JP2000255159A - 記録材料 - Google Patents

記録材料

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JP2000255159A
JP2000255159A JP11061102A JP6110299A JP2000255159A JP 2000255159 A JP2000255159 A JP 2000255159A JP 11061102 A JP11061102 A JP 11061102A JP 6110299 A JP6110299 A JP 6110299A JP 2000255159 A JP2000255159 A JP 2000255159A
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JP
Japan
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pressure
sensitive adhesive
adhesive layer
ink
support
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JP11061102A
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English (en)
Inventor
Tadashi Naito
正 内藤
Susumu Kurishima
進 栗嶋
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Kimoto Co Ltd
Original Assignee
Kimoto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄手の繊維布帛又は紙に対し、良好にインク
ジェット記録を行う記録材料を提供する。 【解決手段】 支持体2上に粘着剤層3及び坪量130
g/m2未満の繊維布帛又は紙4を順次有する記録材料
1であって、前記支持体2と前記粘着剤層3との間、若
しくは前記粘着剤層3と前記繊維布帛又は紙4との間を
剥離可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタでの記録において、そのまま使用したのでは記録
に向かない薄手の繊維布帛又は紙に対し、良好なインク
ジェット記録を行うことを可能とする記録材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、薄手の繊維布帛又は紙は、その搬
送性やインクが裏抜けしてインクジェットプリンタを汚
してしまうといった問題等から、インクジェットプリン
タで記録することはできなかった。
【0003】これを解決するものとして、繊維布帛等と
合成樹脂フィルム等の支持体を貼り合わせたものが考え
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのようなも
のは、単に繊維布帛等に記録を行い、そのまま掲示物等
に使用することを目的とする場合には問題ないが、記録
したものを繊維布帛あるいは紙そのものとして使用した
い場合、例えば、繊維布帛にデザインを記録し、衣類と
して使用したい場合などに、所望の風合い・質感を得る
ことができないといった不都合を生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは上記
課題を解決すべく鋭意研究した結果、これを解決するに
至った。
【0006】即ち、上記課題を解決する本発明の記録材
料は、支持体上に粘着剤層及び坪量130g/m2未満
の繊維布帛又は紙を順次有する記録材料であって、前記
支持体と前記粘着剤層との間、若しくは前記粘着剤層と
前記繊維布帛又は紙との間を剥離可能となるように構成
したことを特徴とするものである。
【0007】好ましくは、前記粘着剤層がインク吸収性
を有することを特徴とするものである。
【0008】若しくは、前記支持体がインク吸収性を有
することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の記録材料は、支持体上に
粘着剤層及び坪量130g/m2未満の繊維布帛又は紙
を順次有する記録材料であって、前記支持体と前記粘着
剤層との間、若しくは前記粘着剤層と前記繊維布帛又は
紙との間を剥離可能となるように構成したことを特徴と
