JP2000255490A - 船外機用チルトシリンダ装置 - Google Patents

船外機用チルトシリンダ装置

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JP2000255490A
JP2000255490A JP11064054A JP6405499A JP2000255490A JP 2000255490 A JP2000255490 A JP 2000255490A JP 11064054 A JP11064054 A JP 11064054A JP 6405499 A JP6405499 A JP 6405499A JP 2000255490 A JP2000255490 A JP 2000255490A
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Japan
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piston
oil chamber
outboard motor
relief valve
chamber
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English (en)
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Tamotsu Nakamura
保 中村
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Original Assignee
Showa Corp
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/08Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
    • B63H20/10Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シリンダ22内にピストンロッド25を
船外機15側に延ばしたピストン23とフリーピストン
24とを移動自在に挿入し、シリンダ22内に油室S
1,S2,S3を設け、シリンダ22を囲うように蓄圧
室S4を設け、ピストン23からフリーピストン24に
亘って第3連通路88を形成し、第3連通路88に油室
S3が設定圧を越えた時に開く第2リリーフ弁27を設
け、この第2リリーフ弁27に外部から開閉するための
開閉機構28を付設した。 【効果】 従来、第3連通路、第2リリーフ弁及び手動
開閉機構をシリンダ外部に設けていたのに比べて突出部
がなくなり、チルトシリンダ装置のコンパクト化を図る
ことができる。また、ピストンから船外機側にピストン
ロッドを延ばしたので、ピストンロッドが水に浸かるの
を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンパクト化を図る
のに好適な船外機用チルトシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機のチルトロック装置としては、例
えば、特開平4−5195号公報「船外機用チルトシリ
ンダ装置」が知られている。上記技術は、前進中や浅瀬
後進中に過大な外力が船外機本体に作用した場合に船外
機本体の損傷を回避するものであり、同公報の第1図及
び第3図に示される通り、船体と船外機本体7との間に
チルトシリンダ装置10を備え、このチルトシリンダ装
置10に、シリンダ11と、このシリンダ11に上下動
可能に挿入したピストン13及びこのピストン13の上
方に配置したフリーピストン14と、ピストン13の下
部に取付けたピストンロッド12と、シリンダ11内の
ピストン13下方に形成した第2室C2と、シリンダ1
1内のフリーピストン14上方に形成した第3室C3
と、シリンダ11外に上記第2室C2と第3室C3とを
連通させるために設けた連絡路18と、この連絡路18
内に設けた第2圧力逃し弁19とを備える。
【0003】上記した第2圧力逃し弁19は、船外機本
