JP2000256920A - ポリエステル系熱融着性複合繊維 - Google Patents
ポリエステル系熱融着性複合繊維Info
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Abstract
ロール巻にしても嵩へたりが少ない、主として衛材用シ
ートとして有用に用いることのできる、熱融着性繊維を
提供すること。 【解決手段】 繊維形成性成分と熱融着性成分とからな
り、該熱融着性成分が少なくともその繊維表面に露出す
るように配された熱融着性複合繊維であって、繊維形成
性成分を、主たる酸成分をテレフタル酸とし、全グリコ
ール成分を基準として50モル%以上をトリメチレング
リコールとする、融点が160〜226℃であるポリエ
ステルとし、熱融着性成分を、融点が繊維形成性成分よ
り20℃以上低い樹脂とする、ポリエステル系熱融着性
複合繊維。
Description
着性複合繊維に関する。更に詳しくは、主として衛生材
料の表面材に適したポリエステル系熱融着性複合繊維に
関する。
等に用いられる不織布や、硬綿、ファイバーボール、自
動車内装材等の成形体として広く用いられており、主と
して、熱融着に使用される樹脂成分と、それより融点が
十分高く、不織布や繊維成形体の形態、強度を保持する
ための繊維形成性成分からなる複合繊維が一般的に用い
られている。その代表的な例として、芯部にポリプロピ
レン、鞘部にポリエチレンを配した芯鞘型複合繊維、芯
部にポリエステル、鞘部にポリエチレンを配した芯鞘型
複合繊維、芯部にポリエステル、鞘部に共重合ポリエス
テルを配した芯鞘型複合繊維等を挙げることができる。
機溶剤を含む接着剤を使用せず、カードウェブ成形後の
熱風処理で短時間に目的のシートが得られるため、近年
スパンボンド不織布と共に著しく生産量を拡大してきた
分野である。
が、繊維形成性成分をポリプロピレンとし熱融着成分を
ポリエチレンとする2成分複合繊維(以降、PP/PE
繊維と称することもある。)、繊維形成性成分をポリエ
チレンテレフタレートとし熱融着成分をポリエチレンと
する2成分複合繊維(以降、PET/PE繊維と称する
こともある。)である。
かく、衛材の表面シートとしては最適であるが、繊維自
体の曲げ剛性が小さいため、シートを嵩高にしてもへた
り易く、トップシートとして用いた場合に濡れたシート
が肌にまとわりつき不快感を感じ易いほか、ロール巻と
して保管している間に、圧力の高いロール芯近傍のシー
ト嵩は、一旦応力を開放されても嵩が戻らず、一様な製
品とならない面で不都合である。一方、PET/PE繊
維は、その繊維の曲げ剛性がPP/PE繊維に比べ十分
大きいため、嵩高いシートができるが、柔軟な風合いは
PP/PE繊維のシートには劣る。その上、ロール巻の
芯近傍でのシートの解除後の嵩回復性はPP/PE繊維
同様に不十分である。
な風合いをもちながら嵩回復性に優れ、ロール巻にして
も嵩へたりが少ない、主として衛材用シートとして有用
に用いることのできる、熱融着性繊維を提供することに
ある。
を解決すべく鋭意研究した結果、下記を満たすポリエス
テル系繊維が好適であることを見出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち本発明の目的は、繊維形成性成分
と熱融着性成分とからなり、該熱融着性成分が少なくと
もその繊維表面に露出するように配された熱融着性複合
繊維であって、繊維形成性成分を、主たる酸成分をテレ
フタル酸とし、全グリコール成分を基準として50%以
上をトリメチレングリコールとする、融点が160〜2
26℃であるポリエステルとし、熱融着性成分を、融点
が繊維形成性成分より20℃以上低い樹脂とする、ポリ
エステル系熱融着性複合繊維により達成することができ
る。
としては、主たる酸成分をテレフタル酸とし、全グリコ
ール成分を基準として50モル%以上をトリメチレング
リコールとする、融点が160〜226℃であるポリエ
ステルである必要がある。
(炭素数2)であるポリエチレンテレフタレート(以
降、PETと称することもある。)に比べて曲げ剛性が
小さくなるため、出来た不織布の風合いが柔軟であり、
かつ弾性回復率が高いために、ポリプロピレン(PP)
のようなポリオレフィンが芯部に配されている複合繊維
と比べてロール巻後の嵩へたりが小さく、PET/PE
繊維とPP/PE繊維の欠点を相補する優れた性質をも
っていることがわかった。
チレングリコールよりアルキレン鎖が長い(炭素数4)
ブチレングリコールを主成分として用いた場合は、弾性
回復率は優れているものの、トリメチレングリコール系
に比べると更に曲げ剛性が低下することによって、熱融
着不織布の嵩高性が不十分で、カード紡出性に難がある
ことがわかっている。
PTrTと称することもある。)をはじめとするトリメ
チレングリコール系ポリエステルについては問題なく、
良好である。トリメチレングリコール系ポリエステル
は、主たる酸成分をテレフタル酸とし、全グリコール成
