JP2000253687A - サーボ装置 - Google Patents

サーボ装置

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JP2000253687A
JP2000253687A JP11047779A JP4777999A JP2000253687A JP 2000253687 A JP2000253687 A JP 2000253687A JP 11047779 A JP11047779 A JP 11047779A JP 4777999 A JP4777999 A JP 4777999A JP 2000253687 A JP2000253687 A JP 2000253687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミックブレーキ回路3の故障検出を可
能にする。サーボモータ2とサーボアンプ1と間の主回
路電線5の誤結線の状態を容易に認知できるようにす
る。誤結線しても配線変更をせずに正常に運転できるよ
うにする。 【課題を解決する手段】 電流検出回路30の検出出
力、および、速度検出手段の検出出力にもとづき、ダイ
ナミックブレーキ回路3の故障を検出する故障検出手段
32を備える。サーボモータ2が回転している状態でサ
ーボアンプ1の出力がオフの状態のときに、サーボアン
プ1の出力線に流れる電流を電流検出手段が検出し、こ
の検出結果にもとづき誤結線を判定する。誤結線してい
てもサーボアンプ1がこれに合わせて3相交流を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミックブレーキ
回路を有するサーボ装置において、ダイナミックブレー
キの故障やモータの誤接続を容易に認知でき、安全性お
よび作業性のよいサーボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のサーボ装置のブロック
図である。図において、1は駆動手段、例えば、サーボ
アンプである。2はモータ、例えば、サーボモータであ
る。3は電流制限手段、例えば、ダイナミックブレーキ
抵抗である。このダイナミックブレーキ抵抗は3つの抵
抗器から構成されている。5はサーボアンプ1とサーボ
モータ2とを接続する主回路電線、6はサーボモータ2
のシャフトに直結されたエンコーダである。7は直流電
力をサーボモータを駆動する3相の交流電源に変換する
ためのトランジスタブリッジ、例えば、主回路トランジ
スタである。この主回路トランジスタ7は、各相の、上
下アームに1つずつ設けられている合計6個のトランジ
スタと、それぞれのトランジスタに逆接続されたダイオ
ード(図示せず)から構成されている。ダイナミックブレ
ーキ回路は、ダイナミックブレーキ抵抗3およびリレー
8からが構成される。このダイナミックブレーキ回路
は、B接点(バック接点)を持つリレー8により、サー
ボアンプ1の各相の出力線間が、ダイナミックブレーキ
抵抗3を介してスター形に短絡されるように構成されて
いる。ダイナミックブレーキ回路は、ダイナミックブレ
ーキ抵抗3を用いずに、直接B接点を持つリレー8によ
り、サーボアンプ1の各相の出力線間を短絡するように
構成してもよい。
【00003】次に、ダイナミックブレーキ回路の動作
について説明する。回転子に永久磁石が設けられ、固定
子に巻線が施されているサーボモータ2においては、外
部から固定子巻線に電力を供給しなくても、回転子が回
転していれば、回転子の永久磁石の磁束が固定子巻線と
鎖交し回生電力が発生するので、サーボモータの端子に
電圧が発生する。サーボモータ2の各相線を短絡した状
態で、サーボモータ2を回転させようとすると、この回
生電力にもとづく電流が流れ、サーボモータ2を停止さ
せる方向にトルクが発生する。このトルクによりサーボ
モータ2の回転を急停止させるのがダイナミックブレー
キの原理である。主回路トランジスタ7が正常に動作し
ている場合は、サーボ制御によりモータに停止トルクを
与えることができるが、故障や停電などにより、主回路
トランジスタ7が正常に動作しない場合には、停止せず
に惰走し危険である。サーボモータ2の各相線を短絡す
るリレーの接点としてリレーのB接点が使用されている
理由は、サーボモータ2が回転中に電源が切れ、リレー
の制御ができなくなった場合もダイナミックブレーキが
かかるようにするためである。このサーボ装置において