体7をやや上昇させて浅場を後進している時に船外機本
体7が大きな外力を受けた場合、第3室C3の圧力を連
絡路18を介して第2室C2へ逃し、船外機本体7の損
傷を緩和するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では、連絡路
18及び第2圧力逃し弁19をシリンダ11外に設けた
ため、チルトシリンダ装置10を船体と船外機本体7と
の間に設置するのに大きなスペースを確保しなければな
らないという不都合がある。そこで、本発明の目的は、
よりコンパクトな船外機用チルトシリンダ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、船尾に船外機を取付け、この船外機を使
用位置から待機位置までスイングさせるときに船外機を
任意の位置で止めることができるとともに、走行中に船
外機に加わった衝撃を和らげるために、船尾と船外機と
の間に介設するチルトシリンダ装置において、このチル
トシリンダ装置を、シリンダ内にピストンロッドを船外
機側に延ばしたピストンとこのピストンの下方に位置す
るフリーピストンとを移動自在に挿入するとともに、シ
リンダ内にピストン及びフリーピストンで区画したピス
トン上方の上部油室、ピストンとフリーピストンとの間
の中間部油室及びフリーピストン下方の下部油室を設
け、シリンダを囲うようにピストンロッドの出し入れに
追従して下部油室のみを介して出入りする作動油の容積
を補償するために設けた容積補償室を兼ねる蓄圧室を設
け、ピストンに上部油室と中間部油室とを連通する第1
・第2連通路を形成し、第1連通路に上部油室の圧力が
設定圧を越えたときに自動的に開いて衝撃を吸収する第
1リリーフ弁を介在させ、第2連通路に中間部油室から
上部油室への作動油の流れを許す一方向弁を介在させ、
ピストンからフリーピストンに亘って上部油室と下部油
室とを連通する第3連通路を形成し、この第3連通路に
下部油室の圧力が設定圧を越えたときに開く第2リリー
フ弁を設けて、ピストン及びフリーピストンを上部油室
の方向へ移動させ、船外機を使用位置から待機位置への
途中までスイングさせた浅瀬走行位置の状態で、下部油
室の圧力が設定圧を越えたときに、第2リリーフ弁の開
弁により、自動的にピストン及びフリーピストンを下部
油室の方向へ移動させ、船外機を浅瀬走行位置から使用
位置まで移動して浅瀬走行状態を解除できるようにし、
第2リリーフ弁に外部から開閉するための開閉機構を付
設したものとする。
【0006】外部から開閉するための開閉機構を付設し
た浅瀬走行解除用の第2リリーフ弁を、ピストンからフ
リーピストンに亘って形成した第3連通路に設け、チル
トシリンダ装置のコンパクト化を図る。また、ピストン
から船外機側にピストンロッドを延ばし、ピストンロッ
ドが水に浸かるのを防ぐ。
【0007】請求項2は、蓄圧室を、シリンダを外シリ
ンダで囲って形成したものとする。シリンダを外シリン
ダで囲って蓄圧室を形成し、チルトシリンダ装置の突出
部をなくしてチルトシリンダ装置のコンパクト化と蓄圧
室の容量アップとを図る。
【0008】請求項3は、開閉機構を、ピストンロッ
ド、ピストン内にそれぞれ設けた中空部に移動自在に操
作ロッドを挿入し、更にこの操作ロッドで中間部油室を
貫き、フリーピストンに設けた貫通孔に操作ロッドを移
動自在に挿入して、操作ロッドの先端を下部油室に臨ま
せ、この先端から操作ロッドの途中まで第3連通路の一
部を形成し、この第3連通路の一部の操作ロッド途中側
入口に第2リリーフ弁を配置し、操作ロッドをピストン
ロッド、ピストン及びフリーピストン内で移動させるこ
とにより、第2リリーフ弁を開閉するものとした。
【0009】開閉機構で外部から開閉する弁を第2リリ
ーフ弁で兼用し、部品数を減らして、チルトシリンダ装
置を小型にするとともに製造コストを抑える。また、第
2リリーフ弁を開閉するための操作ロッドに上部・下部
油室間を連通させる第3連通路を設け、部品数を減らし
て上記と同様にチルトシリンダ装置の小型化及び製造コ
