JP2000253385A - 映像監視装置 - Google Patents
映像監視装置Info
- Publication number
- JP2000253385A JP2000253385A JP11056440A JP5644099A JP2000253385A JP 2000253385 A JP2000253385 A JP 2000253385A JP 11056440 A JP11056440 A JP 11056440A JP 5644099 A JP5644099 A JP 5644099A JP 2000253385 A JP2000253385 A JP 2000253385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- angle
- negative
- positive
- images
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
を検知するうえで、新シーンの撮像や相違点の検知作業
を非熟練者でも効率よく行えるようにした映像監視シス
テムを提供すること。 【解決手段】 旧シーンを参照画像として画像データベ
ースに登録の際に、当該画像に関連づけて撮像時の画角
・俯仰角・旋回角制御データも登録しておき、参照画像
と共に呼び出した前記角度制御データで新シーンの画角
・俯仰角・旋回角を自動制御すると共に、陰陽反転され
た参照画像(陰画像)と新シーン(陽画像)を電子的に
重ね合わせて差異点を抽出表示する。
Description
た映像監視システムに関するもので、特に或る地点から
撮像した平常時の映像を参照画像として画像データベー
スに登録しておき、画像データベースから呼び出した参
照画像と一定期間経過後に再撮像した同一地点同一シー
ンの映像とを比較することによって、土砂崩れや落石な
どの災害の要因となる地形変化等の予兆を早期に検知す
るシステムに関するものである。
し、説明の便宜上1地点(仮称A地点)だけの撮像装置
を図示するが、実際には同一地形を別の方位から撮像す
る場合も含めて複数地点に撮像装置が設置されるのが通
例である。
わせたテレビカメラ2は、カメラケース3に収納され、
電動雲台4に搭載されて撮影地点(仮称A地点)に固定
されており、遠隔地にある監視室の遠隔操作器5のスイ
ッチ操作で画角1a・旋回角4p・俯仰角4tが調整さ
れて所望の映像が捉えられて撮像用モニタ7の画面に表
示され、当該映像が参照画像となるべき映像の場合はA
/D変換されて画像データベース9に登録される。
は電動ズームレンズ1や電動雲台4に内蔵の駆動モータ
ー(図示せず)電源の開閉で行われ、現地の状況に応じ
て仮称A地点だけでも画角や方位を変えた複数のシーン
が撮像され、参照画像として選出された映像(仮称A地
点−aシーン1、A地点−bシーン1、A地点−cシー
ン1……)がデータベース化される。
点の日付と時刻を重畳表示する。
に同一地点の同一シーンを再撮像する場合は、画像デー
タベース9から呼び出した参照画像をD/A変換してデ
ータベース用モニタ11に表示しておき、撮像用モニタ
7の映像がデータベース用モニタ11の参照画像と概略
同一となるように遠隔操作器5のスイッチ操作で画角1
a・旋回角4p・俯仰角4tを粗調整し、更に山の稜線
や特徴的な立ち木等の位置や大きさに注目しながら微調
整を進める。
整が完了したら両画像の画面内の各部位を対比しながら
差異を確認し、地形変化の予兆等の変化が検知されたら
再撮像映像(仮称A地点−aシーン2・A地点−bシー
ン2・A地点−cシーン2)を画像データベース9に追
加登録する操作を繰り返す。
点の情景が変化している場合は、再撮像で追加登録され
た映像が新たな参照画像となる場合もある。
っても一応地形変化予兆検知の目的を果たすことは出来
るが、再撮像に際して撮像用モニタ7の映像がデータベ
ース用モニタ11の参照画像と同じになるように遠隔操
作器5のスイッチ操作で画角1a・旋回角4p・俯仰角
4tを粗調整・微調整する作業を効率よく行うには熟練
を要し、調整作業が十分でないと引き続いて行われる地
形変化予兆検知作業に支障を来す欠点があった。また、
両画像を対比しながら地形変化の予兆を検知する作業も
熟練を要する上に神経の集中を要し、疲労や不注意によ
って僅かな地形の変化を見逃す恐れもあった。本発明は
このような従来の問題点を解決し、再撮像に際して非熟
練者でも画角1a・旋回角4p・俯仰角4tを調整する
作業を効率よく行うと共に、引き続いて行われる地形変
化予兆検知作業も効率よく行える映像監視システムを提
供することを目的とする。
ータベース登録に際して当該映像撮像時の画角、旋回
角、俯仰角の角度制御データを映像と関連づけて画像デ
ータベース9に登録しておいて、再撮像時に当該角度制
御データを画像データベース9から呼び出して自動角度
設定に利用すると共に、画像データベース9から呼び出
し後陰陽を反転された参照画像(陰画像)と、再撮像し
た画像(陽画像)を電子的に重ね合わせて両画像の差異
を抽出表示することによって、画角、旋回角、俯仰角の
調整作業を非熟練者でも効率よく行うと共に、同じ手段
によって両映像を比較して地形変化等の予兆を検知する
作業を非熟練者でも効率よく行えるシステムを提案する
ものである。
すシステムブロック図であり、他図と同一のものには同
一の参照符号を付してある。同図において、電動ズーム
レンズ1の画角1a、電動雲台4の旋回角4p、俯仰角
4tは遠隔地にある監視室の遠隔操作器5から供給され
る角度制御データに基づいてサーボ制御系で駆動される
ように構成されている。画像モニタの入力切換器14を
Live側にして画角1a・旋回角4p・俯仰角4tを
調整して得られた撮像用はモニタ7に表示される。その
映像が参照画像として登録すべき映像の場合は、遠隔操
作器5の角度制御データと当該画像が関連づけられて画
