JP2000256891A - 電解めっき方法および陽極構造体 - Google Patents

電解めっき方法および陽極構造体

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JP2000256891A
JP2000256891A JP11056930A JP5693099A JP2000256891A JP 2000256891 A JP2000256891 A JP 2000256891A JP 11056930 A JP11056930 A JP 11056930A JP 5693099 A JP5693099 A JP 5693099A JP 2000256891 A JP2000256891 A JP 2000256891A
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Satoru Itaya
哲 板谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板などの板状体の電解めっきにお
いて、折れたり破損したりという問題を生じることな
く、均一なめっき膜を形成する。 【解決手段】 被めっき物基板5をめっき槽2内に垂直
に配置し、それと対向させて、陽極用の含りん銅球群
4,5が充填されたバスケット7,8を配置し、一端部
が被めっき物基板6に向けて開口し且つ他端部がポンプ
12からの供給パイプ14,15に連結したパイプ群1
0,11を配置しておき、めっき槽から回収しためっき
液をパイプの開口から被めっき物基板6に向けて噴出さ
せつつ、電解めっきを行わせる。パイプ群10,11の
開口からの噴出によりめっき液の撹拌が行われ、板状め
っき物の表面に均一なめっき膜を形成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
など板状体の電解めっき方法およびその電解めっき方法
において用いる陽極構造体、に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子情報通信機器の小型化高速化
に対処すべく、プリント配線基板はますます、薄型化
し、高密度化している。これに伴い、配線導体形成に使
用するめっきにおいても、めっきレジストを使用して形
成するパターンめっき法において、微細部分への均一な
めっきが求められている。また、微細部分へのめっきに
かぎらず、絶縁層上にパネルめっき法と呼ばれるべたパ
ターンにめっきを行い、一旦銅膜を形成した後、エッチ
ングレジストにより微細配線を形成する方法もあり、こ
の場合においても、微細配線を精度良く均一な厚さに形
成するためには、銅膜のめっきの均一厚さ確保は重要で
ある。一般的なめっき設備においては、めっき槽内に空
気パイプを設けて、気泡除去等のための空気撹拌を行
い、めっき槽外にろ過機を設けて、不純物除去のために
めっき液を循環させている(最新表面処理技術総覧、編
集:最新表面処理技術総覧編集委員会、発行:(株)産業
技術サービスセンター、発行日;昭和62年12月21
日、287〜288頁参照)。一方、プリント配線基板
等の板状体のめっきにおいては、エアー撹拌だけでは、
めっき液の撹拌による流動が十分でなく、基板内の位置
によってはめっき液流動により供給される金属イオンの
不足状態となり、結果としてめっきの膜厚の均一性の確
保が期待出来ないため、さらに、めっき液の撹拌の代わ
りに基板自体を、液中で移動させたり、あるいは振動さ
せることにより、撹拌と同等の効果を持たせる方法が取
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撹拌の
代わりに基板自体をめっき液中で移動あるいは振動させ
る方法では、めっきをする基板サイズが大きくなると、
基板を移動・振動させる機構が大掛かりになり、設備設
置スペース確保や、コスト面で不利であった。また、最
近の基板薄型化の影響で、めっきを行う基板の厚さが薄
くなると、液の抵抗により基板が反ったり、破損するな
どの問題点が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被めっき物と
してプリント基板ようなの陰極用板状体を対象としたの
電解めっき方法および陽極構造体に関する。本発明の電
解めっき方法においては、陰極用板状体に向けて開口し
たパイプ群を備え、めっき槽から回収しためっき液を当
該パイプ群における各パイプの開口から噴出させること
によってめっき液を撹拌し、あるいはめっき液を送流す