ストの低減を図る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るチルトシリンダ装置を
船尾と船外機との間に取付けた状態を示す側面図であ
り、船尾11にスターンブラケット12を固定し、この
スターンブラケット12に水平軸13を中心にして上下
に回転可能にスイベルブラケット14を取付け、このス
イベルブラケット14に船外機15を取付け、上記スタ
ーンブラケット12とスイベルブラケット14との間に
チルトシリンダ装置20を介在させた状態を示す。な
お、16は船外機15のプロペラ、17…(…は複数個
を示す。以下同様。)はスターンブラケット12の後部
に開けた位置調整孔である。18はストッパピンであ
り、位置調整孔17…を選択して差込むことで船外機1
5のチルトダウン位置を調整するためのものである。
【0011】図2は図1の2−2線断面図であり、チル
トシリンダ装置20は、外シリンダ21と、この外シリ
ンダ21の内側に配置したシリンダとしての内シリンダ
22と、この内シリンダ22に上下動可能に挿入したピ
ストン23及びフリーピストン24と、ピストン23の
上方、即ち船外機15(図1参照)側に延ばしたピスト
ンロッドとしての中空ピストンロッド25と、ピストン
23内に設けた第1・第2リリーフ弁26,27と、第
2リリーフ弁27を外部から手動で開閉する開閉機構2
8とからなる。なお、31はスイベルブラケット14
(図1参照)にピストンロッド25の上部を回転可能に
取付けるための上部取付け部材である。
【0012】また、チルトシリンダ装置20は、中空ピ
ストンロッド25をガイドするとともに内シリンダ22
の上部を保持するために、外シリンダ21の上部に固定
したロッドガイド32と、スターンブラケット12(図
1参照)に回転可能に取付けるために外シリンダ21の
下部に一体的に設けた下部取付部33とからなる。な
お、34はオイルシール、35,36,37はOリング
である。
【0013】更に、チルトシリンダ装置20は、内シリ
ンダ22内に、ピストン23及びフリーピストン24で
区画したピストン23上方の上部油室S1と、ピストン
23とフリーピストン24との間の中間部油室S2と、
フリーピストン24下方の下部油室S3と、外シリンダ
21と内シリンダ22との間に設けた容積補償室を兼ね
る蓄圧室S4とを備える。
【0014】開閉機構28は、中空ピストンロッド25
の上端に取付けたジョイント部41と、このジョイント
部41に取付けたジョイントシャフト42と、このジョ
イントシャフト42に回転可能に取付けたカムシャフト
43と、このカムシャフト43に取付けたカム部44
と、このカム部44周面に当てたボール45と、このボ
ール45を介してカム部44に追従してピストン23
内、フリーピストン24内及び中空ピストンロッド25
内を上下動する操作ロッド46とからなる。なお、47
は図示せぬハンドルを取付けるための端部である。
【0015】上部油室S1、中間部油室S2及び下部油
室S3は作動油を満たした油室であり、蓄圧室S4は、
上部に大気圧より高いガスを封入し、下部に作動油を満
たし、外シリンダ21の下部に設けた下部油路48にて
下部油室S3と連通するものである。なお、FSは蓄圧
室S4の油面である。
【0016】上記蓄圧室S4によって、内シリンダ22
内に中空ピストンロッド25が進入した場合に、中空ピ
ストンロッド25の進入体積分の作動油が上・下部油室
S1,S3から蓄圧室S4内へ移動して油面FSが上昇
し、内シリンダ22内から中空ピストンロッド25が退
出した場合には、中空ピストンロッド25の退出体積分
の作動油が蓄圧室S4内から上・下部油室S1,S3内
へ移動して油面FSが下降して、上・下部油室S1,S
3内の作動油の容積変化を補償する。
【0017】以上に説明したように、ピストン23から
船外機15側に中空ピストンロッド25を延ばしたの
で、外シリンダ21から外部に突出した中空ピストンロ
ッド25部分が水に浸かるのを防ぐことができ、中空ピ
ストンロッド25に錆や腐食が発生したり、貝や異物等
が付着したりするのを防ぐことができる。従って、長期
間に亘ってチルトシリンダ装置20の機能を維持するこ
とができる。
