JP2000255032A - ブランケット胴へのブランケット装着方法及び装置 - Google Patents

ブランケット胴へのブランケット装着方法及び装置

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JP2000255032A
JP2000255032A JP11062542A JP6254299A JP2000255032A JP 2000255032 A JP2000255032 A JP 2000255032A JP 11062542 A JP11062542 A JP 11062542A JP 6254299 A JP6254299 A JP 6254299A JP 2000255032 A JP2000255032 A JP 2000255032A
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tension
blanket cylinder
cylinder
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブランケット胴にブランケットを装着するに
当たって全周にわたって所定の張力で装着する方法及び
その装置を提供する。 【解決手段】 ブランケット胴7にブランケット13の
一端14aを固定し、張力付与手段17にブランケット
13の他端14bを係止し、ブラン胴7を固定したまま
張力付与手段17をブラン胴から離れる方向に移動させ
てブランケット13に所定の張力を与え、ブラン胴7の
回転角度量と張力付与手段17の移動量とを同調制御し
て、ブラン胴を回転させつつ張力付与手段をブラン胴の
方向に移動させることによって、ブランケット13へ付
与した所定の張力を保ちながらブランケット胴に巻き付
け、張力付与手段に係止していたブランケットの他端1
4bを、所定の張力を保ちながらブランケット胴の第2
固定部16へ受け渡し、固定する。さらに、ブランケッ
トへの張力付与時に、ブランケットの左右にかかる張力
を同一にし、かつブランケット他端14bの受け渡し時
においても、同一にしたブランケットの左右にかかる張
力を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機のブランケ
ット胴にブランケットを固定取り付けする方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における印刷機のブランケッ
ト胴にブランケットを固定する方法及び装置には、図1
1に示す特許第2516167号公報に示されているよ
うな、ブランケット端に金具Fa、Fbを固定し、これ
をブランケット胴の軸線と平行に設けられた溝に、ブラ
ンケットの両端縁部が係合する押え部材を対向して配置
し、この押え部材に形成されているラックと噛み合うピ
ニオンを回転自在に支持した押込み部材の溝の深さ方向
の変位によって自動的に両端縁部を同一張力で牽引して
装着されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術によるブランケット固定方法においては以下
に述べるような問題点があった。
【0004】ブランケットの端部に巻付け時の位置決め
を目的とした所定の穴を設け、この穴を端部取り付け金
具に設けられたピン等に挿入することによって準備され
たブランケットをブランケット胴に対して巻付けるとい
う従来のセッティング方法では、ブランケット自体が布
の織物という軟らかい構造であるため、大面積のブラン
ケットになると裁断及び穴開けを寸法精度良く行うこと
は困難になる。
【0005】このためセッティング時にブランケットの
端部同士の位置関係が平行にならず、ブランケットの長
さ(金具を取り付けた端部辺と垂直方向の長さ)が左右
で異なり、これがブランケットに張力を与えての巻付け
時に左右に張力のアンバランスを発生させる原因となっ
ていた。
【0006】例えば、厚みが約2.1mmのブランケッ
トをΦ550の径をもつブラン胴へ張力設定値を180
0kgfとして巻付ける場合、ブランケット長さ100
0mmの端部間の平行が約1.5mmの傾きを持った状
態でブランケットに張力を与えると、ブランケット幅1
000mmの左右の張力値に約230kgfの差が生じ
た。この張力の差により、1)張力が規定値より弱いブ
ランケット部分では、その裏面とブラン胴表面との間で
