JP2000254052A - 掃除機用床ノズルの回転ロータ - Google Patents

掃除機用床ノズルの回転ロータ

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JP2000254052A
JP2000254052A JP11105685A JP10568599A JP2000254052A JP 2000254052 A JP2000254052 A JP 2000254052A JP 11105685 A JP11105685 A JP 11105685A JP 10568599 A JP10568599 A JP 10568599A JP 2000254052 A JP2000254052 A JP 2000254052A
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JP
Japan
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rotor
rotary
floor nozzle
blade
cleaner
Prior art date
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JP11105685A
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English (en)
Inventor
Shinji Ishiguro
伸次 石黒
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KOOWA KK
Kowa Co Ltd
Original Assignee
KOOWA KK
Kowa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃除機のアタッチメントとして使用される床
ノズルにおいて、回転ロータを収納する本体ケースをコ
ンパクトにして省スペース化をはかるとともに、回転ロ
ータの着脱及び水洗いを容易にする。 【解決手段】 底面に塵埃を吸引するための横長の開口
22を有する本体ケース21に、回転ロータ27を開口
22の近傍に備えた掃除機用床ノズルにおいて、回転ロ
ータ27を構成するロータ28は、長手方向の両端軸芯
部に軸受け32、内部に回転モーター35、歯車37、
39、ブラケット38を各々設け、回転モーター35
が、歯車37、39を介してロータ28を回転させると
ともに、ロータ28の外側に密着する様に、位置決めの
為の止め部53と着脱機構52を有する円筒形状のブレ
ード51が形成されている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機のアタッチ
メントとして使用される床ノズルに内蔵される回転ロー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より掃除機用床ノズルの回転ロータ
においては、様々な改良がなされ、例えば特開平8−1
31374号公報、特開平8−117160号公報の提
案がされている。いずれの公報においても、回転ロータ
の駆動源は、回転ロータ外部の本体ケースに内蔵されて
いる。
【0003】また、駆動源の伝達手段についても、回転
ロータ外部に形成されたベルト等を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成した掃除機用床ノズルの回転ロータによれ
ば、駆動源と伝達手段が、回転ロータ外部の本体ケース
に内蔵されているので、駆動源と伝達手段を収納するス
ペースが必要であり、本体ケースが大きくなってしまう
という欠点を有していた。
【0005】また、駆動源の伝達手段の為に、ベルト等
を回転ロータ端部に形成しているので、回転ロータ端部
の幅が大きくなり、床ノズルの側面から塵埃を吸引しに
くいという欠点を有していた。
【0006】さらにまた、駆動源と伝達手段が、回転ロ
ータ外部の本体ケースに内蔵されているので、本体ケー
スを水洗いすることができないという欠点を有してい
た。
【0007】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、回転ロータを収納する本体ケース
の省スペース化をはかり、床ノズル側面からの塵埃を吸
引しやすくするとともに、回転ロータを水洗いできるこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる掃除機用
床ノズルの回転ロータは、次のように構成したものであ
る。 (1)底面に塵埃を吸引するための横長の開口を有する
本体ケースに、回転ロータを前記開口の近傍に備えた掃
除機用床ノズルにおいて、前記回転ロータは、内設され
た駆動源、伝達機構及び着脱機構を有するブレードから
なり、前記駆動源が前記伝達機構を介して前記回転ロー
タを回転させるとともに、前記着脱機構を介して前記ブ
レードを着脱させたものである。
【0009】(2) 上記(1)の掃除機用床ノズルに
おいて、前記回転ロータの両端部に、防水機構を設けた
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1から図5に実施の形態1を示す。図1において、2
0は床ノズルであり、以下にその構成を説明する。21
は底面に横長の開口22を有する下ケース23とこの下
ケース23を覆う上ケース24より形成された本体ケー
スで、その中央には一端が開口22に連通し、他端は本
体ケース21の後端まで延在する中央通路25を有して
いる。
【0011】26は一端が中央通路25に位置し、他端
が電気掃除機本体(図示せず)に接続される吸気パイ
プ、17は回転ロータでロータ28と清掃体29、軸3
0A、30Bより構成され、軸30Aは開口22の長手
方向の一端に固定され、軸30Bは軸30Aと同軸で軸
受け33に回転自在に支持され、清掃体29の自由端3
4はその回転時に開口22より突出される。
