JP2000258902A - パターン形成方法 - Google Patents
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Abstract
用いてパターン露光を行なってレジストパターンを形成
する場合に、良好なパターン形状が得られるようにす
る。 【解決手段】 陽イオン及び陰イオンの両方に、ハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アミノ
基、アルキル基、トリフロロメチル基、メルカプト基及
び水酸基からなる群の中から選ばれた少なくとも1つの
原子又は基を含むオニウム塩よりなる酸発生剤を有する
化学増幅型レジストを半導体基板10の上に塗布してレ
ジスト膜11を形成する。レジスト膜に、157nm帯
の波長を持つF2 レーザ光13を照射してパターン露光
を行なった後、パターン露光されたレジスト膜11を現
像してレジストパターン14を形成する。
Description
に関し、特に、半導体基板上に半導体素子又は半導体集
積回路を形成するためのレジストパターンを、1nm帯
〜180nm帯の波長を持つ露光光を用いて形成するリ
ソグラフィ技術に関する。
化及び微細化に伴って、リソグラフィ技術の一層の開発
が望まれている。
してパターン露光を行なってレジストパターンを形成す
る際に用いる露光光としては、KrFエキシマレーザ又
はArFエキシマレーザが実用化されたり又は実用化の
検討が行なわれたりしている。
感度の点で優れている化学増幅型のレジストの使用が考
えられている。
又は半導体集積回路のより一層の微細化を実現するため
には、露光光としては、ArFエキシマレーザよりも波
長が短い、Xe2 レーザ光(波長:172nm帯)、F
2 レーザ光(波長:157nm帯)、Kr2 レーザ光
(波長:146nm帯)、ArKrレーザ光(波長:1
34nm帯)、Ar 2 レーザ光(波長:126nm帯)
又は軟X線(波長:13nm帯、11nm帯又は5nm
帯)等を用いることが必要になる。
学増幅型レジストからなるレジスト膜に対してF2 レー
ザ光を用いてパターン露光を行なってレジストパターン
を形成してみた。以下、従来から知られているレジスト
材料を用いてレジストパターンを形成する方法につい
て、図3(a)〜(d)を参照しながら説明する。
を有するものを準備した。
ジスト材料を半導体基板1上にスピンコートした後、加
熱して、0.3μmの膜厚を持つレジスト膜2を形成す
る。
膜2に対してマスク3を介してF2レーザ光4を照射し
てパターン露光を行なう。このようにすると、レジスト
膜2の露光部2aにおいては酸発生剤から酸が発生する
一方、レジスト膜2の未露光部2bにおいては酸が発生
しない。
レートにより、半導体基板1に対して、例えば100℃
の温度下で60秒間の加熱を行なう。
の現像液、例えば2.38wt%テトラメチルアンモニ
ウムハイドロキサイド現像液を用いて現像を行なって、
レジストパターンを形成した。
なパターン形状を持つレジストパターン5が得られた。
ン形状が不良になるのは、露光光がF2 レーザ光である
場合に限らず、1nm帯〜180nm帯の波長を持つ光
の場合にも、同様であった。
m帯〜180nm帯の光を用いてパターン露光を行なっ
てレジストパターンを形成する場合に、良好なパターン
形状が得られるようにすることを目的とする。
トパターンのパターン形状が不良になる原因は、レジス
ト膜の1nm帯〜180nm帯の光に対する吸収性が高
いためであると考え、1nm帯〜180nm帯の光に対
する吸収性を低くするための方策について種々の検討を
加えた結果、酸発生剤としてのオニウム塩の陽イオン及
び陰イオンの両方が、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ
基、アルコキシ基、アミノ基、アルキル基、トリフロロ
メチル基、メルカプト基又は水酸基を含むと、レジスト
膜は1nm帯〜180nm帯の光に対する吸収性が低く
なることを見出した。
オン及び陰イオンの両方が、ハロゲン原子、シアノ基、
ニトロ基、アルコキシ基、アミノ基、アルキル基、トリ
フロロメチル基、メルカプト基又は水酸基を含むと、レ
ジスト材料の1nm帯〜180nm帯の光に対する吸収
性が低くなる理由について検討した結果、これらの原子
又は基は、レジスト材料が本来有している光の吸収波長
帯をシフトさせる性質を有していることが分かった。
法は、陽イオン及び陰イオンの両方に、ハロゲン原子、
シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アミノ基、アルキ
ル基、トリフロロメチル基、メルカプト基及び水酸基か