【0018】図3(a),(b)はチルトシリンダ装置
を示す断面図であり、(a)は本実施例、(b)は比較
例を示す。(a)の本実施例において、内シリンダ22
は、下端を外シリンダ21に設けた下部穴51に嵌合さ
せたものである。
【0019】ピストン23は、上部油室S1と中間部油
室S2とを連通する第1連通路52と、前述した開閉機
構28(図2参照)の操作ロッド46を移動可能に挿入
するためのロッド貫通孔53と、このロッド貫通孔53
と上部油室S1とを連通する横連通路54とを備え、第
1連通路52の途中に第1リリーフ弁26を設け、横連
通路54の途中に第2リリーフ弁27を設けたものであ
る。なお、23aはピストン23の上部に突出させた突
出部、23bは突出部23aに形成したおねじ部であ
る。
【0020】第1リリーフ弁26は、ピストン23が弁
ケース及び弁座を兼ね、弁体58と、この弁体58をリ
テーナ61を介して閉側である上方へ押圧するスプリン
グ62と、このスプリング62の下部を支持する支持板
63と、これら弁体58、リテーナ61、スプリング6
2及び支持板63を収納する弁室64とを備える。
【0021】第2リリーフ弁27は、ピストン23が弁
ケースを兼ね、且つ後述の操作ロッド46の開口部87
が弁座を兼ね、弁体66と、この弁体66をリテーナ6
7を介して閉側である操作ロッド46側へ押付けるスプ
リング68と、このスプリング68の端部を支持する支
持板71と、これら弁体66、リテーナ67、スプリン
グ68及び支持板71を収納する弁室72とを備える。
【0022】フリーピストン24は、操作ロッド46を
移動可能に挿入するためのロッド貫通孔74を備える。
中空ピストンロッド25は、操作ロッド46を移動可能
に挿入するための中空部としてのロッド貫通孔76を備
える。なお、25aは中空ピストンロッド25の下端に
設けた下部穴、25bはピストン23のおねじ部23b
にねじ結合するために下部穴25aに形成しためねじ部
である。
【0023】操作ロッド46は、下端部に設けた縦穴7
8と、この縦穴78から外周面81に開口させた斜め孔
82とを備え、下端部にピン83を貫通させ、フリーピ
ストン24の上方の外周面81にリング84を取付け、
このリング84とフリーピストン24の上面との間に上
から順にワッシャ85、スプリング86を介在させ、こ
のスプリング86によって、フリーピストン24に対し
て上方に押し上げるものである。
【0024】斜め孔82は、外周面81側の入口として
の開口部87をテーパ状に形成して第2リリーフ弁27
の弁座としたものであり、この開口部87に第2リリー
フ弁27の弁体66を押付けて第2リリーフ弁27を閉
じる。上記した横連通路54と縦穴78と斜め孔82と
は、第3連通路88を構成するものである。ここで、9
1〜94はOリングである。
【0025】(b)の比較例において、チルトシリンダ
装置200は、シリンダ201と、このシリンダ201
内に移動可能に挿入したピストン202及びフリーピス
トン203と、ピストン202から下方に延ばしたピス
トンロッド204と、シリンダ201の側部に設けた弁
機構205とからなり、シリンダ201内をフリーピス
トン203上方の第1室206と、フリーピストン20
3、ピストン202間の第2室207と、ピストン20
2下方の第3室208とに区画したものである。第1室
206はガスと作動油を満たしたものであり、第2室2
07及び第3室208は作動油を満たしたものである。
【0026】ピストン202は、第1リリーフ弁211
と一方向弁212とを備える。弁機構205は、シリン
ダ201内の第1室206と第3室208とを連通する
外部連通路213を備え、この外部連通路213の途中
に第2リリーフ弁214を介在させたものである。第2
リリーフ弁214は、外力によりピストンロッド204
がシリンダ201内に進入し、第1室206の圧力が設
定圧を越えた場合に開く弁であるとともに、ハンドル2
15を操作することにより弁体216を移動させて手動
で開閉できる弁である。
【0027】以上に示した(a)の本実施例では、上部
油室S1と下部油室S3とを連通する第3連通路88及