分を基準として50モル%以上をトリメチレングリコー
ルとすることが肝要であるが、上記の要件を満足する限
り、繊維および繊維製品により要求される物性を達成す
るため、少なくとも1種の第3成分を共重合しても差支
えない。なお、ここで”主たる”とは、該成分が全盛分
を基準として70モル%以上を占めることをいう。
しい範囲は全酸成分のうち80〜100モル%であり、
更に好ましくは90〜100モル%である。
ル成分のうち50モル%以上であり、好ましくは70〜
100モル%、更に好ましくは80〜100モル%、特
に好ましくは90〜100モル%である。全グリコール
成分を基準としてトリメチレングリコールが50モル%
未満になると、弾性回復性が不十分となる。
コールを共重合する場合には、エチレングリコールの比
率が全グリコール成分を基準として30モル%以上とな
ると、得られるポリマーが非晶化するため、カードウェ
ブを熱融着処理をした場合に熱収縮を起こし易くなり、
寸法安定性に欠点を生じる。更に、これを繊維形成性成
分として使用するためには、融点の範囲を160〜22
6℃とする必要がある。
に上回ることはないが、160℃未満にすると、ポリマ
ーが非晶化するため、カードウェブを熱融着処理をした
場合に熱収縮を起こし易くなり、寸法安定性に欠点を生
じる。
ルの共重合成分として添加してもよい第3成分として
は、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、
脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸
等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムス
ルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレング
リコール、トリメチレングリコール、テトラメチレング
リコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレン
グリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジ
オール等)、芳香族ジオキシ化合物(ハイドロキノン、
ビスフェノールA等)、芳香族を含む脂肪族グリコール
(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン
等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカル
ボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカル
ボン酸(P−オキシ安息香酸等)等が挙げられ、これら
を一種を単独で用いても二種以上を併用してもどちらで
もよい。
等の艶消し剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフ
ェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶核剤、
アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等
の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外
線吸収剤、消泡剤等が、本発明の目的が達成される限り
含有されていてもよい。
形成性成分より低い融点が必要であることは云うまでも
なく、実用的には20℃以上の融点差が必要である。
使用すると、より風合いが柔かいトリメチレングリコー
ル系ポリエステル熱融着性複合繊維を得ることができ、
PP/PE複合繊維に比べ、嵩高で耐嵩ヘタリ性に優れ
た不織布を得ることができる。
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチ
レン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リブテン−1、ポリペンテン−1およびこれらのランダ
ムまたはブロック共重合体、あるいは、さらにメタクリ
ル酸、アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン
酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸、およびそれら
のエステル、酸無水物などの誘導体から選択される少な
くとも1種以上を共重合したポリオレフィン系重合体を
挙げることができ、さらには上記のポリオレフィン系重
合体に上記不飽和カルボン酸またはその誘導体の少なく
とも1種をグラフトしたグラフト共重合体をあげること
ができるが、中でも高密度ポリエチレンが好ましい。
を含んでいてもよく、その場合には、PP/PE繊維よ
り嵩高であり、かつPET/共重合ポリエステル系繊維
より風合いが柔軟で耐嵩ヘタリ性のよい不織布を得るこ