は、主回路トランジスタ7が動作し、サーボモータ2を
駆動制御している間は、ダイナミックブレーキ回路のリ
レー8を励磁してB接点を開の状態にしておき、主回路
トランジスタ7の全てのトランジスタがオフになると、
リレー8の励磁が解除され、リレー8のB接点が閉じ、
ダイナミックブレーキがかかるように構成されている。
【0004】回転子に永久磁石が用いられているサーボ
モータ2において、効率よくトルクを発生させるために
は、回転子の永久磁石による磁束と、サーボモータ2の
U相、V相、W相の巻線に流れる電流のベクトル和と、
を直交させなければならない。従って、サーボモータ2
とサーボモータを駆動するサーボアンプ1との間を結ぶ
主回路電線5は、サーボモータ側の各相と、サーボアン
プ側の各相とを対応させるように、すなわち、図15に
示すように、結線しなければならない。誤結線すると、
エンコーダ6により検出されたサーボモータ2の磁極位
置にもとづきサーボアンプ1により作り出されるU相、
V相、W相の電流が、サーボモータ2の対応する相の巻
線に流れず、正常運転できないばかりか、場合によれ
ば、暴走して危険な状態になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーボ装置にお
いては、ダイナミックブレーキ回路に故障があっても検
出することができなかったので、ブレーキ動作が異常の
まま使用したため事故を起すなどの問題点があった。ま
た、サーボモータ2のU相、V相、W相のそれぞれの巻
線は、電気的には同じであり、例えば、サーボモータ2
が暴走しても、従来においては、その原因が誤結線のた
めであるか否かの判定が容易でなく、また、誤結線であ
れば、どのような誤結線であるか特定するのが容易でな
かった。また、誤結線の修正作業に手間を要していた。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであり、ダイナミックブレーキ回路
の故障を容易に認知できるようにしたものである。ま
た、サーボモータ2と、サーボモータを駆動するサーボ
アンプ1と、の間の主回路電線5の誤結線を容易に把握
できるようにすることを目的とする。また、誤結線をし
たままの状態でも正常に運転できるようにすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるサーボ装置
は、直流電力を3相の交流電力に変換する電力変換手段
と、電力変換手段の出力線に流れる電流を相別に検出す
る電流検出手段と、出力線に流れる電流により駆動され
るモータと、モータの回転速度を検出する速度検出手段
と、モータが駆動外状態にあるときにバック接点により
出力線のそれぞれを直接または電流制限手段を介して短
絡するリレーと、モータが回転している状態でモータが
駆動外状態にあるときにおける電流検出手段の検出出力
と速度検出手段の検出出力とにより、リレーまたは電流
制限手段の故障を検出する故障検出手段と、を備えるよ
うにしたものである。
【0008】また、直流電力を3相の交流電力に変換す
る電力変換手段と、電力変換手段の出力線に流れる電流
を相別に検出する電流検出手段と、出力線に流れる電流
により駆動されるモータと、モータが駆動外状態にある
ときにバック接点により出力線のそれぞれを直接または
電流制限手段を介して短絡するリレーと、モータが回転
している状態でモータが駆動外状態にあるときの電流検
出手段の検出出力にもとづきモータの接続状態を検出す
る接続状態検出手段と、を備えるようにしたものであ
る。
【0009】また、接続状態検出手段は、モータが回転
している状態でモータが駆動外状態にあるときに、各相
間での電流検出手段の検出出力が零になる状態の発生順
序にもとづき、モータの接続状態を検出するようにした
ものである。
【0010】また、接続状態検出手段は、モータが回転
している状態でモータが駆動外状態にあるときに、電流
検出手段により検出された電流をd−q変換して得られ
たd軸電流が零であるか否かによりモータの接続が正常
であるか否かを判定するようにしたものである。
【0011】また、接続状態検出手段は、モータが回転
している状態でモータが駆動外状態にあるときに、電流
検出手段により検出された電流をd−q変換して求めた
d軸電流およびq軸電流と5つの誤接続に対応して期待
されるq軸電流およびd軸電流の変化とにもとづき、電
