JP2000254629A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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JP2000254629A
JP2000254629A JP11066176A JP6617699A JP2000254629A JP 2000254629 A JP2000254629 A JP 2000254629A JP 11066176 A JP11066176 A JP 11066176A JP 6617699 A JP6617699 A JP 6617699A JP 2000254629 A JP2000254629 A JP 2000254629A
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stirring
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rotating shaft
fermenter
stirrer
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Satoru Satake
覺 佐竹
Akio Mukai
章夫 向井
Junnosuke Taniguchi
潤之介 谷口
Hiroaki Kotani
博明 小谷
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Satake Engineering Co Ltd
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Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生ゴミ処理装置において重要な役割を果たす攪
拌部分について、できるだけ安価に、様々な大きさの処
理装置でも対応できるようにしたい。 【解決手段】上部に投入口3を備えた発酵槽4と、該発
酵槽4の内容物を攪拌する攪拌手段7と、発酵槽4内に
通気する通気手段17及び発酵槽4内を加温する加温手
段22とを備え、回転軸方向の左右位置において互いに
180度位置で左右対称とし且つ螺旋状に複数の攪拌体
6を回転軸に固着して、回転軸の回転によって回転軸方
向左右から中央部へ向けて内容物が攪拌移送されるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】生ゴミを微生物によって分解
処理する生ゴミ処理装置に関し、とくにその攪拌手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】特許第2530979号公報に見られる
ように、回転軸の両端に設けられた送り羽根が内容物を
発酵槽の中央へかき集め、中央付近に設けられた攪拌羽
根がその内容物を攪拌しつつ再度両端部へ押し戻すとい
う作業を繰り返すものである。このような小型の生ゴミ
処理においては、支腕、羽根板、攪拌板効といった効率
よく内容物を攪拌するため複雑な工夫がなされている。
一方、大型の生ゴミ処理では特開平10−156323
号公報に攪拌爪が開示されているが、これからは詳細な
攪拌爪の配置形状や、どのように内容物が攪拌されてい
るのかを知ることはできないが、大量の内容物を効率よ
く攪拌するために多くの攪拌爪が必要であることは間違
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特許第2530979
公報のものは、送り羽根や攪拌羽根といった複数のまた
複雑な形状の攪拌体を備えるものであり、攪拌作用は大
きいものの送り羽根と攪拌羽根の形状や配置のコストが
かかると考えられるので、単純な形状で効率の良い攪拌
作用のある攪拌体であり、また、大型小型を問わず適用
できる攪拌体を備えた攪拌手段が望まれている。更に攪
拌に伴う駆動負荷は攪拌体の形状や位置によって異な
り、駆動軸に対して攪拌体のあるところに負荷のピーク
があるので、負荷に波が生じてくるのは避けられず、負
荷が変化することによる駆動源への影響も考慮されなけ
ればならない。このためできるだけ少ない駆動負荷とな
ることは勿論のこと、負荷に波が生じないよう攪拌体の
形状や取り付け位置も考慮されなければならない。
【0004】特開平10−156323号公報のものは
多数の攪拌爪が配置してあり、攪拌作用は十分であるも
のの、多数の攪拌爪を取り付けるための製造コストは大
きいと考えられるので、前記同様に単純な形状で効率の
良い攪拌作用のある攪拌体であり、また、大型小型を問
わず適用できる攪拌体を備えた攪拌手段が望まれてい
