心として回転自在に設けられる。拍車662は、記録紙
Pの裏面側をガイドして記録紙Pを搬送し、両面にトナ
ー像を有する記録紙Pの裏面トナー像の乱れを防止する
とともに、記録紙Pの定着装置517への進入方向を一
定にしながら記録紙Pを安定して定着装置517へと搬
送する。
【0085】定着手段である定着装置517は、内部に
ヒータを有する定着ローラ517aと圧着ローラ517
bとの2本のローラ状の定着部材で構成され、定着ロー
ラ517aと圧着ローラ517bとの間のニップ部Tで
記録紙Pを挟持搬送し、熱と圧力とをくわえることによ
り、ニップ部Tを搬送される記録紙P上のトナー像を定
着する。
【0086】次に画像形成プロセスを説明する。
【0087】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により、中間転写ベルト514aの回
転方向最上流位置に配置される黒色(K)の画像形成ユ
ニット500の感光体ドラム510が図7の矢印で示す
時計方向へ回転され、同時にKのスコロトロン帯電器5
11の帯電作用によりKの感光体ドラム510に電位の
付与が開始される。
【0088】Kの感光体ドラム510は電位を付与され
たあと、Kの露光光学系512によって第1の色信号す
なわちKの画像データに対応する電気信号による画像書
込が開始され、Kの感光体ドラム510の表面に原稿画
像のKの画像に対応する静電潜像を形成される。
【0089】前記の潜像はKの現像器513により非接
触の状態で反転現像されKの感光体ドラム510の回転
に応じ黒色(K)のトナー像が形成される。
【0090】上記の画像形成プロセスによって像担持体
であるKの感光体ドラム510上に形成された裏面画像
となるKのトナー像が、Kの転写域514bにおいて、
転写手段であるKの転写器514cによって、中間転写
体である中間転写ベルト514a上に転写される。また
Kの転写器514cにより荷電された中間転写ベルト5
14aの電荷はKの除電器514mにより除電される。
【0091】次いで中間転写ベルト514aは、Kのト
ナー像と同期が取られ、イエロー(Y)の画像形成ユニ
ット500によりYのスコロトロン帯電器511の帯電
作用により電位が付与され、Yの露光光学系512によ
って第2の色信号すなわちYの画像データに対応する電
気信号による画像書込が行われ、Yの現像器513によ
る非接触の反転現像によってYの感光体ドラム510上
に形成された裏面画像となるYのトナー像が、Yの転写
域514bにおいて、転写手段であるYの転写器514
cによって、前記のKのトナー像の上からYのトナー像
が重ね合わせて形成される。またYの転写器514cに
より荷電された中間転写ベルト514aの電荷はYの除
電器514mにより除電される。
【0092】同様のプロセスにより、K、Yの重ね合わ
せトナー像と同期が取られ、マゼンタ(M)の画像形成
ユニット500によりMの感光体ドラム510上に形成
された、第3の色信号によるMの画像データに対応する
裏面画像となるMのトナー像が、Mの転写域514bに
おいて、転写手段であるMの転写器514cによって、
前記のK、Yのトナー像の上からMのトナー像が重ね合
わせて形成され、更にK、Y、Mの重ね合わせトナー像
と同期が取られ、シアン(C)の画像形成ユニット50
0によりCの感光体ドラム510上に形成された、第4
の色信号によるCの画像データに対応する裏面画像とな
る裏面画像となるCのトナー像が、Cの転写域514b
において、転写手段であるCの転写器514cによっ
て、前記のK、Y、Mのトナー像の上からCのトナー像
が重ね合わせて形成され、中間転写ベルト514a上に
裏面画像のK、Y、M及びCの重ね合わせカラートナー
像が形成される。またM、Cの転写器514cにより荷
電された中間転写ベルト514aの電荷はM、Cの除電
器514mにより除電される。(図8(A))。
【0093】転写後の各色毎の感光体ドラム510の周
面上に残ったトナーは、感光体ドラムクリーニング手段
としてのクリーニング装置519にいたり、感光体ドラ
ム510に当接したゴム材から成るクリーニングブレー
ド519aによってクリーニングされる。
【0094】以上のようにして中間転写ベルト514a
上に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成さ
れた後、引続き中間転写ベルト514aに担持されてい
る裏面画像のカラートナー像との同期がとられて、Kの
画像形成ユニット500によりKの表面画像となるKの
トナー像が上記のカラー画像形成プロセスと同様にして
Kの感光体ドラム510上に形成される。この際、Kの
感光体ドラム510上に形成されるKの表面画像は、前