摩擦抵抗が低下し、印刷時の抵抗によってブランケット
が微少移動をしてその部分の印刷位置精度が悪化する、
2)張力が規定値より強いブランケット部分はより引き
伸ばされることによって厚みが薄くなり、一定の印圧を
与えようとする印刷工程においてブランケットのつぶれ
代が変化してしまう、という悪影響が生じる。この不具
合を避けるために、ブランケットは左右にかかる張力に
アンバランスが無い状態でブラン胴に巻き付けることが
望ましい。
【0007】上記に引用した図11に示す特許第251
6167号公報に記載の発明も、ブランケットの両端の
金具をラックとピニオンの噛合いによって同時に平行状
態で装着することで、ブランケットをその左右にかかる
張力にアンバランス無くブラン胴に取り付けることを目
的になされているが、ブランケットが大型化したときに
発生する端部に取り付く金具同士の平行度の悪化に対処
する機構については言及されていない。すなわち両端の
金具をラックとピニオンの噛合いによって同時に平行状
態で引っ張った時、ブランケット両端の金具同士の取り
付け平行度が悪化していると、ブランケットの左右にお
いて張力にアンバランスが生じるがこの事に対する解決
策が示されていない。
【0008】本発明の目的は、ブランケット胴にブラン
ケットを装着するに当たって全周にわたって所定の張力
で装着する方法及びその装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のブランケット胴へのブランケットの装着方
法は、以下の工程: 1)軸線を中心にして回転可能なブランケット胴に、そ
の軸線と平行にブランケットの一端を固定する、 2)張力付与手段にブランケットの他端を係止する、 3)ブランケット胴を固定したまま、張力付与手段をブ
ランケット胴から離れる方向に移動させてブランケット
に所定の張力を与える、 4)ブランケット胴の回転角度量と張力付与手段の移動
量とを同調制御して、ブランケット胴を回転させつつ張
力付与手段をブランケット胴の方向に移動させることに
よって、ブランケットへ付与した前記所定の張力を保ち
ながらブランケットをブランケット胴の胴周に巻き付け
る、 5)張力付与手段に係止していたブランケットの他端
を、前記所定の張力を保ちながらブランケット胴へ受け
渡し、固定する。を具備し、さらに、工程3)における
ブランケットへの張力付与時に、ブランケットの左右に
かかる張力を同一にし、かつ工程5)におけるブランケ
ット他端の受け渡し時においても、工程3)において同
一にしたブランケットの左右にかかる張力を維持するこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明のブランケット胴へのブラン
ケットの装着装置は、ブランケット胴は、その軸線と平
行にブランケットの一端を固定保持する第1の固定保持
手段と、装着終了時に他端を固定保持する第2の固定保
持手段とを有し、前記装着装置は、ブランケットの前記
他端を係止して第1固定保持手段との間でブランケット
に張力を付与する張力付与手段と;ブランケット胴をそ
の軸線を中心にして回転する手段と;張力付与手段をブ
ランケット胴の軸線に対して垂直方向に移動する手段
と;ブランケットに一定の張力を付与したままブランケ
ットをブランケット胴に巻き付けるよう、ブランケット
胴の回転角度量と張力付与手段の移動量とを同調制御す
る手段とを具備し、さらに、前記張力付与手段は、ブラ
ンケットの左右にかかる張力の値をそれぞれ検出する手
段と、これら値を同一にする補正手段とを具備し;前記
ブランケット胴の第2固定保持手段は、前記補正手段に
よって同一にしたブランケット左右にかかる張力値を維
持しながら張力付与手段からブランケット他端を受け取
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明のオフセット印刷装置に設け
られたブランケット胴へのブランケットの装着方法は、
この印刷装置はブランケットが巻き付いた回転するブラ
ンケット胴に対する版・ワークの接触摺動移動を該版・
ワークを搭載したテーブルを移動することにより行うも
のであり、前記装着方法は、ブランケット胴にその軸線
と平行にブランケットの一端を第1の固定部に固定保持
する工程と、前記ブランケットの他端をテーブルに構成
された張力値の検出ができる張力検出部に係止してブラ
ンケットを自然長さから所定の張力値まで伸ばす張力付
