JP2000251347A - 磁気テープ記録又は再生装置及びこれに用いられるギヤ首振り機構 - Google Patents

磁気テープ記録又は再生装置及びこれに用いられるギヤ首振り機構

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JP2000251347A
JP2000251347A JP11053703A JP5370399A JP2000251347A JP 2000251347 A JP2000251347 A JP 2000251347A JP 11053703 A JP11053703 A JP 11053703A JP 5370399 A JP5370399 A JP 5370399A JP 2000251347 A JP2000251347 A JP 2000251347A
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gear
chassis
gear portion
rotated
magnetic tape
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JP11053703A
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Manabu Obata
学 小畑
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープ記録又は再生装置の製造コストの
削減を図ると共に動作の適正化を図る。 【解決手段】 テープカセット300が装着された可動
側シャーシ33が固定側シャーシ1に対して所定の方向
へ移動されてテープカセットがローディングされ、正逆
両回転が可能な駆動モータ9と、駆動モータの回転方向
に応じた方向に回動される回動アーム23と、駆動モー
タの駆動力が伝達されて回転されると共に第1のギヤ部
25bと第2のギヤ部25cとが同軸上に配置されて成
るクラッチギヤ25と、ローディング位置で第1のギヤ
部と噛合される従動ギヤ43と、第1のギヤ部と第2の
ギヤ部との間に縮設されると共に第2のギヤ部と回動ア
ームとの間に所定の摩擦力を生じさせる圧縮コイルバネ
25dと、可動側シャーシに形成されると共に回動アー
ムの回動動作を規制するストッパ34aとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープ記録又は
再生装置及びこれを用いたギヤ首振り機構に関する。詳
しくは、磁気テープ記録又は再生装置の製造コストの削
減を図ると共に動作の適正化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに対して信号の記録又は再
生、或は、その双方を行うことのできる磁気テープ記録
又は再生装置、例えば、ビデオカメラにおいては、それ
ぞれ所定の各部材及び各機構が配置された固定側シャー
シと可動側シャーシを設け、可動側シャーシにテープカ
セットを装着して該可動側シャーシを固定側シャーシに
対してスライドさせてテープカセットをローディングさ
せることにより装置全体の小型化を図るようにしたもの
がある。
【0003】このようなビデオカメラにあっては、通
常、可動側シャーシが固定側シャーシに対して移動され
可動側シャーシがテープカセットのローディング位置に
至ったときに、可動側シャーシに回転自在に支持された
リール台ギヤと固定側シャーシに回転自在に支持された
駆動機構の所定のギヤとを噛合させて、該所定のギヤを
介してリール台ギヤを回転させることによって磁気テー
プを走行させるようにしている。
【0004】また、上記したビデオカメラにおいては、
通常、複数のギヤを用いて各回転系の適正な回転速度を
得るための減速機構が設けられている。
【0005】一方、モータの数を削減して一のモータに
よって、例えば、キャプスタン軸への回転力とリール台
への回転力を付与するようにしているビデオカメラがあ
り、このようなビデオカメラの場合にはキャプスタン軸
の回転速度は一定であるが、テープリールの時々刻々と
変化する磁気テープの巻取径の変化に対応させてリール
台の回転速度を変化させる必要があるため、一般には、
一のギヤに対して他のギヤがスリップしながら回転され
るクラッチ機構が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のビデオカメラにあっては、可動側シャーシが固定側
シャーシに対して移動され可動側シャーシがテープカセ
ットのローディング位置に至ったときに、可動側シャー
シが固定側シャーシに対して固定的に位置されるため、
可動側シャーシの固定側シャーシに対する位置精度によ
っては可動側シャーシに回転自在に支持されたリール台
ギヤと固定側シャーシに回転自在に支持された駆動機構
の所定のギヤとの噛合状態が不適正になり、両者の間の
一定の中心間距離を保持することが困難となる虞があ
る。従って、リール台ギヤと所定のギヤとの噛合状態の
適正化を図るためには、可動側シャーシの固定側シャー
シに対する位置精度を極めて高くしなければならない
が、かかる位置精度の向上は製造コストの増大を招来し
てしまうという問題がある。
【0007】一方、上記した不具合を解消するために、
リール台ギヤと所定のギヤとの間の一定の中心間距離を
保持するための保持機構を設けることが考えられるが、
このような新たな機構を設けることとなると、ビデオカ
メラには別に上記した減速機構やクラッチ機構等が設け
られているため、部品点数の増加や機構の複雑化を来た
し、やはり製造コストの増大を招来してしまうという問
題が生じる。
【0008】特に、近年要望の高まっている構成部品の
うちの一部又は全部がリサイクル可能なリサイクル型の
ビデオカメラの製造を考慮したときには、当該ビデオカ
メラを安価に提供する必要性が高く、製造コストの増大
という問題は極めて大きな問題となってしまう。
【0009】そこで、本発明磁気テープ記録又は再生装
置及びギヤ首振り機構は、上記した問題点を克服し、磁
気テープ記録又は再生装置の製造コストの削減を図ると
共に動作の適正化を図ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明磁気テープ記録又
は再生装置は、上記した課題を解決するために、正逆両
回転が可能な駆動モータと、固定側シャーシに回動自在
に支持されると共に駆動モータの回転方向に応じた方向
に回動される回動アームと、該回動アームに配置され駆
動モータの駆動力が伝達されて回転されると共に第1の
ギヤ部と第2のギヤ部とが同軸上に配置されて成るクラ
ッチギヤと、可動側シャーシに配置されると共に該可動
側シャーシがテープカセットのローディングされたロー
ディング位置に至り磁気テープが走行された状態でクラ
ッチギヤの第1のギヤ部と噛合される従動ギヤと、クラ
ッチギヤの第1のギヤ部と第2のギヤ部との間に縮設さ
れると共に第2のギヤ部と回動アームとの間に所定の摩
擦力を生じさせる圧縮コイルバネと、可動側シャーシに
形成されると共に回動アームがクラッチギヤの第1のギ
