JP2000255295A - シートリフターおよびラチェット式レバー機構 - Google Patents

シートリフターおよびラチェット式レバー機構

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JP2000255295A
JP2000255295A JP11060057A JP6005799A JP2000255295A JP 2000255295 A JP2000255295 A JP 2000255295A JP 11060057 A JP11060057 A JP 11060057A JP 6005799 A JP6005799 A JP 6005799A JP 2000255295 A JP2000255295 A JP 2000255295A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性の改善、および構成の簡素化をはか
る。 【構成】 フロント、リヤのリフターリンク14,16を任
意に回動させる駆動手段18が、単一の駆動レバー54の回
動操作のもとでその出力の回転方向の選択、およびその
回転出力の得られるラチェット式レバー機構として形成
されている。そして、リヤのリフターリンク16が、クラ
ンク部30を一体に持つベルクランク形状に形成され、こ
のベルクランク状リンクのクランク部と、ブレーキユニ
ット20の制動軸出力端のピニオンギヤ28aに噛合した回
動自在なセクタギヤ32とが、連結リンク36で連動可能に
連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フロント、リヤ
のリフターリンクによって昇降自在に支持されたシート
を、駆動手段によるリフターリンクの任意の回動操作、
およびブレーキユニットによるリフターリンクの制動に
より昇降可能、かつ任意の高さに保持可能とするシート
リフター、および、その駆動手段として適用可能なラチ
ェット式レバー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、着座者の体形や好み等に応じ
たシートの高さ、および、運転等に適した視点の高さ等
を任意の調整のもとで確保可能とするシートリフター
が、着座姿勢制御装置として自動車等のシートに装着さ
れている。
【0003】シートリフターは、たとえば、シートを昇
降自在に支持するフロント、リヤのリフターリンクを備
えている。そして、ハンドル、レバー等を駆動部材とし
た駆動手段が、ブレーキユニット、減速ギヤ機構、ある
いは多種ギヤの組み合わせからなる伝達機構等を介して
フロント、リヤのリフターリンクに連動可能に連結さ
れ、駆動手段の操作に伴う各リンクの同期した回動のも
とでシートを昇降可能に、この種のシートリフターは構
成されている。
【0004】しかしながら、シートリフターにおいて
は、着座者の着座したシートが駆動手段による移動対象
であり、かかる負荷が多大であるため、ハンドル、レバ
ーが重く、操作が容易でない。
【0005】そこで、駆動部材を駆動レバーとし、かつ
任意に選択した一方向への駆動レバーの回動による回転
力のみを出力可能とする、いわゆるラチェット式レバー
機構が、シートリフター等に適用可能な駆動手段として
提供されている。この種のラチェット式レバー機構は、
任意の一方向への駆動レバーの回動力のみを、ラチェッ
ト爪からラチェットギヤに伝達可能に構成され、ラチェ
ットギヤの出力端から対応する方向の回転力を出力する
ことによって、シート等の可動体を対応方向に移動可能
としている。
【0006】このようなラチェット式レバー機構によれ
ば、駆動レバーの回動操作であるため、てこの原理によ
り、その操作力は軽くなる。そして、駆動レバーの繰り
返しの往復駆動(往復回動)のもとで、任意の一方向へ
の回転力が出力でき、つまりシートの上昇、下降が、駆
動レバーの往復駆動のもとで得られるため、駆動操作の
簡略化がはかられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、公知のラチェ
ット式レバー機構においては、専用のレバーやボタン等
によるラチェットギヤの回転方向、つまりは出力回転方
向の切り換えが一般的となっており、この出力回転方向
の切り換えのためのレバー、ボタン等は、通常、駆動レ