記Kの感光体ドラム510上に形成した裏面画像に対し
て鏡像となるように画像データが変更される。
【0095】Kの感光体ドラム510上へのKの表面画
像形成にともなって転写材である記録紙Pが転写材収納
手段である給紙カセット515より、送り出しローラ5
15aにより送り出され、転写材給送手段としてのタイ
ミングローラ515bへ搬送され、タイミングローラ5
15bの駆動によって、Kの感光体ドラム510上に担
持されたKの表面画像のトナー像と、中間転写ベルト5
14aに担持されている裏面画像のカラートナー像との
同期がとられてKの転写域514bへ給送される。この
際、記録紙Pに当接状態とされトナーと同極性(本実施
形態においてはマイナス極性)の直流電圧が印加された
先端が鋸歯状の紙帯電器650により、記録紙Pがトナ
ーと同極性に紙帯電され、中間転写ベルト514aに吸
着されてKの転写域514bへ給送される(図8
(B))。トナーと同極性に紙帯電を行うことにより、
中間転写ベルト514a上のトナー像やKの感光体ドラ
ム510上のトナー像と引き合うことを防止して、トナ
ー像の乱れを防止している。
【0096】Kの転写域514bではトナーと反対極性
(本実施形態においてはプラス極性)の電圧が印加され
た転写手段としてのKの転写器514cによってKの感
光体ドラム510上の表面画像が記録紙Pの表面に転写
される。このとき、中間転写ベルト514a上の裏面画
像は記録紙Pに転写されないで中間転写ベルト514a
上に存在する。またKの転写器514cにより荷電され
た中間転写ベルト514aの電荷はKの除電器514m
により除電される。
【0097】同様にして、中間転写ベルト514aに担
持されている裏面画像のカラートナー像とKの表面画像
のトナー像との同期がとられて、Y、M、Cの画像形成
ユニット500によりY、M、Cの表面画像のトナー像
が感光体ドラム510上に形成され、Y、M、Cの表面
画像のトナー像がY、M、Cの転写域514bでトナー
と反対極性(本実施形態においてはプラス極性)の電圧
が印加された転写手段としての各転写器514cによっ
て各感光体ドラム510上のY、M、Cの表面画像のカ
ラートナー像が、Y、M、Cの順に記録紙Pの表面に順
次転写される。またY、M、Cの転写器514cにより
荷電された中間転写ベルト514aの電荷はY、M、C
の除電器514mにより除電される。このとき、中間転
写ベルト514a上の裏面画像は記録紙Pに転写されな
いで中間転写ベルト514a上に存在する。この際前述
したと同様に、Y、M、Cの感光体ドラム510上に形
成されるY、M、Cの表面画像は、前記Y、M、Cの感
光体ドラム510上に形成した裏面画像に対してそれぞ
れ鏡像となるように画像データが変更される。
【0098】表面にカラートナー像が転写された記録紙
Pは、トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス
極性)の電圧を印加した裏面画像転写手段としての裏面
転写器514gへと搬送され、裏面転写器514gによ
り中間転写ベルト514aの周面上の裏面画像のカラー
トナー像が一括して記録紙Pの裏面に転写される(図8
(C))。
【0099】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pは、中間転写ベルト514aの曲率部KTの曲率と、
中間転写ベルト514aの端部に必要に応じて設けられ
る転写材分離手段としての紙分離AC除電器514hに
よる除電作用とにより、中間転写ベルト514aから分
離され、搬送部660に設けられた拍車662を通して
定着手段としての定着装置517へと搬送され、定着ロ
ーラ517aと圧着ローラ517bとの間のニップ部T
間を搬送され、ニップ部Tで熱と圧力とをくわえられる
ことにより記録紙P上のトナー像が定着される。両面画
像記録がなされた記録紙Pは表裏を反転されて送られ、
排紙ローラ518により装置外部のトレイへ排出され
る。
【0100】転写後の中間転写ベルト514aの周面上
に残ったトナーは、中間転写ベルト514aを挟んで従
動ローラ514eに対向して設けられ、支軸642を回
転支点として中間転写ベルト514aに当接及び当接解
除可能な中間転写体クリーニングブレード641を有す
る中間転写体クリーニング手段である中間転写体クリー
ニング装置640によりクリーニングされる。
【0101】また図9によれば、両側の支持板701は
中間転写ベルト514aに内接されるベルト離間回転軸
ローラ514kの中心軸J1を中心として回転可能であ
り、中間転写ベルト514aの回転方向最上流位置に配
置され、トナーリサイクル可能な黒色(K)の画像形成
ユニット500の下流側の、Y、M、Cの画像形成ユニ