ヤ部と従動ギヤとが噛合する方向へ回動されたときに回
動アームの回動動作を規制するストッパとを設けたもの
である。
【0011】従って、本発明磁気テープ記録又は再生装
置にあっては、必要最小限の部品点数でクラッチギヤと
従動ギヤとの噛合状態の適正化が図られる。
【0012】また、本発明ギヤ首振り機構は、上記した
課題を解決するために、正逆両回転が可能な駆動モータ
と、駆動モータの回転方向に応じた方向に回動される回
動アームと、該回動アームに配置され駆動モータの駆動
力が伝達されて回転されると共に第1のギヤ部と第2の
ギヤ部とが同軸上に配置されて成るクラッチギヤと、該
クラッチギヤの第1のギヤ部と噛合される従動ギヤと、
クラッチギヤの第1のギヤ部と第2のギヤ部との間に縮
設されると共に第2のギヤ部と回動アームとの間に所定
の摩擦力を生じさせる圧縮コイルバネとを設けたもので
ある。
【0013】従って、本発明ギヤ首振り機構は、一の圧
縮コイルバネによってクラッチ機構の動作と回動アーム
の回動(首振り)動作が適正に為される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0015】尚、以下に示した実施の形態は、本発明磁
気テープ記録又は再生装置を磁気テープに対する信号の
記録のみが可能なビデオカメラに適用したものである。
従って、このビデオカメラにあっては、磁気テープに信
号を記録する記録モードと磁気テープの走行が停止され
る停止モードとが設定されている。
【0016】先ず、ビデオカメラ100の各機構の構成
について説明する。
【0017】ビデオカメラ100は外筐101内に所要
の各部材及び各機構が配置されて成り、外筐101には
撮影用のレンズ102及び操作釦103が設けられ(図
1参照)、該操作釦103を操作することにより記録モ
ード及び録画を終了する停止モードが交互に設定される
ようになっている。そして、外筐101内にはメカデッ
キ200が配置されている(図1参照)。
【0018】尚、ビデオカメラ100は構成部品のうち
の一部又は全部がリサイクル可能なリサイクル型のビデ
オカメラであり、予めテープカセット300がメカデッ
キ200の所定の装着部に装着されてローディングされ
た状態で外筐101内に配置され、所定のテープパスが
形成されている。
【0019】メカデッキ200はメカシャーシブロック
201、ガイドシャーシブロック202、スライドシャ
ーシブロック203及びカセットホルダ204により構
成される(図2及び図8参照)。
【0020】メカシャーシブロック201はメカシャー
シ1に所要の各部材が配置されて成る(図2乃至図4参
照)。
【0021】メカシャーシ1は主面部2と該主面部2の
両側縁に設けられた側面部3、3とを有し、該側面部
3、3には支持孔3a、3aが形成されている(図2参
照)。そして、側面部3、3の一端寄りの位置には、側
面部3、3の上縁から互いに近づく方向へ突出されたロ
ック片3b、3bが形成されている。
【0022】主面部2には所定の位置にガイドピン4、
4が突設され、また、所定の位置に締結ピン5、5、5
が突設されている。そして、主面部2には側面部3、3
に寄った位置に、それぞれ所定の形状を為す案内溝6、
6が形成されている。
【0023】主面部2にはドラム基台7を介してヘッド
ドラム8が配置されており、該ヘッドドラム8は固定ド
ラム8aと回転軸8bと回転ドラム8cとを備え、回転
軸8bの下端部が主面部2の背面側へ突出されている
(図3及び図4参照)。そして、回転軸8bは固定ドラ
ム8aの下方に配置された正逆両回転が可能なドラムモ
ータ9のモータ軸として形成され、ドラムモータ9は回
転ドラム8c及び後述する各部材に駆動力を伝達するた
めの駆動モータとして機能する。また、回転軸8bの下
端部には小径プーリ9aが取り付けられている(図4参
照)。
【0024】主面部2には伝達ギヤ10と移動ギヤ11
とが支持され、該移動ギヤ11は小ギヤ11aと大ギヤ
11bとが一体に形成されて成る(図3参照)。そし
て、伝達ギヤ10と移動ギヤ11は、伝達ギヤ10に移
動ギヤ11の大ギヤ11bが噛合された状態で支持体1
2に上方側から支持されている。
【0025】支持体12は中間部において伝達ギヤ10
を支持すると共に一端部側で移動ギヤ11を支持してお
り、伝達ギヤ10の回転中心を回動中心としてメカシャ
ーシ1の主面部2に対して回動可能とされている。従っ
て、支持体12の回動に伴って移動ギヤ11が回動され
ることになる。そして、支持体12の他端部は被保持部
12aとして形成されている。
【0026】伝達ギヤ10と同軸上に大径プーリ10a
が設けられ、該大径プーリ10aはメカシャーシ1の主
面部2の背面側に配置されている(図4参照)。そし
て、大径プーリ10aと上記ヘッドドラム8の回転軸8
bの下端部に取り付けられた小径プーリ9aとの間には
伝達ベルト13が巻回され、ドラムモータ9の駆動力が
大径プーリ10a及び伝達ギヤ10を介して移動ギヤ1
1に伝達されるようになっている。また、ドラムモータ
9が回転されて伝達ギヤ10が回転されると、その回転
方向に応じた方向への移動力が支持体12に付与され、
これにより支持体12が移動力の付与された方向に回動
されて移動ギヤ11がドラムモータ9の回転方向に応じ
た方向へ回動される。
【0027】主面部2にはプランジャ14が設けられ、
該プランジャ14は所定の状態において支持体12を介
して移動ギヤ11を所定の位置に保持するための保持手
段として設けられている。
【0028】主面部2にはカムギヤ15が支持され、該
カムギヤ15には所定の形状を為すカム溝15aが形成
されている。
【0029】主面部2にはモードスライダ16が図3に
示すX1−X2方向にスライド自在に支持され、該モー
ドスライダ16にはカムギヤ15のカム溝15aに摺動
自在に係合されたカムピン16aが形成されている。そ
して、モードスライダ16には移動方向における略中央
部に形成された係合保持部16bと一端に形成された立
曲状の押圧部16cとが設けられている。
【0030】主面部2には駆動ギヤ17が支持され、該
駆動ギヤ17は小ギヤ17aと大ギヤ17bとが一体に
形成されて成る。
【0031】主面部2にはキャプスタン用ギヤ18が支
持され、該キャプスタン用ギヤ18は小ギヤ18aと大
ギヤ18bとが一体に形成されて成る。そして、キャプ
スタン用ギヤ18の大ギヤ18bと駆動ギヤ17の小ギ
ヤ17aとの間にはラックベルト19が巻回されてい
る。また、キャプスタン用ギヤ18の中心軸は上方へ突
出されたキャプスタン軸20として設けられ、該キャプ
スタン軸20は支持部材21を介して主面部2に回転自
在に支持されている。
【0032】主面部2には回動機構22が設けられ、該
回動機構22は回動アーム23と該回動アーム23にそ
れぞれ回転自在に支持された中間ギヤ24、クラッチギ
ヤ25とから成る(図3、図10及び図11参照)。
【0033】回動アーム23は板状の材料が折曲加工に
より形成され、一方向に延びる底面部23aと該底面部
23aの一の側縁から上方へ突出された連結部23bと
該連結部23bに連続され底面部23aと平行に位置さ