与工程と、張力値をモニターして張力値を一定に保ちな
がらブランケット胴の回転角度量とテーブル移動量とを
動作制御して巻き付ける工程と、張力検出部に係止され
ているブランケット他端部を付与張力を維持した状態で
ブランケット胴の第2の固定部に固定する受け渡し工程
とを具備し、さらに、ブランケット幅方向の左右に生じ
ている張力値のアンバランスを検出する工程、検出した
値を予め設定した許容範囲に対して比較する評価工程、
比較した結果によってブランケット端金具をテーブル側
張力検出部に係止している少なくとも2箇所の金具係止
部材の動作を制御してアンバランスを補正する工程と、
張力受け渡し時においてもブランケット胴の第2の固定
部側の受け取り部材の動作が張力アンバランスを生じな
いようにブランケット幅方向の左右に生じる張力アンバ
ランス値を前記の検出部で検出する工程、検出した値を
予め設定した許容範囲に対して比較する評価工程、比較
した結果によって少なくとも2箇所の受け取り部材の動
作を別々に補正制御する工程を特徴とする。
【0012】上記の構成において、検出工程は少なくと
も2箇所設けられて張力付与中のブランケット幅方向の
左右に生じている張力値を常時モニターし、評価工程で
はこの複数の検出器によって取得した張力値を予め設定
した許容範囲に対して左右のアンバランス状態を比較し
て金具係止部材の補正動作量の決定をし、この補正量に
よって少なくとも2箇所設けられた金具係止部材を別々
に出戻り動作量を制御するように動作する。
【0013】また、この補正量は巻付け終了時のテーブ
ル側からブランケット胴ヘブランケット端部金具を付与
された張力を維持した状態で受け渡す際に動作する第2
の固定部に設けられた受け取り部材ヘも転送されてこの
受け取り部材の受け渡し前の待機位置の修正にも利用さ
れることを特徴としている。
【0014】さらに、本発明のオフセット印刷装置に設
けられたブランケット胴へのブランケットの装着装置
は、この印刷装置はブランケットが巻き付いた回転する
ブランケット胴に対する版・ワークの接触摺動移動を該
版・ワークを搭載したテーブルを移動することにより行
うものであり、前記装着装置は、ブランケット胴及びテ
ーブルを駆動する手段と、これらを各々単独にまたは互
いを同調させて動作制御する手段を有し、ブランケット
胴はその軸線と平行にブランケットの一端を固定保持す
る第1の固定保持手段と、装着終了時にブランケットの
他端を固定保持する第2の固定保持手段とを有し、テー
ブルは前記ブランケットの他端を係止してブランケット
に張力を付与しつつブランケットの左右に生じている張
力値を検出できる張力検出部を有し、前記動作制御手段
はブランケットの張力値をモニターして張力値を一定に
維持しながらブランケット胴の回転角度量とテーブル移
動量とを動作制御する、ブランケット胴へのブランケッ
トの装着装置であって、ブランケット幅方向の左右に生
じている張力値のアンバランスを検出する手段、検出し
た値を予め設定した許容範囲に対して比較する評価手
段、比較した結果によってブランケット端金具をテーブ
ル側張力検出部に係止している少なくとも2箇所の金具
係止部材の動作を制御してアンバランスを補正する手段
と張力受け渡し時においてもブランケット胴の第2の固
定部側の受け取り部材の動作が張カアンバランスを生じ
ないようにブランケット幅方向の左右に生じる張カアン
バランス値を前記の検出部で検出する手段、検出した値
を予め設定した許容範囲に対して比較する評価手段、比
較した結果によって少なくとも2箇所の受け取り部材の
動作を別々に補正制御する手段を特徴とする。
【0015】上記の構成において、検出手段は少なくと
も2箇所設けられて張力付与中のブランケット幅方向の
左右に生じている張力値を常時モニターし、評価手段で
はこの複数の検出器によって取得した張力値を予め設定
した許容範囲に対して左右のアンバランス状態を比較し
て金具係止部材の補正動作量の決定をし、この補正量に
よって少なくとも2箇所設けられた金具係止部材を別々
に出戻り動作量を制御するように動作する。
【0016】また、この補正量は巻付け終了時のテーブ
ル側からブランケット胴ヘブランケット端部金具を付与
された張力を維持した状態で受け渡す際に動作する第2
の固定部に設けられた受け取り部材ヘも転送されてこの
受け取り部材の受け渡し前の待機位置の修正にも利用さ
れることを特徴としている。
【0017】
【実施例】図1は本発明の特徴を最もよく表すブランケ