る撹拌ファンを回転させることによってめっき液を撹拌
し、これにより、板状めっき物の表面に均一なめっき膜
を形成する。本発明の陽極構造体においては、銅球のよ
うな陽極用金属塊を用いる場合、側面が網目状で金属材
料からなるバスケットと、このバスケット2つの対向側
面に管軸を直交させて設けられ、一端部が前記バスケッ
トの1つの側面または前記バスケット内で開口し、且つ
他端部がポンプからのめっき液供給用部材に連結した、
金属材料からなる複数のパイプと、バスケットに充填さ
れためっき材料からなる複数の陽極用金属塊とからな
る。銅板のような陽極用板状体を用いる本発明の陽極構
造体においては、めっき材料からなり複数の孔が開けら
れた陽極用板状体と、一端部が開口してその管軸を陽極
板状体の板面と直交させて陽極板状体の孔に挿入され、
且つ他端部がポンプからのめっき液供給用部材に連結し
た複数のパイプとからなる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の第1実施形態におけ
る電解めっき装置の構成図、図2は図1における陽極部
の分解構成図である。なお、図1は、めっき槽を透視し
て示している。また、この第1実施形態は、陰極として
プリント基板(以下被めっき物基板という)を用い、め
っき材料の陽極として含りん銅球を用い、被めっき物基
板の両面に電解銅めっきを行う形態を示したものであ
る。図1において、この第1実施形態における電解めっ
き装置は、めっき液1を収容するめっき槽2と、多数の
含りん銅球3からなる含りん銅球群4,5を保持するも
のであって、めっき槽2内に垂直に設けられた被めっき
物基板6の両側にそれぞれ配置されたバスケット7,8
と、このバスケッ7,8の表側面部で一端部が開口し且
つ裏側面を貫通して水平に設けられた多数のパイプ9か
らなるパイプ群10,11と、めっき液の加圧循環を行
うポンプ12と、このポンプ12の入口とめっき槽2の
底部開口とを連結する回収パイプ13と、ポンプ12の
出口と各パイプ9の他端部とを連結する供給パイプ1
4,15と、直流電源16と、電気配線17〜19とを
備えている。図2において、バスケット7,8は、側面
部が網目状になっていて、チタンなど導電性に優れる金
属材料からなるものであり、パイプ群10,11におけ
る各パイプ9は、バスケット7,8と同様の金属材料か
らなり、その一端部がバスケット7,8の表側面部で開
口し且つ他端部が供給パイプ14,15に連結されてい
るものであり、また、パイプ群10,11においては、
被めっき物基板6の表面でどの部位でも均一にめっき液
流が来るよう、被めっき物基板の大きさに合わせてパイ
プ9を分散配置して構成するとともに、含りん銅球の密
なる充填を妨げないようにパイプの開口径(パイプ径)
十分小さくして、できるだけ多数を分散は位置する。
【0006】このように構成されためっき装置におい
て、含りん銅球群4,5をバスケット7,8に充填した
後、ポンプ12により、回収パイプ13を介してめっき
槽2からめっき液1を吸引して回収し、回収しためっき
液を供給パイプ14,15を介してパイプ群10,11
へ加圧供給し、これにより、パイプ群10,11におけ
る各パイプ9の開口から被めっき物基板6へ向けてめっ
き液を噴出させ、被めっき物基板6に向かうめっき液流
21,22を起こさせる。なお、図1における矢印23
〜27はめっき液1の循環経路をしめしている。その
後、直流電源16により、バスケット7,8を介して含
りん銅球にプラスの電圧を、被めっき物基板6にマイナ
スの電圧を印加して、電解めっきを行わせる。含りん銅
球群4,5は、通電量に応じて、Cu→Cu2++2e
−の反応により、2価の銅イオンとなり、めっき液流2
1,22に乗って被めっき物基板6に到達する。なお、
反応が進むにつれて含りん銅球の体積は減少するので、
減少分はバスケット7,8の上部から、あらたに追加
し、バスケット7,8内を含りん銅球で満たしておく。
このようにパイプ群10,11における各パイプ9の開
口から噴出されて被めっき物基板6の表面に向かうめっ
き液流21,22により、めっき反応に必要な銅イオン
Cu2+が、常時、めっき反応を行っている部位に供給
され、結果としてばらつきの無い、均一な、均一高さの
めっき膜の形成が可能となる。
【0007】この第1実施形態によれば、含リン銅球を
保持するバスケット部にパイプ群を配設し、パイプの開
口から噴出されるめっき液によって起きるめっき液流を
めっき槽の液撹拌に使用し、被めっき物基板を移動・振
動させる必要が無いため、折れたり、破れたりと破損し