れた天面部23cと底面部23aの他の側縁から上方へ
突出された当接部23dとが一体に形成されて成る(図
11参照)。
【0034】中間ギヤ24は軸部24aを介してギヤ部
24bが回動アーム23の底面部23aと天面部23c
との間で回転自在に支持され、軸部24aの下端部がメ
カシャーシ1の主面部2に固定されている。
【0035】クラッチギヤ25はギヤ軸25aにそれぞ
れ上側に位置する第1のギヤ部25bと下側に位置する
第2のギヤ部25cとが回転自在に支持されて成り、ギ
ヤ軸25aの下端部が回動アーム23の底面部23aに
固定されている。そして、第1のギヤ部25bと第2の
ギヤ部25cとの間には圧縮コイルバネ25dが縮設さ
れ、該圧縮コイルバネ25dの付勢力によって第1のギ
ヤ部25bと第2のギヤ部25cとが離間する方向に付
勢されると共に第2のギヤ部25cの下面が回動アーム
23の底面部23aに弾接され、第2のギヤ部25cが
回転されると該第2のギヤ部25cと底面部23aとの
間に所定の摩擦力が付与される。また、第2のギヤ部2
5cと中間ギヤ24のギヤ部24bとが噛合されてい
る。
【0036】上記のように、クラッチギヤ25は、第1
のギヤ部25bと第2のギヤ部25cとの間に圧縮コイ
ルバネ25dが縮設されているため、第1のギヤ部25
bと第2のギヤ部25cとはスリップしながら互いに他
方に対して異なる速度で回転可能であり、また、圧縮コ
イルバネ25dの付勢力によって第2のギヤ部25cの
下面が回動アーム23の底面部23aに弾接されている
ため、第2のギヤ部25cが回転されると摩擦力が生
じ、その回転方向に対応した方向へ回動アーム23が中
間ギヤ24の軸部24aを回動中心として回動される。
【0037】従って、クラッチギヤ25にあっては、第
1のギヤ部25bと第2のギヤ部25cとを互いに他方
に対してスリップしながら異なる速度で回転可能とする
クラッチ機構としての機能及び第2のギヤ部25cの回
転方向に対応した方向へ回動アーム23が回動されてク
ラッチギヤ25が移動されるという首振り機構としての
機能を、一の部材である圧縮コイルバネ25dのみによ
って実現しているため、部品点数が削減されビデオカメ
ラ100の製造コストの低減を図ることができる。
【0038】また、回動機構22は中間ギヤ24とクラ
ッチギヤ25の第1のギヤ部25bと第2のギヤ部25
cとの外径がそれぞれ異なっており、減速機構としての
機能をも有する。
【0039】従って、回動機構22はクラッチ機構、首
振り機構及び減速機構の各機能を有し、これらの各機能
を有する機構を各別に設ける必要がないため、部品点数
の削減によるビデオカメラ100の一層の製造コストの
低減を図ることができる。
【0040】ガイドシャーシブロック202はガイドシ
ャーシ26に所要の各部材が配置されて成る(図2及び
図5参照)。
【0041】ガイドシャーシ26には締結孔27、2
7、27が形成され、該締結孔27、27、27にそれ
ぞれメカシャーシ1の締結ピン5、5、5の上端部が挿
入されてガイドシャーシ26がメカシャーシ1に固定さ
れる。
【0042】ガイドシャーシ26には挿通孔28が形成
され、メカシャーシ1に配置された回動機構22のクラ
ッチギヤ25の第1のギヤ部25bが挿通孔28から上
方へ突出される。そして、ガイドシャーシ26には配置
孔29が形成され、該配置孔29にメカシャーシ1に配
置されたキャプスタン軸20が挿入配置される。また、
ガイドシャーシ26には配置用切欠26a、26aが形
成され、ガイドシャーシ26がメカシャーシ1に固定さ
れた状態でメカシャーシ1に設けられたガイドピン4、
4の上端部が配置用切欠26a、26aを介してガイド
シャーシ26の上方に配置される。
【0043】ガイドシャーシ26にはガイド溝30、3
0、・・・が形成され、該ガイド溝30、30、・・・
に案内されてガイドアーム31、31がガイドシャーシ
26に対して移動される。
【0044】ガイドアーム31、31はそれぞれ2つの
部材が互いに回動可能に連結されて成り、各ガイド溝3
0、30、・・・に摺動自在に支持された被ガイドピン
31a、31a、・・・が形成されている。そして、ガ
イドアーム31、31はそれぞれその一端部がガイドシ
ャーシ26に回動自在に支持されている。また、ガイド
アーム31、31の他端部にはテープガイド部材32、
32が設けられ、該テープガイド部材32、32にそれ
ぞれテープガイド32a、32a、・・・が突設されて
いる。
【0045】スライドシャーシブロック203はスライ
ドシャーシ33に所要の各部材が配置されて成る(図2
及び図6参照)。
【0046】スライドシャーシ33は主部34と該主部
34の両側縁に設けられた側部35、35と主部34の
一端縁に設けられ側部35、35間に位置する立上部3
6とが一体に形成されて成る。
【0047】スライドシャーシ33の側部35、35に
は、それぞれロック機構37、37が設けられている
(図2に一方のもののみ示す。)。また、側部35、3
5の上縁にはそれぞれ支持溝35a、35aが形成され
ている(図2に一方のもののみ示す。)。さらに、側部
35、35の下縁にはそれぞれ外方へ突出された被支持
突部35b、35bが形成されている(図2に一方のも
ののみ示す。)。
【0048】スライドシャーシ33の主部34には図6
に示すY1−Y2方向に延びる被ガイド溝38、38が
形成され、該被ガイド溝38、38がメカシャーシ1の
ガイドピン4、4に支持される。また、側部35、35
の被支持突部35b、35bがメカシャーシ1の側面部
3、3に形成された支持孔3a、3aに支持される。従
って、スライドシャーシ33はガイドシャーシ26の上
方においてメカシャーシ1にY1−Y2方向にスライド
自在に支持される。そして、スライドシャーシ33がメ
カシャーシ1に対してスライドされて所定の位置に至っ
たときには、ロック機構37、37の一部がメカシャー
シ1の側面部3、3に形成されたロック片3b、3bに
係合することにより、スライドシャーシブロック203
がメカシャーシブロック201にロックされるようにな
っている。
【0049】スライドシャーシ33の立上部36にはホ
ルダロック部36aが設けられている。
【0050】スライドシャーシ33には回動部材39、
39が回動自在に支持され、該回動部材39、39は図
6で見て左側に位置するもの39が時計回り方向に、右
側に位置するもの39が反時計回り方向に付勢されてい
る。
【0051】回動部材39、39の先端部にはそれぞれ
テープガイド39a、39aが設けられている。そし
て、回動部材39、39にはそれぞれ下方へ突出された
図示しない被案内ピンが形成され、該被案内ピンがそれ
ぞれメカシャーシ1の案内溝6、6に摺動自在に係合さ
れる。また、ガイドシャーシ26に支持されたガイドア
ーム31、31の所定の被ガイドピン31a、31aの
上端部がスライドシャーシ33の一部に係合される。
【0052】上記のように、回動部材39、39の被案
内ピンが案内溝6、6に摺動自在に係合されると共にガ
イドアーム31、31の所定の被ガイドピン31a、3
1aがスライドシャーシ33の一部に係合されることに