とができる。該共重合ポリエステルとしては、全酸成分
を基準として、50モル%以上をテレフタル酸、40モ
ル%以下をイソフタル酸とし、全グリコール成分を基準
としてグリコール成分の80モル%をヘキサメチレング
リコール、ペンタメチレングリコール、テトラメチレン
グリコール、トリメチレングリコール、エチレングリコ
ールからなる群から選ばれた少なくとも1種のグリコー
ル成分とする共重合ポリエステルであることが好まし
く、特に、全酸成分を基準として50モル%以上をテレ
フタル酸、40モル%以下をイソフタル酸とし、全グリ
コール成分を基準として80モル%以上をヘキサメチレ
ングリコール及び/又はテトラメチレングリコールとす
る結晶性ポリマーであって、融点110〜150℃のも
のが、熱融着工程での融着処理時間が不織布生産性を阻
害しない程度に十分低く、結晶性故に紡糸中に膠着が起
こらない面で特に好ましい。
性成分としては、熱融着不織布とポリオレフィンフィル
ムや接着剤等、他素材との接着性を高める目的や風合い
柔軟化、破断強度向上等の目的で、前述に挙げたポリオ
レフィン或いは変性ポリオレフィンやアイオノマー等の
他の樹脂が単数又は複数成分含まれていてもよい。
成分/熱融着性成分との複合状態は、芯/鞘型の他、偏
芯芯/鞘型、並列(サイドバイサイド)型、島/海型複
合紡糸繊維或いは島/海型混合紡糸繊維、蜜柑の房型配
位(分割)繊維等、公知の複合状態のいずれであっても
よいが、熱融着性成分が少なくともその繊維表面に露出
するように配された複合繊維である必要があり、繊維表
面の30%以上が熱融着性成分で占められていることが
好ましい。最も好ましい複合形態は、芯/鞘型複合状態
であり、芯/鞘の成分比(重量比)は、30/70〜9
0/10である。
は0.1〜20デニールが好ましく、1個以上の中空部
を有しても差し支えない。また、繊維断面の外形や芯の
形状は、真円である必要がなく、多角形やフィン付、団
子型等をとっても構わないが、カード高速紡出性の面か
ら云えば、共に真円が好ましい形態である。
乾式不織布のいずれにも供することができ、湿式不織布
に用いる場合には、特に下記〜の物性を同時に満足
するものが好ましい。 捲縮数:0〜15個/インチ(特に好ましくは0〜1
0個/インチ)。 繊維長:35mm以下(特に好ましくは2〜20m
m)。
には、下記(a)〜(c)の物性を同時に満足するもの
が好ましい。 (a)捲縮数:5〜25個/インチ(特に好ましくは8
〜20個/インチ)。 (b)捲縮弾性率:70%以上(特に好ましくは75%
以上)。 (c)繊維長:35〜200mm。
するため、実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実施
例に限定されるものではない。
ェノール溶液として、オストワルド粘度計により測定し
た極限粘度(dl/g)で定めた。
1238記載の方法に準拠し、ポリプロピレン(以
降、PPと称することもある。)においては230℃、
ポリエチレン(以降、PEと称することもある。)につ
いては190℃で測定した。
縮弾性率:JIS−L1015に記載の方法に準拠し測
定した。
100%サンプルをカードにかけてウェブを採取し、熱
風循環タイプの熱処理機にて150℃で2分間熱処理
し、目付約30g/m2の熱融着不織布とした。サンプ
ルを、JIS−L1018 6.22.1 A法(カン
チレバー法)に記載の方法で測定した。(数値が小さい
ほど、風合いが柔かいことを示す。)
プルをカードにかけてウェブを採取し、熱風循環タイプ
の熱処理機にて150℃で2分間熱処理し、目付約30
g/m2の熱融着不織布とした。サンプルを縦10cm
×横10cmに切り、5枚積層したときの高さを測定
し、その不織布の重量を測定して比容積を算出した。
100%サンプルをカードにかけてウェブを採取し、熱
風循環タイプの熱処理機にて150℃で2分間熱処理
し、目付約30g/m2の熱融着不織布とした。該不織
布(厚みL0mm)に100g/cm2の荷重を掛け24
時間保管する。その後荷重を取り除き、24時間後に熱
融着不織布の厚み(L1mm)を測定し、熱融着不織布
の回復率を下式より計算し、回復嵩を評価した。
リトリメチレンテレフタレート(PTrT;固有粘度
0.85、融点225℃)を290℃で溶融し、鞘成分
として用いるための高密度ポリエチレン(HDPE:メ
ルトインデックス20、融点131℃)を250℃で溶
融し、該溶融状態にある各々の成分を孔数750孔を有
する公知の芯鞘型複合紡糸口金を用いて、芯/鞘重量比
50/50で口金温度280℃で吐出し、1000m/
分の巻取速度で未延伸糸を得た。次いで、得られた未延
伸糸を50万デニールのトウにした後、70℃の温水に
て3.0倍に延伸した。この延伸糸を押込み型捲縮機で
捲縮を付与した後、100℃で弛緩熱収縮処理を施して
から50mmの繊維長に切断し、熱融着性繊維を得た。
得られた繊維は、単繊維繊度3デニール、捲縮数15個