力変換手段の出力線のそれぞれにモータのいずれの相の
線が接続されているかを判定するようにしたものであ
る。
【0012】また、接続状態検出手段の判定結果にもと
づき出力線のそれぞれにモータの相と同じ相を出力させ
る出力相切換手段を有するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.図1は、こ
の発明の実施の形態1によるサーボ装置のブロック図で
ある。図において、4はサーボモータ2に流れる電流を
各相別に検出するための電流検出用抵抗である。この電
流検出用抵抗4は3つの抵抗器から構成されている。3
0は電流検出用抵抗4の各抵抗器の両端子間の電圧降下
にもとづきサーボアンプ1の各出力線に流れる電流を求
める電流検出回路である。電流検出用抵抗4および電流
検出回路30から電流検出手段が構成される。31はエ
ンコーダ6からの信号にもとづきモータの現在速度を算
出する速度演算手段である。エンコーダ6と速度演算手
段31とからサーボモータ2の回転速度を検出する速度
検出手段が構成される。32は電流検出手段の検出出力
および速度検出手段の検出出力にもとづき、ダイナミッ
クブレーキ抵抗3およびリレー8から構成されるダイナ
ミックブレーキ回路の故障を検出する故障検出手段であ
る。
【0014】次に、このサーボ装置の動作について説明
する。図2は、ダイナミックブレーキ回路が正常に動作
している場合における各相の電流(電流検出回路30に
より検出される)と、速度検出回路31により検出され
るサーボモータの速度と、主回路トランジスタ7の動作
解除のタイミングと、を示す図である。図において、主
回路トランジスタ7によりサーボモータ2が回転中に、
時刻t0で、故障や電源の遮断が発生し、主回路トラン
ジスタ7の全てのトランジスタがオフになり、リレー8
の励磁が解かれ、B接点が閉じる。これにより、ダイナ
ミックブレーキがかかりモータは急停止する。このと
き、図に示すように、初めは、サーボモータ2が高速に
回転しているので、サーボモータ2の各相線に高い電圧
が発生し大きな電流が流れるが、サーボモータの回転速
度が低下すれば、発生する電圧も低下し電流も小さくな
る。
【0015】例えば、U相のダイナミックブレーキ抵抗
3のいずれかの抵抗が断線した場合には、図2におい
て、U相電流が流れなくなることから、この断線を検出
することができる。ダイナミックブレーキ抵抗3には3
個の抵抗器が存在するので、同時に、2個または3個の
抵抗器が断線するのは稀れである。1個故障した場合に
は、他の相だけで停止しても減速トルクは減少するもの
の、ダイナミックブレーキ回路がない場合に比べれば早
く停止できる。従って、抵抗器が1個故障した場合に、
外部にアラームを出して、故障があることを知らせるよ
うにすれば、抵抗器が2個故障し、ダイナミックブレー
キ機能が全く働かなくなり、事故を起こすという事態を
未然に防止することができる。なお、図1においては、
電流検出用抵抗器4は3相のそれぞれにに設けるように
しているが、(U相電流+V相電流+W相電流=0)の
関係を使用すれば、電流検出用抵抗器を3相の内のいず
れか2相にだけ設けるようにしても同様の効果が得られ
る。
【0016】発明の実施の形態2.図3はこの発明の実
施の形態2によるサーボ装置において、サーボアンプと
サーボモータとの間が正しく結線された状態を示すブロ
ック図である。図において、40は接続状態検出手段で
ある。電流検出手段30は図示を省略している。上述の
ように、サーボモータ2に効率よくトルクを発生させる
ためには、サーボモータ2の回転子の永久磁石による磁
束と、サーボモータ2のU相、V相、W相の巻線に流れ
る電流のベクトル和と、が直交するようにしなければな
らない。このため、サーボアンプ1は、エンコーダ6に
より検出されたサーボモータ2の回転位置(回転子の磁
極位置)をもとに、主回路トランジスタ7のそれぞれの
トランジスタをスイッチングさせて、サーボアンプ1側
のU相、V相、W相の出力線に順に120°ずつ位相の
ずれた正弦波状の電流が流れるように構成されている。
そして、サーボアンプ1側の各相線に流れる電流の大き
さは電流検出用抵抗4の各抵抗器の両端に発生する電圧
にもとづき検出され、検出された電流値により電流フィ
ードバックがかけられている。
【0017】図4は、図3のように正常に結線されてい
る場合に、サーボアンプ1によりサーボモータを短時間