より、スライドシャーシ33がメカシャーシ1に対して
スライドされたときに回動部材39、39が案内溝6、
6に案内されて回動されテープガイド39a、39aが
回動されると共にガイドアーム31、31がガイド溝3
0、30、・・・に案内されて移動されテープガイド部
材32、32のテープガイド32a、32a、・・・が
移動されるようになっている。
【0053】スライドシャーシ33の主部34には4つ
のカセット保持ピン40、40、・・・が形成され、該
カセット保持ピン40、40、・・・のうち2つのもの
40、40が、装着されるテープカセット300を位置
決めするための位置決め用のピンとして形成されてい
る。
【0054】主部34にはリール体41S、41Tがそ
れぞれ回転自在に設けられ、図6で見て左側のもの41
Sはテープカセット300の図示しない磁気テープを供
給するための供給側のリール体として設けられ、図6で
見て右側のもの41Tは供給された磁気テープを巻き取
るための巻取側のリール体として設けられている。
【0055】リール体41S、41Tは、それぞれ支持
軸42と該支持軸42に回転自在に支持されたリール台
43とテープカセット300の後述するテープリールが
係合されるリール係合部44とを有し、リール台43の
外周面にギヤ部43aが形成されている(図11参
照)。そして、リール体41Tのリール台43は、上記
した回動機構22の第1のギヤ部25bと噛合可能であ
り、該第1のギヤ部25bと噛合されて回転される従動
ギヤとして機能する。
【0056】主部34のリール体41Tの近傍には、主
部34の一部を切り起こして形成され該主部34の下方
に位置するストッパ34aが設けられている(図11参
照)。
【0057】主部34にはブレーキ45が回動自在に支
持され、該ブレーキ45にはスライドシャーシ33の主
部34から下方へ突出され上記モードスライダ16の押
圧部16cによって押圧される被押圧ピン45aが設け
られている。そして、ブレーキ45は付勢バネ46によ
って図6で見て反時計回り方向へ付勢され、被押圧ピン
45aが押圧部16cによって押圧されない限り、ブレ
ーキ45の一部がリール体41Sのギヤ部43aと係合
されリール体41Sの回転が規制される。
【0058】主部34にはピンチアーム47が回動自在
に支持され、該ピンチアーム47にはその略中央部に下
方へ突出された取付ピン47aが設けられ、該取付ピン
47aが主部34に取り付けられた状態でピンチアーム
47が取付ピン47aに回動自在に支持されている(図
12参照)。そして、ピンチアーム47の一端部にはピ
ンチローラ48が回転自在に支持され、ピンチアーム4
7の他端部は当接部47bとして形成されている。
【0059】主部34には上記モードスライダ16の移
動に伴って移動されるピンチスライダ49が図6に示す
X1−X2左右方向に移動自在に支持され、該ピンチス
ライダ49は上側部50と下側部51とがネジ止めによ
り結合されて成る。そして、上側部50は横長の略直方
体状を為し、該上側部50にはリール体41T側に位置
するラック部50aが設けられている。また、上側部5
0の上記ピンチアーム47と対向する面はアームストッ
パ面50bとして形成されている。
【0060】尚、ピンチスライダ49は、後述するよう
に、モードスライダ16の移動に伴って移動されピンチ
アーム47の回動動作を制御する役割を果たし、また、
ピンチスライダ49に設けられたラック部50aはリー
ル体41Tの回転を規制する役割を果たす。
【0061】従って、ピンチスライダ49に、これとは
別の役割を果たすラック部50aを設けることにより、
部品点数の削減及び配置スペースの節約を図ることがで
きる。
【0062】上側部50にはバネ掛け部50cが形成さ
れ、該バネ掛け部50cと上記ピンチアーム47の当接
部47bとの間にバネ部材52が張設されている。従っ
て、バネ部材52によってピンチアーム47の当接部4
7bとピンチスライダ49が互いに近づく方向へ付勢さ
れている。尚、モードスライダ16が図3及び図6に示
すX2方向の移動端に位置されている状態においてはピ
ンチスライダ49もX2方向の移動端に位置され、バネ
部材52は略自由長の状態とされてピンチアーム47の
当接部47bとピンチスライダ49のアームストッパ面
50bとが当接された状態とされている。
【0063】ピンチスライダ49の下側部51には係合
突部51aが設けられ、該係合突部51aがモードスラ
イダ16の係合保持部16bに係合保持されることによ
り、モードスライダ16の移動に伴ってピンチスライダ
49が同じ方向へ移動される。
【0064】カセットホルダ204は天板部53と該天
板部53の両側縁から下方へ突出された側板部54、5
4と天板部53の一端縁から下方へ突出され側板部5
4、54間に位置する折曲部55とを有している(図2
及び図7参照)。
【0065】天板部53には左右に離間してカセット押
さえ部材56、56が支持され、該カセット押さえ部材
56、56がリール押さえ板バネ57によって下方への
付勢力を付与されている。そして、天板部53にはカセ
ット押さえ板バネ58、58、58が取り付けられてい
る。
【0066】側板部54、54の一端部には被支持ピン
54a、54aが内方へ突設され、また、折曲部55に
は被ロック部55aが設けられている。
【0067】しかして、上記のようにしてメカシャーシ
ブロック201に締結ピン5、5、5を介してガイドシ
ャーシブロック202が取り付けられると共にメカシャ
ーシブロック201にガイドピン4、4及び支持孔3
a、3aを介してスライドシャーシブロック203がス
ライド自在に支持される。そして、メカシャーシブロッ
ク201にガイドシャーシブロック202が取り付けら
れスライドシャーシブロック203が支持された状態
で、スライドシャーシブロック203にリール体41
S、41Tを介してテープカセット300が装着され、
装着されたテープカセット300がカセットホルダ20
4によって保持される(図8参照)。
【0068】テープカセット300のスライドシャーシ
ブロック203への装着は、一対のテープリールをそれ
ぞれリール体41S、41Tに係合させると共にテープ
カセット300のケース体に形成された図示しない位置
決め穴をカセット保持ピン40、40、・・・に対応さ
せて位置させることにより為される。そして、テープカ
セット300がスライドシャーシブロック203に装着
された状態においては、テープカセット300の前面と
外部へ引き出されている磁気テープとの間の空間内に、
メカシャーシブロック201のテープガイド32a、3
2a、・・・及びスライドシャーシブロック203のテ
ープガイド39a、39a、ピンチローラ48が配置さ
れる。
【0069】テープカセット300の保持は、カセット
ホルダ204の被支持ピン54a、54aがスライドシ
ャーシブロック203の支持溝35a、35aに支持さ
れた状態で被ロック部55aがホルダロック部36aに
ロックされ、これによりカセットホルダ204がスライ
ドシャーシブロック203にロックされることにより為
される。テープカセット300が保持された状態におい
