JP2000257179A - 炭袋及びそれを使用した建築用構造体及びその施工方法 - Google Patents

炭袋及びそれを使用した建築用構造体及びその施工方法

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JP2000257179A
JP2000257179A JP11060807A JP6080799A JP2000257179A JP 2000257179 A JP2000257179 A JP 2000257179A JP 11060807 A JP11060807 A JP 11060807A JP 6080799 A JP6080799 A JP 6080799A JP 2000257179 A JP2000257179 A JP 2000257179A
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Hisashi Miyaguchi
久 宮口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部屋内の壁や天井などの建築用構造体に、吸放
湿性と防黴性を与え、健康に良いといわれているマイナ
スイオンを発生できるようにし、そして、施工時と焼却
時に人体に害を与えないようにする。 【解決手段】合板などの外壁31の内部側に、当該内部
側に接して骨組み32が組み立てられている。骨組み3
2は柱33と間柱34とを横胴縁35が連結することに
より構成されている。組み立てた柱33と間柱34との
間で、外壁31の内部側に炭袋Cの袋体1がピン12で
固定されている。更に、骨組み32と炭袋Cとは合板な
どの内壁36に覆われている。尚、炭袋Cは不織布より
なる袋体1と当該袋体1に包まれている粉状の竹炭より
構成されている。袋体1は炭袋Cの形崩れを確実に防止
するために、縫着などによって三個の小袋体に区分され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築用構造体及びそ
の施工方法に関するものである。更に詳しくは、吸放湿
性と防黴性を有し、健康に良いといわれているマイナス
イオンも発生することができ、そして、施工時と焼却時
に人体に害を与えることがない、建築用構造体及びその
施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の個人住宅やビルディングなどの建
築物は気密性に優れ、殆ど冷暖房設備が備えられてい
る。そして、その冷暖房効率を上げるために壁や天井な
どにグラスウールなどが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】グラスウールは壁や天
井などに使用すると、断熱性を有しており、冷暖房効率
を上げることはできるけれども、次のような課題があっ
た。 湿気(または水分)を吸収することはできるが、吸
収した湿気を放出することができないため、湿気が篭
り、壁や天井が結露したり、黴が発生したりしていた。 マイナスイオンを発生せず、居住者の健康増進に寄
与することができない。 施工時にはシート状に集成されたグラスウールが使
用されるため、慎重に取り扱わないと形が崩れることが
あり、時間がかかり作業能率が悪い。 作業者が、施工時や取り壊し時にグラスウールに含
まれている微細な硬い針状体などを吸う危険があり、こ
れによって、肺機能などを損なう虞れがある。 化学的な結合が強く、他の成分に変化しにくいた
め、取り壊し後の処分が困難である。
【0004】本発明は、上記課題を解消するもので、吸
放湿性を有し、結露や黴が発生することがなく、また、
マイナスイオンが発生し、健康増進に寄与することがで
きる建築用構造体及びその施工方法を提供することを目
的とする。更に、施工方法が簡単で、グラスウールのよ
うに施工時や取り壊し時に微細な硬い針状体などを吸う
危険がなく、取り壊し後の処分が容易な建築用構造体及
びその施工方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、通気性を有する包被体と当該包被体に包ま
れている炭とよりなることを特徴とする、炭袋である。
【0006】第2の発明にあっては、包被体が複数に区
分けされていることを特徴とする、第1の発明に係る炭
袋である。
【0007】第3の発明にあっては、炭が竹炭であるこ
とを特徴とする、第1または第2の発明に係る炭袋であ
る。
【0008】第4の発明にあっては、通気性を有する内
側部材及び外側部材と、当該内側部材と外側部材との間
に設けられている中間部材と、を備え、上記中間部材
は、第1、第2または第3の発明に係る炭袋であること
を特徴とする、建築用構造体である。
【0009】第5の発明にあっては、畳敷き床の根太の
下に、第1、第2または第3の発明に係る炭袋が載置さ
れていることを特徴とする、建築用構造体である。
【0010】第6の発明にあっては、天井部の天井板の
上に、第1、第2または第3の発明に係る炭袋が載置さ