び第2リリーフ弁27を外シリンダ21内に設けたた
め、外シリンダ21の外部に突出するものがなく、チル
トシリンダ装置20のコンパクト化を図ることができ
る。従って、図1に示したスターンブラケット12とス
イベルブラケット14との間の空間が狭くても容易に取
付けることができる。
【0028】これに対して、(b)の比較例では、外部
連通路213、第2リリーフ弁214及び開閉機構をシ
リンダ201の外周部に設けたので、これらの外部連通
路213及び第2リリーフ弁214及び開閉機構が突出
して、例えば、チルトシリンダ装置20をスターンブラ
ケットとスイベルブラケットとの間のスペースに取付け
る場合に、チルトシリンダ装置20がこれらのブラケッ
トや他の部品に干渉することが考えられ、上記スペース
を大きくしなければならない。
【0029】図4は本発明に係るチルトシリンダ装置の
要部断面図であり、図3(a)に示した図とは別の断面
図である。ピストン23は、上部油室S1と中間部油室
S2とを連通する第2連通路101を備え、第2連通路
101の途中に中間部油室S2から上部油室S1への作
動油の流れのみを許す一方向弁102を介在させたもの
である。一方向弁102は、ピストン23が弁ケース及
び弁座を兼ね、弁体103と、この弁体103を収納す
る弁室104と、この弁室104の開口部に設けた穴付
き蓋105とを備える。
【0030】以上に述べたチルトシリンダ装置20の手
動操作の作用を次に説明する。図5(a),(b)は本
発明に係るチルトシリンダ装置の手動操作の作用を説明
する作用図であり、(a)は船外機15のチルト状態、
(b)はチルトシリンダ装置20の作動油の状態を示
す。(a)において、例えば、浅瀬を走行する場合に
は、船外機15の下端が海底又は川底に干渉しないよう
に船外機15を図1に示した状態からこの(a)の状態
まで上方へチルトさせる必要がある。
【0031】このような場合には、まず、図1におい
て、開閉機構28のシャフト43を端部47に図示せぬ
専用のハンドルを掛けて回転させる。これにより、カム
部44を回転させスプリング86(図3(a)参照)で
上方に弾性力を与えた操作ロッド46を上昇させる。
【0032】図5(b)において、操作ロッド46を上
昇させることによって、操作ロッド46の開口部87を
上側へ移動させる。これにより、第2リリーフ弁27の
弁体66が弁座である開口部87から離れて第2リリー
フ弁27が開き、上部油室S1と下部油室S3とが第3
連通路88で連通し、作動油が油室S1,S3間を流通
可能になり、ピストン23、フリーピストン24及び中
空ピストンロッド25の上下動が可能になる。
【0033】次に、(a)において、(b)の状態のま
まで、船外機15を希望する角度に手動で上方へ傾け
る。この時、チルトシリンダ装置20には引張力が作用
するため、(b)に示したピストン23、フリーピスト
ン24及び中空ピストンロッド25が上昇し始め、上部
油室S1内の圧力が高くなって、上部油室S1内の作動
油は、矢印のように、第3連通路88を通って下部油室
S3内へ流れる。この時、蓄圧室S4内のガスの圧力
は、チルトシリンダ装置20((a)参照)が伸張する
のを補助するので、上記した上方へのチルト操作を楽に
行うことができる。
【0034】この後、再び図2に示した開閉機構28の
カムシャフト43を回転させると、カム部44が回転し
て図5(b)の操作ロッド46が下降する。これによっ
て、第2リリーフ弁27の弁体66が操作ロッド46の
開口部87内に入り込み、開口部87に着座し、第2リ
リーフ弁27は閉じて、再び図3(a)に示した状態と
なる。
【0035】従って、上・下部油室S1,S3間の作動
油の流通ができなくなり、ピストン23は上下動できな
くなって、チルトロック状態となる。これによって、浅
瀬走行ができるようになる。また、船体を陸上げする場
合にも、図5(a)に示したチルトシリンダ装置20の
手動操作で船外機15を水平近くまで傾け、その状態を
維持することができる。
【0036】船外機15を再びほぼ鉛直の状態に戻すに
は、上記したような手動操作によって第2リリーフ弁2