バーに隣接する位置等に配設される。しかし、自動車等
のシートリフターにおいては、ドア側や壁側の側部のよ
うな、比較的狭いスペースに駆動手段を配設する場合が
多く、切り換えのためのレバー、あるいはボタン等の操
作を、手探り等で行うことが要求されるため、シートリ
フター等の着座姿勢制御装置に設けた公知のラチェット
式レバー機構における操作性の低下は避けられない。
【0008】そして、目視を伴わない手探り等での切り
換え操作となるため、ラチェットギヤの出力回転方向を
誤って選択することも多分に考えられる。この場合、実
際に駆動レバーを駆動操作して初めて気づくことにな
り、気づいた後に、レバー、ボタン等により改めて選択
し直さなければならないため、駆動操作が煩雑化しやす
い。従って、この点においても、駆動手段の操作性の低
下が避けられない。
【0009】更に、この種のラチェット式レバー機構に
おいては、レバーやボタン等による切り換え機構を設け
る必要があるため、構成の複雑化が避けられない。
【0010】また、公知のシートリフターにおいては、
減速ギヤ機構、伝達機構等を介して駆動手段の回転をフ
ロント、リヤのリフターリンクに伝達可能としているた
め、シートリフターの全体的な構成も、この点から複雑
化しやすい。そして、減速ギヤ機構、伝達機構等は、ギ
ヤ間のクリアランス等に起因するガタツキを招きやすい
ため、シートの安定性の低下を招く可能性が否定できな
い。
【0011】この発明は、操作性の改善、および構成の
簡素化をはかるシートリフターおよびラチェット式レバ
ー機構の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、フロント、リヤのリフターリン
クを任意の方向に回動させる駆動手段が、ラチェット式
レバー機構として形成されている。このラチェット式レ
バー機構においては、内側機構部に対する外輪ギヤのロ
ック方向を異にしたアップ用、ダウン用の各ワンウェイ
クラッチ付きギヤが、ラチェットギヤ群として、内側機
構部の軸受に対する支軸の挿通、固着のもとで支軸回り
にそれぞれ配置され、ラチェットギヤ群のアップ用ギ
ヤ、ダウン用ギヤにそれぞれ噛合可能なアップ用、ダウ
ン用の各爪片を角度上で離反した位置に一体的に有する
ラチェット爪が、いずれかの爪片をリターンばねの偏倚
力に抗したその回動のもとで対応するギヤに選択的に噛
合可能に枢支されるとともに、駆動レバーが、ラチェッ
ト爪と一体的に回動可能に連結、係合されている。
【0013】そして、フロント、リヤのリフターリンク
のいずれかが、クランク部を一体に持つベルクランク形
状に形成され、このベルクランク状リンクのクランク部
と、ブレーキユニットの制動軸出力端のピニオンギヤに
噛合した回動自在なセクタギヤとを連結リンクで連動可
能に連結することによって、シートリフターは、ラチェ
ット式レバー機構によってこのリフターリンクに任意の
回動力を付与可能とするとともに、ブレーキユニットの
制動軸に発生する制動力のもとで、リフターリンクの回
動を規制可能に構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1に示すように、この発明に係るシート
リフター10においては、シート12が、そのインナーサイ
ド、アウターサイドのそれぞれに配設されたフロント、
リヤのリフターリンク14,16によって昇降可能に支持さ
れ、任意の回動力をこのリフターリンクに付与可能に、
駆動手段18が構成、連結されるとともに、ブレーキユニ
ット20の制動力のもとで、リフターリンクの回動が規制
可能となっている。
【0016】この発明の実施の形態においては、シート
スライド装置22のランナ(アッパレールとも称する)24
をベースとしてシートリフター10が形成されており、こ
の形態では、フロント、リヤのリフターリンク14,16
が、このランナと、シート側部材、たとえばインナー、
アウター一対のシートマウントブラケット26との間に架
設、枢着されている。そして、フロント、リヤのリフタ
ーリンク14,16のいずれかをブレーキユニット20の制動
軸出力端28aに連動可能に連結するとともに、この制動
軸入力端を駆動手段18の出力端に連結することによっ
て、駆動手段から任意の回動力をリフターリンクに付与
可能に、かつ、ブレーキユニットによる制動力のもとで
リフターリンクの回動を規制可能に、シートリフター10