る。更に多くの攪拌体を設けると駆動負荷はそれだけ増
加するので、同じ攪拌効果を保持しながら駆動負荷をで
きるだけ小さく押さえる工夫が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】まず、上部に投入口を備
えた発酵槽と、該発酵槽内に回転自在に横架した回転軸
に設けた複数の攪拌体によって内容物を攪拌する攪拌手
段と、発酵槽内に通気する通気手段及び発酵槽内を加温
する加温手段とを備えて、微生物によって内容物を分解
処理する生ゴミ処理装置であって、回転軸方向の左右位
置において互いに180度位置で左右対称とし且つ螺旋
状に複数の攪拌体を回転軸に固着した攪拌手段とした生
ゴミ処理装置によって、課題を解決するための手段とし
た。
【0006】回転軸方向の左右位置において互いに18
0度位置で左右対称とし且つ螺旋状に複数の攪拌体を回
転軸に固着した攪拌手段としたので、例えば発酵槽の底
部側で負荷が大きいとすれば、回転軸左右方向において
180度位置で交互に負荷のピークが生じ、また螺旋状
としてあるので駆動負荷は回転軸の軸回りに平均的に分
散されることになる。つまり回転軸回りにおいて平均的
に負荷が生じるので負荷の波は減少して、駆動源への影
響は軽減される。また、攪拌体を回転軸の全体に設けて
も、発酵槽の底部側で負荷が大きいとすれば螺旋状にし
て同時に作用する攪拌体がないので回転軸にかかる負荷
は軽減される。攪拌体を棒状にすることで、攪拌作用を
有しながらこれに反する負荷も軽減されることになり、
これの攪拌作用の不足は回転数で補うとよい。
【0007】攪拌体を板状にして移送作用を与えると、
回転軸の回転によって、回転軸左右方向から中央部へ向
けて内容物が攪拌移送されるよう螺旋状にして、その攪
拌体を互いに180度位置に配したので、攪拌体によっ
て発酵槽の左右の内容物が同時に同じ位置に移送される
ことはなく、つまり180度ずれて中央部に移送される
ことになり、また180度ずれて攪拌体が回転している
ので中央部に移送された内容物は左右が入れ替わって攪
拌される。つまり回転する右の攪拌体で右側の内容物は
中央部に移送され、左側の内容物は180度ずれて中央
部に移送される。他方、回転する左の攪拌体で左側の内
容物は中央部に移送され、右側の内容物は180度ずれ
て中央部に移送される。180度ずれた左右の攪拌体
は、同じ位置で見ると左右交互に中央部に内容物を移送
するので、左右の内容物は交互に中央部に移送されて、
左から右へあるいは右から左へ内容物は移動する。この
ため内容物は左右入れ替わって両方で効果的に攪拌され
る。
【0008】攪拌体を単純な棒状とすることで、製造に
あたっては攪拌体の回転軸へ溶接等による固着だけであ
り、攪拌体に特別の加工は不要である。また攪拌体を板
状とすることにより、移送作用を更に向上させることが
できる。板状攪拌体は回転軸近傍と周辺部とにおいて異
なる板幅とすることで回転軸中心部と周辺部における移
送量を異なるものとすることができる。
【0009】上部に投入口を備えた発酵槽と、該発酵槽
内に回転自在に横架した回転軸に設けた複数の攪拌体に
よって内容物を攪拌する攪拌手段と、発酵槽内に通気す
る通気手段及び発酵槽内を加温する加温手段とを備え
て、微生物によって内容物を分解処理する生ゴミ処理装
置であって、回転軸方向の左右位置において互いに18
0度位置で左右対称とし回転軸の回転によって回転軸近
傍部と外周部において異なる攪拌方向となる攪拌体とし
た生ゴミ処理装置によって前記課題を解決するための手
段とした。
【0010】回転軸の回転によって、回転軸近傍部にお
いては左右方向から中央部へ向けて内容物を攪拌移送す
るようにして、回転軸外周部においては中央部から左右
方向へ向けて内容物を攪拌移送するように、またその逆
に、攪拌体の形状を加工してある。ここにおける加工
は、例えば板状の攪拌体の延長方向中央部で攪拌体をひ
ねって回転に伴う攪拌の作用方向が異なるようにするこ
とで容易に実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図3により生ゴミ処理装
置1の概要を説明する。回転する攪拌棒6の回転軌跡に
合わせて湾曲した底部2と、その上部に投入口となる開
口部3を備えた攪拌槽4を主要部分として、該攪拌槽4
の底部2には回転軸5を中心として周囲に複数の攪拌棒
6を放射状に配し攪拌槽4に設けた軸受け(図示せず)
にて回転自在とした攪拌部7を備えている。攪拌部7
は、攪拌槽4の外部で回転軸5に設けたプーリ8と攪拌
槽4の外部に設けられた減速モータ9のプーリ10との
間にベルト11を巻回して、減速モータ9の回転により
回転駆動される。攪拌槽4は機枠12内に配置され、蝶
