JP2000257589A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2000257589A
JP2000257589A JP11058142A JP5814299A JP2000257589A JP 2000257589 A JP2000257589 A JP 2000257589A JP 11058142 A JP11058142 A JP 11058142A JP 5814299 A JP5814299 A JP 5814299A JP 2000257589 A JP2000257589 A JP 2000257589A
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seal member
cut
fan cover
electric blower
inner peripheral
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JP11058142A
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Takao Taruya
隆夫 樽谷
Eizo Oya
英三 大屋
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材の素材費を低減することができ、
量産性が向上し、低コスト化が図れる電動送風機を提供
する。 【解決手段】 ファンカバーの吸気孔の内側周縁に取り
付けられて遠心ファンの吸入口端部が摺接する環状のシ
ール部材21を、シート状の軟質シール素材を前記環状
シール部材21の約半分の長さで約2倍の幅の略短冊状
に切断すると共に、その長手方向中心線に沿って両端部
を除き前記環状シール部材21の内周長の約半分の切込
み32を形成し、この切込み32を広げて環状に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電気掃除機等に
使用される電動送風機に係わり、特に遠心ファンの外周
吐出口から吐出される空気の一部が遠心ファンの前面側
にある吸入口とファンカバーの吸気孔との間の隙間を通
って吸入口に環流する,いわゆる循環流を抑制するシー
ル部材を備えた電動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機等に使用される電動送
風機においては、遠心ファンの吸入口とファンカバーの
吸気孔部分の気密性を図るために、例えばポリテトラフ
ロロエチレン(PTFE)樹脂等から成る軟質かつ耐熱
性のシール部材をファンカバーの吸気孔の内側周縁に配
設している。
【0003】上記シール部材は、中央部にファンカバー
吸気孔の内側周縁に密着状態で嵌合する貫通孔を設けた
環状に形成されている。このシール部材は、ポリテトラ
フロロエチレン(PTFE)樹脂等から成るシート状の
素材を打ち抜いて形成される。このとき中央部の貫通孔
も同時に打ち抜かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うにシール部材は環状となっており、これをシート状の
素材から打ち抜いて形成しているので、素材に対する材
料取りが悪く、いわゆる抜き滓が多くなって素材が無駄
になるため、電動送風機の低コスト化の妨げとなってい
た。
【0005】このような問題を解決するため、例えば特
開平8−68392号公報に示されているように、シー
ト状素材を断面略方形の細長い棒状にカットして環状に
変形させ、ファンカバーの吸気孔の内側周縁に配設する
ようにしたものが提案されている。
【0006】しかしながら、上記のものでは、ファンカ
バーの吸気孔の内側周縁に配設するときに、棒状のシー
ル部材であるために、シール部材に端部が存在し、シー
ル部材が短いと端部合わせ目部分に隙間が発生し、シー
ルが不完全となる。
【0007】また、シール部材が長いと、シール部材の
端部等がシール部材を固定するセッティングプレートか
らはみ出し、ファンとの片当たりや過接触により、シー
ル部材の脱落や破壊を招くことになる。
【0008】前述したようにシール部材に用いられるポ
リテトラフロロエチレン(PTFE)樹脂等の素材は軟
質材であるため、寸法のバラツキや変化が大きく、寸法
管理が難しい。従って、上記公報に記載のようなもので
は、シール部材の徹底した寸法管理が必要となり、素材