ット装着装置を有するオフセット印刷装置を示す斜視図
である。図中符号1は本体ペースであり、左右2本のリ
ニアガイド2を取り付けてある。リニアガイド2上の移
動ブロック3上にはテーブル4が固定されており、装置
前方のテーブル駆動モータ5で回転駆動されるボールネ
ジ6によって前後(X方向)に移動量を制御して走行す
ることができる。この時のテーブル4移動量は図示しな
い測長器26によって検出される(図10参照)。
【0018】このテーブル走行方向に直角(Y方向)に
軸線をもつように配置されたブランケット胴7は、両端
を支持柱8で回転自在に支持されている。このブランケ
ット胴7は、軸線の延長線上に配置された減速機9と組
み合わされたブランケット胴駆動モータ10で回転移動
角を制御して回転することができる。この時のブランケ
ット胴7の回転移動量は図示しないエンコーダ27等に
よって検出される(図10参照)。
【0019】11はブランケット胴7の左右両側に固定
されたギヤで、テーブル4上面左右に取り付け固定され
たラックギヤ12と噛み合って印刷工程での同調動作を
実現している。印刷工程ストロークはテーブル4の全ス
トロークに対して充分に短く、ラックギヤ12はワーク
25のX方向長さ+同調安定ストロークを加味して長さ
が決定されている。これにより、ブランケット胴7とテ
ーブル4は印刷工程ストロークでのみギヤ11とラック
ギヤ12で接触し、それ以外のストローク領域ではブラ
ンケット胴7とテーブル4が各々個別に数値制御動作可
能である。前記のギヤ11とラックギヤ12の噛合せ
は、本発明に制限を加えるものではなく、オフセット印
刷装置の一つの例を示したに過ぎない。
【0020】ブランケット胴7に装着するブランケット
13の長さ方向(引張る方向)の両端には、図9に示す
ようにブランケット端金具14a、14bが各々ネジ締
め固定等で取り付けられている。ブランケット端金具1
4bには、ブランケットへの張力付与時の引張り力を保
持するためにテーブル4に設けられた張力検出部17の
爪19に係止する突起20aと、巻付け終了時にブラン
ケットを張力を維持したままブランケット胴へ受け取る
動作をする際に移動爪23に当接する突起20bが構成
されている。
【0021】ブランケット胴7には、その軸線と平行に
ブランケット13のブランケット端金具14aを固定保
持する第1の固定部(固定保持部分15)と、ブランケ
ット胴の径の方向に変位可能でブランケット端金具14
bを固定保持する第2の固定部(移動保持部分16)が
備わっている。
【0022】テーブル4の印刷進行方向前方部には、ブ
ランケット13のブランケット端金具14bを係止する
爪19を有する張力検出部17が設けてある。この張力
検出部17には、ブランケットの左右にその長さ方向に
生じている張力の値を個別に検出できる張力検出器18
L、18R(少なくとも2箇所)と、ブランケット端金
具14bを引っ掛けてブランケットを長さ方向に引張り
保持できる爪19が、左右に別々に動作可能に構成され
ている。左右の爪19はブランケット端金具14bの突
起部20aに係合する形状であり、ブランケット引張り
方向の前後に微小変位動作が可能なようにそれぞれ左右
の張力検出部爪駆動系21により制御されている。この
動作は、ブランケット左右における張力値の差を補正す
るものである。すなわち、図7に示すようにブランケッ
ト端金具14aと14bの平行度が悪かった場合、 所定
の張力を付与したときブランケット左右において生じる
張力値のアンバランス量を、まず張力検出器18L、1
8Rの出力値の差から求める。この張力値を常時モニタ
ーして予め設定したアンバランス量(左右の出力値の
差)の許容範囲を超えた時に、アンバランスを解消する
ため左右の爪19をテーブル4に設けた張力検出部爪駆
動系21で前後にΔX微動させて補正制御をする。
【0023】図10に示すように、テーブル駆動モータ
5及びブランケット胴駆動モータ10並びに張力検出部
17の爪19の駆動系21は、制御装置22によって個
別または数値制御同調動作ができる。制御装置22には
また、テーブル4の移動量及びブランケット胴7の回転
移動量並びにブランケットの左右の張力値を取り込むべ
く、測長器26及びエンコーダ27並びに張力検出器1
8L、18Rが接続され、これらの値によってテーブル
4の移動量及びブランケット胴7の回転移動量並びに爪
19の移動量を決定してそれぞれの動作の制御をしてい