【0012】図2において、40、41は回転止め部で
あり、方形を形成して、本体ケース21にたいしてはめ
込まれている。
【0013】軸30Aは、中空構造であり、回転モータ
ー35の電源用配線が引き込まれている。
【0014】回転ロータ17を構成するロータ28は筒
状を形成し、長手方向の両端軸芯部に軸受け32、ロー
タ28の内部に回転モーター35、歯車36、37、3
9、ブラケット38が各々設けられている。
【0015】回転モーター35は、一方が軸30Aと回
転モーター35の回転によらず固定され、他方は歯車3
6と同軸で一体的に形成された軸30Bが回転モーター
35の回転軸になっていて、歯車36と外接しかつ歯車
39と内接する歯車37を回転自在に支持するブラケッ
ト38が固定されている。
【0016】歯車39は、歯車37にたいして内接する
ようにロータ28の内面に一体的に形成されてあり、歯
車37の回転をロータ28に伝達している。
【0017】回転モーター35に通電されると、回転モ
ーター35の回転軸になっている軸30Bと同軸の歯車
36が回転し、歯車37、39を介してロータ28に伝
達される。
【0018】51はブレードであり、ロータ28の外側
に密着する様に、円筒形状を形成している。ブレード5
1の長手方向の一端には、位置決めの為の止め部53を
有し、他端には、ブレード51の着脱機構52が形成さ
れている。
【0019】図3及び図4にて、着脱機構52の説明を
する。着脱機構52は、爪部55と切欠部54からな
り、爪部55はロータ28の外周部に食い込む様に、少
なくとも2箇所以上形成されてあり、切欠部54は、爪
部55の両側に所定の長さが形成されている。
【0020】このため、ブレード51は、爪部55をブ
レード51の外周方向に曲げることにより、ロータ28
から取り外すことができる。
【0021】また、ブレード51をロータ28に装着す
るときには、爪部55をロータ28に押し付ける様にす
れば、爪部55は切欠部54を有しているため、板バネ
の様にブレード51の外周方向に曲げられることによ
り、ブレード51をロータ28に装着することができ
る。
【0022】このとき、止め部53がロータ28に密着
するまで装着すれば、爪部55はロータ28の外周部に
食い込む様に形成されてあるため、ブレード51はロー
タ28にたいして長手方向及び回転方向の位置決めがさ
れて装着できる。
【0023】このように構成された床ノズル20は、掃
除機本体(図示せず)の運転に伴い外気は開口22より
中央通路25を通過し、吸気パイプ26を介して掃除機
本体(図示せず)に吸引される。このとき、回転ロータ
17は、長手方向の両端軸芯部に軸受け32、ロータ2
8の内部に回転モーター35、歯車36、37、39、
ブラケット38が各々設けられている為、回転ロータ1
7の外部には、駆動源及び伝達手段は形成されない。
【0024】回転ロータ17は前記のように構成されて
いるため、駆動源としての回転モーター及び伝達機構と
してのベルト等を収納する本体ケースのスペースの省ス
ペース化をはかることができる。
【0025】さらに、駆動源の伝達手段の為に、ベルト
等を回転ロータ端部に形成する必要がない為、回転ロー
タ端部の幅を短くすることができ、床ノズルの側面から
塵埃を吸引しやすくすることができる。
【0026】また、ロータ28の外周部には、長手方向
の一端に位置決めの為の止め部53、他端に着脱機構5
2が形成されているブレード51を有している為、簡易
にかつ迅速にブレード51をロータ28から着脱するこ
とができる。
【0027】その為、ブレード51を容易に水洗いする
ことができる。
【0028】図1及び図3から図5に他の実施の形態1
を示す。図において、20は床ノズルであり、以下にそ
の構成を説明する。21は底面に横長の開口22を有す
る下ケース23とこの下ケース23を覆う上ケース24
より形成された本体ケースで、その中央には一端が開口
22に連通し、他端は本体ケース21の後端まで延在す
る中央通路25を有している。
【0029】26は一端が中央通路25に位置し、他端
が電気掃除機本体(図示せず)に接続される吸気パイ
プ、27は回転ロータでロータ28と清掃体29、軸3
0A、30Bより構成され、軸30A、30Bは同軸で
開口22の長手方向の両端に固定され、清掃体29の自
由端34はその回転時に開口22より突出される。
【0030】図5において、41は回転止め部であり、
方形を形成して、本体ケース21にたいしてはめ込まれ
ている。
【0031】軸30Aは、中空構造であり、回転モータ
ー35の電源用配線が引き込まれている。
【0032】回転ロータ27を構成するロータ28は筒
状を形成し、長手方向の両端軸芯部に軸受け32、ロー
タ28の内部に回転モーター35、歯車37、39、ブ
ラケット38が各々設けられている。
【0033】回転モーター35は、軸30A、30Bと
一体的に形成されたブラケット38に固定されていて、
回転モーター35の回転軸には、歯車37が一体的に形
成されている。
【0034】歯車39は、歯車37にたいして内接する
ようにロータ28の内面に一体的に形成されてあり、歯
車37の回転をロータ28に伝達している。
【0035】回転モーター35に通電されると、回転モ
ーター35の回転により歯車37が回転し、歯車39を
介してロータ28に伝達される。
【0036】51はブレードであり、ロータ28の外側
に密着する様に、円筒形状を形成している。ブレード5
1の長手方向の一端には、位置決めの為の止め部53を
有し、他端には、ブレード51の着脱機構52が形成さ
れている。
【0037】図3及び図4にて、着脱機構52の説明を
する。着脱機構52は、爪部55と切欠部54からな
り、爪部55はロータ28の外周部に食い込む様に、少
なくとも2箇所以上形成されてあり、切欠部54は、爪
部55の両側に所定の長さが形成されている。
【0038】このため、ブレード51は、爪部55をブ
レード51の外周方向に曲げることにより、ロータ28
から取り外すことができる。
【0039】また、ブレード51をロータ28に装着す