ては、該テープカセット300の一対のテープリールが
それぞれ回転可能な状態でカセットホルダ204のリー
ル押さえ板バネ57、57によってカセット押さえ部材
56、56を介して弾発的に押さえられると共にテープ
カセット300のケース体がカセット押さえ板バネ5
8、58、58によって弾発的に押さえられる。
【0070】以下に、ビデオカメラ100の動作につい
て説明する(図14乃至図33参照)。
【0071】先ず、テープカセット300のローディン
グ動作について説明する(図14乃至図17、図30及
び図31参照)。尚、このローディング動作はビデオカ
メラ100の製造工程において為されるものであり、ビ
デオカメラ100を製品として出荷する段階ではテープ
カセット300がローディングされた状態とされてい
る。従って、ビデオカメラの使用者がテープカセット3
00をローディングし、また、ローディングされたテー
プカセット300をイジェクトすることはない。
【0072】図14及び図15はテープカセット300
がローディングされる前の状態を示す図であり、図16
及び図17はテープカセット300がローディングされ
た状態を示す図である。そして、図14及び図16はメ
カシャーシブロック201とガイドシャーシブロック2
02とスライドシャーシブロック203との関係を、ま
た、図15及び図17はメカシャーシブロック201と
ガイドシャーシブロック202との関係を示している。
【0073】テープカセット300がローディングされ
る前の状態においては、スライドシャーシブロック20
3がメカシャーシブロック201に対してY2方向へ突
出された状態とされている(図14参照)。この状態に
おいては、上記したように、テープカセット300の前
面と外部へ引き出されている磁気テープとの間の空間内
に、メカシャーシブロック201のテープガイド32
a、32a、・・・及びスライドシャーシブロック20
3のテープガイド39a、39a、ピンチローラ48が
配置されている。
【0074】スライドシャーシブロック203をメカシ
ャーシブロック201に対してY1方向へスライドさせ
ていくと、テープガイド32a、32a、・・・及びテ
ープガイド39a、39aが所定の位置へ向けて移動さ
れていき、磁気テープがテープガイド32a、32a、
・・・及びテープガイド39a、39aに巻回されてい
く。そして、スライドシャーシブロック203が図16
及び図17のローディング位置に達すると、磁気テープ
はテープガイド32a、32a、・・・及びテープガイ
ド39a、39aの他、メカシャーシ1に設けられたヘ
ッドドラム8にも巻回され所定のテープパスが形成され
る。
【0075】スライドシャーシブロック203がメカシ
ャーシブロック201に対してY1方向へスライドさ
れ、テープカセット300のローディング位置へ至った
ところで、スライドシャーシブロック203に設けられ
たリール体41Tのギヤ部43aとメカシャーシブロッ
ク201に設けられたクラッチギヤ25の第1のギヤ部
25bとが噛合される(図11及び図16参照)。
【0076】スライドシャーシブロック203がローデ
ィング位置に達した状態においては、スライドシャーシ
ブロック203に設けられたロック機構37、37の一
部がメカシャーシ1のロック片3b、3bにそれぞれ係
止され、これによりスライドシャーシブロック203が
メカシャーシブロック201にロックされる(図8参
照)。尚、このときスライドシャーシブロック203に
設けられたピンチローラ48はメカシャーシブロック2
01に設けられたキャプスタン軸20と、所定の間隙を
有して離間した状態とされている(図16参照)。
【0077】ピンチローラ48はスライドシャーシブロ
ック203のスライド動作に伴って図14に示すY1方
向へ移動され、図14、図30に示す位置から図16、
図31に示す位置に至る。このとき、上記したように、
ピンチスライダ49のバネ掛け部50cとピンチローラ
48が設けられたピンチアーム47の当接部47bとの
間に張設されたバネ部材52は、略自由長の状態とされ
てピンチアーム47の当接部47bとピンチスライダ4
9のアームストッパ面50bとが当接された状態とされ
ている。
【0078】従って、ピンチアーム47に不必要な回動
力が生じず、ピンチローラ48のスライドシャーシ33
に対する相対位置が変化しない。即ち、テープカセット
300のローディング動作中にピンチローラ48とスラ
イドシャーシブロック203に装着されたテープカセッ
ト300の相対位置が変化しないため、ピンチローラ4
8がテープカセット300の磁気テープに不必要に接触
する等の不具合を生じることがない。
【0079】このように、ビデオカメラ100にあって
は、ピンチスライダ49とバネ部材52のみによってテ
ープカセット300のローディング動作時にピンチアー
ム47を回動させないようにしており、ピンチアーム4
7をガイドするための専用のガイド機構を有していな
い。従って、少ない部品点数でテープカセット300の
ローディング動作中のピンチローラ48の適正な移動を
確保することができ、部品点数の削減により製造コスト
の低減を図ることができると共に専用のガイド機構の配
置スペースが不必要なことからビデオカメラ100の小
型化を図ることができる。
【0080】次に、ビデオカメラ100の停止モードか
ら記録モードへの動作及び記録モードから停止モードへ
の動作について説明する(図18乃至図29、図32及
び図33参照)。
【0081】図18及び図19は停止モードの状態を示
す図である。停止モードにおいては、ピンチローラ48
とキャプスタン軸20とが所定の間隙を有して離間され
ており、リール体41S、41Tはリール台43、43
のギヤ部43a、43aにそれぞれブレーキ45、ピン
チスライダ49のラック部50aが係合されることによ
り回転を規制されている(図18参照)。そして、モー
ドスライダ16は図19に示すX2方向の移動端に位置
され、移動ギヤ11の小ギヤ11aが駆動ギヤ17の大
ギヤ17bと噛合されている(図19参照)。
【0082】外筐101に設けられた操作釦103を操
作すると、コントローラから記録指令信号が送出され、
これによりドラムモータ9が図19で見て時計回り方
向、即ち、図19に示すR1方向へ回転される。ドラム
モータ9が回転すると、その駆動力が小径プーリ9a→
伝達ベルト13→大径プーリ10a→伝達ギヤ10→移
動ギヤ11と順に伝達される(図9参照)。そして、ド
ラムモータ9のR1方向への回転に応じて移動ギヤ11
が図19に示すM1方向へ回動される。
【0083】移動ギヤ11がM1方向へ回動されると、
その小ギヤ11aがカムギヤ15と噛合され該カムギヤ
15が図21に示すT1方向へ回転される。カムギヤ1
5がT1方向へ回転されると、カム溝15aとモードス
ライダ16のカムピン16aとの位置関係によりモード
スライダ16がX1方向へ移動されて行く(図21参
照)。
【0084】同時にモードスライダ16のX1方向への
移動に伴ってピンチスライダ49がX1方向へ移動され
る(図20参照)。ピンチスライダ49がX1方向へ移
動されることにより、バネ部材52を介してピンチスラ
