JP2000252134A - トランス - Google Patents

トランス

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JP2000252134A
JP2000252134A JP11055734A JP5573499A JP2000252134A JP 2000252134 A JP2000252134 A JP 2000252134A JP 11055734 A JP11055734 A JP 11055734A JP 5573499 A JP5573499 A JP 5573499A JP 2000252134 A JP2000252134 A JP 2000252134A
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JP
Japan
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core
transformer
terminal
primary coil
secondary coil
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JP11055734A
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English (en)
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Masaaki Chiisagata
正明 小県
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Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランスの大型化を防止しつつ、簡易な手段に
よって一次コイルと二次コイルとの絶縁の確実性を高め
る。 【解決手段】巻線部10,20どうしが間隔を隔てて設
けられた一次コイル1および二次コイル2と、これら一
次コイル1および二次コイル2の各引出し線11,21
が接続される複数の端子5と、これら複数の端子5を支
持する端子支持部4と、を具備している、トランスAで
あって、端子支持部4は、巻線部10と巻線部20との
中間部に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、AC/DCコンバータやDC
/DCコンバータなどの各種のコンバータや、その他の
各種の電気機器の電源回路に組み込んで用いられるトラ
ンスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランスの一例を図11に示す。
このトランスは、面実装型であり、複数の端子90を有
する端子台91上に、ボビン状のコア92を設けてい
る。コア92の周囲には、一次コイル1Aの巻線部18
と二次コイル2Aの巻線部28とが互いに適当な間隔L
aを隔てて上下に設けられている。巻線部18,28か
ら引き出された複数本の引出し線19,29は、複数の
端子90に接続されている。
【0003】このような構成のトランスでは、一次コイ
ルの巻線部の上に二次コイルの巻線部を同心状に重ねた
伝統的な構造のトランスとは異なり、2つの巻線部1
8,28どうしを分離させている分だけ、一次コイル1
Aと二次コイル2Aとの間の絶縁の信頼性を高めること
が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトランスでは、未だ次のような解決すべき課題があ
った。
【0005】すなわち、トランスは、電気回路の保護の
観点から、一次コイルの巻線部と二次コイルの巻線部ど
うしの絶縁のみならず、引出し線をも含めたそれ以外の
部分においても絶縁の確実性を高めることが要請され
る。とくに、このような要請は、高電圧下での使用に適
するようにトランスの耐電圧を高める場合にはなおさら
である。
【0006】ところが、従来では、2つの巻線部18,
28を端子台91の同一片面上に設けているために、上
側の巻線部18から引き出されている引出し線19は、
端子90に向かう経路において、下側の巻線部28の側
方を通過せざるを得ない構造となる。したがって、従来
では、引出し線19と巻線部28との間の距離Lbが短
くなり、この部分において一次コイル1Aと二次コイル
2Aとが接近してしまう虞れがあった。このような接近
は、絶縁の確実性、信頼性の観点からすれば好ましいも
のではない。従来では、2つの巻線部18,28の間の
鍔部93の直径を大きくしたり、あるいは端子台91の
幅を大きくすることによって、上記距離Lbを長くとる
ことは可能である。しかし、このような手段を用いたの
では、トランス全体が大型化するため、好ましくない。
【0007】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、トランスの大型化を防止しつ
つ、簡易な手段によって一次コイルと二次コイルとの絶
縁の確実性を高めることをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本願発明によって提供されるトランスは、
巻線部どうしが間隔を隔てて設けられた一次コイルおよ
び二次コイルと、これら一次コイルおよび二次コイルの
各引出し線が接続される複数の端子と、これら複数の端
子を支持する端子支持部と、を具備している、トランス
であって、上記端子支持部は、上記一次コイルの巻線部
と上記二次コイルの巻線部との中間部に設けられている