駆動した後、直ちにサーボアンプ1の出力をオフするな
どにより、モータが回転している状態でサーボアンプ1
の出力がオフの状態のときに、サーボモータ2が停止す
るまでの間において、電流検出手段により検出される各
相の電流を示す図である。図4に示されるように、この
場合における電流検出手段30により検出される各相の
電流は、U相、V相、W相、の順で120°ずつ位相が
ずれ、次第に減衰する正弦波状の電流になっており、負
から正に変わる零クロス点は、U相、V相、W相、の順
番で発生する。
【0018】図6は、図3に示すサーボ装置において、
U相とV相とが誤って入れ替わって結線された場合を示
す図である。このように誤結線されたサーボ装置に電源
を投入すると、サーボモータ2のU相、V相、W相の各
巻線に流れる電流のベクトル和が、サーボモータ2の回
転子の磁束と直交しないために、サーボモータ2は、所
望の動きとは違った動きをする。この動きは、エンコー
ダ6により検出されるので、これを補正するために、サ
ーボアンプ1は、さらに、現在のエンコーダ6からの位
置情報(磁極の位置情報)をもとに、3相の電流を作り
出すが、この電流は当然、適切ではないために、サーボ
モータ2は一層、異常な動きをしてしまう。その結果、
サーボモータ2が暴走したり、サーボモータ2に過電流
が流れたりするが、暴走の場合はエンコーダ6により、
過電流が流れた場合は電流検出用抵抗器4の両端の電圧
により、異常が検出され直ちにアラーム状態になる。ア
ラーム状態においては、主回路トランジスタ7のトラン
ジスタは全てオフになり、リレー8のB接点が閉じる。
リレー8のB接点が閉じると、ダイナミックブレーキ抵
抗3の各抵抗器がスター状にサーボアンプ1側のU相、
V相、W相の各相線に接続されるので、サーボモータ2
からの回生電流はダイナミックブレーキ抵抗3により消
費されるとともに、サーボモータ2は電気的に制動され
回転を停止する。
【0019】図6のように誤結線されている場合におい
ては、この制動動作中におけるサーボモータ2からのU
相電流は、電流検出用抵抗4のV相の抵抗器の両端の電
圧にもとづき検出され、サーボモータ2からのV相電流
は、電流検出用抵抗4のU相の抵抗器の両端の電圧にも
とづき検出されることになるので、サーボモータ2が正
常方向に回転しているならば、電流が負から正に変わる
零クロス点は、サーボアンプ1側において、V相、U
相、W相、の順番で発生する。
【0020】以上のことから、結線が正常であれば、サ
ーボモータ2は正常方向に回転しており、制動動作中に
おいて、負から正に変わる零クロス点は、サーボアンプ
1側において、U相、V相、W相、の順番で発生する。
一方、サーボモータ2が正常方向に回転しており、負か
ら正に変わる零クロス点が、サーボアンプ1側におい
て、V相、U相、W相、の順番で発生したり、サーボモ
ータ2が正常方向とは逆方向に回転している場合は、誤
結線されていると判定できる。この場合には、誤結線し
ていることを示すアラーム(ランプやブザー等によるア
ラームでもよい)を発生し、使用者に警告する。なお、
サーボアンプ1によるサーボモータ2の制御ができない
状態になった場合においても、サーボモータ2の実際の
回転方向はエンコーダ6を介して検出することができる
ように構成されている。
【0021】次に、この発明の実施の形態2によるサー
ボ装置の誤結線を警告する動作を、図5のフロー図によ
り説明する。図5において、ステップS501において
は、主回路トランジスタ7のトランジスタが全てオフ
し、ダイナミックブレーキがかかり、モータは制動状態
になる。ステップS502においては、サーボアンプ1
側のU相、V相、および、W相電流の零クロス点の順番
を把握する。ステップS503においては、零クロス点
の順番と、サーボモータ2の回転方向と、にもとづき誤
結線の有無を判定する。ステップS504においては、
誤結線があれば警告を出す。このフローにおいて、ステ
ップS502〜ステップS504の処理は、接続状態検
出手段により処理される。この接続状態検出手段はサー
ボアンプ1内部のCPU(図示せず)と所定のプログラ
ムが格納されているメモリ(図示せず)とにより具現さ
れている。この接続状態検出手段は、サーボアンプ1の
内部の制御周期毎に、電流検出用抵抗4および電流検出
回路30を介して各相の電流の瞬時値を認知できるの
で、演算処理により零クロス点を検出することができ