/インチ、捲縮率13%、捲縮弾性率84%であった。
してポリプロピレンを配したこと以外は同様の操作を行
った。(但し、芯部の繊維形成性分の溶融温度は210
℃、鞘部の熱融着性成分の溶融温度は190℃で行っ
た。)
してポリエチレンテレフタレートを配したこと以外は同
様の操作を行った。
して、ポリエチレンテレフタレートを配したこと以外は
同様の操作を行った。
1において、芯成分として、酸成分がテレフタル酸であ
り、グリコール成分がトリメチレングリコールとエチレ
ングリコールをモル比でx:y共重合させた共重合ポリ
エステルを配したこと以外は同様の操作を行った。(P
<Tr/E>T <x/y>と標記。但し、芯部の繊維
形成性成分の溶融温度は、実施例2と比較例4とは23
0℃、比較例5は260℃で行った。)
して、酸成分がテレフタル酸であり、グリコール成分が
トリメチレングリコールとブチレングリコールをモル比
でx:y共重合させた共重合ポリエステルを配したこと
以外は同様の操作を行った。(P<Tr/B>T <x
/y>と標記。但し、芯部の繊維形成性成分の溶融温度
は230℃で行った。)
て、芯成分として、グリコール成分がトリメチレングリ
コールであり、酸成分がテレフタル酸とイソフタル酸を
モル比でa:b共重合させた共重合ポリエステルを配し
たこと以外は同様の操作を行った。(PTr[T/I]
[a/b]と標記。但し、芯部の繊維形成性成分の溶融
温度は実施例2と比較例4は230℃、比較例5は26
0℃で行った。)
して、エチレンプロピレンランダム共重合体(融点13
5℃、メルトインデックス80)を配したこと以外は同
様の操作を行った。(PO−1と標記。但し、鞘部の熱
融着性成分の溶融温度は230℃で行った。)
して、酸成分がテレフタル酸とイソフタル酸がモル比で
90:10、グリコール成分がヘキサメチレングリコー
ルとエチレングリコールがモル比で90:10である共
重合ポリエステル(PES−1と標記。融点115℃)
と、エチレン−無水マレイン酸−アクリル酸エチル共重
合変性ポリエチレン共重合体(MPO−1と標記。融点
95℃、メルトインデックス5)とを、重量比でPES
−1/MPO−1=90/10となるように溶融ブレン
ドした成分を配したこと以外は同様の操作を行った。
(但し、鞘部の熱融着性成分の溶融温度は230℃で行
った。)
よって、柔軟な風合いと高生産性(カード紡出高速化)
の両立が可能で、その上、嵩回復性に優れ、ロール巻に
しても嵩へたりが少ない、衛材用シートに最適な熱融着
性繊維を得る事ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 繊維形成性成分と熱融着性成分とからな
り、該熱融着性成分が少なくともその繊維表面に露出す
るように配された熱融着性複合繊維であって、 繊維形成性成分を、主たる酸成分をテレフタル酸とし、
全グリコール成分を基準として50モル%以上をトリメ
チレングリコールとする、融点が160〜226℃であ
るポリエステルとし、熱融着性成分を、融点が繊維形成
性成分より20℃以上低い樹脂とする、ポリエステル系
熱融着性複合繊維。 - 【請求項2】 熱融着性成分がポリオレフィンである、
請求項1に記載のポリエステル系熱融着性複合繊維。 - 【請求項3】 熱融着性成分が共重合ポリエステルを含
む請求項1に記載のポリエステル系熱融着性複合繊維。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334999A JP2000256920A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | ポリエステル系熱融着性複合繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334999A JP2000256920A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | ポリエステル系熱融着性複合繊維 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000256920A true JP2000256920A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13226693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6334999A Pending JP2000256920A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | ポリエステル系熱融着性複合繊維 |
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Country | Link |
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