イダ49と連結されたピンチアーム47が図20に示す
P1方向へ回動されていきピンチローラ48がキャプス
タン軸20に当接される(図20及び図32参照)。従
って、ピンチスライダ49のアームストッパ面50bと
ピンチアーム47の当接部47bとの当接が解除され
る。また、ピンチスライダ49のX1方向への移動によ
ってリール体41Tのギヤ部43aとラック部50aと
の係合が解除され、リール体41Tが回転可能な状態と
される(図20参照)。
【0085】図21の状態からカムギヤ15がさらにT
1方向へ回転されると、モードスライダ16がさらにX
1方向へ移動され、該モードスライダ16の押圧部16
cがブレーキ45の被押圧ピン45aを押圧する。被押
圧ピン45aが押圧部16cに押圧されることによりブ
レーキ45が図20に示すB1方向へ回動され、該ブレ
ーキ45とリール体41Sのギヤ部43aとの係合が解
除されてリール体41Sが回転可能な状態とされる(図
22参照)。
【0086】同時に、図21の状態からカムギヤ15が
さらにT1方向へ回転されることにより、ピンチスライ
ダ49もさらにX1方向へ移動され、バネ部材52がさ
らに伸長されてピンチアーム47にP1方向への付勢力
を付与する。従って、ピンチローラ48が磁気テープを
介してキャプスタン軸20に圧着され、磁気テープの送
り出しが可能な状態とされる(図22及び図33参
照)。そして、カムギヤ15が図19の状態から略18
0゜回転されたところで、図示しないセンサーが記録モ
ードの位置を検出し、これによりドラムモータ9の回転
が一旦停止されカムギヤ15がX1方向の移動端におい
て停止される(図23参照)。
【0087】ドラムモータ9のR1方向への回転が一旦
停止されると、引き続いてドラムモータ9が逆方向へ回
転され図23に示すR2方向へ回転される。従って、ド
ラムモータ9のR2方向への回転に応じて移動ギヤ11
が図23に示すM2方向へ回動される。
【0088】移動ギヤ11がM2方向へ回動されると、
その小ギヤ11aが駆動ギヤ17の大ギヤ17bと噛合
される(図25参照)。小ギヤ11aと大ギヤ17bと
の噛合によって、ドラムモータ19の駆動力が小径プー
リ9a→伝達ベルト13→大径プーリ10a→伝達ギヤ
10→移動ギヤ11→駆動ギヤ17→ラックベルト19
→キャプスタン用ギヤ18→中間ギヤ24→クラッチギ
ヤ25→リール体41Tと順に伝達される(図9参
照)。
【0089】ドラムモータ9がR2方向へ回転されるこ
とにより、上記したように、クラッチギヤ25の回転方
向に応じて回動アーム23が図10に示すK1方向へ付
勢される。
【0090】従って、回動アーム23の先端部がスライ
ドシャーシ33に形成されたストッパ34aに当接し、
これによりクラッチギヤ25の第1のギヤ部25aはK
1方向へ付勢されて確実に所定の位置に至りリール体4
1Tのギヤ部43aと確実に噛合される。
【0091】また、リール体41Tのギヤ部43aと第
1のギヤ部25aとが噛合された状態で回転されたとき
には、ギヤ部43aと第1のギヤ部25aとの間の一定
の中心間距離を保持して適正な噛合状態を形成すること
が好ましいが、回動アーム23が図10に示すK1方向
へ付勢されると共にK1−K2方向、即ち、第1のギヤ
部25aがギヤ部43aと離接する方向へ回動可能なた
め、回転中に常に第1のギヤ部25aとギヤ部43aと
の適正な噛み合い位置が保持されるように回動アーム2
3が微小に回動され、一定の中心間距離を保持すること
が可能である。
【0092】尚、第1のギヤ部25aがギヤ部43aと
噛合される瞬間の第1のギヤ部25aの移動方向(K1
方向)は、ギヤ部43aのギヤ歯が突出する方向と略一
致するように設定されており、これにより第1のギヤ部
25aとギヤ部43aとの噛合が適正、かつ、円滑に為
される。
【0093】上記のようにドラムモータ9の回転によっ
てキャプスタン軸20及びリール体41Tが所定の方向
へ回転され、磁気テープが一定の速度で走行されると共
にリール体41Sから送り出された磁気テープがリール
体41Tによって巻き取られる。そして、同時に、ドラ
ムモータ9の回転によって回転ドラム8cが回転され、
図24及び図25に示す記録モードにおいて磁気テープ
への信号の記録が為される。
【0094】このとき、回転ドラム8cとキャプスタン
軸20との回転比は、各ギヤのギヤ比によって所定の回
転比となるように設定されている。また、クラッチギヤ
25の第1のギヤ部25bが第2のギヤ部25cに対し
て時々刻々と変化される磁気テープの巻取径に対応して
スリップしながら回転され、リール体41Tによる磁気
テープの巻取が適正に為されるようになっている。
【0095】磁気テープへの信号の記録が終了した時点
では、移動ギヤ11の小ギヤ11aが駆動ギヤ17の大
ギヤ17bと噛合された状態であり、移動ギヤ11を支
持した支持体12の被保持部12aが丁度プランジャ1
4と当接した状態とされている(図25参照)。
【0096】磁気テープへの信号の記録が終了し再度操
作釦103を操作すると、コントローラから記録停止信
号が送出され、これによりドラムモータ9が一旦停止さ
れ、引き続きドラムモータ9がR1方向へ回転される。
ドラムモータ9の回転方向に応じて移動ギヤ11の小ギ
ヤ11aがカムギヤ15に噛合する方向に回動しようと
するが、このときプランジャ14に通電が為され支持体
12が被保持部12aが図27に示すS1方向へ付勢さ
れて支持体12の回動が規制され、移動ギヤ11の小ギ
ヤ11aと駆動ギヤ17の大ギヤ17bとが噛合された
状態が保持される(図27参照)。
【0097】プランジャ14への通電により小ギヤ11
aと大ギヤ17bとが噛合された状態が保持されること
により、ドラムモータ9の回転方向に応じてキャプスタ
ン軸20が磁気テープをリール体41Sの方向へ走行さ
せるように回転される。リール体41Sにはドラムモー
タ9の駆動力が伝達されないため、磁気テープがリール
体41Sの方向へ走行されてもリール体41Sによって
磁気テープは巻き取られない。これにより、ヘッドドラ
ム8に巻回されていた磁気テープが僅かに弛み磁気テー
プとヘッドドラム8との接触が解除される。
【0098】従って、記録動作終了後の磁気テープのヘ
ッドドラム8に設けられたヘッドへの貼り付きを防止す
ることができ、これにより磁気テープ及びヘッド双方へ
の悪影響を回避することができる。
【0099】また、ビデオカメラ100にあっては、上
記した磁気テープのヘッドへの貼り付きの防止を、保持
手段として設けられたプランジャ14によってドラムモ
ータ9がR1方向へ回転されたときに移動ギヤ11の移
動を規制することにより実現しており、簡単な構成で貼
り付きを防止することができ、部品点数が非常に少なく
製造コストの低減に寄与する。
【0100】ドラムモータ9がR1方向へ僅かに回転さ
れて磁気テープに弛みが生じたところで、プランジャ1
4への通電が解除される。ドラムモータ9はR1方向へ
回転されたままであり、プランジャ14への通電が停止
されると、移動ギヤ11の回動動作に対する規制が解除
されて該移動ギヤ11が図29に示すM1方向へ移動さ