る。
【0024】ブランケット胴7に設けてある第2の固定
部(移動保持部16)には、ブランケット巻付け終了時
にテーブル4にある張力検出部17から付与した張力を
保ったままブランケット端金具14bを受け取るための
移動爪23が左右に少なくとも2箇所に、そしてこれら
移動爪23のブランケット胴径方向への微小変位動作を
別々に制御する駆動系24が備わっている。移動爪23
の変位量は爪19の変位量に依存する。すなわち、図8
に示すようにブランケット13を所定の張力値で引張っ
た時にブランケット端金具14a、14bの取り付け平
行度等が悪かった場合、テーブルにある張力検出部17
の爪19の前後(X方向)動作によってブランケット左
右における張力値のアンバランスが補正されているた
め、ブランケット端金具14bはブランケット胴の軸線
に対しては平行状態に無い(傾いている)。そのため、
ブランケット端金具14b受け取り爪23が軸線に対し
て平行に出方向に前進動作すると、受け渡しの瞬間には
片方の爪が先に金具14bに当たり、左右の傾き差分の
量だけブランケット13の左右における張力値が異なる
ことになる。これではブランケット13の全面に均一な
張力を与えるという目的が達成されないという問題があ
る。これを解消するために、移動爪23は、張力付与工
程中に爪19の補正移動量ΔXが決定し爪19が補正動
作されるのに従って、ΔXと同量(爪19の移動量指令
値と同じ量)の移動がされる。
【0025】図2〜6は、上記図1のオフセット印刷装
置においてブランケット胴7にブランケット13を張力
一定で装着する工程を示した概念図であり、各符号は図
1と同様にしてある。図2〜6に従って、本実施例のブ
ランケット装着方法を説明する。
【0026】まず、図2に示すようにブランケット13
の一端にあるブランケット端金具14aを、ブランケッ
ト胴7に設けたブランケット端金具固定保持部分15に
固定した後、図3のように、固定保持部分15が最下部
にきてブランケット胴7から接線方向にでるブランケッ
ト13が本体ベース1と水平になるまでブランケット胴
7を回転させて停止する。この時ブランケット13はブ
ランケット胴7には巻付けられていない状態である。ブ
ランケット13のもう一端にあるブランケット端金具1
4bを、テーブル4に取り付けた張力検出部17の爪1
9に係合させる。この時テーブル4は、ブランケット1
3の自然長さLより短いス卜ローク位置L1に停止して
いるので、ブランケット13はたるみをもった状態で装
置に取り付けられる。
【0027】次に、ブランケット胴7は停止したままテ
ーブル4をブランケット13のたるみを取る方向(+X
方向)へ微少量ずつ移動して、張力検出器18の出力F
0が検出された時点で停止する。この出力F0はブラン
ケット13がたるみ無く張られたことを示し、この時の
テーブル4の移動ストロークを測長器で測定することで
ブランケット13の自然長Lが求まる(図3)。
【0028】この位置から、設定された張力値Fを張力
検出器18の出力が示すまで、ブランケット胴7を停止
した状態で、テーブル4を+X方向へ微少量ずつ移動す
る。左右の張力検出器18の出力値fのどちらかが設定
された張力値Fの60%(この数値は補正する分解能に
よって可変する)に達した時点でテーブルの移動を停止
し、この時点で左または右の爪19を動作して左右の張
力検出器18出力値fが同一になるように補正する。こ
の補正量ΔXは制御装置22からブランケット胴7の第
2の固定部にある移動爪23へも転送されて、爪23も
同量動作される。
【0029】上記の補正動作を、設定された張力値Fの
80%、90%と繰り返してブランケットに張力値Fを
与える。この時に最終的にブランケット13が自然長L
より伸びた量をテーブル4の移動量ΔLとして測長器で
測定する(図4)。
【0030】ここから、ブランケット胴7の回転角度量
とテーブル4の移動量を位置制御で同調させてブランケ
ット13への張力Fを保持しながら、ブランケット胴7
にブランケット13を巻き付けていく(図5)。この時
張力検出器18の出力値は、胴の回転角度とテーブルの
移動量に対する位置制御の補正をする目的で制御に取り
込まれる。巻き取り動作は、ブランケット胴7のブラン
ケット端金具14bの移動保持部分16が最下部にき
て、移動保持部分16の移動爪23の動作方向が本体ベ
ース1と水平になる位置までブランケット胴7の回転を
続けて停止する(図5〜6)。