番13によって開閉自在とされた開閉蓋14によってそ
の開口部3が開閉される。
【0012】攪拌槽4の上部壁には外気導入口15と排
気口16とが開設してあり、排気口16には攪拌槽4内
の空気を強制的に排気できる排風ファン17が設けてあ
る。また、開閉蓋14には開閉蓋14の開閉を検知する
スイッチ18が設けてある。更に図1と図3で示すよう
に、生ゴミ処理装置1を操作する操作ボックス19を備
え、該操作ボックスには減速モータ9が駆動回路20を
介して接続され、排風ファン17が駆動回路21を介し
て接続してある。生ゴミ処理装置1の底部には加温部2
2と温度検出センサー23とが設けられそれぞれ操作ボ
ックス19に接続してある。操作ボックスには電源スイ
ッチ19aと生ゴミの量に応じて各部の動作を変更する
処理量変更スイッチ19b(大)、19c(中)、19
d(小)を備えている。
【0013】図2で拡大して示すように、加温部22
は、底部2の曲面に合わせて加工したステンレス材24
と、これに貼り付けたシートヒータ25とからなり、ス
テンレス材24を熱伝導材としてある。ステンレス材2
4にはその表面積に近いシートヒータ25が貼り付けて
あるが、ステンレス材24の形状に一致したものではな
く、シートヒータ25は市販のヒータをそのまま利用し
て、シートヒータ25を加工することなく貼り付けてあ
る。また加工したステンレス材24の表面積に近い大き
さの一枚物のシートヒータでも、複数枚のシートヒータ
を組み合わせて、シートヒータを加工することなくステ
ンレス材24の表面積のほぼ全体に貼り付けられるよう
工夫するとよい。ここでシートヒータ25は、熱伝導材
のステンレス材24と攪拌槽4の整形材料、例えば樹脂
材との間に設けてあるので、シートヒータ25による加
熱は一方の熱伝導材側に伝導し樹脂材側には熱伝導しに
くいので、加熱は有効にステンレス材24の温度を上昇
させ、攪拌槽4内の温度を上昇あるいは一定値に保持さ
せることができる。このことは攪拌槽内を一定温度に保
持することが必要であることから、攪拌槽4は比較的熱
伝導しにくい素材で形成されるので、内側に熱伝導材と
外側に攪拌槽材となるようにしてその間に加熱用ヒータ
ーを配置することで、加温装置22を効率よく作用させ
ることができる。同じくステンレス材を加工した板材2
6を設けて攪拌槽4の壁内に温度検出センサー23が設
けてあり、攪拌槽内の温度を検出している。ここでの加
温装置22の固定には、ステンレス材24が攪拌槽4と
同形状に加工してあるので、攪拌槽4にステンレス材2
4と同じ形状の凹部28を形成してここに加温装置22
を埋め込むことで容易に固定できる。
【0014】なお、ここでは熱伝導材として、防錆効果
と加工特性及び熱伝導特性とを鑑みてステンレス材を記
載したが、熱伝導材は防錆が可能で加工特性がよい素材
であれば金属に限定されることはなく自由に選択できる
ものである。また、攪拌槽4は比較的保温効果のある素
材を用いるが、同様に防錆効果や加工特性等から鑑みて
自由に選択できるものである。
【0015】操作ボックス19の電源スイッチ19aを
投入して、蓋14をあけて攪拌槽4に生ゴミ分解微生物
を含ませたおがくずや木くずを投入して菌床を作り、こ
こに生ゴミを投入して蓋14を閉じる。蓋14を閉じる
ことによってスイッチ18が作動して、このスイッチ1
8の作動で操作ボックス19では駆動回路20と駆動回
路21に駆動信号を送出する。電源開閉スイッチやタイ
マー等からなる駆動回路20はこの信号を受けて減速モ
ータ9に電力を供給して間欠的に回転駆動し、これによ
って攪拌部7が回転して攪拌槽4内の生ゴミと菌床を攪
拌混合する。駆動回路21は、排気ファン17を回転さ
せて攪拌槽4内の空気を入れ替えるようにする。更に操
作ボックス19からヒータ25に電力を供給して加熱す
るが、温度センサ−23により検出する菌床の温度信号
によって、温度が例えば20゜C以下であれば加熱し
て、菌床が例えば20゜Cを超えるようであれば加熱し
ない。また温度センサー23の検出温度によって、規定
温度を超えるようであれば、ヒータ25には通電されて
おらず、菌床は菌が活発に活動できる環境温度にあるの
で、減速モータ9の停止インターバルを長くして、例え
ば30分程度は菌床をじっくり寝かせるようにする。規
定温度を超えない間はヒータ25に通電されているの
で、菌床が最適な温度となるまでヒータ25による加温
を繰り返し受けるように減速モーター9の停止インター
バルを短く、例えば15分として運転する。このように
して攪拌槽4内は適温に保持されながら、間欠的に攪拌
部7が回転して攪拌し、攪拌槽4内の空気を入れ換えな
がら生ゴミの分解が進行する。このように攪拌槽4は発
