JPH0369896A - 板状体 - Google Patents

板状体

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JPH0369896A
JPH0369896A JP20505189A JP20505189A JPH0369896A JP H0369896 A JPH0369896 A JP H0369896A JP 20505189 A JP20505189 A JP 20505189A JP 20505189 A JP20505189 A JP 20505189A JP H0369896 A JPH0369896 A JP H0369896A
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JP
Japan
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plate
heat
state body
sheet
carbon fiber
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JP20505189A
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Sumio Ishihara
石原 澄雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、建物の壁の内部や床下、畳などに、断熱材と
して配設する板状体に関する。
従来の技術 建物の壁の内部や床下に配設される建材として従来から
、ロックウール、ガラス繊維、プラスチックなどの断熱
材や、多孔質吸音材、穴あき材、吸音テックスなどの音
響材のほか、鉄やコンクリートなどの遮音材や、防振ゴ
ム、防振ばねなどの防振材も用いられている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の技術によると、それぞれ、熱を遮断
したり、防音、防振効果はあるものの、防湿性がなかっ
たり脱臭性を備えていなかった。
本発明は、断熱性のほか、高い吸湿性能を有し、脱臭性
も併せ備えた板状体を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の板状体は、合成樹脂と炭素繊維とを混合して扁
平なシート状体とし、このシート状体のところどころを
厚み方向に熱融着する。
また、板状体は、炭素繊維からなる不織布状体の両面に
合成繊維からなる外側不織布層を配置して隔子なシート
状体とし、このシート状体のところどころを厚み方向に
熱融着することである。
作用 本発明の板状体は、合成樹脂と炭素繊維とを混合または
積層して形成され、耐熱性を備え、断熱性、保温性が高
く、エネルギの節減に役立ち、過剰な湿気を吸収蓄積し
、低温時に自然放出する。
また、臭気を吸収したり、−旦吸収した臭気を徐々に放
散させることもできる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す板状体の斜視図であり
、第2図は平面図であり、第3図は第2図の切断面線I
II−III断面図である。
これらの図において、板状体1は、合成樹脂と炭素繊維
とを混合して扁平で厚手のシート状体とし、このシート
状体のところどころを加熱して厚み方向に熱融着してな
る。
前記シート状体は、溶融状態の合成樹脂に炭素繊維を混
練撹拌し、これを炭素繊維含有の合成繊維とし、この炭
素混合合成繊維の多数を積重ね、必要に応じて接着剤を
用い、第3図の仮想線で示すような、厚手の不織布状体
2とされる。
合成樹脂は、たとえば、ポリエステル樹脂が用いられ、
テレフタル酸またはジメチルテレフタレートとエチレン
グリコール、1.4−ブタンジオールとの反応により製
造される。
一方、炭素繊維は、有機繊維を窒素雰囲気中で800〜
1800°Cの高温で焼成し、はとんど炭素質のみを残
して繊維としたもので、耐熱性が高く、強度、弾性率も
高いほか、吸湿性、吸臭性、保温性に優れている。
これらき成繊維と炭素繊維との混合比は、一般には、互
いに50%の容積比とされるが、使用目的によって変更
されてもよい。
このように形成された不織布状体2は、たとえば、その
き成樹脂の溶融温度付近まで加熱された下部平板上を走
行中、該平板と同一温度に加熱された上部加圧板とによ
って一定周期毎に挟圧される。前記上部加圧板は、不織
布状体2の幅方向に長い突条体からなり、該突条体には
、その幅方向に2列で、長さ方向に沿う多数の円形突起
が設けられている。
これにより不織布状体2は、第1図〜第3図に示される
ように、その表面(第1図および第3図の上側面)に、
長手方向に沿い一定間隔で、前記突条体の幅に等しい帯
状の融着体部3が形成され、この融着体部3において、
前記円形突起による穴4の周辺に点在融着部5が形成さ