ット500の感光体ドラム510と対向するY、M、C
の転写器514c及びY、M、Cの除電器514mや裏
面転写器514gや紙分離AC除電器514hや中間転
写ベルト514aを張架する駆動ローラ514d、アー
スローラ514j、テンションローラ514i及び支持
板701回転中心のベルト離間回転軸ローラ514k等
が支持板701に取付けられる。また両側の支持板70
2は駆動ローラ514dの中心軸J2を中心として回転
可能であり、転写材案内手段である拍車662や定着装
置517が支持板702に取付けられる。
【0102】黒色(K)のトナーによるモノクロ画像形
成時、ベルト離間回転軸ローラ514kの中心軸J1を
中心として支持板701を回転して、中間転写ベルト5
14aを有する支持板701を移動し、中間転写ベルト
514aをイエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン
(C)の画像形成ユニット500から離間させる。
【0103】支持板701の下側端部に、その一端にて
係合し、支持板701に設けられたストッパ702aに
突き当てられた状態で支持板701を保持するレバー7
10を、その他端に設けられたラックLKと、該ラック
LKに繋合し、例えば不図示の操作部よりモノクロ画像
形成の選択時に不図示の制御部及び駆動モータを通して
回転されるピニオンPNの回転により、図9に実線で示
す位置から一点鎖線示す位置に固定軸711を中心とし
てレバー710が回動され、これに伴い支持板701が
図9に実線で示す位置から一点鎖線示す位置にベルト離
間回転軸ローラ514kの中心軸J1を支点としてスト
ッパ710aに当接するまで回動され、中間転写ベルト
514aがKの画像形成ユニット500には当接したま
まの状態で、Y、M及びCの画像形成ユニット500か
ら離間される。この際、定着装置517への記録紙Pの
進入を保証するため、支持板701に設けられたストッ
パ701aにより係止、保持されていた支持板702が
駆動ローラ514dの移動とともに、駆動ローラ514
dの中心軸J2を中心として回転されながら、ストッパ
702aにて係止される位置まで下方に移動される。支
持板702の移動に伴い、拍車662及び定着装置51
7が下方に移動(位置変更)される。記録紙Pは図9に
点線で示すように、下方に移動された拍車662により
案内されて、下方に移動された定着装置517へと搬送
され、定着ローラ517aと圧着ローラ517bとの間
のニップ部T間を搬送され、ニップ部Tで熱と圧力とを
くわえられることにより記録紙P上のトナー像が定着さ
れる。
【0104】(E) 図7〜図9を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては形成する転写
材の表面と裏面とのトナー像がカラーとモノクロのトナ
ー像である時、動作する各像形成体ユニットは共にカラ
ー画像形成に用いる像形成体ユニットとする(請求項
5)。
【0105】図10は、転写材上に転写して形成するト
ナー像がカラーとモノクロのトナー像であるときのタイ
ムチャートを示したもので、図10(a)は先に画像形
成が行われる裏面がカラー、表面がK色のモノクロの時
の画像形成ユニット500の動作を示している。また図
10(b)は裏面がK色のモノクロ、表面がカラー画像
の時の動作を示している。カラー画像の形成に当たって
は、既に説明したようにY,M,C,Kの各色の画像形
成ユニット500の総てが図示した順に動作してY,
M,C,Kの4色のトナー像が中間転写ベルト514a
上に形成される。一方K色のモノクロ画像の形成に当た
ってはカラー画像形成時に用いられる画像形成ユニット
500が継続して動作するカラーモードによる画像形成
がなされることとなる。但しK色のモノクロ画像の形成
時にはY,M,Cの3色については当該色の画像形成ユ
ニット500のスコロトロン帯電器511、露光ユニッ
ト512は動作しないで、現像器513についても現像
バイアスも印加しない状態とする。
【0106】かかる構成によって、カラーとモノクロと
の画像が表裏に混在している場合もカラー画像形成時に
動作する画像形成ユニット500が表裏の画像形成中継
続して動作し、動作のON/OFFの切り替えがないの
で、中間転写ベルト514aには駆動ムラが生じること
がなく、露光ムラや色ムラも生じないで良質な画像が得
られることとなる。なお図10において像形成に寄与し
ない画像形成ユニット500の作動は細線をもって示し
ている。
【0107】(F) 図7〜図9を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては露光ユニット
12から出力し潜像形成がなされる転写材の表面或いは