れていることを特徴とする、建築用構造体である。
【0011】第7の発明にあっては、炭を包被体で包ん
で炭袋を形成するステップ、当該炭袋を内側部材また外
側部材のいずれかの部材または両方の部材の内部側とな
る側面に固定するステップ、上記内側部材と上記外側部
材とを炭袋を挟むように設定し固定するステップ、を含
むことを特徴とする、建築用構造体の施工方法である。
【0012】第8の発明にあっては、炭を包被体で包ん
で炭袋を形成するステップ、内側部材と外側部材とを所
定の間隔に設定し間隙を作るステップ、上記間隙に炭袋
を挿入するステップ、を含むことを特徴とする、建築用
構造体の施工方法である。
【0013】炭としては竹炭、木炭、椰子殻炭または活
性炭などが使用されるが、吸放湿性の大きさやマイナス
イオンの多量の発生などの点などを考慮すると竹炭が最
も好ましい。また、竹炭は木炭などに比べ、他の素材が
混入することが少なく、品質が一定しているので、上記
作用を確実に現出することができる。更に、形状として
は、粒状、粉状、細片状、ブロック状などがあるが、比
表面積を大きくすることに寄与する点から粒状や粉状の
ものが好ましい。しかし、上記には限定されない。
【0014】(作用)本発明に係る炭袋は、通気性を有
する包被体と当該包被体に包まれている竹炭などの炭と
よりなる。竹炭などの炭は表面から内部まで微細な無数
の開気孔を有し、比表面積が極めて大きく活性に富むた
め、周囲が高湿になると湿気を迅速に吸収し、低湿にな
ると吸収した湿気を迅速に放出することができる。従っ
て、上記炭袋を部屋の壁や天井部などに使用したとき
は、高湿な状態が長時間続くことはなく、壁や天井が結
露したり、黴が発生したりするのを防ぐことができる。
また、畳敷き床の根太の下などに使用したときは、畳が
腐れたり、白蟻が生息するのを防ぐことができる。
【0015】また、炭は大部分が炭素からなり、絶縁体
と導体の中間的な性質、いわば、半導体的な性質も有し
ている。上記のような性質を有すると、励起された自由
電子を放出でき、その結果、マイナスイオンを発生する
ことができ、健康増進に寄与することができる。更に、
化学的に製造されたものではなく、自然物であり有害物
でないので、取り壊し後の処分が容易である。
【0016】包被体が複数に区分けされているものは、
包被体内で炭の移動が制限され、壁、天井、畳敷き床な
どへの施工時に、手で取り扱っても当該炭袋は形崩れを
起こすことはなく、迅速に作業を実施することができ、
施工時間を短くすることができる。更に、施工時、袋の
中の炭が一部微粉になって袋の外に出てきても、性質上
有害物でなくまたグラスウールのように微細な硬い針状
体でないので、幾らか吸ったとしても、肺機能などを損
なう虞れは少ない。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係る建築用構造
体に使用する炭袋の一部切欠斜視図、図2は建築用構造
体の第1の実施の形態を示す要部説明斜視図である。
【0018】図中Cは炭袋である。炭袋Cは包被体であ
る天然繊維製の不織布よりなる袋体1と当該袋体1に包
まれている粉状の竹炭2とより構成されている。袋体1
は炭袋Cの形崩れを確実に防止するために、縫着などに
よって三個の小袋体11に区分されている。
【0019】建築用構造体として、木造住宅の壁3の場
合について説明する。外側部材である合板などの外壁3
1の内部側に、当該内部側に接して骨組み32が組立て
られている。上記骨組み32は、並立している柱33と
間柱34とを、横胴縁35が連結することにより構成さ
れている。上記のようにして組み立てた柱33と間柱3
4との間で、外壁31の内部側に中間部材である炭袋C
の袋体1が当てられピン12で固定されている。更に、
当該骨組み32と炭袋Cとは内側部材である合板などの
内壁(仕上げ材ともいわれる)36に覆われている。
【0020】木造住宅の壁3の施工方法について説明す
る。先ず、骨組み32を組立てる。骨組み32は、柱3
3と間柱34とを並立し、当該柱33と間柱34とを横
胴縁35で連結することにより組み立てられる。このよ
うにして組み立てられた骨組み32に、外側部材である
合板などの外壁31を張り、柱33と間柱34との間
で、外壁31の内部側に炭袋Cの袋体1を当ててピン1
2で固定し、更に、内側部材である合板などの内壁36
を被せて固定し、壁3の施工を完了する。
【0021】(作用)上記のようにして施工された壁3
は、外壁31及び内壁36ともに合板であり通気性を有
している。そして、上記外壁31と上記内壁36との間
に挿入され固定されている炭袋Cの袋体1も不織布であ
るので通気性を有している。従って、炭袋C内部の竹炭
2は部屋内の湿度の変化などに敏感に作用することがで
き、部屋内などが高湿になると湿気を素早く吸収し、低
湿になると吸収した湿気を素早く放出する。その結果、
部屋などで壁面に結露したり、黴が発生したりするのを
防止することができた。また、上記竹炭2はマイナスイ
オンを多く発生することができ、部屋内に長時間居る
と、解放感を感じ、気分が落ち着き、いわゆる、鎮静効