費の低減効果を相殺するほどの大幅なコストアップとな
る。
【0009】また、細長い棒状のものを環状に曲げるこ
とにより、シール部材はひずみから反り返りや捲れ等が
発生し、ファンの片当たりによるシール性の悪化や、過
接触によるシール部材の脱落や破壊が発生する危険性が
ある。
【0010】また、棒状のシール部材をファンカバーの
吸気孔の内側周縁に配設するときに、環状になっていな
いため嵌合することができず、従って、シール部材を固
定するセッティングプレートに仮装着してからファンカ
バーに固定することになるため、ファンカバーの吸気孔
の内側周縁に噛み込んだり、隙間を発生したりする虞が
ある。
【0011】されに、曲げられたシール部材が真っ直ぐ
に戻ろうとする応力により、セッティングプレートに仮
装着してからファンカバーに固定するまでに、移動や振
動により外れることがあり、量産性を低下させる。
【0012】そこで、本願発明はこのような問題点を解
決するためになされたものであり、上述したような不具
合を生じることなくシール部材の素材費を低減すること
ができ、量産性が向上し、低コスト化が図れる電動送風
機を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、電動機の出力軸に取り付けら
れ、中央部に吸入口が形成されると共に外周部に吐出口
が形成された遠心ファンと、前記遠心ファンを覆うと共
に、その吸入口と対応する位置に吸気孔が形成されたフ
ァンカバーと、前記ファンカバーの吸気孔の内側周縁に
取り付けられて前記遠心ファンの吸入口端部が摺接する
環状のシール部材とを備え、前記シール部材を、シート
状の軟質シール素材を前記環状シール部材の約半分の長
さで約2倍の幅の略短冊状に切断すると共に、その長手
方向中心線に沿って両端部を除き前記環状シール部材の
内周長の約半分の切込みを形成し、この切込みを広げて
環状に形成したことを特徴とするものである。
【0014】また、前記略短冊状シール部材の長手方向
中心線に沿って形成する切込みに一定の幅を持たせると
共に、その長手方向両端部を円弧状に形成したことを特
徴とするものである。
【0015】さらに、前記略短冊状シール部材の長手方
向両端部を円弧状に形成したことを特徴とするものであ
る。
【0016】また、前記略短冊状シール部材の長手方向
両端部に、前記長手方向中心線に沿った切込みの端部に
向かって略V字状の切欠きを形成したことを特徴とする
ものである。
【0017】また、前記略短冊状シール部材の長辺の両
端側に、前記長手方向中心線に沿った切込みの端部に向
かって略V字状の切欠きを形成したことを特徴とするも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0019】電気掃除機等に用いられる電動送風機は、
図1に示すように、ハウジング1とエンドブラケット2
により区画された空間に電動機3が収容されている。こ
の電動機3は、ハウジング1及びエンドブラケット2に
固定された軸受4,4によって回転軸5が支持される回
転子6と、固定子7を備えている。また、電動機3は、
ハウジング1に固定されたブラシ保持器8内に納められ
たブラシ9を有している。
【0020】また、エンドブラケット2とファンカバー
10により区画された空間には、ディフューザ11及び
遠心ファン12が設けられている。ディフューザ11
は、エンドブラケット2にネジ止め固定され、遠心ファ
ン12は、ディフューザ2に固定された軸受4を通して
突出する電動機3の出力軸(回転軸5)にナット13に
より固定されている。
【0021】上記遠心ファン12は、渦巻き状のブレー
ド14とその前後を挟む前面シュラウド15及び後面シ
ュラウド16とから構成されている。前面シュラウド1
5は、その中央部に空気を吸い込む吸入口17が形成さ
れ、この吸入口17から外周部に向かって後面シュラウ
ド16との間隔が漸次狭くなるように形成されており、
外周部に吐出口18が形成されている。
【0022】一方、ファンカバー10は、遠心ファン1
2及びディフューザ11の前面及び外周面を覆うように
形成され、前面側には、遠心ファン12の吸入口17に
対応して吸気孔20が形成されている。図2はファンカ
バー10の構成図で、(a)は中央断面図、(b)はそ
の正面図、(c)は吸気孔20周縁部の拡大断面図であ
る。
【0023】一般に吸気孔20の入口は流線の乱れの少
