JP2000257770A - インナーコア - Google Patents

インナーコア

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Publication number
JP2000257770A
JP2000257770A JP11058629A JP5862999A JP2000257770A JP 2000257770 A JP2000257770 A JP 2000257770A JP 11058629 A JP11058629 A JP 11058629A JP 5862999 A JP5862999 A JP 5862999A JP 2000257770 A JP2000257770 A JP 2000257770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
inner core
main body
pipe
male screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11058629A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorinobu Akaishi
▲頼▼信 赤石
Yoshiki Yamada
良樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JP2000257770A publication Critical patent/JP2000257770A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

Abstract

(57)【要約】 【構成】 インナーコア10を軟質管の管端に装着する
際には、タップ部30を管端内面にねじ込んで雌ねじを
形成するとともに、この雌ねじに雄ねじ32を螺合す
る。係止部34が軟質管の管端面で係止されると、イン
ナーコア10の装着が完了する。 【効果】 軟質管の内径のばらつきに左右されることな
くインナーコア10を確実に装着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインナーコアに関し、
特にたとえば受口に挿入された軟質管の離脱や変形を防
止するために軟質管の管端に装着される、インナーコア
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のインナーコアの一例が平成10
年5月15日付で出願公開された特開平10−1224
61号公報に開示されている。この従来技術は、インナ
ーコア本体の外周面にテーパ部を形成し、このテーパ部
に略鋸歯状の歯を形成し、この歯を軟質管の内面に係止
させることによってインナーコアの離脱を防止するよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、管にイ
ンナーコアを強制的に挿入し、管の内面に歯を係止させ
ることによってインナーコアの離脱を防止していたた
め、管の内径にばらつきがある場合には適用できないと
いう問題があった。すなわち、歯の外径に比べて管の内
径が大き過ぎる場合には、歯を管の内面に係止できない
ため、インナーコアの離脱を防止できず、一方、歯の外
径に比べて管の内径が小さ過ぎる場合には、インナーコ
アを管に挿入できないという問題があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、管
の内径のばらつきに左右されることなく確実に装着でき
る、インナーコアを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、軟質管の管
端に挿入される筒状の本体、本体の一方端部に形成され
るかつ管端の内面に雌ねじを形成するタップ部、本体の
外面に形成されるかつ雌ねじに螺合される雄ねじ、およ
び本体の他方端部に形成されるかつ軟質管の管端面で係
止される係止部を備える、インナーコアである。
【0006】
【作用】インナーコアを軟質管の管端に装着する際に
は、本体のタップ部を管端の内面にねじ込んで雌ねじを
形成し、この雌ねじに本体の外面に形成された雄ねじを
螺合する。係止部が軟質管の管端面で係止されると、イ
ンナーコアの装着が完了する。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、管端の内面に雌ねじ
を形成するとともに、この雌ねじにインナーコアの雄ね
じを螺合するようにしているので、軟質管の内径のばら
つきに左右されることなくインナーコアを確実に装着で
きる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1に示すこの実施例のインナーコア10
は、たとえば図2に示すようなスリップオンタイプの継
手12を用いてポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン,
ポリブテンまたはポリプロピレン等)等のような軟質材
料からなる管14を接合する際に、管14の離脱や変形
の防止を目的として管14の管端に装着されるものであ
る。
【0010】ここで、継手12は受口16を含み、受口
16の開口端部内面にはゴム輪収容部18が形成され
る。また、受口16のゴム輪収容部18より奥側には、
開口端側から奥側へ向かって拡径するテーパ面20を有
するリング収容部22が形成される。そして、ゴム輪収
容部18にゴム輪24が装着され、リング収容部22に
ステンレスまたはポリアセタール等のような硬質材料か
らなる略Cリング状の離脱防止リング26が装着され
る。
【0011】インナーコア10(図1)は、ステンレス
等のような硬質材料からなる筒状の本体28を含み、本
体28の一方端部にはタップ部30が形成され、中央部
外面にはタップ部30と連続する雄ねじ32が形成さ
れ、他方端部外面には係止部34が形成される。
【0012】タップ部30は、管14の端部内面に雌ね
じ36を加工するためのものであり、本体28の先端か
ら徐々に高くなるようにして螺旋状に形成された切削刃
38を含む。切削刃38は、本体28の周方向に一定の
間隔を隔てて形成された複数(この実施例では12個)
の溝40によって分割され、分割されたそれぞれの切削
刃38にはシャープエッジ(刃)が形成される。