れて、板状体1を形成する。R着体部3は、板状体成形
時に、下加熱板と接する板状体裏面にも、連続形成され
る。
前記点在融着部5は板状体成形によって押圧加熱され、
完全硬化するが、融着体部3には可撓性が残留する。し
たがって、板状体1が融着体部3で折れることがない。
また、板状体1の融着体部3は、第4図の平面図に示す
ように、円形とされてもよい、この場合にも、融着体部
3の幅方向に沿う2列の点在融着部5が円周方向に沿っ
て多数設けられる。
このように形成された板状体1は、表側において、前記
不織布状体のままの断熱部6が融着体部3を隔てて形成
されており、全体的に可撓性とされ、未使用時には輸送
や展張に便利なよう、裏側を外に向けてロール状に巻か
れている。
板状体1は、前記き成樹脂と炭素繊維の特性に従って、
耐熱性を有し、断熱性に優れ、保温性が高い。また、吸
湿性や脱臭性および、吸収した臭気の長期保持機能を備
えている。臭気感知センサを用いた計測によると、炭素
繊維を用いることによって約475の臭気が吸収された
。薬剤を塗布すれば、抗菌性や撥水性も得られる。
板状体1は、断熱材として壁や床下または畳に使用され
る。
第5図は本発明の板状体1を使用した壁11の一部切欠
正面図であり、第6図は第5図の切断面線Vl−■l−
間である。壁11はコンクリートからなる外壁材12の
屋内側面に胴線13を介して柱14および間柱15が所
定間隔で立設され、さらにその屋内側面に内壁材16が
張設され、釘またはビス17によって固定されるが、柱
14および間柱15を除く胴線13より内側の全域にわ
たって、本発明の板状体1がその表側を屋内側に向けて
展張され、ステーブル(図示せず〉などを用いて胴線1
3に固定される。
板状体1が使用される壁11は、冬季などに過剰な湿気
によって外壁材12の屋内測面に水滴が形成されても、
容易に、板状体1中の炭素繊維に吸収されて、そのまま
貯留される。このため、外壁材12と内壁材16との間
隙部分は低湿状態に保たれ、湿気が内壁材16まで達す
ることがない。
したがって、内壁材16は勿論、胴線13や柱14、間
柱15などが湿気により膨潤したり、腐食が起こること
はなく、内壁材16における結露の発生が防がれる。
炭素繊維中に、−時多量に吸収された湿気は、外気の低
湿時に徐々に自然放出され、壁11の内部や室内を略一
定の湿度に保つ、湿気を放出した後の炭素繊維は再び吸
湿性が回復する。
また、本発明の板状体1が使用された壁11は建物内の
かび臭や、その他の悪臭を和らげる一方、臭気保持機能
を備えるので、たとえば芳香剤を吸収させると、長期に
わたりその芳香を室内に発散させる作用もする。
さらに、板状体1が使用された壁11では、室内温度が
外気の影響を受けることが少なく、たとえば冬季の暖房
では、短時間の加温で室内温度を早く上昇させ、加温を
やめた後も、板状体1に吸収された熱は室内に還元され
、室内温度を一定に保つなどエネルギの節減に大きく役
立つ。
なお、コンクリート製の外壁材12が用いられた壁11
では高い遮音性が得られる。
第7図、第8図は板状体1を床組に利用した他の使用態
様を示し、第7図は一部切欠斜視図、第8図は縦断面図
である。
床21、特に1階の床では、コンクリートまたは土を固
めて形成された基床22に埋設されて固定された大引き
23上に、該天引きに対して直角方向に、所定間隔で根
太24を配列し、床板材25が張設される。前記基床2
2上には、大引き23が埋設された部分を除く全域に、
本発明の板状体1がその表面を上向きにして展張される
床21では、外気の影響による温気発生のおそれがない
反面、地温が室温に大きく影響するため、保温性が要求
されるが、本発明の板状体1を使用することによって、
この要求を充分満足できる。
吸湿性、脱臭性その他についても前記壁11と同様に作
動する。
第9図は、板状体1を畳31に利用したさらに他の使用
態様の縦断面図である。板状体1は、畳床32と畳表3
3との間に介在される。なお、第9図における34は、
へり材である。畳31では、板状体1は薄物が用いられ
るが、畳表33に形成される細隙を介して直接室内空気
に連通しているため、前記壁や床に利用された場合より
も一層吸湿、脱臭作用が大きい。
板状体1は、上記実施例では厚手の不織布状体2を加熱
挟圧したが、他の実施例として、薄手の不織布状体を複
数枚71層したのち、前記実施例と同様に加熱挟圧した
ものでもよい。
また、他の実施例の板状体1人として、第10図の斜視
図に示すように、炭素繊維からなる不織布状体41を製
造し、その両面に、別に製造したポリエステル繊維から
なる外側不織布層42を配置して偏平なシート状体43
とし、このシート状体43のところどころを厚み方向に
熱融着する。
シート状体43の厚みは使用目的によって適宜定められ
る。
前記炭素繊維の不織布状体41は、第11図の断面図に
示すように、形状が乱れないよう両面にポリエステル繊