は構成されている。
【0017】なお、制動軸を備えたこのブレーキユニッ
ト20の構成は公知であり、その構成自体はこの発明の趣
旨でないため、ここでは詳細に説明しない。
【0018】ここで、図1に示すように、ブレーキユニ
ット20の制動軸出力端28aは、通常、一体的なピニオン
ギヤとして形成され、このピニオンギヤに噛合可能な歯
部を持つ対応するギヤを介して、その回転がフロント、
リヤのリフターリンク14,16に伝達、付与可能となって
いる。
【0019】そして、この発明の実施の一形態において
は、フロント、リヤのリフターリンク14,16のいずれ
か、たとえばリヤのリフターリンク16が、クランク部30
を一体に持つベルクランク形状に形成されるとともに、
ブレーキユニットのピニオンギヤ(制動軸出力端)28a
に噛合可能なセクタギヤ32が、ピニオンギヤの回転の伝
達、出力されるギヤとしてシートマウントブラケット26
の対応位置に枢支ピン34によって枢着され、このベルク
ランク状リンクのクランク部とセクタギヤとを連結リン
ク36で連動可能に連結することにより、駆動手段からの
操作力をリヤのリフターリンク、更にはフロントのリフ
ターリンクに伝達、付与可能に、この発明のシートリフ
ター10は構成されている。
【0020】更に、この発明のシートリフター10におい
ては、駆動手段18がラチェット式レバー機構として形成
され、このラチェット式レバー機構は、図2、図3に示
すように、たとえば、一対のインナープレート38、アウ
タープレート40からなるユニットベース42を基体として
ユニット化されている。
【0021】このラチェット式レバー機構(駆動手段)
18においては、内側機構部44a-u,44a-dに対する外輪ギ
ヤ44b-u,44b-dのロック方向を異にしたアップ用ワンウ
ェイクラッチ付きギヤ44-u、ダウン用ワンウェイクラッ
チ付きギヤ44-dが、ラチェットギヤ群44として、内側機
構部の軸受45-u,45-dに対する支軸46の挿通、固着のも
とで支軸回りにそれぞれ配置されている。そして、ユニ
ットベース42間、つまりインナープレート38、アウター
プレート40間に支軸46を架設、軸支することにより、ラ
チェットギヤ群44のアップ用、ダウン用のギヤ44-u、44
-dは配置、支持されている。
【0022】なお、支軸46の一端46aは、たとえばセレ
ーション軸として形成され、対応するセレーション軸受
として形成された制動軸入力端28bへの嵌入、係合のも
とで、このラチェットギヤ群44の支軸とブレーキユニッ
ト20の制動軸28との間が一体的に回動可能に連結されて
いる。
【0023】また、支軸46も、たとえばセレーション軸
として形成され、軸受45-u,45-dを対応する形状とする
ことによって、アップ用ギヤ、ダウン用ギヤの内側機構
部44a-u,44a-dが支軸に対して一体的に回動可能に連
結、固着されている。
【0024】ワンウェイクラッチ付きギヤからなるアッ
プ用ギヤ44-u、ダウン用ギヤ44-dは、それぞれ内側機構
部44a-u,44a-dと外輪ギヤ44b-u,44b-dとの組み合わせで
あり、内側機構部に内蔵されたワンウェイクラッチ機構
(図示しない)によって、一方向が内側機構部、外輪ギ
ヤ間の一体回転されるロック方向として、また、他方向
が内側機構部に対する外輪ギヤの回転を保障する滑り方
向として、それぞれ規定されている。そして、これらア
ップ用ギヤ44-u、ダウン用ギヤ44-dは、ブレーキユニッ
トのピニオンギヤ28aに要求されるアップ方向、ダウン
方向にロック方向を一致させて、それぞれ配置されてい
る。
【0025】なお、このワンウェイクラッチ付きギヤに
おけるワンウェイクラッチ機構の原理、および基本構成
等は公知であり、このギヤ44-u,44-dとしても市販のワ
ンウェイクラッチ付きギヤが利用できるため、ここでの
詳細な説明は省略する。
【0026】ここで、図1、図2に示すように、この発
明においては、ラチェットギヤ群のアップ用ギヤ44-u、
ダウン用ギヤ44-dにそれぞれ噛合可能なアップ用、ダウ
ン用の爪片48-u,48-dを角度上で離反した位置に一体的
に有するラチェット爪48が、いずれかの爪片をリターン
ばね50の偏倚力に抗したその回動のもとで対応するギヤ
に選択的に噛合可能に、一体の支軸部52の軸支によりユ
ニットベース42間に枢支されている。そして、駆動レバ