【0031】この状態で、ブランケット端金具14bの
突起20bに移動保持部分16の移動爪23を係合する
ように出方向に動作し、張力検出器18L、18Rの出
力値が−ΔFするまで前進させる。またこの時張力検出
器18L、18Rの出力値から求めたアンバランス量が
設定した量よりオーバーすれば、出力値を収束させるた
めに移動爪23をΔW量動作して補正制御を行なう。こ
れにより張力Fが途中で解除されたり張力が過剰に付与
されることなく、張力検出部17からブランケット胴7
の移動保持部分16へ、張力状態のままブランケット端
金具14bの受け渡しができる(図6)。以上の工程で
ブランケット装着が終了する。
【0032】以下に、本実施例の特徴について述べる。
上記のブランケット装着方法では、テーブル4をブラン
ケット胴7とは個別に駆動制御することでブランケット
13に所定の張力Fを与え、この張力Fを保持した状態
でブランケット胴7回転移動角とテーブル4移動量を位
置制御で同調してブランケットをブランケット胴に巻き
取るというオフセット印刷装置でのブランケット装着に
おいて、ブランケットの両端に取り付けられた金具14
a、14bの位置関係が平行で無かった場合、設定張力
値までのブランケット引っ張り時に、張力検出部17に
あってブランケット端金具14bに係止する2以上の爪
19が別々に変位動作して張力検出器18L、18Rの
出力値が同じになるよう補正することと、この補正量Δ
Xが制御装置22からブランケット端金具14bの移動
保持部分16にある2以上の受け取り移動爪23へも転
送されて移動爪23の位置をも別々に変位させて補正す
ることが特徴である。
【0033】またブランケット13を巻付け終了時に設
定張力を維持したままテープル側からブランケット胴7
側へ受け渡す時においても、張力検出器18L、18R
の出力値をモニターして左右にアンバランスが生じない
ように移動爪23を動作して補正することが特徴であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
ランケットを所定の張力を付与しながらブランケット胴
に巻き付ける際に、ブランケットの引張り時と受け渡し
時の両方において張力をブランケットの左右別々に検知
可能な検出手段をもち、保持位置を個別に動作制御可能
なブランケット装着装置によって、ブランケットの両端
に取り付けられる金具同士の平行度に悪化等が生じても
ブランケットに所定の張力を全面に均一に与えることが
でき、またその張力はブランケット胴とテーブルとの同
調した巻き取り動作により全周にわたって分布にバラツ
キ無く付与できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のブランケット装着装置を有
するオフセット印刷装置を示す。
【図2】 実施例のオフセット印刷装置でのブランケッ
ト装着工程を示す。
【図3】 実施例のオフセット印刷装置でのブランケッ
ト装着工程を示す。
【図4】 実施例のオフセット印刷装置でのブランケッ
ト装着工程を示す。
【図5】 実施例のオフセット印刷装置でのブランケッ
ト装着工程を示す。
【図6】 実施例のオフセット印刷装置でのブランケッ
ト装着工程を示す。
【図7】 実施例のブランケット引張り時の補正動作を
示す。
【図8】 実施例のブランケット受け渡し時の補正動作
を示す。
【図9】 実施例のブランケットに端部金具がセットさ
れた状態を示す。
【図10】 実施例のブランケット装着装置の制御装置
の概略構成図である。
【図11】 従来のブランケット装着装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:本体ベース、2:リニアガイド、4:テーブル、
5:テーブル駆動モータ、6:ボールネジ、7:ブラン
ケット胴、10:ブランケット胴駆動モータ、13:ブ
ランケット、14a:ブランケット端金具(第1の固定
部側)、14b:ブランケット端金具(第2の固定部
側)、15:金具14aの固定保持部分、16:金具1
4bの移動保持部分、17:張力検出部、18L、18
R:左右の張力検出器、19:爪、20a:ブランケッ
ト端金具14bの突起部(引張り用)、20b:ブラン
ケット端金具14bの突起部(受け取り用)、21:張
力検出部の爪19の駆動系、22:制御装置、23:移
動爪、24:第2の固定部の爪23の駆動系、25:ワ