7(図5(b)参照)を開ければよい。これにより、船
外機15の自重でほぼ鉛直の状態にゆっくりと戻る。な
お、この時の内シリンダ22(図5(b)参照)内の作
動油は、船外機15を上方へチルトさせた場合とは逆の
経路を流れる。
【0037】次にチルトシリンダ装置20における浅瀬
走行から通常走行に移る場合の作用を説明する。図6
(a),(b)は本発明に係るチルトシリンダ装置にお
ける浅瀬走行から通常走行に移る場合の作用を説明する
作用図である。例えば、(a)に示したような、岸近く
で船外機15をチルトした状態にして浅瀬走行した後、
図1に示したような、沖合に出て船外機15をほぼ直立
の状態にして通常走行に移る場合がある。
【0038】この時には、図6(a)の状態で船外機1
5の出力を高める。これにより、船外機15の増大した
推進力によってチルトした船外機15の下部に船体前方
方向の力F1が作用する。これにより、チルトシリンダ
装置20には圧縮力が作用する。
【0039】上記チルトシリンダ装置20の圧縮力によ
って、(b)において、下部油室S3内の圧力が増大
し、この圧力と上部油室S1との差圧が所定値を越えた
時に第2リリーフ弁27が開き、下部油室S3内の作動
油は、第3連通路88を介して上部油室S1に流れるた
め、ピストン23は下降し、(a)に示した船外機15
は図1に示したほぼ直立の状態になる。
【0040】また、図6(a)に示したような船外機1
5をチルトした状態で、浅瀬を後進している間に、船外
機15に流木等が衝突して船外機15の下部に船体前方
方向の力F1が作用した場合にも、上記したのと同様
に、第2リリーフ弁27(図6(b)参照)が開いて衝
撃を和らげ、船外機15の破損を防止することができ
る。
【0041】以上の図3(a)で説明したように、開閉
機構28(図2参照)を、ピストンロッド25内に設け
たロッド貫通孔76に移動自在に操作ロッド46を挿入
し、この操作ロッド46内に第3連通路88の一部であ
る縦穴78及び斜め孔82を形成し、この第3連通路8
8の一部の開口部87に第2リリーフ弁27を配置し、
操作ロッド46を中空ピストンロッド25内で移動させ
ることにより、第2リリーフ弁27を開閉するものとし
たので、開閉機構28で外部から開閉する弁を第2リリ
ーフ弁27で兼用することができ、部品数を減らして、
チルトシリンダ装置20(図2参照)を小型にするとと
もに製造コストを抑えることができる。
【0042】また、第2リリーフ弁27を開閉するため
の操作ロッド46と上部・下部油室S1,S3間を連通
させる第3連通路88を別々に設けるよりも部品数を減
らすことができ、上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0043】次にチルトシリンダ装置20に前進走行
中、引張力が加わった場合の衝撃吸収作用を説明する。
図7は本発明に係るチルトシリンダ装置の衝撃吸収作用
を説明する作用図(前半)であり、船外機に外力が作用
した状態を示す。図8(a),(b)は本発明に係るチ
ルトシリンダ装置の衝撃吸収作用を説明する作用図(後
半)であり、(a)は第1リリーフ弁26が開いた状
態、(b)は一方向弁102が開いた状態を示す。
【0044】図7において、例えば、通常の走行中に、
実線で示すほぼ鉛直にした船外機15の前部に流木Wが
衝突した場合、船外機15の下部には矢印で示したよう
な後方への力F2が作用し、チルトシリンダ装置20に
は引張力が作用する。このチルトシリンダ装置20に作
用する引張力により、図8(a)において、ピストン2
3及び中空ピストンロッド25は、内シリンダ22に対
して上昇しようとし、上部油室S1の圧力が増大する。
【0045】上部油室S1の圧力が設定圧、即ち、設定
圧=(第1リリーフ弁26のスプリング62のセット荷
重)÷(弁体58と弁座部26aとの接触部分の断面
積)、を越えた時、第1リリーフ弁26が開く。
【0046】そして、第1リリーフ弁26が開くと、ピ
ストン23は内シリンダ22に対して上昇し始め、上部
油室S1内の作動油は、矢印で示すように中間部油室S