ー54が、ラチェット爪と一体的に回動可能に、ラチェッ
ト爪の支軸部52の連結端52aを介して連結、係合されて
いる。
【0027】リターンばね50として、たとえば、インナ
ープレート38とラチェット爪との間でラチェット爪の支
軸部52の回りに配置された渦巻きばねが利用できる。そ
して、この渦巻きばねからなるリターンばね50の端末50
aは、インナープレート38に突設された係止片38aとラチ
ェット爪の係合端48aとに連続して掛かるように配置、
係止されている。
【0028】図1に示すシートリフター10にこのラチェ
ット式レバー機構18を設けた場合においては、図1に加
えて図3を見るとわかるように、図中反時計方向が駆動
レバー54によるシート12のアップ方向、時計方向がその
ダウン方向となることから、ラチェット爪のアップ用爪
片48-uがアップ方向サイドに、ダウン用爪片48-dがダウ
ン方向サイドに、それぞれ形成され、これに対応して、
ラチェットギヤ群44のアップ用ギヤ40-uがロック方向を
図中時計方向に一致させて、また、ダウン用ギヤ40-dが
ロック方向を図中反時計方向に一致させて、それぞれ配
置されている。そして、それぞれ対応する方向への駆動
レバー54の回動に伴うロック方向へのアップ用ギヤ40-
u、ダウン用ギヤ40-dのいずれかの回転のもとで、シー
ト12が昇降可能となっている。
【0029】図3に示す、リターンばね50の偏倚力のも
とで偏倚、保持された駆動レバー54のニュートラル位置
においては、ラチェット爪48が、ラチェットギヤ群44の
アップ用ギヤ44-u、ダウン用ギヤ44-dにアップ用爪片48
-u、ダウン用爪片48-dのいずれも噛合させない不噛合位
置に維持されている。
【0030】このような状態から、駆動レバー54を、リ
ターンばね50の偏倚力に抗して、たとえばアップ方向、
つまり図中反時計方向に回動させると、駆動レバーの回
動に伴い、ラチェット爪のアップ用爪片48-uが、ラチェ
ットギヤ群44のアップ用ギヤ44-uに噛合される。そし
て、このアップ方向への駆動レバー54、ひいてはラチェ
ット爪48の回動に連動するアップ用ギヤ44-uの回転方向
(図中時計方向)は、内側機構部44a-uと外輪ギヤ44b-u
とを一体回転させるロック方向に一致するため、アップ
用ギヤの外輪ギヤは、内側機構部、ひいては支軸46を伴
って、対応量、つまり駆動レバーの回動量に応じた量だ
け、対応方向、つまりはアップ方向に回動される(図4
参照)。
【0031】このように、駆動レバー54の回動操作のも
とでラチェットギヤ群44のアップ用ギヤ44-uを対応方向
に回転させれば、それに対応する回転量が支軸46からブ
レーキユニットの制動軸28、ひいてはピニオンギヤ28a
に出力され、このピニオンギヤを介して、セクタギヤ32
に伝達される(図1参照)。そして、セクタギヤ32の回
動に伴ったリヤのリフターリンク16の回動、およびそれ
に伴ったフロントのリフターリンク14の回動もとで、対
応量だけ、シート12が上昇する。
【0032】駆動レバー54の回動範囲は、たとえばアウ
タープレート40の切欠き56に対するラチェット爪48の突
出片48bの可動範囲として規定され、回動限度位置に到
達したときに駆動レバーの操作力を解除すれば、駆動レ
バー、およびラチェット爪が、リターンばね50の偏倚力
のもとで図3のニュートラル位置に偏倚、保持される。
【0033】なお、このニュートラル位置へのラチェッ
ト爪48の戻り時におけるアップ用ギヤの外輪ギヤ44b-u
の回転方向は、内側機構部44a-uを伴わない滑り方向に
一致するため、ラチェット爪の戻りのもとでこの外輪ギ
ヤに回転が生じても、支軸46の回転を伴うことは全くな
い。
【0034】そして、図3に示すニュートラル位置から
駆動レバー54を再度アップ方向に回動操作すれば、上記
と同様に、アップ用ギヤの内側機構部44b-u、および支
軸46が対応量だけ同一方向に回転し、これに伴う、フロ
ント、リヤのリフターリンク14,16 の回動のもとでシー
ト12が上昇するため、この動作を繰り返すことで、操作
者はシートを所望の高さまで上昇させることができる。
【0035】なお、下降方向に作用するフロント、リヤ
のリフターリンク14,16の回動力は、ブレーキユニット
の制動軸28の回転制動のもとで阻止されるため、駆動レ
バー54の非操作時におけるシート12の下降は確実に防止