ーク、26:測長器、27:エンコーダ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブランケット胴へのブランケットの装着
    方法であって、以下の工程: 1)軸線を中心にして回転可能なブランケット胴に、そ
    の軸線と平行にブランケットの一端を固定する、 2)張力付与手段にブランケットの他端を係止する、 3)ブランケット胴を固定したまま、張力付与手段をブ
    ランケット胴から離れる方向に移動させてブランケット
    に所定の張力を与える、 4)ブランケット胴の回転角度量と張力付与手段の移動
    量とを同調制御して、ブランケット胴を回転させつつ張
    力付与手段をブランケット胴の方向に移動させることに
    よって、ブランケットへ付与した前記所定の張力を保ち
    ながらブランケットをブランケット胴の胴周に巻き付け
    る、 5)張力付与手段に係止していたブランケットの他端
    を、前記所定の張力を保ちながらブランケット胴へ受け
    渡し、固定する。を具備し、さらに、 工程3)におけるブランケットへの張力付与時に、ブラ
    ンケットの左右にかかる張力を同一にし、かつ工程5)
    におけるブランケット他端の受け渡し時においても、工
    程3)において同一にしたブランケットの左右にかかる
    張力を維持することを特徴とするブランケット胴へのブ
    ランケットの装着方法。
  2. 【請求項2】 ブランケット胴へのブランケットの装着
    装置であって、ブランケット胴は、その軸線と平行にブ
    ランケットの一端を固定保持する第1の固定保持手段
    と、装着終了時に他端を固定保持する第2の固定保持手
    段とを有し、 前記装着装置は、ブランケットの前記他端を係止して第
    1固定保持手段との間でブランケットに張力を付与する
    張力付与手段と;ブランケット胴をその軸線を中心にし
    て回転する手段と;張力付与手段をブランケット胴の軸
    線に対して垂直方向に移動する手段と;ブランケットに
    一定の張力を付与したままブランケットをブランケット
    胴に巻き付けるよう、ブランケット胴の回転角度量と張
    力付与手段の移動量とを同調制御する手段とを具備し、 さらに、前記張力付与手段は、ブランケットの左右にか
    かる張力の値をそれぞれ検出する手段と、これら値を同
    一にする補正手段とを具備し;前記ブランケット胴の第
    2固定保持手段は、前記補正手段によって同一にしたブ
    ランケット左右にかかる張力値を維持しながら張力付与
    手段からブランケット他端を受け取ることを特徴とする
    ブランケット胴へのブランケットの装着装置。
  3. 【請求項3】 オフセット印刷装置に設けられたブラン
    ケット胴へのブランケットの装着方法であって、この印
    刷装置はブランケットが巻き付いた回転するブランケッ
    ト胴に対する版・ワークの接触摺動移動を該版・ワーク
    を搭載したテーブルを移動することにより行うものであ
    り、 前記装着方法は、ブランケット胴にその軸線と平行にブ
    ランケットの一端を第1の固定部に固定保持する工程
    と、前記ブランケットの他端をテーブルに構成された張
    力値の検出ができる張力検出部に係止してブランケット
    を自然長さから所定の張力値まで伸ばす張力付与工程
    と、張力値をモニターして張力値を一定に保ちながらブ
    ランケット胴の回転角度量とテーブル移動量とを動作制
    御して巻き付ける工程と、張力検出部に係止されている
    ブランケット他端部を付与張力を維持した状態でブラン
    ケット胴の第2の固定部に固定する受け渡し工程とを具
    備し、 さらに、ブランケット両端金具の平行度によってブラン
    ケット幅方向の左右に生じる張カアンバランス値を検出
    して予め設定した許容範囲に対して比較し、張力付与工
    程中に張力検出部に設けた少なくとも2箇所の金具係止
    部材が別々に動作して張力アンバランス値を補正制御す
    る工程と、巻付け終了時にブランケット胴の第2の固定
    部ヘブランケット他端部を付与張力を維持した状態で受
    け渡す受け渡し工程においても第2の固定部側の受け取
    り部材の動作が張力アンバランスを生じないようにブラ
    ンケット幅方向の左右に生じる張力アンバランス値を前