るときには、爪部55をロータ28に押し付ける様にす
れば、爪部55は切欠部54を有しているため、板バネ
の様にブレード51の外周方向に曲げられることによ
り、ブレード51をロータ28に装着することができ
る。
【0040】このとき、止め部53がロータ28に密着
するまで装着すれば、爪部55はロータ28の外周部に
食い込む様に形成されてあるため、ブレード51はロー
タ28にたいして長手方向及び回転方向の位置決めがさ
れて装着できる。
【0041】このように構成された床ノズル20は、掃
除機本体(図示せず)の運転に伴い外気は開口22より
中央通路25を通過し、吸気パイプ26を介して掃除機
本体(図示せず)に吸引される。このとき、回転ロータ
27は、長手方向の両端軸芯部に軸受け32、ロータ2
8の内部に回転モーター35、歯車37、39、ブラケ
ット38が各々設けられている為、回転ロータ27の外
部には、駆動源及び伝達手段は形成されない。
【0042】回転ロータ27は前記のように構成されて
いるため、駆動源としての回転モーター及び伝達機構と
してのベルト等を収納する本体ケースのスペースの省ス
ペース化をはかることができる。
【0043】さらに、駆動源の伝達手段の為に、ベルト
等を回転ロータ端部に形成する必要がない為、回転ロー
タ端部の幅を短くすることができ、床ノズルの側面から
塵埃を吸引しやすくすることができる。
【0044】また、ロータ28の外周部には、長手方向
の一端に位置決めの為の止め部53、他端に着脱機構5
2が形成されているブレード51を有している為、簡易
にかつ迅速にブレード51をロータ28から着脱するこ
とができる。
【0045】その為、ブレード51を容易に水洗いする
ことができる。
【0046】実施の形態2 図6、図7に実施の形態2を示す。図において、60は
防水機構であり、ロータ28の両端部にたいして、軸3
0A、30Bの外周に密着する様にシール61が一体的
に形成されている。
【0047】このように構成された床ノズル20は、回
転ロータ37、47が前記のように構成されているた
め、ブレード51をロータ28から着脱しなくても、容
易に水洗いすることができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の掃除機用床ノズルは次に示すような効果を得ることが
できる。なお、説明にあたっては、請求項の番号と同じ
番号を付して記述する。 (1) 回転ロータを構成するロータは、内設された駆
動源及び伝達機構を有し、駆動源の回転が、伝達機構を
介してロータを回転させる構成にしたので、回転モータ
ー及びベルト等を収納する本体ケースの省スペース化を
はかることができる。また、駆動源の伝達手段の為に、
ベルト等を回転ロータ端部に形成する必要がない為、回
転ロータ端部の幅を短くすることができ、床ノズルの側
面から塵埃を吸引しやすくすることができる。さらにま
た、ロータの外周部に着脱機構を形成するブレードを有
している為、簡易にかつ迅速にブレードをロータから着
脱することができ、ブレードを容易に水洗いすることが
できる。
【0047】(2) ロータの両端部に、防水機構が形
成されているため、ブレードをロータから着脱しなくて
も、容易に水洗いすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の横断面図である。
【図2】 図1の実施の形態1の回転ロータの縦断面図
である。
【図3】 図1の実施の形態1及び2の着脱機構の説明
図である。
【図4】 図1の実施の形態1及び2の着脱機構の説明
図である。
【図5】 図1の他の実施の形態1の回転ロータの縦断
面図である。
【図6】 図1の実施の形態2の回転ロータの縦断面図
である。
【図7】 図1の実施の形態2の回転ロータの縦断面図
である。
【符号の説明】
17、27、37、47 回転ロータ 28 ロータ 29 清掃体 30A、30B 軸 35 回転モータ
ー 36、37、39 歯車 38 ブラケット 40、41 回転止め部 51 ブレード 52 着脱
機構 53 止め部 54 切欠部 55 爪部 60 防水
機構 61 シール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に塵埃を吸引するための横長の開口
    を有する本体ケースに、回転ロータを前記開口の近傍に
    備えた掃除機用床ノズルにおいて、前記回転ロータは、
    内設された駆動源、伝達機構及び着脱機構を有するブレ
    ードからなり、前記駆動源が前記伝達機構を介して前記
    回転ロータを回転させるとともに、前記着脱機構を介し
    て前記ブレードを着脱できることを特徴とする掃除機用
    床ノズルの回転ロータ。
  2. 【請求項2】 前記回転ロータの両端部に、防水機構を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の掃除機用床ノズ
    ルの回転ロータ。
JP11105685A 1999-03-08 1999-03-08 掃除機用床ノズルの回転ロータ Pending JP2000254052A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238815A (ja) * 2001-02-15 2002-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機
GB2406044A (en) * 2000-10-03 2005-03-23 Matsushita Electric Corp Bagless vacuum cleaner having rotary agitator with integral motor
JP2009153874A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Toshiba Corp 吸込口体および電気掃除機
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