る。サーボモータ2の駆動制御のためにサーボアンプ1
内に予め設けられているCPUおよびメモリを利用して
構成すれば、僅かのコストアップで、この接続状態検出
手段を構成することができる。
【0022】発明の実施の形態3.上述の方法では、図
7のように、サーボアンプ1からのU相、V相、W相の
各相と、サーボモータ2のU相、V相、W相の各相と
が、ずれて結線されている誤結線は検出することができ
ないので、どのように誤結線されているかについては把
握することができない。この発明の実施の形態3による
サーボ装置においては、サーボアンプ1によりモータを
短時間駆動した後、直ちにサーボアンプ1の出力をオフ
するなどにより、サーボモータが回転している状態で、
サーボアンプ1の出力がオフの状態のとき、すなわち、
制動動作中において、リレー8のB接点を介して流れる
モータの各相の電流を測定し、この測定結果にもとづ
き、サーボアンプ1側のU相、V相、W相の各相に、サ
ーボモータ2のU相、V相、W相のどの相が実際に接続
されているかを把握可能にしている。
【0023】下記の式1は、3相交流座標系を、直交回
転座標系であるd−q座標系に変換するd−q変換式で
ある。この式1により、3相交流におけるU相、V相、
W相のそれぞれの電流値Iu、Iv、Iwから、対応す
るd軸電流値Idおよびq軸電流値Iqを算出すること
ができる。θはサーボモータの回転角度である。
【数1】 今、Iu、Iv、Iwを電流検出用抵抗4のU相、V
相、W相の各抵抗器に流れる電流値とすると、図3のよ
うに正常結線されている場合は、 Iu=sinθ Iv=sin{θ−(2/3)π} Iw=sin{θ−(4/3)π} となる筈なので、式1にこれを代入すると、 Id=0 Iq=−√(3/2) が得られることから、この場合は、図8に示すように、
d軸電流は常に0となり、q軸電流は一定値となる筈で
ある。
【0024】主回路電線5のU相、V相、W相の結線の
組み合せは6種類あるので、誤結線の種類としては5種
類あることになる。まず、図6に示されるU相とV相の
誤結線時においては、 Iu=sin{θ−(2/3)π} Iv=sinθ Iw=sin{θ−(4/3π)} となる筈なので、これを式1に代入すると、次式が得ら
れる。 Id={(√6)/4}・{−sin2θ−(√3)c
os2θ} Iq={(√6)/4}・{(√3)sin2θ−co
s2θ} 上式に、Iw=0となる角度、すなわち、θ=(1/
3)πを代入すると、 Id=0 Iq=√(3/2) が得られる。このことから、この場合は、図9に示すよ
うに、d軸電流は正弦波状に変動し、W相電流が0の時
には、d軸電流が0となる筈である。このように、U相
とV相が誤結線しているということは、W相だけが正常
に結線されているということであり、そのW相電流が0
になる角度の時には、U相からV相に流れるべき電流
が、V相からU相に流れるようになるので、各相の電流
のベクトル和は大きさは同じで本来の向きと逆向きにな
る。すなわち、q軸電流が逆符号となり、d軸電流は0
となる。
【0025】同様に、U相とW相の誤結線の場合は、図
10に示すように変化し、V相とW相の誤結線の場合
は、図11に示すように変化する筈である。すなわち、
U相、V相、W相の主回路電線5内の一組を誤結線した
場合には、d軸電流、q軸電流共に正弦波状に変動す
る。
【0026】図7に示すように、サーボアンプ1側のU
相、V相、W相の出力線に、それぞれ順に、サーボモー
タ2のW相、U相、V相の線が接続されている場合は、 Iu=sin{θ−(4/3)π} Iv=sinθ Iw=sin{θ−(2/3)π} となる筈なので、これを式1に代入すると、次式が得ら
れる。 Id=3・{(√2)/4} Iq=(√6)/4 上式から、この場合は、図12に示すように、d軸電流
とq軸電流とは0ではなく、同符号の一定値になる筈で
ある。
【0027】サーボアンプ1側のU相、V相、W相の線
に、それぞれ順に、サーボモータ2のV相、W相、U相
の線を接続した場合には、 Iu=sin{θ−(2/3)π} Iv=sin{θ−(4/3)π} Iw=sinθ となる筈であるから、これを式1に代入すると、次式が
得られる。 Id=−3・(√2)/4 Iq=(√6)/4 上式から、この場合は、図13に示すように、d軸電流
とq軸電流とは、異符号の0ではない一定値になる筈で
ある。
【0028】接続状態検出手段は、サーボアンプ1の内