2内に流れ、図7に示したチルトシリンダ装置20は伸
張して、船外機15は想像線で示す位置までチルトす
る。これにより、船外機15に作用する衝撃を吸収し、
船外機15の破損を防止することができる。
【0047】図8(a)において、ピストン23が上昇
したときに、フリーピストン24は、内シリンダ22内
からの中空ピストンロッド25の退出体積分の作動油を
補う分だけ内シリンダ22内を上昇する。
【0048】図7において、船外機図15に外力が作用
しなくなると、図8(b)において、ピストン23の上
昇は止まり、上部油室S1内の圧力は設定圧以下に減少
し、第1リリーフ弁26((a)参照)は閉じる。この
後、チルトシリンダ装置20(図7参照)には、船外機
15(図7参照)の自重及び推力による圧縮力が働くた
め、ピストン23は、内シリンダ22内を下降しようと
し、中間部油室S2内の圧力は増大する。
【0049】これにより、一方向102が開き、中間部
油室S2内の作動油は上部油室S1内へ流れるととも
に、ピストン23がフリーピストン24の位置まで内シ
リンダ22内を下降する。この時、フリーピストン24
は、内シリンダ22内への中空ピストンロッド25の進
入体積分の作動油を補う分だけ下降する。従って、図7
において、チルトシリンダ装置20は縮み、船外機15
はチルト状態から実線で示したやや鉛直に近い状態とな
る。
【0050】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の船外機用チルトシリンダ装置は、シリ
ンダ内にピストン上方の上部油室とフリーピストン下方
の下部油室とを設け、ピストンからフリーピストンに亘
って上部油室と下部油室とを連通する第3連通路を形成
し、この第3連通路に下部油室の圧力が設定圧を越えた
ときに開く第2リリーフ弁を設けたので、従来、第3連
通路、第2リリーフ弁及び手動開閉機構をシリンダ外部
に設けていたのに比べて突出部がなくなり、チルトシリ
ンダ装置のコンパクト化を図ることができる。また、ピ
ストンから船外機側にピストンロッドを延ばしたので、
ピストンロッドが水に浸かるのを防ぐことができ、ピス
トンロッドに貝等が付着する不具合を防ぐことができ
る。
【0051】請求項2の船外機用チルトシリンダ装置
は、蓄圧室を、シリンダを外シリンダで囲って形成した
ものなので、チルトシリンダ装置の突出部がなくなり、
チルトシリンダ装置のコンパクト化を図ることができ、
また、外シリンダにより蓄圧室を形成することで蓄圧室
の外径の増加を少なくするとともに蓄圧室の容量アップ
を図ることができる。
【0052】請求項3の船外機用チルトシリンダ装置
は、開閉機構を、ピストンロッド、ピストン内に操作ロ
ッドを挿入し、更にこの操作ロッドで中間部油室を貫
き、フリーピストンの貫通孔に操作ロッドを挿入して、
操作ロッドの先端を下部油室に臨ませ、この先端から操
作ロッドの途中まで第3連通路の一部を形成し、この第
3連通路の一部の操作ロッド途中側入口に第2リリーフ
弁を配置し、操作ロッドをピストンロッド、ピストン及
びフリーピストン内で移動させることにより、第2リリ
ーフ弁を開閉するものとしたので、開閉機構で外部から
開閉する弁を第2リリーフ弁で兼用することができ、部
品数を減らして、チルトシリンダ装置を小型にするとと
もに製造コストを抑えることができる。また、第2リリ
ーフ弁を開閉するための操作ロッドと上部・下部油室間
を連通させる第3連通路を別々に設けるよりも部品数を
減らすことができ、上記と同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチルトシリンダ装置を船尾と船外
機との間に取付けた状態を示す側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】チルトシリンダ装置を示す断面図
【図4】本発明に係るチルトシリンダ装置の要部断面図
【図5】本発明に係るチルトシリンダ装置の手動操作の
作用を説明する作用図
【図6】本発明に係るチルトシリンダ装置における浅瀬
走行から通常走行に移る場合の作用を説明する作用図
【図7】本発明に係るチルトシリンダ装置の衝撃吸収作