酵槽となって、攪拌・停止に加えて最適温度及び空気の
流通によって生ゴミ処理が行われる。
【0016】操作ボックス19の処理量スイッチ19b
〜19dの操作によって、減速モータ9の攪拌間隔や攪
拌時間あるいは規定温度が変更される。例えば投入量が
多ければ、スイッチ19dからスイッチbに変更して、
早く菌床を適温にするために加熱時の攪拌インターバル
を短く、例えば5分としてしてヒータとの接触回数を多
くするよう変更したり、規定温度を高く、例えば40゜
Cに変更して菌床の温度を高めにすることで内部まで十
分に加温するように変更される。この場合も規定温度に
達したときには、ヒータの通電を停止して、攪拌インタ
ーバルを30分程度に長くして菌による発酵が進むよう
寝かせるようにする。
【0017】さて図4〜図5に本発明による攪拌部7を
示す。図4に示すものは斜視図であり、回転軸方向の左
右に攪拌棒6−1から6−4の左組と攪拌棒6−5から
6−8の右組とを設けてある。攪拌棒6−1と攪拌棒6
−5とは互いに180度の位置で左右の組が対称的に配
置してある。更に左右の組はそれぞれ螺旋状に配置して
ある。つまり、攪拌棒6−1から6−4は一定角度ごと
に螺旋状にしてあり、攪拌棒6−5から6−8も一定角
度ごとに螺旋状にしてある。このようにして作られた攪
拌部7を図4の方向(図5で反時計回り)に回転させる
と、例えば攪拌槽4の底部2側の負荷が大きいとすれ
ば、回転軸5の左右方向において180度位置で交互に
負荷のピークが生じ、また攪拌体6を螺旋状にしてある
ので駆動負荷は回転軸5の軸回りに平均的に分散される
ことになる。つまり回転軸5回りにおいて平均的に負荷
が生じるので負荷の波は平均化され、減速モータ9への
影響は軽減される。また、攪拌作用を向上させるために
攪拌体6を回転軸5の全体に設けても、攪拌槽4の底部
側で負荷が大きいとすれば、攪拌体6が螺旋状にしてあ
ることから同時に作用する攪拌体6がないので回転軸5
にかかる負荷は、同じ数の攪拌体を設けた場合に比較し
て大きく軽減される。
【0018】攪拌体を図6のような板状の攪拌板29と
して、回転軸左右28方向から中央部27へ内容物の移
送作用を備えるものとした場合には、菌床と生ゴミの混
合物である内容物は、図7の左右方向から回転軸方向の
中央部27へ移送作用を受ける。攪拌板29−4側の内
容物は29−3,29−2,29−1と順に攪拌板によ
る攪拌作用を受けて徐々に中央部27へ移送される。同
様に攪拌板29−8側の内容物は29−7,29−6,
29−5と順に攪拌板による攪拌作用を受けて徐々に中
央部27へ移送される。
【0019】更に、左右の組の攪拌板29は180度の
配置となっているので、中央部へ徐々に移送された内容
物は、回転する攪拌板の攪拌が直接作用しない回転する
攪拌板の後ろ側に入り込むので、中央部へ移送されるこ
となく側方28へ移送される。従って、内容物は中央部
27へ移送された後はそれぞれ左右の側方28へ移送さ
れ再び中央部27への移送作用を受けながら全体的に攪
拌作用を受ける。この実施例は、単純な攪拌板を互いに
180度の位置で左右対称に回転軸5に固着して製造す
ればよいので、製造コストが低減できる。
【0020】攪拌棒6攪拌板29の数は本実施例に限定
されず攪拌槽4の容量や幅に応じた最適な本数が設定さ
れるべきである。また、攪拌棒を板状にすると移送作用
が向上するとともに、攪拌能率は更に向上する。つまり
攪拌を板状として回転方向に角度を付けて設けること
で、板の端面による内容物への切り込みを向上させるこ
とができるので、生ゴミを投入したばかりの時点におい
ても攪拌が容易である。
【0021】図8及び図9に本発明による第2の実施例
を示す。攪拌棒6に代えて攪拌翼としたものであり、攪
拌翼30−1と30−2は互いに180度の位置で対称
的に配置してある。更に攪拌翼30の延長方向の中央部
において、攪拌翼30にひねり31を加えてあり、回転
軸5に近い周囲と回転軸5から遠い位置における、攪拌
翼30による移送作用の方向を異なる方向としている。
つまり回転軸5を図8で示す方向に回転させたとき、回
転軸5に近い周囲では、攪拌翼30−1と30−2によ
って共に中央部27へ向けて攪拌作用が生じ、回転軸5
から遠い位置においては、攪拌翼30−1と30−2に
よって中央部27からそれぞれの側部28へ向けて攪拌
作用が生じるものとなる。
【0022】攪拌槽の左右位置でそれぞれ循環しながら
攪拌され、中央部においては左右からの内容物も混合さ
れ入れ替えも生じている。ところで図8では攪拌翼30
を2本で示したが、これらの攪拌翼を図4で示すように
多数を配置したものでもよい。
【発明の効果】
【0023】攪拌手段として、回転軸に単純な攪拌棒を
最適な配置とすることで攪拌部の目的が達成できるの
