JP2000256170A - 増粘物 - Google Patents
増粘物Info
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- JP2000256170A JP2000256170A JP11066048A JP6604899A JP2000256170A JP 2000256170 A JP2000256170 A JP 2000256170A JP 11066048 A JP11066048 A JP 11066048A JP 6604899 A JP6604899 A JP 6604899A JP 2000256170 A JP2000256170 A JP 2000256170A
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- starch
- glycol
- viscosity
- glycols
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Abstract
ており、塩濃度によって粘度が変化するという性質があ
り、経時安定性に問題がある。 【解決方法】澱粉および/または化工澱粉とグリコール
類を混合し、加熱糊化することによって、グリコール類
を増粘させることができ、また経時的に安定した増粘物
を提供できる。
Description
のであり、さらに詳しくは、グリコール類に対して安定
した増粘物を提供できるものである。
マッサージ、クレンジングクリームなどジェル型の化粧
料が多く上市している。
としては、カルボキシビニルポリマー、カチオン化セル
ロースなどが用いられている。
ニルポリマーはカルボン酸を有しており、塩濃度によっ
て粘度が変化するという性質がある。したがってNaC
l等が配合されている場合では経時安定性が悪くなって
しまう。
題を解決するため、鋭意研究の結果、澱粉および/また
は化工澱粉をグリコール類中で加熱糊化させたものが増
粘物として使用できることを発見し、本発明を完成し
た。
グリコール類中で加熱糊化させたものが、グリコール類
に対して安定した増粘物を提供できるものである。
たは化工澱粉が、グリコール類を増粘させることがで
き、安定したゲルを形成することができることにある。
以下にこれらの構成成分について、詳細に述べる。
粉としては具体的に、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、甘
藷澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉、米澱粉、アマランサ
ス澱粉等の天然澱粉、それらの化工澱粉(酸処理澱粉、
酸化澱粉、エーテル化、エステル化、架橋等の澱粉誘導
体、アルファ化澱粉、湿熱処理澱粉等)、また、これら
澱粉の分解物(酸、熱による焙焼デキストリンや酵素分
解による酵素デキストリン)が挙げられる。
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール等が
挙げられる。特に、グリセリン、エチレングリコール、
ポリエチレングリコールが好適に用いられる。
澱粉とグリコール類を混合し、加熱糊化させる方法とし
ては、オイルバス中で加温する方法やオンレーター中を
通過する際に糊化させる方法や、あるいは澱粉および/
または化工澱粉を先に常法でアルファ化したものとグリ
コール類を混合し、沸騰水中で加温する方法などが挙げ
られる。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
用いて、各種増粘物を調製し、粘度、25℃および4℃
で一週間静置後の安定性について調べた。
しながら130℃以上20分間加熱し、室温まで冷却し
た。 オンレーター:オンレーター(櫻製作所製 HA-07
07−I、熱伝筒内径70mm、長さ700mm)を用
いて蒸気圧2.5kg/cm2、出口温度140℃、流
量約380g/分の条件で澱粉を糊化させ、室温まで冷
却した。 沸騰水:沸騰水中で撹拌しながら85℃以上20分間加
熱し、室温まで冷却した。
ル化コーンスターチ(ヒドロキシプロポキシル基5.2
%)5重量%、グリコール類としてグリセリン95重量
%を懸濁し、160℃に加温したオイルバス中にて撹拌
しながら130℃以上20分間加熱した。室温まで冷却
したのちNaClを5重量%、ポリエチレングリコール
(平均分子量 200)を25重量%添加し、痩身用ボ
ディーマッサージを調製した。このボディーマッサージ
はNaClを含有しているのにもかかわらず、長時間安
定であった。温感効果もあり、またNaCl結晶が肌に
接触し、さらなる痩身効果を生み出した。
れば、澱粉および/または化工澱粉がグリコール類を増
粘させることができ、また経時的に安定した増粘物を提
供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 澱粉および/または化工澱粉とグリコー
ル類を混合し、加熱糊化することによって得られる増粘
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11066048A JP2000256170A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 増粘物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11066048A JP2000256170A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 増粘物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000256170A true JP2000256170A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13304612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11066048A Pending JP2000256170A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 増粘物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000256170A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003518032A (ja) * | 1999-12-23 | 2003-06-03 | デン−マット・コーポレーション | 澱粉で増粘した非水系歯磨剤 |
JP2008247793A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nabocul Cosmetics:Kk | マッサージ用組成物 |
JP2011231046A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Nippon Starch Chemical Co Ltd | 毛髪化粧料用基材およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066048A patent/JP2000256170A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003518032A (ja) * | 1999-12-23 | 2003-06-03 | デン−マット・コーポレーション | 澱粉で増粘した非水系歯磨剤 |
JP2008247793A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nabocul Cosmetics:Kk | マッサージ用組成物 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071003 |