される。
【0036】また、シート12を下降させる場合において
は、上記操作と逆の操作、つまり、駆動レバー54をニュ
ートラル位置からダウン方向(図3中の時計方向)に回
動させる操作を行って、ラチェット爪のダウン用爪片48
-dをラチェットギヤ44群のダウン用ギヤ44-dに噛合、回
転させれば、この駆動レバーに連動したダウン用ギヤの
内側機構部44a-d、支軸46の回転のもとで、シートの下
降が確保できる。
【0037】上記のように、この発明のシートリフター
10においては、ラチェット式レバー機構18を駆動手段と
して利用している。そして、このラチェット式レバー機
構18は、回転出力方向を駆動レバー54の回動操作方向と
して選択し、この回動動作のもとでブレーキユニットの
制動軸出力端28aの回転出力を得る構成であるため、出
力の回転方向の選択、およびその回転出力の確保が、シ
ート12の昇降に一致した方向への単一の駆動レバー操作
のもとで得られる。
【0038】つまり、この発明によれば、駆動レバー54
をシート12の昇降、下降に一致した方向に回動させるこ
とでその駆動が得られるため、公知のような、専用のレ
バー、ボタン等による回転出力方向の切り換え操作が不
要となる。従って、ラチェット式レバー機構18の駆動操
作が簡単化されて、その操作性が向上する。
【0039】また、専用のレバー、ボタン等による回転
出力方向の切り換え操作が不要となることに加え、駆動
レバー54の操作方向がシート12の所望する移動方向に一
致するため、この点においても、駆動レバー、つまりは
ラチェット式レバー機構18の操作性の向上がはかられ
る。
【0040】そして、専用のレバー、ボタン等による切
り換え機構が省略できるため、ラチェット式レバー機構
18の構成が十分に簡素化される。
【0041】更に、この発明のシートリフター10におい
ては、ブレーキユニットのピニオンギヤ28aに噛合可能
なセクタギヤ32をシートマウントブラケット26に枢着
し、このセクタギヤとリヤのリフターリンク16とを連結
リンク36で連結することによって、ラチェット式レバー
機構18の回転力をフロント、リヤのリフターリンク14,1
6に伝達、付与可能としているため、部品点数の削減に
より、シートリフターの全体的な構成は十分に簡素化さ
れる。そして、この部品点数の削減により、組み立ての
際の作業性も確実に改善される。
【0042】また、減速ギヤ機構や伝達機構等を要しな
いため、ギヤ間のクリアランスに起因するガタの発生部
分が確実に減少される。つまり、ガタの発生が十分に抑
制されるため、シート12の安定化が容易、かつ十分に確
保される。
【0043】なお、この発明の実施の形態においては、
セクタギヤ32をリヤのリフターリンク16に連結してピニ
オンギヤ28aの回転をフロント、リヤのリフターリンク1
4,16に伝達可能としている。しかし、これに限定され
ず、たとえば、セクタギヤをフロントのリフターリンク
に連結する構成としてもよい。この場合、フロントのリ
フターリンク14がベルクランク形状に形成されることは
いうまでもない。
【0044】ここで、この発明の実施の形態において
は、セクタギヤ32とリヤのリフターリンク16とが、連結
リンク36を介して連動可能に連結されている。しかし、
これに限定されず、図5に示すように、セクタギヤ32を
リヤのリフターリンク16と一体に形成してもよい。この
ような構成によれば、連結リンクを要することなく、ピ
ニオンギヤ28aの回転がリヤのリフターリンク16、ある
いはフロントのリフターリンク14に伝達、付与されるた
め、部品点数の更なる削減により、構成の簡素化が一層
はかられる。
【0045】ところで、この発明のラチェット式レバー
機構18は、一対のインナープレート38、アウタープレー
ト40からなるユニットベース42を基体としたユニットと
して形成されるため、シート12、つまりシートマウント
ブラケット26へのその取り付けは容易に行える。そし
て、ユニットとして形成されることに加え、ラチェット
ギヤ群44のアップ用ギヤ44-u、ダウン用ギヤ44-dの回転
をその支軸46から取り出すことで、可動体の移動力とし
て利用できるため、シートリフター10に限定されず、他
の着座姿勢制御装置、たとえば、リクライニング装置や
シートスライド装置等のための駆動手段として、この発
明のラチェット式レバー機構を利用してもよい。