らなる群の中から選ばれた少なくとも1つの原子又は基
を含むオニウム塩よりなる酸発生剤を有する化学増幅型
レジストを基板上に塗布してレジスト膜を形成する工程
と、レジスト膜に、1nm帯〜180nm帯の波長を持
つ光を照射してパターン露光を行なった後、パターン露
光されたレジスト膜を現像してレジストパターンを形成
する工程とを備えている。
ウム塩の陽イオン及び陰イオンの両方に、ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アミノ基、ア
ルキル基、トリフロロメチル基、メルカプト基又は水酸
基が含まれているため、レジスト膜の光の吸収波長のピ
ークがシフトする。
原子又は基はフッ素原子であることが好ましい。
ウム塩の陽イオンは、前記原子又は基を含むフェニル基
を有していることが好ましい。
ウム塩の陰イオンは、前記原子又は基を含むスルフォン
酸イオンであることが好ましい。
光は、Xe2 レーザ光、F2 レーザ光、Kr2 レーザ
光、ArKrレーザ光、Ar2 レーザ光、13nm帯
光、11nm帯光又は5nm帯光であることが好まし
い。
は、陽イオン及び陰イオンの両方に、ハロゲン原子、シ
アノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アミノ基、アルキル
基、トリフロロメチル基、メルカプト基及び水酸基から
なる群の中から選ばれた少なくとも1つの原子又は基を
含むオニウム塩よりなる酸発生剤を有する化学増幅型レ
ジスト材料を用いるものであるが、以下に説明する一実
施形態は、オニウム塩の陽イオン及び陰イオンの両方
に、ハロゲン原子であるフッ素原子が含まれているもの
を用いる例である。以下、レジスト材料の組成について
説明する。
学増幅型レジスト材料を半導体基板10の上にスピンコ
ートした後、加熱して、0.3μmの膜厚を持つレジス
ト膜11を形成する。
膜11に対してマスク12を介して、157nm帯の波
長を持つF2 レーザ光13を照射してパターン露光を行
なう。このようにすると、レジスト膜11の露光部11
aにおいてはオニウム塩から酸が発生する一方、レジス
ト膜11の未露光部11bにおいては酸が発生しない。
板10ひいてはレジスト膜11を、100℃のホットプ
レートにより60秒間加熱する。ベース樹脂は、アルカ
リ難溶性であるが、酸の存在下で加熱されると、分解す
るので、レジスト膜11における露光部11aはアルカ
リ水溶液に対して可溶性になる。
wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現
像液により現像を行なうと、レジスト膜11の露光部1
1aが現像液に溶解するので、図1(d)に示すよう
に、レジスト膜11の未露光部11bからなるレジスト
パターン14が得られる。
ン及び陰イオンの両方がフッ素原子を含んでいるため、
レジスト膜11の光の吸収波長のピークが長波長側にシ
フトすると共に、157nmの波長の近傍における光の
吸収性が低減する。このため、1nm帯〜180nm帯
の波長を持つ露光光に対する透明性が高くなるので、露
光光がレジスト膜11の底部にまで十分に達するから、
0.09μmのライン幅を有し良好なパターン形状を有
するレジストパターンを得ることができた。
た検証例を示し、図2において、比較例1は、陽イオン
及び陰イオンの両方にフッ素原子が含まれていないオニ
ウム塩であるトリフェニルスルフォニウムトシレートの
吸収波長を示し、比較例2は、陰イオンにフッ素原子が
含まれているが陽イオンにはフッ素原子が含まれていな
いオニウム塩であるトリフェニルスルフォニウムトリフ
レートの吸収波長を示し、本実施形態は、陽イオン及び
陰イオンの両方にフッ素原子が含まれているオニウム塩
であるトリ(2,4,6−トリフルオロフェニル)スル
フォニウムトリフレートの吸収波長を示している。
イオンの両方にフッ素原子が含まれていると、光の吸収
波長のピークが長波長側にシフトすると共に、157n
mの波長の近傍における光の吸収性が低減する。
のフェニル基にフッ素原子が含まれていると共に、オニ
ウム塩の陰イオンであるスルフォン酸イオンにフッ素原
子が含まれている場合であったが、オニウム塩の陽イオ
ンとしてはフェニル基を含むものに限られるものではな
いと共に、オニウム塩の陰イオンとしてはスルフォン酸
イオンに限られるものではない。
に含まれる原子又は基としては、フッ素原子に限られる
ものではなく、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ア
ルコキシ基、アミノ基、アルキル基、トリフロロメチル
基、メルカプト基及び水酸基からなる群の中から選ばれ
る少なくとも1つの原子又は基であればよい。