易すい薄型の基板での問題が無く、均一高さのめっきを
行うことが可能となる。また、この第1実施形態は、従
来使用しているめっき設備において、液のろ過に使用し
ているポンプ及びその液の循環系をそのまま使用し、め
っき液噴出部のみ陽極部に設置するだけで、そのまま利
用応用が可能であり、簡易に、低コストで、且つ設備設
置に大きな場所を要することも無く、めっき均一性を確
保できる。さらにこの実施形態は、生産設備に限らず、
そのままサイズを小さくして、めっき実験や、小サイズ
による試作実験などにも使用することができる。なお、
この第1実施形態においては、回収パイプおよび供給パ
イプはめっき槽の底面および側面に設けているが、めっ
き槽からあふれためっき液を回収するようにするようし
てもよく、また、めっき槽の上部から回収パイプおよび
供給パイプを導入する構成としてものよい。
【0008】次に、本発明の第2の実施の形態を、図3
を用いて説明する。図3は本発明の第2実施形態におけ
る電解めっき装置の構成図である。図3において、この
第2実施形態における電解めっき装置は、第1実施形態
におけると同様に、めっき液1を収容するめっき槽2
と、含りん銅球群4,5を保持するものであって表側面
を被めっき物基板6の板面と対向させて配置されたバス
ケット7,8と、ポンプ12と、回収パイプ13と、供
給パイプ14,15と、直流電源16と、電気配線17
〜19とを備え、また、被めっき物基板6とは反対側に
なるバスケット7,8の裏側面のほぼ全面を覆って開口
し且つ一端部でポンプ12からの供給パイプ14,15
に連結した隔壁室31,32を備えている。このように
構成されためっき装置において、含りん銅球群4,5を
バスケット7,8に充填し、回収しためっき液を隔壁室
31,32へ加圧供給することにより、回収しためっき
液を、含りん銅球群4,5における隙間を通過させた後
バスケット7,8の表側面から噴出させ、被めっき物基
板6に向かうめっき液流21,22を起こさせる。な
お、含りん銅球の隙間である液の噴出口は、使用する含
リン銅球の大きさによって口径が変化するわけである
が、できるだけ小径の球を用いることにより、噴出口の
数が増え、より均一な液流を作ることが可能となる。そ
の後、直流電源16により、バスケット7,8を介して
含りん銅球にプラスの電圧を、被めっき物基板6にマイ
ナスの電圧を印加することによって、含りん銅球群4,
5で発生した銅イオンは、めっき液流21,22に乗っ
て被めっき物基板6に到達し、電解めっきが行われる。
このようにバスケット内の含りん銅球の隙間をめっき液
噴出口として噴出されて被めっき物基板の表面に向かう
めっき液流21,22により、めっき反応に必要な銅イ
オンが、常時、めっき反応を行っている部位に供給さ
れ、結果としてばらつきの無い、均一な、均一高さのめ
っき膜の形成が可能となる。
【0009】この第2実施形態によれば、バスケットの
裏側面に隔壁室を設け、含リン銅球の隙間から噴出され
るめっき液によって起きるめっき液流をめっき槽の液撹
拌に使用しているため、第1実施形態におけると同様の
効果が期待できる。さらに、この第2実施形態によれ
ば、第1実施形態のように液流動用パイプを埋設する必
要が無く、含りん銅球の隙間を利用するため、構造を簡
易にすることができる。また、含りん銅球の隙間を利用
するため、すべての隙間が液噴出口になり、より均一な
めっき液の流れを形成することができ、より均一なめっ
きが可能となる。なお、この第2実施形態においては、
バスケットの裏側面からめっき液を注入するための隔壁
室として、箱型の隔壁室を用いているが、バスケットの
裏側面でスペースに余裕があれば、カップ型等の隔壁室
を用いることにより、回収しためっき液の流動をスムー
スに行わせることができる。
【0010】次に、本発明の第3の実施の形態を図4を
用いて説明する。図4は本発明の第3実施形態における
電解めっき装置の陽極部の構成図である。図4におい
て、陽極部構造は、被めっき材料である含リン銅からな
り、複数の孔が開けられた含リン銅板42,43と、開
口した一端部で、含リン銅板42,43の孔41に板面
と直交して挿入され、且つ他端部がポンプからの供給パ
イプ14,15に連結したパイプ44からなるパイプ群
45,46とから構成される。なお、含リン銅板42,
43の面積はめっきを行う被めっき物基板の面積に合わ
せたものとし、また、含リン銅板42,43の孔の大き
さは、パイプ群45,46の各パイプ44を挿入できる
よう、各パイプ44より大きめに形成すればよく大きさ
に特に制限はないが、めっきの均一性をより高めるに