するものである。
【0010】以下、各構成要素につき具体的に説明す
る。
【0011】支持体は、薄手の繊維布帛又は紙の搬送を
可能とするとともに、裏抜けしたインクによってインク
ジェットプリンタが汚れるのを防止する役割を有するも
のであり、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
等のプラスチックフィルム、合成紙、紙、繊維布帛等が
あげられる。支持体の厚さとしては特に限定されるもの
ではないが、機械への搬送性から好ましくは5〜300
μmの厚さのものを使用することが望ましい。
【0012】なお、支持体はインク吸収性を有するもの
であることが好適である。インク吸収性を持たせておけ
ば、繊維布帛、粘着剤層等で吸収しきれなかったインク
を支持体で吸収することができ、インクの乾燥速度を向
上し、繊維布帛等においてはインクのにじみを防止する
ことができるとともに、支持体から剥離する際に繊維布
帛等の裏面が未乾燥インクにより汚れることがないから
である。このような支持体としては、インク吸収性を有
する紙、繊維布帛等の基材自体がインク吸収性を有する
もののみならず、プラスチックフィルム上にインク受容
層を形成したインクジェット記録用フィルム等であって
もよい。
【0013】粘着剤層を構成する粘着剤としては、常温
で粘着性を帯びている粘着剤、常温では非粘着性である
が貼着時の加熱により粘着性を発現させるホットメルト
系接着剤、ディレードタック型粘着剤等、種々の粘着剤
があげられる。ディレードタック型粘着剤とは、常温で
は粘着性を有しないが、加熱により粘着性を発現させる
作用を有するものであり、一旦粘着性が発現した後は、
常温に戻ったとしても一定の間粘着性を失わないもので
ある。具体的には、粘着剤の成分として、熱可塑性樹
脂、結晶性可塑剤および粘着付与剤を含むものであり、
当該結晶性可塑剤は常温においては固体であるため樹脂
に可塑性を与えないが、加熱により溶融して樹脂を膨潤
あるいは軟化させるため、常温では非粘着性の粘着剤層
に加熱により粘着性を発現させるものである。
【0014】これら粘着剤としては、天然ゴム系、再生
ゴム系、クロロプレンゴム系、ニトリルゴム系、スチレ
ン・ブタジエン系等のエラストマー粘着剤、エポキシ
系、ウレタン系、アクリル系、シアノアクリレート系等
の合成樹脂粘着剤、その他、UV硬化型粘着剤、EB硬
化型粘着剤、エマルジョン系粘着剤等があげられる。
【0015】なお、粘着剤層は、必ずしも支持体上の全
面に設けられている必要はなく、支持体上の少なくとも
一部に設けられておればよい。少なくとも一部が貼着さ
れていれば、搬送時に別段問題を生じることなく、記録
後の繊維布帛等を剥離しやすいからである。なお、粘着
剤層を支持体上の少なくとも一部に設ける場合には、未
乾燥インクが支持体上に溜まることによる繊維布帛等の
裏面の汚れを防止するため、インク吸収性を有する支持
体を使用することが更に好適である。
【0016】また、本発明の粘着剤層は、インク吸収性
のあることが好適である。インク吸収性を持たせておけ
ば、繊維布帛等で吸収しきれなかったインクを粘着剤層
で吸収することができ、インクの乾燥速度を向上し、繊
維布帛等においてはインクのにじみを防止することがで
きるとともに、支持体から剥離する際に繊維布帛等の裏
面が未乾燥インクにより汚れることがないからである。
このような性能を有効に発揮させるため、粘着剤層をイ
ンク吸収性のあるものとする場合には、支持体上の全面
にこれを形成することが好ましい。
【0017】粘着剤層にインク吸収性能を付与する手段
としては、粘着剤層を構成する主成分を、親水性およ
び粘着性を兼ね備えたポリマーとする方法、粘着性ポ
リマーと顔料を混合したものとする方法、粘着性ポリ
マーと親水性ポリマーを混合したものとする方法、等の
方法を単独若しくは組み合わせることにより達成され
る。
【0018】粘着性ポリマーとしては、ブチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート等の(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル等の粘着性モノマーを単独重
合若しくは共重合させたもの、前記粘着性モノマーに、
酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリルアミド、スチ
レン、イタコン酸、無水マレイン酸等のコモノマーを共