像データベース9に登録される。一定期間経過後の再撮
像時には、画像モニタの入力切換器14がLive側に
あり、画像データベース9から参照画像と共に呼び出さ
れた角度制御データに基づくサーボ制御系の動作によっ
て、画角1a・旋回角4p・俯仰角4tが粗調整され、
再撮像映像が自動的に得られる。一方、画像データベー
ス9から呼び出された参照画像はデータベース用モニタ
11に表示されるので、そのまま従来技術と同様に撮像
用モニタ7の映像と対比しながら画角1a・旋回角4p
・俯仰角4tの微調整に進ことも可能である。ここで、
本発明においては画像データベース9から呼び出して陰
陽反転器12で陰画像に変換された参照画像(陰画像)
は、混合器13でカメラ2の再撮像画像(陽画像)と電
子的に混合される。
に切り換えられると、撮像用モニタ7には上記の混合画
像が表示されるが、陰画像に変換された参照画像(陰画
像)と再撮像画像(陽画像)が混合されると画面内の部
位が一致している陰画像の白(黒)と陽画像の黒(白)
はそれぞれ濃淡に応じて平均化されて一様な灰色とな
り、一致しない差異部位だけは影を付けたように白また
は黒で表示される。山の稜線や特徴的な立ち木などに注
目しながら、差異が少なくなって最後には全画面が一様
な灰色になるように、遠隔操作器5で画角1a・旋回角
4p・俯仰角4tを微調整する。
を混合する作用効果を説明するための山間地の道路の画
像の例示で、図2は陽画像、図3は図2の画像を陰陽反
転した陰画像であって、図2と図3を電子的に重ね合わ
せると、両画像が一致している各部位の白と黒がそれぞ
れの濃淡に応じて平均化されて図5に示すような一様な
灰色画面となる。これに対して、地形変化の予兆や浮き
石等によって両画像に僅かな差異があると図4のように
当該差異部位だけは影aを付けたように表示されること
が理解出来よう。また、図4の例では陰陽の画像に左右
のずれがある。差異部位が確認されたら撮像用モニタの
入力切換器14をLive側に切換えて再撮像画像を表
示し、データベース用モニタ11との画像の差異部位を
精査して、当該差異箇所が地形変化の予兆であるか否か
を確認する。説明の便宜上、参照画像を陰陽反転して再
撮像映像(陽画像)と重ね合わせるように説明したが、
参照画像は陽画像のままにして再撮像映像を陰陽反転し
ても差異表示効果は同じである。
像データベースの入出力信号をデジタル信号として、信
号処理はアナログに変換してハードウェアで行うように
説明したが、例えば全系統をデジタル信号に統一した
り、陰陽反転を画像データベース内でデジタル信号のま
まソフト的に処理する方式も、本発明の範囲内である。
また、画角・旋回角・俯仰角の微調整は画面を見ながら
手動で行うように説明したが、混合された参照画像の陰
画像と再撮像画像(陽画像)の一致しない差異部位が小
さくなるように角度制御データを自動制御する方式も、
本発明の範囲内である。また、以上の実施例は撮像装置
が撮像地点に固定されている場合を例示したが、移動撮
像車で撮像地点を巡回しながら撮像する場合はデータベ
ースから呼び出した参照画像を有線や無線で受信すると
か、予めデータベースから呼び出した撮像予定地点・シ
ーンの参照画像を可搬型記録装置に複写しておいて撮像
地点で利用することも、本発明の範囲内である。
を参照画像に効率よく合わせ込むことが出来、両画像を
比較して地形変化の予兆を検知する作業も効率よく行う
ことが出来る。
明するためのブロック図。
説明するためのブロック図。
ラ、3:カメラケース、4:電動雲台、4p:旋回角、
4t:俯仰角、5:遠隔操作器、6:ビデオタイマ、
7:撮像用モニタ、8:A/D変換器、9:画像データ
ベース、10:D/A変換器、11:画像データベース
用モニタ、12:陰陽変換器、13:混合機、14:映
像切換器。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像データベースに参照画像として登録
した平常時のシーンと、一定期間経過後に再撮像した同
一シーンの映像とを比較することによって地形変化等の
予兆を早期に検知するシステムにおいて、 陰陽反転された一方の画像と他方の陽画像を電子的に重
ね合わせて、両画像の差異部位だけを抽出表示するよう
に構成したことを特徴とする映像監視装置。 - 【請求項2】 請求項1において、参照画像撮像時の画
角・俯仰角・旋回角の制御データを当該画像と共に画像
データベースに登録し、再撮像時に当該制御データを画
角・俯仰角・旋回角の制御に使用するように構成した映
像監視装置。 - 【請求項3】 映像監視において、 監視対象の箇所の画像データベースに参照画像として登
録した該箇所の平常時の状態を撮像した画像と、一定期
間経過後に再度前記箇所と同一箇所を撮像した画像と、
これら2つの画像のどちらか一方を陰陽反転し、該陰陽
反転した画像と他方の元画像とを電子的に重ね合わせ
て、両画像の差異部位だけを抽出表示し、比較すること
によって画像の変化を検知することを特徴とする映像監
視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05644099A JP3719702B2 (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 映像監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05644099A JP3719702B2 (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 映像監視装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000253385A true JP2000253385A (ja) | 2000-09-14 |