裏面の画像がモノクロ或いはカラーの画像かを予め判別
し、その判別結果に応じてモノクロモード或いはカラー
モードを選択する(請求項6)。
【0108】画像データの入出力の制御を示すブロック
図は先に図5によって説明したところと近似しているの
で図5によって説明する。画像読み取り装置によって読
みとられた画像データ、或いはコンピュータで編集され
た画像の画像データは、データ圧縮(81)がなされて
一旦画像メモリ82に格納される。制御部80はスター
ト釦をONしたことを検知すると、画像メモリ82に格
納された各画像データをページ1,ページ2,ページ3
・・・の順に呼び出しがなされる。圧縮された画像デー
タは復元(83)されて、画像判別84により画像デー
タがモノクロ画像であるかカラー画像であるかの判別が
行われ、更に文字画像であるか階調をもった画像である
かの判別が行われる。
【0109】画像判別がなされた画像データは、セレク
タ(I)85によりページ1,ページ3,ページ5・・
・の奇数ページの画像データは表面出力用メモリ86A
に、一方ページ2,ページ4,ページ6・・・の偶数ペ
ージの画像データは裏面出力用メモリ86Bにそれぞれ
分割して順次格納される。
【0110】前記の各出力用メモリに格納された各画像
データは、セレクタ(II)87により各原稿の表面の画
像データが裏面画像データを先行させた形で交互に出力
される。セレクタ(II)87から出力した画像データは
画像判別84により判別した文字画像か階調画像かに応
じてγ補正を行うと共に、表面画像と裏面画像とで色補
正量やγ補正量に差異を設けて、シート上での表裏の画
質が同じ状態になるような補正が行われる。
【0111】本実施形態の画像形成装置では、制御部8
0は画像判別84による表面画像と裏面画像がモノクロ
画像であるかカラー画像であるかの判別結果に基づいて
モノクロモード或いはカラーモードを選択し画像形成を
行う。即ち、表面画像も裏面画像も共にモノクロ画像と
判別されたときは、Kの画像形成ユニット500のみが
動作し、Y,M,Cの画像形成ユニット500は中間転
写ベルト514aから離間し動作を中止して、モノクロ
モードによる表裏画像の画像形成を行う。また、表面画
像も裏面画像も共にカラー画像と判別されたときは、
Y,M,C,K各色についての画像形成ユニット500
が動作するカラーモードによる表裏画像の画像形成を行
う。また表面画像と裏面画像との何れかの面がモノクロ
画像で他の面がカラー画像と判別されたときは前記
(E)で説明したところに従ってカラーモードによる表
裏画像の画像形成を行う。
【0112】本実施形態においては、予め出力する画像
について画像判別を行い、これに基づいて表裏画像につ
いてのモード設定がなされるので、Y,M,Cの画像形
成ユニット500の中間転写ベルト514aへの当接又
は離間の切り替えは画像形成中はないので、中間転写ベ
ルト514aには駆動ムラが生じることがなく、露光ム
ラや色ムラも生じないで良質な画像が得られることとな
る。
【0113】(G) 図7〜図9を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては、前頁裏面と
表面と画像形成終了後で次の頁の画像形成前に規定の間
隔を設け、その間隔の間に画像形成ユニット500の動
作或いは停止を行う。
【0114】図11は前頁と次の頁との間で画像形成ユ
ニット500の動作の切り替えを行うことを示すタイム
チャートで、画像形成ユニット500の動作のみを取り
出して示している。図11(a)は前頁(第1ページ)
がカラーモードで次の頁(第2ページ)がK色のモノク
ロモードときのタイムチャートである。第1ページの表
裏画像の一方又は両方がカラー画像のときにはカラーモ
ードによる画像形成が行われる。第2ページの表面画像
が共にモノクロ画像のときは第2ページについてはモノ
クロモードによる画像形成が行われる。第1ページの画
像形成モードと第2ページの画像形成モードとのモード
が異なるときは、第1ページの画像形成終了後で第2ペ
ージの画像形成前に規定間隔Tを設けこの間に画像形成
ユニット500のON/OFF動作を行うもので、図1
1(a)に示すタイムチャートにおいては、現像器Y,
M,Cの画像形成ユニット500規定間隔のTの間に中
間転写ベルト514aから離間し、その動作を停止す
る。
【0115】図11(b)は前頁(第1ページ)がモノ
クロモードで次の頁(第2ページ)がカラーモードのと
きのタイムチャートを示したもので、第1ページのモノ
クロモードでの画像形成後規定間隔Tの間にY,M,C
の画像形成ユニット500は中間転写ベルト514aに
当接すると共にその動作を開始し、すべての画像形成ユ