れ、小ギヤ11aがカムギヤ15と噛合される。
【0101】小ギヤ11aとカムギヤ15とが噛合され
ることにより、モードスライダ16がX2方向へ移動さ
れ図28、図29の状態を経て図18、図19に示す停
止モードの状態に至る。そして、モードスライダ16の
X2方向への移動によって、その押圧部16cによるブ
レーキ45の被押圧ピン45aへの押圧が解除され、該
ブレーキ45は付勢バネ46の付勢力によって図28に
示すB2方向へ回動されブレーキ45の一部がリール体
41Sのギヤ部43aと係合して該リール体41Sの回
転が規制される。また、モードスライダ16のX2方向
への移動によって、ピンチスライダ49がX2方向へ移
動されると共にピンチアーム47が図28に示すP2方
向へ回動され、ピンチスライダ49のラック部50aが
リール体41Tのギヤ部43aと噛合されて該リール体
41Tの回転が規制される(図18参照)と共にピンチ
ローラ48のキャプスタン軸20に対する圧着状態が解
除される(図28参照)。
【0102】ドラムモータ9はカムギヤ15が図19の
状態から一回転したところ、即ち、リール体41S、4
1Tの回転が再び規制されピンチローラ48のキャプス
タン軸20に対する圧着状態が解除されたところで停止
される。
【0103】ビデオカメラ100は、上記したように、
構成部品のうちの一部又は全部がリサイクル可能なリサ
イクル型のビデオカメラであり、磁気テープへの記録が
終了すると、通常、ビデオカメラ100は使用者から所
定の取扱業者を介して、例えば、製造所に搬入される。
そして、製造所でリサイクル部品の交換と共にテープカ
セット300の交換が行われる。
【0104】テープカセット300の交換は、以下のよ
うにして行われる。
【0105】先ず、外筐101を所定の工具等によって
開き、メカデッキ200への作業を可能な状態とする。
そして、スライドシャーシブロック203に設けられた
ロック機構37、37とメカシャーシ1のロック片3
b、3bとの係合を解除してスライドシャーシブロック
203をメカシャーシブロック201に対してスライド
させ、スライドシャーシブロック203をテープカセッ
ト300がローディングされる前の位置に移動させる
(図14参照)。次に、スライドシャーシブロック20
3のホルダロック部36aとカセットホルダ204の被
ロック部55aとの係合を解除してカセットホルダ20
4をスライドシャーシブロック203から取り外し、図
示しないテープ巻取治具によってテープカセット300
の磁気テープを記録される前の初期の状態に巻き取る。
さらに、テープカセット300をスライドシャーシブロ
ック203から取り外して別のテープカセット300を
スライドシャーシブロック203に装着する。
【0106】以上に記載した通り、ビデオカメラ100
にあっては、駆動源として、一のモータ、即ち、ドラム
モータ9のみによって所定の動作が行われるようにして
おり、ドラムモータ9の回転方向を変化させることによ
って記録モードと停止モードとの切換が為されるように
している。
【0107】従って、部品点数の削減及び消費電力の低
減が図られ、製造コストの低減を図ることができる。
【0108】尚、上記したビデオカメラ100にあって
は、ドラムモータ9の回転方向の変化によって記録モー
ドと停止モードとの切換を行うようにしているが、例え
ば、記録モードに代えて再生モードであってもよく、要
は、2つの異なるモードを切り換えるものであればよ
い。
【0109】また、電気的制御を行うための部品、例え
ば、ドラムモータ9、プランジャ14等が少なくて済む
ため、各制御のための設計コストが低いと共に部品の耐
久性及び信頼性の向上を図ることができる。
【0110】さらに、上記したビデオカメラ100にお
いては、使用者のテープカセット300の交換作業が必
要なく、使用時のテープカセット300の出し入れによ
る故障が生じることがない。
【0111】尚、上記した実施の形態において示した各
部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施を行
うに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【0112】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明磁気テープ記録又は再生装置は、テープカセ
ットが装着された可動側シャーシが固定側シャーシに対
して所定の方向へ移動されてテープカセットがローディ
ングされる磁気テープ記録又は再生装置であって、正逆
両回転が可能な駆動モータと、固定側シャーシに回動自
在に支持されると共に駆動モータの回転方向に応じた方
向に回動される回動アームと、該回動アームに配置され
駆動モータの駆動力が伝達されて回転されると共に第1
のギヤ部と第2のギヤ部とが同軸上に配置されて成るク
ラッチギヤと、可動側シャーシに配置されると共に該可
動側シャーシがテープカセットのローディングされたロ
ーディング位置に至り磁気テープが走行された状態でク
ラッチギヤの第1のギヤ部と噛合される従動ギヤと、ク
ラッチギヤの第1のギヤ部と第2のギヤ部との間に縮設
されると共に第2のギヤ部と回動アームとの間に所定の
摩擦力を生じさせる圧縮コイルバネと、可動側シャーシ
に形成されると共に回動アームがクラッチギヤの第1の
ギヤ部と従動ギヤとが噛合する方向へ回動されたときに
回動アームの回動動作を規制するストッパとを備えたこ
とを特徴とする。
【0113】従って、回動アームがストッパに当接し、
回動アームが従動ギヤに近づく方向へ付勢されると共に
第1のギヤ部が従動ギヤと離接する方向へ回動可能なた
め、常に第1のギヤ部と従動ギヤとの適正な噛み合い位
置が保持されるように回動アームが微小に回動され、第
1のギヤ部と従動ギヤとの間の一定の中心間距離を保持
することが可能である。
【0114】請求項2に記載した発明にあっては、駆動
モータとクラッチギヤとの間に駆動モータの駆動力が伝
達されて回転されるキャプスタン軸を配置したので、同
一の動力でキャプスタン軸とクラッチギヤとを回転させ
ることができ、部品点数の削減を図ることができる。
【0115】また、本発明ギヤ首振り機構は、正逆両回
転が可能な駆動モータと、駆動モータの回転方向に応じ
た方向に回動される回動アームと、該回動アームに配置
され駆動モータの駆動力が伝達されて回転されると共に
第1のギヤ部と第2のギヤ部とが同軸上に配置されて成
るクラッチギヤと、該クラッチギヤの第1のギヤ部と噛
合される従動ギヤと、クラッチギヤの第1のギヤ部と第
2のギヤ部との間に縮設されると共に第2のギヤ部と回
動アームとの間に所定の摩擦力を生じさせる圧縮コイル
バネとを備えたことを特徴とする。
【0116】従って、第1のギヤ部と第2のギヤ部とを
互いに他方に対してスリップさせながら異なる速度で回
転可能とするクラッチ機構としての機能及び第2のギヤ
部の回転方向に対応した方向へ回動アームが回動される
というギヤ首振り機構としての機能を、一の部材である
圧縮コイルバネのみによって実現しているため、部品点