ない曲面に形成されるが、本実施形態ではさらに、吸気
孔20の内側周縁に装着される環状シール部材21が吸
気孔20の曲面にかからないように、吸気孔20の周縁
を前方に断面U字状に膨らませ、その端縁を遠心ファン
12の吸入口17内側まで伸ばして筒状部22を形成し
ている。
【0024】そして、上記構成により内側に形成される
環状溝23を埋めるため断面U字状の詰め部材24が装
着され、その上から後述する如く形成された環状のシー
ル部材21が筒状部22に嵌合するようにして装着され
る。
【0025】さらに、遠心ファン12の吸入口17端部
が摺接するように、環状シール部材21の内側(筒状部
22側)部分を露出させた状態で、環状シール部材21
を固定するセッティングプレート25をスポット溶接2
6等によりファンカバー10に固着している。このと
き、セッティングプレート25の内周側に形成された爪
27が環状シール部材21に食い込むことによって、環
状シール部材21をより強固に固定するようにしてい
る。
【0026】図3〜図10は、本願発明による上記シー
ル部材21の各種構成例を示す図であり、最初の図3の
ものは全く抜き滓が出ず、素材の無駄が皆無となる構成
例で、最後の図10のものは環状にする際のひずみが最
も少なくて最良の環状シール部材21を形成できる構成
例である。
【0027】すなわち、図3に示すシール部材21a
は、図11に示すように、幅(図の上下幅)が環状シー
ル部材21の約半分の長さのポリテトラフロロエチレン
(PTFE)樹脂から成るシート状素材30を環状シー
ル部材21の約2倍の幅の短冊状に切断すると共に、そ
の長手方向中心線に沿って両端部を除き環状シール部材
21の内周長の約半分の切込み31を形成したものであ
る。そして、上記切込み31を広げて環状に形成するも
のである。
【0028】従って、図11からも分かるように、全く
抜き滓が出ず、素材の無駄が皆無となるので、環状シー
ル部材21の素材費を大幅に低減することができる。
【0029】また、図4に示すシール部材21bは、長
手方向中心線に沿って形成する切込み32に一定の幅を
持たせると共に、その長手方向両端部33,33をその
幅を直径とする円弧状に形成したものである。なお、こ
の短冊状シール部材21bの幅は、切込み32の幅相当
分だけ前記図3の短冊状シール部材21aより広くす
る。
【0030】この構成によれば、切込み32相当の僅か
な抜き滓は出るが、切込み32を広げて環状にするとき
に、切込み両端部33,33での曲げによるひずみが抑
えられ、ファンカバー10の吸気孔20の内側周縁(筒
状部22)に、より密着嵌合することができ、シール性
やホールド性を高めることができる。
【0031】また、図5に示すシール部材21cは、前
記図3の短冊状シール部材21aの長手方向両端部の短
辺の全幅にわたって、切込み31の端部34に向かって
略V字状の切欠き35を形成したものである。
【0032】この構成によれば、切欠き35相当の僅か
な抜き滓は出るが、切込み31を広げて環状にするとき
に、切込み両端部34,34での曲げによるひずみが抑
えられ、前記同様、ファンカバー10の吸気孔20の内
側周縁(筒状部22)に、より密着嵌合することがで
き、シール性やホールド性を高めることができる。
【0033】また、図6に示すシール部材21dは、前
記図3の短冊状シール部材21aの長辺の両端側に、切
込み31の端部34に向かってV字状の切欠き36を形
成したものである。
【0034】この構成によれば、切欠き36相当の僅か
な抜き滓は出るが、切込み31を広げて環状にするとき
に、切込み両端部34,34での曲げによるひずみが抑
えられ、前記同様、ファンカバー10の吸気孔20の内
側周縁(筒状部22)に、より密着嵌合することがで
き、シール性やホールド性を高めることができる。
【0035】さらに、図7に示すシール部材21eは、
前記図4〜図6の構成を組み合わせたものである。すな
わち、切込み32に一定の幅を持たせると共に、切込み
両端部33,33をその幅を直径とする円弧状に形成
し、かつシール部材21eの長手方向両端部の短辺の全
幅及び長辺の両端側にそれぞれ、切込み32の端部33
に向かって略V字状の切欠き35,36を形成したもの
である。
【0036】このように構成すれば、前記図4〜図6の
構成の相乗効果により、切込み32を広げて環状にする
ときに、切込み両端部33,33での曲げによるひずみ