重合させたもの等があげられる。
【0019】親水性および粘着性を兼ね備えたポリマー
としては、前記粘着性モノマーと後述する親水性モノマ
ーを共重合させたもの、前記粘着性ポリマー若しくは後
述する親水性ポリマーの一部を変性したもの等があげら
れる。
【0020】親水性ポリマーとしては、ビニルピロリド
ン、アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、フェニルアセトアセタール、エチレンイミン、
アクリル酸ソーダ、アクリル酸エステル等の親水性モノ
マーを単独重合若しくは共重合させたものの他、アルブ
ミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、アラビアゴム、
アルギン酸ソーダ等の天然樹脂等があげられる。
【0021】顔料は、粘着剤層にインク吸収性を付与
し、あるいは、インク吸収性を補助する役割を有するも
のであり、シリカ、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸
カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸ア
ルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、合成ゼオライト、
アルギン酸カルシウム、アルミナ、スメクタイト等があ
げられる。この中でもインク吸収性に優れる、シリカ、
スメクタイト、アルミナが好適に使用される。
【0022】また、粘着剤層には、粘着性の調整を目的
として可塑剤や粘着付与剤を添加することができ、その
他、分散剤、蛍光染料、pH調節剤、消泡剤、湿潤剤、
防腐剤、UV吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤等を添加
することもできる。
【0023】このような粘着剤層は、支持体上に上述し
た粘着剤等を溶媒に溶解又は分散させた粘着剤層用塗工
液をバーコーティング等の公知の塗工方法により塗布・
乾燥することによって形成する。
【0024】粘着剤層上に積層する繊維布帛又は紙は、
染料インクを吸収又は顔料インクの顔料成分を定着する
ことにより、画像を形成する役割を有するものである。
なお、ここで使用する繊維布帛および紙は、坪量130
g/m2未満のものであり、それ単独では搬送性やイン
クが裏抜けしてインクジェットプリンタを汚してしまう
といった問題等があるためインクジェット記録には向か
ないものである。また、取扱性の観点から、繊維布帛お
よび紙の坪量は、5〜60g/m2のものであることが
更に好適である。
【0025】このような繊維布帛および紙は、上記役割
を果たすものであればその材質等は特に限定されること
なく、繊維布帛であれば、織布、不織布のいずれも使用
することができ、紙であれば、和紙、洋紙のいずれのも
のも使用することができる。なお、繊維布帛等において
は、記録面にインク受容層を有するものであっても良
い。
【0026】積層の手段としては、粘着剤層を構成する
粘着剤の主成分によって異なる。即ち、主成分が常温で
粘着性を帯びている粘着剤であればそのまま積層するこ
とができ、主成分がホットメルト系接着剤若しくはディ
レードタック型粘着剤であれば、両者を重ねた後、加熱
してやること等により積層することができる。
【0027】なお、本発明においては、支持体と粘着剤
層との間、若しくは粘着剤層と坪量130g/m2未満
の繊維布帛又は紙との間が剥離可能であることを必須の
要件とする。このように剥離可能とすることにより、繊
維布帛および紙においては、その風合い・質感を残しつ
つ、その印字されたものを得ることができる。繊維布帛
等を粘着剤層とともに支持体から剥離する場合には、繊
維布帛等をそのまま所望の場所に貼着することが可能で
あり、例えば、Tシャツにワンポイントマークを付そう
とする場合に非常に有用なものとなる。繊維布帛のみを
剥離する場合には、衣類の生地、宣伝広告用の幟などそ
のまま使用する場合に有用なものとなる。
【0028】支持体と粘着剤層との間を剥離可能とする
には、支持体と粘着剤層との間の接着力を粘着剤層と繊
維布帛等との間の接着力より小さくすることが必要であ
る。一方、粘着剤層と繊維布帛等との間を剥離可能とす
るには、支持体と粘着剤層との間の接着力を粘着剤層と
繊維布帛等との間の接着力より大きくすることが必要で
ある。
【0029】このように各層間の接着力を調整する方法