【0046】上述した発明の実施の形態は、この発明を
説明するためのものであり、この発明を何等限定するも
のでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
【0047】
【発明の効果】上記のように、この発明のシートリフタ
ーによれば、ラチェット式レバー機構が駆動手段として
用いられるとともに、このラチェット式レバー機構が、
駆動レバーをシートの昇降、下降に一致した方向に回動
させることでその駆動を得る構成であるため、駆動レバ
ー操作以外による回転出力方向の切り換え操作は不要と
なる。従って、駆動レバー、ひいては駆動手段の駆動操
作が簡単化されて、その操作性が向上する。
【0048】また、回転出力方向の切り換え操作が不要
となることに加え、駆動レバーの操作方向がシートの所
望する移動方向に一致するため、この点においても駆動
手段の操作性の向上がはかられる。
【0049】そして、ラチェット式レバー機構における
切り換え機構が省略できるため、その構成が十分に簡素
化される。
【0050】更に、ブレーキユニットのピニオンギヤに
噛合可能なセクタギヤを枢着し、このセクタギヤとフロ
ント、リヤのリフターリンクのいずれかとを連結リンク
で連結すれば足りるため、部品点数の削減により、シー
トリフターの全体的な構成は十分に簡素化される。そし
て、この部品点数の削減により、組み立ての際の作業性
も確実に改善される。
【0051】また、噛合されるギヤがピニオンギヤ、セ
クタギヤのみとなるため、ギヤ間のクリアランスに起因
するガタの発生部分が確実に減少される。つまり、ガタ
の発生が十分に抑制されるため、シートの安定化が容
易、かつ十分に確保される。
【0052】更に、セクタギヤをフロント、リヤのリフ
ターリンクのいずれかと一体に形成すれば、部品点数の
更なる削減により、構成の簡素化が一層はかられる。
【0053】そして、この発明のラチェット式レバー機
構は、ユニットベースを基体としたユニットとして形成
されるため、シートへのその取り付けは容易に行える。
更に、ユニットとして形成されることに加え、ラチェッ
トギヤ群のアップ用、ダウン用の各ギヤの回転をその支
軸から取り出すことで、可動体の移動力として利用でき
るため、シートリフターに限定されず、他の着座姿勢制
御装置のための駆動手段としても利用可能となる。従っ
て、汎用性に優れたラチェット式レバー機構が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面で見た、この発明に係るシートリフター
の一部破断の概略側面図である。
【図2】ラチェット式レバー機構の概略分解斜視図であ
る。
【図3】ニュートラル位置での状態を示す、ラチェット
式レバー機構の、インナーサイドから見た概略正面図で
ある。
【図4】アップ方向回動限度位置における、ラチェット
式レバー機構の、図3に類似する概略正面図である。
【図5】実施の別形態を示す、図1に類似したシートリ
フターの一部破断の概略側面図である。
【符号の説明】
10 シートリフター 12 シート 14,16 フロント、リヤのリフターリンク 18 ラチェット式レバー機構(駆動手段) 20 ブレーキユニット 30 リフターリンクのクランク部 32 セクターギヤ 36 連結リンク 42 ユニットベース 44 ラチェットギヤ群 44-u,44-d アップ用、ダウン用のギヤ 46 支軸 48 ラチェット爪 48-u,48-d アップ用、ダウン用の爪片 50 リターンばね 54 駆動レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロント、リヤのリフターリンクによっ
    てシートを昇降可能に支持し、所定の駆動手段によって
    このリフターリンクに任意の回動力を付与可能とすると
    ともに、ブレーキユニットの制動軸に発生する制動力の
    もとで、リフターリンクの回動を規制可能としたシート
    リフターにおいて、 ブレーキユニットの制動軸と一体的に回転可能に軸支さ
    れた支軸と;内側機構部に対する外輪ギヤのロック方向
    を異にしたアップ用、ダウン用の各ワンウェイクラッチ
    付きギヤを、内側機構部の軸受に対する支軸の挿通、固
    着のもとで支軸回りにそれぞれ配置したラチェットギヤ