原子、シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アミノ基、
アルキル基、トリフロロメチル基、メルカプト基又は水
酸基が含まれたオニウム塩の一例を挙げるが、以下のも
のに限られるものではない。
スルフォニウムトリフレート……陽イオンに塩素原子が
含まれていると共に、陰イオンにフッ素原子が含まれて
いる例である。
ウム2,6−ジフルオロトシレート……陽イオンにフッ
素原子が含まれていると共に、陰イオンにフッ素原子が
含まれている例である。
ート……陽イオンにフッ素原子が含まれていると共に、
陰イオンにフッ素原子がが含まれている例である。
ウム2,6−ジフルオロトシレート……陽イオンにフッ
素原子が含まれていると共に、陰イオンにフッ素原子が
含まれている例である。
ニウムトリフレート……陽イオンにアミノ基が含まれて
いると共に、陰イオンにフッ素原子が含まれている例で
ある。
露光に用いる露光光としては、157nm帯の波長を持
つF2 レーザ光を用いたが、これに代えて、Xe2 レー
ザ光(波長:172nm帯)、Kr2 レーザ光(波長:
146nm帯)、ArKrレーザ光(波長:134nm
帯)、Ar2 レーザ光(波長:126nm帯)又は軟X
線(波長:13nm帯、11nm帯又は5nm帯)等を
用いてもよい。
ニウム塩の陽イオン及び陰イオンの両方に、ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アミノ基、ア
ルキル基、トリフロロメチル基、メルカプト基又は水酸
基が含まれているため、レジスト膜の光の吸収波長のピ
ークがシフトするので、1nm帯〜180nm帯の波長
を持つ光の波長域での吸収性を小さくすることができ
る。このため、1nm帯〜180nm帯の波長を持つ露
光光に対する透明性を高くすることができるので、露光
光として1nm帯〜180nm帯の光を用いてパターン
露光を行なう場合に、良好なパターン形状を持つレジス
トパターンを形成することができる。
ターン形成方法の各工程を示す断面図である。
ッ素原子が含まれると、光の吸収波長帯のピークが長波
長側にシフトすることを示す検証例である。
ン形成方法の各工程を示す断面図である。
6)
に関し、特に、半導体基板上に半導体素子又は半導体集
積回路を形成するためのレジストパターンを、1nm帯
〜180nm帯の波長を持つ露光光を用いて形成するリ
ソグラフィ技術に関する。
化及び微細化に伴って、リソグラフィ技術の一層の開発
が望まれている。
してパターン露光を行なってレジストパターンを形成す
る際に用いる露光光としては、KrFエキシマレーザ又
はArFエキシマレーザが実用化されたり又は実用化の
検討が行なわれたりしている。
感度の点で優れている化学増幅型のレジストの使用が考
えられている。
又は半導体集積回路のより一層の微細化を実現するため
には、露光光としては、ArFエキシマレーザよりも波
長が短い、Xe2 レーザ光(波長:172nm帯)、F
2 レーザ光(波長:157nm帯)、Kr2 レーザ光
(波長:146nm帯)、ArKrレーザ光(波長:1
34nm帯)、Ar 2 レーザ光(波長:126nm帯)
又は軟X線(波長:13nm帯、11nm帯又は5nm
帯)等を用いることが必要になる。
学増幅型レジストからなるレジスト膜に対してF2 レー
ザ光を用いてパターン露光を行なってレジストパターン
を形成してみた。以下、従来から知られているレジスト
材料を用いてレジストパターンを形成する方法につい
て、図3(a)〜(d)を参照しながら説明する。
を有するものを準備した。 ベース樹脂:ポリ((2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート)(30mol %)−(メチルメタクリレート)(20mol%)−(メタクリル酸)(10m ol%)) 2g 酸発生剤:トリフェニルスルフォニウムトリフレート 0.4g 溶媒:ジグライム 20g
成を有するレジスト材料を半導体基板1上にスピンコー
トした後、加熱して、0.3μmの膜厚を持つレジスト
膜2を形成する。
膜2に対してマスク3を介してF2レーザ光4を照射し
てパターン露光を行なう。このようにすると、レジスト
膜2の露光部2aにおいては酸発生剤から酸が発生する
一方、レジスト膜2の未露光部2bにおいては酸が発生
しない。
レートにより、半導体基板1に対して、例えば100℃
の温度下で60秒間の加熱を行なう。
の現像液、例えば2.38wt%テトラメチルアンモニ
ウムハイドロキサイド現像液を用いて現像を行なって、
レジストパターンを形成した。
なパターン形状を持つレジストパターン5が得られた。