としては、粘着剤自体の粘着力を調節する方法、粘着剤
を部分的に被着体に接触させることにより粘着力を軽減
する方法(例えば、粘着剤をマトリクス状に形成したマ
トリクス粘着剤層)の他、繊維布帛等の記録面となる面
とは反対面や支持体上にあらかじめ離型処理を施してお
く方法等があげられる。
【0030】粘着剤層と繊維布帛等との間を剥離可能と
する場合、粘着剤層と繊維布帛等との間の180°引き
はがし法による粘着力は、好ましくは5〜150g/c
m、更に好ましくは20〜80g/cmであるものが望
ましい。粘着力を5g/cm以上とすることにより、繊
維布帛等の不用意な脱落を防止し、粘着力を150g/
cm以下とすることにより、繊維布帛等を粘着剤層から
剥がす際の作業性が向上し、繊維布帛等が傷いてしまっ
たり、粘着剤層が繊維布帛等とともに剥離してしまうこ
とがなくなる。従って、繊維布帛等においては、その風
合い・質感を残しつつ、その印字されたものを得ること
ができる。また、繊維布帛等を剥離した後に残る粘着シ
ートにおいては、新たな繊維布帛等と貼り合わせること
による再利用を可能とすることができる。
【0031】以上説明した粘着剤層及び繊維布帛等は、
支持体の少なくとも一方の面に設けられておればよい
が、両面に設けられていてもよい。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に説明する。
なお、「部」、「%」は特に示さない限り、重量基準と
する。
【0033】[実施例1]厚さ100μmのポリエステ
ルフィルム(ルミラーT60:東レ社)2上に、アクリ
ル系粘着剤(SKダイン1501B:綜研化学社)を溶
媒に溶解させた塗布液を、乾燥後の膜厚が5μmとなる
ように塗布・乾燥して粘着剤層3を形成し、粘着シート
を得た。
【0034】次に、得られた粘着シートの粘着剤層3
と、坪量60g/m2の木綿生地4をラミネートし、記
録材料1を得た。粘着剤層3と坪量60g/m2の木綿
生地4との間の180°引きはがし法による粘着力は6
0g/cmであった。
【0035】[実施例2]厚さ100μmのポリエステ
ルフィルム(ルミラーT60:東レ社)2上に、インク
吸収性アクリル系粘着剤(SKダイン1193:綜研化
学社)を溶媒に溶解させた塗布液を、乾燥後の膜厚が1
5μmとなるように塗布・乾燥して粘着剤層3を形成
し、粘着シートを得た。
【0036】次に、得られた粘着シートの粘着剤層3
と、坪量115g/m2の木綿生地4をラミネートし、
記録材料1を得た。粘着剤層3と坪量115g/m2
木綿生地4との間の180°引きはがし法による粘着力
は40g/cmであった。
【0037】[実施例3]厚さ100μmの易接着ポリ
エステルフィルム(MX535:デュポン社)の一方の
面に、下記の組成のインク受容層用塗布液を乾燥後の膜
厚が8μmとなるように塗布、乾燥し、インク吸収性を
有する支持体2を得た。
【0038】<インク受容層用塗布液> ・ポリビニルアルコール(鹸化度71〜75%) 6部 (コ゛ーセノールKP-06:日本合成化学工業社) ・ポリビニルアルコール(鹸化度98〜99%) 4部 (コ゛ーセノールNH-18:日本合成化学工業社) ・水 90部 ・シリカ(サイリシア435:富士シリシア化学社) 10部
【0039】次に、得られたインク吸収性を有する支持
体2のインク受容層側の面の一部に、アクリル系粘着剤
(SKダイン1501B:綜研化学社)を溶媒に溶解さ
せた塗布液を、乾燥後の膜厚が5μmとなるように塗布
・乾燥して粘着剤層3を形成し、粘着シートを得た。
【0040】次に、得られた粘着シートの粘着剤層3
と、坪量60g/m2の木綿生地4をラミネートし、記
録材料1を得た。粘着剤層3と坪量60g/m2の木綿
生地4との間の180°引きはがし法による粘着力は6
0g/cmであった。
【0041】[実施例4]厚さ38μmの離型性ポリエ
ステルフィルム(MX518:デュポン社)2上に、イ
ンク吸収性ホットメルト接着剤(ゴーセランL−030
1:日本合成化学工業社)を溶媒に溶解させた塗布液
を、乾燥後の膜厚が10μmとなるように塗布・乾燥し
て粘着剤層3を形成し、粘着シートを得た。
【0042】次に、得られた粘着シートの粘着剤層3上
に、坪量50g/m2の木綿生地4を重ね、加熱・圧着
させ、記録材料1を得た。
【0043】[比較例1]厚さ100μmのポリエステ
ルフィルム(ルミラーT60:東レ社)上に、ポリエス
テルポリオール(タケラックA−385:武田薬品工業