は、小径にして、板面内全体に均一に分散配置させる方
が良い。電解めっきにおいては、図4に示した陽極部
を、含りん銅板41の板面と被めっき物基板の板面とを
対向させて、めっき液中に垂直に配置した後、第1実施
形態と同様に、回収しためっき液を供給パイプを介して
各パイプ群45,46へ加圧供給することにより、各パ
イプ44の開口から被めっき物基板へ向けてめっき液を
噴出させ、被めっき物基板6に向かうめっき液流を起こ
させ、電解めっきを行わせる。その結果、第1実施形態
と同様に、パイプ群45,46における各パイプ44の
開口から噴出されて被めっき物基板の表面に向かうめっ
き液流により、めっき反応に必要な銅イオンが、常時、
めっき反応を行っている部位に供給され、結果としてば
らつきの無い、均一な、均一高さのめっき膜の形成が可
能となる。この第3実施形態によれば、パイプの開口か
ら噴出されるめっき液によって起きるめっき液流をめっ
き槽の液撹拌に使用しているため、めっき材料の陽極用
板状体を用いる場合において、第1実施形態と同様の効
果が期待できる。
【0011】次に、本発明の第4の実施の形態を、図5
を用いて説明する。図5は本発明の第4実施形態におけ
る電解めっき装置の構成図である。図5において、この
第2実施形態における電解めっき装置は、第1実施形態
におけると同様に、めっき液1を収容するめっき槽2
と、含りん銅球群4,5を保持するものであって表側面
を被めっき物基板6の板面と対向させて配置されたバス
ケット7,8と、直流電源16と、電気配線17〜19
とを備え、また、被めっき物基板6とは反対側になるバ
スケット7,8の裏側に、めっき液を送流する撹拌プロ
ペラファン51,52を備えている。なお、図5では簡
易化のため、回転用のモータ及びそれの伝動系は省略し
図示していない。このように構成されためっき装置にお
いて、含りん銅球群4,5をバスケット7,8に充填
し、撹拌プロペラファン51,52を回転させ、直流電
源16から被めっき物基板6とバスケット7,8との間
に電圧を印加することによって、バスケット7,8内の
含りん銅球群4,5の隙間を通過し、被めっき物基板6
の表面へ向かうめっき液流21,22が起こり、その際
に、含りん銅球群4,5における球表面の電解反応で形
成された銅イオンが一緒に移動し、電解めっきが行われ
る。その結果、第2実施例と同様に、含りん銅球の隙間
を通って被めっき物基板の表面に向かうめっき液流2
1,22により、めっき反応に必要な銅イオンが、常
時、めっき反応を行っている部位に供給され、結果とし
てばらつきの無い、均一な、均一高さのめっき膜の形成
が可能となる。この第4実施形態によれば、撹拌プロペ
ラファンの送流をめっき槽の液撹拌に使用しているた
め、第1実施形態におけると同様の効果が期待できる。
【0012】次に、本発明の第5の実施の形態を、図6
を用いて説明する。図6において、この第5実施形態に
おける電解めっき装置は、めっき液を送流する撹拌プロ
ペラファン61,62を被めっき物基板6とバスケット
7,8との間に設けたものであり、この場合において
も、撹拌プロペラファン61,62を回転させることに
より、バスケット7,8内の含りん銅球群4,5の隙間
を通過し、被めっき物基板6の表面へ向かうめっき液流
21,22が起こり、第4実施例と同様に、ばらつきの
無い、均一な、均一高さのめっき膜の形成が可能とな
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、回収
めっき噴出用のパイプや隔壁室を設けあるいはめっき槽
内のめっき液を送流する撹拌ファンを設け、めっき槽の
めっき液を撹拌しつつ電解めっきを行わせるようにして
るため、折れたり、破れたりと破損し易すい薄型の基板
での問題が無く、均一高さのめっきを行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電解めっき
装置の構成図
【図2】図1における陽極部の構成図
【図3】本発明の第2の実施の形態における電解めっき
装置の構成図
【図4】本発明の第3の実施の形態における電解めっき
装置の陽極部の構成図
【図5】本発明の第4の実施の形態における電解めっき
装置の構成図
【図6】本発明の第5の実施の形態における電解めっき
装置の構成図
【符号の説明】
1 めっき液 2 めっき槽 3 含りん銅球 4,5 含りん銅球群 6 被めっき物基板 7,8 バスケット 9 パイプ 10,11 パイプ群 12 ポンプ 13 回収パイプ 14,15 供給パイプ 16 直流電源 17〜19 電気配線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 めっき槽内に、側面が網目状で金属材料