ことを特徴としている。
【0010】このような構成のトランスにおいては、一
次コイルの巻線部と二次コイルの巻線部とが端子支持部
を介して互いに分離し、端子支持部の片側に一次コイル
の巻線部が位置する一方、端子支持部の反対側の片側に
二次コイルの巻線部が位置する構造となる。このため、
一次コイルの引出し線については二次コイルの巻線部の
側方を通過させるようなことなく端子に接続することが
できる。また同様に、二次コイルの引出し線については
一次コイルの巻線部の側方を通過させるようなことなく
端子に接続することができる。したがって、本願発明で
は、従来とは異なり、トランスの各部のサイズをさほど
大きくすることなく、一次コイルの各部と二次コイルの
各部とを大きな寸法で離間させることができ、それらの
絶縁の確実性、信頼性を従来よりも高めることができ、
トランスの耐電圧を高める場合に好ましいものとなる。
【0011】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
一次コイルの巻線部と上記二次コイルの巻線部とが外周
に装着されているコアを具備しているとともに、上記端
子支持部は、貫通孔を有する端子台であり、かつ上記貫
通孔に上記コアが挿通していることにより上記コアと上
記端子台との組み付けがなされている。
【0012】このような構成によれば、コアと端子台と
の組み付けが簡単に行え、製造が容易なものにできる。
【0013】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記コアのうち、上記一次コイルの巻線部と上記二次コ
イルの巻線部との中間部には、上記端子台の貫通孔の周
縁部に係合可能なフランジ部が設けられている。
【0014】このような構成によれば、端子台とコアと
を組み付けるときに、コアのフランジ部を端子台の貫通
孔の周縁部に係合させることによって、コアと端子台と
の位置決めを適切かつ簡単に行うことが可能となり、製
造が一層となる。また、上記コアのフランジ部は、コア
の外周において一次コイルの巻線部と二次コイルの巻線
部とを分離させる役割も果たすため、それらの絶縁の確
実化を図るのにも好都合となる。
【0015】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記端子台と上記コアとには、これら端子台とコアとの
相対回転を阻止するように互いに係合する一対の係合手
段が設けられている。
【0016】このような構成によれば、端子台とコアと
が相対回転することに起因して、たとえば各巻線部から
端子に向けて引き出されている引出し線が大きな引張力
を受けて切断するといった事態を生じないようにするこ
とができる。
【0017】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記一次コイルの巻線部と上記二次コイルの巻線部とが
外周に装着されているコアを具備しているとともに、上
記コアに上記複数の端子が支持されていることにより、
上記コアの一部が上記端子支持部とされている。
【0018】このような構成によれば、コアとは別の部
材を用いて複数の端子を支持する必要がなくなり、部品
点数を少なくできる。したがって、製造の容易化、およ
び製造コストの低減化が図れる。
【0019】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
コア挿入用の孔を有し、かつ上記一次コイルの巻線部と
上記二次コイルの巻線部とが外周に装着されているボビ
ンを具備しているとともに、このボビンに上記端子支持
部が一体形成されている。
【0020】このような構成によれば、端子支持部を一
体形成したボビンを利用していることにより、全体の部
品点数を少なくすることができ、やはり製造が容易なも
のにできる。
【0021】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、次に行う発明の実施の形態の説明から、より明ら
かになるであろう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0023】図1は、本願発明に係るトランスの一例を
示す側面図である。図2は、図1の平面図である。図3
は、図1の断面図である。
【0024】図1において、本実施形態のトランスA
は、一次コイル1、二次コイル2、コア3、端子台4、
およびこの端子台4に支持されている複数の端子5を具
備して構成されている。本実施形態では、端子台4が本
願発明でいう端子支持部に相当する。
【0025】コア3は、たとえばフェライト系の鉄製で
あり、図3によく表れているように、その上部、高さ方
向中央部、および下部の3箇所にフランジ部30a〜3
0cを有するボビン状である。端子台4は、電気絶縁性
を有する合成樹脂製であり、たとえば中央部に貫通孔4
0を有する略矩形のプレート状である。貫通孔40には
コア3が挿通しており、これによってコア3と端子台4
とは互いに組み付けられて、端子台4がコア3の中央部
のフランジ部30bと同一高さに設定されている。コア
3と端子台4との位置ずれを防止する手段として、これ
らはたとえば接着剤を用いて接着されている。各端子5
は、金属製であり、たとえばインサート成形の手法によ
ってその一部を端子台4内に埋没させることにより、端
子台4への取付けが図られている。各端子5は、端子台
4の側縁部の端面から水平方向に突出した面実装用の端
子として形成されており、その中間部が適宜屈曲される
などして、その先端部は基端部よりも高さが低い水平状