社)とイソシアネートプレポリマー(タケネートA−5
0:武田薬品工業社)を6:1の重量比で混合した粘着
剤層用塗布液を、乾燥後の膜厚が7μmとなるように塗
布・乾燥して粘着剤層を形成し、粘着シートを得た。
【0044】次に、得られた粘着シートの粘着剤層上
に、坪量100g/m2の木綿生地をラミネートし、記
録材料を得た。
【0045】実施例及び比較例で得られた記録材料1
に、インクジェットプリンタ(BJC−420J:キヤ
ノン社)によりテストパターンの記録を行い、画像のに
じみを目視にて測定した。
【0046】実施例1乃至4のものは、木綿生地4等を
支持体2から剥離可能であることから、その風合い・質
感を残しつつ、インクジェット記録された木綿生地4を
得ることができた。特に、実施例2乃至4のものは、支
持体2若しくは粘着剤層3がインク吸収性を有すること
から、インクのにじみや未乾燥インクによる木綿生地4
の汚れが発生することなく、良好に記録された木綿生地
4を得ることができた。また、実施例4のものは、離型
性ポリエステルフィルム2と粘着剤層3との間が剥離可
能であることから、剥離した木綿生地4を加熱すること
により、そのまま所望の場所に貼着することができた。
なお、実施例1乃至3の記録材料1は、いずれのもの
も、木綿生地4を剥離したあとに残る粘着シートの再利
用が可能であり、更に、粘着剤層3の粘着力が適度なも
のであることから、木綿生地4を剥離する際の作業性が
良好で、木綿生地4が破損してしまうこともなかった。
【0047】一方、比較例のものは、インクジェットプ
リンタで記録は行えるものの、木綿生地がポリエステル
フィルムと剥離可能でないことから、その記録されたも
のは、生地独自の風合い・質感にかけるものであった。
また、インクのにじみも観察された。
【0048】
【発明の効果】本発明の記録材料によれば、従来インク
ジェットプリンタで記録することのできなかった薄手の
繊維布帛等に対しインクジェット記録を可能とすること
ができ、かつ、風合い・質感が全く損なわれずに、良好
にインクジェット記録された繊維布帛等を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録材料の一実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・記録材料 2・・・支持体 3・・・粘着剤層 4・・・坪量130g/m2未満の繊維布帛又は紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 29/00 B32B 29/00 D21H 27/00 D21H 27/00 Z A Fターム(参考) 2H086 BA21 BA22 BA24 BA26 BA41 4D075 AC43 AC92 AE03 CA35 DA04 DB18 DB20 DC27 EA35 4F100 AJ04C AK25B AK42A AT00A BA03 BA07 BA10A BA10C DG10C DG11C GB90 JA13C JD14A JD14B JL13B JL14A JL14C YY00C 4L055 AG71 AH37 AJ02 AJ03 BE08 BE14 EA08 FA15 GA09 GA42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に粘着剤層及び坪量130g/m
    2未満の繊維布帛又は紙を順次有する記録材料であっ
    て、前記支持体と前記粘着剤層との間、若しくは前記粘
    着剤層と前記繊維布帛又は紙との間を剥離可能となるよ
    うに構成したことを特徴とする記録材料。
  2. 【請求項2】前記粘着剤層がインク吸収性を有すること
    を特徴とする請求項1記載の記録材料。
  3. 【請求項3】前記支持体がインク吸収性を有することを
    特徴とする請求項1記載の記録材料。
JP11061102A 1999-03-09 1999-03-09 記録材料 Pending JP2000255159A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018144319A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 ワールド海綿株式会社 インクジェットプリンター専用の綿布用紙

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