が大幅に抑えられ、ファンカバー10の吸気孔20の内
側周縁(筒状部22)に、ぴったりと密着嵌合すること
ができ、シール性やホールド性を大幅に高めることがで
きる。
【0037】一方、図8に示すシール部材21fは、前
記図4の短冊状シール部材21bの長手方向両端部をそ
の幅を直径とする円弧状に形成したものである。すなわ
ち、切込み32の両端部33,33のみならずシール部
材21f自体の両端部37,37も円弧状に形成したも
のである。
【0038】この構成によれば、切込み32を広げて環
状にするときに、切込み両端部33,33での曲げによ
るひずみが抑えられ、ファンカバー10の吸気孔20の
内側周縁(筒状部22)に、より密着嵌合することがで
き、シール性やホールド性を高めることができると共
に、外周部に突出部が生じないので、セッティングプレ
ート25の装着固定をスムーズに行うことができる。
【0039】さらに、図9に示すシール部材21gは、
前記図7と図8の構成を組み合わせたものである。すな
わち、前述したような構成によってシール部材21gの
長手方向両端部に形成される突出部38,38を、図9
(b)に示すようにシール部材21gの幅を直径とする
円弧状にカットしたものである。
【0040】このように構成することにより、前記図7
のもの同様、切込み32を広げて環状にするときに、切
込み両端部33,33での曲げによるひずみが大幅に抑
えられ、ファンカバー10の吸気孔20の内側周縁(筒
状部22)にぴったりと密着嵌合することができ、シー
ル性やホールド性を大幅に高めることができると共に、
外周部に突出部が生じないので、セッティングプレート
25の装着固定をスムーズに行うことができる。
【0041】そして、図10に示すシール部材21h
は、前記図9のものに対して最終調整を施したもので、
長手方向両端部の円弧状の曲率半径を環状シール部材2
1の曲率半径に近くなるように大きくしたものであり、
これに伴って、両端部の突出部38a,38aの曲率半
径が大きくなっており、また長辺側両端の略V字状切欠
き36a,36aの向きも切込み端部33のやや内側に
向くように修正されている。
【0042】このように構成された略短冊状シール部材
21hを、その切込み32を広げて環状にしたものが同
図(c)に示してあり、内周側が正円になると共に、外
周側もほぼ正円になる。従って、ファンカバー10の吸
気孔20の内側周縁(筒状部22)にぴったりと密着嵌
合することができ、シール性やホールド性を大幅に高め
ることができると共に、外周部もほぼ正円になるので、
セッティングプレート25の装着固定をよりスムーズに
行うことができる。
【0043】上記図9や図10の略短冊状シール部材2
1g,21hは、図12に示すように、ポリテトラフロ
ロエチレン(PTFE)樹脂から成るシート状素材30
から打ち抜いて形成することができる。この場合、細幅
の切込み33や両端部の各切欠き部分に相当する抜き滓
は出るが、環状シール部材21をそのまま打ち抜く従来
のものに比べれば僅かである。
【0044】さて、上記構成から成る電動送風機におい
ては、電動機3の駆動により遠心ファン12が回転す
る。この回転によりファンカバー10の外側にある空気
が、図1中に矢印で示すように、ファンカバー10の吸
気孔20及び前面シュラウド15の吸入口17を通して
遠心ファン12内に吸い込まれ、半径方向外方へ流動し
て外周側の吐出口18から吐出される。吐出口18から
吐出された空気は、ディフューザ11の傾斜通路11a
で方向転換され、エンドブラケット2の通風口2aを通
ってハウジング1内に吹き込まれ、電動機3を冷却しな
がら、ハウジング1の排出口1aから外部へ排出され
る。
【0045】上記において、遠心ファン12の吐出口1
8から吐出される空気の一部は、前面シュラウド15と
ファンカバー10との間の空間に流れ、空間内圧力が上
昇する。圧力が上昇すると、前面シュラウド15の吸入
口17から遠心ファン12内に還流しようとするが、前
面シュラウド15の吸入口17端部が環状シール部材2
1と摺接しつつ回転するため、吸入口17には還流しな
い。
【0046】なお、電動送風機の初期駆動時には、前面
シュラウド15の吸入口17端部が環状シール部材21
の一部と圧接し、その部分が削り取られる。その後、摩
擦は急激に減少して滑らかな摺接状態が維持される。
【0047】以上のように本実施形態によれば、シール
部材21はシート状素材30を略短冊状に切断して形成