果が認められた。施工時には、竹炭2が三個の小袋体1
1よりなる袋体1で包まれた炭袋Cを使用したので、竹
炭2は移動せず、その結果、炭袋Cは形崩れを起こすこ
とはなく、迅速に作業を実施することができた。
【0022】図3は建築用構造体の第2の実施の形態を
示す要部説明断面図である。木造住宅の壁3aの他の例
について説明する。炭袋C、外壁31及び内壁36は上
記第1の実施の形態と同じものを使用する。壁3aの外
周壁31の内部側には、当該内部側に接して骨組み32
が組立てられている。上記骨組み32は第1の実施の形
態で組み立てられたものと同一である。上記骨組み32
の内部側に接して内壁36を当てて固定することで、間
隙37が形成されている。当該間隙37には、炭袋Cが
炭袋C同士の上端と下端が接し合うように間隙37に挿
入されている。
【0023】木造住宅の上記壁3aの施工方法について
説明する。壁3aの外周壁31の内部側に、当該内部側
に接して骨組み32を組立てる。上記骨組み32は第1
の例で組み立てものと同一である。更に、上記骨組み3
2の内部側に接して内壁36を当て固定し、間隙37を
形成する。当該間隙37に矢印に示すように上方向から
炭袋Cを炭袋C同士の上端と下端が接し合うように間隙
37に挿入する。
【0024】(作用)壁3aの施工方法は、上記第1の
実施の形態の施工方法に比べ、炭袋Cは、ピンを使用し
ないで、外壁31と内壁36とで形成されている間隙3
7に挿入するだけで壁3aを形成することができるの
で、より迅速に作業を実施することができた。
【0025】図4は建築用構造体の第3の実施の形態を
示す要部説明断面図である。木造住宅の畳敷き床4の例
について説明する。炭袋Cは上記第1の実施の形態と同
じものを使用する。畳敷き床4の基礎コンクリート41
は敷き石42の上に載置され、下半部が埋められてい
る。基礎コンクリート41の上面には、土台43と内側
に向いて根太掛け44と外側に向いて板掛け51が取り
付けられている。床下地45には炭袋Cが敷詰められて
いる。更に、根太46が根太掛け44上に載置されてい
る。当該根太46上には、荒床板47が載置されてお
り、当該荒床板47上には畳40が載置されている。
【0026】また、上記板掛け51には、縁板5の一端
が載置され、当該一端は一筋敷居52で押えられ固定さ
れている。縁板5の他端は基礎コンクリート53上に載
置された縁づか54上に組まれている。更に、土台43
と一筋敷居52との上面には壁3が載置されている。
【0027】木造住宅の上記畳敷き床4の施工方法につ
いて説明する。敷き石42の上に載置され、下半部が埋
められている基礎コンクリート41の上面に、土台43
と内側に向いて根太掛け44と外側に向いて板掛け51
を取り付ける。床下地45には炭袋Cを敷詰める。更
に、根太46が根太掛け44上に載置されている。当該
根太46上には、荒床板47を載置し、当該荒床板47
上に畳40を敷く。
【0028】また、上記板掛け51に、縁板5の一端を
載置し、当該一端を一筋敷居52で押え固定する。縁板
5の他端を基礎コンクリート53上に載置されている縁
づか54上に取り付ける。更に、土台43と一筋敷居5
2との上面に壁3を形成する。
【0029】(作用)通常、床下地45は湿気が多く、
上方に敷詰められている畳40を腐らせたり、白蟻など
が生息することが多い。このような状態の床下地45に
炭袋Cを敷詰めると、炭袋C中の竹炭2が湿気を吸収
し、畳40を腐らせたり、白蟻などが生息するのを防止
することができる。また、部屋内の居住者には、炭袋C
内部の竹炭2によるマイナスイオンの効果も認められ
た。
【0030】図5は建築用構造体の第4の実施の形態を
示す要部説明断面図である。木造住宅の天井部6の例に
ついて説明する。炭袋Cは上記第1の実施の形態と同じ
ものを使用する。柱61の上部には回り縁62が取り付
けられており、当該回り縁62の上面には天井板63が
取り付けられている。上記天井板63の上面の縁部には
野縁64が取り付けられており、当該野縁64の内側に
は、炭袋Cが敷き詰められている。尚、図中65は壁面
である。
【0031】木造住宅の天井面6の施工方法について説
明する。柱61の上部に回り縁62を取り付け、当該回
り縁62の上面に天井板63をを取り付ける。上記天井
板63の上面の縁部に野縁64を取り付け、当該野縁6
4の内側に炭袋Cを載置し張設する。
【0032】(作用)炭袋C下面の天井板63は木製で
あるので、部屋内と通気しうる。従って、炭袋C内部の
竹炭2は部屋内の湿度などに迅速に対応することがで
き、部屋内が高湿になると湿気を迅速に吸収し、低湿に
なると吸収した湿気を迅速に放出することができた。そ
の結果、部屋などで結露したり、黴が発生したりするの
を防止することができ、そして、炭袋C内部の竹炭2に
よるマイナスイオンの効果も認められた。
【0033】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々