維などのうすい不織布44が添着される。また、この不
織布44を含む炭素繊維不織布状体41と、外側不織布
層42との間には接着フィルム45が介在される。この
接着フィルム5は加熱によって溶融し、接着剤の役目を
する。
シート状体43は幅方向に2列で、長手方向に多数点在
された角形突起が設けられた加熱部材(図示せず〉によ
って表面側(第1図上方〉から加熱加圧され、厚み方向
l\一体に接着される。
本実施例によると、前記加熱部材による加熱は、角形突
起のみに対して行われるため、板状体1Aは、図示のよ
うに、表面側に角形の点在融着部46が顕現される以外
、表裏とも略同−形態とされる。そのため、前記実施例
のような表面側の融着体部は勿論、裏面側の融着体部も
形成されず、表裏面の区分による使用制限はない。
使用態様は前記実施例の板状体に準するほか、衣料用と
しても利用される。
なお、ポリエステル繊維に代えて他のき或繊維も用いら
れる。この実施例でも、加熱部材は、丸形突起でもよく
、点在融着部46の配列も、必ずしも幅方向2列に限定
されるものではなく、また、点在方向も直線上に形成さ
れなくてもよい。
発明の効果 本発明の板状体は以上のとおり、合成樹脂と炭素繊維と
を混合して扁平なシート状体とし、このシート状体のと
ころどころを厚み方向に熟融着したので、形状が安定し
、断熱性や保温性は勿論、吸湿性や脱臭性にも潰れる。
そのため、本発明の板状体を建築用として使用すると、
扱い易いため施工性がよく、断熱性や保温性のほか、湿
気を防ぎ、エネルギの節減や快適な生活環境が得られる
などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は平面
図、第3図は第2図の■−■断面図、第4図は他の実施
例の平面図、第5図は使用態様を示す一部切欠正面図、
第6図は第5図のVl−Vl断面図、第7図は「也の使
用態様の一部切欠斜視図、第8図は縦断面図、第9図は
さらに他の使用態様の縦断面図、第10図は本発明の他
の実施例を示す斜視図、第11図は第10図の切断面線
XI−XI断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂と炭素繊維とを混合して扁平なシート状
    体とし、このシート状体のところどころを厚み方向に熱
    融着することを特徴とする板状体。
  2. (2)炭素繊維からなる不織布状体の両面に合成繊維か
    らなる外側不織布層を配置して偏平なシート状体とし、
    このシート状体のところどころを厚み方向に熱融着する
    ことを特徴とする板状体。
JP20505189A 1989-08-07 1989-08-07 板状体 Pending JPH0369896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20505189A JPH0369896A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 板状体

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JP20505189A JPH0369896A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 板状体

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JPH0369896A true JPH0369896A (ja) 1991-03-26

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ID=16500636

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JP20505189A Pending JPH0369896A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 板状体

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JP (1) JPH0369896A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094669A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Mitsubishi Electric Corp 繊維シートおよび真空断熱材
JP2012087903A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Mitsubishi Electric Corp 真空断熱材およびその製造方法

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