    記の検出部で検出して予め設定した許容範囲に対して比
    較し、少なくとも2箇所の受け取り部材の動作を別々に
    補正制御する工程を具備することを特徴とするブランケ
    ット胴へのブランケット装着方法。
  4. 【請求項4】 前記張力付与工程中の金具係止部材の動
    作を補正制御する工程においては、ブランケットの幅方
    向の左右に生じている張力を検出する検出器が少なくと
    も2箇所設けられ各々の取得張力値を比較して金具係止
    部材の動作補正制御がなされることを特徴とする請求項
    3に記載のブランケット胴へのブランケット装着方法。
  5. 【請求項5】 前記張力付与工程中の金具係止部材の動
    作を補正制御する工程においては、金具係止部材が動作
    して張力アンバランス値を補正制御する補正量は第2の
    固定部に設けてある受け取り部材にも転送されて同量受
    け取り部材の位置補正をすることを特徴とする請求項3
    に記載のブランケット胴へのブランケット装着方法。
  6. 【請求項6】 オフセット印刷装置に設けられたブラン
    ケット胴へのブランケットの装着装置であって、この印
    刷装置はブランケットが巻き付いた回転するブランケッ
    ト胴に対する版・ワークの接触摺動移動を該版・ワーク
    を搭載したテーブルを移動することにより行うものであ
    り、 前記装着装置は、ブランケット胴及びテーブルを駆動す
    る手段と、これらを各々単独にまたは互いを同調させて
    動作制御する手段を有し、ブランケット胴はその軸線と
    平行にブランケットの一端を固定保持する第1の固定保
    持手段と、装着終了時にブランケットの他端を固定保持
    する第2の固定保持手段とを有し、テーブルは前記ブラ
    ンケットの他端を係止してブランケットに張力を付与し
    つつブランケットの左右に生じている張力値を検出でき
    る張力検出部を有し、前記動作制御手段はブランケット
    の張力値をモニターして張力値を一定に維持しながらブ
    ランケット胴の回転角度量とテーブル移動量とを動作制
    御する、ブランケット胴へのブランケットの装着装置で
    あって、 ブランケット両端金具の平行度によってブランケット幅
    方向の左右に生じる張力アンバランス値を検出して予め
    設定した許容範囲に対して比較し、張力付与中に張力検
    出部に設けた少なくとも2箇所の金具係止部材が別々に
    動作して張力アンバランス値を補正制御する手段と、巻
    付け終了時にブランケット胴の第2の固定部ヘブランケ
    ット他端部を付与張力を維持した状態で受け渡す張力受
    け渡し手段においても第2の固定部側の受け取り部材の
    動作が張力アンバランスを生じないようにブランケット
    幅方向の左右に生じる張力アンバランス値を前記の検出
    部で検出して予め設定した許容範囲に対して比較し、少
    なくとも2箇所の受け取り部材の動作を別々に補正制御
    する手段を具備することを特徴とするブランケット胴へ
    のブランケット装着装置。
  7. 【請求項7】 前記張力付与中の金具係止部材の動作を
    補正制御する手段においては、ブランケットの幅方向の
    左右に生じている張力を検出する検出器が少なくとも2
    箇所設けられ、各々の取得張力値を比較して金具係止部
    材の動作補正制御がなされることを特徴とする請求項6
    に記載のブランケット胴へのブランケット装着装置。
  8. 【請求項8】 前記張力付与中の金具係止部材の動作を
    補正制御する手段においては、金具係止部材が動作して
    張力アンバランス値を補正制御する補正量は第2の固定
    部に設けてある受け取り部材にも転送されて同量受け取
    り部材の位置補正をすることを特徴とする請求項6に記
    載のブランケット胴へのブランケット装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101574333B1 (ko) * 2014-06-26 2015-12-14 주식회사 나래나노텍 개선된 블랭킷 부착 장치, 부착 시스템, 및 부착 방법

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