    からなるバスケットを、その1つの側面と、垂直に配置
    された被めっき物の陰極用板状体の板面とを対向させ
    て、配置しておき、 一端部が前記バスケットの1つの側面部または前記バス
    ケット内で前記陰極用板状体に向けて開口し、且つ他端
    部が前記バスケットの他の側面を貫通してポンプからの
    めっき液供給用部材に連結した複数のパイプを配置して
    おき、 めっき材料からなる複数の陽極用金属塊を前記バスケッ
    トに充填し、 前記めっき槽から回収しためっき液を、前記パイプの開
    口から前記陰極用板状体に向けて噴出させつつ、電解め
    っきを行わせる、ことを特徴とした電解めっき方法。
  2. 【請求項2】 側面が網目状で金属材料からなるバスケ
    ットと、当該バスケット2つの対向側面に管軸を直交さ
    せて設けられ、一端部が前記バスケットの1つの側面ま
    たは前記バスケット内で開口し、且つ他端部がポンプか
    らのめっき液供給用部材に連結した、金属材料からなる
    複数のパイプと、前記バスケットに充填されためっき材
    料からなる複数の陽極用金属塊と、からなる陽極部構造
    体。
  3. 【請求項3】 めっき槽内に、側面が網目状で金属材料
    からなるバスケットを、その1つの側面と、垂直に配置
    された被めっき物の陰極用板状体の板面とを対向させ
    て、配置しておき、 前記陰極用板状体とは反対側になる前記バスケットの裏
    側面のほぼ全面を覆って開口し、且つ一端部でポンプか
    らのめっき液供給用部材に連結した隔壁室を設けてお
    き、 めっき材料からなる複数の陽極用金属塊を前記バスケッ
    トに充填し、 前記めっき槽から回収しためっき液を、前記隔壁室から
    複数の前記陽極用金属塊の隙間を通過させて前記板状体
    に向けて噴出させつつ、電解めっきを行わせる、ことを
    特徴とした電解めっき方法。
  4. 【請求項4】 めっき槽内に、めっき材料からなり複数
    の孔が開けられた陽極用板状体を、垂直に配置された被
    めっき物の陰極用板状体と対面させて配置しておき、 一端部が開口してその管軸を前記陽極板状体の板面と直
    交させて当該陽極板状体の前記孔に挿入され、且つ他端
    部がポンプからのめっき液供給用部材に連結した複数の
    パイプを配置しておき、 前記めっき槽から回収しためっき液を、前記パイプの開
    口から前記陰極用板状体に向けて噴出させつつ、電解め
    っきを行わせる、ことを特徴とした電解めっき方法。
  5. 【請求項5】 めっき材料からなり複数の孔が開けられ
    た陽極用板状体と、一端部が開口してその管軸を前記陽
    極板状体の板面と直交させて当該陽極板状体の前記孔に
    挿入され、且つ他端部がポンプからのめっき液供給用部
    材に連結した複数のパイプと、からなる陽極部構造体。
  6. 【請求項6】 めっき槽内に、側面が網目状の金属材料
    からなるバスケットを、その1つの側面と、垂直に配置
    された被めっき物の陰極用板状体の1つの面とを対向さ
    せて、配置しておき、 めっき液を撹拌する撹拌ファンを前記バスケットを挟ん
    で前記陰極用板状体とは反対側に設けておき、 めっき材料からなる複数の陽極用金属塊を前記バスケッ
    トに充填し、 前記撹拌ファンによって、複数の前記陽極用金属塊の隙
    間を通って前記陰極用板状体に向うめっき液流を発生さ
    せつつ、電解めっきを行わせる、ことを特徴とした電解
    めっき方法。
  7. 【請求項7】 めっき槽内に、側面が網目状の金属材料
    からなるバスケットを、その1つの側面と、垂直に配置
    された被めっき物の陰極用板状体の1つの面とを対向さ
    せて、配置しておき、 めっき液を撹拌する撹拌ファンを前記バスケットと前記
    陰極用板状体との間に設けておき、 めっき材料からなる複数の陽極用金属塊を前記バスケッ
    トに充填し、 前記撹拌ファンによって、複数の前記陽極用金属塊の隙
    間を通って前記陰極用板状体に向うめっき液流を発生さ
    せつつ、電解めっきを行わせる、ことを特徴とした電解
    めっき方法。
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