できるため、素材に対する材料取りが良く、素材が無駄
になるのを防ぐことができるので、素材の有効利用が図
れる。
【0048】また、略短冊状のシール部材21a〜21
hを広げて環状にしたときに、端部(切れ目)が存在し
ないので、遠心ファン12の吸入口17端部とのシール
性がより確実となり、シール状態による性能のバラツキ
が小さくなる。
【0049】また、略短冊状のシール部材21a〜21
hの切込み31又は32の長さをファンカバー10の吸
気孔20の内側周縁長(筒状部22の外周長)の半分よ
り小さめに設定しておけば、軟質性の素材のため、シー
ル部材21a〜21hに多少の寸法バラツキが生じて
も、シール部材21a〜21hが延びて、ファンカバー
10の吸気孔20内側周縁に密着嵌合できるので、シー
ル性とホールド性を良好に保つことができる。
【0050】よって、シール部材21の寸法管理がラフ
でよく、量産性が大幅に向上すると共に、性能の良い電
動送風機を低コストで提供することができる。
【0051】また、上記シール部材21は環状で端部が
存在せず、かつ略短冊状のシール部材21a〜21hが
円形に曲げられることによる応力により、バネの役割を
兼ね備えているため、シール部材21をセッティングプ
レート25ではなく、ファンカバー10の吸気孔20の
内側周縁(筒状部22)に嵌合状態で配設できる。従っ
て、ファンカバー吸気孔20の内側周縁に噛み込んだ
り、シール部材21とファンカバー10間に隙間が発生
する虞がなく、また、一度配設すると外れにくいので、
セッティングプレート25にてシール部材21をファン
カバー10に確実に固定するまでに、移動や振動等によ
り外れる虞がなく、量産加工性に優れたものとなる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、ファン
カバーの吸気孔の内側周縁に取り付けられて遠心ファン
の吸入口端部が摺接する環状のシール部材を、シート状
素材を略短冊状に切断すると共に、その長手方向中心線
に沿って切込みを形成し、この切込みを広げて環状に形
成するようにしたので、素材費が低減すると共に量産性
が向上して、電動送風機の低コスト化を図ることができ
る。
【0053】また、前記略短冊状シール部材の長手方向
中心線に沿って形成する切込みに一定の幅を持たせると
共に、その長手方向両端部を円弧状に形成することによ
り、切込み両端部での曲げによるひずみが抑えられ、フ
ァンカバーの吸気孔の内側周縁により密着することがで
き、シール性やホールド性を高めることができる。
【0054】さらに、前記略短冊状シール部材の長手方
向両端部を円弧状に形成することにより、環状にしたと
きに外周部に突出部が生じないので、セッティングプレ
ート等の装着固定をスムーズに行うことができる。
【0055】また、前記略短冊状シール部材の長手方向
両端部に、長手方向中心線に沿った切込みの端部に向か
って略V字状の切欠きを形成することによっても、切込
みを広げて環状にするときに、切込み両端部での曲げに
よるひずみが抑えられ、ファンカバーの吸気孔の内側周
縁により密着することができ、シール性やホールド性を
高めることができる。
【0056】また、前記略短冊状シール部材の長辺の両
端側に、長手方向中心線に沿った切込みの端部に向かっ
て略V字状の切欠きを形成することによっても、切込み
を広げて環状にするときに、切込み両端部での曲げによ
るひずみが抑えられ、ファンカバーの吸気孔の内側周縁
により密着することができ、シール性やホールド性を高
めることができる。
【0057】さらに、上述した構成を組み合わせること
により、切込み両端部での曲げによるひずみが大幅に抑
えられ、ファンカバーの吸気孔の内側周縁にぴったりと
密着することができ、シール性やホールド性を大幅に高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る電動送風機の構成を
示す一部切欠断面図。
【図2】上記実施形態のファンカバーの構成を示す図
で、(a)は中央断面図、(b)はその正面図、(c)
は吸気孔周縁部の拡大断面図。
【図3】本願発明によるシール部材の構成例を示す図
で、(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図、
(b)は側面図。
【図4】同じく、シール部材の構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図。