数が削減され製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図33と共に本発明の実施の形態を示
すものであり、本図は一部を切り欠いて示すビデオカメ
ラの平面図である。
【図2】メカデッキの概略拡大分解側面図である。
【図3】メカシャーシブロックの概略拡大平面図であ
る。
【図4】メカシャーシブロックの概略拡大背面図であ
る。
【図5】ガイドシャーシブロックの概略拡大平面図であ
る。
【図6】スライドシャーシブロックの概略拡大平面図で
ある。
【図7】カセットホルダの概略拡大平面図である。
【図8】メカデッキの概略拡大側面図である。
【図9】各ギヤ等の配置状態を示す拡大平面図である。
【図10】回動機構と該回動機構の各ギヤに噛合される
ギヤを示す概略拡大平面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】ピンチアームを一部を断面にして示す拡大側
面図である。
【図13】ピンチスライダを一部を断面にして示す拡大
側面図である。
【図14】図15乃至図17と共にローディング動作を
示すものであり、本図はテープカセットがローディング
される前の状態のメカシャーシブロックとガイドシャー
シブロックとスライドシャーシブロックとの関係を示す
概略拡大平面図である。
【図15】テープカセットがローディングされる前の状
態のメカシャーシブロックとガイドシャーシブロックと
の関係を示す概略拡大平面図である。
【図16】図17と共にテープカセットがローディング
された状態を示すものであり、本図はメカシャーシブロ
ックとガイドシャーシブロックとスライドシャーシブロ
ックとの関係を示す概略拡大平面図である。
【図17】メカシャーシブロックとガイドシャーシブロ
ックとの関係を示す概略拡大平面図である。
【図18】図19乃至図29と共に各モードの設定動作
を示すものであり、本図は停止モードにおけるスライド
シャーシブロックの状態を示す概略拡大平面図である。
【図19】停止モードにおけるメカシャーシブロックの
状態を示す概略拡大平面図である。
【図20】図18の状態に続くスライドシャーシブロッ
クの状態を示す概略拡大平面図である。
【図21】図19の状態に続くメカシャーシブロックの
状態を示す概略拡大平面図である。
【図22】記録モードが設定される直前のスライドシャ
ーシブロックの状態を示す概略拡大平面図である。
【図23】記録モードが設定される直前のメカシャーシ
ブロックの状態を示す概略拡大平面図である。
【図24】記録モードにおけるスライドシャーシブロッ
クの状態を示す概略拡大平面図である。
【図25】記録モードにおけるメカシャーシブロックの
状態を示す概略拡大平面図である。
【図26】図24の状態に続くスライドシャーシブロッ
クの状態を示す概略拡大平面図である。
【図27】図25の状態に続くメカシャーシブロックの
状態を示す概略拡大平面図である。
【図28】停止モードが設定される直前のスライドシャ
ーシブロックの状態を示す概略拡大平面図である。
【図29】停止モードが設定される直前のメカシャーシ
ブロックの状態を示す概略拡大平面図である。
【図30】図31乃至図33と共にピンチスライダとピ
ンチアームの動作及びその関係を示すものであり、本図
はテープカセットがローディングされる前の状態のピン
チスライダとピンチアームとの関係を示す概略拡大平面
図である。
【図31】テープカセットがローディングされた状態の
ピンチスライダとピンチアームとの関係を示す概略拡大
平面図である。
【図32】ピンチスライダが移動されピンチアームが回
動されてピンチローラがキャプスタン軸に当接された状
態を示す概略拡大平面図である。
【図33】ピンチスライダがさらに移動されピンチロー
ラがキャプスタン軸に圧接された状態を示す概略拡大平
面図である。
【符号の説明】
1…メカシャーシ(固定側シャーシ)、9…ドラムモー
タ(駆動モータ)、20…キャプスタン軸、23…回動
アーム、25…クラッチギヤ、25b…第1のギヤ部、
25c…第2のギヤ部、25d…圧縮コイルバネ、33
…スライドシャーシ(可動側シャーシ)、34a…スト
ッパ、43…リール台(従動ギヤ)、100…ビデオカ
メラ(磁気テープ記録又は再生装置)、300…テープ
カセット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットが装着された可動側シャ
    ーシが固定側シャーシに対して所定の方向へ移動されて
    テープカセットがローディングされる磁気テープ記録又
    は再生装置であって、 正逆両回転が可能な駆動モータと、 固定側シャーシに回動自在に支持されると共に駆動モー
    タの回転方向に応じた方向に回動される回動アームと、 該回動アームに配置され駆動モータの駆動力が伝達され
    て回転されると共に第1のギヤ部と第2のギヤ部とが同
    軸上に配置されて成るクラッチギヤと、 可動側シャーシに配置されると共に該可動側シャーシが
    テープカセットのローディングされたローディング位置
    に至り磁気テープが走行された状態でクラッチギヤの第
    1のギヤ部と噛合される従動ギヤと、 クラッチギヤの第1のギヤ部と第2のギヤ部との間に縮
    設されると共に第2のギヤ部と回動アームとの間に所定
    の摩擦力を生じさせる圧縮コイルバネと、 可動側シャーシに形成されると共に回動アームがクラッ
    チギヤの第1のギヤ部と従動ギヤとが噛合する方向へ回
    動されたときに回動アームの回動動作を規制するストッ
    パとを備えたことを特徴とする磁気テープ記録又は再生
    装置。
  2. 【請求項2】 駆動モータとクラッチギヤとの間に駆動
    モータの駆動力が伝達されて回転されるキャプスタン軸
    を配置したことを特徴とする請求項1に記載の磁気テー
    プ記録又は再生装置。
  3. 【請求項3】 正逆両回転が可能な駆動モータと、 駆動モータの回転方向に応じた方向に回動される回動ア
    ームと、 該回動アームに配置され駆動モータの駆動力が伝達され
    て回転されると共に第1のギヤ部と第2のギヤ部とが同
    軸上に配置されて成るクラッチギヤと、 該クラッチギヤの第1のギヤ部と噛合される従動ギヤ
    と、 クラッチギヤの第1のギヤ部と第2のギヤ部との間に縮
    設されると共に第2のギヤ部と回動アームとの間に所定
    の摩擦力を生じさせる圧縮コイルバネとを備えたことを
    特徴とするギヤ首振り機構。
JP11053703A 1999-03-02 1999-03-02 磁気テープ記録又は再生装置及びこれに用いられるギヤ首振り機構 Pending JP2000251347A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8657278B2 (en) 2011-06-29 2014-02-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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