部の制御周期毎に、電流検出用抵抗器4および電流検出
回路30を介して、各相の電流の瞬時値Iu、Iv、I
wを認知することができるので、式1により、その時の
Id、および、Iqを算出することができる。そして、
算出されたId、および、Iqをもとに、図14に示す
フロー図により、上述の6つの結線のいずれの結線にな
っているかを判定することができる。
【0029】図14において、ステップS1401にお
いては、主回路トランジスタ7の全てのトランジスタが
オフし、ダイナミックブレーキがかかる。ステップS1
402においては、サーボアンプ1側におけるU相、V
相、および、W相電流の零クロス点の順番を把握する。
ステップS1403においては、このU相、V相、およ
び、W相電流をd−q変換して、得られたd軸電流が0
であるか否かを判定する。0でなければ、ステップS1
408に進み、0であればステップS1404に進む。
ステップS1404においては、d軸電流が常に0であ
るか否かを判定し、0であれば、結線は正常であるもの
と判定する。ステップS1405においては、d軸電流
が0のとき、U相電流が0であるか否かを判定し、0で
あれば、 V相とW相が誤結線であるものとしてステッ
プS1409に進み、0でなければ、ステップS140
6に進む。ステップS1406では、d軸電流が0のと
き、V相電流が0であるか否かを判定し、0であれば、
U相とW相が誤結線であるものとしてステップS14
09に進み、0でなければ、ステップS1407に進
む。ステップS1407においては、d軸電流が0のと
き、 W相電流が0であるか否かを判定し、0であるこ
とを確認して、 U相とV相が誤結線であるものとして
ステップS1409に進む。ステップS1403からス
テップS1408に進んだ場合は、ステップS1208
において、d軸の電流値とq軸の電流値との符号が同じ
であるか否かを判定する。符号が同じでなければ、サー
ボアンプ1側のU相、V相、W相の出力線に、サーボモ
ータ2のV相、W相、U相の線が接続されているという
誤結線状態であるものとして、ステップS1409に進
み、符号が同じであれば、サーボアンプのU相、V相、
W相に、サーボモータのW相、U相、V相、が結線され
ているという誤結線状態であるものとして、ステップS
1409に進む。ステップS1409においては、サー
ボアンプ1は、その出力線に接続されているサーボモー
タ2の相に合わせて、出力線に3相の交流の各相を出力
する。
【0030】従って、主回路電線の5種類の誤結線のど
の場合においても、サーボアンプ1側のU相、V相、W
相の出力線に、サーボモータ2のU相、V相、W相のど
の相の線が接続されているかを、サーボアンプ1側で認
知することができる。
【0031】さらに、この認知結果にもとづき、出力相
切換手段がソフトウエア的に切換えることにより、サー
ボアンプ1の出力線のそれぞれにモータの相と同じ相を
出力させることができる。このように構成することによ
り、サーボアンプ1の出力線とサーボモータ2との間の
主回路電線が誤結線されている場合においても、電線の
配線をし直さずに、ハードウエア的にはそのままの状態
で、正常に運転することができる。この出力相切換手段
は、メモリ内の所定のプログラムが格納されているエリ
アと、このプログラムを実行するサーボアンプ1内部の
CPUとにより具現されている。
【0032】サーボモータの駆動制御のために、もとも
とのサーボ装置にd−q変換手段が設けられている場合
には、このd−q変換手段を用いることにより、d−q
変換処理を伴う接続状態の検出機構を、僅かのコストを
アップで構成することができる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、電力変換手段が
直流電力を3相の交流電力に変換し、電流検出手段が電
力変換手段の出力線に流れる電流を相別に検出し、出力
線に流れる電流によりモータが駆動され、速度検出手段
がモータの回転速度を検出し、モータが駆動外状態にあ
るときにリレーのバック接点により出力線のそれぞれが
直接または電流制限手段を介して短絡され、モータが回
転している状態でモータが駆動外状態にあるときにおけ
る電流検出手段の検出出力と速度検出手段の検出出力と
により、故障検出手段がリレーまたは電流制限手段の故
障を検出するようにしたので、安全性を向上できる効果
がある。
【0034】また、電力変換手段が直流電力を3相の交