ニット500を動作してカラーモードの第2ページの画
像形成を行う。
【0116】このように前頁と次の頁とで画像形成モー
ドが異なるとき、前頁の画像形成終了後に規定間隔を設
け、その間に画像形成ユニット500のON/OFF動
作を行うことによって、何れの頁においても露光ムラや
色ムラがない良質の画像が得られることとなる。
【0117】(H) 図7〜図9を用いて説明した画像
形成装置について、本実施形態においては、出力する前
頁と形成する頁の画像がモノクロの画像であるかカラー
の画像であるかを予め判別すると共に、判別結果に応じ
て画像形成ユニット500のON/OFF動作を行う。
【0118】本実施形態においては、既に説明した図5
に示す画像データの入出力を示すブロック図で、画像判
別84では出力する前頁の表裏面の画像がモノクロ画像
であるかカラー画像であるかの判別結果と、次に引き続
いて形成する次の頁の表裏面の画像がモノクロ画像であ
るかの判別結果とが制御部80に送られる。制御部80
では前頁がモノクロモードで画像形成が行われているか
カラーモードで画像形成が行われているかの判別結果
と、次の頁がモノクロモードで画像形成を行うべきかカ
ラーモードで画像形成を行うべきかの判断を行う。
【0119】前頁がカラーモードで次の頁がカラーモー
ド、或いは前頁がモノクロモードで次の頁もカラーモー
ドのときは、画像形成ユニット500についてはON/
OFF動作を行うことなく継続して画像形成を行う。前
頁がカラーモードで次の頁がモノクロモードのときは、
先に説明した図11(a)のタイムチャートに従って規
定間隔Tの間にY,M,Cの画像形成ユニット500は
中間転写ベルト514aから離間し、その動作を停止す
る。前頁がモノクロモードで次の頁がカラーモードのと
きは、図11(b)のタイムチャートに従って規定間隔
Tの間にY,M,Cの画像形成ユニット500は中間転
写ベルト514aに当接すると共に新たに動作を開始す
る。
【0120】このように前頁と次の頁との判別結果に基
づいて画像形成ユニット500についてのON/OFF
制御を行うことによって、連続プリントを行う何れの画
像についても露光ムラや色ムラのない良質の画像が得ら
れることとなる。
【0121】
【発明の効果】請求項1〜4の発明によるとき、像形成
体上で形成されたカラートナー像を中間転写体を介して
転写材の両面にカラートナー像を形成する画像形成装置
について、転写材上に形成される画像がカラー画像とモ
ノクロ画像とが混在するような場合においても、徒らに
処理時間を延長することなく、露光ムラや色ムラのない
良質の画像が得られることとなった。
【0122】請求項5〜8の発明によるときは、各像形
成体ユニット上で形成されたトナー像を順次転写してカ
ラートナー像を形成すると共に、中間転写体を介して転
写材の両面にカラートナー像を形成する画像形成装置に
ついて、転写材上に形成される画像がカラー画像とモノ
クロ画像とが混在するような場合においても、徒らに処
理時間を延長することなく、露光ムラや色ムラのない良
質の画像が得られることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の一例を示す断面
構成図。
【図2】図1の像担持手段の側断面図。
【図3】実施の形態1のトナー像形成状態と転写材の供
給を示す図。
【図4】実施の形態1における表裏画像形成時のタイム
チャート。
【図5】画像データの入出力の制御を示すブロック図。
【図6】実施の形態1における複数枚画像形成時のタイ
ムチャート。
【図7】実施の形態2の画像形成装置の一例を示す断面
構成図。
【図8】実施の形態2のトナー像形成状態を示す図。
【図9】中間転写材の離間・当接を示す図。
【図10】実施の形態2における表裏画像形成時のタイ
ムチャート。
【図11】実施の形態2における複数枚画像形成時のタ
イムチャート。
【符号の説明】
10,510 感光体ドラム 11,511 スコロトロン帯電器 12,512 露光光学系、露光ユニット 13,513 現像器 14a,514a 中間転写ベルト 14c,514c 転写器 80 制御部 82 画像メモリ 500 画像形成ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 洋太郎 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H030 AB02 AD05 AD07 AD12 BB02 BB23 BB33 BB42 BB46 BB53 BB63 BB71 2H077 BA03 BA10 DB12 DB14 DB15 EA24 GA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体上で形成されたカラートナー像