で、大型小型を問わず、攪拌棒の長さと本数を適宜変更
することによって、負荷の軽減と回転に伴って平均した
負荷とすることができ、適用範囲が拡大した。このとき
攪拌体に移送作用を備えると、内容物は攪拌槽の左右に
おいて交互に攪拌されて、攪拌体を交互に配置しても十
分な攪拌がなされる。
【0024】また攪拌体を板状とし、適度なひねりを加
えることで攪拌作用を多様にすることができる。これに
おいても大型小型を問わず、攪拌棒の長さと本数を適宜
変更することによって、適用範囲が拡大した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による生ゴミ処理装置の側断面図であ
る。
【図2】本発明を実施した底部部分の拡大断面図であ
る。
【図3】簡略な電気接続図である。
【図4】本発明の第1の実施例による攪拌部の斜視図で
ある。
【図5】攪拌部の側面図である。
【図6】攪拌体の別の実施例である。
【図7】攪拌部の正面図である。
【図8】本発明の第2の実施例による攪拌部の正面図で
ある。
【図9】攪拌部の側面図である。
【符号の説明】
1 生ゴミ処理装置 2 湾曲した底部 3 開口部 4 攪拌槽 5 回転軸 6 攪拌棒 7 攪拌部 8 プーリ 9 減速モータ 10 プーリ 11 ベルト 12 機枠 13 蝶番 14 開閉蓋 15 外気導入口 16 排気口 17 排風ファン17 18 スイッチ 19 操作ボックス 20 駆動回路 21 タイマー回路 22 加温部 23 温度検出センサー 24 ステンレス材 25 シートヒータ 26 板材 27 中央部 28 側部 29 攪拌体 30 攪拌翼 31 ひねり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 博明 広島県東広島市西条西本町2番30号 株式 会社佐竹製作所内 Fターム(参考) 4D004 AA03 CA15 CA19 CA22 CB28 CB45 DA02 DA03 DA13 DA20 4G078 AA02 AA22 AB05 BA01 CA20 DA03 EA03 EA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に投入口を備えた発酵槽と、該発酵槽
    内に回転自在に横架した回転軸に設けた複数の攪拌体に
    よって内容物を攪拌する攪拌手段と、発酵槽内に通気す
    る通気手段及び発酵槽内を加温する加温手段とを備え
    て、微生物によって内容物を分解処理する生ゴミ処理装
    置であって、 回転軸方向の左右において互いに180度位置で左右対
    称とし且つ螺旋状に複数の攪拌体を回転軸に固着した攪
    拌手段であることを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】攪拌体が棒状体であることを特徴とする請
    求項1記載の生ゴミ処理装置
  3. 【請求項3】攪拌体を板状体とするとともに、回転軸の
    回転によって回転軸方向の左右から中央部へ向け内容物
    を移送できるよう配置したことを特徴とする請求項1記
    載の生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】上部に投入口を備えた発酵槽と、該発酵槽
    内に回転自在に横架した回転軸に設けた複数の攪拌体に
    よって内容物を攪拌する攪拌手段と、発酵槽内に通気す
    る通気手段及び発酵槽内を加温する加温手段とを備え
    て、微生物によって内容物を分解処理する生ゴミ処理装
    置であって、 回転軸方向の左右において互いに180度位置で左右対
    称とし回転軸の回転によって回転軸近傍部と外周部にお
    いて異なる攪拌方向となる攪拌体としたことを特徴とす
    る生ゴミ処理装置。
  5. 【請求項5】攪拌体が板状体であることを特徴とする請
    求項4記載の生ゴミ処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1332805A4 (en) * 2000-11-09 2004-09-29 Daihatsu Diesel Mfg WASTE DISPOSAL EQUIPMENT
CN108823068A (zh) * 2018-08-14 2018-11-16 南京唯诺尔科技项目管理有限公司 一种生物技术密封发酵装置
KR20210128904A (ko) * 2020-04-16 2021-10-27 주식회사 동양이노텍 음식물 처리기

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