ン形状が不良になるのは、露光光がF2 レーザ光である
場合に限らず、1nm帯〜180nm帯の波長を持つ光
の場合にも、同様であった。
m帯〜180nm帯の光を用いてパターン露光を行なっ
てレジストパターンを形成する場合に、良好なパターン
形状が得られるようにすることを目的とする。
トパターンのパターン形状が不良になる原因は、レジス
ト膜の1nm帯〜180nm帯の光に対する吸収性が高
いためであると考え、1nm帯〜180nm帯の光に対
する吸収性を低くするための方策について種々の検討を
加えた結果、酸発生剤としてのオニウム塩の陽イオン及
び陰イオンの両方がハロゲン原子を含むと、レジスト膜
は1nm帯〜180nm帯の光に対する吸収性が低くな
ることを見出した。
オン及び陰イオンの両方がハロゲン原子を含むと、レジ
スト材料の1nm帯〜180nm帯の光に対する吸収性
が低くなる理由について検討した結果、ハロゲン原子
は、レジスト材料が本来有している光の吸収波長帯をシ
フトさせる性質を有していることが分かった。
法は、陽イオン及び陰イオンの両方にハロゲン原子を含
むオニウム塩よりなる酸発生剤を有する化学増幅型レジ
ストを基板上に塗布してレジスト膜を形成する工程と、
レジスト膜に、1nm帯〜180nm帯の波長を持つ露
光光を照射してパターン露光を行なった後、パターン露
光されたレジスト膜を現像してレジストパターンを形成
する工程とを備えている。
ウム塩の陽イオン及び陰イオンの両方にハロゲン原子が
含まれているため、レジスト膜の光の吸収波長のピーク
がシフトする。
ゲン原子はフッ素原子であることが好ましい。
ウム塩の陽イオンは、ハロゲン原子を含むフェニル基を
有していることが好ましい。
ウム塩の陰イオンは、ハロゲン原子を含むスルフォン酸
イオンであることが好ましい。
光は、F2レーザ光又はAr2レーザ光であることが好ま
しい。
は、陽イオン及び陰イオンの両方にハロゲン原子を含む
オニウム塩よりなる酸発生剤を有する化学増幅型レジス
ト材料を用いるものであるが、以下に説明する一実施形
態は、オニウム塩の陽イオン及び陰イオンの両方に、ハ
ロゲン原子としてフッ素原子が含まれているものを用い
る例である。
る。 ベース樹脂:ポリ((2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート)(30mol %)−(メチルメタクリレート)(20mol%)−(メタクリル酸)(10m ol%)) 2g オニウム塩:トリ(2,4,6−トリフルオロフェニル)スルフォニウムトリ フレート 0.4g 溶媒:ジグライム 20g
成を有する化学増幅型レジスト材料を半導体基板10の
上にスピンコートした後、加熱して、0.3μmの膜厚
を持つレジスト膜11を形成する。
膜11に対してマスク12を介して、157nm帯の波
長を持つF2 レーザ光13を照射してパターン露光を行
なう。このようにすると、レジスト膜11の露光部11
aにおいてはオニウム塩から酸が発生する一方、レジス
ト膜11の未露光部11bにおいては酸が発生しない。
板10ひいてはレジスト膜11を、100℃のホットプ
レートにより60秒間加熱する。ベース樹脂は、アルカ
リ難溶性であるが、酸の存在下で加熱されると、分解す
るので、レジスト膜11における露光部11aはアルカ
リ水溶液に対して可溶性になる。
wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現
像液により現像を行なうと、レジスト膜11の露光部1
1aが現像液に溶解するので、図1(d)に示すよう
に、レジスト膜11の未露光部11bからなるレジスト
パターン14が得られる。
ン及び陰イオンの両方がフッ素原子を含んでいるため、
レジスト膜11の光の吸収波長のピークが長波長側にシ
フトすると共に、157nmの波長の近傍における光の
吸収性が低減する。このため、1nm帯〜180nm帯
の波長を持つ露光光に対する透明性が高くなるので、露
光光がレジスト膜11の底部にまで十分に達するから、
0.09μmのライン幅を有し良好なパターン形状を有
するレジストパターンを得ることができた。
た検証例を示し、図2において、比較例1は、陽イオン
及び陰イオンの両方にフッ素原子が含まれていないオニ
ウム塩であるトリフェニルスルフォニウムトシレートの
吸収波長を示し、比較例2は、陰イオンにフッ素原子が
含まれているが陽イオンにはフッ素原子が含まれていな
いオニウム塩であるトリフェニルスルフォニウムトリフ
レートの吸収波長を示し、本実施形態は、陽イオン及び
陰イオンの両方にフッ素原子が含まれているオニウム塩
であるトリ(2,4,6−トリフルオロフェニル)スル
フォニウムトリフレートの吸収波長を示している。
イオンの両方にフッ素原子が含まれていると、光の吸収