流電力に変換し、電流検出手段が電力変換手段の出力線
に流れる電流を相別に検出し、出力線に流れる電流によ
りモータが駆動され、モータが駆動外状態にあるときに
リレーのバック接点により出力線のそれぞれが直接また
は電流制限手段を介して短絡され、モータが回転してい
る状態でモータが駆動外状態にあるときの電流検出手段
の検出出力にもとづき接続状態検出手段がモータの接続
状態を検出するようにしたので、モータの誤接続の状態
を容易に認知でき、作業性を向上できる効果がある。
【0035】また、モータが回転している状態でモータ
が駆動外状態にあるときに、各相間での電流検出手段の
検出出力が零になる状態の発生順序にもとづき、接続状
態検出手段がモータの接続状態を検出するようにしたの
で、僅かなコストの増加で、モータの誤接続の状態を容
易に認知でき作業性を向上できる効果がある。
【0036】また、モータが回転している状態でモータ
が駆動外状態にあるときに、接続状態検出手段が、電流
検出手段により検出された電流をd−q変換して得られ
たd軸電流が零であるか否かによりモータの接続が正常
であるか否かを判定するようにしたので、モータの駆動
制御にd−q変換手段が用いられている場合には、この
d−q変換手段を利用することにより、さらに、僅かな
コストの増加で、モータの誤接続の有無を容易に認知で
き作業性を向上できる効果がある。
【0037】また、モータが回転している状態でモータ
が駆動外状態にあるときに、接続状態検出手段が、電流
検出手段により検出された電流をd−q変換して求めた
d軸電流およびq軸電流と5つの誤接続に対応して期待
されるq軸電流およびd軸電流の変化とにもとづき、電
力変換手段の出力線のそれぞれにモータのいずれの相の
線が接続されているかを判定するようにしたので、モー
タの接続状態を全ての場合について容易に認知でき、作
業性を向上できる効果がある。
【0038】また、接続状態検出手段の判定結果にもと
づき出力線のそれぞれにモータの相と同じ相を出力させ
る出力相切換手段を有するようにしたので、モータが誤
接続されていても配線し直さずに正常に運転でき、作業
性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるサーボ装置の
ブロック図である。
【図2】 図1に示すサーボ装置の動作を示すタイミン
グ図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるサーボ装置に
おいて、主回路電線が正しく結線されている状態を示す
ブロック図である。
【図4】 図1に示すサーボ装置において、非常停止が
かけられた後の各相の電流および零クロス点を示す図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態1によるサーボ装置の
動作を示すフロー図である。
【図6】 図1のサーボ装置の主回路電線の結線におい
て、U相とV相が誤結線されている状態を示すブロック
図である。
【図7】 図1のサーボ装置の主回路電線の結線におい
て、サーボアンプのU相、V相、W相が、それぞれ、サ
ーボモータのV相、W相、U相の順に結線されていると
いう誤結線状態を示す図である。
【図8】 図1に示すように、正しく結線されているサ
ーボ装置において、各相の電流と、これをもとにd−q
変換して得られたd軸電流およびq軸電流と、を示す図
である。
【図9】 図4に示すように、U相とV相が誤結線され
ている場合において、各相の電流と、これをもとにd−
q変換して得られたd軸電流およびq軸電流と、を示す
図である。
【図10】 図1のサーボ装置の主回路電線の結線にお
いて、U相とW相の主回路電線が誤結線されている場合
に、各相の電流と、これをもとにd−q変換して得られ
たd軸電流およびq軸電流と、を示す図である。
【図11】 図1のサーボ装置の主回路電線の結線にお
いて、V相とW相の主回路電線が誤結線されている場合
に、各相の電流と、これをもとにd−q変換して得られ
たd軸電流およびq軸電流と、を示す図である。
【図12】 図5に示す誤結線状態のサーボ装置におい
て、各相の電流と、これをもとにd−q変換して得られ
たd軸電流およびq軸電流と、を示す図である。
【図13】 図1のサーボ装置の主回路電線の結線にお
いて、サーボアンプのU相、V相、W相が、それぞれ、
サーボモータのW相、U相、V相の順に結線されている
