JPS6126521Y2 - - Google Patents

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JPS6126521Y2
JPS6126521Y2 JP7970881U JP7970881U JPS6126521Y2 JP S6126521 Y2 JPS6126521 Y2 JP S6126521Y2 JP 7970881 U JP7970881 U JP 7970881U JP 7970881 U JP7970881 U JP 7970881U JP S6126521 Y2 JPS6126521 Y2 JP S6126521Y2
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JP
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tatami
layer
foam
aluminum foil
floor
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JP7970881U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は藁を畳床とする在来畳と同等の局部圧
縮、残留変形、調湿性を具備すると共に、断熱
性、防虫性、耐食性、保形性、輻射性、および畳
床の防水性と畳表の乾燥を容易にした断熱畳に関
する。
従来から畳は藁を縫製した畳床と畳表を一体に
した構成になつている。しかし、最近は藁不足か
ら化学畳が主流になりつつある。化学畳の一例を
説明すれば、その構造は畳表−わら薄層−ポリス
チレンフオーム−インシユレーシヨンボード、特
に畳床部分は一体に接着されることなく単に積層
した構造であつた。そのため、畳床を形成する際
は、各部材を順に積層する必要があると共に、藁
を広幅にずらして敷設しなければならず低い作業
能率となつていた。さらに、畳表からの荷重は、
薄い藁層を介して直接にポリスチレンフオームに
伝達されるため、集中荷重による沈下が大きくな
り、しかも、経時的に湾曲する不利があつた。ま
た、ポリスチレンフオームに荷重がほぼ集中的に
付加されるため、端縁の型が崩れ、あるいは弾力
性に欠けてくると共に、縫製されていないため、
積層部材が変位す(ズレ)る不都合があつた。ま
た、畳表に水をこぼした際には畳床まで浸透する
ため、その畳は長時間に亘り使用できない欠点が
あつた。さらに、ポリスチレンフオームの透湿率
は0.00125(g/m2hrmmHg)であり、ポリウレ
タンフオームの0.005の約半分の数値であり、畳
床全体に亘る調湿性に欠けるため、藁、あるいは
シ−ジングインシユレーシヨンボードを腐食する
おそれがあつた。
本考案はこのような欠点を除去すると共に、畳
職人の工数削減と作業性を改善し、かつ、断熱性
と調湿性、および水を畳表にこぼした際の乾燥を
容易にした断熱畳を提供するものである。
以下に図面を用いて本考案に係る断熱畳の一実
施例について詳細に説明する。第1図は上記畳の
一部を切り欠いて示す斜視図であり、は畳床で
軟質繊維板2,3でサンドイツチした合成樹脂発
泡層4(以下、単にフオームという)と線条にま
ばらに配設したホツトメルト型接着剤層5によつ
て接着されたアルミニウム箔6から構成される。
すなわち、軟質繊維板5はインシユレーシヨンボ
ード、軟質繊維板3はシージングインシユレーシ
ヨンボードであり、主に保形材、弾性材、調湿
材、補強材、耐圧縮材、およびサンドイツチ構造
のやや硬質的な面材として機能する。なお、シー
ジングインシユレーシヨンボード4は防水性、防
虫性を発揮するものである。また、フオーム4は
第2図に拡大して示すように軟質繊維板2,3を
接着すると共に、断熱材、防水材、軽量な嵩上
材、および工数低減材として機能するものであ
る。すなわち、第2図において△tの深さだけフ
オーム4の一部が液状原料からフオーム4を形成
する際に含浸し、かつフオーム4形成の際の自己
接着性を利用して一体に結合するものである。上
記原料の具体例としては、ポリウレタンフオーム
原料、ポリイソシアヌレートフオーム原料、フエ
ノールフオーム原料等である。また、ホツトメル
ト型接着剤層5は、例えば感圧ホツトメルト接着
剤、合成樹脂系の周知接着剤を滴状あるいは第3
図に示すように線条にまばらに配設し、アルミニ
ウム箔6を接着するものである。なお、感圧ホツ
トメルト接着剤は粘度が高く、しかも通常状態で
軟質化しているため被着面に含浸せず、かつ、弾
性と接着性、および防振性を具備するものであ
る。さらに、アルミニウム箔6は第4図に示すよ
うに輻射と防水層、および透湿層として機能する
ため、微孔7が無数に穿設されている。8は畳
表、9は畳へり、10は畳裏打材である。
以上説明したのは本考案に係る断熱畳の一実施
例にすぎず、第5図に示すようにフオーム4内に
パーライト粒、スチレンビーズ、ガラス繊維、木
質二次製品、硼、珪酸塩の添加剤11の一種以上
を添加することもできる。
上述したように構成した本考案に係る断熱畳に
よれば、軟質繊維板間に合成樹脂発泡層をその
発泡層の形成と同時に自己接着性を利用して一体
に固着し、サンドイツチ構造としたため、型崩れ
もなく、かつ、機械強度が抜群である特徴があ
る。,の構成のため接着剤、縫製工程が皆無
となり、生産性が大きく向上した利点がある。
現場では単に畳表と畳裏打材を積層するだけであ
るから、畳製作が簡素化できる特徴がある。超
断熱性であると共に、軽量な合成樹脂発泡層が一
体に形成されるため、畳の重さが大幅に軽量化さ
れた特徴がある。在来畳床と同程度の調湿性も
発揮する特徴がある。防水性は合成樹脂発泡層
とシージングインシユレーシヨンボードで十分に
カバーされており、下地を腐食することがない特
徴がある。芯材に合成樹脂発泡層を用いている
が、サンドイツチ構造のため発泡層自体に局部荷
重が付加されず、長期荷重耐久性にもすぐれた特
徴がある。畳表に水がこぼれても容易に乾燥す
る特徴がある。アルミニウム箔の輻射機能が断
熱性の向上に大きく寄与する利点がある。接着
剤、フオームが防振性に有効に働く特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る断熱畳の一部を切り欠い
て示す斜視図、第2図はその要部である畳床を示
す説明図、第3図、および第4図は畳床の部材の
一部を抽出して示す斜視図、第5図はその他の実
施例を示す説明図である。 ……畳床、2,3……軟質繊維板、4……合
成樹脂発泡層、6……アルミニウム箔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質繊維板間に合成樹脂発泡層を形成すると共
    に、該発泡層形成の際にその自己接着性を利用し
    て一体に接着した畳床と、該畳床の片面に線条に
    植設したホツトメルト型接着剤層と、該接着剤層
    に積層した防水透湿性のアルミニウム箔と、該ア
    ルミニウム箔上に積層した畳表と、前記畳床の他
    面に積層した畳裏打材とから構成したことを特徴
    とする断熱畳。
JP7970881U 1981-05-30 1981-05-30 Expired JPS6126521Y2 (ja)

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JP7970881U JPS6126521Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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JPS57192341U JPS57192341U (ja) 1982-12-06
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JP7970881U Expired JPS6126521Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432443Y2 (ja) * 1985-04-26 1992-08-04
JPH0741780Y2 (ja) * 1985-07-17 1995-09-27 有限会社つかもと 簡易畳

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JPS57192341U (ja) 1982-12-06

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