波長のピークが長波長側にシフトすると共に、157n
mの波長の近傍における光の吸収性が低減する。
のフェニル基にフッ素原子が含まれていると共に、オニ
ウム塩の陰イオンであるスルフォン酸イオンにフッ素原
子が含まれている場合であったが、オニウム塩の陽イオ
ンとしてはフェニル基を含むものに限られるものではな
いと共に、オニウム塩の陰イオンとしてはスルフォン酸
イオンに限られるものではない。
ゲン原子が含まれたオニウム塩の一例を挙げるが、以下
のものに限られるものではない。
スルフォニウムトリフレート……陽イオンに塩素原子が
含まれていると共に、陰イオンにフッ素原子が含まれて
いる例である。
ウム2,6−ジフルオロトシレート……陽イオンにフッ
素原子が含まれていると共に、陰イオンにフッ素原子が
含まれている例である。
ート……陽イオンにフッ素原子が含まれていると共に、
陰イオンにフッ素原子が含まれている例である。
ウム2,6−ジフルオロトシレート……陽イオンにフッ
素原子が含まれていると共に、陰イオンにフッ素原子が
含まれている例である。
露光に用いる露光光としては、157nm帯の波長を持
つF2 レーザ光を用いたが、これに代えて、Xe2 レー
ザ光(波長:172nm帯)、Kr2 レーザ光(波長:
146nm帯)、ArKrレーザ光(波長:134nm
帯)、Ar2 レーザ光(波長:126nm帯)又は軟X
線(波長:13nm帯、11nm帯又は5nm帯)等を
用いてもよい。
ニウム塩の陽イオン及び陰イオンの両方にハロゲン原子
が含まれているため、レジスト膜の光の吸収波長のピー
クがシフトするので、1nm帯〜180nm帯の波長を
持つ光の波長域での吸収性を小さくすることができる。
このため、1nm帯〜180nm帯の波長を持つ露光光
に対する透明性を高くすることができるので、露光光と
して1nm帯〜180nm帯の光を用いてパターン露光
を行なう場合に、良好なパターン形状を持つレジストパ
ターンを形成することができる。
ターン形成方法の各工程を示す断面図である。
ッ素原子が含まれると、光の吸収波長帯のピークが長波
長側にシフトすることを示す検証例である。
ン形成方法の各工程を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 陽イオン及び陰イオンの両方に、ハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アミノ
基、アルキル基、トリフロロメチル基、メルカプト基及
び水酸基からなる群の中から選ばれた少なくとも1つの
原子又は基を含むオニウム塩よりなる酸発生剤を有する
化学増幅型レジストを基板上に塗布してレジスト膜を形
成する工程と、 前記レジスト膜に、1nm帯〜180nm帯の波長を持
つ光を照射してパターン露光を行なった後、パターン露
光された前記レジスト膜を現像してレジストパターンを
形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン
形成方法。 - 【請求項2】 前記原子又は基は、フッ素原子であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。 - 【請求項3】 前記オニウム塩の陽イオンは、前記原子
又は基を含むフェニル基を有していることを特徴とする
請求項1に記載のパターン形成方法。 - 【請求項4】 前記オニウム塩の陰イオンは、前記原子
又は基を含むスルフォン酸イオンであることを特徴とす
る請求項1に記載のパターン形成方法。 - 【請求項5】 前記光は、Xe2 レーザ光、F2 レーザ
光、Kr2 レーザ光、ArKrレーザ光、Ar2 レーザ
光、13nm帯光、11nm帯光又は5nm帯光である
ことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5843099A JP3281612B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | パターン形成方法 |
US09/515,334 US6521393B1 (en) | 1999-03-05 | 2000-02-29 | Pattern formation method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5843099A JP3281612B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | パターン形成方法 |
Publications (2)
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