の変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 本発明に係る炭袋は、通気性を有する包被体と
当該包被体に包まれている竹炭などの炭とよりなる。竹
炭などの炭は表面から内部まで微細な無数の開気孔を有
し、比表面積が極めて大きく活性に富むため、周囲が高
湿になると湿気を迅速に吸収し、低湿になると吸収した
湿気を迅速に放出することができる。従って、上記炭袋
を部屋の壁や天井部などに使用したときは、高湿な状態
が長時間続くことはなく、壁や天井が結露したり、黴が
発生したりするのを防ぐことができる。また、畳敷き床
の根太の下などに使用したときは、畳が腐れたり、白蟻
が生息するのを防ぐこともできる。
【0035】(b) また、本発明に使用される炭は大
部分が炭素からなり、絶縁体と導体の中間的な性質、い
わば、半導体的な性質も有している。上記のような性質
を有すると、励起された自由電子を放出でき、その結
果、マイナスイオンを発生することができ、健康増進に
寄与することができる。更に、化学的に製造されたもの
ではなく、自然物であり有害物でないので、取り壊し後
の処分が容易である。
【0036】(c) 包被体が複数に区分けされている
ものは、包被体内で炭の移動が制限され、壁、天井、畳
敷き床などへの施工時に、手で取り扱っても当該炭袋は
形崩れを起こすことはなく、迅速に作業を実施すること
ができ、施工時間を短くすることができる。更に、施工
時、袋の中の炭が一部微粉になって袋の外に出てきて
も、性質上有害物でなくまたグラスウールのように微細
な硬い針状体でないので、幾らか吸ったとしても、肺機
能などを損なう虞れは少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築用構造体に使用する炭袋の一
部切欠斜視図。
【図2】本発明に係る建築用構造体の第1の実施の形態
を示す要部説明斜視図。
【図3】本発明に係る建築用構造体の第2の実施の形態
を示す要部説明断面図。
【図4】本発明に係る建築用構造体の第3の実施の形態
を示す要部説明断面図。
【図5】本発明に係る建築用構造体の第4の実施の形態
を示す要部説明断面図。
【符号の説明】
C 炭袋 1 袋体 11 小袋体 12 ピン 2 竹炭 3 壁 31 外壁 32 骨組み 33 柱 34 間柱 35 横胴縁 36 内壁 37 間隙 4 畳敷き床 40 畳 41 基礎コンクリート 42 敷き石 43 土台 44 根太掛け 45 床下地 46 根太 47 荒床板 5 縁板 51 板掛け 52 一筋敷居 53 基礎コンクリート 54 縁づか 6 天井部 61 柱 62 回り縁 63 天井板 64 野縁 65 壁面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性を有する包被体と当該包被体に包
    まれている炭とよりなることを特徴とする、 炭袋。
  2. 【請求項2】 包被体が複数に区分けされていることを
    特徴とする、 請求項1記載の炭袋。
  3. 【請求項3】 炭が竹炭であることを特徴とする、 請求項1または2記載の炭袋。
  4. 【請求項4】 通気性を有する内側部材及び外側部材
    と、 当該内側部材と外側部材との間に設けられている中間部
    材と、 を備え、 上記中間部材は、請求項1、2または3記載の炭袋であ
    ることを特徴とする、 建築用構造体。
  5. 【請求項5】 畳敷き床の根太の下に、請求項1、2ま
    たは3記載の炭袋が載置されていることを特徴とする、 建築用構造体。
  6. 【請求項6】 天井部の天井板の上に、請求項1、2ま
    たは3記載の炭袋が載置されていることを特徴とする、 建築用構造体。
  7. 【請求項7】 炭を包被体で包んだ炭袋を内側部材また
    外側部材のいずれかの部材または両方の部材の内部側と
    なる側面に固定するステップ、 上記内側部材と上記外側部材とを炭袋を挟むように設定
    し固定するステップ、 を含むことを特徴とする、 建築用構造体の施工方法。
  8. 【請求項8】 内側部材と外側部材とを所定の間隔に設
    定し間隙を作るステップ、 上記間隙に炭を包被体で包んだ炭袋を挿入するステッ
    プ、 を含むことを特徴とする、 建築用構造体の施工方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003082779A (ja) * 2001-06-29 2003-03-19 Fujiken:Kk 家 屋
KR100806726B1 (ko) 2007-07-04 2008-02-27 심재홍 타일의 통기성 시공방법
JP2014169617A (ja) * 2013-02-07 2014-09-18 Nippon Aim Co Ltd 建築材料
KR101817057B1 (ko) * 2015-01-08 2018-01-11 안환생 건축물 기초장치 및 이를 이용한 건축물 시공방법

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