用を説明する作用図(前半)
【図8】本発明に係るチルトシリンダ装置の衝撃吸収作
用を説明する作用図(後半)
【符号の説明】
11…船尾、15…船外機、20…チルトシリンダ装
置、21…外シリンダ、22…シリンダ(内シリン
ダ)、23…ピストン、24…フリーピストン、25…
ピストンロッド(中空ピストンロッド)、26…第1リ
リーフ弁、27…第2リリーフ弁、28…開閉機構、4
6…操作ロッド、52…第1連通路、76…中空部(ロ
ッド貫通孔)、87…入口(開口部)、88…第3連通
路、101…第2連通路、102…一方向弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船尾に船外機を取付け、この船外機を使
    用位置から待機位置までスイングさせるときに船外機を
    任意の位置で止めることができるとともに、走行中に船
    外機に加わった衝撃を和らげるために、船尾と船外機と
    の間に介設するチルトシリンダ装置において、このチル
    トシリンダ装置は、シリンダ内にピストンロッドを船外
    機側に延ばしたピストンとこのピストンの下方に位置す
    るフリーピストンとを移動自在に挿入するとともに、前
    記シリンダ内に前記ピストン及び前記フリーピストンで
    区画したピストン上方の上部油室、ピストンとフリーピ
    ストンとの間の中間部油室及びフリーピストン下方の下
    部油室を設け、シリンダを囲うように前記ピストンロッ
    ドの出し入れに追従して下部油室のみを介して出入りす
    る作動油の容積を補償するために設けた容積補償室を兼
    ねる蓄圧室を設け、ピストンに前記上部油室と前記中間
    部油室とを連通する第1・第2連通路を形成し、第1連
    通路に上部油室の圧力が設定圧を越えたときに自動的に
    開いて衝撃を吸収する第1リリーフ弁を介在させ、第2
    連通路に中間部油室から上部油室への作動油の流れを許
    す一方向弁を介在させ、ピストンからフリーピストンに
    亘って上部油室と前記下部油室とを連通する第3連通路
    を形成し、この第3連通路に下部油室の圧力が設定圧を
    越えたときに開く第2リリーフ弁を設けて、ピストン及
    びフリーピストンを上部油室の方向へ移動させ、船外機
    を使用位置から待機位置への途中までスイングさせた浅
    瀬走行位置の状態で、下部油室の圧力が設定圧を越えた
    ときに、第2リリーフ弁の開弁により、自動的にピスト
    ン及びフリーピストンを下部油室の方向へ移動させ、船
    外機を浅瀬走行位置から使用位置まで移動して浅瀬走行
    状態を解除できるようにし、前記第2リリーフ弁に外部
    から開閉するための開閉機構を付設したことを特徴とす
    る船外機用チルトシリンダ装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄圧室は、前記シリンダを外シリン
    ダで囲って形成したものであることを特徴とする請求項
    1記載の船外機用チルトシリンダ装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉機構は、前記ピストンロッド、
    前記ピストン内にそれぞれ設けた中空部に移動自在に操
    作ロッドを挿入し、更にこの操作ロッドで中間部油室を
    貫き、前記フリーピストンに設けた貫通孔に操作ロッド
    を移動自在に挿入して、操作ロッドの先端を下部油室に
    臨ませ、この先端から操作ロッドの途中まで前記第3連
    通路の一部を形成し、この第3連通路の一部の操作ロッ
    ド途中側入口に前記第2リリーフ弁を配置し、操作ロッ
    ドをピストンロッド、ピストン及びフリーピストン内で
    移動させることにより、第2リリーフ弁を開閉すること
    を特徴とした請求項1又は請求項2記載の船外機用シリ
    ンダ装置。
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