【図5】同じく、シール部材の構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図。
【図6】同じく、シール部材の構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図。
【図7】同じく、シール部材の構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図。
【図8】同じく、シール部材の構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図。
【図9】同じく、シール部材の構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図。
【図10】同じく、シール部材の構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)はその端部の拡大図、(c)は
環状に広げた状態を示す平面図。
【図11】上記図3の構成のシール部材をシート状素材
から作製する一例を示す図。
【図12】同じく、上記図9や図10の構成のシール部
材をシート状素材から作製する一例を示す図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 エンドブラケット 3 電動機 5 回転軸(出力軸) 10 ファンカバー 11 ディフューザ 12 遠心ファン 14 ブレード 15 前面シュラウド 16 後面シュラウド 17 吸入口 18 吐出口 20 吸気孔 21 環状シール部材 21a〜21h 略短冊状シール部材 22 筒状部 25 セッティングプレート 27 爪 30 シート状素材 31,32 切込み 33,34 切込み端部 35,36,36a 切欠き 37 略短冊状シール部材端部 38,38a 突出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の出力軸に取り付けられ、中央部
    に吸入口が形成されると共に外周部に吐出口が形成され
    た遠心ファンと、 前記遠心ファンを覆うと共に、その吸入口と対応する位
    置に吸気孔が形成されたファンカバーと、 前記ファンカバーの吸気孔の内側周縁に取り付けられて
    前記遠心ファンの吸入口端部が摺接する環状のシール部
    材とを備え、 前記シール部材を、シート状の軟質シール素材を前記環
    状シール部材の約半分の長さで約2倍の幅の略短冊状に
    切断すると共に、その長手方向中心線に沿って両端部を
    除き前記環状シール部材の内周長の約半分の切込みを形
    成し、この切込みを広げて環状に形成したことを特徴と
    する電動送風機。
  2. 【請求項2】 前記略短冊状シール部材の長手方向中心
    線に沿って形成する切込みに一定の幅を持たせると共
    に、その長手方向両端部を円弧状に形成したことを特徴
    とする請求項1記載の電動送風機。
  3. 【請求項3】 前記略短冊状シール部材の長手方向両端
    部を円弧状に形成したことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の電動送風機。
  4. 【請求項4】 前記略短冊状シール部材の長手方向両端
    部に、前記長手方向中心線に沿った切込みの端部に向か
    って略V字状の切欠きを形成したことを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載の電動送風機。
  5. 【請求項5】 前記略短冊状シール部材の長辺の両端側
    に、前記長手方向中心線に沿った切込みの端部に向かっ
    て略V字状の切欠きを形成したことを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の電動送風機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117497A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Toshiba Corp 電動送風機およびその製造方法

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