となっている。
【0026】一次コイル1は、巻線部10とこの巻線部
10に繋がった2本の引出し線11とを具備して構成さ
れている。巻線部10は、コア3の2つのフランジ部3
0a,30bの間の領域に絶縁被覆された導線を巻付け
て形成されたものであり、端子台4の上方に位置してい
る。各引出し線11は、巻線部10から端子5に向けて
引き出されてから端子5の基部に巻付けられており、端
子5に対して機械的および電気的に接続されている。
【0027】二次コイル2は、基本的には一次コイル1
と同様な構成であり、巻線部20と2本の引出し線21
とを具備して構成されている。ただし、巻線部20は、
コア3の2つのフランジ部30b,30cの間の領域に
設けられており、巻線部10とはフランジ30bを介し
て間隔を隔てているとともに、端子台4の下方に位置し
ている。各引出し線21は、複数の端子5のうち、一次
コイル1の引出し線11が接続されていない端子に対し
て機械的および電気的に接続されている。なお、本実施
形態では、引出し線11,21の総本数が4本であるの
に対し、端子台4には計8つの端子5が設けられてお
り、引出し線が接続されていない端子が存在する。この
ような残余の端子は、一次コイルや二次コイルの数を増
加させたときに利用される。
【0028】次に、トランスAの作用について説明す
る。
【0029】まず、図1に示すように、トランスAは、
複数の端子5を利用して基板7に面実装することができ
る。基板7に孔部70を設けておけば、トランスAの下
部と基板7との干渉を回避することができ、しかも基板
7の表面上におけるトランスAの突出高さも低くするこ
とができる。2つの巻線部10,20は、端子台4の上
方と下方とにそれぞれ配置されているために、巻線部1
0から端子5に向かう一次コイル1の引出し線11が二
次コイル2の巻線部20の側方を通過することはない。
また同様に、巻線部20から端子5に向かう二次コイル
2の引出し線21が一次コイル1の巻線部10の側方を
通過することもない。一次コイル1の引出し線11と二
次コイル2の引出し線21とが互いに交錯して接近し合
うこともない。もちろん、2つの巻線部10,20どう
しもコア3のフランジ部30bの幅だけ間隔を隔ててい
る。したがって、一次コイル1と二次コイル2とのそれ
ぞれの一部分どうしが互いに接近しないようにすること
ができ、一次コイル1と二次コイル2との電気的な絶
縁、ひいては一次コイル1に端子5を介して接続される
一次回路(図示略)と二次コイル2に端子5を介して接
続される二次回路(図示略)との絶縁を確実なものにす
ることができる。
【0030】図4は、本願発明に係るトランスの他の例
を示す断面図である。図5は、図4に示すトランスの要
部分解斜視図である。なお、図4以降の図において、先
の実施形態と同一部分は、同一符号で示し、その説明は
省略する。
【0031】図4および図5では、一次コイルおよび二
次コイルの図示を省略している。これらの図に示すトラ
ンスAaは、コア3Aの中央部のフランジ部30bが、
端子台4に設けられている段付状の貫通孔40a内に一
部嵌入するとともに、貫通孔40aの周縁部に係合(当
接)するように構成されている。コア3Aの下部のフラ
ンジ部30cは、貫通孔40aを通過可能なサイズであ
る。また、図5に示すように、貫通孔40aの周縁部と
フランジ部30bの外周とには、互いに係合可能な凹凸
状の一対の係合部41,31が設けられている。
【0032】このような構成によれば、フランジ部30
bと端子台4との係合作用により、端子台4に対するコ
ア3の位置決めが容易となり、トランスの組立作業性を
良好にすることができる。また、係合部41,31の係
合作用により、端子台4に対するコア3の回転止めを図
ることもできるため、コア3の回転に起因する一次コイ
ルや二次コイルの引出し線の断線なども適切に防止する
ことができる。
【0033】図6は、本願発明に係るトランスの他の例
を示す斜視図である。図7は、図6に示すトランスの断
面図である。図8および図9は、本願発明に係るトラン
スの他の例をそれぞれ示す断面図である。図10は、本
願発明に係るトランスの他の例を示す側面図である。
【0034】図6および図7に示すトランスAbは、複
数の端子5Aがコア3Bに直接支持された構造を有して
おり、先に述べたトランスA,Aaで用いられていた端
子台4に相当する部材を具備していない点において、ト
ランスA,Aaとはその構成が相違している。より具体
的には、トランスAbは、一次コイル1の巻線部10と
二次コイル2の巻線部20との間に位置するコア3Bの
フランジ部30bに、複数の端子5Aが絶縁が図られて
支持された構成を有している。したがって、このトラン
スAbにおいては、コア3Bのフランジ部30bが本願
発明でいう端子支持部に相当する。
【0035】このように、本願発明では、複数の端子を
支持するための専用の部材(端子台)を用いることな
く、コアを利用して複数の端子を支持した構造にするこ
ともできる。また、図7に示すように、複数の端子5A
は、水平方向に直線状に延びた形態であってもかまわな
い。この場合であっても、基板7の孔部70内にトラン
スAbの一部を嵌入させることにより、トランスAbを
基板7に面実装することができる。
【0036】図8に示すトランスAcは、複数の端子5
を支持する端子支持部4Aを一体形成した合成樹脂製の
ボビン8を具備している。ボビン8に設けられている貫
通孔80内には、上端にフランジ部32を有するコア3
Cが挿入されている。コア3Cの底部には、プレート状
のコア3Dが接合されている。ボビン8の上端のフラン