という誤結線状態での、各相の電流と、これをもとにd
−q変換して得られたd軸電流およびq軸電流と、を示
す図である。
【図14】 この発明の実施の形態2によるサーボ装置
の動作を示すフロ−図である。
【図15】 従来のサーボ装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 サーボアンプ 2 サーボモータ 3 ダイナミックブレーキ回路 4 電流検出用抵抗器 5 主回路電線 6 エンコーダ 7 主回路トランジスタの駆動回路 30 電流検出回路 31 速度演算手段 32 故障検出手段 40 接続状態検出手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5H303 AA01 AA04 AA10 CC10 DD01 JJ01 JJ09 LL02 MM05 5H530 AA07 BB32 CC23 CC24 CC30 CD24 CD33 CE15 CF01 EE01 5H576 AA17 BB06 BB07 CC01 DD02 DD07 EE01 EE09 EE11 GG04 HA02 HB02 JJ03 JJ11 JJ17 LL07 LL22 LL41 LL55 LL60 MM01 MM02 MM08 MM10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電力を3相の交流電力に変換する電
    力変換手段と、上記電力変換手段の出力線に流れる電流
    を相別に検出する電流検出手段と、上記出力線に流れる
    電流により駆動されるモータと、上記モータの回転速度
    を検出する速度検出手段と、上記モータが駆動外状態に
    あるときにバック接点により上記出力線のそれぞれを直
    接または電流制限手段を介して短絡するリレーと、上記
    モータが回転している状態で上記モータが駆動外状態に
    あるときにおける上記電流検出手段の検出出力と上記速
    度検出手段の検出出力とにより、上記リレーまたは上記
    電流制限手段の故障を検出する故障検出手段と、を備え
    たサーボ装置。
  2. 【請求項2】 直流電力を3相の交流電力に変換する電
    力変換手段と、上記電力変換手段の出力線に流れる電流
    を相別に検出する電流検出手段と、上記出力線に流れる
    電流により駆動されるモータと、上記モータが駆動外状
    態にあるときにバック接点により上記出力線のそれぞれ
    を直接または電流制限手段を介して短絡するリレーと、
    上記モータが回転している状態で上記モータが駆動外状
    態にあるときの上記電流検出手段の検出出力にもとづき
    上記モータの接続状態を検出する接続状態検出手段と、
    を備えたサーボ装置。
  3. 【請求項3】 接続状態検出手段は、上記モータが回転
    している状態で上記モータが駆動外状態にあるときに、
    各相間での上記電流検出手段の検出出力が零になる状態
    の発生順序にもとづき、上記モータの接続状態を検出す
    ることを特徴とする請求項2記載のサーボ装置。
  4. 【請求項4】 接続状態検出手段は、上記モータが回転
    している状態で上記モータが駆動外状態にあるときに、
    上記電流検出手段により検出された電流をd−q変換し
    て得られたd軸電流が零であるか否かにより上記モータ
    の接続が正常であるか否かを判定することを特徴とする
    請求項2記載のサーボ装置。
  5. 【請求項5】 接続状態検出手段は、上記モータが回転
    している状態で上記モータが駆動外状態にあるときに、
    上記電流検出手段により検出された電流をd−q変換し
    て求めたd軸電流およびq軸電流と5つの誤接続に対応
    して期待される上記q軸電流およびd軸電流の変化とに
    もとづき、上記電力変換手段の出力線のそれぞれに上記
    モータのいずれの相の線が接続されているかを判定する
    ことを特徴とする請求項2記載のサーボ装置。
  6. 【請求項6】 接続状態検出手段の判定結果にもとづき
    上記出力線のそれぞれに上記モータの相と同じ相を出力
    させる出力相切換手段を有することを特徴とする請求項
    5に記載のサーボ装置。
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