【0013】雄ねじ32は、タップ部30によって形成
された雌ねじ36に螺合され得るように、切削刃38と
同じピッチでこれと連続して形成される。雄ねじ32に
おける山(最高部)の外径は、管14とインナーコア1
0とのねじ接合を確実なものとするために、管14の最
大内径よりも大きく設定される。また、谷(最低部)の
外径は、管14自体の強度を確保するために、管14の
最小内径よりも小さく設定される。なお、管14の最大
内径とは、内径寸法にばらつきのある一群の管14の中
で最大の内径を有するものの内径をいい、管14の最小
内径とは、一群の管14の中で最小の内径を有するもの
の内径をいう。
【0014】係止部34は、管14の管端面で係止され
得るように、本体28の外面に突出して鍔状に形成され
る。係止部34の外径は、管14の外径よりもやや大き
くされ、係止部34の先端部外周面は、テーパ状に傾斜
される。そして、係止部34の先端面(図1(A)にお
ける右側面)には、インナーコア10を回転操作するた
めの工具を係止するための係止溝42が十字状に形成さ
れる。
【0015】インナーコア10を管14の管端に装着す
る際には、図2に示すように、管14の管端にステンレ
ス等のような硬質材料からなるスペーサリング44を装
着する。スペーサリング44は、管14の外面に配置さ
れて離脱防止リング26を押圧する押圧片44aと管1
4の管端面で係止される係止片44bとを含み、押圧片
44aの外径は、係止部34の外径とほぼ同サイズに設
定される。
【0016】スペーサリング44を装着した後は、イン
ナーコア10の係止溝42に工具を係止して、タップ部
30を管14の管端にねじ込んでいく。すると、管端内
面に雌ねじ36(図2)が加工されるとともに、この雌
ねじ36に雄ねじ32が螺合される。係止部34が管1
4の管端面(スペーサリング44)に当接すると、イン
ナーコア10の装着作業が完了する。雌ねじ36を加工
する工程で生じた切粉はタップ部30に形成された溝4
0内に溜められるが、管14の内側に切粉が漏れ出た場
合には、その切粉を掃除機等によって除去する。
【0017】インナーコア10が装着された管14を継
手12に接続する際には、管14の管端を受口16内に
挿入し、伸縮代を確保すべく、受口16の奥端とリング
収容部22との中間位置に管端を位置決めする。管端を
挿入する際には、インナーコア10(係止部34)のテ
ーパ面によってゴム輪24および離脱防止リング26を
拡径することができるので、挿入作業は容易である。
【0018】施工後、地盤変位等によって管路に外力が
作用して、受口16から管14が所定長さ引き出される
と、スペーサリング44の押圧片44aが離脱防止リン
グ26に係止される。管14がさらに引き出されると、
離脱防止リング26がテーパ面20に押圧されて縮径さ
れ、離脱防止リング26とインナーコア10とによって
管14が強固に挟持される。つまり、管14の離脱が防
止される。
【0019】この実施例によれば、タップ部30によっ
て管14に雌ねじ36を形成するとともに、これに雄ね
じ32を螺合するようにしているので、管14の内径の
ばらつきに左右されることなく、インナーコア10を確
実に装着できる。
【0020】なお、上述の実施例では、タップ部30に
形成した溝40に切粉を溜めるようにしているが、管路
内に切粉を残留させることに問題があるならば、インナ
ーコア10を一旦取り外し、切粉を完全に除去した後に
再度装着するようにしてもよい。また、図3に示すよう
に、溝40(図1)に代えて孔46を形成し、この孔4
6から管14の内側に切粉を排出し、この切粉を掃除機
等で除去するようにしてもよい。つまり、切粉を管路内
に残すか管路から完全に除去するかは、用途に応じて適
宜決めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例の使用状態を示す図解図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …インナーコア 12 …継手 14 …管 16 …受口 18 …ゴム輪収容部 20 …テーパ面 22 …リング収容部 26 …離脱防止リング 28 …本体 30 …タップ部 32 …雄ねじ 34 …係止部 38 …切削刃 40 …溝 46 …孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質管の管端に挿入される筒状の本体、 前記本体の一方端部に形成されるかつ前記管端の内面に
    雌ねじを形成するタップ部、 前記本体の外面に形成されるかつ前記雌ねじに螺合され
    る雄ねじ、および前記本体の他方端部に形成されるかつ
    前記軟質管の管端面で係止される係止部を備える、イン
    ナーコア。
JP11058629A 1999-03-05 1999-03-05 インナーコア Withdrawn JP2000257770A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11058629A JP2000257770A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 インナーコア

Applications Claiming Priority (1)

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ID=13089888

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JP (1) JP2000257770A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009996A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Mirai Kk 通水管用のインコア、およびインコアの挿入工具
JP2014142048A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Nippon Chutetsukan Kk 管継手構造

Cited By (2)

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Effective date: 20060509