    を中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を
    形成する画像形成装置において、転写材の表面と裏面と
    がカラーとモノクロのトナー像である時、動作する現像
    器は共にカラー画像形成に用いる現像器であることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像形成体上で形成されたカラートナー像
    を中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を
    形成する画像形成において、出力する転写材の表面ある
    いは裏面の画像がモノクロあるいはカラーの画像かを予
    め判別すると共に、判別結果に応じてモノクロモード或
    いはカラーモードを選択することを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 像形成体上で形成されたカラートナー像
    を中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を
    形成する画像形成において、前頁の画像形成終了後で次
    の頁の画像形成前に規定間隔を設け、現像器の動作ある
    いは停止を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成上で形成されたカラートナー像
    を中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を
    形成する画像形成装置において、出力する前頁と形成す
    る頁の画像がモノクロ或いはカラーの画像かを予め判別
    すると共に、判別結果に応じて現像器の動作或いは停止
    を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 各像形成体ユニット上で形成されたトナ
    ー像を順次転写してカラートナー像を形成すると共に、
    中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を形
    成する画像形成装置において、転写材の表面と裏面とが
    カラーとモノクロのトナー像である時、使用する各像形
    成体ユニットは共に画像形成に用いる像形成体ユニット
    であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 各像形成体ユニット上で形成されたトナ
    ー像を順次転写してカラートナー像を形成すると共に、
    中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を形
    成する画像形成装置において、出力する転写材の表面或
    いは裏面の画像がモノクロ或いはカラーの画像かを予め
    判別すると共に、判別結果に応じてモノクロモード或い
    はカラーモードを選択することを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 各像形成体ユニット上で形成されたトナ
    ー像を順次転写してカラートナー像を形成すると共に、
    中間転写体を介して転写材の両面カラートナー像を形成
    する画像形成装置において、前頁の画像形成終了後で次
    の頁の画像形成前に規定間隔を設け、像形成体ユニット
    の動作或いは停止を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 各像形成体ユニット上で形成されたトナ
    ー像を順次転写してカラートナー像を形成すると共に、
    中間転写体を介して転写材の両面にカラートナー像を形
    成する画像形成装置において、出力する前頁と形成する
    頁の画像がモノクロ或いはカラーの画像かを予め判別す
    ると共に、判別結果に応じて像形成体ユニットの動作或
    いは停止を行うことを特徴とする画像形成装置。
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US8265523B2 (en) 2007-08-10 2012-09-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having replaceable developer cartridges

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