ジ部81aと端子支持部4Aとの間、およびボビン8の
下端のフランジ部81bと端子支持部4Aとの間には、
一次コイル1の巻線部10と二次コイル2の巻線部20
とが装着されている。このように、本願発明では、ボビ
ンを利用することにより、このボビンに一次コイルや二
次コイルの巻線部を装着した場合には、このボビンの一
部を端子支持部とした構成とすることができる。
【0037】図9に示すトランスAdは、いわゆるEI
型コアを用いた構成であり、一次コイル1の巻線部10
および二次コイル2の巻線部20が設けられているボビ
ン8Aと、このボビン8Aに設けられている貫通孔82
に一部が挿入するE型のコア3Eと、このコア3Eと対
をなすI型のコア3Fとを具備している。一次コイル1
や二次コイル2の周囲は、コア3E,3Fによって覆わ
れている。2つの巻線部10,20の中間部に位置する
複数の端子5は、同図の紙面と直交する方向に延びてお
り、コア3E,3Fの外部に突出している。このような
構成によれば、閉磁路タイプのトランスとなり、一次コ
イル1や二次コイル2の周辺の磁場の磁束密度を高める
ことができるために、変圧処理の効率を高めることがで
きる。このように、本願発明では、コアの具体的な形態
は、従来のトランスと同様な形態にすることが可能であ
り、もちろんEI型コア以外の種々のタイプのコアを用
いることが可能である。
【0038】図10に示すトランスAeは、各端子5の
下端先端部5aの高さを、トランスAeの他の部分の底
面59と略同一高さ、あるいは底面59よりも低い高さ
にしたものである。このような構成によれば、基板にト
ランスAeの一部を没入させるための孔を設けることな
く、トランスAeの面実装を行うことができる。このト
ランスAeは、基板表面からの高さが若干高くなるため
に、高さに制約を受けない用途に好適となる。
【0039】本願発明に係るトランスの各部の具体的な
構成は、上述した実施形態に限定されず、種々に設計変
更自在である。本願発明に係るトランスは、必ずしも面
実装用のトランスとして形成されている必要はない。し
たがって、端子としては、たとえば基板に設けられた小
径の穴に差し込むタイプのリード型の端子として形成さ
れていてもかまわない。コアの材質は、フェライトに限
らず、他の磁性体、強磁性体を用いてもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るトランスの一例を示す側面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の断面図である。
【図4】本願発明に係るトランスの他の例を示す断面図
である。
【図5】図4に示すトランスの要部分解斜視図である。
【図6】本願発明に係るトランスの他の例を示す斜視図
である。
【図7】図6に示すトランスの断面図である。
【図8】本願発明に係るトランスの他の例を示す断面図
である。
【図9】本願発明に係るトランスの他の例を示す断面図
である。
【図10】本願発明に係るトランスの他の例を示す側面
図である。
【図11】従来のトランスの一例を示す側面図である。
【符号の説明】
A,Aa〜Ae トランス 1 一次コイル 2 二次コイル 3,3A〜3F コア 4 端子台 4A 端子支持部 5,5A 端子 10 巻線部 11 引出し線 20 巻線部 21 引出し線 30b フランジ部 31 係合部 41 係合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線部どうしが間隔を隔てて設けられた
    一次コイルおよび二次コイルと、これら一次コイルおよ
    び二次コイルの各引出し線が接続される複数の端子と、
    これら複数の端子を支持する端子支持部と、を具備して
    いる、トランスであって、 上記端子支持部は、上記一次コイルの巻線部と上記二次
    コイルの巻線部との中間部に設けられていることを特徴
    とする、トランス。
  2. 【請求項2】 上記一次コイルの巻線部と上記二次コイ
    ルの巻線部とが外周に装着されているコアを具備してい
    るとともに、上記端子支持部は、貫通孔を有する端子台
    であり、かつ上記貫通孔に上記コアが挿通していること
    により上記コアと上記端子台との組み付けがなされてい
    る、請求項1に記載のトランス。
  3. 【請求項3】 上記コアのうち、上記一次コイルの巻線
    部と上記二次コイルの巻線部との中間部には、上記端子
    台の貫通孔の周縁部に係合可能なフランジ部が設けられ
    ている、請求項2に記載のトランス。
  4. 【請求項4】 上記端子台と上記コアとには、これら端
    子台とコアとの相対回転を阻止するように互いに係合す
    る一対の係合手段が設けられている、請求項2または3
    に記載のトランス。
  5. 【請求項5】 上記一次コイルの巻線部と上記二次コイ
    ルの巻線部とが外周に装着されているコアを具備してい
    るとともに、上記コアに上記複数の端子が支持されてい
    ることにより、上記コアの一部が上記端子支持部とされ
    ている、請求項1に記載のトランス。
  6. 【請求項6】 コア挿入用の孔を有し、かつ上記一次コ
    イルの巻線部と上記二次コイルの巻線部とが外周に装着
    されているボビンを具備しているとともに、このボビン
    に上記端子支持部が一体形成されている、請求項1に記
    載のトランス。
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