    群と;ラチェットギヤ群のアップ用ギヤ、ダウン用ギヤ
    にそれぞれ噛合可能なアップ用、ダウン用の各爪片を角
    度上で離反した位置に一体的に有して、いずれかの爪片
    をその回動のもとで対応するギヤに選択的に噛合可能に
    枢支されたラチェット爪と;ラチェット爪を不噛合のニ
    ュートラル位置に偏倚、保持可能とするリターンばね
    と;ラチェット爪に一体的に回動可能に連結、係合され
    た駆動レバーと;を具備し、駆動レバーの回動に伴うロ
    ック方向へのアップ用、ダウン用の各ギヤの回転力のみ
    を支軸からブレーキユニットの制動軸に出力可能とする
    ラチェット式レバー機構として、上記駆動手段が形成さ
    れるとともに、 フロント、リヤの上記リフターリンクのいずれかが、ク
    ランク部を一体に持つベルクランク形状に形成され、こ
    のベルクランク状リンクのクランク部と、ブレーキユニ
    ットの制動軸出力端となるピニオンギヤに噛合された回
    動自在なセクタギヤとが、連結リンクを介して連動可能
    に連結されたことを特徴とするシートリフター。
  2. 【請求項2】 フロント、リヤのリフターリンクによっ
    てシートを昇降可能に支持し、所定の駆動手段によって
    このリフターリンクに任意の回動力を付与可能とすると
    ともに、ブレーキユニットの制動軸に発生する制動力の
    もとで、リフターリンクの回動を規制可能としたシート
    リフターにおいて、 ブレーキユニットの制動軸と一体的に回転可能に軸支さ
    れた支軸と;内側機構部に対する外輪ギヤのロック方向
    を異にしたアップ用、ダウン用の各ワンウェイクラッチ
    付きギヤを、内側機構部の軸受に対する支軸の挿通、固
    着のもとで支軸回りにそれぞれ配置したラチェットギヤ
    群と;ラチェットギヤ群のアップ用ギヤ、ダウン用ギヤ
    にそれぞれ噛合可能なアップ用、ダウン用の各爪片を角
    度上で離反した位置に一体的に有して、いずれかの爪片
    をその回動のもとで対応するギヤに選択的に噛合可能に
    枢支されたラチェット爪と;ラチェット爪を不噛合のニ
    ュートラル位置に偏倚、保持可能とするリターンばね
    と;ラチェット爪に一体的に回動可能に連結、係合され
    た駆動レバーと;を具備し、駆動レバーの回動に伴うロ
    ック方向へのアップ用、ダウン用の各ギヤの回転力のみ
    を支軸からブレーキユニットの制動軸に出力可能とする
    ラチェット式レバー機構として、上記駆動手段が形成さ
    れるとともに、 フロント、リヤの上記リフターリンクのいずれかが、ブ
    レーキユニットの制動軸出力端となるピニオンギヤに噛
    合可能なセクタギヤとの一体形状に形成されたことを特
    徴とするシートリフター。
  3. 【請求項3】 一対のインナープレート、アウタープレ
    ートからなるユニットベースと;ブレーキユニットの制
    動軸入力端の連結、係合可能な連結端を一端に有して、
    ユニットベース間に軸支された回転自在な支軸と;内側
    機構部に対する外輪ギヤのロック方向を異にしたアップ
    用、ダウン用の各ワンウェイクラッチ付きギヤを、内側
    機構部の軸受に対する支軸の挿通、固着のもとで支軸回
    りにそれぞれ配置したラチェットギヤ群と;ラチェット
    ギヤ群のアップ用ギヤ、ダウン用ギヤにそれぞれ噛合可
    能なアップ用、ダウン用の各爪片を角度上で離反した位
    置に一体的に有して、いずれかの爪片をその回動のもと
    で対応するギヤに選択的に噛合可能にユニットベース間
    に枢支されたラチェット爪と;ラチェットギヤ群に対す
    る不噛合位置となるニュートラル位置に、ラチェット爪
    を偏倚、保持可能とするリターンばねと;ラチェット爪
    と一体的に回動可能に連結、係合された駆動レバーと;
    を具備して、ユニットベースを基体としたユニットとし
    て形成され、駆動レバーの回動に伴うロック方向へのア
    ップ用、ダウン用の各ギヤの回転力のみを支軸からブレ
    ーキユニットの制動軸に出力可能としたラチェット式レ
    バー機構。
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