JP2000253385A5 JP2000253385A5 (ja) | 2004-07-22 |
JP3719702B2 JP3719702B2 (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=13027157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05644099A Expired - Lifetime JP3719702B2 (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 映像監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3719702B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354294A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-06 | Fuji Photo Optical Co Ltd | リモコン雲台システム |
JP2007272558A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 防災監視システムとその防災設備及び監視センタ |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP05644099A patent/JP3719702B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354294A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-06 | Fuji Photo Optical Co Ltd | リモコン雲台システム |
JP2007272558A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 防災監視システムとその防災設備及び監視センタ |
JP4685680B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-05-18 | 日本電信電話株式会社 | 防災監視システムとその防災設備及び監視センタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3719702B2 (ja) | 2005-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8035727B2 (en) | Image taking device which determines whether a taken image is backlit and controls exposure and method of controlling exposure for the same | |
CN102348057B (zh) | 自动跟踪照相机系统的控制设备和自动跟踪照相机系统 | |
CA2316167A1 (en) | A method and apparatus for an automatic camera selection system | |
WO2004084542A1 (ja) | パノラマ画像生成方法及びその装置並びにこれらの方法・装置を用いた監視システム | |
CN109982029B (zh) | 一种摄像机监控场景自动调节方法及装置 | |
KR101778744B1 (ko) | 다중 카메라 입력의 합성을 통한 실시간 모니터링 시스템 | |
KR20160120648A (ko) | 환경에 따른 필터 구동과 ir라이트 구동 카메라장치 | |
JP2000078445A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2004214830A (ja) | 一部リアルタイム画像表示装置 | |
JP5566262B2 (ja) | 監視カメラ | |
JP2000253385A (ja) | 映像監視装置 | |
KR101118926B1 (ko) | 주, 야간 겸용 이동물체 관측시스템 | |
JP4589828B2 (ja) | 遠隔制御方法及びその遠隔制御装置 | |
JP2004304847A (ja) | 監視カメラ装置及び監視カメラの表示方法 | |
JP4544136B2 (ja) | 監視カメラ | |
JP3948050B2 (ja) | 撮像、記憶、処理、表示、再生、伝送装置及び記録媒体 | |
JP4148251B2 (ja) | 撮像装置及び表示装置 | |
JP2005057736A (ja) | 画像の差異弁別方法、撮像装置の姿勢制御方法、撮像装置、及びプログラム | |
JP2003006277A (ja) | 現場の画像をリアルタイムで監視可能な工程管理サーバーシステム | |
JPS61123368A (ja) | カメラ | |
JP2005348449A5 (ja) | ||
JP2003244692A (ja) | 映像表示システム | |
JPH0546041B2 (ja) | ||
CN211885352U (zh) | 多屏融合互动滑梯感应装置及互动滑梯 | |
JPH078039B2 (ja) | 監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050523 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050801 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916 Year of fee payment: 7 |